JP6966289B2 - 情報分析装置、プログラム及び方法 - Google Patents

情報分析装置、プログラム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6966289B2
JP6966289B2 JP2017209827A JP2017209827A JP6966289B2 JP 6966289 B2 JP6966289 B2 JP 6966289B2 JP 2017209827 A JP2017209827 A JP 2017209827A JP 2017209827 A JP2017209827 A JP 2017209827A JP 6966289 B2 JP6966289 B2 JP 6966289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
information
business
database
arithmetic unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017209827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019082858A (ja
Inventor
祐介 佐藤
暢生 西本
裕二 戸田
郁 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2017209827A priority Critical patent/JP6966289B2/ja
Publication of JP2019082858A publication Critical patent/JP2019082858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6966289B2 publication Critical patent/JP6966289B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、情報分析装置に関する。
AI(Artificial Intelligence)、IoT(Internet of Things)などのデジタル化が進行し、経済・社会・産業の構造が急速に変化する大変革時代が到来している。このような激変のデジタルトランスフォーメーション時代にあって、データを含む広義の知的財産の重要性が増加し、変革(ゲームチェンジ)を加速し、情報が競争力を大きく左右するようになっている。
このため、特許公報などの知的財産の情報を企業経営に活用し、経営活動に資する情報の提供が求められている。本技術分野の背景技術として、以下の先行技術がある。特許文献1(特開2008−203919号公報)には、事業動向、研究開発動向、知的財産動向を特許マップに一覧表示する特許マップ作成システムが記載されている。
特開2008−203919号公報
しかし、前述した特許文献に記載されたシステムでは、事業動向、研究開発動向及び知的財産動向を特許マップに表示するものの、市場情報は考慮されておらず、経営活動に資する情報としては不十分であった。さらに、特許文献1は、対象となる全会社の統計データを表示するものであるため、自社や他社の経営活動に資する情報を時間軸で認識することは困難であり、事業戦略を策定するための情報としては不十分であった。特許情報を加味して製品毎の事業戦略を策定し、経営層に提案するためには、特許文献1に示すような特許出願比率と論文発表件数比率と製品出荷高比率だけでなく、市場情報や自社や他社の事業動向などの様々な情報を一元的に管理し、時系列に沿って整理する分析ツールが必要である。
本発明は、特許公報などの知財情報を企業経営に活用するための情報分析システムを提案するものである。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、所定の処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記憶デバイスと、前記演算装置に接続された通信インタフェースとを備え、前記演算装置は、各々が時間の情報と関連付けられた特許情報と事業動向と市場情報とを格納するデータベースにアクセス可能であって、ユーザが入力した条件に従って、前記データベースを検索するための検索クエリを作成し、前記検索クエリを用いて前記データベースから所望のデータを取得し、前記取得したデータを時間軸に従って整理して、時系列データを生成し、前記データベースから取得したデータから将来のデータを予測し、特許情報と事業動向と市場情報とにおいて、更新タイミングの相違によって欠落する期間のデータを補完して、更新タイミングが揃ったデータを予測し、前記データベースから取得した前記特許情報と前記事業動向と前記市場情報とを含むデータと、前記予測されたデータとが前記時間軸に従って整理された画面を表示するための表示データを生成する。
本発明の一態様によれば、直接的に経営活動に資するデータを提示でき、迅速かつ的確な経営判断が可能になる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
実施例1の情報分析システムの構成を示す図である。 事業情報データベースの構成例を示す図である。 営業情報データベースの構成例を示す図である。 特許情報データベースの構成例を示す図である。 市場情報データベースの構成例を示す図である。 外部情報データベース(ニュース・リリースデータベース)の構成例を示す図である。 実施例1の情報分析処理のフローチャートである。 実施例1の情報分析システムが出力する画面の例を示す図である。 実施例1の情報分析システムが出力する画面の例を示す図である。 実施例2の情報分析システムの構成を示す図である。 実施例2の予測値評価処理のフローチャートである。
<実施例1>
図1は、実施例1の情報分析システムの構成を示す図である。
本実施例の情報分析システムは、情報分析サーバ10及びストレージ装置20で構成される。情報分析サーバ10は、外部サーバ30及びクライアント端末40と接続されている。
情報分析サーバ10は、CPU11、メモリ12、補助記憶装置13、及び通信インタフェース14を有する計算機である。
CPU11は、メモリ12に格納されたプログラムを実行し、収集した情報を分析する処理を行う演算装置である。
