JP5481384B2 - 延長可能な高さのコンテナおよびシェルタ - Google Patents

Description

本発明は、貨物輸送コンテナ、可搬式シェルタの分野に関し、より詳細には、搬送用の剛体の輸送コンテナに折りたたまれる、剛体のフレーム区画および可撓性の布区画の両方を有する、折りたたみ可能な可搬式シェルタに関する。

ＩＳＯコンテナ輸送チャネルを介して搬送できる折りたたみ可能な可搬式シェルタは、短期間の軍事または民間のプロジェクト、またはあまりにも遠隔であって現地での建設が非経済的であるプロジェクトに役立つ。本出願人は、１９９８年６月９日に発行され、本明細書に援用する、先行する特許文献１の主題である、商標名ＭＥＣＣ（「Ｍｏｂｉｌｅ Ｅｘｐａｎｄａｂｌｅ Ｃｏｎｔａｉｎｅｒ Ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ」）で市販されている折りたたみ可能な可搬式のコンテナ輸送型シェルタを開発した。その特許は、ａ）対向する垂直側面および水平の上部および底部を有する剛体で中空の、ＩＳＯ輸送コンテナに関する規格を満たす寸法および特徴を有するコンテナ、ｂ）閉鎖した垂直の位置と開放した水平の位置との間で回動するために、その下方の端部に沿ってヒンジ接合式回動壁部分を備える垂直側面のうちの少なくとも１つの垂直側面、ｃ）回動壁部分を垂直位置に解放可能に固定するための手段、ｄ）回動壁部分を水平位置に解放可能に保持する手段、ｅ）回動壁部分が下げられた水平位置にある間、前記回動壁部分の上に延出するようになされた可撓性の布カバー、およびｆ）回動壁部分が下げられた水平位置にある間、ヒンジ式に取り付けられた垂直側面の上に布カバーを支持する手段を備える、可搬式の折りたたみ可能なシェルタを開示している。

ＭＥＣＣコンテナは、船、鉄道、またはトラックなどの通常のＩＳＯ輸送チャネルを介して搬送することができる。ＭＥＣＣコンテナは、フォークリフトまたはクレーンを使用して積み重ねられ、または積み込まれる。拡張されたＭＥＣＣコンテナは、標準のＩＳＯコンテナの３倍の床面積を有するが、高さは同じ、すなわち２．６ｍ（８．５フィート）または２．９ｍ（９．５フィート）のままである。いくつかの用途に関しては、標準のＩＳＯコンテナとして輸送可能であるが、床面積の増加に加えて、またはその代わりに、高さの増加によって、シェルタまたは貯蔵設備に拡張可能であるシェルタを有することが望ましい。

関連技術の前述の例、およびそれに関連する限定は、例示的であり、排他的ではないことが意図される。関連技術のその他の限定は、仕様書を読み、図面を検討すれば、当業者には明らかとなろう。

米国特許第５，７６１，８５４号明細書

本発明は、上記の従来例に鑑みてなされたもので、高さが延長可能なＩＳＯ輸送コンテナおよび折りたたみ可能な可搬式コンテナ輸送型シェルタを提供することを目的とする。

以下の実施形態およびその態様は、代表的かつ例示的であり、範囲を限定することを意図しないシステム、ツール、および方法に関連して説明され、かつ示される。様々な実施形態では、１つまたは複数の上記に説明された問題が、緩和または解消され、他の実施形態が他の改善を対象にしている。

本発明は、輸送中でないときに高さが延長可能である、標準のＩＳＯ輸送コンテナを提供する。本発明は、さらに、輸送中でないときに高さが延長可能である、折りたたみ可能な可搬式コンテナ輸送型シェルタを提供する。本発明は、コンテナの床空間を延長し、延長された空間を閉鎖すると同時に高さが延長された屋根を提供する後退可能な布カバーを設けた、１つまたは複数の折りたたみ側壁を提供するための標準の輸送コンテナ構造を改良する。コーナー支持部を逆戻し可能に延長し、それによって屋根を持ち上げる手段が設けられる。可撓性の布カバーは、ヒンジ接合式垂直側面が下げられた水平位置にあるときは、ヒンジ接合式垂直側面の上に延出するようになされ、ヒンジ接合式垂直側面が、下げられた水平位置にあるときは、ヒンジ接合式垂直側面の上に布カバーを支持するための手段が設けられる。

