JP5482379B2 - 鍵盤装置におけるハンマー部材の製造方法およびその鍵盤装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に配列された複数の鍵と、この複数の鍵の押鍵操作に伴って前記各鍵にアクション荷重をそれぞれ付与する複数のハンマー部材とを備えた鍵盤装置におけるハンマー部材の製造方法において、前記複数のハンマー部材の各ハンマー本体を高音側から低音側に亘って配列させた状態で吊り下げて、前記複数のハンマー本体の各下部を高音側から低音側に向けて徐々に低くなるように傾ける第1の工程と、前記複数のハンマー本体の各下部を溶液槽内に収容されたコーティング樹脂からなる溶液に浸けて、前記複数のハンマー部材の各下部に前記溶液を付着させる第2の工程と、前記複数のハンマー本体を前記溶液槽内から引き上げて、前記複数のハンマー本体に付着された前記溶液を前記コーティング樹脂として前記複数のハンマー本体に被覆する第3の工程と、を有することを特徴とする鍵盤装置におけるハンマー部材の製造方法である。
この鍵盤装置は、図1に示すように、合成樹脂製の鍵盤シャーシ1と、この鍵盤シャーシ1上に音階順に配列された状態で上下方向に回転可能に取り付けられた複数の鍵2と、この複数の鍵2にそれぞれアクション荷重を付与する複数のハンマー部材3と、複数の鍵2の押鍵操作に応じてそれぞれスイッチ信号を出力するスイッチ部4とを備えている。
この製造方法では、まず、図2および図4に示すように、複数のハンマー部材3の各ハンマー本体24を鍵盤シャーシ1にそれぞれ取り付ける。このときには、図1に示すように、ハンマー本体24の鍵当接部27を鍵盤シャーシ1の下側から立上り部8の開口部8a内に挿入させ、この状態でハンマー本体24の回転取付部26を鍵盤シャーシ1のハンマー支持部7に設けられた支持軸7aに回転可能に取り付ける。
この場合には、図6および図7に示すように、高音側から低音側に亘って徐々に重量が重くなるようにコーティング樹脂28がそれぞれ形成された複数のハンマー部材3が、鍵盤シャーシ1のハンマー支持部7の支持軸7aに回転可能に取り付けられて吊り下げられていることにより、鍵盤シャーシ1に複数のハンマー部材3を改めて取り付ける必要がない。
この鍵盤装置では、図1に実線および2点鎖線で示すように、鍵2を押鍵操作すると、鍵2が鍵盤シャーシ1の各鍵支持部13の支持軸13aを中心に時計回りに回転する。すると、鍵2のスイッチ押圧部16が鍵盤シャーシ1上のスイッチ部4を押圧して、ゴムシート21の膨出部22を弾性変形させると共に、鍵2におけるハンマー押圧部17がハンマー部材3の鍵当接部27を押し下げる。
2 鍵
3 ハンマー部材
4 スイッチ部
7 ハンマー支持部
7a 支持軸
11 スリット孔
13 鍵支持部
13a 支持軸
17 ハンマー押圧部
24 ハンマー本体
25 錘部
26 回転取付部
27 鍵当接部
28 コーティング樹脂
30 溶液槽
31 溶液
32 傾斜用冶具
33 加熱ヒータ
Claims (6)
- 鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に配列された複数の鍵と、この複数の鍵の押鍵操作に伴って前記各鍵にアクション荷重をそれぞれ付与する複数のハンマー部材とを備えた鍵盤装置におけるハンマー部材の製造方法において、
前記複数のハンマー部材の各ハンマー本体を高音側から低音側に亘って配列させた状態で吊り下げて、前記複数のハンマー本体の各下部を高音側から低音側に向けて徐々に低くなるように傾ける第1の工程と、
前記複数のハンマー本体の各下部を溶液槽内に収容されたコーティング樹脂からなる溶液に浸けて、前記複数のハンマー部材の各下部に前記溶液を付着させる第2の工程と、
前記複数のハンマー本体を前記溶液槽内から引き上げて、前記複数のハンマー本体に付着された前記溶液を前記コーティング樹脂として前記複数のハンマー本体に被覆する第3の工程と、
を有することを特徴とする鍵盤装置におけるハンマー部材の製造方法。 - 前記第1の工程において、前記複数のハンマー本体は、前記鍵盤シャーシに高音側から低音側に亘って配列された状態で吊り下げられていることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置におけるハンマー部材の製造方法。
- 前記第2の工程において、前記コーティング樹脂は、ウレタン樹脂などの軟質の熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鍵盤装置におけるハンマー部材の製造方法。
- 前記複数のハンマー本体の各下部は、前記コーティング樹脂の前記溶液が付着し易い形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の鍵盤装置におけるハンマー部材の製造方法。
- 鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に配列された複数の鍵と、この複数の鍵の押鍵操作に伴って前記各鍵にアクション荷重をそれぞれ付与する複数のハンマー部材とを備えた鍵盤装置において、
前記複数のハンマー部材には、コーティング樹脂がそれぞれ被覆されていると共に、このコーティング樹脂は、前記複数のハンマー部材における各被覆量が高音側から低音側に亘って徐々に異なっていることを特徴する鍵盤装置。 - 前記鍵盤シャーシには、前記複数のハンマー部材をそれぞれ上下方向に回転自在に支持するハンマー支持部が設けられていると共に、このハンマー支持部の近傍に位置する前記鍵盤シャーシの箇所には、前記複数のハンマー部材の一部がそれぞれ挿脱可能に挿入する複数のスリット孔が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の鍵盤装置。
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JP2010080466A JP5482379B2 (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 鍵盤装置におけるハンマー部材の製造方法およびその鍵盤装置 |
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- 2010-03-31 JP JP2010080466A patent/JP5482379B2/ja active Active
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