JP5482033B2 - タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP5482033B2
JP5482033B2 JP2009201286A JP2009201286A JP5482033B2 JP 5482033 B2 JP5482033 B2 JP 5482033B2 JP 2009201286 A JP2009201286 A JP 2009201286A JP 2009201286 A JP2009201286 A JP 2009201286A JP 5482033 B2 JP5482033 B2 JP 5482033B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber composition
tire
trialkoxyalkylsilane
silica
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009201286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011052090A (ja
Inventor
誠人 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2009201286A priority Critical patent/JP5482033B2/ja
Publication of JP2011052090A publication Critical patent/JP2011052090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5482033B2 publication Critical patent/JP5482033B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤに関するものであり、詳しくは、転がり抵抗、耐老化性、耐スコーチ性を改善したタイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤに関するものである。
タイヤ用キャップトレッドゴムには、ウェット性能および転がり抵抗が求められ、これら性能を両立させるためにシリカが配合されている。しかし、シリカを多量に配合すると、シリカの分散性、耐摩耗性、加工性が悪化するという問題点がある。
そこで、シリカを含有するゴム組成物にトリアルコキシアルキルシランを配合し、シリカの分散性および加工性を改善する技術が開示されている(例えば特許文献1を参照)。
しかしながら、シリカを含有するゴム組成物にトリアルコキシアルキルシランを配合すると、シリカとシリカカップリング剤との反応率を低下させたり、シリカと未反応のトリアルコキシアルキルシランが他の部材に移行したり、揮発することにより、耐老化性が悪化するという新たな問題点が見出された。
特開2007−204684号公報
したがって本発明の目的は、シリカとアルコキシアルキルシランおよびシリカカップリング剤との反応率を向上させ、転がり抵抗、耐老化性、耐スコーチ性を改善したタイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤを提供することにある。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、シリカおよびシリカカップリング剤を含有するゴム組成物に、アルコキシアルキルシランとカルボン酸アミン塩とを特定量配合することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成することができた。
すなわち本発明は以下のとおりである。
1.ジエン系ゴム100質量部に対し、シリカを40質量部以上、ジアルコキシアルキルシランおよび トリアルコキシアルキルシランから選択された1種以上のアルコキシアルキルシランを前記シリカに対して2〜10質量%、カルボン酸アミン塩を0.5〜3質量部配合し、かつシランカップリング剤を配合してなり、
前記アルコキシアルキルシランがトリアルコキシアルキルシランであり、前記トリアルコキシアルキルシランが、下記式1で表され、
Figure 0005482033
(式1中、R、R、R、Rはそれぞれ独立してアルキル基を表す。)
前記トリアルコキシアルキルシランのアルコキシ基のモル数をA、前記カルボン酸アミン塩のアミンのモル数をBとしたときに、(B/A)が0.1〜0.3であることを特徴とするタイヤ用ゴム組成物。
.前記トリアルコキシアルキルシランのRの炭素数が8〜15であることを特徴とする前記に記載のタイヤ用ゴム組成物。
.前記トリアルコキシアルキルシランが、トリアルコキシオクチルシランであることを特徴とする前記1または2に記載のタイヤ用ゴム組成物。
.前記カルボン酸アミン塩が、コハク酸アミン塩であることを特徴とする前記1〜のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
.前記1〜のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物をキャップトレッドに使用した空気入りタイヤ。
