JP5477710B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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また、請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、上記弱帯電トナー回収手段として該弱帯電トナー収容部内を負圧にする負圧発生手段を設け、該弱帯電トナー収容部内を負圧にしたことで発生する気流を用いて該弱帯電トナーを回収することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の現像装置において、上記規制部材の上記トナー担持体との対向部と反対となる基底部にトナーが通過可能な開口部を設け、該開口部を通して弱帯電トナーを回収することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の何れかの現像装置において、上記弱帯電トナー回収手段により回収された弱帯電トナーを、上記トナー供給部材により上記トナー担持体に供給されるトナーに混合することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3または4の何れかの現像装置において、上記トナー担持体は、内部に一体化された第一電極と、該第一電極を覆う絶縁層と、該絶縁層の上に設けられた第二電極と、該絶縁層と該第二電極を覆う表層を有し、該第一電極と該第二電極によって上記トナーをホッピングさせるための電界を該トナー担持体の外周面の外側に形成することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5の何れかの現像装置において、上記トナー担持体の外周面を、トナーとの摩擦によってトナーに対して正規帯電極性の電荷を与える絶縁性材料で形成したことを特徴とものである。
また、請求項7の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像を現像する現像手段とを有し、これによる得られたトナー像を最終的に記録材に転移させて画像形成を行う画像形成装置において、上記現像手段として、請求項1乃至6の何れかの現像装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の画像形成装置において、上記現像装置を複数設け、各現像装置により互いに異なる色のトナーで各色に対応する潜像をそれぞれ現像し、これにより得られる各色画像が互いに重なり合ったカラー画像を形成する構成を有することを特徴とするものである。
本発明においては、規制部材により帯電付与がなされたトナー担持体上のトナーのうち、トナー担持体上から遊離した弱帯電トナーを、弱帯電トナー回収手段により回収する。これにより、弱帯電トナーによるトナー飛散や地汚れを従来よりも抑制することができる。
まず、本実施形態に係る画像形成装置の構成及び動作について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の主要部を示す概略構成図である。
この画像形成装置は、複数の現像装置を有し、潜像担持体としてのベルト状の感光体1上に各色のトナー像を重ねて多色画像を形成する画像形成装置である。ベルト状の感光体1は、水平方向よりも鉛直方向にスペースをとる縦長の姿勢で複数のローラに張架しながら、図示しない駆動部により図中時計回り方向に回転駆動される。この感光体1における図中左側の張架面(以下「左側張架面」という。)はほぼ鉛直方向に延在する姿勢になっている。
次いで、感光体1は、シアンのプロセスユニット6Cで、シアンの帯電装置2Cにより一様に帯電された後、図示しない光書込装置によりシアンの画像データで変調された露光ビーム3Cによって露光されることでシアンの静電潜像が形成される。この静電潜像がシアンの現像装置4Cにより現像されて上記マゼンタのトナー像と重なるシアンのトナー像となる。その後、感光体1は図示しない除電器により除電される。
