JP5475315B2 - コンバインドサイクル発電システム - Google Patents

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Description

本発明は、コンバインドサイクル発電システムに係り、特に、蒸気冷却式ガスタービンを採用するコンバインドサイクル発電システムに関する。
ガスタービン、蒸気タービン、および発電機の各軸が結合して1軸を成す1軸型コンバインドサイクル発電システムなど、ガスタービンサイクルと蒸気タービンサイクルを組み合わせたコンバインドサイクル発電システムにおいては、起動時に蒸気タービン(及び復水器)へ補助蒸気を供給することが不可欠となっており、その用途は、グランド蒸気、脱気蒸気、クーリング蒸気などである。グランド蒸気は、起動時に蒸気タービンにおいてグランドシールを行うために必要な蒸気である。脱気蒸気は、排熱回収ボイラへの給水の脱気を行うために復水器にて必要な蒸気である。クーリング蒸気は、蒸気タービンが風損により過熱されることを防止するのに必要な蒸気である。
ところで、コンバインドサイクル発電システムの分野では、近年、ガスタービンの高温部を冷却する方式として、空冷式ではなく、蒸気冷却式(高圧蒸気タービンから排気される蒸気を利用してガスタービンの高温部を冷却する方式)を採用するものが現れてきた。
蒸気冷却式ガスタービンを採用するコンバインドサイクル発電システムにおいて、補助蒸気を抽気する方法としては、例えば特許文献1に示されるものが知られている。この特許文献1には、排熱回収ボイラ(HRSG)の低圧過熱器から供給される低圧蒸気の少なくとも一部を補助蒸気として使用し、低圧蒸気だけでは補助蒸気供給条件の全てを満足させるのに十分な能力を有しない場合には、蒸気冷却式ガスタービンから排気される使用済みの冷却蒸気の一部をも補助蒸気として使用することが記載されている。
特開2000−199407号公報
しかしながら、特許文献1において補助蒸気の抽気源としている低圧蒸気は、蒸気タービン用のシール蒸気および復水器において脱気を行うための脱気蒸気として使用する場合には問題は無いが、特に1軸型コンバインドサイクル発電システムの起動過程において必要とされる蒸気タービン用のクーリング蒸気に使用する場合には、圧力が不足するという問題がある。また、蒸気冷却式ガスタービンから排気される使用済みの冷却蒸気は、補助蒸気として使用するにはエンタルピが高すぎるため、エンタルピを下げなければならず、そのために多くの減温水を必要とし、エネルギー効率が悪いという問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、蒸気冷却式ガスタービンを採用する1軸型コンバインドサイクル発電システムにおいて補助蒸気として使用するのに適した蒸気を得ることのできるコンバインドサイクル発電システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様によるコンバインドサイクル発電システムは、蒸気冷却式ガスタービン
と、このガスタービンの排ガスの熱を利用して蒸気を発生する排熱回収ボイラと、この排
熱回収ボイラから発生する蒸気により駆動される高圧蒸気タービン、中圧蒸気タービン、
および低圧蒸気タービンを含む蒸気タービンとを備えるコンバインドサイクル発電システ
ムにおいて、前記高圧蒸気タービンから排気される高圧排気蒸気を前記排熱回収ボイラの
再熱器に導く低温再熱系統と、前記低温再熱系統内の高圧排気蒸気の一部を分岐させて前
記蒸気冷却式ガスタービンの冷却用蒸気として供給する冷却蒸気供給系統と、前記蒸気冷
却式ガスタービンを冷却した前記冷却用蒸気を、前記低温再熱系統の前記冷却蒸気供給系
統の分岐点よりも下流側にて当該低温再熱系統に合流させる冷却蒸気回収系統と、前記低
温再熱系統のうち前記冷却蒸気供給系統の分岐部と前記冷却蒸気回収系統の合流点の間に