上記に説明した例示の態様および実施形態に加えて、図面を参照し、以下の詳細な説明を検討することによってさらなる態様および実施形態が明らかになる。
例示の実施形態が、図面の参照される図に示される。本明細書に開示された実施形態および図は、限定的ではなく例示的であると見なされることが意図される。

輸送する準備の整った、折りたたまれた状態の本発明の斜視図。 側面が下げられた本発明の斜視図。 図２に示された液圧制御部の詳細図。 屋根が持ち上げられカバーが装備された、本発明の斜視図。 図１の線Ａ−Ａにおける断面図。 中間の支持部を示す詳細図。 側面ラッチの開放およびウインチハンドルの挿入を示す詳細斜視図。 側面の開放を示す詳細斜視図。 側面の開放を示す別の端部詳細図。 側面の水平化を示す詳細斜視図。 コーナー・ジャッキの平面図。 コーナー・ジャッキの平面図。 コーナー・ジャッキの平面図。 コーナー・ジャッキが定位置にある折りたたまれた状態の本発明の斜視図。 回動側壁用の水平化延出部の詳細図。 側壁が水平位置にある本発明の斜視図。 コーナー・ロッキングピンの斜視図。 分解した状態での屋根支持フレーム要素の斜視図。 屋根が部分的に持ち上げられ、下げられた側壁が図解を容易にするために除外され、屋根カバー・フレームを持ち上げるための定位置で示す、本発明の斜視図。 屋根が完全に持ち上げられ、屋根パネルが図解を容易にするために除外され、屋根カバー・フレームを部分的に持ち上げられた位置で示す、本発明の斜視図。 完全に持ち上げた位置での屋根カバー・フレームの詳細斜視図。 屋根カバー・フレームヒンジロックを示す詳細図。 屋根カバー・フレームをウイング延出部に接合することを示す詳細図。 図１の線Ｂ−Ｂにおける断面図。 コーナー・ポストおよび液圧シリンダ・アセンブリの分解図。 コーナー・ポストおよび液圧シリンダ・アセンブリの分解図。

以下の説明を通して、当業者により完全な理解を提供するために、特定の詳細が明記される。しかしながら、よく知られた要素は、本開示の理解を不必要に困難にするのを避けるために、詳細に示されず、または説明されない場合がある。したがって、説明および図面は、限定的な意味ではなく例示的であると見なすべきである。

図１を参照すると、折りたたまれた状態では、本発明は、長さが６．１ｍ（２０フィート）または１２．２ｍ（４０フィート）、幅が２．４４ｍ（８フィート）、高さが２．６ｍ（８．５フィート）または２．９ｍ（９．５ フィート）の寸法のＩＳＯ（国際標準化機構）規格に適合する輸送コンテナ１０を形成する。幅の寸法は、３．０５ｍ（１０フィート）の長さであってもよい。輸送コンテナの構築に適用可能なＩＳＯおよび関連する規格は、以下の出版物に記載されている。

ＩＳＯ１１６１ シリーズ１貨物コンテナ−コーナーフィッティング−仕様
ＩＳＯ１４９６−１ シリーズ１貨物コンテナ−仕様および試験−第１部：汎用の一般的貨物専用コンテナ

