JP5477631B2 - 固定子、及び、当該固定子を用いた回転電機 - Google Patents

固定子、及び、当該固定子を用いた回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP5477631B2
JP5477631B2 JP2010001960A JP2010001960A JP5477631B2 JP 5477631 B2 JP5477631 B2 JP 5477631B2 JP 2010001960 A JP2010001960 A JP 2010001960A JP 2010001960 A JP2010001960 A JP 2010001960A JP 5477631 B2 JP5477631 B2 JP 5477631B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slot
winding
stator
radial direction
insulating member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010001960A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011142742A (ja
Inventor
明 福島
啓次 近藤
明人 秋本
武雄 前川
真 谷口
草瀬  新
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2010001960A priority Critical patent/JP5477631B2/ja
Priority to US12/984,777 priority patent/US8610326B2/en
Publication of JP2011142742A publication Critical patent/JP2011142742A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5477631B2 publication Critical patent/JP5477631B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/34Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation
    • H02K3/345Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation between conductor and core, e.g. slot insulation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/12Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors arranged in slots
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/28Layout of windings or of connections between windings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

本発明は、固定子及び当該固定子を用いた回転電機に関する。
従来、円筒状の固定子に軸方向に延びるスロットが形成された回転電機が知られている(例えば、特許文献1参照)。ここでは、巻線が、線材で形成されている。巻線は、スロットを挿通するスロット収容部、及び、スロットの外部でスロット収容部同士を接続するターン部を有する。
このとき、固定子の断面を視ると、スロット収容部の断面がスロットの最外層から最内層へ並んでいる。例えば、図17に示すように、固定子300のスロット330内で、スロット収容部320aが径方向に並んでいるという具合である。ところで、巻線のU,V,Wの3相の端末を制御側に接続する関係上、一般的に、3相の端末は、スロットの径方向外側へ引き出される。したがって、最外層には、巻線の中でも端末に近い部分が配置される。
特開2009−112186号公報
ここで、巻線の電位について説明しておく。図18は、スター結線の巻線を模式的に示す説明図である。このような巻線の断面がスロット内部で径方向に並ぶことになる。
図18では、端末Uに近い側の巻線をAとし、中性点Nに近い側の巻線をBとした。このとき、巻線Aと巻線Bとの連結部位Xがちょうど端末Uから中性点Nまでの中間点であるとすると、図19に示すように、連結部位Xの平均電位は、端末Uの平均電位の1/2倍くらいになる。つまり、端末Uに近い巻線Aは、巻線Bと比較して高電位となっている。これは、端末V、端末Wでも、同様である。
一方、図20に示すように、平角線で形成された巻線のスロット収容部320aと固定子コア310とが対向するため、スロット収容部320aと固定子コア310との間には、いわゆるコンデンサが形成される。ここでは、第1層(最外層)、第2層、第3層、第4層に配置されるスロット収容部320aの断面を示している。
このとき、第1層(最外層)のスロット収容部320aにて作り出される静電容量C1は、

C1=C10+C11+C12

となる。
同様に、第2〜4層のスロット収容部320aにて作り出される静電容量C2〜C4は、

C2=C21+C22
C3=C31+C32
C4=C41+C42

となる。
図20では、巻線が平角線であるためスロット収容部320aの断面は長方形形状となることを模式的に示したが、実際には、スロット収容部320aの短辺は、長辺に比べて十分に小さくなっている。
そのため、図20に示した静電容量C10が極端に大きくなる。すなわち、

C10>>C11,C12,C21,C22,C31,C32,C41,C42

である。
したがって、

C1>>C2,C3,C4

という関係が成り立つ。
第1〜4層のスロット収容部320aの平均電位をそれぞれV1,V2,V3,V4とすると、漏れ電流は、総電荷の時間微分であるため、

ΣdQ/dt=Σd(Ck・Vk)/dt (k=1,2,3,4)

