JP5476884B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents
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これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、帳票の種類を示すマークや記号の印刷を不要とし、イメージデータの伸縮を許容する帳票書式を識別するための帳票書式識別情報及び装置を提供することを目的とし、帳票データの基準となる罫線間隔を求め、該各罫線間隔を基準罫線間隔との比率で置き換えて正規化した結果を登録する書式情報登録手段と、入力データの基準となる罫線間隔を求め、各罫線間隔を基準罫線間隔との比率で置き換えて入力書式情報とする入力書式情報生成手段と、登録書式情報と入力書式情報とを照合し、入力データが登録書式情報中のどの書式であるかを識別する書式識別手段とを有することが開示されている。
請求項1の発明は、記入が行われていない文書の画像を受け付ける第1の画像受付手段と、前記第1の画像受付手段によって受け付けられた画像から記入領域を抽出する第1の記入領域抽出手段と、前記第1の画像受付手段によって受け付けられた画像の特徴量を抽出する第1の特徴量抽出手段と、前記第1の記入領域抽出手段によって抽出された記入領域に関する情報と前記特徴量抽出手段によって抽出された特徴量を記憶する記憶手段を具備し、前記第1の記入領域抽出手段は、前記第1の画像受付手段によって受け付けられた画像を、当該画像中の1文字ずつに該当する画素塊の大きさの平均値のブロックに分割し、該ブロック内に黒画素があるか否かを判定し、黒画素がない隣接するブロックを統合して、統合結果が矩形領域となるように記入領域を抽出することを特徴とする画像処理装置である。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
登録モジュール110は、画像受付モジュール112、記憶モジュール114、記入領域抽出モジュール116、特徴量抽出モジュール118を有している。
また、記入領域抽出モジュール116は、その記入領域の順序を決定してもよい。例えば、横書きの文書の場合、その記入領域の順序が左から右へ、上から下へとなるようにする。そのために、例えば、座標系として、画像の左上角を原点として、右方向へX座標の正方向、下方向にY座標の正方向としたものを用い、記入領域の左上角の座標を代表座標として説明する。代表座標が画像の左上にある記入領域を1番とし、その記入領域の代表座標のY座標と予め定められた範囲内にある記入領域を順に左から右へ(X座標順に)整列し、さらに、前述の範囲外にあり、残りの画像で代表座標が左上にある記入領域を次の順番とし、同様に順序付けを行うようにしてもよい。また、縦書きの文書の場合は、その記入領域の順序が上から下へ、右から左へとなるように、同等の処理を行う。
なお、1つの画素塊として、1文字の画像となる場合が多い。したがって、画素塊の数は文字の数、画素塊の分布は文字の分布に該当することになる。ただし、実際に人間が文字として認識できる画素領域である必要はない。文字の一部分、文字を形成しない画素領域等もあり、何らかの画素の塊であればよい。
記入領域抽出モジュール116によって抽出された記入領域に関する情報としては、例えば、記入領域テーブル300がある。図3は、記入領域テーブル300のデータ構造例を示す説明図である。記入領域テーブル300は、文書として帳票を例示した場合であり、帳票ID欄310、記入領域ID欄320、記入領域位置欄330、記入領域サイズ欄340、順序欄350を有している。
帳票ID欄310は、その帳票を一意に識別する帳票ID(IDentification)を記憶する。
記入領域ID欄320は、その帳票内における記入領域を一意に識別する記入領域IDを記憶する。
記入領域位置欄330は、その記入領域の予め定められた位置(例えば左上角の座標)を記憶する。記入領域位置欄330は、X欄331、Y欄332を有している。X欄331は、X座標を記憶する。Y欄332は、Y座標を記憶する。
記入領域サイズ欄340は、その記入領域のサイズを記憶する。記入領域サイズ欄340は、W欄341、H欄342を有している。W欄341は、その記入領域の幅を記憶する。H欄342は、その記入領域の高さを記憶する。
順序欄350は、その記入領域の順序を記憶する。
帳票ID欄210は、帳票IDを記憶する。
帳票名欄220は、その帳票の名称を記憶する。
