JP2014122004A - 自動二輪車の車体フレーム - Google Patents

自動二輪車の車体フレーム Download PDF

Info

Publication number
JP2014122004A
JP2014122004A JP2012280184A JP2012280184A JP2014122004A JP 2014122004 A JP2014122004 A JP 2014122004A JP 2012280184 A JP2012280184 A JP 2012280184A JP 2012280184 A JP2012280184 A JP 2012280184A JP 2014122004 A JP2014122004 A JP 2014122004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main frame
pivot
rear cushion
motorcycle
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012280184A
Other languages
English (en)
Inventor
Sosuke Miki
聡介 三木
Kenji Morita
健二 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012280184A priority Critical patent/JP2014122004A/ja
Publication of JP2014122004A publication Critical patent/JP2014122004A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

【課題】リアクッションの上端部にかかる力を左右のピボットプレートの全体で受けることができ、ピボットフレームに生じる応力集中を緩和することができる自動二輪車の車体フレームを提供する。
【解決手段】ピボットフレーム20の左右のピボットプレート20L,20Rは、リアクッション41の上端部が取り付けられるリアクッション取付部23と、メインフレーム13の後端部が連結されるメインフレーム連結部24と、メインフレーム連結部24とリアクッション取付部23とを連結する第1壁部25と、を有し、第1壁部25は、メインフレーム連結部24からリアクッション取付部23にかけて車幅方向内側に傾斜するように設けられ、リアクッション取付部23は、メインフレーム連結部24よりも車幅方向内側に配置され、第1壁部25の外側面にリブ25aが形成されると共に、その内側面に平面25bが形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車の車体フレームに関する。
従来の自動二輪車の車体フレームとしては、メインフレームの後端部に連結され、スイングアームを揺動可能に支持すると共にリアクッションの上端部を支持するピボットフレームを備え、このピボットフレームの左右のピボットプレートを連結するクロスメンバに、リアクッションの上端部を支持するリアクッション支持部が形成されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−216960号公報
ところで、上記特許文献1に記載の自動二輪車の車体フレームでは、リアクッションの上端部にかかる力がクロスメンバから左右のピボットプレートに伝達されるため、その力を左右のピボットプレートの全体で受けることができず、ピボットフレームに応力集中が生じてしまっていた。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、リアクッションの上端部にかかる力を左右のピボットプレートの全体で受けることができ、ピボットフレームに生じる応力集中を緩和することができる自動二輪車の車体フレームを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、メインフレームと、メインフレームの後端部に連結され、スイングアームを揺動可能に支持すると共にリアクッションの上端部を支持するピボットフレームと、を備え、ピボットフレームは、左右一対のピボットプレートと、左右一対のピボットプレートを車幅方向に連結するクロスメンバと、を備える自動二輪車の車体フレームにおいて、ピボットプレートは、リアクッションの上端部が取り付けられるリアクッション取付部と、メインフレームの後端部が連結されるメインフレーム連結部と、メインフレーム連結部とリアクッション取付部とを連結する第1壁部と、を有し、第1壁部は、メインフレーム連結部からリアクッション取付部にかけて車幅方向内側に傾斜するように設けられ、リアクッション取付部は、メインフレーム連結部よりも車幅方向内側に配置され、第1壁部の外側面にリブが形成されると共に、その内側面に平面が形成されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、ピボットプレートは、スイングアームの前端部が取り付けられるピボット部を有し、その上部から順に、リアクッション取付部、メインフレーム連結部、及びピボット部を配置することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の構成に加えて、ピボットプレートは、メインフレーム連結部とピボット部とを連結する第2壁部を有し、第2壁部の外側面に平面が形成されると共に、その内側面にリブが形成されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の構成に加えて、ピボットプレートの第2壁部の外側面に、ステップ支持ブラケットを取り付けるためのブラケット支持部が設けられることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の構成に加えて、メインフレームはストレート形状であり、ピボットプレートのメインフレーム連結部に、メインフレームを締結する2つの締結部を設け、2つの締結部は、車両側面視において、メインフレームの中心線上に配置されることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の構成に加えて、ピボットプレートのメインフレーム連結部のメインフレームの延長線上に、2つの締結部を形成可能なスペースを設けることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の構成に加えて、メインフレームは、鉄パイプからなり、ピボットプレートは、アルミ鋳造あるいは鍛造により成形されることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の構成に加えて、ピボットプレートは、クロスメンバが挿入される挿入部と、エンジンが取り付けられるエンジンハンガ部と、を有し、エンジンハンガ部は、挿入部と隣接して設けられ、エンジンハンガ部と挿入部との間に共有壁が設けられる。
請求項1の発明によれば、ピボットプレートは、リアクッションの上端部が取り付けられるリアクッション取付部と、メインフレームの後端部が連結されるメインフレーム連結部と、メインフレーム連結部とリアクッション取付部とを連結する第1壁部と、を有し、第1壁部は、メインフレーム連結部からリアクッション取付部にかけて車幅方向内側に傾斜するように設けられ、リアクッション取付部は、メインフレーム連結部よりも車幅方向内側に配置されるため、リアクッションの上端部にかかる力を左右のピボットプレートの全体で受けることができ、ピボットフレームに生じる応力集中を緩和することができる。また、ピボットプレートの第1壁部の外側面にリブが形成されるので、ピボットプレートを軽量化することができると共に、ピボットプレートの強度を確保することができる。また、ピボットプレートの第1壁部の内側面に平面が形成されるので、ピボットフレームに生じる応力集中を更に緩和することができる。
請求項2の発明によれば、ピボットプレートが、その上部から順に、リアクッション取付部、メインフレーム連結部、及びピボット部を配置するため、リアクッション取付部がメインフレーム連結部よりも高い位置に配置され、リアクッションのストロークを長くすることができる。
請求項3の発明によれば、ピボットプレートの第2壁部の外側面に平面が形成されるため、ピボットプレートの外観性を向上することができると共に、乗員の足のスライド性を良好にすることができる。また、ピボットプレートの第2壁部の内側面にリブが形成されるため、ピボットプレートを軽量化することができると共に、ピボットプレートの強度を確保することができる。
請求項4の発明によれば、ピボットプレートの第2壁部の外側面に、ステップ支持ブラケットを取り付けるためのブラケット支持部が設けられるため、リブが形成される第2壁部の内側面にブラケット支持部を設ける場合と比較して、ブラケット支持部を小型化することができる。
請求項5の発明によれば、メインフレームがストレート形状であり、ピボットプレートのメインフレーム連結部に、メインフレームを締結する2つの締結部を設け、2つの締結部は、車両側面視において、メインフレームの中心線上に配置されるため、ヘッドパイプ及びピボットフレームからの入力荷重をリニアに伝達することができる。これにより、上下方向への荷重の分散をなくし、車体フレームの上下のねじれをなくして、車両の一体感を向上することができる。
請求項6の発明によれば、ピボットプレートのメインフレーム連結部のメインフレームの延長線上に、2つの締結部を形成可能なスペースを設けるため、2つの締結部の形成位置を変更するだけで、製造コストを増加させることなく、キャスター角、トレール、及びホイールベースを容易に変更することができる。
請求項7の発明によれば、メインフレームは、鉄パイプからなり、ピボットプレートは、アルミ鋳造あるいは鍛造により成形されるため、車体フレームの製造コストを低減することができる。