と表せる。
しかも、上述したように最外層の巻線がU,V,Wの3相の端末に近い場合には、第1層(最外層)のスロット収容部320aの平均電位V1が大きくなる。このため、C1・V1が特に大きくなり、漏れ電流が大きくなる。結果として、いわゆるラジオノイズなどが発生し易くなるという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、漏れ電流を可及的に小さくすることが可能な固定子及び、当該固定子を用いた回転電機を提供することにある。
上述した目的を達成するためになされた請求項1に記載の固定子は、固定子コアと、巻線と、絶縁部材とを備えている。固定子コアは、周方向に複数のスロットを有する。また、巻線は、線材により形成されており、スロット収容部及びターン部を有する。ここで、スロット収容部は、径方向において層をなすようスロットを挿通している。一方、ターン部は、スロットの外部でスロット収容部同士を接続する。絶縁部材は、スロットに配置され、軸方向に垂直な断面における形状が「コ」字状で、前記「コ」字状の内側部分に前記スロット収容部を収容する。
ここで特に本発明では、各相を形成する巻線の途中に連結部位を設定し、連結部位よりも端末側を外側巻線とし、連結部位よりも内側を内側巻線とすると、複数のスロットのうち少なくとも一つには、径方向における最外層に、内側巻線が配置されている。ここで「連結部位」は、巻線の接合部位であってもよいし、連続する巻線の途中に仮想的に設定される部位としてもよい。
つまり、連結部位よりも端末側の外側巻線が高電位となることに鑑み、連結部位よりも内側の内側巻線を最外層に配置したのである。図20に示した例で言えば、最外層に配置されるスロット収容部320aの平均電位V1が内側巻線を配置することで小さくなる
また、本発明では、径方向内側から径方向外側へ向かうにつれて、スロットの周方向の幅が漸増しており、巻線の軸方向に垂直な断面である横断面における形状は、長方形であり、スロット収容部は、スロット内に径方向一列に並んで配置されている。このような構成によれば、巻線と固定子コアとの距離が径方向内側から径方向外側へ向かうにつれて漸増する。ここで、静電容量は、巻線と固定子コアとの距離に反比例するため、径方向外側に位置するスロット収容部の作り出す静電容量を低減することができる。
ただし、スロットの周方向の幅が漸増すれば巻線が周方向へずれる虞がある。そこで、本発明では、絶縁部材が、断面において外側へ開口する径内側絶縁部材と、断面において内側へ開口する径外側絶縁部材とを有する。このようにすれば、巻線の絶縁が確実に確保されると共に、巻線の周方向へのずれが低減される。
さらに、本発明では、両絶縁部材の端部が、径方向へ延び、径方向外側部分で重なっている。このようにすれば、径方向外側部分の巻線と固定子コアとの周方向の隙間を適切に埋めることができる。
以上の構成によれば、可及的に漏れ電流を小さくすることができる。
絶縁部材については、請求項2に示すように、内側絶縁部材の端部を「コ」字状の内側へ折り返すようにしてもよい。このようにすれば、径方向外側部分で絶縁部材が3重になり、より適切に隙間を埋めることができる。また、内側へ折り返せば、外側へ折り返す場合と比べ、径方向外側の開口部分が狭くならず、巻線を開口部分からスムーズに収容することができる。
スロットの周方向の幅については、請求項3に示すように、径方向最内周側の幅Wiに対し径方向最外周側の幅Woが1.1〜1.5倍程度となることが好ましい。これにより、スロット収容部と固定子コアとの距離を好適に大きくすることができる。
また、請求項4に示すように、複数の全てのスロットで、径方向における最外層に、内側巻線を配置してもよい。このようにすれば、漏れ電流低減の効果が一層際立つ。このときは、請求項5に示すように、スロットの径方向外側に径方向に並べて内側巻線を配置し、スロットの径方向内側に径方向に並べて外側巻線を配置することが考えられる。
ところで、巻線は一般的に平角線であるため、請求項6に示すように、スロット収容部の横断面における長辺を径方向に垂直に配置することが例示される。この場合、最外層の巻線の作り出す静電容量が大きくなる。例えば、図20中のC10が大きくなるという具合である。したがって、このような構成では特に、内側巻線を最外層に配置した場合の漏れ電流の低減効果が高くなる。
なお、巻線がスター結線である場合には、請求項7に示すように、内側巻線を、連結部位からスター結線における中性点までとすることが例示される。なお、デルタ結線では、中性点の概念がないが、端末から離れた部位では平均電位が小さくなるため、当該平均電位が小さくなる部位から連結部位までを内側巻線として構成することができる。
以上は、固定子の発明として説明してきたが、請求項に示すような、回転電機の発明として実現することもできる。すなわち、上記各固定子と、固定子の径方向内側に配置され、交互に異なる磁極を周方向に有する回転子と、を備えたことを特徴とする回転電機である。このような回転電機であっても、上述した固定子と同様の効果が奏される。