本発明によれば、シリカおよびシリカカップリング剤を含有するゴム組成物に、アルコキシアルキルシランとカルボン酸アミン塩とを特定量配合したので、シリカとアルコキシアルキルシランおよびシリカカップリング剤との反応率が向上し、転がり抵抗、耐老化性、耐スコーチ性を改善することができる。本発明のタイヤ用ゴム組成物は、とくにキャップトレッドに有用である。
空気入りタイヤの一例の部分断面図である。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
図1は、乗用車用の空気入りタイヤの一例の部分断面図である。
図1において、空気入りタイヤは左右一対のビード部1およびサイドウォール2と、両サイドウォール2に連なるトレッド3からなり、ビード部1、1間に繊維コードが埋設されたカーカス層4が装架され、カーカス層4の端部がビードコア5およびビードフィラー6の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されて巻き上げられている。また、トレッド3においては、カーカス層4の外側に、ベルト層7がタイヤ1周に亘って配置されている。
以下に説明する本発明のタイヤ用ゴム組成物は、上記のようなタイヤ用の各種部材に有用であり、とくにキャップトレッドに有用である。
(ジエン系ゴム)
本発明で使用されるジエン系ゴム成分は、タイヤ用ゴム組成物に配合することができる任意のジエン系ゴムを用いることができ、例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム(NBR)等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。またこれらのゴム成分は、例えばその分子量やミクロ構造はとくに制限されず、アミン、アミド、シリル基等で末端変性されていてもよい。
これらのジエン系ゴムの中でも、本発明の効果の点からジエン系ゴムはBR、SBRが好ましい。
(シリカ)
本発明で使用されるシリカはとくに制限されるものではなく、通常ゴム組成物に配合されるものを使用することができ、例えば湿式法シリカ、乾式法シリカ、表面処理シリカを例示することができる。中でもCTAB吸着比表面積(JIS K6217に準拠して測定)が50〜250m/gであるものが好ましい。
(アルコキシアルキルシラン)
本発明で使用されるアルコキシアルキルシランは、ジアルコキシアルキルシランおよびトリアルコキシアルキルシランから選択された1種以上である。
ジアルコキシアルキルシランは、下記式2で表される。
Figure 0005482033
式2中、R、R、R、Rはそれぞれ独立してアルキル基を表す。好ましくは、R、Rは8〜15の炭素数を有するアルキル基である。また、好ましくは、R、Rは1〜15の炭素数を有するアルキル基である。
、Rの炭素数が8未満では、所望の効果が小さい。また15を超えると硬度が低下し、操縦安定性に悪影響を及ぼす恐れがある。
トリアルコキシアルキルシランは、下記式1で表される。
Figure 0005482033
式1中、R、R、R、Rはそれぞれ独立してアルキル基を表す。好ましくは、Rは8〜15の炭素数を有するアルキル基である。また、好ましくは、R、R、Rは1〜15の炭素数を有するアルキル基である。
の炭素数が8未満では、所望の効果が小さい。また15を超えると硬度が低下し、操縦安定性に悪影響を及ぼす恐れがある。
本発明では、その効果の点からアルコキシアルキルシランとしてトリアルコキシアルキルシランが好ましく、トリアルコキシオクチルシランであることがさらに好ましい。
(カルボン酸アミン塩)
本発明で使用されるカルボン酸アミン塩は、脂肪族または芳香族のモノまたは多価カルボン酸と、脂肪族または芳香族のアミン化合物との塩である。
脂肪族または芳香族のモノまたは多価カルボン酸の炭素数としては、2〜30が好ましい。また、多価カルボン酸において、1分子中のカルボキシル基の数は、2〜4が好ましい。
脂肪族または芳香族のアミン化合物の炭素数としては、2〜30が好ましい。
脂肪族または芳香族のモノまたは多価カルボン酸としては、例えば、コハク酸、酒石酸、サリチル酸、リンゴ酸等が挙げられる。中でも、コハク酸が好ましい。
脂肪族または芳香族のアミン化合物としては、シクロヘキシルアミン、t−ブチルアミン、ベンジルアミン等が挙げられる。
(シランカップリング剤)
本発明で使用されるシリカカップリング剤は、とくに制限されないが、含硫黄シランカップリング剤が好ましく、例えば3−オクタノイルチオプロピルトリエトキシシラン、3−プロピオニルチオプロピルトリメトキシシラン、ビス−(3−ビストリエトキシシリルプロピル)−テトラスルフィド、ビス−(3−ビストリエトキシシリルプロピル)−ジスルフィド、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。
(充填剤)
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、各種充填剤を配合することができる。充填剤としてはとくに制限されず、タイヤの適用部位により適宜選択すればよいが、例えばカーボンブラック、無機充填剤等が挙げられる。無機充填剤としては、例えばクレー、タルク、炭酸カルシウム等を挙げることができる。中でもカーボンブラックが好ましい。
