JP5478481B2 - 鞍乗型車両のチェーンアジャスタ構造 - Google Patents

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本発明は、スイングアーム及びクッションユニットを備えた鞍乗型車両のチェーンアジャスタ構造に関する。
従来、チェーンによって後輪が駆動される自動二輪車(鞍乗型車両)では、後輪の車軸が挿通されるチェーンアジャスタが、車体フレームにピボット軸を介して揺動可能に軸支される断面矩形のスイングアーム内に挿通され、スイングアームにはクッションユニットの一端が取付けられ、チェーンアジャスタの上端部及び下端部が、スイングアームの上壁及び下壁に摺接する構造が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この構造によれば、チェーンアジャスタを、スイングアームの中で上下に位置決めされた状態で前後に移動させることができる。
特開2009−137375号公報
しかしながら、上記従来のチェーンアジャスタでは、チェーンのたるみを調整するために後輪の車軸を後方に移動させると、スイングアームの角度は変化しないまま後輪が後方に移動するため、スイングアームをピボット軸よりも下方に揺動した状態で用いる場合、後輪の車軸の位置に対してピボット軸の位置が相対的に高くなり、車体の姿勢が変化してしまう。また、クッションユニットの取付け部はスイングアームにブラケット等を溶接等して設けられるが、この取付け部には大きな荷重が作用するため、溶接の管理を厳しく行う必要があるほか、取付け用のブラケットの分だけ部品点数が増加してしまうという課題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、チェーンアジャスタをスイングアームの中で位置決めされた状態で前後に移動可能にしつつ、チェーンアジャスタに更なる機能を付与し、チェーンアジャスタの調整に伴う車体の姿勢の変化を抑制するとともに、クッションユニットを簡単な構造で取付けできるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、車体フレーム(F)と、該車体フレーム(F)に支持されるとともに出力軸(2A)を有するパワーユニット(2)と、後部に後輪(4)を軸支するとともに前部を車体側に揺動自在に枢支されるスイングアーム(11)と、該スイングアーム(11)と前記車体フレーム(F)とを連結するクッションユニット(13)と、前記出力軸(2A)に設けられる駆動スプロケット(15)と、前記後輪(4)に設けられる被動スプロケット(16)と、前記駆動スプロケット(15)と前記被動スプロケット(16)とを連結するチェーン(17)と、前記後輪(4)の車軸(12)が挿通されるとともに前後方向に摺動可能なチェーンアジャスタ(50)とを備え、前記スイングアーム(11)は中空状に形成され、前記チェーンアジャスタ(50)が、前記スイングアーム(11)内に挿通されるとともに前記スイングアーム(11)の内壁に摺接する鞍乗型車両のチェーンアジャスタ構造において、前記スイングアーム(11)の上壁(40A)には開口部(41)が設けられ、前記チェーンアジャスタ(50)の上部には、前記開口部(41)に挿通されるとともに前記クッションユニット(13)の下端(13A)を枢支するクッション取付け部(52)が一体的に設けられることを特徴とする。
この構成によれば、スイングアームの内壁に摺接するチェーンアジャスタにクッション取付け部が一体に設けられているため、チェーンアジャスタをクッションユニットの取付け部として利用でき、後輪を懸架するための部品の点数を削減できる。このため、チェーンアジャスタをスイングアームの中で位置決めされた状態で前後に移動可能にしつつ、クッションユニットを簡単な構造で取付けできる。さらに、クッションユニットの下端を枢支するクッション取付け部が、チェーンアジャスタと一体に設けられてスイングアームの上壁に設けられた開口部に挿通されるため、チェーンの調整の際にチェーンアジャスタ及び後輪を後方に移動させた場合に、クッションユニットの下端及びクッション取付け部もチェーンアジャスタと共に後方に移動し、スイングアームの揺動位置は、より水平に近い状態に変化する。このため、後輪が後方に移動したことによる車体姿勢の変化をスイングアームの揺動位置の変化によって抑制でき、チェーンアジャスタの調整に伴う車体姿勢の変化を抑制できる。