さらに、感光体1は、イエローのプロセスユニット6Yで、イエローの帯電装置2Yにより一様に帯電された後、図示しない光書込装置によりイエローの画像データで変調された露光ビーム3Yによって露光されることでイエローの静電潜像が形成される。この静電潜像がイエローの現像装置4Yにより現像されて上記マゼンタのトナー像及び上記シアンのトナー像と重なるイエローのトナー像となる。その後、感光体1は図示しない除電器により除電される。
最後に感光体1は、ブラックのプロセスユニット6Kで、ブラックの帯電装置2Kにより一様に帯電された後、図示しない光書込装置によりブラックの画像データで変調された露光ビーム3Kによって露光されることでブラックの静電潜像が形成される。この静電潜像がブラックの現像装置4Kにより現像されて、上記マゼンタのトナー像、上記シアンのトナー像及び上記イエローのトナー像と重なるブラックのトナー像となることでフルカラー画像が形成される。
なお、本発明は、一般的なタンデム方式の画像形成装置に適用することはできるし、他の画像形成装置にも適用できる。
なお、現像装置4M,4C,4Y,4Kは、収容されるトナーが異なる以外は、同じ構成、動作であるので、以下添え字M,C,Y,Kを省略して説明を行う。
現像装置4は、トナー担持体としてのトナー担持ローラ41と、トナー担持ローラ41へトナーを供給するトナー供給部材としてのトナー供給ローラ42と、トナーの層厚を規制するトナー規制部材としての規制ブレード43と、入口シール44と、図中時計回り方向に回転駆動される第1搬送スクリュー45と、図中反時計回りに回転駆動される第2搬送スクリュー46とを有している。第2搬送スクリュー46は、その回転駆動によってトナーを図中手前側から図中奥側へと搬送する。図中奥側の端部付近まで搬送されたトナーは、第1搬送スクリュー45側へ進入し、今度は第1搬送スクリュー45の回転駆動によって図中奥側から図中手前側へと搬送される。第1搬送スクリュー45により搬送されている途中のトナーの一部は、トナー供給ローラ42側へと移動し、トナー供給ローラ42の表面に担持される。トナー供給ローラ42の表面に担持されたトナーは、図中反時計回り方向のトナー供給ローラ42の回転駆動に伴って、トナー供給ローラ42の表面とトナー担持ローラ41の外周面との接触位置(以下「トナー供給位置」という。)へと搬送される。
図3は、本実施形態におけるトナー担持ローラ41を、その回転軸に対して直交する面に沿って切断したときの断面を模式的に表した部分断面図である。
本実施形態のトナー担持ローラ41は、中空状のローラ部材で構成されており、その最内周に位置する最内周電極部材又は内周側電極部材としての第一電極53と、最外周側に位置していて第一電極53へ印加される電圧(第一電圧)とは異なる電圧(第二電圧)が印加される最外周電極部材としての櫛歯状の第二電極54とを備えている。また、第一電極53と第二電極54との間にはこれらの間を絶縁するための絶縁層55が設けられている。また、第二電極54の外周面側を覆う表面層56も設けられている。すなわち、本実施形態のトナー担持ローラ41は、内周側から順に、第一電極53、絶縁層55、第二電極54、表面層56の4層構造となっている。
なお、本実施形態は、ホッピング電界を形成するための2種類の電極をそれぞれ櫛歯状に形成して同心円上に配置し、互いの櫛歯部分が相手の櫛歯間に入り込むように構成した例においても適用可能である。
本実施形態では、電極幅及び電極ピッチをいずれも80[μm]に設定している。
トナー担持ローラ41上の第一電極53及び第二電極54には、それぞれパルス電源(不図示)から第一電圧及び第二電圧が印加される。パルス電源(不図示)が印加する第一電圧及び第二電圧は、矩形波が最も適している。ただし、これに限らず、例えばサイン波で三角波でもよい。また、本実施形態では、ホッピング電極を形成するための電極が第一電極53及び第二電極54の2相構成であり、各電極53,54には互いに位相差πをもった電圧がそれぞれ印加される。
本実施形態において、各電圧は矩形波であり、第一電極53と第二電極54にそれぞれ印加される第一電圧と第二電圧は、互いに位相がπだけずれた同じ大きさ(ピークトゥピーク電圧Vpp)の電圧である。よって、第一電極53と第二電極54との間には、常にVppだけの電位差が生じる。この電位差によって電極間に電界が発生し、この電界のうち表面層56の外側に形成されるホッピング電界によって表面層56上をトナーがホッピングする。本実施形態において、Vppは100[V]以上1000[V]以下の範囲内であるのが好ましい。Vppが100[V]より小さいと、十分なホッピング電界を表面層56上に形成できず、トナーを安定してホッピングさせるのが困難となる。一方、Vppが1000[V]より大きいと、経時使用により電極間でリークが発生する可能性が高くなる。本実施形態では、Vppを500[V]に設定している。