設けられ、前記高圧排気蒸気のうち、前記蒸気冷却式ガスタービンの冷却用蒸気の量と前
低温再熱系統を流通する蒸気の量との分岐量を調節するガスタービン冷却蒸気流量調節
弁と、前記低温再熱系統のうち前記調節弁よりも下流側で且つ前記冷却蒸気回収系統との
合流点よりも上流側の位置から、他のコンバインドサイクルシステムへ供給される補助蒸
気となる蒸気を抽気する補助蒸気供給系統と、前記補助蒸気を抽気する位置と前記他のコ
ンバインドサイクルシステムとの間に設けられ、前記ガスタービン冷却用蒸気調節弁の開
度に応じて前記補助蒸気抽気量を調節するための系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁とを備え
ることを特徴とする。
本発明の他の態様によるコンバインドサイクル発電システムは、蒸気冷却式ガスタービ
ンと、このガスタービンの排ガスの熱を利用して蒸気を発生する排熱回収ボイラと、この
排熱回収ボイラから発生する蒸気により駆動される高圧蒸気タービン、中圧蒸気タービン
、および低圧蒸気タービンを含む蒸気タービンとを備えるコンバインドサイクル発電シス
テムにおいて、前記高圧蒸気タービンから排気される高圧排気蒸気を前記排熱回収ボイラ
の再熱器に導く低温再熱系統と、前記低温再熱系統内の高圧排気蒸気の一部を分岐させて
前記蒸気冷却式ガスタービンの冷却用蒸気として供給する冷却蒸気供給系統と、前記蒸気
冷却式ガスタービンを冷却した前記冷却用蒸気を前記低温再熱系統の前記冷却蒸気供給
系統の分岐点よりも下流側にて当該低温再熱系統に合流させる冷却蒸気回収系統と、前記
排熱回収ボイラの中圧ドラムより発生する中圧蒸気の一部を前記冷却蒸気供給系統内の前
記冷却用蒸気に合流させる中圧蒸気供給系統と、前記中圧蒸気系統に設けられ、前記中圧
ドラム内部の圧力を制御する中圧主蒸気圧力調節弁と、前記低温再熱系統のうち前記冷却
蒸気供給系統の分岐部と前記冷却蒸気回収系統の合流点の間に設けられ、前記高圧排気蒸
気のうち、前記蒸気冷却式ガスタービンの冷却用蒸気の量と前記低温再熱系統を流通する
蒸気の量との分岐量を調節するガスタービン冷却蒸気流量調節弁と、前記中圧蒸気系統の
うち前記調節弁よりも下流側で且つ前記冷却蒸気供給系統との合流点よりも上流側の位置
から、他のコンバインドサイクルシステムへ供給される補助蒸気となる蒸気を抽気する補
助蒸気供給系統と、前記補助蒸気を抽気する位置と前記他のコンバインドサイクルシステ
ムとの間に設けられ、前記ガスタービン冷却用蒸気調節弁の開度に応じて前記補助蒸気抽
気量を調節するための系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、蒸気冷却式ガスタービンを採用するコンバインドサイクル発電システムにおいて補助蒸気として使用するのに適した蒸気を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係るコンバインドサイクル発電システムの構成の一例を示す系統図。 本発明の第2の実施形態に係るコンバインドサイクル発電システムの構成の一例を示す系統図。 本発明の第1の実施形態および第2の実施形態のそれぞれに示される補助蒸気抽気管の両方を備えたコンバインドサイクル発電システムの構成の一例を示す系統図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
最初に、図1を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコンバインドサイクル発電システムの構成の一例を示す系統図である。
