JP5482285B2 - 配線回路基板用基材、配線回路基板用基材の製造方法、配線回路基板、配線回路基板の製造方法、hdd用サスペンション基板、hdd用サスペンションおよびハードディスクドライブ - Google Patents
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Description
さらにHDD用サスペンション用基板の場合、磁気ヘッドが組み込まれたスライダ及び、制御回路基板の接続にはんだを用いる場合があるが、はんだの接合性を確保する為に、サスペンション用基板端子のCu表面にNi、Auなどのめっき処理を行う。
配線回路基板に用いられる配線回路基板用基材であって、
絶縁材料からなる第一絶縁層と、前記第一絶縁層上に設けられた導体層と、を備え、
前記導体層の前記第一絶縁層と反対側の非接着面側の表面粗度Raが0.1μm以下であり、該非接着面側の表面に微細な凹凸形状が形成され、該表面の単位面積当たりの表面積が、1.1以上1.4以下になっている。
前記第一絶縁層がポリイミド系樹脂からなってもよい。
前記導体層が銅からなってもよい。
前記第一絶縁層と前記導体層との間に配置された金属薄膜層をさらに備え、
前記金属薄膜層が、ニッケル、クロム、銅のうち少なくとも1つの金属からなってもよい。
前記第一絶縁層を支持する金属支持基板をさらに備えてもよい。
前記金属支持基板は、ステンレスであってもよい。
金属支持基板を準備する工程と、
金属支持基板上に第一絶縁層を形成する工程と、
第一絶縁層上に導体層を形成する工程であって、該第一絶縁層と反対側の非接着面側の表面粗度Raが0.1μm以下である導体層を形成する工程と、
導体層の非接着面側の表面に微細な凹凸形状を形成する工程であって、該表面の単位面積当たりの表面積を1.1以上1.4以下とする工程と、
を備えている。
前記第一絶縁層上に導体層を形成する工程は、第一絶縁層上に金属薄膜層を形成する工程と、金属薄膜層上に光沢剤を含有したメッキ液を用いて電気メッキを施す工程と、を有してもよい。
前記第一絶縁層上に導体層を形成する工程は、導体層に対して平滑化処理を施すことにより表面粗度Raを0.1μm以下にする工程を有してもよい。
前記導体層の非接着面側の表面に微細な凹凸形状を形成する工程は、導体層の表面の結晶粒界を薬液で腐食することで微細な凹凸形状を形成して、該表面の単位面積あたりの表面積を1.1以上1.4以下とする工程を有してもよい。
絶縁材料からなる第一絶縁層と、
前記第一絶縁層上に設けられた導体層と、
前記導体層上に配置された絶縁材料からなる第二絶縁層と、を備え、
前記導体層の前記第一絶縁層と反対側の表面の表面粗度Raが0.1μm以下であり、該表面に微細な凹凸形状が形成され、該表面の単位面積当たりの表面積が1.1以上1.4以下になっている。
前記第一絶縁層の前記導体層と反対側に配置され、該第一絶縁層を支持する金属支持基板をさらに備えてもよい。
前記金属支持基板は、ステンレスであってもよい。
金属支持基板を準備する工程と、
金属支持基板上に第一絶縁層を形成する工程と、
第一絶縁層上に導体層を形成する工程であって、該第一絶縁層と反対側の非接着面側の表面粗度Raが0.1μm以下である導体層を形成する工程と、
導体層の非接着面側の表面に微細な凹凸形状を形成する工程であって、該表面の単位面積当たりの表面積を1.1以上1.4以下とする工程と、
表面に微細な凹凸形状が形成された前記導体層上に絶縁材料からなる第二絶縁層を形成する工程と、
を備えている。
前記導体層の非接着面側の表面に微細な凹凸形状を形成する工程は、導体層の表面の結晶粒界を薬液で腐食することで微細な凹凸形状を形成して、該表面の単位面積あたりの表面積を1.1以上1.4以下とする工程を有してもよい。
前記導体層上に、Auめっき、もしくはNi、Auめっきが形成されてもよい。
Ni、Auめっきを形成した場合において、Niめっきの厚みが1.0μm以下であってもよい。
前記Auめっきの厚みが1.0μm以下であってもよい。
以下、本発明に係る配線回路基板用基材、配線回路基板用基材の製造方法、配線回路基板、配線回路基板の製造方法、HDD用サスペンション基板、HDD用サスペンションおよびハードディスクドライブの実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1A乃至図15は本発明の実施の形態を示す図である。
10’ 導体層
10 配線
10O 導体開口部
10a 凹凸形状
21 第一絶縁層
21O 第一絶縁開口部
22 第二絶縁層
22O 第二絶縁開口部
30 金属薄膜層
30O 金属薄膜開口部
35 防錆層
40 金属支持基板
40O 金属開口部
50 配線回路基板
60 感光性材料層
60O レジスト開口
65 フォトマスク
Claims (23)
- 配線回路基板に用いられる配線回路基板用基材であって、
絶縁材料からなる第一絶縁層と、
前記第一絶縁層上に設けられた導体層と、を備え、
前記導体層のうち、前記第一絶縁層と反対側の非接着面側の表面であって表面粗度Raが0.1μm以下である表面に微細な凹凸形状を形成することで、前記非接着面側の表面粗度Raが0.1μm以下となり、該非接着面側の表面に微細な凹凸形状が形成され、該表面の単位面積当たりの表面積が、1.1以上1.4以下となっていることを特徴とする配線回路基板用基材。 - 前記第一絶縁層がポリイミド系樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の配線回路基板用基材。