実施形態の回転電機の断面を示す模式図である。 固定子の構成を示す斜視図である。 固定子に形成される巻線の形状を示す説明図である。 第1実施形態の固定子の部分拡大断面図である。 ウェッジの展開図である。 固定子コアに絶縁部材を取り付けた様子を示す説明図である。 第1実施形態の巻線の結線を模式的に示す説明図である。 第1実施形態の巻線の配列を示す説明図である。 第1実施形態の巻線図である。 第1実施形態の巻線のコイルエンド部分の接続を示す説明図である。 第2実施形態の巻線の結線を模式的に示す説明図である。 第2実施形態の巻線の配列を示す説明図である。 第2実施形態の巻線図である。 第2実施形態の巻線のコイルエンド部分の接続を示す説明図である。 別実施形態の固定子の部分拡大断面図である。 参考形態の固定子の部分拡大断面図である。 巻線の配列を示す説明図である。 巻線の結線を模式的に示す説明図である。 巻線の平均電位を示す説明図である。 固定子コアとの間に形成されるコンデンサを模式的に示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の形態に示される回転電機は、車両に搭載され、電動機及び発電機を兼ねるものである。
(第1実施形態)
図1に示すように、回転電機1は、ハウジング10と、回転子20と、固定子30と、を備えている。
回転電機1のハウジング10は、円筒状の2つのハウジング部材10a,10bが、開口部同士を合わせるように嵌合されてなる。ハウジング部材10a,10bはそれぞれ、軸受け11a,11bを有している。これにより、回転子20の回転軸21が軸受けされている。
回転子20は、回転軸21と一体になっており、回転可能に支持されている。回転子20は、その周方向に、交互に異なる磁極が永久磁石により外周側に形成されてなる。
固定子30は、ハウジング10に固定されており、回転子20の径方向外側に位置し、回転子20を収容する。
図2は、固定子30を取り外して示した説明図である。また、図3は、図2の巻線32の形状を示す説明図である。
固定子30は、固定子コア31と、線材から形成された巻線32とで構成されている。固定子コア31は、磁性鋼板を軸方向に積層して環状に形成されている。固定子コア31には、軸方向に沿って径方向内側に開口するスロット33が形成されている。
巻線32は、線材が固定子コア31に波巻きされることにより形成されている。巻線32は、図3に示すように、固定子コアのスロット33内に設置されるスロット収容部32aと、スロット33から固定子コア31の外に突出し、周方向に異なるスロット33に設置されているスロット収容部32a同士を接続しているターン部32bとを有している。ターン部32bは、固定子コア31の軸方向における両側に形成されている。
スロット収容部32aは、記号Tで示すように、スロット33内で、径方向に層をなすように重ねて設置される。そして、同一層のスロット収容部32a同士がターン部32bで接続されている。これにより、本形態では、同一層が連続して形成されている。
ターン部32bには、その中央部分に、ねじりを伴わないクランク形状のクランク部32cが形成されている。クランク部32cは、固定子コア31から最も離れた位置に形成されており、固定子コア31の端面に平行に形成されている。これにより、径方向に隣接するターン部32b同士が密に配置される。その結果、コイルエンドの径方向の幅が小さくなり、巻線32が径方向外側へ張り出すことを防止できる。
ここで巻線32を形成する線材は、導体と、導体の外周を覆い導体を絶縁する絶縁被膜とで構成されている。絶縁被膜は、ポリアミドイミド等の絶縁材で形成されている。
次に、固定子30を図4に基づき説明する。図4は、図2に示した固定子30を軸方向に垂直な断面で視た部分拡大断面図である。
固定子コア31には、上述したように、複数のスロット33が等間隔で周方向に並んで形成されている。スロット33は、軸方向へ貫通しており、その横断面は、径方向に長い台形形状であって、径方向内側へ開口している。ここで、スロット33の周方向の幅をみると、径方向内側から径方向外側へ向かうにつれて漸増している。具体的には、最内周側の幅Wiに対し最外周側の幅Woが1.1〜1.5倍程度となっている。
巻線32のスロット収容部32aは、このスロット33の内部を軸方向に挿通する。つまり、図4には、軸方向に挿通するスロット収容部32aの断面が示されている。このとき、図4から分かるように、スロット収容部32aは、固定子30の径方向において層をなすように、スロット33内に並んで配置されている。
スロット収容部32aと固定子コア31との間には、絶縁部材34が配置されている。絶縁部材34は、樹脂製であり、径方向内側に位置するスロットインシュ35及び径方向外側に位置するウェッジ36からなる。スロットインシュ35及びウェッジ36はともに、断面「コ」字状の成形材である。そして、「コ」字状の内側にスロット収容部32aが配置されている。
スロットインシュ35は、その断面において径外方向へ開口する。詳細には、スロットインシュ35は、スロット33の最内周側に底部35aを有し、スロット33の側面に沿って径外方向へ折り曲げられており、さらに、端部35bがスロット33の真ん中あたりまで達するように内側へ折り返されている。