ＩＳＯ規格９０００から９００４−品質規格
国際鉄道連合（Ｕ．Ｉ．Ｃ．）
国際道路輸送（Ｔ．Ｉ．Ｒ．）
コンテナ安全条約（Ｃ．Ｓ．Ｃ）
コンテナ１０は、すべての表面を断熱することができる、回動側壁１２、屋根１４、および端部１６から形成される剛体の側面１１を有する。両側面１１は、回動側壁１２から形成されることが好ましいが、側面のうちの一方だけが回動側壁１２を有することも可能である。金属底部側面レール２０、上部側面レール２１、金属交差部材（ｃｒｏｓｓ ｍｅｍｂｅｒ）２２、金属垂直レール２４、およびコーナーフィッティング２６は、輸送中に構造の補強をもたらす。ポケット２８は、フォークリフト車両のフォークを受けるために設けられる。床張り１９が、コンテナの底部１８に設けられる（図２）。機械システム２９が、コンテナ１０の床もしくは壁、またはいずれかの場所に予め装着できる。

好ましくは、屋根１４は、軟鋼またはコールテン鋼（Ｃｏｒｔｅｎ）からなる標準のコンテナの屋根である。コーナーフィッティング２６は鋳鋼から製造され、その他のフレーム部材は軟鋼から製造される。端部壁１６および側壁１１は、硬質の断熱フォームを囲むスチールパネルの区画から形成される。床張り１９は、ビニルの上部層を有する合板であることが好ましく、側壁１２の上面は、リノリウムの上方層を有する合板である。床および壁の断熱は、硬質ポリウレタンまたはポリスチレンのフォームであり、ガラス繊維バット断熱（ｆｉｂｒｅｇｌａｓｓ ｂａｔｔ ｉｎｓｕｌａｔｉｏｎ）は、屋根１４に使用される。

２つの側壁１２が、その基部に沿って符号４２でヒンジ接合されることによって、ラッチ４０で保持された図１に示されるような垂直位置から、図２に示される水平位置に回動可能となる。ヒンジおよび壁の構造は、米国特許第５，７６１，８５４号（特許文献１）に記載されるようなものであってもよい。ラッチ４０は、側壁１２を垂直位置にロックし、ポケット２８またはＩＳＯコーナーフィッティング２６を使用して持ち上げることが可能な、輸送目的のための剛体構造をもたらす。ラッチ４０は、図１および図７に示されるような、ラッキング防止（ａｎｔｉ−ｒａｃｋｉｎｇ）の回転式ロッキングバー、またはその他の適切なラッチ装置であってもよい。

本発明は、フォークリフトまたはクレーンを使用してタールマック、コンクリート、または締め固め土などの固い表面に配置されることが好ましい。図１１および１２に示されるように、コーナー水平化ジャッキ４６が、垂直レール２４およびコーナーフィッティング２６に取り付けられる。各ジャッキ４６の本体４８は、摺動してフット／ベース・プレート延出部５０の上に下げられる（図１１Ａ）。ジャッキのボルト・ヘッド５２が、コーナー垂直レール２４のキーホール５４を貫通して押し込まれ、ジャッキが摺動して下ろされて、定位置にロックする。次いで、ジャッキ４６は、レール２４に向かって回転され、ツイスト・ロック５６がコーナーフィッティング２６の孔に挿入され、９０度ねじられてロックし（図１１Ｂ）、ピン５７が挿入されてロックする。次いで、フット・ベースプレート５８が地面に下ろされ、ピン５９が挿入されて、延出部５０をロックする。図１２を参照すると、ハンドル６０がジャッキ４６のソケットに挿入され、２つのジャッキを一度に回してコンテナを水平化するためにハンドルが回される。

側面１２を下げる前に、中間支持部６２が、図５に示される位置６４で下方レール２０に装着され、大きな負荷をシェルタ内に支持することが可能になる。支持部６２のフット６３は、ナット６５を回転することによって延長できるようにねじ山を付けられている。コーナー・ポストが７．６２センチメートル（３インチ）より大きな等級の場所に、クリビング６６が使用される。

