JP5473372B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は吸収性物品に関する。
液透過性トップシート、液不透過性バックシート、及びこれらトップシートとバックシートとの間に配置された吸収体を含む吸収本体を備え、吸収本体の左右側縁を越えて外方にそれぞれ拡がる一対のウィングをトップシートの表面に接合し、これらウィングにより吸収本体を下着のような衣類に固着する、吸収性物品が公知である(特許文献1参照)。
特開2007−105402号公報
しかしながら、ウィングはトップシートに接合されるだけなので、ユーザの動き等によってウィングがトップシートから離脱するおそれがある。ウィングがトップシートから離脱すると、吸収本体を衣類に確実に固定できなくなるので、吸収本体が撚れたり適正位置から外れたりするおそれがある。その結果、経血や尿といった被吸収液が漏れるおそれがある。
この点、トップシートに対するウィングの接合強度を高めるために、ウィングとトップシートとの間の接合箇所にヒートシール加工を施すことが考えられる。しかしながら、このようにすると、接合箇所が硬質化してしまい、吸収性物品の使用感が悪化するおそれがある。
前記課題を解決するために本発明によれば、液透過性トップシート、液不透過性バックシート、及びこれらトップシートとバックシートとの間に配置された吸収体を含む吸収本体を具備した吸収性物品において、吸収本体の左右側縁を越えて外方にそれぞれ拡がる一対のウィングを形成するウィング形成体であってトップシートとバックシートとの間に把持されたウィング形成体を具備し、該ウィング形成体が単一又は複数のウィング形成部材を具備し、該単一又は複数のウィング形成部材が互いに重ね合わされた2枚の中間シートから構成され、少なくとも1つのウィング形成部材の中間シート間に前記吸収体が保持される、吸収性物品が提供される。
吸収性物品の使用感を悪化させることなく吸収本体を衣類に確実に固着することができる。
生理用ナプキンの(A)正面図及び(B)線B−Bに沿ってみた概略横断面図である。 生理用ナプキンの製造方法を説明するための概略図である。 使用状態を説明するための生理用ナプキンの概略縦断面図である。 吸収本体の変更例を示す生理用ナプキンの正面図である。 ウィング形成体の種々の変更例を示す生理用ナプキンの(A)正面図及び(B)概略横断面図である。 ウィング形成体の種々の変更例を示す生理用ナプキンの概略横断面図である。 ウィング形成体の種々の変更例を示す生理用ナプキンの(A)正面図及び(B)概略横断面図である。 ウィング形成体の種々の変更例を示す生理用ナプキンの概略横断面図である。
図1(A)及び1(B)は本発明を生理用ナプキンに適用した場合を示している。しかしながら、本発明をパンティーライナ、失禁パッドといった他の吸収性物品に適用することもできる。
図1(A)及び1(B)を参照すると、本発明による実施例の生理用ナプキン(以下、単に「ナプキン」とも言う。)1は吸収本体2を具備する。この吸収本体2は液透過性のトップシート3と、液不透過性のバックシート4と、これらトップシート3とバックシート4との間に配置された液保持性の吸収体5とを具備する。トップシート3及びバックシート4はほぼ同じ大きさの長方形状をなす。また、使用時に下着のような衣類に向けられるバックシート4の表面には、吸収本体2を下着に固着するための粘着部6が形成され、この粘着部6は保護シート7によって覆われる。
なお、図1(A)及び1(B)において2F,2B,2L,2Rはナプキン1ないし吸収本体2の前端縁、後端縁、左側縁、右側縁をそれぞれ示している。この場合の前後左右は使用時のユーザの身体の前後左右に対応している。
ナプキン1は更に、トップシート3とバックシート4との間に把持されたウィング形成体10を具備する。図1(A)及び1(B)に示される例では、ウィング形成体10は一対のウィング形成部材、すなわち左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rを具備する。
左ウィング形成部材11Lは吸収本体2の左側縁2Lを越えて外方に拡がる三角形状の左ウィング12Lを形成し、右ウィング形成部材11Rは吸収本体2の右側縁2Rを越えて外方に拡がる三角形状の右ウィング12Rを形成する。これら左ウィング12L及び右ウィング12Rは吸収本体2を下着に固着するのに用いられる。
特に図1(B)に示されるように、左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rはそれぞれ、互いに重ね合わされた2枚の中間シート13T,13Bから構成される。これら中間シート13T,13B間には吸収体5がそれぞれ保持され、これら吸収体5が鉛直方向において互いに重なり合うように、左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rが重ね合わされる。
左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rはそれぞれ、三角形状、特に直角二等辺三角形状をなしている。この場合、一つの角すなわち頂角がトップシート3及びバックシート4の外部に位置し、残りの2つの角すなわち底角がトップシート3とバックシート4との間に位置するように、左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rがトップシート3とバックシート4との間にそれぞれ配置される。ここで、吸収体5は一つの辺すなわち底辺に沿って帯状に配置される。
