JP5471567B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、半導体モジュールを用いた電力変換装置に関する。
内燃機関と電気モータの両方を駆動源として有するハイブリッド自動車や、その他、電気モータを駆動源として備えた自動車等では、直流電力と交流電力との間で双方向変換する大容量のインバータを必要とする。そのため、インバータを含む電力変換装置が種々開発されてきた。
電力変換回路は、IGBT素子等を内蔵した半導体モジュールを用いて構成するが、上記のごとく大容量であるため、発熱量も大きい。そのため、電力変換装置は、上記半導体モジュールを冷却する冷却器を組み込んで構成する。
従来、特許文献1に示されている様に、電力変換回路の一部を構成する半導体モジュール、半導体モジュールを固定しつつ半導体モジュールを冷却する冷却器、半導体モジュールを制御する基板、及びコンデンサ等の電子部品群をケース内に収容した電力変換装置が知られている。しかし、これらの冷却器、基板、コンデンサ等電子部品群をケースに順次収容する場合、組立工数が多くなる。
そこで、半導体モジュールを備えた冷却器、基板をケース内へ収容する際に、図14に示すフレーム100を用いることが本発明者によって検討されている。フレーム100には、冷却器、基板がネジ止め固定される。フレーム100にはケースと結合するための半月板状の結合部101がフレーム100の外周縁に4箇所配設されている。このフレーム100に、冷却器、基板を組み付けた状態で、ケースに収納する。その後、フレーム100の4箇所の結合部101をケースに対しネジ止めする。この結果、フレーム100を介して、冷却器、基板がケースに固定され、個々の部品を別々にケースへ組み付ける場合と比べ、収容が容易になる。
特開2009−148027号公報
しかしながら、フレーム100を介して、冷却器、基板をケースに固定し、この電力変換装置を車両に搭載した場合、走行時の振動が、ケース、フレーム100、冷却器、基板の順で伝わり、電力変換装置の機能に影響を及ぼす恐れがあった。冷却器、基板をフレーム100に組み付けた状態のフレーム100は重量が大きい。その為、フレーム100の外周縁に設けられた半月板状の結合部101でケースとフレーム100とを固定するだけでは、結合部101で撓みが生じ、ケースで生じた振動がフレーム100側で増調されてしまうという問題があった。さらに、フレーム100とケースとを結合する結合部101が振動により撓むことで、結合部101とフレーム100との結合部位に疲労が生じやすいという問題があり、その強度不足が懸念されていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ケースとフレームとの結合部を堅固にすることで、車両搭載時における耐振性を強化した電力変換装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決する為に請求項1に記載の発明は、ケースと、電力変換回路の一部を構成する半導体モジュールと、半導体モジュールを固定しつつ、半導体モジュールを冷却する冷却器と、半導体モジュールを制御する制御回路基板と、冷却器、制御回路基板のうち少なくとも1つの周囲を覆うフレームとを有し、冷却器、制御回路基板をフレームに固定した状態で、フレームをケースに組み付けてなる電力変換装置において、フレームは、フレームの外周壁面に対しケースと結合するための結合部を有し、結合部は、フレーム外周壁面からケースに向かって延設され、貫通孔を有する延設部と、延設部及びフレームと一体に形成された補強部を有し、結合部は、フレームの外周壁に複数設けられ、フレームは、補強部と冶具とが係合し、冶具を介して持ち上げ可能となっており、複数の補強部の上部に、冶具の爪部と係合する切り欠き部を形成していることを特徴とする。