請求項8の発明によれば、ピボットプレートは、クロスメンバが挿入される挿入部と、エンジンが取り付けられるエンジンハンガ部と、を有し、エンジンハンガ部が挿入部と隣接して設けられ、エンジンハンガ部と挿入部との間に共有壁が設けられるため、エンジンハンガ部と挿入部とを別々に設ける場合と比較して、ピボットプレートを軽量化することができる。
本発明に係る自動二輪車の車体フレームの一実施形態が搭載された自動二輪車を説明する左側面図である。 図1に示す車体フレームの周辺の左側面図である。 図2に示すピボットフレームの斜視図である。 図2に示す左ピボットプレートを内側から見た図である。 図3に示すピボットフレームを前方から見た図である。 図5のA−A線断面図である。 図5のB−B線断面図である。 本発明に係る自動二輪車の車体フレームの一実施形態の変形例を説明するための左ピボットプレートを内側から見た拡大図であり、(a)は車体フレームを長くした状態の図であり、(b)は車体フレームを短くした状態の図である。
以下、本発明に係る自動二輪車の車体フレームの一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、操縦者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
本実施形態の自動二輪車10は、図1及び図2に示すように、車体フレーム11を、前端に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後ろ下がりに延びる左右一対のメインフレーム13と、ヘッドパイプ12から後ろ下がりに延びる左右一対のダウンフレーム14と、メインフレーム13及びダウンフレーム14間を連結する第1〜第4補強フレーム15a〜15dと、左右一対のメインフレーム13の後端部に連結されるピボットフレーム20と、ピボットフレーム20の上端部に連結されるシートフレーム16と、から構成し、ダウンフレーム14及びピボットフレーム20にエンジン50が取り付けられる。
メインフレーム13、ダウンフレーム14、及び第1〜第4補強フレーム15a〜15dはそれぞれ鉄パイプからなりトラスフレームを構成する。また、メインフレーム13は、車両側面視においてストレート形状に形成されている。
ピボットフレーム20は、図3〜図5に示すように、左右一対のピボットプレート20L,20Rと、左右一対のピボットプレート20L,20Rの上下方向中間部を車幅方向に連結する第1クロスメンバ21と、左右一対のピボットプレート20L,20Rの下端部を車幅方向に連結する第2クロスメンバ22と、を備える。
左右のピボットプレート20L,20Rは、後述するリアクッション41の上端部が取り付けられるリアクッション取付部23と、メインフレーム13の後端部が連結されるメインフレーム連結部24と、メインフレーム連結部24とリアクッション取付部23とを連結する第1壁部25と、後述するスイングアーム33の前端部が取り付けられるピボット部26と、メインフレーム連結部24とピボット部26とを連結する第2壁部27と、をそれぞれ有する。そして、ピボットプレート20L,20Rの上部から順に、リアクッション取付部23、メインフレーム連結部24、及びピボット部26が配置されている。また、ピボットプレート20L,20Rはアルミ鋳造あるいは鍛造により成形されている。
また、自動二輪車10は、図1及び図2に示すように、ヘッドパイプ12に操向自在に支持されるフロントフォーク31と、フロントフォーク31の下端部に回転可能に支持される前輪WFと、フロントフォーク31の上端部に取り付けられる操舵用のハンドル32と、左右のピボットプレート20L,20Rのピボット部26にピボット軸26aを介して揺動可能に支持されるスイングアーム33と、スイングアーム33の後端部に回転可能に支持される後輪WRと、左右のピボットプレート20L,20Rのリアクッション取付部23にスイングアーム33を懸架する後輪懸架装置40と、エンジン50の上方に配置される燃料タンク34と、を備える。なお、図1中の符号35はフロントカウル、符号36はアンダーカウル、符号37はリアカウルである。
後輪懸架装置40は、図2に示すように、その上端部が左右のピボットプレート20L,20Rのリアクッション取付部23に揺動可能に取り付けられるリアクッション41と、リアクッション41の下端部とスイングアーム33の下面とを揺動可能に連結する略三角形状の第1リンク42と、第1リンク42とピボットフレーム20の第2クロスメンバ22とを揺動可能に連結する第2リンク43と、を備える。
エンジン50は、図1に示すように、その外殻は、主に、クランクケース51と、クランクケース51の上端部に取り付けられるシリンダ部52と、クランクケース51の下端部に取り付けられるオイルパン53と、から構成されている。また、シリンダ部52の後面には、排気管54及びマフラー55が順に接続されている。
また、図2〜図4に示すように、左右のピボットプレート20L,20Rのメインフレーム連結部24には、メインフレーム13の後端部を締結する2本のボルト38を挿通させる2つのボルト挿通穴(締結部)24aがそれぞれ形成されており、この2つのボルト挿通穴24aは、車両側面視において、ストレート形状のメインフレーム13の中心線上に配置されている。