また、上記構成において、前記チェーンアジャスタ(50)は、前記スイングアーム(11)の内壁上部(42A)に摺接する頭部(56)を有し、前記チェーンアジャスタ(50)の下部には、前記車軸(12)の前後に、前記スイングアーム(11)の内壁下部(42B)に摺接する足部(57,57)が設けられる構成としても良い。
この場合、クッションユニットの荷重を、チェーンアジャスタの下部に設けられる車軸の前後の足部によってスイングアームの内壁に分散できるため、クッションユニットを安定的に支持できる。
また、前記チェーンアジャスタ(50)は、車両前後方向に延びる左右の板部(54,55)と、該左右の板部(54,55)に溶接されるとともに車軸(12)が挿通されるカラー(65)とを有し、該左右の板部(54,55)は、前部に左右の連結板部(62,62)、上部に左右の頭板部(60,60)及び左右のクッション取付け板部(66,67)、下部に左右の足板部(61,61)を有し、左右の前記頭板部(60,60)及び左右の前記足板部(61,61)は、その端部(60A,61A)を互いに略接するように折り曲げられて前記頭部(56)及び前記足部(57,57)をそれぞれ構成し、左右の前記連結板部(62,62)は、その端部(62A)を互いに接するように折り曲げられるとともに、該端部(62A)が溶接されても良い。
この場合、左右の板部を折り曲げて頭部及び足部を構成するとともに左右の板部にカラーを溶接し、左右の連結板部を折り曲げてその端部を溶接するため、チェーンアジャスタを板材で簡単に形成できる。
さらに、前記スイングアーム(11)はアルミ合金製であり、前記チェーンアジャスタ(50)は鋼製であっても良い。
この場合、一般的にアルミ合金製のスイングアームでは、クッション取付け部を比較的大きなサイズの部品で設ける必要があるが、強度の高い鋼製のチェーンアジャスタ側にクッション取付け部を設けることで、スイングアーム側を簡単な構造にすることができる。
また、前記スイングアーム(11)の前記上壁(40A)の前記開口部(41)は、前記チェーンアジャスタ(50)を上方から挿通して収容可能な長さに設けられても良い。
この場合、スイングアームの上壁の開口部から、チェーンアジャスタを収容できるため、チェーンアジャスタ及びクッション取付け部をスイングアームに簡単に取付けできる。
また、前記鞍乗型車両(1)は、前記チェーン(17)を覆うチェーンケース(18)を有し、前記チェーンアジャスタ(50)の前記クッション取付け部(52)には、該チェーンケース(18)の後部に挿通されるチェーンケース係止部(70)が設けられる構成としても良い。
この場合、チェーンアジャスタをチェーンケース係止部として使用でき、部品点数を削減できる。
本発明に係る鞍乗型車両のチェーンアジャスタ構造では、チェーンアジャスタにクッション取付け部が一体に設けられているため、後輪を懸架するための部品の点数を削減でき、チェーンアジャスタをスイングアームの中で位置決めされた状態で前後に移動可能にしつつ、クッションユニットを簡単な構造で取付けできる。さらに、クッション取付け部がスイングアームの開口部に挿通され、チェーンアジャスタ及び後輪を後方に移動させた場合に、クッションユニットの下端及びクッション取付け部もチェーンアジャスタと共に後方に移動し、スイングアームの揺動位置は、より水平に近い状態に変化する。このため、後輪が後方に移動したことによる車体姿勢の変化をスイングアームの揺動位置の変化によって抑制でき、チェーンアジャスタの調整に伴う車体姿勢の変化を抑制できる。
また、クッションユニットの荷重を、チェーンアジャスタの下部に設けられる車軸の前後の足部によってチェーンアジャスタの回動を規制できるため、クッションユニットを安定的に支持できる。
また、左右の板部を折り曲げて頭部及び足部を構成するとともに、左右の連結板部を折り曲げて中間部にカラーを溶接し、その端部を溶接するため、チェーンアジャスタを板材で簡単に形成できる。
さらに、強度の高い鋼製のチェーンアジャスタ側にクッション取付け部を設けることで、スイングアーム側を簡単な構造にすることができる。
また、スイングアームの上壁の開口部から、チェーンアジャスタを収容できるため、チェーンアジャスタ及びクッション取付け部をスイングアームに簡単に取付けできる。
