JP5481525B2 - 落橋防止装置 - Google Patents

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本発明は、架空構造物である高架橋(以下、「橋梁」と称する。)において橋脚から橋桁が落下することを防止する落橋防止装置に関する。
地震等において橋脚から橋桁が落下することを防止する様々な種類の落橋防止装置が従来から知られている(特許文献1参照)。
落橋防止装置は、例えば、図9に示すように、対向する橋桁51、52を連結するケーブル53を備えている。ケーブル53の一端は、一方の橋桁51に取り付けられたブラケット56にゴムなどの緩衝材57を介してナット58で締め付け固定される。一方、ケーブル53の他端は、他方の橋桁52に取り付けられたブラケット61に偏向具62を介して延びるケーブル53の他端を、緩衝材64とスプリング65を介してナット66で締め付け固定される。
このように構成された落橋防止装置は、通常時に発生する変位(温度変化による橋桁の伸縮やなど)や低レベルの地震荷重による変位をスプリングの変形で受け、地震等によって発生する衝撃的な荷重を緩衝材で吸収しつつケーブルで橋桁の過大な移動による落下を防ぐようになっている。
特開2001−55709号公報
落橋防止装置は、足場が不安定な場所に取り付けられるため、装置の装着作業を行う作業者にかなりの負担が強いられる。
また、地震等によりケーブルに発生する荷重は緩衝材により受けるため大型化する傾向にあり、橋桁から張り出す形状となり装置が大型化し、装着作業を行う作業者に負担がかかっていた。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、簡易に装着可能な落橋防止装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の落橋防止装置(S)は、橋梁(1)において、互いに隣接する橋桁(3、4)間にケーブル(5)を配置して、当該橋桁の落下を防止する落橋防止装置において、一方の前記橋桁(3)に取り付けられるブラケット(11)と、当該ブラケットに着脱可能に取り付けられ、略U字状に曲折した前記ケーブルの閉塞側を支持するガイド体(12)と、を備える第1の支持体(10)と、他方の前記橋桁(4)に取り付けられる他のブラケット(21)と、緩衝体(23)を介して前記ケーブルの開口側を支持するケーブル支持具(22)と、を備える第2の支持体(20)と、を具備することを特徴とする。
また、請求項2に記載の落橋防止装置は、請求項1に記載の落橋防止装置において、前記緩衝体は、前記ケーブルの周縁に取り付けられる環状の緩衝材(41)と、その緩衝材の軸方向一端を露出して収容する金属製のカバー部材(42)と、を備え、前記ケーブルに引張力が作用した場合にケーブルの軸方向に圧縮力を受けることを特徴とする。
また、請求項3に記載の落橋防止装置は、請求項1、又は請求項2に記載の落橋防止装置において、前記ブラケットには、前記ガイド体をケーブルの軸方向に移動するためのガイド手段(13b、14b)が前記ケーブルの引張力に抗するように傾斜して設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の落橋防止装置は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の落橋防止装置において、前記緩衝体は、前記他のブラケット(21)に取り付けられ、前記ケーブルを挿入可能なケーブル挿入孔(31a)を有する仕切体(31)と、前記仕切体に固定具(33)によって固定されるプレート(24)と、の間に配置され、前記固定具は、当該仕切体とプレートとの間隔を調整する調整手段を備えていることを特徴とする。
本発明の落橋防止装置によれば、従来と比較して小型化され、簡易に取付作業を行うことができる。
落橋防止装置の設置状態を示す図である。 落橋防止装置の構成を示す平面図である。 落橋防止装置の構成を示す正面図である。 第1の支持体の構成を示す図であって、図4(a)はブラケットからサドルが離反した状態を示す模式図、図4(b)はサドルの装着方法を説明するための模式図である。 図3のA−A断面における第2の支持体の部分拡大図である。 ケーブル支持具の仕切体への装着例を説明するための図である。 偏向具の装着例を説明するための図である。 落橋防止装置の他の実施例を説明するための図であって、図8(a)は第1の支持体の平面図、図8(b)は第1の支持体の断面図である。 従来の落橋防止装置の構成例を示す模式図である。
以下に、本願発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、便宜上、図2に示す左右方向を落橋防止装置Sの前方又は後方、図3に示す落橋装置Sの上下方向を落橋防止装置の上下方向として説明を行うものとする。
(落橋防止装置の構成等)
まず、落橋防止装置の構成等について説明する。