メモリ12は、不揮発性の記憶素子であるROM及び揮発性の記憶素子であるRAMを含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶素子であり、CPU11が実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。具体的には、メモリ12は、検索条件生成プログラム121、情報検索プログラム122、時系列データ生成プログラム123、予測プログラム124、表示データ生成プログラム125及び表示データ出力プログラム126を格納する。
検索条件生成プログラム121は、ユーザがクライアント端末40に入力した条件に従って、データベースを検索するための検索クエリを作成するプログラムである。情報検索プログラム122は、検索条件生成プログラム121が作成した検索クエリを用いてデータベースを検索して、所望のデータを取得するプログラムである。時系列データ生成プログラム123は、データベースから取得した種々のデータを時間軸で整理するプログラムである。予測プログラム124は、過去のデータから将来のデータを予測したり、現在のデータから過去のデータを予測するプログラムである。予測プログラム124は、後述するように回帰分析を行うものでもよいが、AI(Artificial Intelligence)エンジンで構成してもよい。
表示データ生成プログラム125は、Time Line UI画面(図8参照)の表示データを生成するプログラムである。表示データ出力プログラム126は、表示データ生成プログラム125が生成した画面の表示データをクライアント端末40へ出力するプログラムである。例えば、表示データ生成プログラム125が、Time Line UI画面を表示するためのhtmlデータを生成し、表示データ出力プログラム126が、htmlデータをクライアント端末40へ出力する。クライアント端末40は、ブラウザを動作させ、受信したhtmlデータによって、Time Line UI画面を表示する。
補助記憶装置13は、例えば、磁気記憶装置(HDD)、フラッシュメモリ等からなる半導体記憶装置(SSD)等の大容量かつ不揮発性の記憶装置によって構成されており、CPU11が実行するプログラムを格納する。すなわち、プログラムは、補助記憶装置13から読み出されて、メモリ12にロードされて、CPU11によって実行される。
通信インタフェース14は、所定のプロトコルに従って、ネットワークを介して他の装置との通信を制御する通信インタフェース装置である。
情報分析サーバ10は、入力インタフェース及び出力インタフェースを有してもよい。入力インタフェースは、キーボードやマウスなどが接続され、ユーザからの入力を受けるインタフェースである。出力インタフェースは、ディスプレイ装置やプリンタなどが接続され、プログラムの実行結果をオペレータが視認可能な形式で出力するインタフェースである。
CPU11が実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介して情報分析サーバ10に提供され、非一時的記憶媒体である不揮発性の補助記憶装置13に格納される。このため、情報分析サーバ10は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインタフェースを有するとよい。
ストレージ装置20は、情報分析サーバ10に接続された記憶装置であって、例えば、磁気記憶装置(HDD)、フラッシュメモリ等からなる半導体記憶装置(SSD)等の大容量かつ不揮発性の記憶装置によって構成される。ストレージ装置20は、情報分析サーバ10が取得するデータを保持するデータベース、具体的には、事業情報データベース21、特許情報データベース23、営業情報データベース22及び市場情報データベース24を格納する。また、ストレージ装置20は、外部情報データベース25を格納してもよい。
事業情報データベース21は、自社の事業上のイベントを時間の情報と共に記録するデータベースであり、その詳細は図2を用いて後述する。営業情報データベース22は、自社の営業に関する情報を時間の情報と共に記録するデータベースであり、その詳細は図3を用いて後述する。特許情報データベース23は、特許庁が公開する特許情報を格納するデータベースであり、その詳細は図4を用いて後述する。市場情報データベース24は、分析対象の製品がターゲットとする市場の情報を格納するデータベースであり、その詳細は図5を用いて後述する。
なお、本実施例の情報分析システムでは、分析に使用する各種データを情報分析サーバ10に接続されたストレージ装置20に格納したが、情報分析サーバ10内の記憶装置(例えば、補助記憶装置13)に格納してもよく、オンザフライで必要に応じて外部サーバ30から随時取得してもよい。例えば、特許情報などの一度公開されると変化しないデータは、情報が公開される毎に取得して、ストレージ装置20に格納するとよいが、ニュース情報など随時更新されるデータは、必要に応じて外部サーバ30から取得するとよい。
また、ストレージ装置20は、ネットワークに接続された外部ストレージ装置(例えば、NAS)でもよい。
外部サーバ30は、CPU、メモリ、補助記憶装置、及び通信インタフェースを有する計算機であり、インターネットなどの公衆ネットワークを経由して情報分析サーバ10からアクセス可能となっている。外部サーバ30は、情報分析サーバ10やユーザに提供される外部情報を格納する外部情報データベース31を有する。また、外部サーバ30は、外部情報データベース31に格納された外部情報を所定の手順及びフォーマットで提供するAPI32を有する。
クライアント端末40は、CPU、メモリ、補助記憶装置、通信インタフェース、及びユーザインタフェースを有する計算機(パーソナルコンピュータやタブレット端末)である。クライアント端末40では、ユーザインタフェースを提供するウェブブラウザや専用アプリケーションが動作している。
次に、各データベースの構成例を説明する。図2から図6に示すデータベースは、テーブル形式の構成例を図示するが、テーブル形式ではなく、リストやキュー等のデータ構造でもよい。また、各データベースの内容は、一例を示すものであり、データベース間で整合してない場合や、データベースが保持するデータと表示画面(図8)とが整合しない場合がある。
後述するステップS201で、検索条件生成プログラム121が、ユーザが所望する事業領域のデータを取得するが、このために後述する各データベースは事業領域毎に設けたり、データベースに格納されるデータを事業領域と関連付けておくとよい。
図2は、事業情報データベース21の構成例を示す図である。