また、チェーンアジャスタをチェーンケース係止部として使用でき、部品点数を削減できる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 スイングアームの左側面図である。 スイングアームを後方から見た図である。 スイングアームの斜視図である。 アーム部においてチェーンアジャスタの周辺を示す左側面図である。 左側のチェーンアジャスタを車幅方向内側から見た斜視図である。 図5のVII−VII断面図である。 図5のVIII−VIII断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る鞍乗型車両の後部構造について図面を参照して説明する。なお、以下の説明で、上下、前後、左右の方向は、車両の運転者から見た方向をいう。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。
自動二輪車1(鞍乗型車両)は、車両前後方向の略中央にパワーユニットとしてのエンジン2が搭載され、エンジン2の前方に前輪(不図示)が配置され、エンジン2の後方に後輪4が配置される鞍乗型の車両である。
車体フレームFは、車体前部に設けられるヘッドパイプ(不図示)から後下がりに後方に延びるメインフレーム5、メインフレーム5の後部で下方に延びる左右一対のピボットプレート6、メインフレーム5の後部から後上がりに後方へ延びる左右一対のシートフレーム7、及び、ピボットプレート6の下部から後上がりに後方へ延びてシートフレーム7の後部に連結される左右一対のサブフレーム8を有している。
前輪(不図示)はヘッドパイプ(不図示)に操舵可能に支持されるフロントフォーク(不図示)の下部に軸支される。シートフレーム7の上方には、乗員用のシート9が設けられる。
左右のピボットプレート6間には、車幅方向に延びるピボット軸10が貫通し、後方に延びるスイングアーム11は、ピボット軸10に揺動自在に軸支されている。後輪4は、スイングアーム11の後部において車幅方向に挿通される車軸12に軸支されている。
筒状のリアサスペンション13(クッションユニット)は、スイングアーム11の後部とサブフレーム8の後部との間に掛け渡されている。
エンジン2は、下方に吊り下げられるようにして車体フレームFに支持され、エンジン2の後部の左側面においてピボットプレート6の前方には、エンジン2の回転を出力する出力軸2Aが突出し、出力軸2Aには、駆動スプロケット15が設けられている。後輪4には被動スプロケット16が設けられ、後輪4は、駆動スプロケット15と被動スプロケット16との間に掛け渡される無端状のチェーン17を介して駆動される。チェーン17はスイングアーム11の上方及び下方を通り、スイングアーム11には、チェーン17の上部を上方から覆うチェーンケース18が設けられている。
エンジン2の排気管19は、エンジン2の下方を通って後方に延び、後輪4の右側面側に配置されるマフラー20に接続されている。
図2は、スイングアーム11の左側面図である。図3は、スイングアーム11を後方から見た図である。図4は、スイングアーム11の斜視図である。ここで、図3では、スイングアーム11の後部は断面で示されている。
図2〜図4に示すように、スイングアーム11は、断面矩形の一本の角パイプをU字状に曲げて形成されたアーム本体30、アーム本体30の前端に溶接される円筒パイプ31、及び、上下に2分割で設けられる中空のクロスメンバ32を備えて構成されている。
アーム本体30は、円筒パイプ31が溶接されるアーム前端部33と、アーム前端部33の左右端からそれぞれ屈曲して後方に延びる左右のアーム部34L,34Rとを有している。左右のアーム部34L,34Rは、左右のアーム部34L,34R間の間隔が後部側にかけて徐々に広がるように形成されている。また、左右のアーム部34L,34Rの後部において、中空のアーム部34L,34Rの上面を構成する上壁40Aには、アーム部34L,34Rの内側に連通する開口部41が形成されている。アーム部34L,34Rの左右の側面を構成する側壁40C及び側壁40Dには、アーム部34L,34Rを車幅方向に貫通する車軸挿通孔45が形成されている。車軸挿通孔45は、アーム部34L,34Rの前後に長孔状に延びている。後輪4は、左右のアーム部34L,34Rを貫通する車軸12によって左右のアーム部34L,34Rの間に軸支される。車軸12は、一端にボルトの頭部を有するとともに他端にナットが締め込まれる締結部材であり、これらボルトの頭部及びナットがその軸力によってアーム部34L,34Rの各側壁40Cを車幅方向外側から挟むことでスイングアーム11に固定される。
図3に示すように、リアサスペンション13は左右一対で設けられ、左右のアーム部34L,34Rと左右のサブフレーム8(図1参照)との間にそれぞれ掛け渡される。