また、本実施形態において、第一電圧と第二電圧の中心値V0は、画像部電位(静電潜像部分の電位)と非画像部電位(地肌部分の電位)との間に設定され、現像条件によって適宜変動する。
この例では、第一電極53については、図4に示したものと同様の第一電圧が印加されるが、第二電極54については、直流電圧が印加される。この場合、電極間の電位差はVpp/2となる。よって、この例におけるVppの好適な範囲は、200[V]以上2000[V]以下である。この例によれば、第一電極53と第二電極54との位相差を考慮する必要がなく、電源コストが安くなる。
図6は、従来の現像装置4の概略構成図である。なお、図6以降では、感光体1としてドラム状のものを図示しているが、図1のようにベルト状でも構わない。また、第1搬送スクリュウーと第2搬送スクリューの図示を省略している。
図9は、実施例1に係る現像装置4の概略構成図である。図9の現像装置4では、規制ブレード48の下流側に対して開口49aを有し、規制ブレード48通過後にトナー担持ローラ41から遊離した弱体電トナーを回収して収容する弱帯電トナー収容部49をトナー収容部48の上方に設けている。そして、弱帯電トナー回収手段50としてのファンにより、弱体電トナー収容部49にトナー担持ローラ41から遊離した弱体電トナーが流入させるような気流Bを形成し、弱帯電トナーを弱帯電トナー収容部49に回収している。このように、弱帯電トナー回収手段として気流Bを用いている。図10は、気流Bの流速に対する弱帯電トナーおよび正常帯電トナーそれぞれの回収率を測定した実験結果を示すグラフである。帯電トナーはトナー担持ローラ41の外周面外側に形成されたホッピング電界による拘束力が強くトナー担持ローラ近傍でホッピンッグを続けているため、気流Bにより回収され難い。一方、弱帯電トナーは、ホッピング電界によるトナー担持ローラ41への拘束力の小さいため、気流Bにより回収されやすい。そこで、適切な気流Bの流速を選択することで、ホッピング電界によるトナー担持ローラ41への拘束力の小さい弱帯電トナーのみを選択的に回収することができる。
図11は、実施例2に係る現像装置4の概略構成図である。実施例2の現像装置4では、気流Bを発生させる手段として、弱帯電トナー収容部49を負圧にする負圧発生部材51を設けている。図11では負圧発生部材51として、弱帯電トナー収容部49内の開口部近傍にパドルを設けたものを図示しているが、ファンやポンプを用いても良い。これにより、トナー担持ローラ41から遊離した弱体電トナーを弱帯電トナー収容部49に流入させるような気流Bを容易に形成することができる。この構成は、実施例1の構成と比較して気流Bの制御が容易となり、弱帯電トナー収容部49へ効率的に回収することが可能である。
図12は、実施例3に係る現像装置4の概略構成図である。実施例3の現像装置4では、実施例2の現像装置において、規制ブレード43のトナー像担持ローラ41と対向部と反対の基底部を、上方の弱帯電トナー収容部49の位置まで延伸する。そして、延伸した部分に気流Bにより弱帯電トナー収容部49に流入するトナーが通過可能な孔43aを設ける。これにより、トナー担持ローラ41から遊離した弱体電トナーは、孔43aを通して弱帯電トナー収容部49に流入する。このように、規制ブレード43を延伸できることで、規制ブレード43の自由長などの設計自由度が向上し、所望の規制圧を達成してトナーへの帯電付与を効率的に行いつつ、発生した弱帯電トナーの回収が可能となる。
図13は、実施例4に係る現像装置4の概略構成図である。実施例4の現像装置4では、実施例3の現像装置において、弱帯電トナー収容部49とトナー収容部48とが連通している。このため、弱帯電トナー回収手段により回収された弱帯電トナーを、トナー供給ローラ42によりトナー担持ローラ41に供給されるトナーに混合することができる。回収された弱帯電トナーを混合しても、その後の画像に悪影響が出ないことが確認された。これにより、廃トナーの削減、使用トナー量の低減を行うことができる。