事業情報データベース21は、発生時期401及びイベント402を含み、自社の事業上のイベントを時間の情報と共に記録する。事業情報データベース21に記録すべき情報は、例えば、中長期の事業計画である中期事業計画から取得できる。発生時期401は、イベントが発生する年月日又は期間である。イベント402は、事業上で発生するイベント(要素技術の開発、拡販活動、プロジェクトのキックオフなど)である。事業情報データベース21は、中期事業計画で決定される事業方針や、今後事業を行っていく市場である事業ターゲットを含んでもよい。事業情報データベース21として、自社の事業情報のみを図示したが、競合他社の事業情報も格納し、Time Line UI画面に表示してもよい。
図3は、営業情報データベース22の構成例を示す図である。
営業情報データベース22は、製品開発スケジュール221及び財務情報222を含む。
製品開発スケジュール221は、発生時期411、製品種412及び工程413を含み、自社の製品開発スケジュールを工程毎(例えば、企画、設計、試作、評価など)に記録する。発生時期411は、当該製品の各工程の作業が行われる年月日又は期間である。製品種412は、開発される製品の種別であり、一般的な商品名(例えば、全自動洗濯機)でも、開発コード名でもよい。工程413は、企画、設計、設計審査、試作、評価など製品開発の工程である。
財務情報222は、期間421、製品種422、売上423、利益424及び利益率425を含み、製品に関する財務情報を製品毎かつ期間毎に記録する。財務情報222は、さらに、単価、単位数量あたりの利益額、原価などの情報を含んでもよい。期間421は、当該行の財務情報が当該製品に適用される期間である。製品種422は、販売される製品の種別であり、製品型番でも、開発コード名でもよい。売上423、利益424及び利益率425は、それぞれ、当該期間の当該製品の売上額、利益額、及び利益率である。
図4は、特許情報データベース23の構成例を示す図である。
特許情報データベース23は、出願日431、出願番号432、発明の名称433及び出願人434を含み、特許庁が公開する特許情報を格納する。特許情報データベース23は、全ての特許情報を格納しなくても、特定の分野(特許分類)や、特定のキーワードを含む特許情報を格納するものでもよい。特許情報データベース23は、図示した情報の他の書誌情報(公開日、発明者など)を含んでもよく、さらに、要約、請求範囲、明細書などのテキストデータや、図面のイメージデータを含んでもよい。また、特許情報データベース23は、公開特許の情報の他、公告や登録された特許の情報を含んでもよい。さらに、特定の国の特許庁が発行した特許情報だけでなく、各国の特許庁が発行した特許情報を含んでもよい。ユーザが分析する製品の市場や技術分野を考慮して、特許情報の蓄積範囲を決めるとよい。
図5は、市場情報データベース24の構成例を示す図である。
市場情報データベース24は、期間441、製品種442及び市場規模443を含み、分析対象の製品がターゲットとする市場の情報を格納する。市場情報データベース24は、例えば、経済アナリストによる分析結果を格納すればよい。期間441は、当該行の市場情報が当該製品に適用される期間である。製品種442は、販売される製品の種別であり、一般的な商品名でも、開発コード名でもよい。市場規模443は、当該製品がターゲットとする市場の大きさである。
図6は、外部情報データベース31のうちニュース・リリースデータベースの構成例を示す図である。
ニュース・リリースデータベースは、年月日451及び内容452を含み、報道機関から提供され一般に公開されるニュースや、企業による報道発表資料(ニュースリリース)を格納する。ニュース・リリースデータベースは、発表元(ニュースを発表した企業名)や提供元(報道機関名)等の情報を含んでもよい。
外部サーバ30は、ニュース・リリースを提供するものの他、論文、政策動向(各省庁の報道発表資料などの行政情報)を提供するものも含む。
ストレージ装置20に格納される外部情報データベース25は、図示した外部情報データベース31と同じ構成でよい。ストレージ装置20が外部情報データベース25を格納することによって、頻繁に更新され、古い情報が短期間で消えてしまうニュースや報道発表資料を捕捉し、過去の情報を的確に分析できる。
図7は、実施例1の情報分析処理のフローチャートである。
まず、検索条件生成プログラム121が、事業領域のデータを取得し、各種データベースに格納する(S201)。事業領域の情報の取得方法は、検索条件生成プログラム121が、予め設定された事業領域のデータを収集してもよいし、分析の都度、事業領域を設定して、データベースへのデータ蓄積範囲を定めてもよいし、ステップS202で入力された検索条件を解析して、事業領域検索条件を生成し、関係する分野(事業領域)のデータを収集してもよい。
次に、検索条件生成プログラム121が、ユーザがクライアント端末40に入力した条件に従って、データベースを検索するための検索クエリを作成する(S202)。
そして、情報検索プログラム122が、検索条件生成プログラム121が作成した検索クエリを用いてデータベースを検索して、所望のデータを取得する(S203)。
その後、時系列データ生成プログラム123が、データベースから取得した種々のデータを時間軸で整理して、時系列データを生成する(S204)。具体的には、ユーザが指定した時間幅において、検索された情報を時間軸上の配置位置を決定する。
時間軸上で時系列に整理されるデータは、事業情報、営業情報、特許情報、市場情報などであり、様々な形式で、様々な時間情報を伴っている。このため、各種情報を画面に表示可能な形式に変換して、画面表示するためのデータを生成する必要がある。
また、一般的に、時間軸上で時系列に整理されるデータの更新タイミングは異なっており、異なる時間幅である。このため、ユーザが所望する期間で時系列に整理すると、時間軸上の一部の区間でデータが欠落することがある。このため、欠落する期間のデータを補完して、画面に表示するとよい。このデータの補完は、予測プログラム124によって可能である。後述するように、予測プログラム124は、過去のデータから将来のデータを予測する機能を有するが、同様に、保有するデータから過去のデータも予測できる。例えば、特許情報は毎週更新されるが、自社の営業情報は1か月毎に更新され、他社の営業情報は四半期報告書として3か月毎に(2か月遅れで)更新される。このため、自社の営業情報と他社の営業情報とは更新タイミングが異なり、同時期かつ最新の情報を比較できない。よって、入手できない期間の他社の営業情報を予測して、更新タイミングが揃った営業情報を時間軸上に整理して表示するとよい。このように、時期が揃ったデータを時間軸上に整理して表示することによって、分析結果を視覚的に見える化して、ユーザに提示できる。
予測プログラム124が、過去のデータから将来のデータを予測する(S205)。自社の予測値は中期事業計画などの事業計画に記載されているものを使用すればよいが、他社の計画は株主などに公開されている概要の情報しか取得できず、他社の計画を予測する必要がある。