また、図3及び図5に示すように、左右のピボットプレート20L,20Rの第1壁部25は、メインフレーム連結部24からリアクッション取付部23にかけて車幅方向内側に傾斜するように設けられる。このため、リアクッション取付部23は、メインフレーム連結部24よりも車幅方向内側に配置されている。
また、図3及び図4に示すように、左右のピボットプレート20L,20Rの第1壁部25の外側面に、第1壁部25の前後縁部に沿うように2本のリブ25aがそれぞれ形成される。また、左右の第1壁部25の内側面に平面25bがそれぞれ形成されている。
また、図3及び図4に示すように、左右のピボットプレート20L,20Rの第2壁部27の外側面に平面27aがそれぞれ形成される。また、左右の第2壁部27の内側面に、第2壁部27の前後縁部に沿うように2本のリブ27bがそれぞれ形成されると共に、ピボット部26を中心にして放射状に4本のリブ27cがそれぞれ形成されている。
また、図2〜図4に示すように、左右のピボットプレート20L,20Rの第2壁部27の外側面の後縁部には、ステップ支持ブラケット39を取り付けるための2つのブラケット支持部28がそれぞれ形成されている。なお、図2中の符合39aは運転者用のステップである。
また、図4、図6、及び図7に示すように、左右のピボットプレート20L,20Rの第2壁部27の内側面には、第1及び第2クロスメンバ21,22が挿入される第1及び第2挿入部29a,29bがそれぞれ形成される。また、左右のピボットプレート20L,20Rの第2壁部27の内側面の前縁部には、エンジン50が取り付けられる2つのエンジンハンガ部30がそれぞれ形成されている。そして、エンジンハンガ部30は、第1及び第2挿入部29a,29bと隣接して形成され、エンジンハンガ部30と第1挿入部29aとの間、及びエンジンハンガ部30と第2挿入部29bとの間に共有壁30aがそれぞれ形成されている。また、図2に示すように、ダウンフレーム14の下端部にもエンジンハンガ部14aが形成されている。
以上説明したように、本実施形態の車体フレーム11によれば、ピボットプレート20L,20Rの第1壁部25は、メインフレーム連結部24からリアクッション取付部23にかけて車幅方向内側に傾斜するように設けられ、リアクッション取付部23は、メインフレーム連結部24よりも車幅方向内側に配置されるため、リアクッション41の上端部にかかる力を左右のピボットプレート20L,20Rの全体で受けることができ、ピボットフレーム20に生じる応力集中を緩和することができる。また、ピボットプレート20L,20Rの第1壁部25の外側面にリブ25aが形成されるので、ピボットプレート20L,20Rを軽量化することができると共に、ピボットプレート20L,20Rピボットプレートの強度を確保することができる。また、ピボットプレート20L,20Rの第1壁部25の内側面に平面25bが形成されるので、ピボットフレーム20に生じる応力集中を更に緩和することができる。
また、本実施形態の車体フレーム11によれば、ピボットプレート20L,20Rが、その上部から順に、リアクッション取付部23、メインフレーム連結部24、及びピボット部26を配置するため、リアクッション取付部23がメインフレーム連結部24よりも高い位置に配置され、リアクッション41のストロークを長くすることができる。
また、本実施形態の車体フレーム11によれば、ピボットプレート20L,20Rの第2壁部27の外側面に平面27aが形成されるため、ピボットプレート20L,20Rの外観性を向上することができると共に、乗員の足のスライド性を良好にすることができる。また、ピボットプレート20L,20Rの第2壁部27の内側面にリブ27b,27cが形成されるため、ピボットプレート20L,20Rを軽量化することができると共に、ピボットプレート20L,20Rの強度を確保することができる。
また、本実施形態の車体フレーム11によれば、ピボットプレート20L,20Rの第2壁部27の外側面に、ステップ支持ブラケット39を取り付けるためのブラケット支持部28が設けられるため、リブ27b,27cが形成される第2壁部27の内側面にブラケット支持部28を設ける場合と比較して、ブラケット支持部28を小型化することができる。
また、本実施形態の車体フレーム11によれば、ピボットプレート20L,20Rのメインフレーム連結部24に、ストレート形状のメインフレーム13を締結する2つのボルト挿通穴24aを設け、2つのボルト挿通穴24aは、車両側面視において、メインフレーム13の中心線上に配置されるため、ヘッドパイプ12及びピボットフレーム20からの入力荷重をリニアに伝達することができる。これにより、上下方向への荷重の分散をなくし、車体フレーム11の上下のねじれをなくして、車両の一体感を向上することができる。
また、本実施形態の車体フレーム11によれば、メインフレーム13は、鉄パイプからなり、ピボットプレート20L,20Rは、アルミ鋳造あるいは鍛造により成形されるため、車体フレーム11の製造コストを低減することができる。