円筒パイプ31にはピボット軸10(図1参照)が挿通され、スイングアーム11は円筒パイプ31を介して上下に揺動自在に枢支される。
クロスメンバ32は、スイングアーム11を上方から覆う上半体32A、及び、スイングアーム11を下方から覆う下半体32Bを有して上下に分割されている。上半体32A及び下半体32Bは、板材を折り曲げて形成され、左右のアーム部34L,34Rに嵌合する嵌合凹部35を左右の端部にそれぞれ有している。また、上半体32A及び下半体32Bの前部及び後部には、上半体32Aの下縁と下半体32Bの上縁とが当接する合わせ面36が設けられている。
上半体32A及び下半体32Bは、スイングアーム11の前後の中間部に配置され、左右のアーム部34L,34R間に掛け渡されて左右のアーム部34L,34Rを連結している。左右のアーム部34L,34R間の間隔が後部側にかけて徐々に広がっているため、嵌合凹部35を嵌めるだけでクロスメンバ32を前後に位置決めできる。詳細には、クロスメンバ32は、嵌合凹部35がスイングアーム11に嵌合された状態で、クロスメンバ32を上下に貫通する複数のボルト37の締結力によってスイングアーム11を上下から挟み込むようにして固定されている。
ここで、アーム本体30及び円筒パイプ31はアルミ合金製であり、クロスメンバ32は鋼製である。本実施の形態では、鋼製のクロスメンバ32を上半体32A及び下半体32Bで構成し、ボルト37で締め付けて左右のアーム部34L,34Rに固定するため、スイングアーム11を製造する際のアルミ合金の溶接個所を削減できる。このため、スイングアーム11の製造が容易になり、スイングアーム11のコストを低減できる。また、クロスメンバ32が鋼製であるため、スイングアーム11の剛性及び強度を高めることができる。また、クロスメンバ32はアルミ合金製であっても良い。この場合、溶接個所を削減しつつ、鋼製に比して軽量化を図ることができる。
チェーンケース18は、チェーン17に沿って左のアーム部34Lの上方を前後に延び、上半体32Aの側部に形成されたステー38に前部を締結されている。チェーンケース18の後部の左側面には、チェーンケース18の外側を通るリアサスペンション13を避ける逃げ凹部18Cが形成されている。
下半体32Bの下面において右のアーム部34Rの近傍には、下方に突出するブレーキ用ステー39が形成されており、ブレーキ用ステー39には、後輪4のブレーキ(不図示)を支持するロッド(不図示)が締結される。
左右のアーム部34L,34Rの後部には、アーム部34L,34Rの内部で前後に摺動可能なチェーンアジャスタ50,50がそれぞれ設けられている。
図5は、アーム部34Lにおいてチェーンアジャスタ50の周辺を示す左側面図である。図6は、左側のチェーンアジャスタ50を車幅方向内側から見た斜視図である。図7は、図6のVII−VII断面図である。図8は、図5のVIII−VIII断面図である。ここで、左右のチェーンアジャスタ50,50は車幅方向の中心を基準に略左右対称に設けられているため、本実施の形態では、左側のチェーンアジャスタ50について詳細に説明する。
図5及び図6に示すように、チェーンアジャスタ50は、スイングアーム11のアーム部34L内に摺接し前後にスライド可能なアジャスタ本体51と、アジャスタ本体51の上部から上方に突出するクッション取付け部52とを有している。
アジャスタ本体51には、車軸12(図1参照)が挿通される車軸支持孔53が形成され、クッション取付け部52には、リアサスペンション13の下端13Aが連結される。
チェーンアジャスタ50は鋼製の板材を折り曲げた部材と、円筒状のカラー65と、調整用ねじ63とを有して構成されており、アジャスタ本体51は、車両の前後方向に延びる左右の側板部54,55(板部)とその間のカラー65とを有している。アジャスタ本体51は、上方に突出する頭部56、下方に突出する前後の足部57,57、左右の側板部54,55が前部で連結される前部連結部58、及び、左右の側板部54,55が後部で連結される後部連結部59を有している。足部57,57は車軸支持孔53の前後に跨るように2個所に設けられている。
図6に示すように、側板部54,55は、上方に延びる左右の頭板部60,60を上部に有し、頭部56は、内側に折り曲げられた左右の頭板部60,60の先端60A,60A(端部)が向かい合うようにして設けられる。
側板部54,55は、下方に延びる左右の足板部61,61を下部に有し、足部57,57は、内側に折り曲げられた左右の足板部61,61の先端61A,61A(端部)が向かい合うようにして設けられる。
側板部54,55は、前方に延びる左右の連結板部62,62を前部に有し、前部連結部58は、内側に折り曲げられた左右の連結板部62,62の先端62A,62A(端部)を溶接して形成されている。
後部連結部59は、板材を折り曲げることで左右の側板部54,55の間に形成される。
すなわち、チェーンアジャスタ50は、左右の側板部54,55が対向するように板材が折り曲げられ、先端62A,62Aが溶接されることで、略箱型に形成される。このように、板材を折り曲げて先端62A,62Aを溶接することで、板材を加工する簡単な構造でチェーンアジャスタ50を設けることができる。また、チェーンアジャスタ50は板材を折り曲げて中空に構成されているため、軽量に構成されているとともに、先端62A,62Aが溶接されているため、強度及び剛性が高くなっている。
アジャスタ本体51の後部連結部59には、アーム部34Lの後方へ延びる調整用ねじ63が溶接されている。調整用ねじ63は、アーム部34Lの後端壁43を貫通してアーム部34Lの外側に突出し、外側に突出したねじ部63Aには、後端壁43に当接して調整用ねじ63の位置を規制するナット44A、及び、ナット44Aをロックするロックナット44Bが設けられている。後端壁43は、左右のアーム部34L,34Rの後端の開口を塞ぐように溶接される板材である。
図5、図7及び図8に示すように、アーム部34Lは、上壁40A、上壁40Aに対向する下壁40B、及び、上壁40Aと下壁40Bとを連結する側壁40C及び側壁40Dを有して中空に形成されている。
アジャスタ本体51は、アーム部34L内に収容され、頭部56が上壁40Aの内壁42A(内壁上部)に摺接するとともに、足部57,57が下壁40Bの内壁42B(内壁下部)に摺接することで、アーム部34L内で上下に位置決めされつつ、前後に摺動可能に設けられている。
また、アジャスタ本体51は、側板部55が側壁40Cの内壁42Cに摺接するとともに、側板部54が側壁40Dの内壁42Dに摺接することで、アーム部34L内で左右に位置決めされつつ、前後に摺動可能に設けられている。
アジャスタ本体51における側板部54,55の内壁には、車軸支持孔53に対応した位置に、車軸12に嵌合して車軸12を支持する円筒状のカラー65(図7参照)が溶接により固定されている。図5に示すように、アジャスタ本体51の車軸支持孔53は、アーム部34Lの車軸挿通孔45に連通し、車軸支持孔53に支持された車軸12は、アジャスタ本体51が前後に摺動することで、車軸挿通孔45内を前後に移動可能である。
図5、図6及び図8に示すように、クッション取付け部52は、アジャスタ本体51の側板部54,55の上部から上方に延びる左右のクッション取付け板部66,67を有して構成されている。クッション取付け部52は、アジャスタ本体51の前部に設けられ、車軸支持孔53よりも前方に位置している。
クッション取付け部52は、アーム部34Lの内側から開口部41に挿通されて上方に延び、アーム部34Lの上方に突出している。
図8に示すように、クッション取付け板部66,67は互いに対向して設けられ、左側(車幅方向外側)のクッション取付け板部66には貫通孔68が形成され、右側(車幅方向内側)のクッション取付け板部67には、貫通孔68及び貫通孔68に連通する溶接ナット68Aが設けられている。リアサスペンション13の下端13Aには、クッション支持ボルト69が挿通される連結孔13Bが形成されている。リアサスペンション13は、下端13Aがクッション取付け板部66,67間に配置され、クッション取付け板部66側から貫通孔68及び連結孔13Bに挿通されるクッション支持ボルト69が溶接ナット68Aに螺合されることで、クッション取付け部52に揺動自在に連結される。
クッション取付け板部66,67は、側板部54,55から車幅方向外側に屈曲しており、クッション取付け部52は、アーム部34Lよりも車幅方向の外側に位置している。
また、左側のクッション取付け板部66は、右側のクッション取付け板部67よりも大きく外側に屈曲しており、リアサスペンション13の下端13Aが設けられるクッション取付け板部66,67間の幅は、アジャスタ本体51の幅よりも大きくなっている。このため、幅が比較的大きい下端13Aをチェーンアジャスタ50で支持することができる。
このように、スイングアーム11に設けられるチェーンアジャスタ50にクッション取付け部52が一体に設けられているため、チェーンアジャスタ50をリアサスペンション13の取付け部として利用でき、後輪4を懸架するための部品の点数を削減できる。
また、一般的に、アルミ合金製のスイングアーム11にリアサスペンション13の取付け部を設ける場合、強度の観点から、比較的大きなサイズのブラケット等を溶接等によりスイングアーム11に設ける構成が採用される。しかし、本実施の形態では、強度が高い鋼製のチェーンアジャスタ50にクッション取付け部52を一体的に設けるため、クッション取付け部52を小さくできるとともに、上記のブラケットをスイングアーム11に設ける必要が無く、スイングアーム11側を簡単な構造にすることができる。
右側のクッション取付け板部67の後縁部には、アーム部34Lと略平行に後方へ延びるチェーンケース支持板部70(チェーンケース係止部)が形成されている。
チェーンケース18の後部の左側面には下方に延出する延出板部18Aが設けられ、延出板部18Aには、延出板部18Aを前後に貫通するガイド孔18Bが形成されている。ガイド孔18Bには、クッション取付け板部67のチェーンケース支持板部70がスライド可能に挿通され、チェーンケース18の後部はチェーンケース支持板部70によって支持される。
チェーンアジャスタ50の調整に伴ってチェーンアジャスタ50が前後に摺動される場合には、チェーンケース支持板部70は、チェーンケース18を支持した状態を維持しつつ、ガイド孔18B内を前後にスライドする。このように、チェーンケース支持板部70をガイド孔18Bにスライド可能に設けることでチェーンケース18を支持するため、チェーンアジャスタ50の移動の度にチェーンケース18の後部の固定をし直す必要がなく、メンテナンス作業が容易になる。
図5に示すように、アーム部34Lの上壁40Aに形成された開口部41の長さは、チェーンアジャスタ50を上方から開口部41に挿通してアーム部34L内に収容可能な長さに形成されている。具体的には、まず、調整用ねじ63をアーム部34L内に入れ、チェーンアジャスタ50を後下方にスライドさせることで、チェーンアジャスタ50をアーム部34L内に収容することができる。その後、チェーンアジャスタ50を摺動させて前後の任意の位置にセットし、後端壁43から突出したねじ部63Aをナット44A及びナット44Aで固定することで、チェーンアジャスタ50はアーム部34L内に固定される。
下端13Aからチェーンアジャスタ50を介して伝わるリアサスペンション13の上下方向の荷重は、頭部56及び前後の足部57,57の押圧力、及び、後輪4の車軸12が発生させる軸力による摩擦力としてアーム部34Lに作用する。本実施の形態では、リアサスペンション13の荷重を、車軸支持孔53の前後に跨る足部57,57によって下壁40Bの内壁42Bにも分散できるため、リアサスペンション13をより強固に支持できる。
次に、図1及び図5を参照し、チェーンアジャスタ50によるチェーン17のたるみの調整手順を説明する。
まず、スタンド等により自動二輪車1の後輪4を浮かせた状態とし、車軸12の締結を緩めるとともに、ナット44A及びロックナット44Bを緩める。これにより、左右のアーム部34L,34R内の各チェーンアジャスタ50は、前後に移動可能になり、これに伴って、チェーンアジャスタ50に支持されている車軸12及び被動スプロケット16を含む後輪4は、チェーンアジャスタ50とともに前後方向に移動可能になる。
次いで、ナット44Aを回転させることで、チェーンアジャスタ50の位置を前後に調整でき、チェーン17のたるみが適正となる位置にチェーンアジャスタ50をセットし、ロックナット44Bを固定する。その後、車軸12をスイングアーム11に締結することで、チェーン17のたるみの調整が完了する。
また、チェーンアジャスタ50が移動されると、クッション取付け部52に連結されているリアサスペンション13の下端13Aも、チェーンアジャスタ50と共に前後に移動される。
図1に示すように、スイングアーム11はピボット軸10を揺動軸として後下がりに斜めに傾斜して配置されており、チェーンアジャスタ50を後方に移動させる場合、車軸12は、アーム部34L,34Rの延在方向に対して略平行に移動するため、車軸12は後方に移動しつつ下方に下がる。すなわち、チェーンアジャスタ50を後方に移動させると、車軸12及び後輪4の上下方向の位置はピボット軸10に対して下方に下がり、後輪4が下方に移動した分だけシートフレーム7は上方に移動し、自動二輪車1の後部の車高が増加することになる。
また、チェーンアジャスタ50を後方に移動すると、クッション取付け部52とともにリアサスペンション13の下端13Aも後方に移動し、リアサスペンション13がより前側に傾斜するため、スイングアーム11の揺動位置は上方に移動する。すなわち、チェーンアジャスタ50を後方に移動すると、スイングアーム11の揺動位置は水平により近い揺動位置に変化し、自動二輪車1の後部の車高が低くなる。
このように、本実施の形態では、チェーンアジャスタ50を後方に移動させると、後輪4は車高を上げるように移動するが、リアサスペンション13が前傾することでスイングアーム11が車高を下げるように揺動位置を変化させるため、車高の変化を抑制でき、チェーンアジャスタ50の調整に伴う車体姿勢の変化を低減することができる。
また、チェーンアジャスタ50を前方に移動する場合にも同様であり、チェーンアジャスタ50を前方に移動させると、後輪4は車高を下げるように移動するが、リアサスペンション13がクッション取付け部52を支点に後側に傾斜するように回動することでスイングアーム11が車高を上げるように揺動位置を変化させるため、車高の変化を抑制でき、チェーンアジャスタ50の調整に伴う車体姿勢の変化を低減することができる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、スイングアーム11の内壁42A〜42Dに摺接するチェーンアジャスタ50にクッション取付け部52が一体に設けられているため、チェーンアジャスタ50をリアサスペンション13の取付け部として利用でき、後輪4を懸架するための部品の点数を削減できる。このため、チェーンアジャスタ50をスイングアーム11の中で位置決めされた状態で前後に移動可能にしつつ、リアサスペンション13を簡単な構造で取付けできる。さらに、リアサスペンション13の下端13Aを枢支するクッション取付け部52が、チェーンアジャスタ50と一体に設けられてスイングアーム11の上壁40Aに設けられた開口部41に挿通されるため、チェーン17の調整の際にチェーンアジャスタ50及び後輪4を後方に移動させた場合に、リアサスペンション13の下端13A及びクッション取付け部52もチェーンアジャスタ50と共に後方に移動し、スイングアーム11の揺動位置は、より水平に近い状態に変化する。このため、後輪4が後方に移動したことによる車体姿勢の変化をスイングアーム11の揺動位置の変化によって抑制でき、チェーンアジャスタ50の調整に伴う車体姿勢の変化を抑制できる。
また、リアサスペンション13の荷重を、チェーンアジャスタ50の下部に設けられる車軸12の前後の足部57,57によってスイングアーム11の内壁42Bに分散できるため、リアサスペンション13を安定的に支持できる。
また、左右の側板部54,55を折り曲げて頭部56及び足部57,57を構成するとともに、左右の連結板部62,62を折り曲げてその先端62A,62Aを溶接するため、チェーンアジャスタ50を板材で簡単に形成できる。
さらに、一般的にアルミ合金製のスイングアームでは、クッションの取付け部を比較的大きなサイズの部品で設ける必要があるが、強度の高い鋼製のチェーンアジャスタ50側にクッション取付け部52を設けることで、スイングアーム11側を簡単な構造にすることができる。
また、スイングアーム11の上壁40Aの開口部41からチェーンアジャスタ50を収容できるため、チェーンアジャスタ50及びクッション取付け部52をスイングアーム11に簡単に取付けできる。
また、チェーンアジャスタ50にチェーンケース支持板部70を設けることで、チェーンアジャスタ50をチェーンケース18の係止部として使用でき、部品点数を削減できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記の実施の形態では、自動二輪車1は、パワーユニットとしてエンジン2が搭載されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、パワーユニットとしてモータが搭載され、モータの出力軸と後輪4との間に設けられるチェーンのたるみを調整する電気自動二輪車のチェーンアジャスタに本発明を適用しても良い。
また、上記の実施の形態では、チェーンアジャスタ50は、板材を折り曲げて構成されるものとして説明したが、これに限らず、チェーンアジャスタは、鋳物によって一体に構成されても良い。
また、上記実施の形態では、本発明を適用した鞍乗型車両を自動二輪車1としたが、本発明は、三輪車両や四輪のバギー車等にも適用できる。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
2 エンジン(パワーユニット)
2A 出力軸
4 後輪
11 スイングアーム
12 車軸
13 リアサスペンション(クッションユニット)
13A 下端
15 駆動スプロケット
16 被動スプロケット
17 チェーン
18 チェーンケース
40A 上壁
41 開口部
42A 内壁(内壁上部)
42B 内壁(内壁下部)
50 チェーンアジャスタ
52 クッション取付け部
53 車軸支持孔
54,55 側板部(板部)
56 頭部
57,57 足部
60,60 頭板部
60A,60A 先端(端部)
61,61 足板部
61A,61A 先端(端部)
62,62 連結板部
62A,62A 先端(端部)
65 カラー
66,67 クッション取付け板部
70 チェーンケース支持板部(チェーンケース係止部)
F 車体フレーム

Claims (6)

  1. 車体フレーム(F)と、該車体フレーム(F)に支持されるとともに出力軸(2A)を有するパワーユニット(2)と、後部に後輪(4)を軸支するとともに前部を車体側に揺動自在に枢支されるスイングアーム(11)と、該スイングアーム(11)と前記車体フレーム(F)とを連結するクッションユニット(13)と、前記出力軸(2A)に設けられる駆動スプロケット(15)と、前記後輪(4)に設けられる被動スプロケット(16)と、前記駆動スプロケット(15)と前記被動スプロケット(16)とを連結するチェーン(17)と、前記後輪(4)の車軸(12)が挿通されるとともに前後方向に摺動可能なチェーンアジャスタ(50)とを備え、前記スイングアーム(11)は中空状に形成され、前記チェーンアジャスタ(50)が、前記スイングアーム(11)内に挿通されるとともに前記スイングアーム(11)の内壁に摺接する鞍乗型車両のチェーンアジャスタ構造において、
    前記スイングアーム(11)の上壁(40A)には開口部(41)が設けられ、前記チェーンアジャスタ(50)の上部には、前記開口部(41)に挿通されるとともに前記クッションユニット(13)の下端(13A)を枢支するクッション取付け部(52)が一体的に設けられることを特徴とする鞍乗型車両のチェーンアジャスタ構造。
  2. 前記チェーンアジャスタ(50)は、前記スイングアーム(11)の内壁上部(42A)に摺接する頭部(56)を有し、前記チェーンアジャスタ(50)の下部には、前記車軸(12)の前後に、前記スイングアーム(11)の内壁下部(42B)に摺接する足部(57,57)が設けられることを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両のチェーンアジャスタ構造。
  3. 前記チェーンアジャスタ(50)は、車両前後方向に延びる左右の板部(54,55)と、該左右の板部(54,55)に溶接されるとともに車軸(12)が挿通されるカラー(65)とを有し、該左右の板部(54,55)は、前部に左右の連結板部(62,62)、上部に左右の頭板部(60,60)及び左右のクッション取付け板部(66,67)、下部に左右の足板部(61,61)を有し、
    左右の前記頭板部(60,60)及び左右の前記足板部(61,61)は、その端部(60A,61A)を互いに略接するように折り曲げられて前記頭部(56)及び前記足部(57,57)をそれぞれ構成し、左右の前記連結板部(62,62)は、その端部(62A)を互いに接するように折り曲げられるとともに、該端部(62A)が溶接されることを特徴とする請求項2記載の鞍乗型車両のチェーンアジャスタ構造。
  4. 前記スイングアーム(11)はアルミ合金製であり、前記チェーンアジャスタ(50)は鋼製であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗型車両のチェーンアジャスタ構造。
  5. 前記スイングアーム(11)の前記上壁(40A)の前記開口部(41)は、前記チェーンアジャスタ(50)を上方から挿通して収容可能な長さに設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗型車両のチェーンアジャスタ構造。
  6. 前記鞍乗型車両(1)は、前記チェーン(17)を覆うチェーンケース(18)を有し、前記チェーンアジャスタ(50)の前記クッション取付け部(52)には、該チェーンケース(18)の後部に挿通されるチェーンケース係止部(70)が設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗型車両のチェーンアジャスタ構造。
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