上記構成によれば、補強部を形成することで結合部とフレームとの接合面積を確保することができる。そのため、結合部の強度を向上することができる。つまり、結合部に掛かるフレームの荷重を、従来よりも大きな面積で支えることとなる。その結果、電力変換装置を車両に搭載した場合、振動による結合部での撓み発生を抑制することができる。また、フレームの最外縁部となる補強部に切り欠き部を形成し、この切り欠き部と、冶具の爪部が係合することにより、安定してフレームを持ち上げることができ、ケースに収容する作業を容易に行うことができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電力変換装置において、補強部は、貫通孔を挟んだ両側でフレームと一体形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、貫通孔の両側において、延設部及びフレームとの接合面積を確保することができる。そのため、結合部の強度を向上することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の電力変換装置において、補強部は、貫通孔の周全体に沿って形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、結合部の強度向上と共に、フレームをケースに組み付けるネジ締め工程において、フレームからネジが落下する事を防止することができる。そのため、ネジ締めの作業性を向上することができる。
請求項の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の電力変換装置において、補強部は、フレームの上部端面まで形成していることを特徴とする。
上記構成によれば、フレームと結合部との接合面積を最大限まで確保することができる。そのため、フレームとケースとの結合部の強度を向上することができる。
請求項の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の電力変換装置において、結合部はフレームの外周壁面に複数形成され、少なくとも1つの延設部には、貫通孔のみが設けられており、少なくとも貫通孔のみが設けられた延設部と、貫通孔のみが設けられた延設部と対角線上の延設部とに補強部が形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、フレームの荷重による貫通孔のみが形成された結合部及び、その対角線上に位置する結合部へ疲労が集中することがない。これにより、効果的に結合部の強度向上を図ることができると共に、複数の結合部全てに補強部を設ける場合と比較して安価に、結合部の強度向上を図ることができる。
電力変換装置を示す分解斜視図 ケース蓋を除いた電力変換装置を示す平面図 ケースの斜視図 ケースの平面図 半導体積層ユニットを示す斜視図 半導体モジュールを示す斜視図 フレームを示す斜視図 半導体積層ユニットを備えるフレームの平面図 ケース蓋を除いた電力変換装置の分解斜視図 (A)は第1実施形態における第1結合部を示す拡大斜視図、(B)は同じく、第1結合部を示す要部断面図 (A)は第1実施形態における第4結合部を示す拡大斜視図、(B)は同じく、第4結合部を示す要部断面図 第2実施形態における第1結合部を示す拡大斜視図 冶具を示す斜視図 従来のフレームを示す斜視図
[第1実施形態]
本発明を適用した一実施形態の電力変換装置1について、図面に基づいて説明する。図1は、電力変換装置1を示す分解斜視図であり、図2は、ケース蓋61を除いた電力変換装置の平面図である。
図1に示す様に、本実施形態の電力変換装置1は、半導体積層ユニット2と、制御回路基板3と、平滑コンデンサ4とを組み付けたフレーム5をケース6内に収容し、ケース蓋61が組み付けられて構成されている。
図3及び図4に示す様にケース6は、内部空間を有し、上方が開口した直方体形状の箱体である。ケース6は、その内部底面に後述する端子台15が設置される端子台設置部6aが形成されている。端子台設置部6aは、環状の壁が底面から立設されている。ケース6はその内部底面から4つのボス部6eが側壁面に沿って立設されている。各ボス部6eにはそれぞれネジ孔6bが形成されている。4つのボス部6eのうち、2つのボス部6eには、ネジ孔6bに隣接して円柱状の位置決め用の凸部6cがそれぞれ形成されている。本実施形態では、端子台設置部6aと内部空間を挟んで反対側の側壁に設けられた2つのボス部6eに凸部6cが設けられている。また、ケース6を構成する一側壁面には、2つのU字状の嵌合部6dが所定間隔を開けて切欠き形成されている。
