JP5477474B2 - 伝送装置、伝送方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数のクライアント信号を他の装置に伝送する伝送装置、伝送方法、及びプログラムに関する。
OTN(Optical Transport Network)伝送方式のOTNハイアラキでは、様々な多重階梯が定義されている。伝送装置は、これら様々な多重階梯に対応できるものであることが望まれる。伝送装置のインタフェースのそれぞれに、異なる多重階梯を選択する機能を備えさせる場合、インタフェースのそれぞれが、異なるODU(Optical Data Unit)フレーム毎の通信速度を周波数再生するためのクロック回路、多重階梯毎の多重分離回路、及びスタッフ回路を備える必要がある。特にOTN通信方式では、ODUフレーム毎に通信周波数が微妙に異なる(非同期通信)ため、オシレータPLL(Phase Locked Loop)回路を別々に備える必要がある。このため、異なる多重階梯を選択する機能を有する伝送装置は、回路が複雑となり、伝送装置のコスト及び消費電力が増大してしまうという問題がある。
そのため、一般的な伝送装置は、予め定められた多重階梯に対する回路のみをそれぞれのインタフェースに備えることで、回路量を削減している。
また、伝送装置は、現用のインタフェースの故障に対応するために、予備のインタフェースを備え、現用のインタフェースの故障時に予備のインタフェースに切り替える通信路切替制御を行うことが望ましい。
一般的な伝送装置は、以下に示す処理を行うことで、通信路切替制御を実施している。
伝送装置は、現用インタフェースのそれぞれに対応する予備インタフェースを備え、切替元の伝送装置と切替先の伝送装置との通信制御状態が合致するよう制御する。また、切替元の伝送装置は、1つのクライアント信号を複数の同一信号に複製し、これを現用インタフェース及び予備インタフェースに出力し、切替先の伝送装置は、現用系と予備系の何れのインタフェースが受信した信号を利用するか選択する。
また、特許文献1には、複数種別のクライアント信号を特定の形式のフレームにマッピングし、当該信号を時分割多重することで経路切替を行う技術が開示されている。
また、特許文献2には、複数種別のクライアント信号のビットレートをデジタルフレームに収容可能なビットレート範囲にする技術が開示されている。
特開2008−113344号公報 特開2008−177773号公報
しかしながら、上述したような通信路切替制御手法を適用する場合、現用インタフェース1つに対して少なくとも1つの予備インタフェースを備える必要がある。そのため、伝送装置が備える予備インタフェースの数が多くなり、伝送装置のコスト及び消費電力が増大してしまうという問題があった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、複数のクライアント信号をODUフレームに多重して他の装置に送信する伝送装置であって、入力したクライアント信号をペイロード部分に収容した、所定の形式のODUフレームである収容フレームを生成する収容部と、前記収容部が入力したクライアント信号の種別に関連付けて、当該クライアント信号を時分割多重させる多重部の識別情報を記憶する記憶部と、前記収容部が生成した収容フレームを、前記記憶部が当該収容フレームの形式に関連付けて記憶する識別情報が示す前記多重部に出力するクロスコネクト部と、前記クロスコネクト部から入力された収容フレームを所定の形式のODUフレームである伝送フレームに時分割多重する複数の前記多重部と、前記多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信する伝送フレーム送信部と、前記多重部の何れか1つが故障した場合に、前記クロスコネクト部から入力された収容フレームを所定の形式の伝送フレームに時分割多重する予備多重部と、前記予備多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信する予備伝送フレーム送信部と、を備え、前記クロスコネクト部は、前記多重部の何れか1つが故障した場合、前記収容部が生成した収容フレームのうち、形式が、前記故障した多重部の識別情報に関連付けて前記記憶部が記憶する収容フレームの形式と合致するものを、前記予備多重部に出力することを特徴とする。
また、本発明は、クライアント信号の種別毎に、当該クライアント信号が収容されたODUフレームである収容フレームを時分割多重する多重部の識別情報を記憶する記憶部を備え、前記クライアント信号を多重して他の装置に送信する伝送装置を用いた伝送方法であって、収容部は、入力したクライアント信号をペイロード部分に収容した、所定の形式の収容フレームを生成し、クロスコネクト部は、前記収容部が生成した収容フレームを、前記記憶部が当該収容フレームの形式に関連付けて記憶する識別情報が示す前記多重部に出力し、複数の前記多重部は、それぞれ前記クロスコネクト部から入力された収容フレームを所定のODUフレームである伝送フレームに時分割多重し、伝送フレーム送信部は、前記多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信し、前記多重部の何れか1つが故障した場合、前記クロスコネクト部は、前記収容部が生成した収容フレームのうち、形式が、前記故障した多重部の識別情報に関連付けて前記記憶部が記憶する収容フレームの形式と合致するものを、予備多重部に出力し、前記予備多重部は、前記クロスコネクト部から入力された収容フレームを、所定の伝送フレームのペイロード部分に時分割多重し、予備伝送フレーム送信部は、前記予備多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信する、ことを特徴とする。