将来データの予測には、複数の回帰式を用いて過去データをフィッティングして、過去データとの一致度が高い回帰式を採用して将来データを予測するとよい。回帰式には、1次関数や多次関数を用いた線形回帰式や、指数関数や対数関数を用いた非線形回帰式などが使用できる。そして、複数の回帰式を用いて計算された推定値と実績値とから計算される残差及びそのばらつきが最も小さくなる回帰式を選択するとよい。
また、A社の過去データを外挿して将来データを予測するだけでなく、A社のデータとB社のデータとを用いて将来のA社のデータを予測してもよい。例えば、A社とB社とで分け合っている市場では、従来品を凌駕するA社の新製品によって、市場が拡大してB社の製品の売り上げが増大したり、B社の製品が市場から駆逐されて売上が減少することがある。このように、他社のデータを使用することによって、将来データの予測精度を向上できる。
なお、予測プログラム124をAIエンジンで構成し、過去のデータから将来のデータを予測してもよい。この場合も、過去のデータとして、自社のデータの他、他社のデータを使用してもよい。
その後、表示データ生成プログラム125が、Time Line UI画面(図8参照)を表示するためのデータ(例えば、htmlデータ)を生成し、表示データ出力プログラム126が、生成されたhtmlデータをクライアント端末40へ出力する(S206)。
クライアント端末40は、ウェブブラウザによって、情報分析サーバ10から送信されたhtmlデータ(Time Line UI画面)を表示する。
なお、クライアント端末40で専用アプリケーションが動作している場合、情報分析サーバ10は、Time Line UI画面に表示すべきデータのみを送信し、クライアント端末40で専用アプリケーションが、情報分析サーバ10から受信したデータを用いて、Time Line UI画面を生成してもよい。
図8は、実施例1の情報分析システムが出力し、クライアント端末40に表示されるTime Line UI画面の例を示す図である。
Time Line UI画面は、事業方針表示領域、事業ターゲット表示領域、時間軸、事業スケジュール表示領域、開発スケジュール表示領域、市場情報表示領域、自他社事業動向表示領域、及び特許情報表示領域を含む。
事業方針表示領域は、事業情報データベース21に記録される事業方針を表示する。事業ターゲット表示領域は、事業情報データベース21に記録される事業ターゲットを表示する。なお、現在の事業方針及び事業ターゲットだけでなく、過去の事業方針及び事業ターゲットを含めて、時間軸上に表示してもよい。また、事業方針及び事業ターゲットはユーザが任意に入力可能としてもよい。
時間軸は、ユーザが入力した分析対象期間に従って表示される。なお、図示した画面では、現在日時と現時点を表すマーカを表示し、過去データと、予測された将来データとを区別しやすく表示している。
事業スケジュール表示領域は、事業情報データベース21に記録されるイベント(要素技術の開発、拡販活動、プロジェクトのキックオフなど)を時間軸に従って表示する。
開発スケジュール表示領域は、営業情報データベース22の製品開発スケジュール221に格納される、製品種毎、工程毎の開発スケジュール(すなわち、製品毎の企画、設計、試作、評価などの作業期間)を時間軸に従って表示する。
市場情報表示領域は、市場情報データベース24に格納される市場情報(例えば、市場規模)を時間軸に従って表示する。
市場情報表示領域は、折れ線グラフによる市場規模と共に、製品毎の利益や売上を棒グラフで表示できる。このため、市場規模と共に表示される指標を選択するプルダウンメニューが設けられている。
また、市場情報表示領域では、グラフ表示する単位期間を1年、半期(6月)、四半期(3月)、1月などに変更できる(図では1年)。このため、単位期間を選択するプルダウンメニューが設けられている。
また、市場情報表示領域は、単位期間(図では1年)の実績値及び予測値の他、単位期間毎の前の期間との差分(変化量)を表示できる。このため、実績・予測表示か、変化量表示かを選択するプルダウンメニューが設けられている。変化量を表示した状態を図9で後述する。
さらに、市場情報表示領域は、表示する製品を選択して表示できる。このため、製品を選択するプルダウンメニューが設けられている。例えば、図8に示すTime Line UI画面では全製品が選択されているので、分析対象の4製品の全て(の年度毎の利益額の実績値及び予測値)が積み上げ棒グラフで表示されている。一方、後述する図9に示すTime Line UI画面では製品DDDが選択されているので、製品DDD(の年度毎の利益額の変化量)が棒グラフで表示されている。
自他社事業動向表示領域は、事業情報データベース21及び外部情報データベース31に記録される自他社のイベントを時間軸に従って表示する。
特許情報表示領域は、特許情報データベース23に記録される自社及び他社の特許情報を時間軸に従って表示する。
また、特許情報表示領域では、グラフ表示する単位期間を1年、半期(6月)、四半期(3月)、1月などに変更できる(図では1年)。このため、単位期間を選択するプルダウンメニューが設けられている。
また、特許情報表示領域は、単位期間(図では1年)の実績値及び予測値の他、単位期間毎の前の期間との差分(変化量)を表示できる。このため、実績・予測表示か、変化量表示かを選択するプルダウンメニューが設けられている。変化量を表示した状態を図9で後述する。
また、特許情報表示領域は、公開特許情報の他、登録特許情報を表示してもよい。このため、表示する特許情報の種類を選択するプルダウンメニューが設けられている。
さらに、特許情報表示領域は、出願日、公開日、特許登録日のいずれの日を基準にして表示してもよい。このため、時間軸上に整理する日を選択するプルダウンメニューが設けられている。
なお、Time Line UI画面の各表示領域のタイトルを選択操作することによって、表示領域の表示内容の詳細を(例えば、別画面で)表示してもよい。また、Time Line UI画面に表示される情報にはリンクが設定されており、このリンクを選択操作することによって、各情報の詳細(例えば、特許文献の書誌情報や内容)を表示してもよい。
図9は、実施例1の情報分析システムが出力し、クライアント端末40に表示されるTime Line UI画面の別の例を示す図である。
図9に示すTime Line UI画面は、図8に示すTime Line UI画面とプルダウンメニューによる選択が異なっている。すなわち、図8に示すTime Line UI画面では、市場情報表示領域において、利益、単年度、実績・予測、全製品が選択されているので、分析対象の4製品の全ての年度毎の利益額の実績値及び予測値が積み上げ棒グラフで表示される。一方、図9に示すTime Line UI画面では、市場情報表示領域において、利益、単年度、変化量、製品DDDが選択されているので、製品DDDの年度毎の利益額の増減が棒グラフで表示される。
