JP5477999B2 - 半導体装置、および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置、および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置、および半導体装置の製造方法に関するものである。
表面実装型の半導体部品の底面と、この半導体部品が実装された基板の表面との間には隙間が形成される。たとえば樹脂パッケージ型の半導体部品の場合、パッケージ底面には樹脂成形時にエジェクトピンに押された跡である窪みがあり、この窪みは上記隙間を形成する。
基板に実装された半導体部品が液状樹脂に覆われ、この液状樹脂が硬化されることにより半導体部品が樹脂封止される場合、液状樹脂の圧力が半導体部品の上面に加わることにより半導体部品が上記隙間の部分に沈み込むようにたわむ問題が生じることがある。
また樹脂封止後は上記隙間に空気が閉じ込められた状態となるため、この閉じ込められた空気の圧力が高くなって周囲にストレスが加わる問題が生じることがある。
これらの問題を解決するためには、上記隙間を小さくすることが望まれる。この隙間を小さくする技術としては、たとえば以下に示す第1および第2の技術が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
第1の技術として、半導体部品のパッケージ体における底面と、この半導体が搭載される基板の表面との間の隙間に耐熱絶縁体製の充填物が装填されることが提案されている。具体的には、シート状の充填物と半導体部品とが、この順にピックアップされて基板上にマウントされる。好ましくは、基板と充填物との間および充填物と半導体部品との間は接着剤により固定される。この第1の技術によれば、上記隙間に充填物が装填された分だけこの隙間が小さくなる。
第2の技術として、基板の表面に半導体部品がはんだ付けされた後、下塗りとしての耐熱合成樹脂が粘度の低い状態で塗布されて硬化されることが知られている。この第2の技術によれば、半導体部品のパッケージ体における底面と基板の表面との間の隙間に下塗りの耐熱合成樹脂が充填された分だけ、この隙間が小さくなる。
特開2003−7739号公報
しかし、上記第1の技術では、接着剤の塗布と充填物のマウントと接着剤の仮硬化(または本硬化)とを行なう工程が必要になる。このため加工費の増加が問題となる。また、充填物および接着剤の材料費の増加が問題となる。また、接着剤の厚みばらつきにより充填物上面の高さがばらつくため、充填物上面と半導体部品底面とのクリアランス調整が困難である。また、通常のマウント装置により充填物をマウントする際の位置精度は実装基板のパターン精度よりも低く、実装基板上での充填物の位置のばらつきが問題となる。
また上記第2の技術では、半導体部品への樹脂の塗布工程が下塗りと本塗りとで2回必要となるため、加工費が増加するという問題がある。また低粘度の液体状態で塗布できる樹脂が高価であるため、材料費の増加が問題となる。
なお、上記第1および第2の技術が用いられなくても、まず実装基板上に樹脂が塗布され、硬化前のこの樹脂の上に半導体部品が実装され、その後にこの樹脂が硬化されることにより実装基板と半導体部品との隙間が埋められることにより、気泡の発生を防ぐことができる。しかし、この方法では、半導体部品のリフロー工程において以下の問題が生じる。
通常の半導体部品のリフロー工程においては半導体部品の位置が実装基板のパターンに整合するように自然に微動する効果(セルフアライメント効果)が得られることが知られている。しかし、硬化前の樹脂の上に半導体部品が実装されてリフロー工程が行なわれると、半導体部品の動きが樹脂により妨げられてしまうため、セルフアライメント効果が抑制されてしまう。このため、半導体部品の初期の実装位置精度を向上させなければならないという問題がある。
また、リフロー工程のためには半導体部品の実装前にクリームはんだが塗布されるが、樹脂硬化時に樹脂とクリームはんだの成分とが混ざり合うことがあるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、半導体部品のたわみを低コストで抑制することのできる半導体装置、および半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の半導体装置の製造方法が用いる実装基板の製造方法は、半導体部品を実装するための実装基板の製造方法であって、以下の工程を有する。
液状物質が基材上に所定パターンに選択的に塗布される。半導体部品の基材に対向する底面と接触することによって底面を支持するための突起が、液状物質を固化させることで基材の表面上に形成される。
本発明の半導体装置の製造方法は、上記の実装基板の製造方法により製造された実装基板の突起を半導体部品の基材に対向する底面に接触させることによって、突起に半導体部品の底面を支持させることにより、半導体部品を実装する工程を備えている。半導体部品は底面に、金型からの取り出しの際にエジェクトピンに押された際に生じた凹部を有しており、半導体部品を実装する工程において突起が凹部に差し込まれる。突起の側面が高さ位置全体にわたって凹部の側壁から離れており、それにより、表面に沿う方向における半導体部品の位置を固定することなく突起が凹部に差し込まれている。実装された半導体部品が樹脂封止される。