また、本発明は、複数のクライアント信号を多重して他の装置に伝送する伝送装置のコンピュータを、入力したクライアント信号をペイロード部分に収容した、所定の形式のODUフレームである収容フレームを生成する収容部、所定の形式の伝送フレームに前記収容部が生成した収容フレームを時分割多重する複数の多重部、前記多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信する伝送フレーム送信部、前記収容部が生成した収容フレームを、記憶部が当該収容フレームの形式に関連付けて記憶する識別情報が示す前記多重部に出力するクロスコネクト部、前記多重部の何れか1つが故障した場合に、前記収容部によってクライアント信号を収容された収容フレームを、ODUフレームである所定の伝送フレームのペイロード部分に時分割多重する予備多重部、前記予備多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信する予備伝送フレーム送信部として機能させ、前記コンピュータに機能させる前記クロスコネクト部は、前記多重部の何れか1つが故障した場合、前記収容部が生成した収容フレームのうち、形式が、前記故障した多重部の識別情報に関連付けて前記記憶部が記憶する収容フレームの形式と合致するものを、前記予備多重部に出力することを特徴とするプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、出力する複数のデータと、複数のデータのそれぞれに関連する値とを対応付けて記憶し、複数のデータに対応付けられた値の範囲から特定の値の選択を受付けるスライダーバーを表示部に表示させ、表示部に表示されたスライダーバーにより選択される値の入力を受付け、入力部によって入力された値に対応するデータを読出して出力部に出力させるようにしたので、複数件のデータから特定のデータを簡単に選択することを可能とするデータ出力制御装置、データ出力制御方法を提供することができる。
本発明の一実施形態による伝送装置を備える伝送システムの構成を示す概略ブロック図である。 本発明の一実施形態による伝送装置の構成を示す概略ブロック図である。 記憶部が記憶するテーブルの一例を示す図である。 システム側予備インタフェース部の構成を示す概略ブロック図である。 伝送路に障害がない場合における伝送システムの動作を示すシーケンス図である。 伝送路に障害が発生したときの伝送システムの動作を示すフローチャートである。 伝送路に障害が発生した後の伝送システムの動作を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態による伝送装置を備える伝送システムの構成を示す概略ブロック図である。
伝送システムは、一方のクライアント装置群から受信したクライアント信号を、他方のクライアント装置群に送信するシステムである。伝送システムは、光通信路で接続された1対の伝送装置10−1および10−2(以下、伝送装置10−1および10−2を総称する場合は、伝送装置10と表記する)を備え、伝送装置10−1は一方のクライアント装置群に接続され、伝送装置10−2は他方のクライアント装置群に接続される。
伝送装置10は、複数のクライアント側インタフェース部11、クロスコネクト部12、複数のシステム側インタフェース部13、システム側予備インタフェース部14、切替制御部15を備えている。
クライアント側インタフェース部11は、一方のクライアント装置からクライアント信号(例えば、Ethernet(登録商標)信号やSTM信号など)を受信する。、クライアント側インタフェース部11は、受信したクライアント信号をこれに対応するODUフレーム(以下、収容フレームと呼ぶ)に収容してクロスコネクト部12に出力する。また、クライアント側インタフェース部11は、クロスコネクト部12から入力された収容フレームからクライアント信号を再現し、再現されたクライアント信号をクライアント装置に送信する。
クロスコネクト部12は、切替制御部15が記憶する情報に基づいて、クライアント側インタフェース部11とシステム側インタフェース部13との間で、収容フレームの転送処理を行う。
システム側インタフェース部13は、クロスコネクト部12から入力された複数の収容フレームを、より高速なODUフレーム(以下、伝送フレームと呼ぶ)に多重して対向する他方の伝送装置10に伝送する。また、他方の伝送装置10のシステム側インタフェース部13は、対向する伝送装置10から伝送された伝送フレームのペイロード部分から複数の収容フレームを読み出し、それぞれをクロスコネクト部12に出力する。なお、本実施形態では、伝送フレームとしてODU3フレームを用いる。また、システム側インタフェース部13は、通信障害を検出し、切替制御部15に通知する。
システム側予備インタフェース部14は、システム側インタフェース部13と同様に、クロスコネクト部12から入力された複数の収容フレームを伝送フレームに多重して対向する他方の伝送装置10に伝送する。また、システム側インタフェース部13は、対向する伝送装置10から伝送された伝送フレームのペイロード部分から複数の収容フレームを読み出し、それぞれをクロスコネクト部12に出力する。
切替制御部15は、クロスコネクト部12による収容フレームの転送先、及びシステム側予備インタフェース部14の多重・分解機能を切り替える。
図2は、本発明の一実施形態による伝送装置10の構成を示す概略ブロック図である。
クライアント側インタフェース部11は、クライアント信号受信部111、収容部112、展開部113、クライアント信号送信部114を備えている。
クライアント信号受信部111は、クライアント装置からクライアント信号を受信する。
収容部112は、クライアント信号受信部111が受信したクライアント信号を、当該クライアント信号の伝送速度に応じた収容フレームのペイロード部分に収容し、クロスコネクト部12に出力する。
ここで、クライアント信号の伝送速度に応じた収容フレームとは、クライアント信号の伝送速度に最も近く、かつ当該伝送速度以上のペイロード容量を有する形式の収容フレームのことをいう。例えば、1GbpsのEthernet(登録商標)信号は、約1.25Gbpsの帯域を有するODU0フレームに収容される。STM−16信号は、2.5Gbpsの帯域を有するODU1フレームに収容される。さらに、STM−64や10GbpsのEthernet(登録商標)信号は、10Gbpsの帯域を有するODU2フレームに収容される。