また、図8に示すTime Line UI画面では、特許情報表示領域において、単年度、実績・予測、登録、登録日が選択されているので、各社の年度毎の特許登録件数の実績値及び予測値が集合棒グラフで表示される。一方、図9に示すTime Line UI画面では、特許情報表示領域において、単年度、変化量、登録、登録日が選択されているので、各社の年度毎の特許登録件数の増減が集合棒グラフで表示される。
以上のように、本実施例の情報分析システムでは、特許(知的財産)情報と市場情報と事業動向を統合的に分析し、自社の強みや、競合他社との関係を分析でき、分析結果を視覚的に見える化できる。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2について説明する。前述した実施例1の情報分析システムでは、Time Line UI画面上に時間軸に従って各種情報(自他社特許情報、自他社事業動向、及び市場情報)の実績値及び予測値を表示する。しかし、予測値に対応する期間が経過すると、過去に予測された指標の実績値が情報分析システムに入力され、予測値は過去のものとなる。実施例2では、入力された実績値を用いて予測値を評価して、予測にフィードバックすることによって、予測精度を向上する情報分析システムを説明する。なお、実施例2において、前述した実施例1と同じ構成及び機能には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。また、実施例2では実施例1との相違点のみを説明する。
図10は、実施例2の情報分析システムの構成を示す図である。
本実施例の情報分析システムは、情報分析サーバ10、ストレージ装置20、外部サーバ30及びクライアント端末40で構成される。
情報分析サーバ10は、CPU11、メモリ12、補助記憶装置13、及び通信インタフェース14を有する計算機である。
メモリ12には、検索条件生成プログラム121、情報検索プログラム122、時系列データ生成プログラム123、予測プログラム124、表示データ生成プログラム125、表示データ出力プログラム126及び予測評価プログラム127が格納される。
予測評価プログラム127は、入力された実績値を用いて過去に計算された予測値を評価するプログラムであり、その詳細は図11を用いて後述する。予測評価プログラム127は、例えば、過去に計算された予測値に対する実績値が入力されたタイミングで起動されたり、ユーザの操作によって起動されてもよい。
図11は、予測値評価処理のフローチャートである。図11に示す予測値評価処理は、予測評価プログラム127が実行する。
まず、予測評価プログラム127は、過去の実績値及び予測値を取得する(S501)。過去の実績値は、ユーザによって入力されたり、営業情報データベース22の財務情報222が更新された場合に、更新された財務情報222から取得できる。
次に、予測評価プログラム127は、実績値と予測値の一致度合いによって予測値を評価する(S502)。一般的には、実績値と予測値との差を用いて、差のばらつきの程度によって回帰式を評価できる。評価の結果、実績値と予測値との差のばらつきが所定の閾値を超える場合、ステップS503に進み、新たに取得した実績値を含めて、差及び差のばらつきが最も小さい、すなわち一致度が最も高い回帰式を用いて予測値を再計算する。この予測方法の変更は、回帰式のパラメータを変更したり、回帰式を変更したり、予測方法を変更(回帰式を用いる予測から機械学習による予測に変更)してもよい。
一方、実績値と予測値との差のばらつきが所定の閾値以下の場合、ステップS504に進む。
そして、表示データ生成プログラム125が、再計算された予測値を含めたTime Line UI画面(図8参照)の表示データ(例えば、htmlデータ)を生成し、表示データ出力プログラム126が、生成されたhtmlデータをクライアント端末40へ出力する(S504)。このとき、再計算された予測値と共に、従前の予測値の評価結果を表示してもよい。予測値の評価結果を表示することによって、新しい回帰式による精度の向上をユーザが理解できる。
クライアント端末40は、ウェブブラウザ又は専用アプリケーションによって、情報分析サーバ10から送信されたデータに従ってTime Line UI画面を表示する。
前述した予測値評価処理では、予測値の評価結果に基づいて変更した予測方法(回帰式)を用いて予測値を再計算したが、予測値の評価結果と回帰式の候補をユーザに出力して、更新する回帰式をユーザに選択させてもよい。また、単に、予測値の評価結果をユーザに出力するだけで、回帰式は別途変更してもよい。
以上のように、本実施例の情報分析サーバ10は、更新された実績値によって予測値を評価するので、最新のデータに基づく予測値を経営判断に利用できる。また、実績値が入力されたタイミングで予測値を評価するので、ユーザが特別の操作をすることなく、回帰式を評価して、高精度の予測値を得ることができる。例えば、2017年度以前の実績値を用いて2018から2020年度の予測値を計算し、その後2018年度の実績値が入力されると、入力された実績値を用いて予測値(回帰式)を評価し、回帰式を更新し、新たに更新された回帰式を用いて、2019〜2021年度の予測値を再計算して、高精度の予測値を提供する。
以上に説明したように、本発明の実施例の情報分析サーバ10は、ユーザが入力した検索条件に従ってデータベース(21〜25、31)から特許情報と事業動向と市場情報とに関するデータを取得し、取得したデータを時間軸に従って整理し、特許情報と事業動向と市場情報とを含むデータが時間軸に従って整理された画面を表示するための表示データを生成するので、直接的に経営活動に資するデータを提示でき、迅速かつ的確な経営判断が可能になる。すなわち、特許(知的財産)情報と市場情報と事業動向を統合的に分析し、分析結果を視覚的に見える化することにより、自社の強みや、競合他社との関係を分析できる。
また、データベース(ストレージ装置20)は、公表後に内容が変わらないデータを格納し、情報分析サーバ10は、特許情報と事業動向と市場情報とのうち、公表後に内容が変わる可能性があるデータを公衆ネットワークを経由して外部サーバ30から取得するので、ストレージ装置20に格納するデータ量を削減でき、運用コストを抑制できる。