図1に示されるように、この第1の実施形態に係るコンバインドサイクル発電システムは、主な構成要素として、蒸気冷却式ガスタービン1、圧縮機2、蒸気タービン3(高圧蒸気タービン3a,中圧蒸気タービン3b,低圧蒸気タービン3c)、発電機4、燃焼器5、排熱回収ボイラ6、高圧第2過熱器7、再熱器8、高圧第1過熱器9、中圧過熱器10、低圧過熱器11、高圧ドラム12、中圧ドラム13、低圧ドラム14、高圧主蒸気管15、ガスタービン冷却蒸気戻り管16、ガスタービン冷却蒸気供給管17、再熱器入口連絡管18、中圧主蒸気管19、バイパス配管20、中圧主蒸気圧力調節弁21、低温再熱蒸気管22、高温再熱蒸気管23、ガスタービン冷却蒸気流量調節弁24、高圧主蒸気加減弁25、再熱蒸気加減弁26、低圧主蒸気加減弁27、低圧主蒸気管28、補助蒸気抽気管29、系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁30、系列補助蒸気ヘッダ31、補助蒸気供給管32、軸補助蒸気ヘッダ33、脱気蒸気供給弁34、グランド蒸気供給弁35、およびクーリング蒸気供給弁36を有する。
同図からわかるように、本実施形態に係るコンバインドサイクル発電システムは、蒸気冷却式ガスタービン1、圧縮機2、高圧蒸気タービン3a、中圧蒸気タービン3b、低圧蒸気タービン3c、および発電機4の各軸が結合して1軸を成す1軸型コンバインドサイクル発電システムを構成している。
このような1軸型コンバインドサイクル発電システムにおいて、圧縮機2で空気が圧縮されると、圧縮された空気は燃焼器5にて燃料ガスと混合し、この燃料ガスを燃焼させる。これにより燃焼器5から高温高圧ガスが生成され、蒸気冷却式ガスタービン1へと流入する。蒸気冷却式ガスタービン1では、流入した高温高圧ガスのエネルギーを回転エネルギーに変換する。蒸気冷却式ガスタービン1で仕事を終えた高温の排ガスは、排熱回収ボイラ6に導入される。
排熱回収ボイラ6には、蒸気冷却式ガスタービン1の排ガスが導かれる排ガス流路内に、排ガスの上流側から順に、高圧第2過熱器7、再熱器8、高圧第1過熱器9、中圧過熱器10、低圧過熱器11が配置されている。また、排ガス流路の外側には、排ガスの上流側から順に高圧ドラム12,中圧ドラム13,低圧ドラム14が配置され、これら各ドラム12,13および14のそれぞれに対応する位置の排ガス流路内に図示しない蒸発器が配置されている。さらに、各ドラム12,13および14にはそれぞれ、排ガス流路内に配置された図示しない節炭器が接続されており、これらの節炭器から各ドラム12,13および14に給水が供給されるように構成されている。このようにして、高圧ドラム12、中圧ドラム13、低圧ドラム14はそれぞれ高圧蒸気、中圧蒸気および低圧蒸気を供給している。
排熱回収ボイラ6に導入された蒸気冷却式ガスタービン1の排ガスは、高圧第2過熱器7、再熱器8、高圧第1過熱器9、中圧過熱器10、低圧過熱器11、図示しない蒸発器および節炭器の周囲を流れてそれぞれ熱交換を行った後、煙突を経て大気中に放散される。
高圧ドラム12からの蒸気(高圧蒸気)は、高圧第1過熱器9で過熱され、さらに高圧第2過熱器7で過熱された後、高圧主蒸気管15を通り、高圧主蒸気加減弁25を経て高圧蒸気タービン3aに供給され、高圧蒸気タービン3aにて仕事を行う。
高圧蒸気タービン3aにて仕事を行って排気された蒸気(高圧排気蒸気)は、低温再熱系統に排出される。低温再熱系統は、高圧蒸気タービン3aからの高圧排気蒸気が導かれ、その少なくとも一部を排熱回収ボイラ6の再熱器8に導く系統であり、本実施の形態において低温再熱系統は、低温再熱管22、バイパス配管20および再熱器入口連絡管18から構成される。高圧蒸気タービン3aから高圧排気蒸気の残部は、蒸気冷却式ガスタービン1の冷却用蒸気として、冷却蒸気供給系統に導かれる。すなわち、本実施の形態においては、低温再熱蒸気管22に排出された高圧排気蒸気は、蒸気冷却式ガスタービン1に通じるガスタービン冷却蒸気供給管17と蒸気冷却式ガスタービン1をバイパスするバイパス配管20とに分流されており、ガスタービン冷却蒸気供給管17が冷却蒸気供給系統を構成している。