次いで、側面１２が図７および８に示されるように、米国特許第５，７６１，８５４号（特許文献１）に記載されるようなウインチを使用して下げられる。ウインチ（図示されない）は、図７に示されるように、ハンドル６８によって手動操作することができ、または電気モータによって操作することができる。ウインチは、側面１２の上方のコーナーに取り付けられ、１つまたは複数のプーリの上を通り、コンテナの固定壁に取り付けられたウインチまで降りるケーブルまたはワイヤ・ロープ７０を巻き上げ、あるいは解放することによって側面１２を上下させる。ウインチは、ワイヤ・ロープが突然スリップするのを防止するためのブレーキ機構を有することができる。ハンドル６８は、ウインチ駆動スリット６９に挿入される。ロッキングバー４０が回転され、摺動されて下げられ、側面１２を解放する。次いで、側面１２は安全ストラップ７２（図９）がほぼピンと張るまで、ウインチで下げられる。次いで、安全ストラップ７２がフックを外され、側面１２が地面に接近するまで下げられる。次いで、側面は、ねじ山を付けられたフット・プレート７４（図１０）、または側面１２のカラー７８に嵌合し、延出部７６の孔８０のうちの１つに、ピン７９によって保持される延出部７６（図１３）を使用して水平化される。

側面が下げられ、水平化された後に、屋根を以下のように持ち上げることが可能である。４つのコーナーのそれぞれにあるロック・ピン８２が係脱される（図１５）。ロック・ピン８２は、各コーナー垂直レール２４に隣接する交差部材２２の内側表面に配置され、スプリング・ボルト１１４を制御する（図２３）。液圧ポンプが、オン・スイッチを使用して電源を投入され（図３）、手動制御部３３を使用して制御される。次いで、屋根は、図１４に示されるように、わずかに、たとえば５００ｍｍ（１８インチ）持ち上げられる。図１６は、布カバー９０を支持するためのヒンジ接合式フレームの分解された要素を示す。ヒンジ接合式フレームは、オフセット回動部品８４、ヒンジ接合式Ｔアーチ・アセンブリ８５、ヒンジ接合式Ｘアーチ・アセンブリ８６、スペーサ８７、稜部ポール８８、およびトラス・フレーム８９を備える。ヒンジ接合式フレームは、図１７に示されるように組み立てられ、屋根に接続される。オフセット回動部品は、各コーナー１０１で上方のレール２１に取り付けられ、Ｔアーチ８５が取り付けられる回動片１０３を有する。次いで、屋根は、液圧制御部によって、完全な４フット延出部まで持ち上げられ、それによってカバー・フレームを図１８に示される位置に持ち上げる。次いで、各垂直の脚部のヒンジが、図１９および２０に示されるようにロックされ、垂直フレーム部材１０２の下方端部のスタッド１００が、回動する床ウイング延出部１２の床のカップ１０４に配置され（図２１）、それによって剛体のカバー支持フレーム９１が形成される。

次いで、図４に示されるような布カバー９０が、フレーム９０の上に固定される。カバー９０は、断熱加工できる防水ＰＶＣ被覆ポリエステルなどから作製できる。カバー９０は、側壁１２の縁部、およびレール２４，２２の縁部に沿って取り付けられる。したがって、布カバー９０は、ウイング延出部によって形成された床領域の上に、防水シールを提供する。布カバー９０には、入口および出口の目的、ならびに／または窓およびスクリーン用にジッパー式開口９６を設けることができる。車両ランプ９５が、車両の進入を可能にするために設けられてもよい。持ち上げられた屋根によって形成された端部開口９２は、屋根１４が下げられた場合に、コンテナの内側に折りたたまれる、永久に取り付けられた布カバー９４を有する。標準のドア１７も、入口／出口として使用することが可能である。

構造物をその輸送形状に折りたたむために、前述のステップを逆に行うことができる。布カバー９０が取り外され、フレーム９１のヒンジがロック解除され、屋根が図１７に示される位置に液圧によって下げられ、フレーム９１が分解され、除去され、屋根が完全に下げられ、ロッキング・ピン８２が係合され、側壁１２がウインチによって垂直位置に持ち上げられる。次いで、側壁１２が、ラッキング防止ラッチ・バー４０によって垂直位置にラッチ式に留められる。次いで、コンテナは、トラック、鉄道、船、ヘリコプタ、または飛行機によって標準のＩＳＯ輸送コンテナとして輸送することができる。