カーボンブラックは、例えばジエン系ゴム100質量部に対し、例えば60〜120質量部、好ましくは80〜110質量部配合することができる。カーボンブラックの配合割合が60質量部以上であることにより、弾性率が向上する。また、120質量部以下であることにより、耐摩耗性、加工性が向上する。
(タイヤ用ゴム組成物の配合割合)
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、ジエン系ゴム100質量部に対し、シリカを40質量部以上、ジアルコキシアルキルシランおよびトリアルコキシアルキルシランから選択された1種以上のアルコキシアルキルシランを前記シリカに対して2〜10質量%、カルボン酸アミン塩を0.5〜3質量部配合し、かつシランカップリング剤を配合してなる。
シリカが40質量部未満であると、所望の効果を奏することができない。なお、シリカを100質量部超えて配合すると加工性が悪化するので好ましくない。
アルコキシアルキルシランがシリカに対して2質量%未満であると所望の効果を奏することができない。逆に10質量%を超えると耐老化性、耐スコーチ性が悪化する。
カルボン酸アミン塩が0.5質量部未満であると所望の効果を奏することができない。逆に3質量部を超えると耐スコーチ性が悪化するとともにブルームが発生し外観が悪くなる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物において、シリカのさらに好ましい上記配合割合は、50〜80質量部である。
アルコキシアルキルシランのさらに好ましい上記配合割合は、シリカに対して3〜9質量%である。
カルボン酸アミン塩のさらに好ましい上記配合割合は、1〜2質量部である。
シランカップリング剤の好ましい配合割合は、シリカに対して4〜15質量%、さらに好ましい配合割合は6〜10質量%である。
また、本発明のタイヤ用ゴム組成物において、トリアルコキシアルキルシランのアルコキシ基のモル数をA、前記カルボン酸アミン塩のアミンのモル数をBとしたときに、(B/A)が0.1〜0.3であることがとくに好ましい。この形態によれば、本発明の効果である転がり抵抗、耐老化性、耐スコーチ性をさらに向上させることができる。前記(B/A)が0.1未満であると、前記効果の向上効果が小さい。(B/A)が0.3を超えると、耐スコーチ性が悪化する傾向にある。
さらに好ましくは、上記(B/A)は0.1〜0.2であるのがよい。
ここで、トリアルコキシアルキルシランのアルコキシ基のモル数とは、上記式1において、OR基のモル数+OR基のモル数+OR基のモル数である。また、カルボン酸アミン塩のアミンのモル数とは、カルボン酸アミン塩1分子中に含まれるアミン基のモル数である。
また、本発明のタイヤ用ゴム組成物において、グアニジン系またはチウラム系の加硫促進剤を使用する場合は、グアニジン系またはチウラム系の加硫促進剤とカルボン酸アミン塩との総和が、ジエン系ゴム100質量部に対し、好ましくは0.8〜3質量部、さらに好ましくは0.8〜2質量部の範囲に設定するのが好ましい。0.8質量部未満では所望の効果が得られず、3質量部を超えるとブルーム発生によるゴムの外観の悪化、耐スコーチ性の悪化、架橋密度の上昇による耐磨耗性の悪化等の不具合が生じることがある。
グアニジン系の加硫促進剤としては、例えばジフェニルグアニジン、チウラム系の加硫促進剤としては、例えばテトラメチルチウラムジスルフィド、テトラベンジルチウラムジスルフィド、テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド、等が挙げられる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物には、前記した成分に加えて、加硫又は架橋剤、加硫又は架橋促進剤、各種オイル、老化防止剤、可塑剤などのタイヤ用ゴム組成物に一般的に配合されている各種添加剤を配合することができ、かかる添加剤は一般的な方法で混練して組成物とし、加硫又は架橋するのに使用することができる。これらの添加剤の配合量も、本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量とすることができる。
本発明のゴム組成物は、タイヤに使用される部材の中でも、とくにキャップトレッドに有用である。
また本発明のゴム組成物は従来の空気入りタイヤの製造方法に従って空気入りタイヤを製造するのに使用することができる。
以下、本発明を実施例および比較例によりさらに説明するが、本発明は下記例に制限されるものではない。
従来例、実施例1〜4および比較例1〜6
サンプルの調製
表1に示す配合(質量部)において、加硫系(加硫促進剤、硫黄)を除く成分を1.7リットルの密閉式バンバリーミキサーで5分間混練した後、ミキサー外に放出させて室温冷却した。続いて、該組成物を同バンバリーミキサーに再度入れ、加硫系を加えて混練し、タイヤ用ゴム組成物を得た。次に得られたタイヤ用ゴム組成物を所定の金型中で170℃で10分間プレス加硫して加硫ゴム試験片を調製した。得られた加硫ゴム試験片について以下に示す試験法で物性を測定した。
tanδ(60℃):(株)東洋精機製作所製、粘弾性スペクトロメーターを用いて、初期歪10%、振幅±2%、周波数20Hzで測定した。従来例の値を100として指数表示した。値が小さいほうが発熱が低く転がり抵抗に優れることを意味する。