本発明の半導体装置は、実装基板と、半導体部品と、封止樹脂とを備えている。実装基板は、液状物質を基材の表面上に所定パターンに選択的に塗布して固化させることにより形成された突起を有する。半導体部品は実装基板に実装されている。突起は、半導体部品の基材に対向する底面に接触することによって、底面を支持している。半導体部品は底面に、金型からの取り出しの際にエジェクトピンに押された際に生じた凹部を有しており、突起が凹部に差し込まれるように構成されている。突起の側面が高さ位置全体にわたって凹部の側壁から離れており、それにより、表面に沿う方向における半導体部品の位置を固定することなく突起が凹部に差し込まれている。封止樹脂は半導体部品を封止している。
本発明の半導体装置の製造方法が用いる実装基板の製造方法によれば、液状物質が基材上に所定パターンに選択的に塗布されて固化されることにより突起が形成される。このため、実装基板のパターン精度と同程度の高い位置精度および寸法精度で、半導体部品の底面を支持するための突起を基材上に形成することができる。また、固体状の充填物を基材上に接着する場合に比して、加工費や材料費を低減することができる。
本発明の半導体装置およびその製造方法によれば、突起により半導体部品の底部が支持される。このため、半導体部品の上面に圧力が加わった際の半導体部品のたわみを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
最初に、本実施の形態の半導体装置の構成について、図1〜図6を用いて説明する。
図1および図2は、本発明の実施の形態1における半導体装置の構成を概略的に示す断面図および平面図である。なお図1は図2のI−I線に沿う断面図である。また図2においては半導体装置の封止樹脂はその外縁のみが破線で示され、その内部構造も図示されている。
図1および図2を参照して、本発明の半導体装置50は、リードフレーム42と、ワイヤ43と、封止樹脂41Aと、ハイブリッドIC(Integrated Circuit)40とを有している。
ここで一般にハイブリッドICとは、半導体部品とこの半導体部品上に形成されることが困難な部品(たとえばコンデンサやコイルなどの受動部品)とが基板上に混成(Hybrid)されて実装されたモジュールである。
ハイブリッドIC40は、実装基板30と、この実装基板30に表面実装された半導体部品31と、コンデンサ32とを有している。
リードフレーム42は、ハイブリッドIC40が載置されている部分である載置部42Aと、ワイヤ43によりハイブリッドIC40と電気的に接続されている部分であるリード部42Bとを有している。また、半導体装置50の外周面は、リードフレーム42のリード部42Bが突き出ている部分以外は、一様な材質からなる封止樹脂41Aが占めている。この封止樹脂41Aにより、半導体部品31、コンデンサ32、実装基板30およびワイヤ43は樹脂封止されている。
実装基板30は、基材20と、基材20上に形成された突起である受台21Aとを有している。基材20は厚膜抵抗器と配線パターンとを有しており、実装基板30に実装された半導体部品31およびコンデンサ32とともに、図3に示す電気回路を構成している。また受台21Aは半導体部品31の底面を支持することができるように構成されている。
ここで半導体部品31は、図4および図5に示すようにSOP(Small Outline Package)タイプの表面実装型ICであり、その外周面はリード31Pが突出した部分以外は樹脂パッケージ31Mに覆われている。この樹脂パッケージ31Mは金型成形されたものであり、金型からの取り出しの際にエジェクトピンに押された際に生じた凹部であるエジェクトピン窪み31Eを底面に有している。
図6は、図1の破線領域の概略拡大図であって、半導体装置の半導体部品周辺の構成を概略的に示す部分断面図である。主に図6を参照して、受台21Aは半導体部品31のエジェクトピン窪み31Eに差し込まれ、エジェクトピン窪み31Eの位置において半導体部品31の底面を支持するように構成されている。また受台21Aの側部には、封止樹脂41Aにより埋められていない領域である気泡46Aが存在している。
受台21Aは直径寸法DAの円筒状の突起であり、エジェクトピン窪み31Eの直径寸法DM(図5)との寸法関係はDA≦DMとされている。また受台21Aはエジェクトピン窪み31Eの位置に合わせて基材20上に形成されている。このため、受台21Aはエジェクトピン窪み31Eに差し込まれることができるように構成されている。
また受台21Aの高さ寸法HAは、実装された半導体部品31のエジェクトピン窪み31Eの面と基材20の表面との間隔寸法に合わせて形成されている。これにより、受台21Aは半導体部品31の底面をエジェクトピン窪み31Eの部分において支持することができるように構成されている。高さ寸法HAは、たとえば200μmである。