サムネイル画像欄230は、その帳票画像のサムネイル画像(縮小画像)又はそのサムネイルが記憶されている位置(ファイル名、URL(Uniform Resource Locator)等)を記憶する。
画像欄240は、その帳票画像又はその帳票画像が記憶されている位置を記憶する。
特徴量A欄250、252、254等は、その帳票画像の特徴量を記憶する。
記入領域削除モジュール132は、記憶モジュール114に記憶されている記入領域に関する情報に基づいて、画像受付モジュール112によって受け付けられた画像からその記入領域を削除する。つまり、記入が施された帳票から記入領域を削除(空白に)して、その帳票のフォームの状態にするものである。ただし、帳票フォーム判定モジュール130の画像受付モジュール112によって受け付けられた帳票の画像は、どのフォームであるのかは、この時点では不明であるので、記入領域テーブル300内の帳票毎にこの削除処理を行う。
また、判定には、1つを選び出すことの他に、複数の候補を抽出すること、その認識の信頼度の高い候補から順に並べること等が含まれる。なお、このように判定の補充的なものも含み、最終的に利用者によって選択、確認等されてもよい。例えば、具体的には、比較した結果、その差分が予め定められた値以下である場合は、その帳票IDを記入された帳票画像のフォームであると認識してもよい。また、その差分が小さい順(一致度が高い順)に、ディスプレイ等の表示装置にその帳票フォームのサムネイル(帳票特徴テーブル200のサムネイル画像欄230)を提示し、利用者の操作に応じて選択してもよい。
記入領域抽出モジュール152は、記憶モジュール114に記憶されている記入領域に関する情報に基づいて、画像受付モジュール112によって受け付けられた画像からその記入領域を抽出する。記入領域削除モジュール132とは逆の処理を行うものである。また、記入領域抽出モジュール152は、フォーム判定モジュール136によって判定された文書の種別に基づいて、記憶モジュール114に記憶されている記入領域に関する情報を取り出し、その記入領域を抽出するようにしてもよい。つまり、帳票フォーム判定モジュール130による処理が終了した後に、記入領域出力モジュール150の処理を行うものである。
出力モジュール156は、順序付モジュール154によって順序付けされた記入領域を出力する。記入領域を出力するとは、例えば、文字認識装置へその記入領域を渡すこと、プリンタ等の印刷装置で印刷すること、ディスプレイ等の表示装置に表示すること、ファックス等の画像送信装置で画像を送信すること、画像データベース等の画像記憶装置へ画像を書き込むこと、メモリーカード等の記憶媒体に記憶すること、他の情報処理装置へ渡すこと等が含まれる。
ステップS400では、登録モジュール110が、登録処理を開始する。
ステップS402では、画像受付モジュール112が、未記入帳票(フォーム)を読み込む。
ステップS404では、記入領域抽出モジュール116が、空白領域(記入領域)を抽出する。空白領域の第1の抽出処理例として、図7、8の例を用いて説明する。
図7(a)に例示する帳票画像(フォーム)700は、ステップS402で読み込まれた画像である。申請書という帳票のフォームであり、各項目名称は記載されているが、記入はされていない。
記入領域抽出モジュール116は、帳票画像(フォーム)700の横方向に計数した黒画素のヒストグラムである投影結果710を生成する。そして、投影結果710の谷部分(横方向に黒画素が予め定められた値以下の部分)の中間で帳票画像(フォーム)700を分割する。つまり、図7(b)に例示するように、帳票画像(フォーム)700を、分割点721と分割点722とを結ぶ線、分割点723と分割点724とを結ぶ線、分割点725と分割点726とを結ぶ線、分割点727と分割点728とを結ぶ線、分割点729と分割点730とを結ぶ線で区切って、6つの領域に分割する。そして、それぞれの領域で縦方向に計数した黒画素のヒストグラムである投影結果711から投影結果716を生成する(図7(c)参照)。
図9(a)に例示する帳票画像(フォーム)800は、ステップS402で読み込まれた画像である。図7(a)に例示した帳票画像(フォーム)700と同じものである。
記入領域抽出モジュール116は、帳票画像(フォーム)800を予め定められたサイズのブロックに分割する。ここで、予め定められたサイズとしては、例えば、帳票画像(フォーム)800内の画素塊のサイズを算出し、その平均サイズに基づいた値のサイズを採用するようにしてもよい。