また、本実施形態の車体フレーム11によれば、ピボットプレート20L,20Rが、第1及び第2クロスメンバ21,22が挿入される第1及び第2挿入部29a,29bと、エンジン50が取り付けられる2つのエンジンハンガ部30と、を有し、2つのエンジンハンガ部30が第1及び第2挿入部29a,29bと隣接して設けられ、2つのエンジンハンガ部30と第1及び第2挿入部29a,29bとの間に共有壁30aがそれぞれ設けられるため、エンジンハンガ部と挿入部とを別々に設ける場合と比較して、ピボットプレート20L,20Rを軽量化することができる。
なお、本実施形態の変形例として、図8(a)に示すように、左右のピボットプレート20L,20Rのメインフレーム連結部24のメインフレーム13の延長線上に、2つのボルト挿通穴24aを形成可能なスペース24sをそれぞれ形成してもよい。この場合、図8(a)及び図8(b)に示すように、2つのボルト挿通穴24aの形成位置を変更するだけで、車体フレーム11の長さを調整することができるので、製造コストを増加させることなく、キャスター角、トレール、及びホイールベースを容易に変更することができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
10 自動二輪車
11 車体フレーム
12 ヘッドパイプ
13 メインフレーム
20 ピボットフレーム
20L 左ピボットプレート
20R 右ピボットプレート
21 第1クロスメンバ
22 第2クロスメンバ
23 リアクッション取付部
24 メインフレーム連結部
24a ボルト挿通穴(締結部)
24s スペース
25 第1壁部
25a リブ
25b 平面
26 ピボット部
27 第2壁部
27a 平面
27b リブ
27c リブ
28 ブラケット支持部
29a 第1挿入部
29b 第2挿入部
30 エンジンハンガ部
30a 共有壁
33 スイングアーム
39 ステップ支持ブラケット
40 後輪懸架装置
41 リアクッション
50 エンジン

Claims (8)

  1. メインフレーム(13)と、前記メインフレームの後端部に連結され、スイングアーム(33)を揺動可能に支持すると共にリアクッション(41)の上端部を支持するピボットフレーム(20)と、を備え、
    前記ピボットフレームは、左右一対のピボットプレート(20L,20R)と、前記左右一対のピボットプレートを車幅方向に連結するクロスメンバ(21,22)と、を備える自動二輪車(10)の車体フレーム(11)において、
    前記ピボットプレートは、前記リアクッションの上端部が取り付けられるリアクッション取付部(23)と、前記メインフレームの後端部が連結されるメインフレーム連結部(24)と、前記メインフレーム連結部と前記リアクッション取付部とを連結する第1壁部(25)と、を有し、
    前記第1壁部は、前記メインフレーム連結部から前記リアクッション取付部にかけて車幅方向内側に傾斜するように設けられ、前記リアクッション取付部は、前記メインフレーム連結部よりも車幅方向内側に配置され、
    前記第1壁部の外側面にリブ(25a)が形成されると共に、その内側面に平面(25b)が形成されることを特徴とする自動二輪車の車体フレーム。
  2. 前記ピボットプレート(20L,20R)は、前記スイングアーム(33)の前端部が取り付けられるピボット部(26)を有し、その上部から順に、前記リアクッション取付部(23)、前記メインフレーム連結部(24)、及び前記ピボット部(26)を配置することを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車(10)の車体フレーム(11)。
  3. 前記ピボットプレート(20L,20R)は、前記メインフレーム連結部(24)と前記ピボット部(26)とを連結する第2壁部(27)を有し、
    前記第2壁部の外側面に平面(27a)が形成されると共に、その内側面にリブ(27b,27c)が形成されることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車(10)の車体フレーム(11)。
  4. 前記ピボットプレート(20L,20R)の前記第2壁部(27)の外側面に、ステップ支持ブラケット(39)を取り付けるためのブラケット支持部(28)が設けられることを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車(10)の車体フレーム(11)。
  5. 前記メインフレーム(13)はストレート形状であり、
    前記ピボットプレート(20L,20R)の前記メインフレーム連結部(24)に、前記メインフレームを締結する2つの締結部(24a)を設け、
    前記2つの締結部は、車両側面視において、前記メインフレームの中心線上に配置されることを特徴とする請求項4に記載の自動二輪車(10)の車体フレーム(11)。
  6. 前記ピボットプレート(20L,20R)の前記メインフレーム連結部(24)の前記メインフレーム(13)の延長線上に、前記2つの締結部(24a)を形成可能なスペース(24s)を設けることを特徴とする請求項5に記載の自動二輪車(10)の車体フレーム(11)。
  7. 前記メインフレーム(13)は、鉄パイプからなり、
    前記ピボットプレート(20L,20R)は、アルミ鋳造あるいは鍛造により成形されることを特徴とする請求項6に記載の自動二輪車(10)の車体フレーム(11)。
  8. 前記ピボットプレート(20L,20R)は、前記クロスメンバ(21,22)が挿入される挿入部(29a,29b)と、エンジン(50)が取り付けられるエンジンハンガ部(30)と、を有し、
    前記エンジンハンガ部は、前記挿入部と隣接して設けられ、
    前記エンジンハンガ部と前記挿入部との間に共有壁(30a)が設けられることを特徴とする請求項7に記載の自動二輪車(10)の車体フレーム(11)。
JP2012280184A 2012-12-21 2012-12-21 自動二輪車の車体フレーム Pending JP2014122004A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012280184A JP2014122004A (ja) 2012-12-21 2012-12-21 自動二輪車の車体フレーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012280184A JP2014122004A (ja) 2012-12-21 2012-12-21 自動二輪車の車体フレーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014122004A true JP2014122004A (ja) 2014-07-03

Family

ID=51402890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012280184A Pending JP2014122004A (ja) 2012-12-21 2012-12-21 自動二輪車の車体フレーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014122004A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106741385A (zh) * 2016-12-22 2017-05-31 何燕锋 一种摩托车后座脚踏板
US10780937B2 (en) 2016-02-25 2020-09-22 Honda Motor Co., Ltd. Frame structure for a motorcycle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10780937B2 (en) 2016-02-25 2020-09-22 Honda Motor Co., Ltd. Frame structure for a motorcycle
CN106741385A (zh) * 2016-12-22 2017-05-31 何燕锋 一种摩托车后座脚踏板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5373181B2 (ja) 自動二輪車
TWI396646B (zh) 機車
US20040206566A1 (en) Body frame for motorcycle
US10780937B2 (en) Frame structure for a motorcycle
US9290230B2 (en) Saddle-ride type vehicle
US7407031B2 (en) All terrain vehicle
JP2019034606A (ja) 鞍乗型車両の車体フレーム
US11267525B2 (en) Saddle riding vehicle
JP5675413B2 (ja) 自動二輪車の車体フレーム
JP2006347450A (ja) 自動二輪車の車体構造
JP4008592B2 (ja) 自動二輪車のメインスタンド構造
JP4761984B2 (ja) 自動二輪車
JP2014122004A (ja) 自動二輪車の車体フレーム
JP5350973B2 (ja) 自動二輪車のフレーム構造
US20130264795A1 (en) Body frame of straddle-type vehicle
JP6984225B2 (ja) 鞍乗型車両の車体フレーム
JP4731926B2 (ja) 自動二輪車のフレーム
JP6766111B2 (ja) 鞍乗型車両
JP3182896U (ja) 後一輪車用後輪懸架取付装置
WO2015079567A1 (ja) 鞍乗り型車両の車体フレーム構造
JP5142788B2 (ja) 鞍乗り型車両の車体構造
JPH0421758Y2 (ja)
JP2024049722A (ja) 鞍乗り型車両
TWI571403B (zh) 車體骨架構造及跨坐型車輛
JP6060645B2 (ja) 自動二輪車のリアフレーム構造