屋根を持ち上げるために、コーナー・レールを延長するための液圧システムのさらなる詳細が、図２２〜２４に示される。内側ポスト１１０は、超高分子量パッド１１２と接触することによって中心に位置決めされる、外側レール２４の中空の内側１１１の中で伸縮式に摺動する。液圧シリンダ１１６が、図２４のように延長し、または図２３のように後退するために、液圧制御部３３によって作動され、液圧接続部９を有し、符号２で内側のポストに、符号３で外側ポストに取り付けられる。スプリング・ボルト１１４は、ロック・ピン８２、または２つのスプリング・ボルト１１４を制御する、図２３に示されるような中央のハンドル１１５によって制御される。スプリング・ボルト１１４は、図１５に示すように、内側のポストが延出するのを防止する、または液圧シリンダのコーナー・レールの力のもとで延出するために内側のポストを解放する。

前述の延長可能な高さの構造は、１つまたは複数の回動側面または布カバーを備えないコンテナに適用することもできる。その場合には、ヒンジを使用しないで側面１２を固定することも可能である。延出するコンテナの屋根は、上記に説明したように、別の方式で動作する。固定されたカバーは、屋根が上記に説明したコンテナの端部にある開口９２に提供されたのと同じ様式で延長された場合に形成された、長手方向の開口に設けることができる。このようにして、コンテナの内側の空間が、輸送中でない場合に収納のために拡張でき、輸送のために標準のＩＳＯ寸法に縮小できる。

いくつかの例示の態様および実施形態を上記に論じたが、当業者は、いくつかの修正、並べ替え、追加、およびそれらの副次的な組み合わせを理解するであろう。したがって、本発明は、真の趣旨および範囲内にある、そのようなすべての修正、並べ替え、追加、およびそれらの副次的な組み合わせを含むと解釈されることが意図される。

Claims (14)