なお、本実施の形態に係るコンバインドサイクル発電システムでは、冷却蒸気供給系統であるガスタービン冷却蒸気供給管17を流れる蒸気の流量と、低温再熱系統であるバイパス配管20を流れる蒸気の流量との比率は、例えば「2:1」程度である。バイパス配管20には、ガスタービン冷却蒸気流量調節弁24が設置されている。このガスタービン冷却蒸気流量調節弁24は、蒸気冷却式ガスタービン1の高温部(特定の動静翼など)の冷却に最適な量の蒸気がガスタービン冷却蒸気供給管17を通じて蒸気冷却式ガスタービン1の高温部に導かれるように(すなわち、蒸気冷却式ガスタービン1の冷却には必要とされない余剰の蒸気がバイパス配管20を通じて流れるように)、図示しない制御装置により調整される。
一方、中圧ドラム13からの蒸気(中圧蒸気)は、中圧過熱器10にて過熱された後、中圧蒸気供給系統に導かれる。中圧蒸気供給系統は、中圧主蒸気圧力調節弁21が設置されている中圧主蒸気管19から構成されており、中圧主蒸気管19からの中圧蒸気は前述の高圧蒸気タービン3aから排気されガスタービン冷却蒸気供給管17(すなわち、冷却蒸気供給系統)へ分流されてくる冷却用蒸気と合流し、ガスタービン冷却蒸気供給管17を通り、蒸気冷却式ガスタービン1の高温部に導かれる。なお、本実施の形態に係るコンバインドサイクル発電システムでは、中圧主蒸気管19を流れる中圧蒸気の流量と、低温再熱蒸気管22からガスタービン冷却蒸気供給管17へ分流された冷却用蒸気との比率は、例えば「1:5」程度である。中圧主蒸気管10に設置されている中圧主蒸気圧力調節弁21は、中圧ドラム13内の圧力を一定に制御する。
冷却蒸気供給系統(ガスタービン冷却蒸気供給管17)から蒸気冷却式ガスタービン1の高温部に導かれた冷却用蒸気は当該高温部を冷却する。これにより冷却用蒸気は加熱されて高温となり、冷却蒸気回収系統を構成するガスタービン冷却蒸気戻り管16に導かれる。冷却蒸気回収系統は、蒸気冷却式ガスタービンの高温部を冷却した冷却用蒸気を低温再熱系統に再び合流させるための系統であり、冷却蒸気回収系統を構成するガスタービン冷却蒸気戻り管16は、バイパス配管20のガスタービン冷却蒸気流量調節弁24を経て流れてくる高圧排気蒸気の一部と再熱器入口連絡管18の入口部で合流し、再び合流した高圧排気蒸気の一部と冷却用蒸気(すなわち、冷却蒸気供給系統及び冷却蒸気回収系統に導かれた高圧排気蒸気の残部)は再熱器入口連絡管18を介して排熱回収ボイラ6の再熱器8に導かれる。
再熱器入口連絡管18から再熱器8に導かれた蒸気は、再熱器8にて過熱された後、高温再熱蒸気管23を通り、再熱蒸気加減弁26を経て中圧蒸気タービン3bに供給され、中圧蒸気タービン3bにて仕事を行う。
また、低圧ドラム14で発生した蒸気は、低圧過熱器11にて過熱された後、低圧主蒸気管28を通り、低圧主蒸気加減弁27を経て低圧蒸気タービン3cに導かれる。
中圧蒸気タービン3bにて仕事を行って排気された蒸気は、低圧主蒸気加減弁27を経て流れてくる低圧主蒸気とともに低圧蒸気タービン3cに供給され、低圧蒸気タービン3cにて仕事を行う。
蒸気冷却式ガスタービン1、高圧蒸気タービン3a、中圧蒸気タービン3b、および低圧蒸気タービン3cが回転駆動されると、それらの駆動力によって発電機4も回転駆動され、発電機4により電力が発生される。
このようなコンバインドサイクル発電システムにおいては、起動前に、グランドシールを行うためのグランド蒸気、および、排熱回収ボイラ6への給水の脱気を行うために図示しない復水器に供給する脱気蒸気が必要である。また、特に1軸型コンバインドサイクルにおいては、高圧主蒸気加減弁25および再熱蒸気加減弁26を経て蒸気が導入される前に軸が定格回転数に到達する起動形態に起因して低圧蒸気タービン3cが風損により過熱されることを防止するため、クーリング蒸気が必要である。一般的にはこれが補助蒸気の蒸気圧力や蒸気流量を支配する要素となる。