一方、ウェッジ36は、その断面において径内方向へ開口する。詳細には、ウェッジ36は、最外周側に底部36aを有し、スロット33の側面に沿って折り曲げられ、その端部36bが、スロットインシュ35の折り返し部分の外側に配置されている。ウェッジ36の展開図を図5に示す。ウェッジ36は、破線で示した部分で折り曲げられて、長手方向が固定子コア31の軸方向となるようにスロット33に挿入される。このとき、ウェッジ36は、端部36bからさらに外側へ突出する突起部36cを、最上部に有している。
図6に示すように、固定子コア31にウェッジ36が配置されたとき、突起部36cが固定子コア31の上面に係止される。これにより、ウェッジ36及びスロットインシュ35が軸方向下方へずれないようになっている。また、図6からも分かるように、スロット33の径方向外側では、絶縁部材34が3重になっている。
次に、巻線32の配置について説明する。図7は、巻線32の結線を模式的に示す説明図である。巻線32は、スター結線となっており、U,V,Wの3相の巻線32u,32v,32wが中性点Nで接続されている。
各巻線32u,32v,32wは、連結部位X1,Y1,Z1を有している。本形態では、連結部位X1,Y1,Z1が溶接等で接合された接続部位となっている。
このとき、各巻線32u,32v,32wにおいて、U相端末、V相端末、W相端末から連結部位X1,Y1,Z1までを外側巻線37とする。また、中性点Nから連結部位X1,Y1,Z1までを内側巻線38とする。
ここで、巻線32の電位について説明しておく。図18は、図7と同様の巻線を模式的に示す説明図である。図18では、端末Uに近い側の巻線をAとし、中性点Nに近い側の巻線をBとした。このとき、巻線Aと巻線Bとの連結部位Xがちょうど端末Uから中性点Nまでの中間点であるとすると、図19に示すように、連結部位Xの平均電位は端末Uの平均電位の1/2倍くらいになる。
このように巻線の端末側では平均電位が高くなることを前提に、本形態は、スロット33における巻線32の配列に特徴を有する。具体的には、複数のスロット33のうち一つのスロット33を除く残りのスロット33で、図8に示すように、内側巻線38がスロット33の最外層に配置され、この最外層から内側巻線38と外側巻線37とが交互に配置されている。なお、図8は、スロット33に配置されるスロット収容部32aの断面を示している。ここでは、内側巻線38によって構成されるスロット収容部32aの断面にのみハッチングを施し、外側巻線37によって構成されるスロット収容部32aの断面と区別した。
次に、図9の巻線図に基づき、巻線32の配置を説明する。図9は、8極で1スロットあたり10本挿通される巻線32を、4極で1スロットあたり4本挿通される巻線として簡略化したものである。
図9の上部には、巻線のU,V,Wの各相の端末及び連結部位X1,Y1,Z1が示されている。上下の斜め線がターン部32bに相当し、ターン部32bに挟まれる直線部分がスロット収容部32aに相当する。スロット収容部32aには、対応するスロット33がU,V,Wなどの記号と番号とで示されている。そこで、スロット33を区別する場合、図9に示した番号を用い、「11番スロット33」などと記載する。また、図9では、実線が第1層(最外層)を表し、破線が第2層を表し、一点鎖線が第3層を表し、二点鎖線が第4層を表す。
まずU相端末に続く外側巻線37は、
6番スロット33の第1層(最外層)
→ 9番スロット33の第2層
→12番スロット33の第2層
→ 3番スロット33の第2層
→ 6番スロット33の第3層
→ 9番スロット33の第4層
→12番スロット33の第4層
→ 3番スロット33の第4層
の順で連結部位X1へ到達する。
次に連結部位X1に続く内側巻線38は、
6番スロット33の第4層
→ 3番スロット33の第3層
→12番スロット33の第3層
→ 9番スロット33の第3層
→ 6番スロット33の第2層
→ 3番スロット33の第1層(最外層)
→12番スロット33の第1層(最外層)
→ 9番スロット33の第1層(最外層)
の順で中性点Nへ到達する。
つまり、3番、9番、12番のスロット33では、最外層に内側巻線38が配置されており、最外層から径内方向へ向かって内側巻線38と外側巻線37とが交互に配置されている。なお、6番スロット33は、例外であり、U相端末を最外周側へ引き出すなどの都合上、他のスロット33とは巻線32の配列が異なっている。
なお、図10は、コイルエンドを軸方向から視た模式図であり、巻線32の連結部位X1,Y1,Z1及び中性点Nなどの配置を示している。コイルエンドからは、U,V,W相の端末が径外方向へ引き出されている。そして、このU,V,W相の端末とは反対側の端が中性点Nとして溶接などで接合されている。また、連結部位X1,Y1,Z1は、ターン部同士の溶接などによる接合部位となっている。
次に、本形態の固定子30が発揮する効果について説明する。
上述したように、3番、9番、12番のスロット33では、最外層に内側巻線38が配置されている。すなわち、3番、6番、9番、12番の4つのスロットのうち、6番スロット33を除く残りのスロット33で、内側巻線38が最外層(第1層)に配置されている。また、最外層から径内方向へ向かって内側巻線38と外側巻線37とが交互に配置されている。
図20から分かるように、最外層のスロット収容部320aにて固定子コア31との間に作り出される静電容量C1は、