続いて、本発明の実施の形態1における実装基板の構成について、図7〜図11を用いて説明する。
図7は、本発明の実施の形態1における実装基板の電気回路図である。主に図7を参照して、本実施の形態の実装基板30は厚膜抵抗器を含む電気回路を内蔵した基板(厚膜抵抗基板)であり、半導体部品31を実装するための端子30Iと、コンデンサを実装するための端子30Cと、外部端子30Tとを有している。
図8および図9は、本発明の実施の形態1における実装基板の構成を概略的に示す平面図および断面図である。なお図9は図8のIX−IX線に沿う断面図である。図9を参照して、実装基板30は、基材20と、基材20上に形成された突起である受台(突起)21Aとを有している。
主に図8および図9を参照して、基材20は、たとえばアルミナからなるセラミック板10と、このセラミック板10上に形成された導体層11および抵抗体層12と、たとえばガラスから形成されているコート層13とを有している。導体層11および抵抗体層12は、図10に示す回路パターンを有している。またコート層13は、電気的接続のために導体層11が露出している必要のある端子30I、30C、30Tの形成領域を除き、導体層11および抵抗体層12を被覆して保護するように形成されている。
実装基板30がこのような導体層11、抵抗体層12およびコート層13の平面パターンを有していることにより、実装基板30は図7に示す電気回路として機能することができる。
受台21Aは、基材20のコート層13上に形成されている突起であり、エポキシ樹脂などの液状樹脂が所定パターンに選択的に塗布され、その後この液状物質が固化されて形成されている。
図11は、図9の破線領域の拡大図であって、実装基板の受台の周縁部の構成を概略的に示す部分断面図である。図11を参照して、受台21Aは、液状物質が所定パターンに選択的に塗布され、その後にこの液状物質が固化されることにより形成されている。このため、受台21Aの周縁部は破線部21F(図11)に示すように、基材20のコート層13との界面側で液状物質が裾野を引いていた形状を、この液状樹脂が固化された後においてもそのまま有している。
また、受台21Aの原材料である液状物質がコート層13の上面に塗布された状態で固化されるため、受台21Aとコート層13とが接着材層などの中間層を介さずに直接密着された状態となっている。
図12〜図16は、本発明の実施の形態1における実装基板の製造方法の第1〜第5工程を順に示す概略的な平面図である。
主に図12を参照して、セラミック板10(図8)が複数枚包含される大きさのセラミック板10P上に、スクリーン印刷法により導体層11が形成される。具体的には、導体ペーストが導体層11の平面パターンに対応したパターンに選択的に塗布され、乾燥工程および焼成工程を経て、導体層11が形成される。
図13を参照して、スクリーン印刷法により抵抗ペーストが抵抗体層12の平面パターンに対応したパターンに選択的に塗布される。続いて、乾燥工程および焼成工程を経て抵抗体層12が形成される。
図14を参照して、スクリーン印刷法により、たとえばガラスペーストがコート層13の平面パターンに対応したパターンに選択的に塗布される。続いて、乾燥工程および焼成工程を経てたとえばガラスからなるコート層13が形成される。これにより、基材20Pが形成される。
図15を参照して、スクリーン印刷法により、たとえばエポキシ樹脂などの液状物質が基材20P(図14)上に受台21Aの平面パターンに対応したパターンに選択的に塗布される。続いて、熱硬化工程により液状樹脂が固化されて受台21Aが形成される。これにより、実装基板30Pが形成される。
図16を参照して、たとえばレーザー加工技術により、図中の破線に沿って実装基板30Pが複数の領域に切断され、複数枚の実装基板30(図8)が形成される。
図17および図18は、本発明の実施の形態1における半導体装置の製造方法の第1および第2工程を順に示す概略的な平図面である。また図19は、本発明の実施の形態1における半導体装置の製造方法の第3工程を示す概略的な断面面であって、その断面位置は図18のXIX−XIX線に沿う位置に対応する。
図17を参照して、実装基板30上に半導体部品31およびコンデンサ32が実装されることにより、ハイブリッドIC40が形成される。続いて、このハイブリッドIC40がリードフレーム42の載置部42Aに固定される。この固定は、接着剤などを用いて行なうことができる。
図18を参照して、ハイブリッドIC40の外部端子30Tとリードフレーム42のリード部42Bとがワイヤ43により電気的に接続される。続いて、ハイブリッドIC40、リードフレーム42およびワイヤ43の一体物が金型90内にセットされる。なお、図18においては金型90はその外縁のみを破線で示し、その内部構造も図示する。