グランド蒸気、脱気蒸気、およびクーリング蒸気といった個々の用途に共通して使用できる補助蒸気の最適な条件、すなわちエンタルピは決まっており、低すぎると補助蒸気としての役割を十分に果たすことができずまた高すぎると損失の要因となる。図1に示した本実施の形態においては、例えば圧力が約0.7MPa、温度が約220℃程度の蒸気に相当するエンタルピが最適である。
このような補助蒸気の条件を満たす蒸気を得るために、本実施形態では、前述の低温再熱系統内のうちのバイパス配管20に設けられ、低温再熱系統内を流通する蒸気の量を調節する調節弁であるガスタービン冷却蒸気流量調節弁24よりも下流側で、且つ冷却蒸気回収系統であるガスタービン冷却蒸気戻り管16の合流点よりも上流側の位置に、補助蒸気となる蒸気を分流させる補助蒸気抽気管29の一端が接続されており、当該補助蒸気抽気管29が補助蒸気となる蒸気を抽気して系列補助蒸気ヘッダ31側へ供給する補助蒸気供給系統の一部を構成している。なお、バイパス配管20を流れる蒸気の流量に対する、補助蒸気抽気管29側へ分流する蒸気の流量の割合は、例えば、1/6〜1/5の範囲内である。
補助蒸気供給系統を構成する補助蒸気抽気管29により抽気された蒸気は、補助蒸気として系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁30を経て系列補助蒸気ヘッダ31に供給され、さらに補助蒸気供給管32を介して、他のコンバインドサイクルシステムに設置された軸補助蒸気ヘッダ33に供給される。軸補助蒸気ヘッダ33からは、脱気蒸気供給弁34を介して脱気蒸気が供給され、また、グランド蒸気供給弁35を介してグランド蒸気が供給され、また、クーリング蒸気供給弁36を介してクーリング蒸気が供給される。それぞれの用途に対応する補助蒸気が消費されると、軸補助蒸気ヘッダ33の圧力が低下し、ひいては系列補助蒸気ヘッダ31の圧力も低下する。この圧力低下に応じて、系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁30は、図示しない制御装置により開度が増すように調整され、補助蒸気の圧力が所定値に保たれるように調整される。
なお、蒸気冷却式ガスタービン1が起動過程等において余剰蒸気量に余裕がなく、ガスタービン冷却蒸気流量調節弁24の開度が極めて微小の状態にある場合には、そのことを上述の制御装置が検出し、系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁30を全閉(すなわち、インサービス前の状態)にし、蒸気冷却式ガスタービン1の起動過程が進行してガスタービン冷却蒸気流量調節弁24が余裕を持って開弁した後に、系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁30を上述の圧力調整にしたがって開弁(すなわち、インサービス)するように制御することが望ましい。このような制御を行うことにより、蒸気冷却式ガスタービン1の冷却蒸気量が不足する事態に適切に対処することができる。
このように、第1の実施形態によれば、バイパス配管20のうちガスタービン冷却蒸気流量調節弁24よりも下流側で且つガスタービン冷却蒸気戻り管16を流れる蒸気(すなわち、蒸気冷却式ガスタービン1を冷却して排気される蒸気)との合流点よりも上流側の位置から蒸気を抽気する構成とすることにより、補助蒸気として使用するのに適した蒸気を得ることができる。こうして抽気した蒸気は、補助蒸気として使用するのに適した適度な圧力、温度、およびエンタルピを有するため、低圧主蒸気のように圧力が足りなかったり、蒸気冷却式ガスタービンの高温部を冷却して排出された蒸気のようにエンタルピが高すぎたりすることがなく、多量の減温水を必要とすることもないので、高いエネルギー効率を実現することができる。