また、情報分析サーバ10は、ユーザが入力した条件に従って、データベースを検索するための検索クエリを作成し(S202)、検索クエリを用いてデータベースから所望のデータを取得し(S203)、取得したデータを時間軸で整理して時系列データを生成し(S204)、データベースから取得したデータから将来のデータを予測し(S205)、データベースから取得したデータと、予測された将来のデータとが時間軸に従って整理された画面を表示するための表示データを生成する(S206)ので、直接的に経営活動に資するデータを提示でき、迅速かつ的確な経営判断が可能になる。
また、情報分析サーバ10は、将来のデータを予測する際、当該予測にかかる会社の過去のデータ及び他の会社の過去のデータを用いて、当該会社の将来のデータを予測するので、当該予測にかかる会社のデータのみを用いて将来のデータを予測する場合と比べて、予測精度を向上できる。
また、Time Line UI画面は、データが整理される基準となる時間軸と、自社の事業動向である事業スケジュールを表示する事業スケジュール表示領域と、自社の事業動向である製品開発スケジュールを表示する開発スケジュール表示領域と、分析対象の市場の情報を表示する市場情報表示領域と、自他社の事業動向を表示する自他社事業動向表示領域と、登録された特許又は公開された特許出願に関する特許情報を表示する特許情報表示領域とを含むので、特許(知的財産)情報と市場情報と事業動向を統合的に分析し、自社の強みや、競合他社との関係を分析でき、分析結果を視覚的に見える化できる。
また、情報分析サーバ10は、過去のデータ(実績値)がデータベースへ入力された場合、入力された実績値を用いて、既に予測されているデータ(予測値)を評価して、評価結果を出力するので、予測方法の適否を判断でき、より的確な経営活動のためのデータを提示できる。
また、情報分析サーバ10は、過去のデータ(実績値)がデータベースへ入力された場合、入力された実績値を用いて、既に予測されているデータ(予測値)を評価し、評価の結果に応じて、過去のデータから将来のデータを予測する方法(例えば、回帰式)を変更するので、事業環境の変化に応じて、また、最新の実績値に基づいて予測値を更新でき、より的確な経営活動のためのデータを提示できる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
10 情報分析サーバ
20 ストレージ装置
30 外部サーバ
40 クライアント端末

Claims (12)

  1. 所定の処理を実行する演算装置と、
    前記演算装置に接続された記憶デバイスと、
    前記演算装置に接続された通信インタフェースとを備え、
    前記演算装置は、
    各々が時間の情報と関連付けられた特許情報と事業動向と市場情報とを格納するデータベースにアクセス可能であって、
    ユーザが入力した条件に従って、前記データベースを検索するための検索クエリを作成し、
    前記検索クエリを用いて前記データベースから所望のデータを取得し、
    前記取得したデータを時間軸に従って整理して、時系列データを生成し、
    前記データベースから取得したデータから将来のデータを予測し、
    特許情報と事業動向と市場情報とにおいて、更新タイミングの相違によって欠落する期間のデータを補完して、更新タイミングが揃ったデータを予測し、
    前記データベースから取得した前記特許情報と前記事業動向と前記市場情報とを含むデータと、前記予測されたデータとが前記時間軸に従って整理された画面を表示するための表示データを生成することを特徴とする情報分析装置。
  2. 請求項1に記載の情報分析装置であって、
    前記演算装置は、前記将来のデータを予測する際、当該予測にかかる会社の過去のデータ及び他の会社の過去のデータを用いて、当該会社の将来のデータを予測することを特徴とする情報分析装置。
  3. 請求項1に記載の情報分析装置であって、
    過去のデータが前記データベースへ入力された場合、前記入力された過去のデータを用いて、既に予測されているデータを評価して、評価結果を出力することを特徴とする情報分析装置。
  4. 請求項1に記載の情報分析装置であって、
    過去のデータが前記データベースへ入力された場合、前記入力された過去のデータを用いて、既に予測されているデータを評価し、前記評価の結果に応じて、前記過去のデータから将来のデータを予測する方法を変更することを特徴とする情報分析装置。
  5. 所定の処理を実行する演算装置と、
    前記演算装置に接続された記憶デバイスと、
    前記演算装置に接続された通信インタフェースとを備え、
    前記演算装置は、
    各々が時間の情報と関連付けられた特許情報と事業動向と市場情報とを格納するデータベースにアクセス可能であって、
    ユーザが入力した検索条件に従って前記データベースからデータを取得し、
    前記取得したデータを時間軸に従って整理し、
    前記特許情報と前記事業動向と前記市場情報とを含むデータが前記時間軸に従って整理された画面を表示するための表示データを生成し、
    前記画面は、
    前記データが整理される基準となる時間軸と、
    自社の事業動向である事業スケジュールを表示する事業スケジュール表示領域と、
    自社の事業動向である製品開発スケジュールを表示する開発スケジュール表示領域と、
    分析対象の市場の情報を表示する市場情報表示領域と、
    自他社の事業動向を表示する自他社事業動向表示領域と、
    登録された特許又は公開された特許出願に関する特許情報を表示する特許情報表示領域とを含むことを特徴とする情報分析装置。
  6. 情報分析装置にデータを分析させるためのプログラムであって、
    前記情報分析装置は、所定の処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記憶デバイスと、前記演算装置に接続された通信インタフェースとを有し、
    前記演算装置は、各々が時間の情報と関連付けられた特許情報と事業動向と市場情報とを格納するデータベースにアクセス可能であって、
    前記プログラムは、前記情報分析装置に、
    ユーザが入力した条件に従って、前記データベースを検索するための検索クエリを作成する手順と、
    前記検索クエリを用いて前記データベースから所望のデータを取得する手順と、
    前記取得したデータを時間軸に従って整理して、時系列データを生成する手順と、
    前記データベースから取得したデータから将来のデータを予測する手順と、
    特許情報と事業動向と市場情報とにおいて、更新タイミングの相違によって欠落する期間のデータを補完して、更新タイミングが揃ったデータを予測する手順と、