図19を参照して、上記セットにより、リード部42Bの端部が金型90の上型90Aと下型90Bとに挟まれ、ハイブリッドIC40が金型90のキャビティ91内で懸架される。続いて、加熱されて粘度が低下した液状樹脂がゲート92から高温状態の金型90のキャビティ91に注入される。次に、注入された液状樹脂に圧力が加えられて一定時間保持されることにより、液状樹脂が重合され硬化される。
続いて金型90の内容物が取り出される。次にリードフレーム42の外枠部42C(図17)の部分が切断され除去される。これにより、本実施の形態の半導体装置50(図1および図2)が得られる。
本実施の形態によれば、図15に示すように、スクリーン印刷法により液状樹脂が基材20P(図14)上に所望のパターンに選択的に塗布される。その後に液状樹脂が熱硬化されることにより、基材20P上の突起である受台21Aが形成される。このスクリーン印刷と熱硬化によるパターン形成技術自体は、いわゆる厚膜プロセス技術として広く用いられており、たとえば平面パターン精度±0.15mm、厚み精度±5μmでの受台21Aの形成が可能である。このため、固体片を接着剤により基材20に貼り付けることにより突起を形成する場合に比して、高い位置精度と寸法精度を有する突起を形成することができる。よって、精度よく半導体部品31のたわみを抑制することができる。
また、上記のスクリーン印刷法と熱硬化とに必要となるスクリーン印刷設備や電気炉などの主要設備は、実装基板30の導体層11、抵抗体層12およびコート層13の形成のための設備を流用することができる。このため、受台21Aの形成のためにのみ必要となる設備投資を抑制することができる。よって、低コストで受台21Aを形成することができる。
また、図15に示すように、複数の受台21Aを有する1枚の実装基板30Pが形成され、その後に、図16に示すように、実装基板30Pが複数の領域に切断されて複数の実装基板30が形成される。このため、実装基板30の1枚ごとに受台21Aを形成する場合と比して、少ない工数で受台21Aを形成することができる。よって、低コストで受台21Aを形成することができる。
また、図20に示すように、半導体部品31の上面31Sに図中の下向き矢印のように圧力が加わった場合に、受台21Aが図中の上向き矢印のように半導体部品31の底面を支持することができる。このため、半導体部品31のたわみを抑制することができる。なお、受台21Aがない場合は、図21の破線部に示すように、半導体部品31の底部が沈み込むようにたわみが生じる。
また、半導体装置50の樹脂封止は、金型90のキャビティ91に液状樹脂が注入されて加圧される工程(図19)により行なわれる。この際には半導体部品31の上面31S(図20)に高い圧力が加わるため、半導体部品31をたわませようとする大きな力が作用する。受台21A(図20)はこの力に応じて半導体部品31を支持し、半導体部品31のたわみを効果的に抑制することができる。
また、受台21Aは半導体部品31のエジェクトピン窪み31Eの部分に差し込まれている。このため、受台21Aによる半導体部品31の支持はエジェクトピン窪み31Eの部分で行なわれる。よって、エジェクトピン窪み31E部分の半導体部品31のたわみを抑制することができる。
また、図22に示すように、受台21Aがエジェクトピン窪み31Eを埋めるため、気泡46Aの存在する領域を小さくすることができる。このため、気泡46A内の温度が上昇して圧力が高くなっても、半導体部品31に対しては小さな領域にしか圧力(図中の矢印)が作用しない。よって、気泡の圧力による半導体部品31のたわみを抑制することができる。なお受台21Aがない場合を比較例として図23に示す。この場合、大きな気泡46Zの内部が高圧状態となり、実線矢印で示すように半導体部品31の広い領域に圧力が加わる。これにより、半導体部品31に大きなたわみ(図中の破線)が生じる。
なお、上記の実施の形態1においては、受台21Aを形成する際の液状樹脂の固化方法として熱硬化を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、液状樹脂として紫外線硬化樹脂が用いられれば紫外線照射により行なうこともできる。
また、受台21Aを形成するために塗布される液状物質は単純な液体に限定されるものではなく、固体粒子が液体中に分散されたものを用いることもできる。
また、受台21Aの材質は樹脂に限定されるものではなく、たとえばガラスで形成されていてもよい。この場合、基材20P(図14)上にガラスペーストを所定パターンに選択的に塗布する工程と、このガラスペーストを焼成する工程とにより受台21A(図15)を形成することができる。
また、受台21Aの形成されている面はコート層13上面に限定されるものではなく、たとえばセラミック板10上面に形成されていてもよい。
また、ハイブリッドIC40に半導体部品31と共に実装されている部品はコンデンサ32に限定されるものではなく、コイルや抵抗など他の部品であってもよい。
また、半導体部品31はSOPタイプ(図4および図5)に限定されるものではなく、QFP(Quad Flat Package)タイプやSOJ(Small Outline J-lead Package)タイプなど他のタイプの半導体部品31であってもよい。