図1に示すように、落橋防止装置Sは、橋梁1に設置され、この橋梁1は、前後方向に直列的に隣接して設けられた複数の橋桁3、4と、当該橋桁3、4を下方から支持する複数の橋脚2と、を備えている。
落橋防止装置Sは、具体的には、この橋桁3、4に取り付けられる装置であって、隣接する橋桁3、4に架け渡されて配置されるケーブル5と、このケーブル5を両側で支持する一対のケーブル支持体10、20と、を備え、地震等で発生する荷重によって当該橋脚2からの橋桁3、4の落下を防止する。
ケーブル5は、例えば、複数のPC鋼材を束ねたPC鋼より線、若しくはそれをエポキシ樹脂で塗装を施し、その外周に防錆油を塗布してポリエチレンにより被覆したものである。
図1乃至図4に示すように、一方のケーブル支持体10(本願の第1の支持体)は、一方の橋桁3に取り付けられるものであって、当該橋桁3の側面に取り付けられるブラケット11と、このブラケット11に着脱可能に取り付けられるサドル12(本願のガイド体)と、を備える。なお、このブラケット11は、図示しないがベースプレートを介して橋桁3に取り付けられる。
サドル12は、平面視において円形状に形成され、その外周縁にはケーブル5をガイドするガイド溝12aが形成されており、ケーブル5は当該ガイド溝12aに沿って略U字状に配置され、その両端部は後述する他方のケーブル支持体20によって支持される。すなわち、サドル12は略U字状に曲折して配置されたケーブル5の閉塞側を支持する。
ガイド溝12aは、ケーブル5の外側の一部が露出するように浅く形成されており、サドル12がブラケット11に取り付けられる際に、サドル12とブラケット11とが直接接触するのが防止され、サドル12やブラケット11の損傷が抑止される。
また、サドル12の中心部には円形状の貫通孔12bが形成されており、この貫通孔12bには、後述するブラケットピン16が挿入される。
また、ケーブル5にはその両側端部を他方のケーブル支持体20側に並行に延びるようにガイドするガイド体7が取り付けられており、このガイド体7によってケーブル5はサドル12のガイド溝12aに取り付けられた状態が保持されるとともに、サドル12はケーブル5と一体化される。
ブラケット11は、サドル12を上下で挟み込むようにして配置される一対の挟持体13、14を備えている。サドル12は当該挟持体13、14の間に挿入され、固定具15によって当該ブラケット11に取り付けられる。
この挟持体13、14には、後述するブラケットピン16を挿入するための孔部13a、14aが夫々形成されている。また、挟持体13に有する孔部13aは貫通して形成されており、挟持体14に有する孔部14aは貫通せずに形成されており、ブラケットピン16の下端が挟持体14によって支持されるようになっている。
固定具15は、図3及び図4に示すように、サドル12の平面視略中心部と挟持体13、14とを鉛直方向に貫通して配置され、上面に段付き加工がされたザグリ部16aを有するブラケットピン16と、このブラケットピン16のザグリ部16aと係合し、当該ブラケットピン16が上側に抜け出るのを防止する固定プレート17と、この固定プレート17をブラケット11に固定する固定ネジ18と、を備えている。
そして、図4に示すように、サドル12を挟持体13、14の間に挿入し、ブラケットピン16が当該サドル12と挟持体13、14に形成されている孔部13a、14aに挿入された後、固定プレート17が、ブラケットピン16とブラケット11とに架け渡されるようにして配置されて固定ネジ18により固定されることで、ブラケットピン16の脱落が防止され、サドル12がブラケット11に取り付けられる。また、当該固定具15を取り外すことによって、サドル12は容易にブラケット11から取り外し可能になっている。
一方で、図1乃至図3に示すように、他方のケーブル支持体20(本願の第2の支持体)は、他方の橋桁4に取り付けられるものであって、当該橋桁4の側面に取り付けられるブラケット21と、このブラケット21に着脱可能に設けられるケーブル支持具22と、を備える。なお、このブラケット21は、図示しないがベースプレートを介して橋桁4に取り付けられる。
ケーブル支持具22は、図2及び図5に示すように、サドル12を介して並行に延びるケーブル5の各端部側(開口側)の外周縁に取り付けられる緩衝体23と、この緩衝体23の後方に設けられ、前記ケーブル5を貫通する孔部24aが形成されているプレート24と、各ケーブル5の端部周縁に配置される定着用のグリップ25と、グリップ25を含むケーブル5の端部を覆い、当該プレート24に取り付けられるキャップ26と、を備え、このケーブル支持具22は、ブラケット20の後方に固定される。
緩衝体23は、ゴム等で構成される環状の緩衝材41と、一端にケーブル5を挿入するための貫通孔(図示しない)を有し、他端に当該緩衝材41を挿入するための開口42aと当該緩衝材41の一部を納めるための空間42bを有するカバー部材42と、を備えている。
カバー部材42は、略フランジ状に形成された金属製の筐体を有し、フランジ面42cが前記プレート24の表面に対向して配置される。緩衝材41は、当該カバー部材42の開口部(フランジ面42c)から一部が露出して配置される。