左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rの裏面ないし中間シート13Bには、左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rを下着に固着するための粘着部14がそれぞれ形成される。これら粘着部14はそれぞれの保護シート15によって覆われる。
更に、トップシート3には吸収体5の両側において円弧状に延びる一対のエンボス領域又はヒンジ領域16が形成される。
なお、図1(B)において、17は左ウィング形成部材11Lと右ウィング形成部材11R、トップシート3とウィング形成体10、バックシート4とウィング形成体10をそれぞれ互いに接合するホットメルト接着剤を示している。また、図1(A)及び1(B)において、18はトップシート3、バックシート4、ウィング形成体10を互いに接合する接合領域を、19は中間シート13T,13Bを互いに接合する接合領域を、それぞれ示している。これらの接合領域18,19はエンボス加工のようなヒートシール加工により形成される。
次に、本発明による実施例のナプキン1の製造方法を説明する。
まず、図2(A)に示されるように、長方形状、特に正方形状をなすシートブランク13B’が用意され、このシートブランク13B’の対角線Dの両側に一対の吸収体5が帯状にそれぞれ配置される。このシートブランク13B’は最終的に一対の中間シート13Bを形成する。
次いで、図2(B)に示されるように、シートブランク13B’と同じ大きさ及び形状のシートブランク13T’がシートブランク13B’上に重ね合わされる。このシートブランク13T’は最終的に中間シート13Tを形成する。次いで、吸収体5それぞれの周囲においてシートブランク13T’,13B’にヒートシール加工が施され、したがってシートブランク13T’,13B’が接合領域19により互いに接合される。このようにして、吸収体5を保持した中間体20が形成される。この場合の接合領域19はシートブランク13T’,13B’の四辺及び対角線Dに沿って延び、2つの三角形を形成する。したがって、吸収体5が中間体5から毀れるのが阻止されている。
次いで、図2(C)に示されるように、中間体20が45度だけ回転される。次いで、図2(D)に示されるように、中間体20が対角線Dに沿って二等分に切断され、左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rが形成される。
次いで、図2(E)に示されるように、吸収体5が互いに重なるように、左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rが重ね合わされる。この場合、重なり領域にはホットメルト接着剤17(図1(B)参照)が螺旋状に又はベタ塗りで適用されており、したがって左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rが互いに接合される。その結果、ウィング形成体10が形成される。
次いで、図2(F)に示されるように、ウィング形成体10がトップシート3とバックシート4との間に配置される。この場合、トップシート3とウィング形成体10との間、及びバックシート4とウィング形成体10との間には、ホットメルト接着剤17が螺旋状に又はベタ塗りで適用されており、トップシート3及びウィング形成体10が互いに接合され、バックシート4及びウィング形成体10が互いに接合される。次いで、トップシート3及びバックシート4の周縁にヒートシール加工が施され、したがってトップシート3、バックシート4、ウィング形成体10が接合領域18により互いに接合される。なお、本発明による実施例では、ウィングの縁部を切断する整形工程は設けられていない。
次いで、図2(G)に示されるように、バックシート4上に粘着部6が形成され、左ウィング12L及び右ウィング12Rの裏面ないし中間シート13Bに粘着部14がそれぞれ形成される。この場合、粘着部6,14はホットメルト接着剤をまず離型紙又は離型フィルム上に適用し、次いでバックシート4に転写することにより形成される。粘着部14はホットメルト接着剤を中間シート13B上に直接的に適用することにより形成される。なお、粘着部14を離型紙又は離型フィルムから転写することにより形成してもよい。
次に、各要素の素材について説明する。
トップシート3はエアスルー不織布から構成される。しかしながら、トップシート3を例えば有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスチックシートから構成することができる。
バックシート4はポリエチレンフィルムから構成される。しかしながら、バックシート4を、例えば疎水性の不織布、不透水性のプラスチックフィルム、不織布と不透水性プラスチックフィルムとのラミネートシート、耐水性の高いメルトブローン不織布、メルトブローン不織布を強度の強いスパンボンド不織布で挟んだSMS不織布から構成することができる。