(実施の形態2)
図24は、本発明の実施の形態2における半導体装置の半導体部品周辺の構成を概略的に示す部分断面図である。また図25は、本発明の実施の形態2における実装基板の構成を概略的に示す平面図である。
主に図24および図25を参照して、本実施の形態における半導体装置および実装基板の受台(突起)21Bの平面パターンはエジェクトピン窪み31E(図4(c))よりも大きく形成されている。また受台21Bの高さ寸法HBは、実装された半導体部品31の最下面と基材20の表面との間隔寸法に合わせて形成されている。これにより、受台21Bは半導体部品31をその最下面部分において支持することができるように構成されている。受台21Bの高さ寸法HBは、たとえば100μmである。
なお、本実施の形態のこれ以外の構成は上述した実施の形態1の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の半導体装置によれば、図26に示すように、半導体部品31の上面31Sに図中の下向き矢印のように圧力が加わった場合に、受台21Bが図中の上向き矢印のように半導体部品31の底面を支持することができる。このため、受台21Bが存在しない場合(図21)に比して、半導体部品31のたわみを抑制することができる。特に、金型90のキャビティ91に液状樹脂が注入されて加圧される工程においては半導体部品31の上面31S(図26)に高い圧力が加わるため、受台21Bによる半導体部品31の支持の効果が大きい。
また、図27に示すように、受台21Bが存在することにより、エジェクトピン窪み31E内部以外の部分について気泡46Bの発生を抑制することができる。このため、気泡46B内の温度が上昇してその圧力が高くなっても、半導体部品31に対しては受台21Bがない場合(図23)に比して狭い領域にしか圧力(図中の矢印)が作用しない。よって半導体部品31のたわみを抑制することができる。
(実施の形態3)
図28は、本発明の実施の形態3における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。図28を参照して、本実施の形態の半導体装置50は、ハイブリッドIC40とケース44Aと封止樹脂41Bと外部リード47Eとワイヤ43とを有している。
ケース44Aは、その側面部を構成する筒状の絶縁体部441Aと、その底部を構成する金属部442と、内蔵リード47Cとを有している。絶縁体部441Aと金属部442とはたとえば接着剤により一体化されて鉢状の形状を有している。この鉢状形状を有するケース44A内に封止樹脂41Bが充填されている。
内蔵リード47Cは、一方端(図中の上方)がケース44A外部に向かって突き出しており、他方端(図中の右下方)はケース44A内部において露出しており、一方端と他方端との間の部分は絶縁体部441Aの内部を通っている。内蔵リード47Cと外部リード47Eとは一方端がハイブリッドIC40に電気的に接続されており、他方端がケース44Aの外部に突き出て外部と電気的に接続されるように構成されている。
なお、本実施の形態のハイブリッドIC40の構成は上述した実施の形態1の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図29および図30は、本発明の実施の形態3における半導体装置の製造方法の第1および第2工程を順に示す断面図である。なお、ハイブリッドIC40を形成する工程までは実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。
図29を参照して、ハイブリッドIC40に外部リード47Eが電気的に接続される。続いて、この外部リード47Eが付加されたハイブリッドIC40がケース44Aに収められる。
図30を参照して、実装基板30がケース44A底部に支持された状態とされる。次にワイヤ43で実装基板30と内蔵リード47Cとが電気的に接続される。その後、ケース44A内にたとえばエポキシ樹脂などの液状樹脂が注入される。続いて、注入された液状樹脂がたとえば熱硬化などにより硬化される。これにより半導体部品31が封止され、図28に示す半導体装置50が得られる。
図31は本実施の形態の変形例の半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。図31を参照して、本変形例のケース44Bは、上述したケース44Aと異なり、絶縁体部441Bに図中破線部に示す段部を有している。これによりケース44Bの底部の一部は上げ底状の構造となっている。本変形例の半導体装置50の製造においてケース44B内に液状樹脂が注入される際は、実装基板30はケース44B底部の上記上げ底部分に支持される。なお、実装基板30の底部の上記上げ底に支持されていない部分は封止樹脂41Bに覆われる。
本実施の形態の半導体装置によれば、実施の形態1と同様に、気泡46A(図20)内の温度が上昇して圧力が高くなった際の半導体部品31のたわみを抑制することができる。