このように緩衝体23は、緩衝材41の外周が筒状の鋼管により覆われているため、地震発生時の荷重に対して緩衝材41の弾性変形が抑えられつつ、カバー部材42の変形により当該荷重が吸収され、この荷重がケーブル5に滑らかに伝達され、大きな緩衝効果を発揮する。
キャップ26はフランジ状に形成され、プレート24に図示しないゴムパッキンを介して固定ネジ等により固定される。また、キャップ26には、内周方向へと貫通する固定ネジ29がその側部に取り付けられ、この固定ネジ29の先端によりグリップ25をケーブル5側へと押圧しグリップ25をケーブル5に圧着させる。
また、ケーブル支持具22の前方には、ケーブル5の偏向を防止する偏向具27が各ケーブル5の外周縁に取り付けられ、当該偏向具27は、ブラケット21の前方に固定される。
ブラケット21には、前方と後方とを区分けするとともにケーブル5を上方から挿入可能なスリット31a(本願のケーブル挿入孔)が形成された仕切体31と、偏向具27を保持する保持体32と、を備えている。
ケーブル支持具22は、図5及び図6に示すように、ケーブル5を前記スリット31aに挿入した上で、前記仕切体31の後方に配置され、緩衝体23を前記仕切体31とプレート24の間に配置してプレート24が前記仕切体31と規定された間隔を有するようにして固定具33により連結されることで、ケーブル支持具22をブラケット21に固定する。固定具33(本願の調整手段)は、例えば、ボルトナットで構成され、ボルトの先端には長めにネジ部が形成されており、このネジ部に対するナットの位置によって仕切体31とプレート24の間隔を適宜調整可能となっている。
一方で、偏向具27は、図2及び図7に示すように、保持体32によって位置決めされ、略コ字状の偏向具固定用プレート36を偏向具27の上方から被せて前記保持体32に固定具38を用いて固定することで、偏向具27をブラケット21に固定する。
(落橋防止装置の装着方法)
まず、橋桁3、4の側面にブラケット11、12を位置決めしてそれぞれ取り付ける。
次に、一方の橋桁3に取り付けられたブラケット11に対して、ケーブル5が取り付けられたサドル12をブラケット11の挟持体13、14の間に挿入し、挟持体13、14とサドル12に形成された孔部13a、14a、12bの位置を合わせ、当該孔部にブラケットピン16を挿入する。そして、ブラケットピン16のザグリ部16aを前方に向け、固定プレート17をザグリ部16aに配置してブラケットピン16を上方から押さえて、固定具15により固定プレート17をブラケット11に固定する。
次に、他方の橋桁4に取り付けられたブラケット12に対して、偏向具27と緩衝体23の間に仕切体31のスリット31aが配置されるようにして、各ケーブル5をスリット31aに挿入する。そして、プレート24と仕切体31の間隔を規定の長さに調整し、プレート24を固定具33により仕切体31に固定する。また、偏向具固定用プレート36を上方から偏向具27に被せてブラケット21に設けられた保持体32の側面から固定具38を用いて固定して、落橋防止装置Sの橋桁3、4への装着処理を終了する。
このようにして装着された落橋防止装置Sは、地震等により発生する荷重により橋桁3、4が離れる方向に移動すると、ケーブル5に引張力が作用し、プレート24がサドル12側へと引っ張られる。まず、このプレート24の移動により、緩衝材41のみを圧縮変形させる。その後、緩衝材41が押し潰されつつプレート24がカバー部材42のフランジ面42cにほぼ接すると、緩衝体23全体に圧縮力が作用する。
ここで、カバー部材42内に緩衝材41が挿入されていない場合、カバー部材42(金属体)のみに圧縮力が作用すると、座屈現象により不規則かつ脆性的な変形により、荷重低下が著しく緩衝効果が期待できない。しかしながら、本実施形態に示すように、緩衝材41が内部に配置されていることによって、荷重が分担され金属体の安定的な変形が可能である。
そのため、緩衝体23は圧縮変形による大きな緩衝効果を発揮し、ケーブル5に衝撃的な荷重を滑らかに伝達する。
―他の実施形態―
以下、図8を参照して、他の実施形態の落橋防止装置Sについて説明する。なお、上述した落橋防止装置Sと同一の機能を有する部材には同一の符号を付するものとし、その説明は省略するものとする。
本実施形態の落橋防止装置Sの特徴となるべき点は、ブラケットに対してサドルを移動可能とした点にある。
具体的には、本実施形態の落橋防止装置Sは、挟持体13、14に長孔13b、14b(本願のガイド手段)が形成され、ボルトナットなどの固定具50により両端部にネジ部が形成されているブラケットピン51を挟持体13、14の間で挟み込むようにして取り付ける。長孔13b、14bは、位置(a)から(b)へなだらかに傾斜するように形成され、通常時は位置(a)にブラケットピン51が配置されるようにしてサドル12がブラケット11に取り付けられる。このようにして配置されたサドル12は、地震等によって発生する荷重により橋桁3、4に変位が生じると、図中矢印で示すように、ブラケットピン16が長孔13b、14bに沿って移動することで、後方へと移動する。この移動により通常時の温度変化による橋桁3、4の伸縮や低レベルの地震荷重により許容される橋桁3、4の変位に追随し、落橋防止装置Sが機能を発揮すべき段階までケーブル5に引張力を生じさせない機構としている。