    前記データベースから取得した前記特許情報と前記事業動向と前記市場情報とを含むデータと、前記予測されたデータとが前記時間軸に従って整理された画面を表示するための表示データを生成する手順とを実行させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムであって、
    前記将来のデータを予測する手順において、当該予測にかかる会社の過去のデータ及び他の会社の過去のデータを用いて、当該会社の将来のデータを予測する手順を、前記情報分析装置に実行させるためのプログラム。
  8. 請求項6に記載のプログラムであって、
    前記データベースへ過去のデータが入力された場合、前記入力された過去のデータを用いて、既に予測されているデータを評価し、評価結果を出力する手順を、前記情報分析装置に実行させるためのプログラム。
  9. 請求項6に記載のプログラムであって、
    前記データベースへ過去のデータが入力された場合、前記入力された過去のデータを用いて、既に予測されているデータを評価し、前記評価の結果に応じて、前記過去のデータから将来のデータを予測する方法を変更する手順を、前記情報分析装置に実行させるためのプログラム。
  10. 情報分析装置にデータを分析させるためのプログラムであって、
    前記情報分析装置は、所定の処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記憶デバイスと、前記演算装置に接続された通信インタフェースとを有し、
    前記演算装置は、各々が時間の情報と関連付けられた特許情報と事業動向と市場情報とを格納するデータベースにアクセス可能であって、
    前記プログラムは、前記情報分析装置に、
    ユーザが入力した検索条件に従って前記データベースからデータを取得する手順と、
    前記取得したデータを時間軸に従って整理する手順と、
    前記特許情報と前記事業動向と前記市場情報とを含むデータが前記時間軸に従って整理された画面を表示するための表示データを生成する手順とを実行させるためのプログラムであって、
    前記データが整理される基準となる時間軸と、
    自社の事業動向である事業スケジュールを表示する事業スケジュール表示領域と、
    自社の事業動向である製品開発スケジュールを表示する開発スケジュール表示領域と、
    分析対象の市場の情報を表示する市場情報表示領域と、
    自他社の事業動向を表示する自他社事業動向表示領域と、
    登録された特許又は公開された特許出願に関する特許情報を表示する特許情報表示領域とを含む画面を表示するための表示データを生成する手順とを実行させるためのプログラム。
  11. 情報分析装置がデータを分析する方法であって、
    前記情報分析装置は、所定の処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記
    憶デバイスと、前記演算装置に接続された通信インタフェースとを有し、
    前記演算装置は、各々が時間の情報と関連付けられた特許情報と事業動向と市場情報とを格納するデータベースにアクセス可能であって、
    前記方法は、
    前記演算装置が、ユーザが入力した条件に従って、前記データベースを検索するための検索クエリを作成し、
    前記演算装置が、前記検索クエリを用いて前記データベースから所望のデータを取得し、
    前記演算装置が、前記取得したデータを時間軸に従って整理して、時系列データを生成し、
    前記演算装置が、前記データベースから取得したデータから将来のデータを予測し、
    前記演算装置が、特許情報と事業動向と市場情報とにおいて、更新タイミングの相違によって欠落する期間のデータを補完して、更新タイミングが揃ったデータを予測し、
    前記演算装置が、前記データベースから取得した前記特許情報と前記事業動向と前記市場情報とを含むデータと、前記予測されたデータとが前記時間軸に従って整理された画面を表示するための表示データを生成することを特徴とする方法。
  12. 情報分析装置がデータを分析する方法であって、
    前記情報分析装置は、所定の処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記
    憶デバイスと、前記演算装置に接続された通信インタフェースとを有し、
    前記演算装置は、各々が時間の情報と関連付けられた特許情報と事業動向と市場情報とを格納するデータベースにアクセス可能であって、
    前記方法は、
    前記演算装置が、ユーザが入力した検索条件に従って前記データベースからデータを取得し、
    前記演算装置が、前記取得したデータを時間軸に従って整理し、
    前記演算装置が、前記特許情報と前記事業動向と前記市場情報とを含むデータが前記時間軸に従って整理された画面を表示するための表示データを生成し、
    前記画面は、
    前記データが整理される基準となる時間軸と、
    自社の事業動向である事業スケジュールを表示する事業スケジュール表示領域と、
    自社の事業動向である製品開発スケジュールを表示する開発スケジュール表示領域と、
    分析対象の市場の情報を表示する市場情報表示領域と、
    自他社の事業動向を表示する自他社事業動向表示領域と、
    登録された特許又は公開された特許出願に関する特許情報を表示する特許情報表示領域とを含むことを特徴とする方法。
JP2017209827A 2017-10-30 2017-10-30 情報分析装置、プログラム及び方法 Active JP6966289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017209827A JP6966289B2 (ja) 2017-10-30 2017-10-30 情報分析装置、プログラム及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017209827A JP6966289B2 (ja) 2017-10-30 2017-10-30 情報分析装置、プログラム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019082858A JP2019082858A (ja) 2019-05-30
JP6966289B2 true JP6966289B2 (ja) 2021-11-10

Family