(実施の形態4)
図32は、本発明の実施の形態4における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。図32を参照して、本実施の形態の半導体装置は、上記実施の形態2と同様の受台21B(図24)を有している。
なお、本実施の形態のこれ以外の構成は上述した実施の形態3の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態によれば、気泡46B(図27)内の温度が上昇して圧力が高くなった際の半導体部品31のたわみを、実施の形態2と同様、抑制することができる。
(実施の形態5)
図33は、本発明の実施の形態5における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。図33を参照して、本実施の形態の半導体装置50は、半導体部品31上の緩衝材45と、半導体部品31および緩衝材45の双方を封止する封止樹脂41Aとを有している。緩衝材45の材料は封止樹脂41Aの材料よりもヤング率の低い材料であり、好ましくはゴム質やゲル状樹脂である。なお、本実施の形態のこれ以外の構成は上述した実施の形態1の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図34は、本発明の実施の形態5の変形例における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。図34を参照して、本変形例の半導体装置50は、半導体部品31上の緩衝材45と、半導体部品31および緩衝材45の双方を封止する封止樹脂41Aとを有している。なお、本実施の形態の変形例のこれ以外の構成は上述した実施の形態2の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明の実施の形態およびその変形例における半導体装置50の製造方法は、封止樹脂41Aの形成工程(たとえば図19)の前に緩衝材45が形成される点以外は実施の形態1または実施の形態2と同様である。緩衝材45の形成方法としては、まず、ハイブリッドIC40上に緩衝材45が液状状態で滴下される。液状状態の緩衝材45は、表面張力により上に凸の形状の状態で保持される。続いて、この液状状態の緩衝材45が固化される。
本実施の形態の半導体装置50によれば、半導体部品31の上にヤング率の低い緩衝材45が形成されている。このため、半導体部品31の上方からの力が直接半導体部品31に加わらず、緩衝材45で分散される。これにより、上方からの力による半導体部品31のたわみを抑えることができる。
(実施の形態6)
図35は、本発明の実施の形態6における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。図35を参照して、本実施の形態の半導体装置50は、半導体部品31上の緩衝材45と、半導体部品31および緩衝材45の双方を封止する封止樹脂41Bとを有している。なお、本実施の形態のこれ以外の構成は上述した実施の形態3の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図36は、本発明の実施の形態6の第1の変形例における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。図36を参照して、本変形例の半導体装置50は、半導体部品31上の緩衝材45と、半導体部品31および緩衝材45の双方を封止する封止樹脂41Bとを有している。なお、本実施の形態の変形例のこれ以外の構成は上述した実施の形態3の変形例の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図37は、本発明の実施の形態6の第2の変形例における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。図37を参照して、本変形例の半導体装置50は、半導体部品31上の緩衝材45と、半導体部品31および緩衝材45の双方を封止する封止樹脂41Bとを有している。なお、本実施の形態の変形例のこれ以外の構成は上述した実施の形態4の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の半導体装置50によれば、実施の形態5と同様に上方からの力による半導体部品31のたわみの発生を抑えることができる。
(実施の形態7)
図38は、本発明の実施の形態7における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。主に図38を参照して、本実施の形態の半導体装置50は、実装基板30にはんだ付けされて電気的に接続されたクリップリード48と、実装基板30上で半導体部品31を封止している封止樹脂41Cとを有している。
封止樹脂41Cの形成方法としては、まず、ハイブリッドIC40上に封止樹脂41Cを液状状態で滴下する。液状状態の封止樹脂41Cは、表面張力により上に凸の形状の状態で保持される。続いて、この液状状態の封止樹脂41Cが固化される。
