JP5478179B2 - 堰止め部を有するクレープ紙 - Google Patents
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Description
しかし、ウエットクレープ、ドライクレープのいずれにあっても、湿潤シートの流れ方向(以下、MD方向という。)に直行する方向(以下、CD方向という。)にクレープ皺が形成され、ウエットクレープ、ドライクレープのいずれにあっても、水分、油分の吸収速度は、CD方向が速く、MD方向が遅く、キッチンタオル、ペーパータオル、工業用ワイプに使用されるクレープ紙の全域を利用して、水分、油分を除去することできないことから、経済的な観点から改善が要望されていた。
例えば、使用者である主婦が、キッチンタオルを用いて調理前に野菜、魚等に付着した水分を拭き取る場合、キッチンタオルの全域、特にMD方向の部分が未使用であるにもかかわらず、CD方向の両端部まで浸透した水分の台所の床等への落下を防止するために、新たなキッチンタオルを用いて水分の拭き取りを行なわなければならす、キッチンタオルの全域を最後まで有効に利用できないことから経済的な観点の改善が要望されていた。
また、キッチンタオルを用いて調理前に野菜、魚等に付着した微量の水分を拭き取る場合にあっては、キッチンタオルの使用面には区分けがされておらず微量の水分を拭取ったキッチンタオルは廃棄しておりキッチンタオルの未使用な使用面部分を再使用できるキッチンタオルが要望されていた。
例えば、特許文献1には、家具の表面材や壁材、天井等に使用する化粧シートの表面に塩化ビニル系樹脂に炭化水素等の揮発性物質を内包したカプセルを含有させた発泡インキを印刷した後、160℃に加熱し、化粧シートの質感を向上させた発明が開示されている。
特許文献2には、食品容器、化粧品、工具類等の滑り止めシート成型品の裏面にウレタン系樹脂に炭化水素等の揮発性物質を内包したカプセルを含有させた発泡インキを印刷した後、約90℃で加熱し、滑り止めシート成型品の滑り止め効果を向上させた発明が開示されている。
特許文献3には、Tシャツ、トレーナー等の衣服の生地の裏面に、水溶性発泡インキ、樹脂発泡インキで模様を印刷し、衣服の意匠性を向上させた発明が開示されている。
特許文献4、5には、不織布壁紙の表面に発泡インキで印刷し、その表面に撥水処理を施し、カサ高性を向上された発明が開示されている。
しかし、発泡インキは、数多くの優れた性質を有するものであるが、発明者の知見によれば、発泡インキの撥水性、浸透性を見出し、キッチンタオル、ペーパータオル、工業用ワイプに使用されるクレープ紙の堰止め部として使用した先行技術はない。
すなわち、数多くの優れた性質を有する発泡インキの撥水性、浸透性を見出し、クレープ紙のCD方向に直交する方向に、発泡インキを加熱し形成される堰止め部を設け、クレープ紙の表面上の形成された堰止め部の表面凸部により、クレープ紙の表面を流れる水分、油分を堰止め、クレープ紙の紙中の形成された堰止め部の紙中凸部により、クレープ紙の紙中を浸透する水分、油分を堰止めることにより、クレープ紙のCD方向の拡散速度とMD方向の拡散速度とをほぼ同一速度にし、クレープ紙の全面で水分、油分を除去することが可能で柔軟性に優れるクレープ紙を提供することにある。
クレープ紙に、前記クレープ紙のMD方向に延在する2本以上の堰止め部を設け、
前記堰止め部は、発泡インキの膨張により形成され、
前記堰止め部は、前記クレープ紙の表面上の表面凸部と、前記クレープ紙の紙中の紙中凸部からなり、
前記表面凸部の高さは、前記クレープ紙の厚みに対し370〜740%であり、
前記紙中凸部の高さは、前記クレープ紙の厚みに対し30〜50%である
ことを特徴とするクレープ紙。