C1=C10+C11+C12

となる。
同様に第2層、第3層、第4層のスロット収容部320aにて作り出される静電容量C2,C3,C4は、

C2=C21+C22
C3=C31+C32
C4=C41+C42

となる。
ここで、巻線320が平角線であり、スロット収容部320aの断面において、実際には長辺が短辺に比べて十分に大きくなっていることから、対向面積が大きな最外層の静電容量C10が極端に大きくなる。これにより、

C1>>C2,C3,C4

という関係が成り立つ。
最外層のスロット収容部320aの平均電位をV1とし、同様に、第2〜4層のスロット収容部320aの平均電位をV2,V3,V4とすると、

漏れ電流I=ΣdQ/dt=Σd(Ck・Vk)/dt (k=1,2,3,4)

と表すことができる。
したがって、最外層に外側巻線37を配置した場合にはC1・V1が大きく、総電荷量が大きくなるため、漏れ電流Iが大きくなってしまう。
そこで、本形態では、複数のスロット33のうち一つ(6番スロット33)を除く残りの3番、9番、及び、12番のスロット33で、内側巻線38を最外層に配置した。これにより、静電容量の大きくなるスロット33の最外層に平均電位の低い内側巻線38が配置されるため、漏れ電流を可及的に小さくすることができる。
また、本形態では、巻線32が、平角線となっており、横断面における長辺が径方向に垂直になるよう形成されている。したがって、最外層において径方向の対向面積が大きくなっており、図20に示したように最外層の静電容量C10が極端に大きくなっている。したがって、このような構成では特に、最外層に内側巻線38を配置することにより、漏れ電流の低減の効果が高くなる。
さらにまた、本形態では、スロット33の周方向の幅をみると、径方向内側から径方向外側へ向かうにつれて漸増している。具体的には、最内周側の幅Wiに対し最外周側の幅Woが1.1〜1.5倍程度となっている(図4参照)。これにより、スロット収容部32aと固定子コア31との距離が大きくなるため、径方向外側に位置するスロット収容部32aの作り出す静電容量を低減することができ、この点でも、可及的に漏れ電流を小さくすることができる。
また、本形態では、スロット収容部32aと固定子コア31との間には、絶縁部材34が配置されている。スロットインシュ35は、スロット33の側面に沿って、径外方向へ折り曲げられており、さらに、端部35bが内側へ折り返されている。一方、ウェッジ36は、その端部36bが、スロットインシュ35の折り返し部分の外側に配置されている(図4参照)。したがって、スロット33の径方向外側では、絶縁部材34が3重になっている。これにより、スロット33の径方向外側部分の隙間を適切に埋めることができるため、巻線32の周方向へのずれを低減することができる。
さらにまた、本形態では、図6に示したように、固定子コア31にウェッジ36が配置されたとき、突起部36cが固定子コア31の上面に係止される。これにより、ウェッジ36及びスロットインシュ35が軸方向下側へずれない。
また、本形態では、図4に示したように、スロットインシュ35の端部35bが内側へ折り返されている。したがって、外側へ折り返す場合と比べ、折り返し部分によって径方向外側の開口が狭められない。これにより、巻線32を収容することができる。
なお、本形態における固定子30が[特許請求の範囲]の「固定子」を構成し、スロット33が「スロット」を構成し、回転子20が「回転子」を構成し、回転電機1が「回転電機」を構成する。また、巻線32が「巻線」を構成し、外側巻線37が「外側巻線」を構成し、内側巻線38が「内側巻線」を構成し、巻線32の連結部位X1,Y1,Z1が「連結部位」を構成する。さらにまた、絶縁部材34が「絶縁部材」を構成し、スロットインシュ35が「径内側絶縁部材」を構成し、ウェッジ36が「径外側絶縁部材」を構成する。
(第2実施形態)
本形態では、スロット33における巻線32の配列が異なっている。そこで、上記形態と相異する部分のみを説明することとする。なお、同一の構成部分については同一の符号を付し、説明を割愛する。
本形態においても、巻線32は、図11に示すように、スター結線となっており、U,V,Wの3相の巻線32u,32v,32wが中性点Nで接続されている。ただし、巻線32は、連結部位Xc,Yc,Zcの他に、接続部位X1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2を有している。ここでは、接続部位X1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2にて巻線32が溶接等で接合されている。一方、連結部位Xc,Yc,Zcは、便宜的に巻線32に付した符号である。
本形態では、図12に示すように、複数の全てのスロット33で、内側巻線38がスロット33の最外層に配置されている。そして、径方向外側に内側巻線38が径方向に並べて配置され、径方向内側に外側巻線37が径方向に並べて配置されている。なお、図12は、スロット33に配置されるスロット収容部32aの断面を示している。ここでは、内側巻線38によって構成されるスロット収容部32aの断面にハッチングを施し、外側巻線37によって構成されるスロット収容部32aの断面と区別した。
図13は、巻線図である。図13は、8極で1スロットあたり10本挿通される巻線32を、4極で1スロットあたり4本挿通される巻線として簡略化したものである。
図13の上部に、巻線のU,V,Wの各相の端末及び接合部位X1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2が示されている。上下の斜め線がターン部32bに相当し、ターン部32bに挟まれる直線部分がスロット収容部32aに相当する。スロット収容部32aには、対応するスロット33がU,V,Wなどの記号と番号とで示されている。そこで、スロット33を区別する場合、図13に示したスロット番号を用い、「11番スロット33」などと記載する。また、図13では、実線が第1層(最外層)を表し、破線が第2層を表し、一点鎖線が第3層を表し、二点鎖線が第4層を表す。