なお、本実施の形態のハイブリッドIC40の構成は上述した実施の形態3の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の半導体装置によれば、気泡46A(図20)内の温度が上昇して圧力が高くなった際の半導体部品31のたわみを、実施の形態3と同様、抑制することができる。
(実施の形態8)
図39は、本発明の実施の形態8における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。主に図39を参照して、本実施の形態の半導体装置50は、実装基板30にはんだ付けされて電気的に接続されたクリップリード48と、実装基板30上で半導体部品31を封止している封止樹脂41Cとを有している。
なお、本実施の形態のハイブリッドIC40の構成は上述した実施の形態4の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態によれば、気泡46B(図27)内の温度が上昇して圧力が高くなった際の半導体部品31のたわみを、実施の形態4と同様、抑制することができる。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
本発明は、半導体装置、半導体装置の製造方法および実装基板の製造方法に特に有利に適用され得る。
本発明の実施の形態1における半導体装置の構成を概略的に示す断面図であって、図2のI−I線に沿う概略断面図である。 本発明の実施の形態1における半導体装置の構成を概略的に示す平面図である。 図1および図2のハイブリッドICの電気回路図である。 図1および図2の半導体部品の構成を概略的に示す外観図であって、概略平面図(a)、概略正面図(b)、概略底面図(c)である。 図4のV−V線に沿う概略断面図であって、半導体部品の構成を概略的に示す断面図である。 図1の破線領域の概略拡大図であって、半導体装置の半導体部品周辺の構成を概略的に示す部分断面図である。 本発明の実施の形態1における実装基板の電気回路図である。 本発明の実施の形態1における実装基板の構成を概略的に示す平面図である。 図8のIX−IX線に沿う概略断面図であって、実装基板の構成を概略的に示す断面図である。 図8の実装基板の回路パターンの構成を概略的に示す平面図である。 図9の破線領域の拡大図であって、実装基板の受台の周縁部の構成を概略的に示す部分断面図である。 本発明の実施の形態1における実装基板の製造方法の第1工程を示す概略平面図である。 本発明の実施の形態1における実装基板の製造方法の第2工程を示す概略平面図である。 本発明の実施の形態1における実装基板の製造方法の第3工程を示す概略平面図である。 本発明の実施の形態1における実装基板の製造方法の第4工程を示す概略平面図である。 本発明の実施の形態1における実装基板の製造方法の第5工程を示す概略平面図である。 本発明の実施の形態1における半導体装置の製造方法の第1工程を示す概略平面図である。 本発明の実施の形態1における半導体装置の製造方法の第2工程を示す概略平図面である。 本発明の実施の形態1における半導体装置の製造方法の第3工程を示す概略断面面である。 図6の半導体部品の上面に圧力が加わった際に半導体部品に加わる力を示す部分断面図である。 比較例における半導体部品の上面に圧力が加わった際に半導体部品に加わる力を示す部分断面図である。 図6の気泡内が高圧となった際に半導体部品に加わる力を示す部分断面図である。 比較例における気泡内が高圧となった際に半導体部品に加わる力を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態2における半導体装置の半導体部品周辺の構成を概略的に示す部分断面図である。 本発明の実施の形態2における実装基板の構成を概略的に示す平面図である。 図24の半導体部品の上面に圧力が加わった際に半導体部品に加わる力を示す部分断面図である。 図24の半導体部品の気泡内が高圧となった際に半導体部品に加わる力を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態3における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態3における半導体装置の製造方法の第1工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態3における半導体装置の製造方法の第2工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態3の変形例における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態5における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態5の変形例における