耐老化性:JIS K6253に準拠して23℃で硬度を測定した(硬度@標準)。これとは別に、試験片を乾燥オーブン中で80℃で96時間放置し、23℃で硬度を測定した(硬度@老化)。(硬度@老化)/(硬度@標準)×100を計算する。従来例の値を100として指数表示した。値が小さいほうが耐老化性に優れることを意味する。
耐スコーチ性:JIS K6300に準拠して、温度125℃にて粘度が5ムーニー単位上昇する時間を測定し、その逆数を指標にした。従来例の値を100として指数表示した。値が小さいほうが耐スコーチ性に優れることを意味する。
結果を表1に併せて示す。
なお、実施例2は参考例である。
実施例5〜7
トリアルコキシアルキルシランのアルコキシ基のモル数をA、カルボン酸アミン塩のアミンのモル数をBとしたとき、(B/A)の値を種々変化させたこと以外は、実施例1を繰り返し、tanδ(60℃)、耐老化性および耐スコーチ性を評価した。結果を表2に示す。
なお、実施例5および7は参考例である。
実施例8〜10
トリアルコキシアルキルシランにおけるアルキル基の炭素数を種々変化させたこと以外は、実施例1を繰り返し、tanδ(60℃)、硬度および耐老化性を評価した。結果を表3に示す。
硬度:JIS K6253に準拠して23℃で測定した。
実施例11〜12
コハク酸アミンの替わりに種々のカルボン酸アミン塩を使用したこと以外は、実施例1を繰り返し、tanδ(60℃)および耐老化性を評価した。結果を表4に示す。
Figure 0005482033
Figure 0005482033
Figure 0005482033
Figure 0005482033
*1:SBR(日本ゼオン(株)製、Nipol NS460、37.5phr油展)
*2:BR(日本ゼオン(株)製、Nipol BR1220)
*3:カーボンブラック(東海カーボン(株)製、シーストKH)
*4:シリカ(日本シリカ工業(株)製、ニップシールVN3)
*5:シリカカップリング剤(デグッサ社製、Si69)
*6:ZnO(正同化学工業(株)製、酸化亜鉛3種)
*7:ステアリン酸(日油(株)製、ビーズステアリン酸NY)
*8:アロマオイル(昭和シェル(株)製、デソレックス3号)
*9:6C(フレキシス社製SANTOFLEX 6PPD。老化防止剤)
*10:RD(大内新興化学工業(株)製ノクラック224。老化防止剤)
*11:高級脂肪酸塩(川口化学工業(株)製、エクストンL−2−G)
*12:硫黄(細井化学工業(株)製、油処理硫黄)
*13:CZ(大内新興化学工業(株)製加硫促進剤。商品名ノクセラーCZ−G)
*14:DPG(住友化学(株)製加硫促進剤。商品名ソクシノールD−G)
*15:オクチルシラン(東京化成工業(株)製、n−オクチルトリエトキシシラン)
*16:ヘキシルシラン(東京化成工業(株)製、n−ヘキシルトリエトキシシラン)
*17:ドデシルシラン(東京化成工業(株)製、n−ドデシルトリエトキシシラン)
*18:オクタデシルシラン(東京化成工業(株)製、n−オクタデシルトリエトキシシラン)
*19:コハク酸アミン(1リットル栓付き丸フラスコにアセトン150mlを入れ、次いで、コハク酸60g(0.508mol)とシクロヘキシルアミン100.7g(1.016mol)を入れ、室温で5分間反応させると、沈殿物が生じた。この沈殿物を濾過し、濾紙上に残った沈殿物をアセトンで2回洗浄し、減圧乾燥すると、粉末の白色生成物としてのコハク酸シクロヘキシルアミン塩159.1g(収率99%)が得られた。
*20:酒石酸アミン(1リットル栓付き丸フラスコにアセトン300mlを入れ、次いで、酒石酸42g(0.28mol)とシクロヘキシルアミン55.5g(0.56mol)を入れ、室温で5分間反応させると、沈殿物が生じた。この沈殿物を濾過し、濾紙上に残った沈殿物をアセトンで2回洗浄し、減圧乾燥すると、粉末の白色生成物としての酒石酸シクロヘキシルアミン塩95.6g(収率98%)が得られた。
*21:サリチル酸アミン(1リットル栓付き丸フラスコにアセトン200mlを入れ、次いで、サリチル酸40g(0.29mol)とシクロヘキシルアミン30.1g(0.34mol)を入れ、室温で5分間反応させると、沈殿物が生じた。この沈殿物を濾過し、濾紙上に残った沈殿物をアセトンで2回洗浄し、減圧乾燥すると、粉末の白色生成物としてのサリチル酸シクロヘキシルアミン塩67.4g(0.284mol)(収率98%)が得られた。
上記の表1から明らかなように、実施例1〜4で調製されたタイヤ用ゴム組成物は、シリカおよびシリカカップリング剤を含有するゴム組成物に、アルコキシアルキルシランとカルボン酸アミン塩とを特定量配合したので、シリカとアルコキシアルキルシランおよびシリカカップリング剤との反応率が向上し、代表的な従来例に対し、転がり抵抗(tanδ(60℃))、耐老化性、耐スコーチ性が改善されている。