吸収体5は例えばフラッフ状パルプ又はエアレイド不織布に交絡された高吸収ポリマーから構成される。ここで、フラッフ状パルプは例えば化学パルプ、セルロース繊維、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維から構成され、エアレイド不織布は例えばパルプと合成繊維とを熱融着させ又はバインダーで固着させた不織布から構成され、高吸収ポリマーは例えばデンプン系、アクリル酸系、アミノ酸系の粒子状又は繊維状のポリマーから構成される。なお、パルプを省略することもできる。このようにすると、吸収本体2が柔らかくなり、使用感が向上する。
表側の中間シート13Tは一般的に用いられる不織布で親水性を保持したものが好ましく、例えばエアスルー不織布、ヒートロール不織布、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布から構成される。中間シート13Tはユーザ身体に接触し得るので、風合いや肌触りの点から、エアスルー不織布が特に好ましい。また、坪量は風合いや肌触り、液体透過性の点から、15g/mから100g/mが好ましい。
裏側の中間シート13Bも一般的に用いられる不織布で親水性を保持したものが好ましく、例えば例えばエアスルー不織布、ヒートロール不織布、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布から構成される。特に、メルトブロー不織布、メルトブロー不織布を強度の強いスパンボンド不織布で挟んだSMS不織布が好ましい。SMS不織布は平滑性が高いので、上述の粘着部14が適用されるのに適しているからである。坪量は液体の透過性と高吸収ポリマーの脱落を考慮すると、10g/m以下、高くても20g/m以下が好ましい。
粘着部6,14は例えばスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−エチレン共重合体(SEBS)等のホットメルト粘着剤から構成される。
さて、ナプキン1は次のようにして下着に固着される。
すなわち、まず、バックシート4側の保護シート7が取り外され、ナプキン1ないし吸収本体2が粘着部6を介し下着に固着される。次いで、左ウィング12L及び右ウィング12Rの保護シート15が取り外され、左ウィング12L及び右ウィング12Rがそれぞれの粘着部14を介して下着に固着される。すなわち、図3に示されるように、左ウィング12L及び右ウィング12Rが吸収本体2下方の下着Uの外面にそれぞれ固着される。
このようにして左ウィング12L及び右ウィング12Rが下着Uに固着され、したがって吸収本体2が下着Uに固定される。この場合、左ウィング12L及び右ウィング12Rは下着Uを吸収本体2との間に挟みこむ。
したがって、吸収本体2にさまざまな方向の外力が作用しても、吸収本体2の捩れや位置ずれを抑制することができる。すなわち、吸収本体2を下着Uに確実に固定することができ、したがって被吸収液の漏れを抑制することができる。また、漏れに対するユーザの不安をなくすことができる。
特に本発明による実施例では、左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rがトップシート3とバックシート4との間に把持されているので、使用感を損なうことなく、これら左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rを吸収本体2に確実に接合することができる。
また、トップシート3及びバックシート4が長方形状をなし、中間シート13T,13Bが長方形状のシートブランク13T’,13B’を二分して形成されるので、トリムロスをゼロまで低減することができる。
更に、左ウィング12L及び右ウィング12Rが三角形状をなしているので、従来のウィングと形状が似ており、ユーザにとって違和感が少ない。
ところで、従来の一般的なウィング付き吸収性物品では、吸収本体の左右側縁を越えて延びるトップシート及びバックシートからウィングが形成される。ところが、バックシートに一般に用いられるポリエチレンシートは耐熱性が低いので、ホットメルト接着剤を直接適用することはできない。このため、ホットメルト接着剤をまず離型紙又は離型フィルム上に適用し、次いでバックシートに転写して粘着部が形成される。ところが、離型紙又は離型フィルムの表面にはシリコーンが存在しており、このシリコーンが粘着部表面に残ると、衣類に対する粘着部の固着強度が低下するおそれがある。
これに対し、本発明による実施例では、例えばSMS不織布から構成される中間シート13Bに粘着部14が形成されるので、離型紙又は離型フィルムを用いることなく、粘着部14を形成することができる。したがって、左ウィング12L及び右ウィング12Rの高い固着強度を確保することができる。
また、本発明による実施例の吸収性物品製造方法は、一般的なウィング付き吸収性物品の製造工程と比べて、工程数がほとんど変わらず、複雑な装置を追加する必要もない。
これまでの説明では、トップシート3及びバックシート4が長方形状をなし、したがって吸収本体2は長方形状をなしている。しかしながら、図4に示されるように、吸収本体2の前端縁2F及び後端縁2Bを湾曲になるように切断してもよい。この場合、トリムないし切断屑が発生するけれども、トリムロスを大幅に低減できる。