まずU相端末に続く外側巻線37は、
6番スロット33の第3層
→ 9番スロット33の第4層
→12番スロット33の第4層
→ 3番スロット33の第4層
ここで接続部位X1を通り、
→ 6番スロット33の第4層
→ 3番スロット33の第3層
→12番スロット33の第3層
→ 9番スロット33の第3層
の順で連結部位Xcへ到達する。
次に連結部位Xcに続く内側巻線38は、
6番スロット33の第2層
→ 3番スロット33の第1層(最外層)
→12番スロット33の第1層(最外層)
→ 9番スロット33の第1層(最外層)
ここで接続部位X2を通り、
→ 6番スロット33の第1層(最外層)
→ 9番スロット33の第2層
→12番スロット33の第2層
→ 3番スロット33の第2層
の順で中性点Nへ到達する。
つまり、3番、6番、9番、12番の全てのスロット33で、最外層及び第2層に内側巻線38が配置されており、第3層、第4層に外側巻線37が配置されている。
なお、図14は、コイルエンドを軸方向から視た模式図であり、巻線32の接合部位X1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2及び中性点Nなどの配置を示している。コイルエンドからは、U,V,W相の端末が径外方向へ引き出されている。そして、このU,V,W相の端末とは反対側の端が中性点Nとして溶接などで接合されている。また、接合部位X1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2は、ターン部32b同士の溶接などによる接合部位となっている。
本形態によっても、上記形態と同様の効果が奏される。本形態によれば、接続部位X2,Y2,Z2が増えるものの、外側巻線37が最外層及び第2層に位置し、内側巻線38が第3層及び第4層に位置する。したがって、上記形態と比較してその効果が際立つ。
なお、本形態における固定子30が[特許請求の範囲]の「固定子」を構成し、スロット33が「スロット」を構成し、回転子20が「回転子」を構成し、回転電機1が「回転電機」を構成する。また、巻線32が「巻線」を構成し、外側巻線37が「外側巻線」を構成し、内側巻線38が「内側巻線」を構成し、巻線32の連結部位Xc,Yc,Zcが「連結部位」を構成する。さらにまた、絶縁部材34が「絶縁部材」を構成し、スロットインシュ35が「径内側絶縁部材」を構成し、ウェッジ36が「径外側絶縁部材」を構成する。
以上、本発明は、上記形態に何等限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施できる。
(イ)上記形態では、スター結線について説明した。これに対し、デルタ結線では、中性点の概念がないが、端末から離れた部位では平均電位が小さくなるため、当該平均電位が小さくなる部位から外側巻線への連結部位までを内側巻線として同様に構成することができる。
(ロ)例えば、図15に示す固定子301を採用してもよい。この場合、固定子コア311は、径方向内側に位置する内コア311a、及び、内コア311aの径方向外側の開口を閉塞するように軸方向にスライドして取り付けられる外コア311bとで形成されている。これにより、固定子コア311には、軸方向に延びる複数のスロット331が等間隔で周方向に並んで形成される。また、上記形態と同様に、スロットの周方向の幅をみると、径方向内側から径方向外側へ向かうにつれて漸増している。具体的には、最内周側の幅Wiに対し最外周側の幅Woが1.1〜1.5倍程度となっている。
図15では、スロット収容部32aと固定子コア311との間に、絶縁部材341が配置されている。絶縁部材341は、径方向内側に位置するスロットインシュ351及び径方向外側に位置するウェッジ361からなる。スロットインシュ351及びウェッジ361はともに、断面「コ」字状の板状部材である。このとき、「コ」字状の内側にスロット収容部32aが配置されている。
ここで特に、スロットインシュ351は、スロット331の最内周側に底部351aを有し、スロット331の側面に沿って径外方向へ折り曲げられている。一方、ウェッジ361は、最外周側に底部361aを有し、スロット331の側面に沿って折り曲げられ、その端部361bが、スロットインシュ351の端部351bの内側に配置されている。これにより、スロット331の径方向外側では絶縁部材341が2重になっている。
このような絶縁部材341にて構成される固定子301であっても、上記形態と同様、巻線32が周方向にずれることを低減できる。
ここでは、固定子301が[特許請求の範囲]の「固定子」を構成し、絶縁部材341が「絶縁部材」を構成し、スロットインシュ351が「径内側絶縁部材」を構成し、ウェッジ361が「径外側絶縁部材」を構成する。
(ハ)上記形態では巻線32が平角線であったが、本発明の参考形態として、断面円形の巻線を採用した場合を説明する。例えば図16に示すように、断面積の小さな丸線が束になって巻回されるような固定子302であっても、スロット332の最外周に内側巻線群382を配置し、内周側に外側巻線群372を配置するようにすれば、上記形態と同様の効果が奏される。
1:回転電機、10:ハウジング、10a,10b:ハウジング部材、20:回転子、21:回転軸、30:固定子、31:固定子コア、31a:内コア、31b:外コア、32:巻線、32a:スロット収容部、32b:ターン部、32c:クランク部、32u:U相巻線、32v:V相巻線、32w:W相巻線、33:スロット、34:絶縁部材、35:スロットインシュ、35a:底部、35b:端部、36:ウェッジ、36a:底部、36b:端部、36c:突起部、37:外側巻線、38:内側巻線、300,301,302:固定子、310,311:固定子コア、311a:内コア、311b:外コア、320:巻線、320a:スロット収容部、330,331,332:スロット、341:絶縁部材、351:スロットインシュ、351a:底部、351b:端部、361:ウェッジ、361a:底部、361b:端部、372:外側巻線群、382:内側巻線群