これに対し、比較例1は、アルコキシアルキルシランを配合していないので、転がり抵抗(tanδ(60℃))、耐老化性、耐スコーチ性が改善されない。比較例2は、アルコキシアルキルシランの配合割合が本発明で規定する下限未満であるので、転がり抵抗(tanδ(60℃))、耐老化性、耐スコーチ性が改善されない。比較例3は、アルコキシアルキルシランの配合割合が本発明で規定する上限を超えているので、耐老化性、耐スコーチ性が改善されない。比較例4は、カルボン酸アミン塩の配合割合が本発明で規定する下限未満であるので、DPGを多めに配合しても転がり抵抗(tanδ(60℃))、耐老化性、耐スコーチ性が改善されない。比較例5は、カルボン酸アミン塩の配合割合が本発明で規定する上限を超えているので、耐スコーチ性が悪化した。比較例6は、シリカの配合割合が本発明で規定する下限未満であるので、所望の転がり抵抗(tanδ(60℃))、耐スコーチ性が得られなかった。
また、上記の表2から明らかなように、トリアルコキシアルキルシランのアルコキシ基のモル数をA、カルボン酸アミン塩のアミンのモル数をBとしたとき、(B/A)の値が0.1〜0.3の範囲内であるとき、耐スコーチ性を悪化させずに、転がり抵抗(tanδ(60℃))および耐老化性がさらに改善される。
また、上記の表3から明らかなように、トリアルコキシアルキルシランのRの炭素数が8〜15の範囲内であるとき、とくにトリアルコキシアルキルシランがトリアルコキシオクチルシランであるとき、硬度を下げることなく、転がり抵抗(tanδ(60℃))および耐老化性がさらに改善される。
また、上記の表4から明らかなように、コハク酸アミン塩を使用したときに、転がり抵抗(tanδ(60℃))および耐老化性がさらに一層改善される。
1 ビード部
2 サイドウォール
3 トレッド
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層

Claims (5)

  1. ジエン系ゴム100質量部に対し、シリカを40質量部以上、ジアルコキシアルキルシランおよび トリアルコキシアルキルシランから選択された1種以上のアルコキシアルキルシランを前記シリカに対して2〜10質量%、カルボン酸アミン塩を0.5〜3質量部配合し、かつシランカップリング剤を配合してなり、
    前記アルコキシアルキルシランがトリアルコキシアルキルシランであり、前記トリアルコキシアルキルシランが、下記式1で表され、
    Figure 0005482033
    (式1中、R 、R 、R 、R はそれぞれ独立してアルキル基を表す。)
    前記トリアルコキシアルキルシランのアルコキシ基のモル数をA、前記カルボン酸アミン塩のアミンのモル数をBとしたときに、(B/A)が0.1〜0.3である
    ことを特徴とするタイヤ用ゴム組成物。
  2. 前記トリアルコキシアルキルシランのRの炭素数が8〜15であることを特徴とする請求項に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 前記トリアルコキシアルキルシランが、トリアルコキシオクチルシランであることを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 前記カルボン酸アミン塩が、コハク酸アミン塩であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物をキャップトレッドに使用した空気入りタイヤ。
JP2009201286A 2009-09-01 2009-09-01 タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ Expired - Fee Related JP5482033B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009201286A JP5482033B2 (ja) 2009-09-01 2009-09-01 タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009201286A JP5482033B2 (ja) 2009-09-01 2009-09-01 タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011052090A JP2011052090A (ja) 2011-03-17
JP5482033B2 true JP5482033B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=43941420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009201286A Expired - Fee Related JP5482033B2 (ja) 2009-09-01 2009-09-01 タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5482033B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5376027B2 (ja) * 2012-03-08 2013-12-25 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物
JP6160661B2 (ja) * 2014-07-18 2017-07-12 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