また、これまでの説明では、左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rは三角形状をなし、左ウィング12L及び右ウィング12Rも三角形状をなしている。しかしながら、図5(A)及び5(B)に示されるように、左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rが長方形状、特に正方形状をなし、左ウィング12L及び右ウィング12Rも長方形状をなすようにしてもよい。このようにすると、中間体20を回転させる必要がない(図2(C)参照)。
あるいは、図6に示されるように、左ウィング形成部材11Lが吸収体5を保持することなく、右ウィング形成部材11Rが吸収体5を保持するようにしてもよい。すなわち、包括的に言うと、左ウィング形成部材11L及び右ウィング形成部材11Rのうち一方又は両方の中間シート13T,13B間に吸収体5が保持されるということになる。
更に、図7(A)及び(B)に示されるように、ウィング形成体10が単一のウィング形成部材11を具備するようにしてもよい。この場合、単一のウィング形成部材11は吸収本体2の左右側縁2L,2Rを越えて外方にそれぞれ拡がる一対のウィング12L,12Rを形成する。また、単一のウィング形成部材11は2枚の中間シート13T,13Bから構成され、これら中間シート13T,13B間に吸収体5が保持される。
したがって、包括的に言うと、ウィング形成体10は単一又は複数のウィング形成部材を具備し、単一又は複数のウィング形成部材が互いに重ね合わされた2枚の中間シートから構成され、少なくとも1つのウィング形成部材の中間シート間に吸収体5が保持されるということになる。なお、図7(A)及び7(B)に示される例では、左ウィング12L及び右ウィング12Rは三角形状をなしている。しかしながら、図5(A)及び5(B)に示されるように、左ウィング12L及び右ウィング12Rは四角形状であってもよい。
一方、これまでの説明では、左ウィング12L及び右ウィング12Rは互いに重ね合わされた2枚の中間シート13T,13Bから構成されている。しかしながら、左ウィング12L及び右ウィング12Rを単一の中間シート13T,13Bから構成するようにしてもよい。
すなわち、図8(A)に示される例では、左ウィング12Lが左ウィング形成部材11Lの裏側の中間シート13Bのみから構成され、右ウィング12Rが右ウィング形成部材11Rの裏側の中間シート13Bのみから構成される。この場合、表側の中間シート13Tは吸収本体2の左右側縁2L,2Rを越えて外方に拡がっておらず、吸収体5を保持するのに必要な大きさで足りる。
図8(B)に示される例でも、表側の中間シート13Tは左右側縁2L,2Rを越えて外方に拡がっておらず、左ウィング12L及び右ウィング12Rは裏側の中間シート13Bのみから構成される。
図8(C)に示される例では、左ウィング12Lは中間シート13Bから構成され、右ウィング12Rは中間シート13Tから構成される。この場合、中間シート13Bは右側端2Rを越えることなく左側縁2Lを越えて外方に拡がっている。また、表側の中間シート13Tは左側端2Lを越えることなく右側縁2Rを越えて外方に拡がっている。ここで、中間シート13T,13Bはトップシート3とバックシート4との間において互いに重なり合っており、この重なり領域において吸収体5が保持される。
1 生理用ナプキン
2 吸収本体
3 トップシート
4 バックシート
5 吸収体
10 ウィング形成体
11L 左ウィング形成部材
11R 右ウィング形成部材
12L 左ウィング
12R 右ウィング

Claims (5)

  1. 液透過性トップシート、液不透過性バックシート、及びこれらトップシートとバックシートとの間に配置された吸収体を含む吸収本体を具備した吸収性物品において、吸収本体の左右側縁を越えて外方にそれぞれ拡がる一対のウィングを形成するウィング形成体であってトップシートとバックシートとの間に把持されたウィング形成体を具備し、
    前記ウィング形成体が、吸収本体の左側縁を越えて外方に拡がる左ウィングを形成する左ウィング形成部材と、吸収本体の右側縁を越えて外方に拡がる右ウィングを形成する右ウィング形成部材とを具備し、
    前記左ウィング形成部材及び右ウィング形成部材はそれぞれ、互いに重ね合わされた2枚の中間シートから構成され、
    前記左ウィング形成部材及び右ウィング形成部材両方の中間シート間に吸収体がそれぞれ保持されており、これら吸収体が互いに重ね合わされる、
    吸収性物品。
  2. 前記中間シートが長方形状シートを二等分することにより形成される、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記左ウィング形成部材及び右ウィング形成部材が三角形状をなす、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記左ウィング形成部材及び右ウィング形成部材が長方形状をなす、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  5. 前記トップシート及びバックシートが長方形状をなす、請求項1から4までのいずれか一項に記載の吸収性物品。
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