Claims (8)

  1. 周方向に複数のスロットを有する固定子コアと、
    線材により形成され、径方向において層をなすよう前記スロットを挿通するスロット収容部、及び、前記スロットの外部で前記スロット収容部同士を接続するターン部を有する巻線と、
    前記スロットに配置され、軸方向に垂直な断面における形状が「コ」字状で、前記「コ」字状の内側部分に前記スロット収容部を収容する絶縁部材と、
    を備え、
    各相を形成する巻線の途中に連結部位を設定し、前記連結部位よりも端末側を外側巻線とし、前記連結部位よりも内側を内側巻線としたとき、前記複数のスロットのうち少なくとも一つには、径方向における最外層に、前記内側巻線が配置されており、
    前記スロットは、径方向内側から径方向外側へ向かうにつれて、周方向の幅が漸増しており、
    前記巻線の軸方向に垂直な断面である横断面における形状は、長方形であり、
    前記スロット収容部は、前記スロット内に径方向一列に並んで配置されており、
    前記絶縁部材は、前記断面において外側へ開口する径内側絶縁部材と、前記断面において内側へ開口する径外側絶縁部材とを有しており、
    前記径内側絶縁部材と前記径外側絶縁部材との両端部は、径方向に沿って延び、径方向外側部分で重なっていること
    を特徴とする固定子。
  2. 請求項に記載の固定子において、
    前記径内側絶縁部材は、その端部が前記「コ」字状の内側へ折り返されていること
    を特徴とする固定子。
  3. 請求項1または2に記載の固定子において、
    前記スロットの径方向最内周側の幅Wiに対する径方向最外周側の幅Woの比は、1.1〜1.5倍であること
    を特徴とする固定子。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の固定子において、
    前記複数の全てのスロットで、径方向における最外層に、前記内側巻線が配置されていること
    を特徴とする固定子。
  5. 請求項4に記載の固定子において、
    前記内側巻線は前記スロットの径方向外側に径方向に並べて配置され、前記外側巻線は前記スロットの径方向内側に径方向に並べて配置されていること
    を特徴とする固定子。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の固定子において、
    記スロット収容部は、前記横断面における長辺が径方向に垂直になっていること
    を特徴とする固定子。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の固定子において、
    前記内側巻線は、前記連結部位からスター結線における中性点までであること
    を特徴とする固定子。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の固定子と、
    前記固定子の径方向内側に配置され、交互に異なる磁極を周方向に有する回転子と、
    を備えたことを特徴とする回転電機。
JP2010001960A 2010-01-07 2010-01-07 固定子、及び、当該固定子を用いた回転電機 Active JP5477631B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001960A JP5477631B2 (ja) 2010-01-07 2010-01-07 固定子、及び、当該固定子を用いた回転電機
US12/984,777 US8610326B2 (en) 2010-01-07 2011-01-05 Stator designed to minimize leakage current and electric rotating machine using same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001960A JP5477631B2 (ja) 2010-01-07 2010-01-07 固定子、及び、当該固定子を用いた回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011142742A JP2011142742A (ja) 2011-07-21
JP5477631B2 true JP5477631B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=44224295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010001960A Active JP5477631B2 (ja) 2010-01-07 2010-01-07 固定子、及び、当該固定子を用いた回転電機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8610326B2 (ja)
JP (1) JP5477631B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5839295B2 (ja) * 2013-09-04 2016-01-06 株式会社デンソー 回転電機の固定子
JP2015073386A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 トヨタ自動車株式会社 回転電機のステータ
JP6565756B2 (ja) * 2016-03-25 2019-08-28 株式会社デンソー 回転電機駆動システム
CN109155561B (zh) * 2016-06-28 2020-10-27 日立汽车系统株式会社 旋转电机的定子
CN109586464B (zh) * 2017-09-29 2021-11-12 比亚迪股份有限公司 定子组件、电机和车辆
JP7128702B2 (ja) * 2018-09-25 2022-08-31 株式会社Soken 回転電機
DE102020215913A1 (de) 2020-12-15 2022-06-15 Valeo Siemens Eautomotive Germany Gmbh Statorkern, Anordnung mit einem Statorkern und mit Nutauskleidungen, Stator, elektrischer Maschine und Fahrzeug