また、第1の実施形態によれば、補助蒸気として抽気する蒸気は、ガスタービン冷却蒸気流量調節弁24の下流を流れる蒸気であり、上述したように蒸気冷却式ガスタービン1の冷却には必要とされない余剰の蒸気であるため、蒸気冷却式ガスタービン1の冷却蒸気量に大きな影響を与えずに済む。ガスタービン冷却蒸気流量調節弁24が全閉又は極めて微小な開度の場合は、前述の制御を実施することによって、蒸気冷却式ガスタービン1の冷却蒸気量が不足する事態に適切に対処することができる。
また、第1の実施形態によれば、蒸気冷却式ガスタービン1の高温部を冷却して加熱された蒸気は補助蒸気抽気管29に流入しないので、補助蒸気のエンタルピが高すぎるといった問題が生じない。
(第2の実施形態)
次に、図2を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
なお、この第2の実施形態においては、図1に示した第1の実施形態の構成と共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。以下では、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第2の実施形態では、低圧主蒸気よりも高い圧力を有しながら補助蒸気源のエンタルピとして適した蒸気である中圧主蒸気に着目する。
図2は、本発明の第2の実施形態に係るコンバインドサイクル発電システムの構成の一例を示す系統図である。
図1の構成では、補助蒸気の条件を満たす蒸気を得るために補助蒸気供給系統として補助蒸気抽気管29をバイパス配管20のうちガスタービン冷却蒸気流量調節弁24よりも下流側で且つガスタービン冷却蒸気戻り管16との合流点よりも上流側の位置に接続したが、図2の構成における補助蒸気供給系統は、補助蒸気抽気管37としている。
すなわち、補助蒸気の条件を満たす蒸気を得るために、本実施形態では、中圧蒸気系統を構成する中圧主蒸気管19の中圧主蒸気圧力調節弁21よりも下流側で且つ冷却蒸気供給系統を構成するガスタービン冷却蒸気供給管17への合流点よりも上流側の位置に、中圧蒸気を分流させる補助蒸気抽気管37の一端を接続し、当該補助蒸気抽気管37を、補助蒸気となる蒸気を抽気して系列補助蒸気ヘッダ31側へ供給する補助蒸気供給系統の一部として構成している。中圧主蒸気管19を流れる中圧蒸気の流量に対する、補助蒸気抽気管37側へ分流する補助蒸気の流量の割合は、例えば、2/3〜3/4とすることができるが、これより多くすることも可能である。
補助蒸気供給系統を構成する補助蒸気抽気管37により抽気された蒸気は、補助蒸気として系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁38を経て系列補助蒸気ヘッダ31に供給され、さらに補助蒸気供給管32を介して、他のコンバインドサイクルシステムに設置された軸補助蒸気ヘッダ33に供給される。軸補助蒸気ヘッダ33からは、脱気蒸気供給弁34を介して脱気蒸気が供給され、また、グランド蒸気供給弁35を介してグランド蒸気が供給され、また、クーリング蒸気供給弁36を介してクーリング蒸気が供給される。それぞれの用途に対応する補助蒸気が消費されると、軸補助蒸気ヘッダ33の圧力が低下し、ひいては系列補助蒸気ヘッダ31の圧力も低下する。この圧力低下に応じて、系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁38は、図示しない制御装置により開度が増すように調整され、補助蒸気の圧力が所定値に保たれるように調整される。
このように、第2の実施形態によれば、中圧蒸気供給系統のうち中圧主蒸気管19の中圧主蒸気圧力調節弁21よりも下流側で且つ冷却蒸気供給系統である冷却蒸気供給管17との合流点よりも上流側の位置から補助蒸気を抽気する補助蒸気供給系統を設ける構成とすることにより、補助蒸気として使用するのに適した蒸気を得ることができる。こうして抽気した蒸気は、補助蒸気として使用するのに適した適度な圧力、温度、およびエンタルピを有するため、低圧主蒸気のように圧力が足りなかったり、蒸気冷却式ガスタービンの高温部を冷却して排出された蒸気のようにエンタルピが高すぎたりすることがなく、多量の減温水を必要とすることもないので、高いエネルギー効率を実現することができる。
