JP5481573B2 - フレキシブル管用継手 - Google Patents
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また、フレキシブル管2を受口部3に差込むに伴いフレキシブル管2の先端部がシールゴム6の内部に挿入し管端受け部6bに当接してシールゴム6を受口部3の内奥方向へ押し込み、この押し込みに伴いシール作用部6cがテーパの窄まり側に摺接することにより内向きに縮径変形してフレキシブル管2の山部8の間に入り谷部8に密着するようにしてあるので、フレキシブル管2を差込むだけのワンタッチ操作で簡単にシール状に接続することができる。
前側胴部6a、シール作用部6cおよび後側胴部6dはNBR、SBR、EPDM等からなる。管端受け部6bは、それら前側胴部6a、シール作用部6cおよび後側胴部6d等と同一材料又は異材料で形成し、異材料としては例えば熱膨張性黒鉛入りゴム等耐火パッキンなどである。管端受け部6bを熱膨張性黒鉛入りゴムにより構成すると、管端受け部6bはフレキシブル管2の先端を受ける機能以外に、火災等の発生によって継手が高温に晒された場合、黒鉛が膨張し、この膨張した黒鉛がフレキシブル管2の先端部と継手本体5の小径孔13の内面との隙間を埋めることになって、高温のシール性能が確保され、耐火性性能をも発揮する。
抜止め突部6eは、前側胴部6a、シール作用部6cおよび後側胴部6dよりも硬い金属材料または硬質樹脂等で部分円弧状に形成され、この複数個が後側胴部6dの後端部の円周方向に所定間隔置きに並べて一体成型される。抜止め突部6eの外周と後端面の交わる角部には後方窄まり状のテーパcを形成している。
押輪7はこれの先端部が図1のようにフレキシブル管2の差込み前におけるシールゴム6の抜止め突部6eの後側に当接もしくは近接する初期位置に位置決め保持される第1の位置決め保持手段と、前記先端部が図4のようにフレキシブル管2の差込みに伴い小径孔13内にまで押込まれるシールゴム6の抜止め突部6eの後側に当接もしくは近接する押込み位置に位置決め保持される第2の位置決め保持手段を備えている。この構成のように押輪7はフレキシブル管2の差込み前におけるシールゴム6の抜止め突部6eの後側に当接もしくは近接する初期位置に第1の位置決め保持手段で位置決め保持しておくと、フレキシブル管2の差込み前、すなわち在庫、保管時にシールゴム6は、押輪7により押し込まれるおそれなく、自由状態でシール作用部6cが中径孔12に保持されるようにしてあるため、シール作用部6cには内部応力が発生せず、シール作用部6cはフレキシブル管2が差込まれたときにはじめて弾性的に縮径してフレキシブル管2の谷部に密着するので、適切な圧縮代が長期間にわたり維持され、所定の耐用年数を保証することができる。また、先端部がフレキシブル管2の差込みに伴い小径孔13内にまで押込まれたシールゴム6の抜止め突部6eの後側に当接もしくは近接する押込み位置に位置決め保持される第2の位置決め保持手段を備えておくと、フレキシブル管2の差込み完了後にシールゴム6が入口側方向へ移動するのを阻止することができ、シールゴム6によるシール状態および抜止め状態を確保できるとともに、フレキシブル管2の引抜き阻止力を発生させることができる。
継手本体5の入口端から露出する押輪7の円筒部7aの外周の軸方向中間部にはスペーサ溝28を設け、このスペーサ溝28にC形のスペーサ29を着脱可能に嵌め込み、この嵌め込みより押輪7が、前記した初期状態の仮止め位置より不用意に押し込まれるのを阻止し、シールゴム6が不用意に押し込まれないようにしている。
また、そのようにフレキシブル管2の先端部が先端掛止め部材17の逆止爪17bに係合するとともに、抜止め突部6eが谷部9に入り込むことで、フレキシブル管2が振れるのを抑制することができる。
上記解除手段は、継手本体5の大径孔11の内周面の第2スナップリング溝24の奥側には該第2スナップリング溝24よりも深い第3スナップリング溝41を並べて連続状に形成し、図10のようにスペーサ29を第2のスペーサ溝30から取外して押輪7を押込むとスナップリング27が押輪7のスナップリング溝21に係合したまま押輪7と同行移動して第3スナップリング溝41内に拡径復元作用により落ち込むことにより第2の位置決め保持手段による位置決め保持状態を解除し得るようにしてある。
2 フレキシブル管
3 受口部
5 継手本体
6 シールゴム
6a 前側胴部
6b 管端受け部
6c シール作用部
6d 後側胴部
6e 抜止め突部
7 押輪
8 山部
9 谷部
9a 斜面
11 大径孔
12 中径孔
13 小径孔
14 ストッパー部
15 第1テーパ
16 第2テーパ
17 先端掛止め部材
17b 逆止爪
21 押輪のスナップリング溝
23 第1スナップリング溝
24 第2スナップリング溝
27 スナップリング
28 スペーサ溝
29 スペーサ
30 第2のスペーサ溝
41 第3スナップリング溝
Claims (1)
- 継手本体の一端部に受口部を設け、前記受口部に、外周部に円周方向全周に延びる山部と谷部とが管軸方向へ交互に並設されたフレキシブル管の先端部を差込み、前記受口部の内周と前記フレキシブル管の先端部付近の外周との間をシールゴムでシールするフレキシブル管用継手において、
前記シールゴムが、前記フレキシブル管の山部外径と略同一の内径を有する筒状の前側胴部と、この前側胴部の前端部に内向きに張り出した管端受け部と、前記前側胴部の後端部に連設されるシール作用部とを有する形に一体形成されており、
前記受口部の内周にテーパを窄まり状に形成し、
前記受口部に前記フレキシブル管の先端部を差込むに伴い該先端部が前記シールゴムの内部に挿入され前記管端受け部に当接して前記シールゴムを受口部内奥方向へ押込み、この押込みに伴い前記シール作用部が前記テーパの窄まり側に摺接することにより縮径変形して前記フレキシブル管の山部の間に入り前記谷部の少なくとも斜面に密着するように構成してあることを特徴とするフレキシブル管用継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013003195A JP5481573B2 (ja) | 2013-01-11 | 2013-01-11 | フレキシブル管用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013003195A JP5481573B2 (ja) | 2013-01-11 | 2013-01-11 | フレキシブル管用継手 |
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JP2008002845A Division JP5346473B2 (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | フレキシブル管用継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013100904A JP2013100904A (ja) | 2013-05-23 |
JP5481573B2 true JP5481573B2 (ja) | 2014-04-23 |
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ID=48621675
Family Applications (1)
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JP2013003195A Active JP5481573B2 (ja) | 2013-01-11 | 2013-01-11 | フレキシブル管用継手 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP5481573B2 (ja) |
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2013
- 2013-01-11 JP JP2013003195A patent/JP5481573B2/ja active Active
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JP2013100904A (ja) | 2013-05-23 |
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