1. 可搬式の折りたたみ可能なシェルタであって、
   ａ）対向する端部、対向する垂直側面、水平の上部および底部、ならびに４つのコーナー・レール要素からなる、剛体で中空のコンテナであって、前記コーナー・レール要素の各々が、外側および内側の伸縮式要素を備え、該内側の伸縮式要素の各々が、その上方端部で前記水平の上部に固定され、下げられた位置と延長された位置との間で前記外側の伸縮式要素内で逆戻し可能に伸縮式に摺動可能であり、前記内側の伸縮式要素が下げられた位置にあるときに、前記端部、側面、上部および底部が固定される、コンテナと、
   ｂ）前記垂直側面の少なくとも１つに設けられた回動壁部分であって、前記回動壁部分が、閉鎖した垂直位置と開放した水平位置との間で回動するために、前記回動壁部分の下方縁部に沿って前記垂直側面にヒンジ式に接続され、さらに、前記回動壁部分が外縁部を有し、それによって該回動壁部分が水平位置にあるときに、開口が前記垂直側面に形成される、回動壁部分と、
   ｃ）前記コンテナおよび前記回動壁部分に設けられた、該回動壁部分を垂直位置に解放可能に固定するための手段と、
   ｄ）前記回動壁部分を水平位置に解放可能に保持するために、該回動壁部分を支持するようになされた手段と、を備え、
   前記シェルタはさらに、
   ｅ）前記回動壁部分が下げられた水平位置にあり、かつ、前記内側の伸縮式要素が延出した位置にあるときに、前記回動壁部分の上に可撓性のカバーを支持するための手段であって、前記回動壁部分が下げられた水平位置にあるときに、前記回動壁部分の外縁部およびコンテナに取り外し可能に取り付けられる手段と、
   ｆ）可撓性のカバーであって、前記可撓性のカバーは、前記回動壁部分が下げられた水平位置にあるときに、前記回動壁部分の外縁部に取り外し可能に取り付けられ、かつ、形成された開口の周囲で前記コンテナに固定され、また、前記回動壁部分が下げられた水平位置にあるときに、前記支持手段に取り外し可能に固定されることで前記回動壁部分の上に支持され、それによって、前記回動壁部分が水平位置に下げられたときに、前記コンテナの内側に対して開いた前記回動壁部分の上に閉鎖した空間を形成する、可撓性のカバーと、を備え、
   前記シェルタはさらに、前記内側の伸縮式要素が前記下げられた位置にあるときに形成された前記剛体のコンテナが、ＩＳＯシリーズ１輸送コンテナの規格を満たす外部寸法およびコーナーフィッティング位置を有することを特徴とする、可搬式の折りたたみ可能なシェルタ。
2. 前記内側の伸縮式要素の各々を前記外側の伸縮式要素の各々内で逆戻し可能に伸縮式に下げ、延長するための動力手段をさらに備える、請求項１に記載のシェルタ。
3. 前記内側の伸縮式要素の各々を前記外側の伸縮式要素の各々内で逆戻し可能に伸縮式に下げ、延長するための動力手段が、液圧シリンダからなる、請求項２に記載のシェルタ。
4. 前記回動壁部分を前記水平位置に解放可能に保持する手段が、水平化手段からなる、請求項１に記載のシェルタ。
5. 前記回動壁部分を持ち上げ、かつ、下げる手段をさらに備える、請求項１に記載のシェルタ。
6. 前記回動壁部分を持ち上げ、かつ、下げるための手段が、前記回動壁部分およびウインチ手段に接続されたケーブルからなる、請求項５に記載のシェルタ。
7. 前記回動壁部分の上に可撓性のカバーを支持するための手段が、両端部が前記コンテナに取り付けられた剛体または半剛体のビームからなる、請求項１に記載のシェルタ。
8. 前記可撓性のカバーが布材料から構成されている、請求項１に記載のシェルタ。
9. 前記回動壁部分を垂直位置に解放可能に固定するための手段が、ナットおよびボルトからなる、請求項１に記載のシェルタ。
10. 前記回動壁部分を垂直位置に解放可能に固定する手段が、ラッチ手段からなる、請求項１に記載のシェルタ。
11. 前記可撓性のカバーが、前記支持手段に支持されると、前記回動壁部分の上の水平の上部の縁部から延びるとともに、前記回動壁部分が、下げられた水平位置にあり、また、形成された開口の周囲で前記コンテナに固定され、かつ、前記回動壁部分の外縁部に固定される、請求項１に記載のシェルタ。
12. 前記回動壁部分の上に布カバーを支持する手段が、下方端部が前記回動壁部分に固定され、上方端部が前記コンテナに固定される折りたたみ可能なフレームからなる、請求項１に記載のシェルタ。
13. 前記内側の伸縮式要素が前記延長された位置にあるときに、前記端部壁の上縁と前記水平の上部の縁部との間に延出する可撓性のカバーをさらに備える、請求項１に記載のシェルタ。
14. 請求項１に記載の可搬式の折りたたみ可能なシェルタから生活空間を閉鎖する壁、床、および屋根からなるシェルタを構築する方法であって、
    ａ）１つの縁部に沿ってヒンジ式に接続された少なくとも１つの回動壁部分を閉鎖した垂直位置から開放した水平位置に下げる工程と、
    ｂ）前記内側の伸縮式要素の各々を部分的に延長する工程と、
    ｃ）前記回動壁部分が下げられた水平位置にあるときに、前記回動壁部分の外縁部およびコンテナに対して前記可撓性のカバーを支持するための手段を取り付ける工程と、
    ｄ）前記内側の伸縮式要素の各々をその完全に延長された位置にさらに延長する工程と、
    ｅ）前記完全に延長された位置に、前記内側の伸縮式部材の各々と前記可撓性のカバーを支持するための手段とを固定する工程と、
    ｆ）前記可撓性のカバーを支持するための手段に、前記可撓性のカバーを装着する工程とからなる方法。

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