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6137201A (en) * 1997-05-26 2000-10-24 Denso Corporation AC generator for vehicles
WO1998054822A1 (fr) * 1997-05-26 1998-12-03 Denso Corporation Alternateur pour vehicule
JP3621635B2 (ja) * 2000-08-10 2005-02-16 三菱電機株式会社 回転電機
JP3858698B2 (ja) * 2002-01-11 2006-12-20 株式会社デンソー 車両用交流発電機
US6787961B2 (en) * 2002-12-19 2004-09-07 Visteon Global Technologies, Inc. Automotive alternator stator assembly with varying end loop height between layers
JP3590623B2 (ja) * 2002-05-23 2004-11-17 三菱電機株式会社 車両用交流回転電機
JP4042676B2 (ja) * 2003-10-20 2008-02-06 株式会社デンソー 回転電機用電機子
WO2005107040A1 (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 回転電機
JP2006211810A (ja) 2005-01-27 2006-08-10 Denso Corp セグメント連接型回転電機
JP2007221859A (ja) 2006-02-14 2007-08-30 Denso Corp 回転電機
JP4697545B2 (ja) * 2006-03-31 2011-06-08 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ステータ及び回転電機
JP4688003B2 (ja) 2007-03-05 2011-05-25 株式会社デンソー 回転電機の固定子およびそれを用いた回転電機
JP2008253063A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Aisin Aw Co Ltd モータ用ステータ及びその製造方法
JP4396761B2 (ja) * 2007-11-26 2010-01-13 株式会社デンソー 回転電機の固定子および回転電機
JP5167939B2 (ja) * 2008-05-12 2013-03-21 株式会社デンソー 回転電機のコイル組立体製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8610326B2 (en) 2013-12-17
US20110163625A1 (en) 2011-07-07
JP2011142742A (ja) 2011-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5477631B2 (ja) 固定子、及び、当該固定子を用いた回転電機
US7091645B2 (en) Concentrated-winding type stator coil unit for rotary electric machine
JP4396761B2 (ja) 回転電機の固定子および回転電機
JP5757282B2 (ja) 固定子および回転電機
JP5896250B2 (ja) 回転電機の固定子
JP5918353B2 (ja) 回転電機のステータ構造
JP4582230B2 (ja) 回転電機の固定子および回転電機
JP5306411B2 (ja) 回転電機
JP5789570B2 (ja) ステータ
US11075559B2 (en) Stator of rotating electric machine
JP6126147B2 (ja) 3相交流電動機
JP6044382B2 (ja) マルチギャップ型回転電機
JP5743162B2 (ja) 固定子および回転電機
JP5267595B2 (ja) 回転電機ステータ
JP2009131092A (ja) 回転電機の固定子および回転電機
JP5915149B2 (ja) 3相回転電機の波巻き巻線
CN110445268B (zh) 用于旋转电机的定子
JP5232547B2 (ja) 回転電機
JPWO2013145977A1 (ja) 回転電機
JP2009005464A (ja) 多相分布巻回転電機の相間相内絶縁紙、相間相内絶縁紙を含む3相分布巻回転電機、相間相内絶縁紙を備える3相分布巻回転電機の製造方法
JP5888179B2 (ja) 回転電機の固定子
JP6310976B2 (ja) 回転電機のステータ
JP2009033831A (ja) モータ用ステータ
JP4120496B2 (ja) 回転電機
JP2016025765A (ja) 回転電機の固定子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120229

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140129

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5477631

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250