また、本実施形態によれば、回収した弱帯電トナーを収容する弱帯電トナー収容部49を備え、弱帯電トナー回収手段50として気流Bを用いて弱帯電トナーを弱帯電トナー収容部49内に回収する。帯電トナーはトナー担持ローラ41の外周面外側に形成されたホッピング電界による拘束力が強くトナー担持ローラ近傍でホッピンッグを続けているため、気流Bで回収され難い。これに対して、弱帯電トナーは、ホッピング電界によるトナー担持ローラ41への拘束力の小さいため、回収されやすい。そこで、ホッピング電界によるトナー担持ローラ41への拘束力の小さい弱帯電トナーのみを選択的に回収することができる。
また、本実施形態によれば、弱帯電トナー回収手段として弱帯電トナー収容部49を負圧にする負圧発生手段51を設け、弱帯電トナー収容部49を負圧にしたことで発生する気流Bを用いて弱帯電トナーを回収する。この構成は、トナー担持ローラ41から遊離した弱体電トナーを弱帯電トナー収容部49に流入させるような気流Bを容易に形成することができる。また、気流Bの制御が容易であり、弱帯電トナー収容部49へ効率的に回収することが可能である。
また、本実施形態によれば、規制ブレード43の基底部にトナーが通過可能な開口部43aを設け、開口部43aを通して弱帯電トナーを回収する。このように、規制ブレード43を通して弱帯電トナーを回収できるように構成することで、弱帯電トナー収容部49に対する規制ブレード43の配置位置の自由度が高まる。これにより、規制ブレード43の自由長などの設計自由度が向上し、所望の規制圧を達成してトナーへの帯電付与を効率的に行いつつ、発生した弱帯電トナーの回収が可能となる。
また、本実施形態によれば、弱帯電トナー回収手段により回収された弱帯電トナーを、トナー供給ローラ42によりトナー担持ローラ41に供給されるトナーに混合する。これにより、廃トナーの削減、使用トナー量の低減を行うことができる。
また、本実施形態によれば、トナー担持ローラ41は、内部に一体化された第一電極53と、第一電極53を覆う絶縁層55と、絶縁層55の上に設けられた第二電極54と、絶縁層55と第二電極54を覆う表層56を有し、第一電極53と第二電極54によってトナーをホッピングさせるための電界をトナー担持ローラ41の外周面外側に形成する。トナーを安定してクラウド化させるためには、相応する大きさのホッピング電界を形成することが重要となるが、このような大きなホッピング電界を形成するためには第一電極53と第二電極54との間に大きな電位差を形成する必要がある。しかし、このような大きな電位差を安定して形成するためには、第一電極53と第二電極54との間を安定かつ有効に絶縁し、リークを防止することが重要である。ここで、ホッピング電界を形成するための2種類の電極をそれぞれ櫛歯状に形成して同心円上に配置し、互いの櫛歯部分が相手の櫛歯間に入り込むように構成した場合、その櫛歯状電極の形成品質が悪いと、2種類の電極間の絶縁性が著しく低下し、リークが起きやすく、適正なホッピング電界を形成することができなくなる。これに対して、本実施形態の構成では、第一電極53の上に絶縁層55を設け、その絶縁層上に櫛歯状の第二電極54を形成した構成であるため、これらの電極間にリークの原因となり得るような界面は存在しない。また、トナー担持ローラ41の製造段階において、リークの原因となり得る導電材が電極間に介在する可能性も非常に少なくできる。したがって、本実施形態によれば、第一電極53と第二電極54との間を安定かつ有効に絶縁することができ、比較的大きな電圧を印加する場合でもリークを効果的に防止することができる。
また、本実施形態によれば、トナー担持ローラ41の外周面を、トナーとの摩擦によってトナーに対して正規帯電極性の電荷を与える絶縁性材料で形成する。これにより、トナーの摩擦帯電効率も高まり、安定してホッピング状態にするのに必要なトナー帯電量をより安定して確保することができる。
また、本実施形態によれば、感光体1上の潜像を現像する現像手段として、上述の現像装置4を用いる。ホッピングによってトナー担持ローラ41の表面との付着力をなくしているトナーを潜像に付着させることにより、低電位現像を実現することができ、高解像度のドット再現性を得ることができる。