このように、クライアント信号を伝送速度に応じた収容フレームに収容することで、クライアント装置から受信したクライアント信号を、同等の速度でクロスコネクト部12に出力することができる。
なお、クライアント側インタフェース部11がクライアント装置から入力されるクライアント信号の伝送速度及び収容フレームの形式は、クライアント側インタフェース部11毎に異なる。例えば、あるクライアント側インタフェース部11は、クライアント装置から1GbpsのEthernet(登録商標)信号などの1.25Gbps以下の帯域を有する信号が入力され、その入力された信号をODU0フレームに収容する。
他方、あるクライアント側インタフェース部11は、クライアント装置からSTM−16信号などの1.25Gbps以上2.5Gbps以下の帯域を有する信号が入力され、その入力された信号をODU1フレームに収容する。
また、あるクライアント側インタフェース部11は、クライアント装置からSTM−64信号などの2.5Gbps以上5Gbps以下の帯域を有する信号が入力され、その入力された信号をODU2フレームに収容する。
このように、クライアント側インタフェース部11に入力される信号の種別及び収容フレームの形式を限定することで、クライアント側インタフェース部11の構成を簡略化することができ、製造コストを抑えることが出来る。
システム側インタフェース部13は、多重部131、伝送フレーム送信部132、伝送フレーム受信部133、分離部134を備える。
多重部131は、クロスコネクト部12から入力された収容フレームを、伝送フレームに時分割多重する。なお、システム側インタフェース部13で多重される収容フレームの形式は予め所定の形式に決められている。多重部131はその所定の形式の収容フレームを伝送フレームに多重する機能のみを有する。具体的には、あるシステム側インタフェース部13に入力される収容フレームがODU1フレームである場合、多重部131は、ODU1フレームを伝送フレームであるODU3フレームに多重するために必要なオーバーヘッドを付加するオーバーヘッド付加部と、オーバーヘッドを付加したODU1フレームをODU3フレームに多重する多重処理部とを備えている。しかし、多重部131は、ODU0フレームにオーバーヘッドを付加する機能や、ODU0フレームをODU3フレームに多重する機能を備えていない。このように、多重部131の機能を、システム側インタフェース部13に入力される伝送フレームの形式に対応するものに限定することで、システム側インタフェース部13の構成を簡略化することができ、製造コストを抑えることができる。
伝送フレーム送信部132は、多重部131が生成した伝送フレームを対向する伝送装置10の、対応するシステム側インタフェース部13に送信する。
伝送フレーム受信部133は、対向する伝送装置10の、対応するシステム側インタフェース部13から伝送フレームを受信する。また、伝送フレーム受信部133は、通信の障害を検知し、切替制御部15に通信の障害を通知する。
分離部134は、伝送フレーム受信部133が受信した伝送フレームから収容フレームを分離する。なお、多重部131と同様に、システム側インタフェース部13が受信する伝送フレームに含まれる収容フレームの形式は予め所定の形式に決められており、分離部134は伝送フレームからその所定の形式の収容フレームを分離する機能のみを有する。
システム側予備インタフェース部14は、予備多重部141、予備伝送フレーム送信部142、予備伝送フレーム受信部143、予備分離部144、多重分離マップ切替制御部145を備えている。
予備多重部141は、クロスコネクト部12から入力された収容フレームを、伝送フレームに時分割多重する。なお、予備多重部141は、システム側インタフェース部13がサポートする形式の収容フレームを伝送フレームに多重する機能を有する。具体的には、あるシステム側インタフェース部13に入力される収容フレームがODU1フレームであり、別のシステム側インタフェース部13に入力される収容フレームがODU0フレームである場合、多重部141は、ODU1フレームを伝送フレームであるODU3フレームに多重する機能とODU0フレームを伝送フレームであるODU3フレームに多重する機能とを有する。
予備伝送フレーム送信部142は、予備多重部141が生成した伝送フレームを、対向する伝送装置10のシステム側予備インタフェース部14に送信する。
予備伝送フレーム受信部143は、対向する伝送装置10のシステム側予備インタフェース部14から伝送フレームを受信する。
予備分離部144は、予備伝送フレーム受信部143が受信した伝送フレームから収容フレームを分離する。なお、予備分離部144は、予備多重部141と同様に、システム側インタフェースがサポートする形式の伝送フレームから収容フレームを分離する機能を有する。
多重分離マップ切替制御部145は、切替制御部15から多重処理及び分離処理の対象となる伝送フレームの形式(ODU0フレーム、ODU1フレーム、またはODU2フレーム)を入力し、予備多重部141、予備分離部144に当該形式の伝送フレームに対する多重処理及び分離処理を命令する。
切替制御部15は、障害検出部151、記憶部152、クロスコネクト切替部153、多重分離切替部154を備える。
障害検出部151は、システム側インタフェース部13から通信障害の通知を受けることで障害を検出し、障害が発生したシステム側インタフェース部13を特定するシステム側インタフェースIDをクロスコネクト切替部153及び多重分離切替部154に出力する。
図3は、記憶部152が記憶するテーブルの一例を示す図である。