ケース6の内部に収容される半導体積層ユニット2は、図5に示す様に、電力変換回路の一部を構成する半導体モジュール7と、半導体モジュール7を冷却する冷却器8とから構成される。
冷却器8は、半導体モジュール7と当接し挟持する複数の冷却管8aを備えている。冷却管8aは、扁平四角形状に形成され、所定の間隔を有して積層されている。冷却管8aの長手方向の両端には、冷却管8a同士を連結する連結部8dが形成されており、冷却管8aの内部と連結部8dの内部には冷却水が流通する。冷却管8aの積層方向の端部であって、冷却管8aの長手方向両端の各連結部8dの延長線上には、冷却管8aの内部に冷却水を供給するための供給管8bと、冷却水を排出するための排出管8cとをそれぞれ接続している。供給管8b及び排出管8cは、円筒状に形成されている。供給管8b及び排出管8cには、U字状のシール部材9がそれぞれ配設され、図2に示す様に、ケース6に形成された嵌合部6dに嵌合されている。シール部材9は、ケース6の外部からの浸水を防止する。
所定の間隔を有して積層された冷却管8aの間には、半導体モジュール7が配置されている。半導体モジュール7は、1種又は複数種類の半導体素子を用いてモールド形成して構成されている。半導体モジュール7は、図6に示す様に、半導体素子を内蔵したモジュール本体部7aと、モジュール本体部7aから突出させた電極端子7bと、電極端子7bの突出方向と反対側のモジュール本体部7aから突出させた信号端子7cとを備える。そして、モジュール本体部7aは、その主面両面に放熱板7dを設けている。一対の冷却管8aの間には、2つの半導体モジュール7が、冷却管8aの長手方向に並べて配置され、半導体モジュール7は一対の冷却管8aに挟持されている。
半導体積層ユニット2の外周側には、半導体積層ユニット2を囲むようにフレーム5が設けられている。図7及び図8に示す様に、フレーム5は、半導体積層ユニット2を収容する内部空間を有し、上下方向が開口した矩形状の枠体である。フレーム5の高さは冷却管8aの短手方向の幅と略同じにされている。フレーム5を構成する一側壁部には、半導体積層ユニット2の供給管8b及び排出管8cを支持するU字状の切り欠き部5aが2箇所に形成されている。また、フレーム5の外周壁からは、後述する端子台15との結合用の端子台結合部5bが突設されている。
半導体積層ユニット2の供給管8b及び排出管8cは、フレーム5から突出して配置されている。供給管8b及び排出管8cにおけるシール部材9と冷却管8aとの間の部位が、フレーム5の切り欠き部5aと、パイプクランプ10によって締め付け固定されている。これにより、半導体積層ユニット2は、フレーム5に固定されている。
図8に示す様に、半導体積層ユニット2とフレーム5との間であって、供給管8b及び管排出管8cと冷却管8aを挟んで反対側には、バネ部材11及びバネ固定用ピン12が配設されている。
バネ部材11は湾曲した板バネであり、バネ固定用ピン12は円柱状のピンである。バネ部材11は、その長手方向の両端をバネ固定用ピン12によって固定され、冷却管8aを供給管8b及び排出管8c側に向かって付勢された状態で配設されている。その結果、バネ部材11が半導体モジュール7と冷却管8aとを積層方向に圧縮しており、これにより冷却管8aと、半導体モジュール7の放熱板7dとの接触が確保されている。また、バネ部材11と冷却管8aとの間には冷却管8aの主面と当接する当接板13が介されている。そして、バネ部材11とパイプクランプ10によって半導体積層ユニット2は、フレーム5に固定されている。
フレーム5に収容された半導体積層ユニット2の下側には、図9に示すバスバー14が配設されている。バスバー14は、半導体積層ユニット2の電極端子7bに溶接されて、電気的に接続されおり、図示しないビスによってフレーム5に固定されている。バスバー14は、半導体モジュール7からの電流をモータ(図示せず)へ入出させるための3相交流端子14aを備えている。