そして、各ブロック内に黒画素があるか否かを判定する。図9(b)に例示するものは、黒画素がないブロックには斜線をひき、黒画素があるブロックはそのままにしているものである。
次に、黒画素がないブロックを統合して、空白領域を抽出する。例えば、図9(c)に例示するように、黒画素がないブロックで隣接するもの同士を統合して、その統合結果が矩形となるようにして、空白領域を抽出する。ただし、画素塊を囲むのに必要なブロックを統合したサイズ(横書き文書の場合は、その統合したブロック群の高さであり、縦書き文書の場合は、その統合したブロック群の幅)に応じて、空白領域を抽出する。例えば、図9(c)に例示するように、記入領域候補856、857、858は、左側にある画素塊である「住所」、「金額」、「備考」という文字を囲むブロック群(2×2)の高さに応じて抽出したものである。
ステップS408では、記入領域抽出モジュール116が、抽出した領域(ステップS406で削除された領域以外の領域)を確定記入領域として記憶モジュール114(記入領域テーブル300)に保存する。また、ステップS404で抽出した空白領域を記入領域テーブル300に記憶してもよい。その場合、記入領域テーブル300に有効領域情報(フラグ)を記憶する欄を付加して、確定記入領域に対応する、その欄にフラグを立てるようにしてもよい。つまり、その欄のフラグが立っている空白領域を確定記入領域として扱うようにする。
ステップS412では、特徴量抽出モジュール118が、未記入帳票の特徴量を抽出し、記憶モジュール114(帳票特徴テーブル200)に保存する。
ステップS499では、登録モジュール110が、登録処理を終了する。
ステップS500では、帳票フォーム判定モジュール130が、フォーム判定処理を開始する。
ステップS502では、画像受付モジュール112が、記入された帳票を読み込む。
ステップS504では、記入領域削除モジュール132が、記憶モジュール114内に一致度を計算していない登録帳票があるか否かを判断する。ある場合はステップS506へ進み、それ以外の場合はステップS514へ進む。
図11(a)に例示する帳票画像(記入あり)1000は、ステップS502で読み込まれた画像である。申請書という帳票のフォームに記入が施された画像である。
図11(b)に例示する記入領域951から記入領域958は、フォーム判定された帳票の記入領域に基づいて作成されたマスク画像である。そして、このマスク画像を反転した反転マスク画像を生成する。
図11(c)に例示する帳票画像(記入領域削除)1030は、図11(a)の帳票画像(記入あり)1000と図11(b)のマスク画像を反転させた反転マスク画像とを合成した結果の画像である。つまり、記入領域が削除された画像が生成される。
ステップS512では、特徴量抽出モジュール134が、2つの特徴量(記憶モジュール114の帳票特徴テーブル200内の特徴量とステップS510で抽出された特徴量)の一致度を計算し、記憶する。例えば、それぞれの特徴量を比較した差異の逆数を一致度とする。
ステップS514では、フォーム判定モジュール136が、一致度の高い帳票から順に提示する。つまり、ステップS502で読み込まれた画像に類似する記憶モジュール114(帳票特徴テーブル200のサムネイル画像欄230又は画像欄240)内の登録帳票(フォーム)を類似する順に、帳票フォーム判定モジュール130のディスプレイ等の表示装置に表示する。そして、利用者の操作に応じて、登録帳票(フォーム)を確定してもよい。
ステップS599では、帳票フォーム判定モジュール130が、フォーム判定処理を終了する。
ステップS600では、記入領域出力モジュール150が、記入領域の抽出処理を開始する。
ステップS602では、記入領域抽出モジュール152が、フォーム判定モジュール136によるフォーム判定結果を用いて、該当帳票の確定記入領域のマスク画像を作成する。つまり、ステップS502で読み込まれた画像と同じサイズの空画像を用意し、記憶モジュール114内の記入領域テーブル300に記憶されている該当帳票の確定記入領域の情報(記入領域位置欄330、記入領域サイズ欄340)を用いて、その確定記入領域に該当する空画像の領域内を黒画素で埋めた画像をマスク画像として作成する。
図12(a)に例示する帳票画像(記入あり)1000は、ステップS502で読み込まれた画像である。
図12(b)に例示する記入領域951から記入領域958は、フォーム判定された帳票の記入領域に基づいて作成されたマスク画像である。