記憶部152は、クライアント側インタフェース部11を特定するクライアント側インタフェースIDと当該クライアント側インタフェース部11が出力する収容フレームのタイムスロットとの組に関連付けて、当該収容フレームのペイロード容量、当該収容フレームを時分割多重させるシステム側インタフェース部13のシステム側インタフェースID、及び当該システム側インタフェース部13に収容フレームを出力する際のタイムスロットを記憶する。
クロスコネクト切替部153は、障害検出部151から入力されたシステム側インタフェースIDに関連付けられたクライアント側インタフェースIDと、タイムスロットとの組が示す収容フレームを、システム側予備インタフェース部14へ送信するように切り替えさせるクロスコネクト切替命令を、クロスコネクト部12に出力する。
多重分離切替部154は、障害検出部151から入力されたシステム側インタフェースIDに関連付けられた形式の収容フレームを時分割多重・分離させる多重分離切替命令を、システム側予備インタフェース部14に出力する。
そして、伝送装置10が上記構成を備えることで、収容部112は、入力したクライアント信号をペイロード部分に収容した、所定の形式の収容フレーム(ODU1フレーム、ODU2フレーム、またはODU3フレーム)を生成し、クロスコネクト部12は、収容部112が生成した収容フレームを、記憶部152が当該収容フレームの形式に関連付けて記憶する識別情報が示す多重部131に出力する。そして、複数の多重部131は、それぞれクロスコネクト部12から入力された収容フレームを時分割多重し、伝送フレーム送信部132は、多重部131が多重した伝送フレームを他の装置に送信する。
また、多重部131の何れか1つが故障した場合、クロスコネクト部12は、収容部112が生成した収容フレームのうち、形式が、故障した多重部131の識別情報に関連付けて記憶部152が記憶する収容フレームの形式と合致するもの(収容フレーム)を、予備多重部141に出力する。そして、予備多重部141は、クロスコネクト部12から入力された収容フレームを、所定の伝送フレームのペイロード部分に時分割多重し、予備伝送フレーム送信部142は、予備多重部141が多重した伝送フレームを他の装置に送信する。
これにより、伝送装置10は、多重部131と予備多重部141とを一対一に備える必要がないので、伝送装置10に備える予備系通信路の数を削減することができる。
図4は、システム側予備インタフェース部14の構成を示す概略ブロック図である。
システム側予備インタフェース部14の予備多重部141は、収容フレーム受信部1410と収容フレーム多重部1420とを備えている。
収容フレーム受信部1410は、クロスコネクト部12を介してクライアント側インタフェース部11から収容フレームを受信する。
収容フレーム多重部1420は、収容フレーム受信部1410が受信した収容フレームを伝送フレームに多重して予備伝送フレーム送信部142に出力する。
収容フレーム受信部1410は、複数のタイミング同期部1411を備えている。
タイミング同期部1411は、各クライアント側インタフェース部11に対応して備えられており、各クライアント側インタフェース部11から送信される信号と同期して収容フレームの受信を行う。
収容フレーム多重部1420は、多重方法切替部1421、複数のオーバーヘッド付加部1422(ODU03付加部1422−1、ODU13付加部1422−2、ODU23付加部1422−3)、多重処理部1423を備えている。
多重方法切替部1421は、多重分離マップ切替制御部145から、多重処理の対象となる伝送フレームの形式を示す多重命令を入力し、当該多重命令が示す伝送フレームに対応するオーバーヘッド付加部1422に、収容フレーム受信部1410から入力された伝送フレームを出力する。
ODU03付加部1422−1は、ODU0フレームをODU3フレームに多重する際に必要となるオーバーヘッドを付加する。収容フレーム多重部1420は、少なくとも、各システム側インタフェース部13に入力されるODU0フレームの数のうち最も多いものと同数のODU03付加部1422−1を備えている。
ODU13付加部1422−2は、ODU1フレームをODU3フレームに多重する際に必要となるオーバーヘッドを付加する。収容フレーム多重部1420は、少なくとも、各システム側インタフェース部13に入力されるODU1フレームの数のうち最も多いものと同数のODU13付加部1422−2を備える。
ODU23付加部1422−3は、ODU2フレームをODU3フレームに多重する際に必要となるオーバーヘッドを付加する。収容フレーム多重部1420は、少なくとも、各システム側インタフェース部13に入力されるODU2フレームの数のうち最も多いものと同数のODU23付加部1422−3を備える。
多重処理部1423は、多重分離マップ切替制御部145から入力された多重命令に従って、オーバーヘッド付加部1422から出力された伝送フレームを時分割多重し、予備伝送フレーム送信部142に出力する。
システム側予備インタフェース部14の予備分離部144は、収容フレーム分離部1430と収容フレーム送信部1440とを備える。
収容フレーム分離部1430は、予備伝送フレーム受信部143が受信した伝送フレームを複数の収容フレームに分離し、収容フレーム送信部1440に出力する。
収容フレーム送信部1440は、クロスコネクト部12を介してクライアント側インタフェース部11へ収容フレームを送信する。
収容フレーム分離部1430は、分離処理部1431、複数のオーバーヘッド除去部1432(ODU30除去部1432−1、ODU31除去部1432−2、ODU32除去部1432−3)、分離方法切替部1433を備える。
分離処理部1431は、予備伝送フレーム受信部143から入力された伝送フレームを複数のODUフレームに分離する。また、分離処理部1431は、多重分離マップ切替制御部145から、分離処理の対象となる収容フレームの形式を示す分離命令を入力し、分離命令が示す収容フレームに対応するオーバーヘッド除去部1432に対応する伝送フレームを出力する。