半導体積層ユニット2の下側には、電極端子7bに接続されたバスバー14を挟むように、平滑コンデンサ4が配設されている。平滑コンデンサ4は、フレーム5の下側に突設された4箇所のコンデンサ用ボス部5cに図示しないネジで固定されている。これにより、図1に示す様に平滑コンデンサ4は、フレーム5に対して吊り下がった状態で固定されている。そして、平滑コンデンサ4は、ケース6の内部底面から所定距離離間した状態でケース6内に配置されている。平滑コンデンサ4は、電圧の脈流を抑制する機能を有する。平滑コンデンサ4は、箱型に形成され、バッテリー(図示せず)に接続される2極のコンデンサ用端子4aを備えている。
バスバー14及び平滑コンデンサ4が備える合計5つの端子14a、4aは、フレーム5の外周壁から突出している。そのため、図2に示す様に、ケース6の内側壁とフレーム5との間には、3相交流端子14a及びコンデンサ用端子4aを支持するための端子台15が配設されている。端子台15は、フレーム5に形成された端子台結合部5bに図示しないビスにより下側から固定され、ケース6に設けられた端子台設置部6aに配置されている。そして、端子台15はその底面が3相交流端子14a及びコンデンサ用端子4aとの支持台となっている。
一方、フレーム5に収容された半導体積層ユニット2の信号端子7c側、つまり上側には、半導体モジュール7を制御する制御回路基板3が配設されている。制御基板回路3は、フレーム5の上側に突設された4箇所の基板用ボス部5dに図示しないネジで固定されると共に、半導体積層ユニット2の信号端子7cに電気的に接続されている。
ここで、本発明の特徴的構成について説明する。
フレーム5には、ケース6と結合するための結合部50A〜50Dが一体形成されている。結合部50A〜50Dは、フレーム5の外周壁面からケース6側に突出して形成されている。図2に示す様に結合部50A〜50Dは、フレーム5の四隅近傍に位置するように4箇所に形成されている。第1結合部50Aは、排出管8c近傍のフレーム5の隅部となる外周壁面に形成されている。第2結合部50Bは、端子台結合部5b近傍のフレーム5の隅部となる外周壁面に形成されている。第3結合部50Cは、供給管8b近傍のフレーム5の外壁面であって、供給管8b用の嵌合部6dが形成された壁面と直交する外壁面に形成されている。第4結合部50Dは、第1結合部50Aが形成されたフレーム5の隅部と対角線上に位置する隅部の外周壁面に形成されている。つまり、第1結合部50Aと第4結合部50Dとはフレーム5の対角線上に設けられている。
図10(A)及び(B)に示す様に、第1結合部50Aは、フレーム5外周壁面に対し、垂直に延設された扁平状の延設部51を有している。延設部51はフレーム5の下端部から延出しており、延設部51には、ケース6に形成されたネジ孔6aに対向配置されるネジ締結用の貫通孔51aが形成されている。第1結合部50Aの延設部51には貫通孔51aのみが設けられている。第1結合部50Aには、延設部51及びフレーム5と一体形成された補強部52が設けられている。この補強部52は、延設部51に形成された貫通孔51aの周全体に沿って形成されると共に、フレーム5に一体形成されている。また、補強部52は貫通孔51aを挟んだ両側でフレーム5に一体形成されているともいえる。補強部52と延設部51とで囲まれた空間部52aは、貫通孔51aと同心上に形成されている。また、空間部52aは、貫通孔51aより大径であり且つネジ60の頭の径よりも僅かに大径の円柱状に形成されている。また、空間部52a、つまり補強部52の上下方向長さはネジ60の長さよりも長く形成されている。そして、補強部52は、延設部51からフレーム5の上部端面まで形成されている。尚、図10(B)中の2点鎖線は、延設部51と補強部52とを区切る線として便宜上描いたものである。
図2及び図8に示す様に、第2結合部50Bは、貫通孔51aを有する延設部51を備え、第2結合部50Bの延設部51もフレーム5の下端部から延出して形成されている。この第2結合部50Bは、端子台15によって下側から支えられている端子台結合部5bの近傍に形成されている。つまり、第2結合部50Bと端子台結合部5bとはフレーム5の隅部の屈曲部位を挟んだ両側に形成されている。本実施形態では、第2結合部50Bは、延設部51のみで構成されており、補強部52は設けられていない。また、第2結合部50Bの延設部51には貫通孔51aのみが設けられている。