本発明は、クレープ紙により拭取られた水分等の拡散速度が速いCD方向と直交するMD方向に堰止め部を設け、クレープ紙の表面、紙中をとおりCD方向に拡散する水分等の拡散を抑制し、MD方向とCD方向の拡散速度をほぼ同一にすることができ、柔軟性に優れる。
発泡インキの膨張により形成された堰止め部は、平滑面でない表面形状に準じて変形し、平滑面でない表面に付着した水分、食品油等を効率的に拭き取るクレープ紙を得ることができる。
前記クレープ紙は、米坪が5.0〜60.0g/m2である請求項1に記載のクレープ紙。
請求項2記載の発明は、クレープ紙の米坪が5.0〜60.0g/m2であることから、発泡インキがクレープ紙の紙中に浸透し、規定の堰止め部の紙中凸部の高さを得ることができる。
前記堰止め部は、第1の堰止め群と第2の堰止め群とからなり、
前記第1の堰止め群を形成するMD方向に不連続な堰止め部と、前記第2の堰止め群を形成するMD方向に不連続な堰止め部とは、それぞれCD方向に間隔を持って形成され、
前記第1の堰止め群を形成する堰止め部の不連続部位に対向する位置に、前記第2の堰止め群を形成する堰止め部が形成され、
前記第2の堰止め群を形成する堰止め部の不連続部位に対向する位置に、前記第1の堰止め群を形成する堰止め部が形成されている請求項1又は2記載のクレープ紙。
請求項3記載の発明は、第1堰止め群を形成する各堰止め部の不連続部位に対向する位置に第2堰止め群を形成する各堰止め部が形成され、第2堰止め群を形成する各堰止め部の不連続部位に対向する位置に第1堰止め群を形成する各堰止め部が形成されていることから、クレープ紙の柔軟性が向上すると共に、堰止め部から受ける抵抗(反力)が均一になり手触り感が高まる。さらに、堰止め部が不連続に設けられていることから、堰止め部が平滑面でない表面形状に準じ容易に変形し、平滑面でない表面に付着した水分、食品油等をより効率的に拭き取ることができる。
前記堰止め部は、MD方向に延在する2本以上の堰止め部と、CD方向に延在する堰止め部からなり、
前記MD方向に延在する堰止め部と前記CD方向に延在する堰止め部は互いに交差し、格子部を形成する請求項1又は2記載のクレープ紙。
請求項4記載の発明は、堰止め部により区画された格子部は、隣接する格子部と独立していることから、クレープ紙の表面を伝わりMD方向及びCD方向に拡散する水分等を堰止め部で抑制し、隣接する格子部への拡散を防止できる。そのため、水分等の拡散がない格子部を順次使用でき、クレープ紙の全面を最後まで効率的に使用することが可能となる。
前記発泡インキのビヒクルが、撥水性樹脂である請求項1乃至4記載のクレープ紙。
請求項5記載の発明は、発泡インキのビヒクルとなる樹脂が撥水性樹脂で構成されていることから、堰止め部の表面凸部、紙中凸部が撥水性となり、クレープ紙の表面上を伝わって外部に流出する水分等、クレープ紙の紙中を浸透する水分等の抑制効果が高い。
前記撥水性樹脂が、フッ素樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂とシリコン樹脂の合成樹脂である請求項3記載のクレープ紙。
請求項6記載の発明は、発泡インキのビヒクルとなる撥水性樹脂が、フッ素樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂とシリコン樹脂の合成樹脂であることから、特に、衛生面に優れ、食器、食材等に付着した水分、食用脂等を除去するのに好適である。
本発明の用語のうち、「表面凸部の高さ」、「紙中凸部の高さ」、「堰止め部の長さ」、「堰止め部の幅」、「(クレープ紙)の厚み」とは、それぞれ、図1,2の「H1」、「H2」、「L」、「W」、「T」を意味し、「MD方向」とはクレープ紙の製造時の流れ方向を、「CD方向」とはクレープ紙の製造時の流れ方向に直交する方向を意味する。