また、本実施形態によれば、現像装置4を複数設け、現像装置により互いに異なる色のトナーで各色に対応する潜像をそれぞれ現像し、これにより得られる各色画像が互いに重なり合ったカラー画像を形成する。上記現像装置を用いた色重ねシステムは、トナー担持ローラ41と感光体1とが非接触で、かつ、現像領域の感光体1近傍で交番電界がかかっていない。このため、次の色の現像工程が、感光体1上に一度形成されたトナー像に対しては機械的にも電界的にも影響を与えないので、スキャベンジや混色などの問題が一切無く、高画質な作像プロセスを長期的に渡り安定して行うことができる。
41 トナー担持ローラ
42 トナー供給ローラ
43 規制ブレード
47 電源
48 トナー収容部
49 弱帯電トナー収容部
50 弱帯電トナー回収手段
51 負圧発生部材
53 第一電極
54 第二電極
55 絶縁層
56 表層
A 現像領域
B 気流
C トナー薄層へのアタック
T1 正常帯電トナー
T2 弱帯電トナー
Claims (8)
- 複数種類の電極部材を外周面を有するトナー担持体と、該トナー担持体上にトナーを供給するトナー供給部材と、該トナー担持体上のトナー量を規制する規制部材とを備え、該トナー担持体の複数種類の電極に互いに異なる周期的な電圧を印加することにより、該トナー担持体の上に担持されたトナーをホッピングさせるためのホッピング電界を外周面外側に形成し、該トナー担持体上のトナーをホッピングさせながら潜像担持体と対向する現像領域に搬送して該潜像担持体上の潜像にトナーを供給して現像をおこなう現像装置において、
上記トナー担持体上のトナー搬送方向に関して、上記規制部材よりも下流で上記現像領域よりも上流で、所望の帯電をしているトナーがホッピングするとともに該トナー担持体上のトナー中から遊離した弱帯電トナーも存在する箇所に気流を生じさせて該弱帯電トナーを弱帯電トナー収容部に回収する弱帯電トナー回収手段を設けたことを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、上記弱帯電トナー回収手段として該弱帯電トナー収容部内を負圧にする負圧発生手段を設け、該弱帯電トナー収容部内を負圧にしたことで発生する気流を用いて該弱帯電トナーを回収することを特徴とする現像装置。
- 請求項2の現像装置において、上記規制部材の上記トナー担持体との対向部と反対となる基底部にトナーが通過可能な開口部を設け、該開口部を通して弱帯電トナーを回収することを特徴とする現像装置。
- 請求項1、2または3の何れかの現像装置において、上記弱帯電トナー回収手段により回収された弱帯電トナーを、上記トナー供給部材により上記トナー担持体に供給されるトナーに混合することを特徴とする現像装置。
- 請求項1、2、3または4の何れかの現像装置において、上記トナー担持体は、内部に一体化された第一電極と、該第一電極を覆う絶縁層と、該絶縁層の上に設けられた第二電極と、該絶縁層と該第二電極を覆う表層を有し、該第一電極と該第二電極によって上記トナーをホッピングさせるための電界を該トナー担持体の外周面の外側に形成することを特徴とする現像装置。
- 請求項1、2、3、4または5の何れかの現像装置において、上記トナー担持体の外周面を、トナーとの摩擦によってトナーに対して正規帯電極性の電荷を与える絶縁性材料で形成したことを特徴と現像装置。
- 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像を現像する現像手段とを有し、これによる得られたトナー像を最終的に記録材に転移させて画像形成を行う画像形成装置において、上記現像手段として、請求項1乃至6の何れかの現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項7の画像形成装置において、上記現像装置を複数設け、各現像装置により互いに異なる色のトナーで各色に対応する潜像をそれぞれ現像し、これにより得られる各色画像が互いに重なり合ったカラー画像を形成する構成を有することを特徴とする画像形成装置。
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