JP5481503B2 - ユーザインタフェース装置、ユーザインタフェース方法及びプログラム - Google Patents
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Description
これに対し、本発明の目的は、ユーザによる機能の実際の利用状況に近づけるように、ユーザに利用された機能の利用頻度をオブジェクトの表示に反映させるユーザインタフェースを提供することである。
この発明において、前記利用可能な機能は、所定のカテゴリに従って分類された機能を含み、前記設定部は、同一カテゴリに分類された前記複数機能に対応した前記複数の第1オブジェクトを、前記第2オブジェクトに置換することを規定するようにしてもよい。また、前記設定部は、前記一覧画面に前記第2オブジェクトが含まれている前記複数機能に、前記利用頻度が閾値以上である前記機能が含まれる場合には、当該機能に対応した前記第1オブジェクトを前記一覧画面に含めることを規定した前記表示属性を設定するようにしてもよい。
また、本発明において、前記設定部は、一回の前記機能の利用における前記利用時間が予め設定された長さ未満である場合には、当該利用時間を前記利用頻度に含めないようにしてもよい。
また、本発明のプログラムは、表示領域に画像を表示する表示装置のコンピュータに、利用可能な機能の各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を、前記表示領域に表示させる表示制御ステップと、ユーザにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定ステップとを実行させ、前記設定ステップにおいて、前記利用頻度が高いことを示す予め決められた条件を満たす複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、前記表示制御ステップにおいて、前記設定ステップで設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付ステップで受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させるためのプログラムである。
また、本発明のプログラムは、表示領域に画像を表示する表示装置のコンピュータに、利用可能な機能の各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を、前記表示領域に表示させる表示制御ステップと、ユーザにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップで受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定ステップとを実行させ、前記設定ステップにおいて、前記利用頻度に応じて前記利用可能な機能から複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、前記表示制御ステップにおいて、前記設定ステップで設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付ステップで受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させ、前記設定ステップにおいて、前記一覧画面に含まれる前記第1オブジェクトの数、又は、前記表示領域において前記第1オブジェクトが占める割合が閾値以上となった場合に、前記利用頻度に応じて選択した複数の前記第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定するためのプログラムである。
図1は、表示装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、表示装置10は、制御部11と、音声入出力部12と、通信部13と、操作部14と、表示部15と、記憶部16とを備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を有するマイクロプロセッサを備える。CPUは、ROMや記憶部16に記憶されたデータをRAMに読み出して実行することにより、表示装置10の各部を制御する。音声入出力部12は、マイクロホン及びスピーカを有し、音声の入出力に関わる機能を実現する。通信部13は、無線通信回路やアンテナを備え、移動体通信網、ゲートウェイ及びインターネットを含むネットワークに接続して外部装置と通信するインタフェースである。
なお、通信部13は、NFC(Near Field Communication)等のネットワークを介さずに外部装置と直接通信する手段であってもよい。また、表示装置10は通信部13を有しなくてもよい。
なお、記憶部16は、リムーバブルメディア等の着脱可能な記憶手段を含んでもよいし、UIM(User Identity Module)カードやSIM(Subscriber Identity Module)カードのような、ユーザ(又は表示装置10)を識別するためのデータが記録された記憶手段を含んでもよい。また、このユーザ(又は表示装置10)を識別するためのデータが外部サーバに記憶されていて、表示装置10がこれを通信により取得する構成であってもよい。