ID=66670466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017209827A Active JP6966289B2 (ja) 2017-10-30 2017-10-30 情報分析装置、プログラム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6966289B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022105239A (ja) * 2020-12-31 2022-07-13 株式会社エイチ・エーエル 経営支援システム、経営支援装置、および経営支援方法
JP7340120B1 (ja) * 2023-06-01 2023-09-06 株式会社ユーザベース プログラム、情報処理装置、方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003081493A1 (fr) * 2002-03-22 2003-10-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme de support d'amelioration du benefice d'exploitation
JP2005209179A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Canon Software Inc 工数見積支援システムおよび工数見積支援方法およびプログラムおよび記録媒体
US20080172266A1 (en) * 2007-01-16 2008-07-17 Shengfu Lin Method for automatically analyzing patent bibliographic data and apparatus thereof
JP2008203919A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Nec Engineering Ltd 特許マップ作成システム
JP5357164B2 (ja) * 2007-10-04 2013-12-04 アイピー ストリート インコーポレイテッド 知的所有権および財政情報の集約、分析および提示
JP6065297B2 (ja) * 2015-06-10 2017-01-25 株式会社フォーカルワークス 特許評価装置および発明者評価装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019082858A (ja) 2019-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ramasamy et al. Big data quality dimensions: a systematic literature review
Chen et al. A systematic review of evaluation of variability management approaches in software product lines
US9177249B2 (en) Scientometric methods for identifying emerging technologies
US20110078136A1 (en) Method and system for providing relationships in search results
da Costa et al. The impact of switching to a rapid release cycle on the integration delay of addressed issues: an empirical study of the Mozilla Firefox project
US20220121675A1 (en) Etl workflow recommendation device, etl workflow recommendation method and etl workflow recommendation system
CN117223016A (zh) 行业特定的机器学习应用
JP6966289B2 (ja) 情報分析装置、プログラム及び方法
Arruda et al. State of requirements engineering research in the context of big data applications
JP2007011604A (ja) 不具合診断システム及びプログラム
Aljedaani et al. A comparison of bugs across the ios and android platforms of two open source cross platform browser apps
JP2016066197A (ja) 分析システム及び分析方法
JP6120607B2 (ja) 要件検出装置及び要件検出プログラム
Su Capturing exploration to improve software architecture documentation
JP6617605B2 (ja) 需要量予測プログラム、需要量予測方法、及び情報処理装置
KR20060114569A (ko) 특허정보시스템의 작동방법
JP2006268598A (ja) 電子ファイル関連強度自動算出プログラム
JP6621385B2 (ja) テキスト分析システム及びテキスト分析方法
JP2020101898A (ja) 設計図作成支援方法、設計図作成支援装置、及び設計図作成支援プログラム
Li et al. Stage-based process performance analysis
KR101078945B1 (ko) 문서 분석 시스템
Pucher et al. A quality assessment tool for Koblenz datasets using metrics-driven approach
JP2020071523A (ja) 見積方法、課金方法、コンピュータ、及びプログラム
JP7268220B2 (ja) 文章処理装置および文章処理方法
Middelfart The Inverted Data Warehouse Based on TARGIT Xbone: How the Biggest of Data Can Be Mined by “The Little Guy”

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6966289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150