ODU30除去部1432−1は、分離処理部1431から入力されたODU0フレームから伝送フレームに多重するために必要なオーバーヘッドを除去する。収容フレーム分離部1430は、少なくとも、各システム側インタフェース部13が出力するODU0フレームの数のうち最も多いものと同数のODU30除去部1432−1を備える。
ODU31除去部1432−2は、分離処理部1431から入力されたODU1フレームから伝送フレームに多重するために必要なオーバーヘッドを除去する。収容フレーム分離部1430は、少なくとも、各システム側インタフェース部13が出力するODU1フレームの数のうち最も多いものと同数のODU31除去部1432−2を備える。
ODU32除去部1432−3は、分離処理部1431から入力されたODU2フレームから伝送フレームに多重するために必要なオーバーヘッドを除去する。収容フレーム分離部1430は、少なくとも、各システム側インタフェース部13が出力するODU2フレームの数のうち最も多いものと同数のODU32除去部1432−3を備える。
分離方法切替部1433は、多重分離マップ切替制御部145から、分離命令を入力し、当該分離命令が示す収容フレームに対応するオーバーヘッド除去部1432から収容フレームを入力し、当該収容フレームを収容フレーム送信部1440に出力する。
収容フレーム送信部1440は、複数のタイミング同期部1441を備える。
タイミング同期部1441は、各クライアント側インタフェース部11に対応して備えられており、各クライアント側インタフェース部11に送信する収容フレームに対応する周波数の搬送波を再生し、当該搬送波に乗せて収容フレームを送信する。
なお、図4に示すように、システム側予備インタフェース部14の収容フレーム多重部1420は、あらゆる多重階梯に対応できるよう、伝送装置10で用いる多重階梯に対応するオーバーヘッド付加部1422及びオーバーヘッド除去部1432を備えている。他方、システム側インタフェース部13は、伝送装置10の回路の複雑化を防止する目的から、自身が扱う多重階梯に対応するオーバーヘッド付加部及びオーバーヘッド除去部のみを備える。
次に、上記構成を有する伝送システムの動作について説明する。ここでは、伝送装置10−1に接続されたクライアント装置が伝送装置10−2に接続されたクライアント装置にデータを送信する場合を例として説明する。
図5は、伝送路に障害がない場合における伝送システムの動作を示すシーケンス図である。
まず、クライアント装置が伝送装置10−1にクライアント信号を送信すると、伝送装置10−1のクライアント側インタフェース部11のクライアント信号受信部111は、それぞれ接続されたクライアント装置からクライアント信号を受信し(ステップS1)、収容部112に出力する。次に、収容部112は、クライアント信号受信部111から入力されたクライアント信号を、収容フレームのペイロード部分に収容し(ステップS2)、クロスコネクト部12に出力する。
次に、クロスコネクト部12は、切替制御部15の記憶部152が記憶するテーブルを参照し、クライアント側インタフェース部11のそれぞれから入力された収容フレームを、当該クライアント側インタフェース部11のクライアント側インタフェースIDに関連付けられたシステム側インタフェースIDが示すシステム側インタフェース部13に出力する(ステップS3)。
次に、システム側インタフェース部13の多重部131は、クロスコネクト部12から入力された複数の収容フレームを伝送フレームのペイロード部分に時分割多重し(ステップS4)、伝送フレーム送信部132に出力する。次に、伝送フレーム送信部132は、多重部131から入力された伝送フレームを、伝送装置10−2に送信する(ステップS5)。
伝送装置10−1が伝送フレームを送信すると、伝送装置10−2のシステム側インタフェース部13の伝送フレーム受信部133は、伝送装置10−1から伝送フレームを受信し(ステップS6)、分離部134に出力する。次に、分離部134は、伝送フレーム受信部133から入力された伝送フレームから収容フレームを分離し(ステップS7)、クロスコネクト部12に出力する。
次に、クロスコネクト部12は、切替制御部15の記憶部152が記憶するテーブルを参照し、システム側インタフェース部13のそれぞれから入力された収容フレームを、当該システム側インタフェース部13のシステム側インタフェースIDに関連付けられたクライアント側インタフェースIDが示すクライアント側インタフェース部11に出力する(ステップS8)。
次に、クライアント側インタフェース部11の展開部113は、クロスコネクト部12から入力された収容フレームを展開し、クライアント信号を再現する(ステップS9)。次に、クライアント信号送信部114は、展開部113が再現したクライアント信号を、クライアント装置に送信する(ステップS10)。
上述した処理により、伝送システムは、クライアント装置間のクライアント信号の伝送を行う。
次に、伝送路に障害が発生したときの伝送システムの動作について説明する。
図6は、伝送路に障害が発生したときの伝送システムの動作を示すフローチャートである。
伝送路に障害が発生すると、当該伝送路を介して通信を行う伝送装置10のシステム側インタフェース間での通信ができなくなる。そのため、伝送装置10のシステム側インタフェースの伝送フレーム受信部133は、対向する伝送装置10との通信が出来ないことを検知することで障害の発生を検知し(ステップS11)、切替制御部15の障害検出部151に障害の発生を通知する(ステップS12)。
次に、切替制御部15の障害検出部151は、障害を検出したシステム側インタフェース部13のシステム側インタフェースIDを特定し(ステップS13)、クロスコネクト切替部153と多重分離切替部154とに、当該システム側インタフェースIDを通知する。次に、クロスコネクト切替部153は、通知されたシステム側インタフェースIDに関連付けられたクライアント側インタフェースIDとタイムスロットとを記憶部152から読み出し、障害が発生したシステム側インタフェース部13に転送する収容フレームを特定する(ステップS14)。次に、クロスコネクト切替部153は、特定した収容フレームをシステム側予備インタフェース部14に転送させる転送命令をクロスコネクト部12に出力する(ステップS15)。