図2(a)に示すホーム画面Hは、例えば、表示装置10の電源がオンしたときに最初に表示される初期画面である。ここにおいて、ホーム画面Hは、ウィジェットに対応するウィンドウW1及びW2、並びに参照オブジェクトI4,I5及びI12を含む。ウィンドウW1及びW2、並びに参照オブジェクトI4,I5及びI12は、それぞれ、ユーザが操作部14を操作することにより選択可能なオブジェクトである。ここにおいて、参照オブジェクトは、他のオブジェクトへの参照となるオブジェクトであり、いわゆるショートカットアイコンに相当する。ホーム画面Hに含まれる参照オブジェクトの符号の末尾の数字と、機能一覧画面に含まれるオブジェクトの符号の末尾の数字とが一致する場合、それらのオブジェクトは同じ機能に対応しているものとする。参照オブジェクトは、ユーザがよく使う機能のオブジェクトを少ない操作量で選択するために、ホーム画面Hに配置されたオブジェクトである。
以上のホーム画面H及び機能一覧画面Lは、本発明の一覧画面に相当し、表示装置10において利用可能な機能の各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む機能の一覧画面である。なお、図2に示す機能一覧画面Lには、オブジェクトA1からA12までの12個のオブジェクトが含まれるが、例えばユーザがスクロール操作を行うことによって他の機能に対応したオブジェクトが表示される。また、ホーム画面Hや機能一覧画面Lの一画面当たりに含まれるオブジェクトの数や種類は、ユーザによりカスタマイズされることによって変更させられることがあり、表示領域151のサイズによっても変化しうる。
次に、利用履歴管理テーブル161の構成を説明する。
「機能ID」のフィールドは、表示装置10で利用可能な機能を識別する識別子として機能IDを格納したフィールドである。オブジェクトA1からA12に対応する機能の機能IDは、順に、「FID001」から「FID012」である。
制御部11は、機能を利用するたびに利用履歴管理テーブル161に新たなレコードを作成し、利用した機能の機能IDに対応付けて、利用日と利用時間とを格納する。また、制御部11は、利用履歴管理テーブル161のレコードを数えることにより、表示装置10における各機能の利用回数(より詳細には、合計の利用回数)を特定する。このように、利用履歴管理テーブル161は、表示装置10で利用可能な機能毎に利用履歴を格納したデータテーブルである。
なお、本実施形態では、利用履歴管理テーブル161においては、日にち単位で利用回数及び利用時間を累積できるように利用日が格納されているが、一定期間(つまり、タイムスロット)毎に利用回数及び利用時間が累積できるように、例えば利用時刻が格納されていてもよい。
次に、表示装置10の機能的構成を説明する。
受付部111は、操作部14から操作信号を取得することによって、ユーザにより行われた操作を受け付ける。受付部111は、例えば、機能一覧画面Lやホーム画面Hに含まれるオブジェクトを選択する操作を受け付ける。
利用スコア算出部114は、利用履歴管理テーブル161を参照して、機能の利用時間と利用回数とを含む利用頻度に応じたスコア(以下、「利用スコア」という。)を算出する。利用スコア算出部114が算出する利用スコアは、機能の利用頻度を数値として近似したものである。
次に、表示装置10の動作を説明する。
表示装置10の制御部11は、ホームアプリケーションの実行中において、表示部15の表示領域151にホーム画面H又は機能一覧画面Lを表示させることがある。以下に説明する表示装置10の動作に先立って、制御部11は、図2(b)に示す機能一覧画面Lを表示領域151に表示させているものとする。
続いて、制御部11は、実行したソフトウェアに応じて、機能を利用するための各種処理を実行する。制御部11は、利用中の機能について利用画面を表示領域151に表示させ、操作部14に行われたユーザの操作に応じて処理を実行することとなる。ここでは、機能ID「FID001」に対応する処理として、制御部11は、音楽ファイルの再生や停止、音量の調整等の処理を実行することとなる。
次に、制御部11は、機能の利用を終了することがユーザに指示される等して、利用画面の表示を終了したと判断すると、ステップS4の処理で「NO」と判断する。そして、制御部11は、利用時間の計測を終了して、利用履歴管理テーブル161における利用時間を更新する(ステップS5)。ここにおいて、制御部11は、計時機能によって計られる現在日時を利用終了日時として特定する。次に、制御部11は、RAMに記憶させておいた利用開始日時から利用終了日時に至るまでの経過時間を、今回の機能の利用における利用時間として算出する。そして、制御部11は、算出した利用時間をステップS2の処理で作成したレコードRに格納する。ここでは、制御部11は、利用時間として「3421」(秒)を、利用履歴管理テーブル161に格納したものとする。このステップS6の処理後において、利用履歴管理テーブル161は図6に示す構成となる。