- 前記導体層が銅からなることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載の配線回路基板用基材。
- 前記第一絶縁層と前記導体層との間に配置された金属薄膜層をさらに備え、
前記金属薄膜層は、ニッケル、クロム、銅のうち少なくとも1つの金属からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の配線回路基板用基材。 - 前記第一絶縁層を支持する金属支持基板をさらに備えたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の配線回路基板用基材。
- 前記金属支持基板が、ステンレスであることを特徴とする、請求項5に記載の配線回路基板用基材。
- 金属支持基板を準備する工程と、
金属支持基板上に第一絶縁層を形成する工程と、
第一絶縁層上に導体層を形成する工程であって、該第一絶縁層と反対側の非接着面側の表面粗度Raが0.1μm以下である導体層を形成する工程と、
前記導体層の非接着面側の表面に微細な凹凸形状を形成する工程であって、該表面の単位面積当たりの表面積を1.1以上1.4以下とする工程と、
を備えたことを特徴とする配線回路基板用基材の製造方法。 - 前記第一絶縁層上に導体層を形成する工程は、第一絶縁層上に金属薄膜層を形成する工程と、金属薄膜層上に光沢剤を含有したメッキ液を用いて電気メッキを施す工程と、を有することを特徴とする請求項7に記載の配線回路基板用基材の製造方法。
- 前記第一絶縁層上に導体層を形成する工程は、導体層に対して平滑化処理を施すことにより表面粗度Raを0.1μm以下にする工程を有することを特徴とする請求項7に記載の配線回路基板用基材の製造方法。
- 前記導体層の非接着面側の表面に微細な凹凸形状を形成する工程は、導体層の表面の結晶粒界を薬液で腐食することで微細な凹凸形状を形成して、該表面の単位面積あたりの表面積を1.1以上1.4以下とする工程を有することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の配線回路基板用基材の製造方法。
- 絶縁材料からなる第一絶縁層と、
前記第一絶縁層上に設けられた導体層と、
前記導体層上に配置された絶縁材料からなる第二絶縁層と、を備え、
前記導体層のうち、前記第一絶縁層と反対側の非接着面側の表面であって表面粗度Raが0.1μm以下である表面に微細な凹凸形状を形成することで、前記導体層の前記第一絶縁層と反対側の表面の表面粗度Raが0.1μm以下となり、該表面に微細な凹凸形状が形成され、該表面の単位面積当たりの表面積が1.1以上1.4以下となっていることを特徴とする配線回路基板。 - 前記第一絶縁層の前記導体層と反対側に配置され、該第一絶縁層を支持する金属支持基板をさらに備えたことを特徴とする請求項11に記載の配線回路基板。
- 前記金属支持基板が、ステンレスであることを特徴とする、請求項12に記載の配線回路基板用基板。
- 金属支持基板を準備する工程と、
金属支持基板上に第一絶縁層を形成する工程と、
第一絶縁層上に導体層を形成する工程であって、該第一絶縁層と反対側の非接着面側の表面粗度Raが0.1μm以下である導体層を形成する工程と、
前記導体層の非接着面側の表面に微細な凹凸形状を形成する工程であって、該表面の単位面積当たりの表面積を1.1以上1.4以下とする工程と、
表面に微細な凹凸形状が形成された前記導体層上に絶縁材料からなる第二絶縁層を形成する工程と、
を備えたことを特徴とする配線回路基板の製造方法。 - 前記導体層の非接着面側の表面に微細な凹凸形状を形成する工程は、導体層の表面の結晶粒界を薬液で腐食することで微細な凹凸形状を形成して、該表面の単位面積あたりの表面積を1.1以上1.4以下とする工程を有することを特徴とする請求項14に記載の配線回路基板の製造方法。
- 請求項11に記載の配線回路基板を備えたことを特徴とするHDD用サスペンション基板。
- 前記導体層上に、Auめっき、もしくはNi、Auめっきを形成したことを特徴とする請求項16に記載のHDD用サスペンション基板。
- Ni、Auめっきを形成した場合において、Niめっきの厚みが1.0μm以下であることを特徴とする請求項17に記載のHDD用サスペンション用基板。
- 前記Auめっきの厚みが1.0μm以下であることを特徴とする請求項17に記載のHDD用サスペンション用基板。
- 請求項16乃至19のいずれか1項に記載のHDD用サスペンション基板を備えた、HDD用サスペンション。
- 請求項20に記載のHDD用サスペンションを備えた、ハードディスクドライブ。
- 前記非接着面側の表面に微細な凹凸形状を形成するのに先立ち、表面粗度Raが0.1μm以下である当該非接着面側の表面に露光光を照射して製造されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の配線回路基板用基材。
- 前記第一絶縁層上に導体層を形成する工程の後であって、前記導体層の非接着面側の表面に微細な凹凸形状を形成する工程の前に行われる、前記導体層に対して露光光を照射する工程をさらに備えたことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の配線回路基板用基材の製造方法。
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