本発明の第1実施形態の平面図を図1に示し、図1のA―A断面拡大図を図2に示す。
以下の説明にあっては、食器、食材、テーブルに付着した水分、食品油等の拭き取りに用いられるキッチンペーパーのクレープ紙について説明するが、本発明は、キッチンペーパーのクレープ紙に限定されず、ペーパータオル、工業状ワイプ及びティッシュペーパーのクレープ紙にも利用することができる。
各堰止め部2は、長さ225mm、幅1mmであり、図2に示したとおり、堰止め部2は、クレープ紙1の表面側に膨張した表面凸部3と、クレープ紙1の紙中に膨張した紙中凸部4からなる。
表面凸部3の高さは、1.2mm(クレープ紙1の厚み対比444%)であり、紙中凸部4の高さは、90μm(クレープ紙1の厚み対比33%)である。
表面凸部3の高さが、1.0mm未満(クレープ紙1の厚み対比370%未満)の場合、クレープ紙1の表面側を伝わりCD方向に拡散する水、食品油等を抑制することができない。
一方、表面凸部3の高さが、2.0mm超(クレープ紙1の厚み対比740%超)の場合、クレープ紙1の柔軟性が阻害される。
紙中凸部4の高さが、80μm未満(クレープ紙1の厚み対比30%未満)の場合、クレープ紙1の紙中を浸透しCD方向に拡散する水、食品油等を効率的に抑制することができない。
一方、紙中凸部4の高さが、135μm超(クレープ紙1の厚み対比50%超)の場合、クレープ紙1の紙中を浸透しCD方向に拡散する水、食品油等の移動を遮断し、クレープ紙1の表面側を伝わる水、食品油等が多量になる。
なお、堰止め部2は、後述する発泡インキをクレープ紙1に印刷(フレキソ、グラビア等)した後、120℃に加熱することにより形成されている。
クレープ紙1の米坪は適宜定めることができるが、米坪としては5.0〜60.0g/m2、特に10.0〜50.0g/m2にするのがより好適である。
米坪が5.0g/m2未満の場合、クレープ紙1の表面側に印刷した発泡インキがクレープ紙1の裏面側まで浸透する恐れがあり、また、食器、食材等に付着した水分、食品油等を拭き取れず使用枚数が増加する。
一方、米坪が60.0g/m2超の場合、クレープ紙1の表面側に印刷した発泡インキがクレープ紙1の紙中まで浸透できず、クレープ紙1の紙中に規定の堰止め部2の紙中凸部を形成できなくなる恐れがあり、また、米坪過多であり柔軟性に劣る。
厚みTが100μm未満の場合、クレープ紙1の引張強度が小さく、水分、食品油等の拭き取り時にクレープ紙1が破断する。
一方、厚みTが400μm超の場合、クレープ紙1の剛性が高まり、柔軟性に劣り、折り畳みの際に抵抗となる恐れがある。
通常の場合、填料や異物を含まない化学パルプが好適であり、特にNBKPを100質量%用いるのが好ましいが、一部LBKPを配合することも可能である。
一般的にLBKPよりもNBKPのほうが、繊維長が長く繊維太さが太いため、NBKPが多いほうが、強度が高く、嵩高となるとともに、表裏面に付着した吸水性や吸油性が良好となり、水分・油分の保持性も良好となる。NBKPとLBKPとを混合して用いる場合、NBKPの配合量は70質量%以上であるのが好ましい。
この場合、クレープ紙1のパルプの配合量は適宜定めることができるが、通常の場合10〜85質量%、特に35〜70質量%とするのが好適である。パルプの配合量が少な過ぎると吸収性、吸油性及び水分、油分の保持性が悪くなり、多過ぎると強度と厚みのバランスが取りにくく拭き取り性の低いシートとなる。