Siは、表示装置10で利用可能な機能のうち、i番目の機能の(言い換えれば、利用開始画面)に対応した利用スコアである。Finは、i番目の機能のn日前での利用回数である。Tinは、i番目の機能のn日前での利用時間である。Wnは、n日前の利用頻度(利用時間及び利用回数)の利用スコアへの影響度である。Nは、利用スコアの算出対象期間である。算出対象期間は、例えば過去3ヶ月等に予め設定されているが、ソフトウェアがインストールされたときから現在日時までの日数であってもよく、算出対象期間の長さは特に問わない。αは、利用回数の利用スコアへの影響度である。βは、利用時間の利用スコアへの影響度である。logは利用スコアへの変換関数である。
ここにおいて、Wnは、例えば最近に利用された機能ほど重みをより大きくするように、現在日時に近い利用日であるほど影響度を大きくするように設定されている。これにより、最近になってよく利用されている機能の利用スコアが大きくなりやすく、反対に、最近になって利用されなくなった機能の利用スコアが小さくなりやすくなるため、ユーザの最近の機能の利用傾向を利用スコアへ反映させやすくなる。α,βは、利用回数及び利用時間を利用スコアにどの程度反映させるかに応じて適切に設定されていればよい。αは、影響度Wnが作用させられた後の機能の利用回数を統計的に表したパラメータに作用させられる、重み付け係数に相当する。βは、影響度Wnが作用させられた後の機能の利用時間を統計的に表したパラメータに作用させられる、重み付け係数に相当する。例えば、制御部11が利用時間を利用回数よりも重視して利用スコアを算出するのであれば、α>βとすればよいし、反対に、利用回数を利用時間よりも重視して利用スコアを算出するのであれば、α<βとすればよい。もちろん、α=βとして、利用スコアの算出において利用時間と利用回数とを同等に扱ってもよい。
ここにおいて、制御部11は、利用スコアが閾値以上(言い換えれば、利用頻度が閾値以上)の機能に対応したオブジェクトの表示態様を、他の機能に対応したオブジェクトの表示態様と異ならせる。また、制御部11は、利用スコアが閾値以上である機能のうち利用スコアが最大であった機能の表示態様を、利用スコアが閾値以上である他の機能の表示態様と異ならせる。本実施形態では、制御部11は、利用スコアが閾値以上であるオブジェクトを強調して表示させる表示態様とすることを規定した表示属性を設定する。
なお、本実施形態において、画像Saで強調するオブジェクトと画像Sbで強調するオブジェクトの割合が、例えば1:3になるようにするなど、強調表示に関する規則が事前に決められていてもよい。また、制御部11は、強調表示させるオブジェクトに画像を関連付ける代わりに、「利用頻度:高」といった文字列をオブジェクトに関連付けてもよい。また、制御部11は、強調表示させるオブジェクトの数が所定数以下(例えば、3個以下)となるように、又は、表示領域151に配置されるオブジェクトの数に占める強調表示するオブジェクトの数の割合が所定値以下(例えば、1割以下)となるようにしてもよい。
このようにして、制御部11は、利用スコアに応じて、利用頻度が高いことを示す予め決められた条件を満たした機能(言い換えれば、利用頻度が相対的に高い機能)に対応するオブジェクトの表示態様を、他の機能に対応するオブジェクトの表示態様と異ならせることを規定した表示属性を設定する。制御部11が利用スコアに応じた表示態様を規定することにより、ユーザの視覚を通して、利用頻度が相対的に高い機能をそのユーザに知らしめることが可能となる。
例えば、制御部11は、利用スコアに応じて、オブジェクトの表示サイズを変化させてもよい。この場合、制御部11は、図8(a)に示すように、利用スコアが閾値以上である機能のオブジェクトを通常の表示サイズよりも大きくするとともに、利用スコアが最大であった機能のオブジェクトを更に大きな表示サイズとする。表示サイズを変化させる場合において、制御部11は、利用スコアが最大であった機能のオブジェクトを標準の表示サイズとし、利用スコアが閾値以上である他のオブジェクトを通常よりも表示サイズをやや小さくし、利用スコアが閾値未満であるオブジェクトを更に小さな表示サイズとしてもよい。
なお、表示装置10の制御部11は、ステップS7の処理で「NO」と判断した場合には、機能一覧画面Lを更新しない。また、制御部11は、ステップS6の処理の利用スコアの算出を所定周期で行うなど、任意のタイミングで行ってもよい。
以上が表示装置10の動作の説明である。
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(変形例1)
上述した実施形態において、表示装置10は、ホーム画面Hに含まれる複数の参照オブジェクトを、この複数の参照オブジェクトをユーザが参照するときに選択する1つのオブジェクト(以下、「参照グループオブジェクト」という。)に置換することを規定した表示属性を設定してもよい。図9に示すように、ホーム画面Hに含まれる参照オブジェクトが多くなった場合、他のアイコンやウィジェットのウィンドウなどをホーム画面Hに配置できなくなったり、配置した場合であってもホーム画面Hの表示が煩雑なものとなったりすることがある。そこで、表示装置10は、参照グループオブジェクトへの置換により、ホーム画面Hの参照オブジェクトの数を減らして、別のオブジェクトに対応する参照オブジェクトをホーム画面Hに配置可能にしたり、ユーザがホーム面面Hに配置された他の参照オブジェクトを見つけやすくなるようにする。その際に、表示装置10が、ユーザによる機能の利用頻度に応じて選択した複数機能に対応する複数の参照オブジェクトを参照グループオブジェクトに置換することによって、実際によく利用されている機能の参照オブジェクトをユーザが見つけやすくすることも可能である。
上述したように、オブジェクトA1及びA10に対応する機能が同じカテゴリに分類されている。この場合、制御部11は参照オブジェクトI1及びI10(第1オブジェクト)を、1つの参照グループオブジェクトRef1(第2オブジェクト)に置換することがある(図10(a)参照)。例えば、制御部11は、同じカテゴリに分類された複数機能について、利用頻度が低いことを示す予め決められた条件(以下、「低利用条件」という。)を満たした場合に、参照グループオブジェクトへの置換を行う。この低利用条件は、例えば、これら複数機能の利用スコアの合計値、平均値又は中央値などの、各機能の利用スコアを統計的に表した値(つまり統計値)が閾値以下であることを示す条件である。ただし、低利用条件で規定される具体的な条件はこれ以外の内容であってもよい。この場合、制御部11は、いずれかのカテゴリに分類された機能の表示属性を設定する場合に、同一カテゴリに分類された機能の利用頻度をその表示属性に反映させることになる。
同様に、制御部11は、参照オブジェクトI6,I8及びI11に対応する機能が同じカテゴリに分類されているので、これらに対応する複数機能が低利用条件を満たす場合には、参照オブジェクトI6,I8及びI11を、1つの参照グループオブジェクトRef2に置換する(図10(a)参照)。
以上のように、制御部11は、利用頻度が相対的に低い機能を複数選択して、選択した複数機能に対応する複数の参照オブジェクトを参照グループオブジェクトに置換し、利用頻度が相対的に高い機能の参照オブジェクトはホーム画面Hに残す。これにより、実際によく利用されている機能の参照オブジェクトをユーザが選択する場合にユーザに強いられる操作量が増大することがない。
また、上述したように、表示装置10では、所定のカテゴリに従って各機能が分類されているので、ユーザが1の参照グループオブジェクトを選択して利用を指示することができる機能は、同一カテゴリに分類されていることが好ましい。これにより、カテゴリ毎に異なる参照グループオブジェクトから目的の参照オブジェクトを見つけやすくなる。
また、変形例1における表示装置10の構成を以下の(1)〜(4)で説明するように変形してもよい。
これにより、制御部11は、ホーム画面H上の参照グループオブジェクトを強調表示させることができる。制御部11は、上述した実施形態で説明した同じ方法で参照グループオブジェクトを強調表示させるとよい。また、制御部11は、参照グループオブジェクトを強調表示させる代わりに、ホーム画面Hでの位置を変化させてもよい。
上述した実施形態において、表示装置10の制御部11は、機能の利用中において利用画面を表示させていない期間を、利用頻度に含めないようにすることが好ましい。例えば、制御部11は、機能の利用中においてその機能に係る認証画面など他の画面を表示させている期間や、省電力モードへの移行などによっていずれの画面も表示させていない期間を、利用時間から除く。このようにすれば、表示装置10は、ユーザが利用画面を見て表示装置10を操作するなどして機能を利用した期間を、利用時間とすることができる。
上述した実施形態において、表示装置10の制御部11は、利用時間の計測において、ホームアプリケーションから利用を開始した機能の利用画面を、ホームアプリケーションから利用を開始していない他の利用画面に遷移させた場合において、ホームアプリケーションから利用した機能の利用時間の計測を継続してもよい。この場合、制御部11は、表示領域151の表示をホーム画面Hに戻した時刻を機能の利用終了時刻として、利用時間の計測を終了する。
また、制御部11が、例えば、ホーム画面H→機能Aの利用画面→機能Bの利用画面→機能Aの利用画面→ホーム画面Hと表示領域151の画面を遷移した場合に、上述した実施形態では、“機能Aの利用画面→機能Bの利用画面”での機能Aの利用画面の表示期間を利用時間に含め、“機能Aの利用画面→ホーム画面H”での機能Aの利用画面の表示期間を利用時間に含めないものであった。これに代えて、制御部11は、“機能Aの利用画面→ホーム画面H”も機能Aの利用画面の表示期間を利用時間に含めるようにしてもよい。この場合、制御部11は、機能毎の利用画面の表示期間の合計時間を利用時間とすることとなる。これにより、制御部11は、利用時間を、利用画面の実際の表示期間の長さに更に近づけることができ、その結果、ユーザによる機能の実際の利用状況に近づけることができる。
上述した実施形態において、表示装置10はいずれかのカテゴリに分類された機能のみについて利用スコアに応じた表示属性を設定してもよい。この場合、制御部11は、表示属性を更新しない機能については利用スコアを算出しなくてもよいし、利用履歴を利用履歴管理テーブル161に格納しなくてよい。
上述した実施形態において、表示装置10の制御部11は、機能一覧画面Lにおけるオブジェクトの表示態様を規定する表示属性を設定していたが、機能の表示に係る他の表示属性を設定してもよい。
例えば、制御部11は、利用画面を表示する際に参照される起動パラメータを表示属性として設定してもよい。制御部11は、複数機能を並行して実現する場合、マルチウィンドウによって複数の利用画面を同時に表示させることがある。この場合に、制御部11は、起動パラメータに基づいて、最前面に表示される利用画面を規定したり、画面の最大化や最小化をする利用画面を規定したりする。そこで、制御部11は、利用スコアが大きいほど前面に利用画面が表示されるように起動パラメータを設定してもよいし、利用スコアが大きいほど利用画面のサイズを大きくするように起動パラメータを設定してもよい。制御部11が設定する起動パラメータは、機能に関する表示を行うときに参照される起動パラメータであればどのようなものでもよい。
上述した実施形態において、表示装置10の制御部11は、機能の利用中に表示させる利用画面の表示期間により利用時間を算出していた。これに代えて、制御部11は、機能の利用が指示されてソフトウェアを実行した日時を利用開始日時とし、そのソフトウェアの実行を終了した日時を利用終了日時としてもよい。このようにすれば、制御部11は、画面表示を伴わない機能についても表示属性を設定することが可能となる。例えば、制御部11は表示部15に画像を表示させずに、音声入出力部12により音声入出力に係る機能、バイブレーションを用いる機能などについて、画面表示に関わらず機能の利用時間を計測することができる。この場合においては、制御部11は、表示装置10が省電力モードに遷移して画面表示を行わない期間も機能の利用時間に含めてもよい。
上述した実施形態において、表示装置10の制御部11は、ホームアプリケーションから機能を利用した場合に利用履歴を利用履歴管理テーブル161に格納していたが、例えば、いわゆるポップアップ画面から利用された場合や、ユーザへの通知情報を表示するステータスバーの操作等によって機能が利用された場合も、利用履歴を利用履歴管理テーブル161に格納してもよい。
また、表示装置10がソフトウェア(例えばアプリケーションソフトウェア)毎に利用頻度を管理する場合、そのソフトウェアを用いて利用される第1の機能からの第2の機能に切り換えられた場合、利用時間については第1及び第2の機能の利用時間を合算する一方、利用回数については第1の機能の利用開始時のみに加算し、第2の機能の利用開始時には加算しないようにするとよい。
上述した実施形態のオブジェクトはアイコンを指していたが、本発明のオブジェクトは、機能の名称や説明文などの文字列を付したメニュー(例えばメニューバー)であってもよいし、ウィジェットに対応したウィンドウであってもよい。このように本発明のオブジェクトは、ユーザの操作対象となるオブジェクトであり、ユーザにより選択されたことを契機に機能を利用できるようにしたオブジェクトであればよい。また、本発明の一覧画面は、機能の一覧をオブジェクトを用いて表示する画面であれば、ホームアプリケーションの実行により表示される機能一覧画面Lやホーム画面H以外の画面でもよい。例えば一覧画面は、ミドルウェアやOS(Operating System)の実行により表示される画面であってもよい。
上述した実施形態において、表示装置10の制御部11は、利用履歴管理テーブル161を参照して、機能毎の合計の利用時間を用いて利用スコアを算出した。これに対し、制御部11は、一回あたりの利用時間が予め設定された長さ未満(例えば、5秒未満)であった場合には、この利用時間を利用スコアに反映させないようにしてもよい。図3に示す利用履歴管理テーブル161には、利用時間が「4」秒である利用履歴も含まれている。このような極端に短い利用時間である場合、例えばユーザが操作ミスによってオブジェクトを選択して、すぐにその利用を終了させたことが考えられるからである。このような利用は、ユーザが機能の利用を意図して行ったものではない。そこで、ユーザの実際の機能の利用頻度をより忠実にオブジェクトの表示に反映させることができるように、制御部11はこの利用時間を利用スコアの算出(つまり利用頻度)に含めないようにする。また、制御部11は、利用時間のみならず、利用時間が閾値未満である場合には利用回数についても増加させないようにしてもよい。
上述した実施形態において、表示装置10の制御部11は、式(1)で示す演算式により利用スコアを算出していたが、利用スコアの算出方法はこれ以外の方法であってもよい。例えば、制御部11は、機能の利用日を用いないで利用スコアを算出してもよい。
また、制御部11は、利用時間と利用回数とを変数とした別の関数を用いた演算により、利用スコアを算出してもよい。また、利用時間及び利用回数と利用スコアとの関係を規定した参照テーブルが予め記憶部16に記憶されていて、制御部11は、この参照テーブルに基づいて、機能毎の利用時間と利用回数に対応する利用スコアを算出してもよい。
ただし、利用時間及び利用回数は一般的にべき乗則に従うため、利用時間及び利用回数に応じた対数関数を用いた演算結果により利用スコアが定まるように構成されていることが好ましい。また、制御部11は、利用時間の値及び利用回数の値をそのまま利用スコアとして算出してもよい。
上述した実施形態において、表示装置10の制御部11は、機能毎に利用スコアを算出していたが、機能が分類されたカテゴリ毎に利用スコアを算出してもよい。また、制御部11は、同一カテゴリに分類された複数機能において、そのカテゴリ内での利用スコアの順位に応じて、各機能の表示属性を設定してもよい。この場合、制御部11は、各カテゴリで優先順位が1位の機能のみ強調表示させるなど、カテゴリ内での利用スコアの順位に応じた表示態様を各機能に規定することも可能である。
このように、制御部11は、いずれかのカテゴリに分類された機能の表示属性を設定する場合には、同一カテゴリに分類された機能の利用頻度をその表示属性に反映させることも可能である。
上述した実施形態において、表示装置10の制御部11は、利用時間と利用回数とを用いて利用スコアを算出していたが、利用回数を用いないようにしてもよい。制御部11が利用回数を用いなくとも、少なくとも利用時間を用いていれば、実際の機能の利用状況に近づけるように、ユーザによる機能の利用頻度をオブジェクトの表示に反映させることができるからである。
本発明は、シンクライアント技術にも適用可能である。この場合、表示装置10は、ユーザの操作を受け付けると、その操作を示す操作情報をシンクライアントサーバに宛てて送信する。シンクライアントサーバは、受信した操作情報が示す操作を自装置が受け付けたものとして、機能の利用時間や利用回数を求めて利用スコアを算出する。そして、管理サーバは算出した利用スコアを表示装置10に宛てて送信する。そして、表示装置10はシンクライアントサーバから受信した利用スコアに応じて、各機能の表示属性を設定する。
上述した実施形態における利用履歴管理テーブル161の構成は一例である。例えば、制御部11は、記憶部16に、機能毎の利用時間の合計時間と利用回数とを記憶しておき、機能が利用されるたびにそれらの値を更新してもよい。また、表示装置10が利用履歴を蓄積しなくてもよく、例えば外部の管理サーバに利用履歴管理テーブル161に格納される情報を蓄積させてもよい。この場合、表示装置10は機能が利用されるごとに、機能ID、利用開始日時及び利用終了日時を管理サーバに送信する。この構成であれば、表示装置10は、管理サーバにより算出された利用スコアを通信により取得して表示属性を設定することも可能である。
また、表示装置10の制御部11が実現する各機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の協働によって実現されうる。
また、本発明は、表示装置10のほか、コンピュータにユーザインタフェースを実現させるためのプログラムや、表示領域に画像を表示する表示装置にユーザインタフェースを提供するユーザインタフェース方法といった形態でも実施が可能である。かかるプログラムは、光ディスク等の記録媒体に記録した形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されたりすることも可能である。
Claims (13)
- 表示領域に画像を表示する表示部と、
所定のカテゴリに従って分類された利用可能な機能について、各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を、前記表示領域に表示させる表示制御部と、
ユーザにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付部と、
前記受付部が受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定部と
を備え、
前記設定部は、
前記利用頻度に応じて、前記利用可能な機能から同一カテゴリに分類された複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、
前記表示制御部は、
前記設定部により設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付部が受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させる
ことを特徴とするユーザインタフェース装置。 - 表示領域に画像を表示する表示部と、
利用可能な機能の各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を、前記表示領域に表示させる表示制御部と、
ユーザにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付部と、
前記受付部が受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定部と
を備え、
前記設定部は、
前記利用頻度が高いことを示す予め決められた条件を満たす複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、
前記表示制御部は、
前記設定部により設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付部が受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させる
ことを特徴とするユーザインタフェース装置。 - 表示領域に画像を表示する表示部と、
利用可能な機能の各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を、前記表示領域に表示させる表示制御部と、
ユーザにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付部と、
前記受付部が受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定部と
を備え、
前記設定部は、
前記利用頻度に応じて前記利用可能な機能から複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、
前記表示制御部は、
前記設定部により設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付部が受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させ、
前記設定部は、
前記一覧画面に含まれる前記第1オブジェクトの数、又は、前記表示領域において前記第1オブジェクトが占める割合が閾値以上となった場合に、前記利用頻度に応じて選択した複数の前記第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定する
ことを特徴とするユーザインタフェース装置。 - 前記利用可能な機能は、所定のカテゴリに従って分類された機能を含み、
前記設定部は、
同一カテゴリに分類された前記複数機能に対応した前記複数の第1オブジェクトを、前記第2オブジェクトに置換することを規定する
ことを特徴とする請求項3に記載のユーザインタフェース装置。 - 前記設定部は、
前記一覧画面に前記第2オブジェクトが含まれている前記複数機能に、前記利用頻度が閾値以上である前記機能が含まれる場合には、当該機能に対応した前記第1オブジェクトを前記一覧画面に含めることを規定した前記表示属性を設定する
ことを特徴とする請求項3又は4に記載のユーザインタフェース装置。 - 前記設定部は、
前記機能の利用中に前記表示領域に表示される利用画面の表示期間を、前記利用頻度に含め、当該機能の利用中において前記利用画面が表示されない期間を、前記利用頻度に含めない
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のユーザインタフェース装置。 - 前記設定部は、
一回の前記機能の利用における前記利用時間が予め設定された長さ未満である場合には、当該利用時間を前記利用頻度に含めない
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のユーザインタフェース装置。 - 所定のカテゴリに従って分類された利用可能な機能について、各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を表示領域に表示させる表示制御ステップと、
ユーザにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップで受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定ステップと
を有し、
前記設定ステップにおいて、
前記利用頻度に応じて、前記利用可能な機能から同一カテゴリに分類された複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、
前記表示制御ステップにおいて、
前記設定ステップで設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付ステップで受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させる
ことを特徴とするユーザインタフェース方法。 - 利用可能な機能の各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を表示領域に表示させる表示制御ステップと、
ユーザにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップで受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定ステップと
を有し、
前記設定ステップにおいて、
前記利用頻度が高いことを示す予め決められた条件を満たす複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、
前記表示制御ステップにおいて、
前記設定ステップで設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付ステップで受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させる
ことを特徴とするユーザインタフェース方法。 - 利用可能な機能の各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を表示領域に表示させる表示制御ステップと、
ユーザにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップで受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定ステップと
を有し、
前記設定ステップにおいて、
前記利用頻度に応じて前記利用可能な機能から複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、
前記表示制御ステップにおいて、
前記設定ステップで設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付ステップで受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させ、
前記設定ステップにおいて、
前記一覧画面に含まれる前記第1オブジェクトの数、又は、前記表示領域において前記第1オブジェクトが占める割合が閾値以上となった場合に、前記利用頻度に応じて選択した複数の前記第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定する
ことを特徴とするユーザインタフェース方法。 - 表示領域に画像を表示する表示装置のコンピュータに、
所定のカテゴリに従って分類された利用可能な機能について、各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を表示領域に表示させる表示制御ステップと、
ユーザにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップで受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定ステップと
を実行させ、
前記設定ステップにおいて、
前記利用頻度に応じて、前記利用可能な機能から同一カテゴリに分類された複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、
前記表示制御ステップにおいて、
前記設定ステップで設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付ステップで受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させるためのプログラム。 - 表示領域に画像を表示する表示装置のコンピュータに、
利用可能な機能の各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を、前記表示領域に表示させる表示制御ステップと、
ユーザにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップで受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定ステップと
を実行させ、
前記設定ステップにおいて、
前記利用頻度が高いことを示す予め決められた条件を満たす複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、
前記表示制御ステップにおいて、
前記設定ステップで設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付ステップで受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させるためのプログラム。 - 表示領域に画像を表示する表示装置のコンピュータに、
利用可能な機能の各機能に対応した操作対象のオブジェクトを含む前記機能の一覧画面を、前記表示領域に表示させる表示制御ステップと、
ユーザにより行われた前記オブジェクトを選択する操作を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップで受け付けた操作により前記オブジェクトが選択されて前記機能が利用された場合の、当該機能の利用頻度に応じて、前記各機能の表示属性を設定する設定ステップと
を実行させ、
前記設定ステップにおいて、
前記利用頻度に応じて前記利用可能な機能から複数機能を選択し、選択した複数機能に対応する複数の第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定し、
前記表示制御ステップにおいて、
前記設定ステップで設定された前記表示属性に従って前記一覧画面を表示させ、前記第2オブジェクトを選択する操作を前記受付ステップで受け付けた場合には、前記複数の第1オブジェクトを前記表示領域に表示させ、
前記設定ステップにおいて、
前記一覧画面に含まれる前記第1オブジェクトの数、又は、前記表示領域において前記第1オブジェクトが占める割合が閾値以上となった場合に、前記利用頻度に応じて選択した複数の前記第1オブジェクトを1の第2オブジェクトに置換することを規定した前記表示属性を設定するためのプログラム。
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