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態6における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態6の第1の変形例における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態6の第2の変形例における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態7における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態8における半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。
符号の説明
20 基材、21A,21B 受台、30,30P 実装基板、31 半導体部品、32 コンデンサ、40 ハイブリッドIC、41A,41B,41C 封止樹脂、42 リードフレーム、43 ワイヤ、44A,44B ケース、46A,46B,46Z 気泡、50 半導体装置、90 金型。

Claims (9)

  1. 半導体部品を実装するための実装基板の製造方法を用いた半導体装置の製造方法であって、
    液状物質を基材上に所定パターンに選択的に塗布する工程と、前記半導体部品の前記基材に対向する底面と接触することによって前記底面を支持するための突起を、前記液状物質を固化させることで前記基材の表面上に形成する工程とを有する、実装基板の製造工程と、
    前記実装基板の前記突起を前記半導体部品の前記基材に対向する底面に接触させることによって、前記突起に前記半導体部品の底面を支持させることにより、前記半導体部品を前記実装基板に実装する工程とを備え、
    前記半導体部品が前記底面に、金型からの取り出しの際にエジェクトピンに押された際に生じた凹部を有し、前記半導体部品を実装する工程において前記突起が前記凹部に差し込まれ、
    前記突起の側面が高さ位置全体にわたって前記凹部の側壁から離れており、それにより、前記表面に沿う方向における前記半導体部品の位置を固定することなく前記突起が前記凹部に差し込まれており、さらに
    実装された前記半導体部品を樹脂封止する工程を備える、半導体装置の製造方法。
  2. 前記突起の形成後に、前記実装基板を複数の領域に切断する工程をさらに備えたことを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記実装基板に実装された前記半導体部品上に緩衝材を形成する工程をさらに備え、
    前記樹脂封止する工程は、前記半導体部品および前記緩衝材の双方を樹脂封止することを特徴とする、請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記樹脂封止する工程は、前記半導体部品が実装された前記実装基板をケース底部に支持させた状態で前記ケース内に液状樹脂を注入し硬化させることにより行なうことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記樹脂封止する工程は、前記半導体部品が実装された前記実装基板を金型内に配置し、前記金型内に液状樹脂を注入し硬化させ、前記金型を取り除くことにより行なうことを
    特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 液状物質を基材の表面上に所定パターンに選択的に塗布して固化させることにより形成された突起を有する実装基板と、
    前記実装基板に実装された半導体部品とを備え、
    前記突起は、前記半導体部品の前記基材に対向する底面に接触することによって、前記底面を支持しており、
    前記半導体部品が底面に、金型からの取り出しの際にエジェクトピンに押された際に生じた凹部を有し、前記突起が前記凹部に差し込まれるように構成されており、
    前記突起の側面が高さ位置全体にわたって前記凹部の側壁から離れており、それにより、前記表面に沿う方向における前記半導体部品の位置を固定することなく前記突起が前記凹部に差し込まれており、
    前記半導体部品を封止する封止樹脂をさらに備えた、半導体装置。
  7. 前記半導体部品上に形成された緩衝材をさらに備え、
    前記封止樹脂は、前記半導体部品および前記緩衝材の双方を封止していることを特徴とする、請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記半導体部品が実装された前記実装基板を収めるケースをさらに備え、
    前記ケース内が前記封止樹脂により充填されていることを特徴とする、請求項6または7に記載の半導体装置。
  9. 前記半導体装置の外部に露出している上面および下面が単一の樹脂よりなる前記封止樹脂であることを特徴とする、請求項6または7に記載の半導体装置。
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