なお、傾斜を有することで、通常時や橋桁3、4の変位が元に戻ったときにはブラケットピン51の自重によって図8中に示す位置(b)から位置(a)に戻る方向へブラケットピン51は移動し、ケーブル5は過度に弛みにくくなっている。
以上に説明したように本実施形態の落橋防止装置Sは、橋梁1において、互いに隣接する橋桁3、4間にケーブル5を配置して、当該橋桁3、4の落下を防止する落橋防止装置Sにおいて、一方の前記橋桁3に取り付けられるブラケット11と、当該ブラケット11に着脱可能に取り付けられ、略U字状に曲折した前記ケーブル5の閉塞側を支持するサドル12と、を備える一方のケーブル支持体10と、他方の前記橋桁4に取り付けられる他のブラケット21と、緩衝体23を介して前記ケーブル5の開口側を支持するケーブル支持具22と、を備える他方の支持体20と、を具備している。このように構成された落橋防止装置Sによれば、各ブラケット11、12に対して各ケーブル支持体10、20を取り付けるだけで良いため、足場が悪い場所での作業であっても落橋防止装置Sを容易に装着可能であり、この装着にかかる作業者の負担を軽減できる。
また、緩衝体23は、前記ケーブル5の周縁に取り付けられる環状の緩衝材41と、その緩衝材41の軸方向一端を露出して収容する金属製のカバー部材42と、を備え、前記ケーブル5に引張力が作用した場合にケーブル5の軸方向に圧縮力を受けるように配置されている。この緩衝体23は、他方の前記ブラケット21に取り付けられ、前記ケーブル5を挿入可能なスリット31aを有する仕切体31と、前記仕切体31に固定具33によって固定されるプレート24と、の間に配置され、前記固定具33によって、当該仕切体31とプレート24との間隔が調整される。このようにして、緩衝体23を適正な位置に配置することにより、地震発生時に生じる荷重により、当該緩衝材41とカバー部材42が適正に変形して荷重が吸収されるため、大きな緩衝効果が発揮される。
また、一方のブラケット11の挟持体13、14には、前記サドル12をケーブル5の軸方向に移動するための長孔13b、14bが前記ケーブル5の引張力に抗するように傾斜して設けられている。このように構成することで、通常時や低レベルの地震発生時の変位をサドル12の移動により吸収することができる。
また、本実施形態の落橋防止装置Sは、橋桁3、4の側面からの突出量が従来と比較して少なくできるため、ベースプレートやブラケット21を小型化でき、装置全体の小型化を図れる。
なお、以上説明した実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。そして、上記実施形態の中で説明されている構成の組み合わせのすべてが発明の課題解決に必須の手段であるとは限らない。
S 橋落防止装置
1 橋梁
3、4 橋桁
5 ケーブル
10、20 ケーブル支持体
11、21 ブラケット
12 サドル
22 ケーブル支持具
23 緩衝体

Claims (4)

  1. 橋梁において、互いに隣接する橋桁間にケーブルを配置して、当該橋桁の落下を防止する落橋防止装置において、
    一方の前記橋桁に取り付けられるブラケットと、当該ブラケットに着脱可能に取り付けられ、略U字状に曲折した前記ケーブルの閉塞側を支持するガイド体と、を備える第1の支持体と、
    他方の前記橋桁に取り付けられる他のブラケットと、緩衝体を介して前記ケーブルの開口側を支持するケーブル支持具と、を備える第2の支持体と、
    を具備することを特徴とする落橋防止装置。
  2. 緩衝体は、前記ケーブルの周縁に取り付けられる環状の緩衝材と、その緩衝材の軸方向一端を露出して収容する金属製のカバー部材と、を備え、前記ケーブルに引張力が作用した場合にケーブルの軸方向に圧縮力を受けることを特徴とする請求項1に記載の落橋防止装置。
  3. 前記ブラケットには、前記ガイド体をケーブルの軸方向に移動するためのガイド手段が前記ケーブルの引張力に抗するように傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の落橋防止装置。
  4. 前記緩衝体は、前記他のブラケットに取り付けられ、前記ケーブルを挿入可能なケーブル挿入孔を有する仕切体と、前記仕切体に固定具によって固定されるプレートと、の間に配置され、前記固定具は、当該仕切体とプレートとの間隔を調整する調整手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の落橋防止装置。
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