混抄する化学繊維も適宜選択することができるが、主に嵩高性を確保するためにクリンプ繊維を含有させるのが好適である。また、湿潤時強度、圧縮復元性、低発塵性等を確保するために他の化繊とは別に熱融着繊維を含有させ、層中の繊維相互を融着させるのが好ましい。さらに他の化学繊維、すなわちクリンプ繊維及びバインダーとして機能する熱融着繊維以外の化学繊維が含まれていてもよい。
クリンプ繊維の繊度は適宜定めることができるが、通常の場合1〜30dtex、特に2〜20dtexとするのが好適である。クリンプ繊維が細過ぎると繊維が柔らかくなり効果的に嵩が出ず、太過ぎると剛直となり、シートが硬くなる。
また、クリンプ繊維の繊維長は適宜定めることができるが、通常の場合2〜10mm、特に3〜7mmとするのが好適である。クリンプ繊維が短過ぎると効果的に嵩が出ず、長過ぎると絡まりやすくなり抄紙が困難となる。
さらに、クリンプ繊維の配合量は適宜定めることができるが、通常の場合10〜85質量%、特に25〜60質量%とするのが好適である。クリンプ繊維の配合量が少な過ぎると嵩が出ず、多過ぎると強度が低くなる。
図5には、クレープ紙1にドライクレープを付与するダブルフェルト抄紙機の主要部分を図示している。
クレープ紙1に加工される湿紙20(米坪5.0〜49.0g/m2、水分率70〜90%)は、ボトムフェルト21に載せられて移送された後、トップフェルト22とボトムフェルト21に挟持されたまま、トップロール23とボトムロール24との間に挿通され搾水される。
搾水後の湿紙20(水分率45〜65%)は、トップフェルト22に載せられ移送された後、タッチロール25を介しヤンキードライヤー26の表面に付着される。そして、湿紙20は、ヤンキードライヤー26により乾燥され、乾燥紙31となりドクターブレード27により引き剥がされながらドライクレープが付与される。
そこで、ダブルフェルト抄紙機には、トップフェルト22の表面に移行した薬品、パルプの短繊維を除去するために、トップフェルト22の表面に洗浄水を吹き付ける高圧水洗浄シャワー28や、洗浄した水の除去のためのサクションボックス29、スクイズロール30が備え付けられている。
なお、紙中凸部4の高さH2の測定は、クレープ紙1をカミソリ刃で切断し、堰止め部2の断面を測定した。
堰止め部2は、発泡インキをクレープ紙1の上に、フレキソ印刷した後、発泡インキに熱を加えることにより形成される。
発泡インキは、脂肪族の炭化水素を内包したマイクロカプセルをインキ中のビヒクルである樹脂に混合したものであり、熱を加えると、脂肪族の炭化水素が気化してマイクロカプセルを膨張することにより、ビヒクルである樹脂を押し広げ、クレープ紙1の表面に堰止め部2を形成する。
また、マイクロカプセルの粒径は3〜20μmであり、加熱することにより4〜10倍に膨張する。
ビヒクルである樹脂とマイクロカプセルの割合は、樹脂100部に対してマイクロカプセル7〜20部が好適であり、着色する場合には、ビヒクルである樹脂に顔料がさらに加えることができる。
本発明の第2実施形態を図3に示す。第2実施形態は、第1実施形態の堰止め部2がMD方向に連続した縞模様に形成されるのに対し、堰止め部2が離間して形成されている点に於いて相違し、その他の点において第1実施形態と同じであり説明を省略する。
第2実施形態にあっては、第1堰止め群5を形成する5本の堰止め部2と第2堰止め群6を形成する4本の堰止め部2の長さが45mmであり、第1堰止め群5を形成する各堰止め部2の離間位置に対向する位置に第2堰止め群6を形成する各堰止め部2が設けられている。
本発明の第3実施形態を図4に示す。第3実施形態は、第1実施形態の堰止め部2がMD方向に連続した縞模様に形成されるのに対し、堰止め部2が格子模様に形成されている点に於いて相違し、その他の点において第1実施形態と同じであり説明を省略する。
第3実施形態にあっては、第3堰止め群7を形成する5本の堰止め部2が、それぞれCD方向に間隔38mmで設けられ、第4堰止め群8を形成する4本の堰止め部2が、それぞれMD方向に間隔45mmで設けられ、第3堰止め群7を形成する各堰止め部2と第4堰止め群8を形成する各堰止め部2が直交し格子模様が設けられている。
なお、第3実施形態にあっては、第3堰止め群7を形成する堰止め部2と第4堰止め群8を形成する堰止め部2でそれぞれ区画された格子部9が相互に連続するが、堰止め部2でそれぞれ区画された格子部9が相互に独立した格子部9に形成しても良い。
<クレープ紙>
実施例、比較例ともクレープ紙は、原料として100%の広葉樹未晒クラフトパルプ(LUKP)で製造された、100mm×100mm×270μm(長さ×幅×厚み)、米坪49g/m2を用いた。
<堰止め部>
イソブタンが内包された粒径5μmのマイクロカプセルがシリコン樹脂に12部の割合で含まれる発泡インキをグラビア印刷によりクレープ紙の表面に印刷し、120℃で加熱し堰止め部を形成した。堰止め部は、クレープ紙の幅方向の中心線からそれぞれ25mm離れた位置に、各1本(合計2本)に100mm×1mm(長さ×幅)を設けられている。
<評価方法>
クレープ紙の長さ、幅方向の中心点に0.3ccの水を滴下し、滴下時から60秒経過後の水の長さ方向(MD方向)、幅方向(CD方向)の拡散状況について測定した。
また、拭き取り性が良好なものを「○」、悪いものを「×」とし、柔軟性が良好なものを「○」、悪いものを「×」とした。
2…堰止め部
3…表面凸部
4…紙中凸部
5…第1堰止め群
6…第2堰止め群
7…第3堰止め群
8…第4堰止め群
9…格子部
20…湿紙
21…ボトムフェルト
22…トップフェルト
23…トップロール
24…ボトムロール
25…タッチロール
26…ヤンキードライヤー
27…ドクターブレード
28…高圧水洗浄シャワー
29…サクションボックス
30…スクイズロール
31…乾燥紙
Claims (6)
- クレープ紙に、前記クレープ紙のMD方向に延在する2本以上の堰止め部を設け、
前記堰止め部は、発泡インキの膨張により形成され、
前記堰止め部は、前記クレープ紙の表面上の表面凸部と、前記クレープ紙の紙中の紙中凸部からなり、
前記表面凸部の高さは、前記クレープ紙の厚みに対し370〜740%であり、
前記紙中凸部の高さは、前記クレープ紙の厚みに対し30〜50%である
ことを特徴とするクレープ紙。 - 前記クレープ紙は、米坪が5.0〜60.0g/m2である請求項1に記載のクレープ紙。
- 前記堰止め部は、第1の堰止め群と第2の堰止め群とからなり、
前記第1の堰止め群を形成するMD方向に不連続な堰止め部と、前記第2の堰止め群を形成するMD方向に不連続な堰止め部とは、それぞれCD方向に間隔を持って形成され、
前記第1の堰止め群を形成する堰止め部の不連続部位に対向する位置に、前記第2の堰止め群を形成する堰止め部が形成され、
前記第2の堰止め群を形成する堰止め部の不連続部位に対向する位置に、前記第1の堰止め群を形成する堰止め部が形成されている請求項1又は2記載のクレープ紙。 - 前記堰止め部は、MD方向に延在する2本以上の堰止め部と、CD方向に延在する堰止め部からなり、
前記MD方向に延在する堰止め部と前記CD方向に延在する堰止め部は互いに交差し、格子部を形成する請求項1又は2記載のクレープ紙。 - 前記発泡インキのビヒクルが、撥水性樹脂である請求項1乃至4記載のクレープ紙。
- 前記撥水性樹脂が、フッ素樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂とシリコン樹脂の合成樹脂である請求項5記載のクレープ紙。
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