WO2016010143A1 (ja) * 2014-07-18 2016-01-21 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
US10233313B2 (en) * 2014-08-07 2019-03-19 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Rubber composition and pneumatic tire using the same
JP6409703B2 (ja) * 2015-03-10 2018-10-24 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP7827456B2 (ja) * 2021-12-27 2026-03-10 Toyo Tire株式会社 ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131683A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Bridgestone Corp ゴム組成物および空気入りタイヤ
JP2007204684A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ゴム配合組成物及び空気入りタイヤ
WO2009014234A1 (ja) * 2007-07-20 2009-01-29 The Yokohama Rubber Co., Ltd. ゴム組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011052090A (ja) 2011-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4915467B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物
JP5418141B2 (ja) ゴム組成物
JP5141731B2 (ja) ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP5482033B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2014218614A (ja) ゴム・カーボンブラック用カップリング剤およびゴム組成物
JP2011246563A (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2012180386A (ja) ビードエイペックス又はクリンチ用ゴム組成物、及び空気入りタイヤ
JP7287437B2 (ja) ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ
US20170107362A1 (en) Rubber composition and pneumatic tire using same
EP3842486A1 (en) Rubber composition and tire
JP2013177520A (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP5998587B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2016166297A (ja) タイヤアンダートレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2016155980A (ja) 建設車両用タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2011252069A (ja) ジエン系ゴム組成物
JP2005015638A (ja) タイヤ用ゴム組成物
JP5625964B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5857681B2 (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2009256439A (ja) ゴム組成物
JP2015168787A (ja) タイヤ用ゴム組成物およびその製造方法
JP2016196554A (ja) ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2021152104A (ja) ゴム組成物及びタイヤ
JP6511791B2 (ja) ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP2010132718A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ
JP2010144110A (ja) ゴム組成物の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5482033

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees