JP2011100419A - ファイルブラウザ - Google Patents

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Abstract

【課題】指定された集計期間における累積アクセス時間が長いファイルを容易に探索することのできるファイルブラウザを提供する。
【解決手段】ファイルブラウザ1は、アクセス履歴管理部11が、メインメモリ101上にファイルごとのアクセス履歴21を作成および管理を行い、集計期間設定部12が、各ファイルのアクセス時間を集計する集計期間を設定し、累積アクセス時間算出部13が、アクセス履歴21にもとづいて、設定された集計期間における各ファイルの累積アクセス時間を算出し、表示形態制御部14が、算出された累積アクセス時間の長さに応じて、各ファイルのアイコンおよびそれぞれのファイルが属するディレクトリのアイコンの表示形態を決定し、表示部15が、表示形態制御部14により決定された表示形態のアイコンを用いて、ユーザにより指定されたディレクトリに属するディレクトリおよびファイルを表示装置105に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファイルブラウザに関する。
コンピュータのファイル管理システムでは、多数のファイルを階層的な複数のディレクトリに分割して管理する手法がよく用いられる。このような階層的な構造を有するファイル管理システムでは、目的のファイルへのアクセスを容易にするため、ファイルブラウザが使用されることが多い。
ファイルブラウザでは、それぞれアイコンで表したディレクトリおよびファイルをツリー形式に配置することで、ファイルシステムの階層構造を画面上に表示し、マウスなどのポインティングデバイスで画面上のアイコンを選択することにより、目的のディレクトリあるいはファイルの内容を表示する、ということが行われる。
ファイルブラウザを用いることでファイルの閲覧が容易になるが、閲覧対象のファイルが多数のディレクトリ内に分散している場合、ディレクトリ間を移動しながら所望のファイルを探さなければならない。また、一旦閲覧が終了した後で、もう一度同じファイルを閲覧しようとした場合、そのファイルがどのディレクトリにあったかを覚えていないと、再度、ファイル探索をしなければならなくなる。
このようなファイル探索の困難さに対して、従来、ファイルへのアクセスの頻度によって、そのファイルを格納するフォルダのアイコンの表示形態を変化させる、アイコン表示制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この提案されたアイコン表示制御装置では、ファイルへのアクセスの頻度によってアイコンの表示形態が変化するので、アクセス頻度の高いファイルを容易に探索することができる。
しかし、ファイルの中には、アクセス頻度は低くても、アクセスする時には素早く開きたいファイルがある。例えば、定期的にアクセスして、その内容を確認したり更新したりする必要があるような重要なファイルの場合、そのファイルをできるだけ早く探索できることが望まれる。ところが、そのようなファイルの場合、一旦ファイルを開くと、長時間ファイルを開いて、その内容を熟読、吟味することが多いため、アクセス回数は少ないことがある。
そのため、上述のアイコン表示制御装置のような、ファイルへのアクセス頻度でアイコンの表示形態を変化させる方式では、アクセス頻度は低くてもファイルを開いている時間が長いファイルの探索の容易性が向上しない、という問題が発生する。
また、上述のアイコン表示制御装置のように、ファイル作成時からのアクセス回数を単純に累計すると、時間の経過とともに、多くのファイルのアイコンの形態が同じように変化してしまい、ファイルの探索の容易性が低下する、という問題も発生する。
特開2002−215286号公報 (第2−3ページ、図1)
そこで、本発明の目的は、指定された集計期間における累積アクセス時間が長いファイルを容易に探索することのできるファイルブラウザを提供することにある。
本発明の一態様によれば、コンピュータに格納されたファイルの階層的ディレクトリ構造をアイコンを用いて表示するファイルブラウザであって、ファイルごとのアクセス履歴を作成し、管理するアクセス履歴管理手段と、前記アクセス履歴にもとづいて各ファイルの累積アクセス時間を算出する累積アクセス時間算出手段と、前記累積アクセス時間の長さに応じて、前記ファイルのアイコンおよび前記ファイルが属するディレクトリのアイコンの表示形態を決定する表示形態制御手段と、前記表示形態制御手段により決定された表示形態のアイコンを用いて、ユーザにより指定されたディレクトリに属するディレクトリおよびファイルを表示する表示手段とを備えることを特徴とするファイルブラウザが提供される。
本発明によれば、指定された集計期間における累積アクセス時間が長いファイルを容易に探索することができる。
本発明の実施例に係るファイルブラウザの構成の例を示すブロック図。 本発明の実施例のアクセス履歴セルの説明図。 本発明の実施例のアクセス履歴セルチェーンの説明図。 アクセス履歴集約の説明図。 アクセス履歴削除の説明図 ユーザからの入力を受け付けるGUI画面の例を示す図。 本発明の実施例における表示形態情報の伝播の例を示す図。 本発明の実施例における指定ディレクトリ表示画面の例を示す図。 本発明の実施例の管理ファイルの例を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、図中、同一または相当部分には同一の符号を付して、その説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施例に係るファイルブラウザの構成の例を示すブロック図である。本実施例のファイルブラウザ1は、コンピュータに格納されたファイルの階層的ディレクトリ構造をアイコンを用いて表示するファイルブラウザである。
ファイルブラウザ1は、コンピュータのメインメモリ101上にファイルごとのアクセス履歴21を作成し、その管理を行うアクセス履歴管理部11と、各ファイルのアクセス時間を集計する集計期間を設定する集計期間設定部12と、アクセス履歴21にもとづいて、設定された集計期間における各ファイルの累積アクセス時間を算出する累積アクセス時間算出部13と、算出された累積アクセス時間の長さに応じて、各ファイルのアイコンおよびそれぞれのファイルが属するディレクトリのアイコンの表示形態を決定する表示形態制御部14と、表示形態制御部14により決定された表示形態のアイコンを用いて、ユーザにより指定されたディレクトリに属するディレクトリおよびファイルを表示装置105に表示する表示部15と、を備える。
ここで、集計期間設定部12における集計期間の設定や表示部15に対するディレクトリの指定には、キーボード103やマウス104などの入力装置が用いられる。
アクセス履歴管理部11は、コンピュータの動作終了時にはメインメモリ101上に作成したアクセス履歴21をアクセス履歴21Aとして外部記憶装置102に保存し、コンピュータの次の起動時に、このアクセス履歴21Aを外部記憶装置102から読み出し、メインメモリ101へアクセス履歴21としてロードする。
次に、アクセス履歴管理部11によるアクセス履歴21の作成について説明する。
アクセス履歴管理部11は、コンピュータが起動すると、図2(a)に示すように、メインメモリ101上に、例えば16バイトずつのセルに区切ったアクセス履歴作成領域211を確保する。
アクセス履歴管理部11は、ファイルへのアクセスがあると、アクセス履歴作成領域211の1つのセルを使って、アクセス履歴セル212を作成する。
図2(b)に、アクセス履歴セル212の構成の例を示す。
アクセス履歴セル212は、ファイルのオープン時刻を記録したオープン時刻フィールド2121と、ファイルのクローズ時刻を記録したクローズ時刻フィールド2122と、を有する。
オープン時刻およびクローズ時刻は、ファイルブラウザ1がインストールされて最初に起動された時刻を「0秒」として、そこからの経過秒数で時刻を表すものとする。その時刻を4バイトで表すものとすると、表すことのできる最大時刻は4294967295秒、すなわち約136年であり、実用上、アクセス履歴の管理に問題は生じない。
アクセス履歴セル212は、そのほか、順方向ポインタフィールド2123と、逆方向ポインタフィールド2124と、を有する。
順方向ポインタフィールド2123と逆方向ポインタフィールド2124は、ファイルがアクセスされるごとに作成されるアクセス履歴セル212を相互にリンクするために使用される。
アクセス履歴管理部11は、順方向ポインタフィールド2123と逆方向ポインタフィールド2124によりアクセス履歴セル212を相互にリンクさせて、アクセス履歴セルチェーン213を形成する。このアクセス履歴セルチェーン213が、アクセス履歴21に相当する。
図3に、1つのファイル300に対して形成されたアクセス履歴セルチェーン213の例を示す。
ここでは、アクセス履歴セル212aが最初に作成され、続いてアクセス履歴セル212b、212cが作成され、アクセス履歴セル212dが最後に作成されたものである。
それぞれのアクセス履歴セル212の順方向ポインタフィールド2123を順次辿ることにより、ファイル300へのアクセスを順方向に辿ることができ、逆方向ポインタフィールド2124を順次辿ることにより、ファイル300へのアクセスを逆方向に辿ることができる。
なお、最初に作成されたアクセス履歴セル212aの逆方向ポインタフィールド2124には、それ以上リンクを辿れないことを示すENDマーク(例えば、0xffffffff)が格納され、同様に、最後に作成されたアクセス履歴セル212dの順方向ポインタフィールド2123にも、ENDマークが格納される。
また、アクセス履歴管理部11は、ファイル300に、アクセス履歴のスタートポイントを示すスタートポインタ301およびアクセス履歴のエンドポイントを示すエンドポインタ302を付属させる。
スタートポインタ301は、最初に作成されたアクセス履歴セル212aを指し、エンドポインタ302は、最後に作成されたアクセス履歴セル212dを指す。
また、アクセス履歴管理部11は、空きセルポインタ401により空きセルの先頭位置を把握し、次のアクセス履歴セル212の作成に備える。
上述したように、アクセス履歴セルチェーン213は、ファイルアクセスのたびにアクセス履歴セル212がリンクされて、その容量が次第に増加する。しかし、アクセス履歴作成領域211の容量は限られているので、どこかの時点で、アクセス履歴セルチェーン213の容量の減縮を図る必要がある。
そこで、本実施例では、同一日に複数のアクセス履歴セル212が作成されている場合は、例えば作成されてから1ヶ月経過した時点で、アクセス履歴管理部11は、その複数のアクセス履歴セル212のアクセス時間を合算して、1つのアクセス履歴セル212へ集約することを行う。このとき、アクセス時間は、クローズ時刻フィールド2122クローズ時刻からオープン時刻フィールド2121に記録されたオープン時刻を差し引くことにより求める。
図4に、同一日付の5個のアクセス履歴セル212e〜212jが、1個のアクセス履歴セル212jへ集約された様子を示す。
ここで、アクセス履歴セル212e〜212jに記録されていたアクセス時間が、10分、15分、1時間、30分、5分であったとすると、集約後のアクセス履歴セル212jには、そのアクセス時間を合算した2時間のアクセスがあったかのように記録する。そのとき、アクセス開始時刻としては、例えば、最も長い1時間のアクセスがあったときのアクセス開始時刻を代表として採用する。
この集約により得られた空きセル領域は、以降のアクセス履歴セル212の作成に再利用される。
また、アクセス履歴セルチェーン213の容量の減縮をさらに図るため、アクセス履歴管理部11は、例えば作成されてから1年経過したアクセス履歴セル212をアクセス履歴セルチェーン213から削除する。
作成から1年経過したアクセス履歴セルを削除する方法としては、スタートポインタ301からアクセス履歴セル212を辿り、1年以内に作成されたアクセス履歴セル212を発見したら、その直前までのアクセス履歴セル212を削除するようにする。
また、作成から1年経過したアクセス履歴セルを削除した後は、スタートポインタ301が、最初に発見した1年以内に作成されたアクセス履歴セル212を指すように、スタートポインタ301を再設定する。
図5に、アクセス履歴セルが削除される様子を示す。
スタートポインタ301が指しているアクセス履歴セル212mから辿り、1年以内に作成されたアクセス履歴セルとして、アクセス履歴セル212mを最初に発見した場合、アクセス履歴管理部11は、アクセス履歴セル212mを削除する。削除後の空きセル領域は、以降のアクセス履歴セル212の作成に再利用される。また、スタートポインタ301は、アクセス履歴セル212nを指すようになる。
このように、それぞれのファイルに対して、アクセスがあるごとにアクセス履歴セル212が作成され、ファイルごとのアクセス履歴セルチェーン213が作成される。
累積アクセス時間算出部13は、このアクセス履歴セルチェーン213を辿り、それぞれのアクセス履歴セル212からアクセス時間を算出し、そのアクセス時間を加算して、それぞれのファイルの累積アクセス時間を算出する。
表示形態制御部14は、累積アクセス時間算出部13により算出された累積アクセス時間の長さに応じて、各ファイルのアイコンおよびそれぞれのファイルが属するディレクトリのアイコンの表示形態を決定する。アイコンの表示形態としては、アイコンの表示色の濃度、アイコンの模様、アイコンのマークなどが挙げられる。
アイコンの表示色の濃度を例にとった場合、表示形態制御部14は、累積アクセス時間の長さが長いほど、アイコンの表示色の濃度を高くする。そのとき、ユーザは、最大濃度とする累積アクセス時間の時間数を設定できるものとする。
表示形態制御部14は、ファイルのアイコンの表示形態は、そのファイルの累積アクセス時間により直接決定する。
一方、ディレクトリのアイコンの表示形態は、そのディレクトリの最も下位階層のファイルの表示形態の情報を、順次上位階層へ伝播させることによって決定する。このとき、下位階層に複数のファイルがある場合、複数の表示形態情報をどのように上位階層へ伝播させるかは、予め設定された伝播ルールにもとづいて決定する。
このように、例えばアイコンの表示色の濃度のように、アイコンの表示形態を変化させることにより、累積アクセス時間が長いファイルの識別が容易になる。しかし、アクセス履歴セルチェーン213全体を累積アクセス時間算出の対象とすると、累積アクセス時間の長いファイルが多数になることが考えられ、ファイルの識別容易性が損なわれるおそれがある。
そこで、本実施例では、集計期間設定部12を設け、各ファイルのアクセス時間を集計する集計期間を、ユーザが設定できるようにしている。集計期間を限定することにより、対象のファイルの絞り込みを図ることができ、累積アクセス時間の長いファイルの識別容易性が向上する。
累積アクセス時間算出部13は、集計期間設定部12により設定された集計期間における各ファイルの累積アクセス時間を算出する。
上述したように、本実施例では、集計期間設定部12および表示形態制御部14に対して、ユーザは、各種条件を設定できる。その条件設定は、例えば、図6に示すGUI(グラフィック・ユーザ・インターフェイス)画面500にて行われる。
図6に示すGUI画面500において、フィールド501、503は、それぞれ、集計期間設定部12へ、集計期間の開始時期および終了時期を入力する領域である。それぞれのフィールドには、それぞれ一覧表示ボタン502、504が付属しており、これを押すことで、選択メニューを表示し、その中から希望のものを選択することができる。
例えば、一覧表示ボタン502を押すと、「10分前」、「20分前」、・・・、「1時間前」、「2時間前」、・・・、「1日前」、「2日前」、・・・、「1ヶ月前」、「2ヶ月前」、・・・、「1年前」などの一覧が表示され、一覧表示ボタン504を押すと、「現在」、「10分前」、「20分前」、・・・、「1時間前」、「2時間前」、・・・、「1日前」、「2日前」、・・・、「1ヶ月前」、「2ヶ月前」、・・・、「11ヶ月前」などの一覧が表示される。
また、フィールド511は、表示形態制御部14に対して、表示色を最大濃度とする累積アクセス時間の時間数を設定する領域であり、フィールド513は、表示形態制御部14の表示形態情報伝播ルールを選択する領域である。
フィールド511に付属するボタン512を押すと、「10分」、「20分」、・・・、「1時間」、「2時間」、・・・、「24時間」などの一覧が表示され、その中から希望の値を選択することができる。
また、フィールド513に付属するボタン514を押すと、「最大濃度」、「単純平均濃度」、「重み付き平均濃度」など、ここでは、表示色濃度情報の伝播ルールの一覧が表示される。
ちなみに、この一覧で示される表示色濃度情報の伝播ルールは、次の通りである。
「最大濃度」は、あるディレクトリに属するファイルおよび下位ディレクトリの表示濃度の中の最大の濃度をそのディレクトリの表示濃度とする、というルールである。
「単純平均濃度」は、あるディレクトリに属するファイルおよび下位ディレクトリの表示濃度の平均値をそのディレクトリの表示濃度とする、というルールである。
「重み付き平均濃度」は、上述の平均値を求める際、下位ディレクトリをファイルに展開し、そのディレクトリを総てファイルとした状態でその表示濃度の平均値を求める、というルールである。
図7に、表示色濃度情報の伝播ルールとして「最大濃度」を選択したときの、表示色濃度情報の伝播の例を示す。
図7では、ディレクトリおよびファイルをアイコンで示しているが、それぞれのアイコンの下に記載された数値が表示色濃度を示す。ここでは、表示色濃度は1バイトの数値で表わすものとし、その数値が高いほど表示色濃度が高いことを示すものとする。すなわち、最小濃度を‘0’と表し、最大濃度を‘255’と表す。
表示色濃度情報の伝播ルールが「最大濃度」であるとき、最下位のディレクトリ611は、そのディレクトリに属するファイルの中でファイル601の濃度‘151’が最大であるので、その表示色濃度は‘151’と決定される。同様に、ディレクトリ612は、ファイル602の濃度‘250’が最大であるので、その表示色濃度は‘250’と決定される。
1階層上のディレクトリ621にはディレクトリ611とディレクトリ612しか属していないので、ディレクトリ621の表示色濃度は、表示色濃度の数値が大きいディレクトリ612の数値‘250’が伝播し、‘250’と決定される。
さらに1階層上のディレクトリ631へは、ディレクトリ621を含めた中で最大であるファイル622の濃度‘254’が伝播し、ディレクトリ631の表示色濃度は‘254’と決定される。
表示形態制御部14により各ファイルおよびディレクトリの表示色濃度が決定されると、表示部15は、その決定された表示色濃度を用いて、ユーザにより指定されたディレクトリに属するファイルおよびディレクトリのアイコンを表示装置105に表示する。
図8に、ユーザにより指定されたディレクトリの表示画面の例を示す。
指定ディレクトリ表示画面700には、ユーザにより指定されたディレクトリに属するファイル701およびディレクトリ702が表示される。
ファイル701の表示色濃度は、そのファイルの累積アクセス時間の長さによって変化し、累積アクセス時間が長いほど、その表示色濃度が高くなる。
また、ディレクトリ702の表示色濃度は、その階層構造の下位階層に属する表示色濃度が、順次上位階層へ伝播されて決定されている。そのため、累積アクセス時間が長いファイルが属しているディレクトリほど、その表示色濃度が高くなる。
したがって、この指定ディレクトリ表示画面700を見ることにより、ユーザは、どのファイルの累積アクセス時間が長いか、あるいは、どのディレクトリに累積アクセス時間の長いファイルが属しているかが、容易に分かり、累積アクセス時間の長いファイルの探索を容易に行うことができる。
ユーザにより指定されたディレクトリを表示する場合、そのディレクトリに属する総てのファイルのアクセス履歴チェーンを総て読み出す必要がある。このアクセス履歴チェーンの読み出しを容易にするため、本実施例では、それぞれのディレクトリに管理用ファイル800を設ける。
図9に、管理用ファイル800の例を示す。
図9に示す例では、管理用ファイル800として、そのディレクトリに属するファイルそれぞれに、ファイル名と、スタートポインタと、エンドポインタと、を1組とした、リストが作成される。
この管理用ファイル800に記載されているスタートポインタあるいはエンドポインタを用いることにより、各ファイルのアクセス履歴チェーンの先頭あるいは末尾に容易に到達することができる。
また、この管理用ファイル800を用いることにより、ファイルの移動や削除が行われたときのアクセス履歴作成領域211の管理も簡単になる。
例えば、ファイルの移動が行われた際は、移動元の管理用ファイル800Aからそのファイルに関する行を削除し、移動先の管理用ファイル800Bへ、その削除した行を追加すればよい。
また、ファイルの削除が行われた際は、管理用ファイル800からそのファイルに関する行を削除するとともに、その行から指定されていたアクセス履歴チェーンのアクセス履歴セルを総て削除し、再利用に回すようにすればよい。
さらに、この管理用ファイル800には、もう1つの機能を持たせることもできる。それは、ディレクトリのアイコンの表示形態に関するキャッシュ機能で、例えば、管理用ファイル800の先頭に、次のような行を追加する。
<キャッシュ> <タイムスタンプ>
0x5f 0x00002763
これは、以前このディレクトリに対して、例えば表示色濃度の計算を行ったときに求められた表示色濃度をキャッシュ値とし、表示色濃度の計算を行った時刻を表すタイムスタンプとペアにして記録したものである。
この情報を利用して、例えば、一度計算したディレクトリの表示色濃度は1時間以内は再計算しない、などのルールで運用すれば、深い階層を持ったディレクトリに対して、表示色濃度の計算処理を大幅に削減することができる。
このような本実施例によれば、ファイルごとにアクセス履歴を記録したアクセス履歴セルチェーンを作成し、指定された集計期間の累積アクセス時間の長さに応じて、例えば表示色濃度を変化させるなど、ファイルのアイコンの表示形態を変化させ、またその表示形態の情報を上位階層のディレクトリへ伝播させ、上位階層アイコンの表示形態も変化させるので、累積アクセス時間の長いファイルを容易に探索することができる。
また、アクセス履歴セルチェーンを、コンピュータのメインメモリ上に作成するので、アクセス履歴セルチェーンを迅速に辿ることができ、アイコンの表示形態を変化させる処理を短時間で行うことができる。
1 ファイルブラウザ
11 アクセス履歴管理部
12 集計期間設定部
13 累積アクセス時間算出部
14 表示形態制御部
15 表示部
21、21A アクセス履歴
211 アクセス履歴作成領域
212 アクセス履歴セル
2121 オープン時刻フィールド
2122 クローズ時刻フィールド
2123 順方向ポインタフィールド
2124 逆方向ポインタフィールド
213 アクセス履歴セルチェーン
301 スタートポインタ
302 エンドポインタ
401 空きセルポインタ
500 GUI画面
700 指定ディレクトリ表示画面
800 管理用ファイル

Claims (6)

  1. コンピュータに格納されたファイルの階層的ディレクトリ構造をアイコンを用いて表示するファイルブラウザであって、
    ファイルごとのアクセス履歴を作成し、管理するアクセス履歴管理手段と、
    前記アクセス履歴にもとづいて各ファイルの累積アクセス時間を算出する累積アクセス時間算出手段と、
    前記累積アクセス時間の長さに応じて、前記ファイルのアイコンおよび前記ファイルが属するディレクトリのアイコンの表示形態を決定する表示形態制御手段と、
    前記表示形態制御手段により決定された表示形態のアイコンを用いて、ユーザにより指定されたディレクトリに属するディレクトリおよびファイルを表示する表示手段と
    を備えることを特徴とするファイルブラウザ。
  2. さらに、前記ファイルのアクセス時間を集計する集計期間を設定する集計期間設定手段を備え、
    前記累積アクセス時間算出手段が、
    前記集計期間における各ファイルの累積アクセス時間を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のファイルブラウザ。
  3. 前記アクセス履歴管理手段が、
    前記アクセス履歴として、
    前記ファイルへのアクセスが行われるごとに前記ファイルのオープン時刻およびクローズ時刻を記録したアクセス履歴セルを1つずつ生成し、前記アクセス履歴セルをその生成順にチェーン状にリンクさせたアクセス履歴セルチェーンを生成する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のファイルブラウザ。
  4. 前記アクセス履歴管理手段が、
    前記アクセス履歴の作成から一定時間経過後に、同じアクセス履歴セルチェーン中に作成日が同一のアクセス履歴セルが複数あるときはそれぞれのアクセス履歴セルに記録された前記アクセス時間を合算して1つのアクセス履歴セルへ統合し、
    さらに所定の時間が経過した後は、前記アクセス履歴セルチェーンから前記アクセス履歴セルを削除する
    ことを特徴とする請求項3に記載のファイルブラウザ。
  5. 前記アクセス履歴管理手段が、
    前記コンピュータのメインメモリ上に前記アクセス履歴セルチェーンを形成し、
    前記コンピュータの動作終了時に前記アクセス履歴セルチェーンを外部記憶装置に保存し、前記コンピュータの次の起動時に前記外部記憶装置から前記メインメモリへロードする
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のファイルブラウザ。
  6. 前記表示形態制御手段が、
    下位階層のファイルおよびディレクトリの表示形態情報を上位階層のディレクトリへ順次伝播させ、前記上位階層のディレクトリの表示形態の決定に反映させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のファイルブラウザ。
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