また、多重分離切替部154は、通知されたシステム側インタフェースIDに関連付けられた収容フレームの形式を記憶部152から読み出す(ステップS16)。次に、多重分離切替部154は、読み出した形式の収容フレームを時分割多重・分離させる多重分離切替命令をシステム側予備インタフェース部14の多重分離マップ切替制御部145に出力する(ステップS17)。そして、多重分離マップ切替制御部145は、当該多重分離切替命令を、予備多重部141の収容フレーム多重部1420の多重方法切替部1421(図4)及び予備分離部144の収容フレーム分離部1430の分離方法切替部1433に出力する。
これにより、障害が発生したシステム側インタフェース部13に転送されるべき収容フレームをシステム側予備インタフェース部14に転送することができ、また、システム側予備インタフェース部14では、転送された収容フレームを伝送フレームに時分割多重することができる。
次に、伝送路に障害が発生した後の伝送システムの動作について説明する。
図7は、伝送路に障害が発生した後の伝送システムの動作を示すシーケンス図である。
まず、クライアント装置が伝送装置10−1にクライアント信号を送信すると、伝送装置10−1のクライアント側インタフェース部11のクライアント信号受信部111は、それぞれ接続されたクライアント装置からクライアント信号を受信し(ステップS21)、収容部112に出力する。次に、収容部112は、クライアント信号受信部111から入力されたクライアント信号を、収容フレームのペイロード部分に収容し(ステップS22)、クロスコネクト部12に出力する。
次に、クロスコネクト部12は、クライアント側インタフェース部11から入力された収容フレームのうち、ステップS15で切替制御部15のクロスコネクト切替部153から入力された転送命令が示す収容フレームを、システム側予備インタフェース部14に出力する(ステップS23)。また、クロスコネクト部12は、切替制御部15の記憶部152が記憶するテーブルを参照し、他の収容フレームを、当該クライアント側インタフェース部11のクライアント側インタフェースIDに関連付けられたシステム側インタフェースIDが示すシステム側インタフェース部13に出力する(ステップS24)。
ここで、ステップS24でクロスコネクト部12から収容フレームを入力したシステム側インタフェース部13の処理は、上述したステップS4以降の処理と同じである。
ここでは、図4及び図7を参照して、ステップS23でクロスコネクト部12から収容フレームを入力したシステム側予備インタフェースの処理を説明する。
システム側予備インタフェース部14の予備多重部141の収容フレーム受信部1410は、タイミング同期部1411でクロスコネクト部12から出力される収容フレームとの同期を行い(ステップS25)、クロスコネクト部12から当該収容フレームを受信する(ステップS26)。次に、収容フレーム受信部1410は、受信した収容フレームを収容フレーム多重部1420に出力する。
次に、多重方法切替部1421は、多重分離マップ切替制御部145から入力された多重分離切替命令が示す収容フレームの形式を読み出し、当該形式に対応するオーバーヘッド付加部1422に、収容フレーム受信部1410から入力された収容フレームを出力する(ステップS27)。例えば、多重分離切替命令が、8つのODU1フレームを多重させることを示す場合、多重方法切替部1421は、収容フレーム受信部1410から入力された収容フレームを、それぞれ8つのODU13付加部1422−2に出力する。
次に、各オーバーヘッド付加部1422は、伝送フレームに多重するためのオーバーヘッドを入力した収容フレームに付加し(ステップS28)、多重処理部1423に出力する。次に、多重処理部1423は、各オーバーヘッド付加部1422から入力された収容フレームを伝送フレームに時分割多重し(ステップS29)、予備伝送フレーム送信部142に出力する。予備伝送フレーム送信部142は、予備多重部141から入力された伝送フレームを伝送装置10−2に送信する(ステップS30)。
伝送装置10−2の予備伝送フレーム受信部143は、伝送装置10−1から伝送フレームを受信すると(ステップS31)、当該伝送フレームを予備分離部144に出力する。予備分離部144の収容フレーム分離部1430の分離処理部1431は、予備伝送フレーム受信部143から入力された伝送フレームのペイロード部分から、収容フレームを分離する(ステップS32)。次に、分離処理部1431は、多重分離マップ切替制御部145から入力された多重分離切替命令が示す収容フレームの形式を読み出し、当該形式に対応するオーバーヘッド除去部1432に、分離した各収容フレームを出力する(ステップS33)。
次に、各オーバーヘッド除去部1432は、伝送フレームに多重するためのオーバーヘッドを、入力した収容フレームから除去し(ステップS34)、分離方法切替部1433に出力する。次に、分離方法切替部1433は、多重分離マップ切替制御部145から入力された、多重分離命令が示す収容フレームに対応するオーバーヘッド除去部1432から収容フレームを入力し、当該収容フレームを収容フレーム送信部1440に出力する(ステップS35)。
収容フレーム送信部1440のタイミング同期部1441は、分離方法切替部1433から入力された収容フレームの搬送波の再生を行い(ステップS36)、クロスコネクト部12へ当該収容フレームを送信する(ステップS37)。
次に、クロスコネクト部12は、切替制御部15の記憶部152が記憶するテーブルを参照し、システム側インタフェース部13のそれぞれから入力された収容フレームを、当該システム側インタフェース部13のシステム側インタフェースIDに関連付けられたクライアント側インタフェースIDが示すクライアント側インタフェース部11に出力する(ステップS38)。