また、第2の実施形態によれば、中圧ドラム13や中圧過熱器10から直接抽気するのではなく、中圧主蒸気圧力調節弁21の下流側にて抽気する構成であるため、中圧ドラム13の内部圧力を急変させてドラム水位の異常上昇を引き起こし、これによって運転を不安定にさせるような事態を招かない。
なお、中圧蒸気はガスタービンの冷却用蒸気として冷却蒸気供給系統に合流されるが、この中圧蒸気の量は低温再熱系統の低温再熱蒸気管22から分岐して冷却蒸気供給系統である冷却蒸気供給管17へ供給される冷却用蒸気の量と比較して多くない。このため、仮に中圧蒸気系統からの中圧蒸気の全量が補助蒸気供給系統に補助蒸気として供給されたとしても、低温再熱系統に設けられたバイパス配管の冷却蒸気流量調整弁24の開度が小さくなり、低温再熱蒸気管22から分岐して冷却蒸気供給管17に供給される冷却用蒸気の流量が増加し、蒸気冷却式ガスタービン1の冷却には影響を与えない。
また、この第2の実施形態(図2)で示した構成は、前述の第1の実施形態(図1)で示した構成と組み合わせて実施することが可能である。例えば図3に示されるように、図1に示した補助蒸気抽気管29と図2に示した補助蒸気抽気管37の両方を補助蒸気供給系統として設け、補助蒸気抽気管29により抽気された蒸気が補助蒸気として系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁30を経て系列補助蒸気ヘッダ31に供給されるとともに、補助蒸気抽気管37により抽気された蒸気が補助蒸気として系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁38を経て系列補助蒸気ヘッダ31に供給されるように構成する。この場合、系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁30,38を個別に操作することにより、2つの補助蒸気供給系統の両方を同時に使用したり、いずれか一方のみを使用したりすることができる。例えば、片方の補助蒸気供給系統は予備用として普段は使用せず、もう片方の補助蒸気供給系統に故障が発生したときにだけ使用するようにしてもよい。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…蒸気冷却式ガスタービン、2…圧縮機、3…蒸気タービン、4…発電機、5…燃焼器、6…排熱回収ボイラ、7…高圧第2過熱器、8…再熱器、9…高圧第1過熱器、10…中圧過熱器、11…低圧過熱器、12…高圧ドラム、13…中圧ドラム、14…低圧ドラム、15…高圧主蒸気管、16…ガスタービン冷却蒸気戻り管、17…ガスタービン冷却蒸気供給管、18…再熱器入口連絡管、19…中圧主蒸気管、20…バイパス配管、21…中圧主蒸気圧力調節弁、22…低温再熱蒸気管、23…高温再熱蒸気管、24…ガスタービン冷却蒸気流量調節弁、25…高圧主蒸気加減弁、26…再熱蒸気加減弁、27…低圧主蒸気加減弁、28…低圧主蒸気管、29…補助蒸気抽気管、30…系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁、31…系列補助蒸気ヘッダ、32…補助蒸気供給管、33…軸補助蒸気ヘッダ、34…脱気蒸気供給弁、35…グランド蒸気供給弁、36…クーリング蒸気供給弁、37…補助蒸気抽気管、38…系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁。

Claims (2)

  1. 蒸気冷却式ガスタービンと、
    このガスタービンの排ガスの熱を利用して蒸気を発生する排熱回収ボイラと、
    この排熱回収ボイラから発生する蒸気により駆動される高圧蒸気タービン、中圧蒸気タ