図12(c)に例示する帳票画像(記入領域)1130は、図12(a)の帳票画像(記入あり)1000と図12(b)のマスク画像とを合成した結果の画像である。つまり、記入領域だけが残された画像が生成される。
ステップS608では、出力モジュール156が、順序付けされた記入領域を出力する。
ステップS699では、記入領域出力モジュール150が記入領域の抽出処理を終了する。
なお、各モジュールの処理内容として背景技術で説明した技術を採用してもよい。
また、前述の実施の形態の説明において、予め定められた値との比較において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
112…画像受付モジュール
114…記憶モジュール
116…記入領域抽出モジュール
118…特徴量抽出モジュール
130…帳票フォーム判定モジュール
132…記入領域削除モジュール
134…特徴量抽出モジュール
136…フォーム判定モジュール
150…記入領域出力モジュール
152…記入領域抽出モジュール
154…順序付モジュール
156…出力モジュール
Claims (5)
- 記入が行われていない文書の画像を受け付ける第1の画像受付手段と、
前記第1の画像受付手段によって受け付けられた画像から記入領域を抽出する第1の記入領域抽出手段と、
前記第1の画像受付手段によって受け付けられた画像の特徴量を抽出する第1の特徴量抽出手段と、
前記第1の記入領域抽出手段によって抽出された記入領域に関する情報と前記特徴量抽出手段によって抽出された特徴量を記憶する記憶手段
を具備し、
前記第1の記入領域抽出手段は、前記第1の画像受付手段によって受け付けられた画像を、当該画像中の1文字ずつに該当する画素塊の大きさの平均値のブロックに分割し、該ブロック内に黒画素があるか否かを判定し、黒画素がない隣接するブロックを統合して、統合結果が矩形領域となるように記入領域を抽出する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 記入が行われた文書の画像を受け付ける第2の画像受付手段と、
前記記憶手段に記憶されている記入領域に関する情報に基づいて、前記第2の画像受付手段によって受け付けられた画像から該記入領域を削除する記入領域削除手段と、
前記記入領域削除手段によって削除された画像から特徴量を抽出する第2の特徴量抽出手段と、
前記第2の特徴量抽出手段によって抽出された特徴量と前記記憶手段に記憶されている特徴量を比較して、前記第2の画像受付手段によって受け付けられた文書の種別を判定する判定手段
を具備することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 記入が行われた文書の画像を受け付ける第3の画像受付手段と、
前記記憶手段に記憶されている記入領域に関する情報に基づいて、前記第3の画像受付手段によって受け付けられた画像から該記入領域を抽出する第2の記入領域抽出手段と、
前記第2の記入領域抽出手段によって抽出された記入領域を順序付けする順序付手段と、
前記順序付手段によって順序付けされた記入領域を出力する出力手段
を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記第2の記入領域抽出手段は、前記判定手段によって判定された文書の種別に基づいて、前記記憶手段に記憶されている記入領域に関する情報を取り出し、該記入領域を抽出する
ことを特徴とする、請求項2に従属する請求項3に記載の画像処理装置。 - コンピュータを、
記入が行われていない文書の画像を受け付ける第1の画像受付手段と、
前記第1の画像受付手段によって受け付けられた画像から記入領域を抽出する第1の記入領域抽出手段と、
前記第1の画像受付手段によって受け付けられた画像の特徴量を抽出する第1の特徴量抽出手段と、
前記第1の記入領域抽出手段によって抽出された記入領域に関する情報と前記特徴量抽出手段によって抽出された特徴量を記憶する記憶手段
として機能させ、
前記第1の記入領域抽出手段は、前記第1の画像受付手段によって受け付けられた画像を、当該画像中の1文字ずつに該当する画素塊の大きさの平均値のブロックに分割し、該ブロック内に黒画素があるか否かを判定し、黒画素がない隣接するブロックを統合して、統合結果が矩形領域となるように記入領域を抽出する
ことを特徴とする画像処理プログラム。
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