次に、クライアント側インタフェース部11の展開部113は、クロスコネクト部12から入力された収容フレームを展開し、クライアント信号を再現する(ステップS39)。
次に、クライアント信号送信部114は、展開部113が再現したクライアント信号を、クライアント装置に送信する(ステップS40)。
上述した処理により、伝送システムは、伝送路の障害発生時にも、クライアント装置間のクライアント信号の伝送を行うことができる。
このように、本実施形態によれば、クロスコネクト部12は、複数のシステム側インタフェース部13が接続する伝送路の何れか1つが故障した場合、クライアント側インタフェース部11が生成した収容フレームのうち、形式が、故障したシステム側インタフェースIDに関連付けて記憶部152が記憶する収容フレームの形式と合致する収容フレームを、システム側予備インタフェース部14に出力する。そのため、本発明による伝送装置10は、システム側インタフェース部13とシステム側予備インタフェース部14とを一対一に備える必要がなく、伝送装置10に備える予備系通信路の数を削減することができる。また、クライアント側インタフェース部11が必ずしも複数の多重階梯に対応する多重部を備える必要が無いため、伝送装置10の伝送装置のコスト及び消費電力を抑えることができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述の例に限定されることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態では、システム側インタフェース部13は、特定の形式の収容フレームのみを入力し、当該収容フレームを伝送フレームに多重する機能のみを有する場合を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、システム側インタフェース部13が、複数の形式の収容フレームに、当該収容フレームに応じたオーバーヘッドを付加するオーバーヘッド付加部1422を備えている場合、システム側インタフェース部13は、複数の形式の収容フレームを入力し、当該収容フレームを伝送フレームに多重することができる。
なお、この場合、上述した実施形態よりシステム側インタフェース部13の構成が複雑となる。
また、本実施形態では、システム側予備インタフェース部14が、少なくとも、各システム側インタフェース部13に入力されるODU0フレームの数のうち最も多いものと同数のODU03付加部1422−1を備え、各システム側インタフェース部13に入力されるODU1フレームの数のうち最も多いものと同数、ODU13付加部1422−2を備え、各システム側インタフェース部13に入力されるODU2フレームの数のうち最も多いものと同数のODU23付加部1422−3を備える場合を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、各オーバーヘッド付加部1422がキュー等のバッファ機能を備えている場合、収容フレーム多重部1420は、各オーバーヘッド付加部1422を1つずつ備えていても良い。この場合、多重方法切替部1421は、同じ形式の収容フレームを、当該形式に対応する1つのオーバーヘッド付加部1422に出力し、オーバーヘッド付加部1422は、入力された複数の収容フレームをキューに記憶させる。そして、オーバーヘッド付加部1422は、キューから1つずつ収容フレームを取り出し、各収容フレームにオーバーヘッドを付加する。
上述の例と同様に、各オーバーヘッド除去部1432がキュー等のバッファ機能を備えている場合、収容フレーム分離部1430は、各オーバーヘッド除去部1432を1つずつ備えていても良い。
また、本実施形態では、伝送装置10がシステム側予備インタフェース部14を1つだけ備える場合を説明したが、本発明はこれに限られず、伝送装置10は、システム側予備インタフェース部14を複数備えていても良い。
また、本実施形態では、システム側予備インタフェース部14が複数の異なる収容フレームを多重できる機能を有し、システム側インタフェース部13が複数の異なる収容フレームを多重できる機能を有しない場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、システム側インタフェース部13及びシステム側予備インタフェース部14が複数の異なる収容フレームを多重できる機能を有していても良い。この場合、システム側インタフェース部13をシステム側予備インタフェース部14として機能させることができる。
また、本実施形態では、収容フレームとしてODU0フレーム、ODU1フレーム、ODU2フレームを用い、伝送フレームとしてODU3フレームを用いる場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、ITU−T勧告G.709で定義する如何なるODU帯域多重構成に対しても適用することができる。
上述の伝送装置10は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本願は、2010年9月16日に、日本に出願された特願2010−207541号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
10 伝送装置
10−1 伝送装置
10−2 伝送装置
11 クライアント側インタフェース部
12 クロスコネクト部
13 システム側インタフェース部
14 システム側予備インタフェース部
15 切替制御部
111 クライアント信号受信部
112 収容部
113 展開部
114 クライアント信号送信部
131 多重部
132 伝送フレーム送信部
133 分離部
134 伝送フレーム受信部
141 予備多重部
142 予備伝送フレーム送信部
143 予備分離部
144 予備伝送フレーム受信部
145 多重分離マップ切替制御部
151 障害検出部
152 記憶部
153 クロスコネクト切替部
154 多重分離切替部
1410 収容フレーム受信部
1411 タイミング同期部
1420 収容フレーム多重部