    ービン、および低圧蒸気タービンを含む蒸気タービンとを備えるコンバインドサイクル発
    電システムにおいて、
    前記高圧蒸気タービンから排気される高圧排気蒸気を前記排熱回収ボイラの再熱器に導
    く低温再熱系統と、
    前記低温再熱系統内の高圧排気蒸気の一部を分岐させて前記蒸気冷却式ガスタービンの
    冷却用蒸気として供給する冷却蒸気供給系統と、
    前記蒸気冷却式ガスタービンを冷却した前記冷却用蒸気を、前記低温再熱系統の前記冷
    却蒸気供給系統の分岐点よりも下流側にて当該低温再熱系統に合流させる冷却蒸気回収系
    統と、
    前記低温再熱系統のうち前記冷却蒸気供給系統の分岐部と前記冷却蒸気回収系統の合流
    点の間に設けられ、前記高圧排気蒸気のうち、前記蒸気冷却式ガスタービンの冷却用蒸気
    の量と前記低温再熱系統を流通する蒸気の量との分岐量を調節するガスタービン冷却蒸気
    流量調節弁と、
    前記低温再熱系統のうち前記調節弁よりも下流側で且つ前記冷却蒸気回収系統との合流
    点よりも上流側の位置から、他のコンバインドサイクルシステムへ供給される補助蒸気と
    なる蒸気を抽気する補助蒸気供給系統と、
    前記補助蒸気を抽気する位置と前記他のコンバインドサイクルシステムとの間に設けら
    れ、前記ガスタービン冷却用蒸気調節弁の開度に応じて前記補助蒸気抽気量を調節するた
    めの系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁と、
    を備えることを特徴とするコンバインドサイクル発電システム。
  2. 蒸気冷却式ガスタービンと、
    このガスタービンの排ガスの熱を利用して蒸気を発生する排熱回収ボイラと、
    この排熱回収ボイラから発生する蒸気により駆動される高圧蒸気タービン、中圧蒸気タ
    ービン、および低圧蒸気タービンを含む蒸気タービンとを備えるコンバインドサイクル発
    電システムにおいて、
    前記高圧蒸気タービンから排気される高圧排気蒸気を前記排熱回収ボイラの再熱器に導
    く低温再熱系統と、
    前記低温再熱系統内の高圧排気蒸気の一部を分岐させて前記蒸気冷却式ガスタービンの
    冷却用蒸気として供給する冷却蒸気供給系統と、
    前記蒸気冷却式ガスタービンを冷却した前記冷却用蒸気を前記低温再熱系統の前記冷
    却蒸気供給系統の分岐点よりも下流側にて当該低温再熱系統に合流させる冷却蒸気回収系
    統と、
    前記排熱回収ボイラの中圧ドラムより発生する中圧蒸気の一部を前記冷却蒸気供給系統
    内の前記冷却用蒸気に合流させる中圧蒸気供給系統と、
    前記中圧蒸気系統に設けられ、前記中圧ドラム内部の圧力を制御する中圧主蒸気圧力調
    節弁と、
    前記低温再熱系統のうち前記冷却蒸気供給系統の分岐部と前記冷却蒸気回収系統の合流
    点の間に設けられ、前記高圧排気蒸気のうち、前記蒸気冷却式ガスタービンの冷却用蒸気
    の量と前記低温再熱系統を流通する蒸気の量との分岐量を調節するガスタービン冷却蒸気
    流量調節弁と、
    前記中圧蒸気系統のうち前記調節弁よりも下流側で且つ前記冷却蒸気供給系統との合流
    点よりも上流側の位置から、他のコンバインドサイクルシステムへ供給される補助蒸気と
    なる蒸気を抽気する補助蒸気供給系統と、
    前記補助蒸気を抽気する位置と前記他のコンバインドサイクルシステムとの間に設けら
    れ、前記ガスタービン冷却用蒸気調節弁の開度に応じて前記補助蒸気抽気量を調節するた
    めの系列補助蒸気ヘッダ圧力調節弁と、
    を備えることを特徴とするコンバインドサイクル発電システム。
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