1421 多重方法切替部
1422 オーバーヘッド付加部
1422−1 ODU03付加部
1422−2 ODU13付加部
1422−3 ODU23付加部
1423 多重処理部
1430 収容フレーム分離部
1431 分離処理部
1432 オーバーヘッド除去部
1432−1 ODU30除去部
1432−2 ODU31除去部
1432−3 ODU32除去部
1433 分離方法切替部

Claims (5)

  1. 複数のクライアント信号をODUフレームに多重して他の装置に送信する伝送装置であって、
    入力したクライアント信号をペイロード部分に収容し、所定の形式のODUフレームである収容フレームを生成する収容部と、
    前記収容部が入力したクライアント信号の種別に関連付けて、当該クライアント信号を時分割多重させる多重部の識別情報を記憶する記憶部と、
    前記収容部が生成した収容フレームを、前記記憶部が当該収容フレームの形式に関連付けて記憶する識別情報が示す前記多重部に出力するクロスコネクト部と、
    前記クロスコネクト部から入力された収容フレームを所定の形式のODUフレームである伝送フレームに時分割多重する複数の前記多重部と、
    前記多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信する伝送フレーム送信部と、
    前記多重部の何れか1つが故障した場合に、前記クロスコネクト部から入力された収容フレームを所定の形式の伝送フレームに時分割多重する予備多重部と、
    前記予備多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信する予備伝送フレーム送信部と、
    を備え、
    前記クロスコネクト部は、前記多重部の何れか1つが故障した場合、前記収容部が生成した収容フレームのうち、形式が、前記故障した多重部の識別情報に関連付けて前記記憶部が記憶する収容フレームの形式と合致するものを、前記予備多重部に出力する、
    伝送装置。
  2. 前記収容部は、複数の形式の収容フレームのうち、前記クライアント信号の伝送速度に最も近く、かつ当該伝送速度以上のペイロード容量を有する形式の収容フレームを生成する、
    請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記多重部は、
    前記クロスコネクト部から入力する収容フレームのペイロード容量毎に、当該ペイロード容量を有する収容フレームを前記伝送フレームに時分割多重する際に必要なオーバーヘッドを前記収容フレームに付加するオーバーヘッド付加部を備え、
    前記予備多重部は、
    前記収容部が生成する収容フレームのペイロード容量毎に、当該ペイロード容量を有する収容フレームを前記伝送フレームに時分割多重する際に必要なオーバーヘッドを前記収容フレームに付加するオーバーヘッド付加部を備える、
    請求項2に記載の伝送装置。
  4. クライアント信号の種別毎に、当該クライアント信号が収容されたODUフレームである収容フレームを時分割多重する多重部の識別情報を記憶する記憶部を備え、前記クライアント信号を多重して他の装置に送信する伝送装置を用いた伝送方法であって、
    収容部は、入力したクライアント信号をペイロード部分に収容した、所定の形式の収容フレームを生成し、
    クロスコネクト部は、前記収容部が生成した収容フレームを、前記記憶部が当該収容フレームの形式に関連付けて記憶する識別情報が示す前記多重部に出力し、
    複数の前記多重部は、それぞれ前記クロスコネクト部から入力された収容フレームを所定の形式のODUフレームである伝送フレームに時分割多重し、
    伝送フレーム送信部は、前記多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信し、
    前記多重部の何れか1つが故障した場合、
    前記クロスコネクト部は、前記収容部が生成した収容フレームのうち、形式が、前記故障した多重部の識別情報に関連付けて前記記憶部が記憶する収容フレームの形式と合致するものを、予備多重部に出力し、
    前記予備多重部は、前記クロスコネクト部から入力された収容フレームを、所定の伝送フレームのペイロード部分に時分割多重し、
    予備伝送フレーム送信部は、前記予備多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信する、
    伝送方法。
  5. 複数のクライアント信号をODUフレームに多重して他の装置に伝送する伝送装置のコンピュータを、
    入力したクライアント信号をペイロード部分に収容した、所定の形式のODUフレームである収容フレームを生成する収容部、
    所定の形式の伝送フレームに前記収容部が生成した収容フレームを時分割多重する複数の多重部、
    前記多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信する伝送フレーム送信部、
    前記収容部が生成した収容フレームを、記憶部が当該収容フレームの形式に関連付けて記憶する識別情報が示す前記多重部に出力するクロスコネクト部、
    前記多重部の何れか1つが故障した場合に、前記収容部によってクライアント信号を収容された収容フレームを、ODUフレームである所定の伝送フレームのペイロード部分に時分割多重する予備多重部、
    前記予備多重部が多重した伝送フレームを他の装置に送信する予備伝送フレーム送信部として機能させ、
    前記コンピュータに機能させる前記クロスコネクト部は、前記多重部の何れか1つが故障した場合、前記収容部が生成した収容フレームのうち、形式が、前記故障した多重部の識別情報に関連付けて前記記憶部が記憶する収容フレームの形式と合致するものを、前記予備多重部に出力する、
    プログラム。
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