図2及び図8に示す様に、第3結合部50Cは、第1結合部50A及び第2結合部50Bよりも大きい延設部51を備え、第3結合部50Cの延設部51もフレーム5の下端部から延出して形成されている。第3結合部50C及び第4結合部50Dの延設部51には、貫通孔51aと、この貫通孔51aに隣接して位置決め孔51bが設けられている。位置決め孔51bはケース6に設けられた位置決め用の凸部6cに係合されている。この第3結合部50Cの延設部51には位置決め孔51bが設けられているため、第1結合部50A及び第2結合部50Bの延設部51に比べて、延設部51のフレーム5との接合面積が大きくなっている。本実施形態では、第3結合部50Cは、延設部51のみで構成されており、補強部52は設けられていない。
図11(A)及び(B)に示す様に、第4結合部50Dは、第1結合部50A及び第2結合部よりも大きい延設部51を備え、第4結合部50Dの延設部51もフレーム5の下端部から延出して形成されている。第4結合部50Dには延設部51及びフレーム5と一体形成された補強部52が設けられている。第4結合部50Dに形成された補強部52は、延設部51に形成された貫通孔51aの周全体に沿ってフレーム5と一体に、フレーム5の上部端面まで形成されている。このとき、貫通孔51aに隣接する位置決め孔51bを有する第4結合部50Dに形成された補強部52は、位置決め孔51bを覆うことなく、貫通孔51aの周全体に沿って形成されている。また、第4結合部50Dに形成された補強部52も貫通孔51aを挟んだ両側でフレーム5に一体形成されているともいえる。補強部52と延設部51とで囲まれた空間部52aは、貫通孔51aと同心上に形成されている。第4結合部50Dの空間部52も、貫通穴51aより大径であり且つネジ60の頭の径よりも僅かに大径の円柱状に形成されている。また、空間部52a、つまり補強部52の上下方向長さはネジ60の長さよりも長く形成されている。そして、補強部52は、延設部51からフレーム5の上部端面まで形成されている。尚、図11(B)中の2点鎖線は、延設部51と補強部52とを区切る線として便宜上描いたものである。
ここで、半導体積層ユニット2、制御回路基板3、平滑コンデンサ4、及びバスバー14、端子台15を組み付けたフレーム5のケース6への組み付けについて説明する。
フレーム5をケース6に組み付ける場合には、図1に示す様に、フレーム5に組み付けられた平滑コンデンサ4側からケース6に収容される。まず、第3結合部50C及び第4結合部50Dに形成された位置決め孔51bと、ケース6に形成された凸部6cとを係合させることで、4箇所の結合部50A〜50Dにそれぞれ形成された貫通孔51aとケース6に形成された4箇所のネジ孔6bとを同心上に配置する。それと共に、フレーム5に固定された端子台15を端子台設置部6aに配置し、端子台設置部6aと端子台15の下部端面とを接触させる。そして、供給管8b及び排出管8cに配置されたシール部材9をケース6に形成された嵌合部6dに嵌合する。その後、第1結合部50A及び第4結合部50Dにおいては、補強部52と延設部51によって形成された空間部52a及び延設部51に形成された貫通孔51aにネジ60を挿入し、ネジ60をケース6のネジ孔6bにドライバ等の冶具により螺合する。このとき、第1結合部50A及び第4結合部50Dについては、ケース6のネジ孔6bにネジ60を螺合する際、冶具からネジ60が外れても、空間部52aがネジ60の頭の径よりも僅かに大径に形成され、補強部52の上下方向の長さはネジ60の長さよりも長く形成されているため、空間部52aに沿ってネジ60がネジ孔6bに導かれる。そのため、ネジ60が倒れたり、フレーム5からネジ60が落下したりする心配がない。
このようにして、フレーム5は、結合部50A〜50Dによってケース6に固定される。なお、この状態でフレーム5は、ケース6の内部底面と接触する端子台15に固定された端子台結合部5bによっても、その荷重が支えられている。一方、ケース6に収容された平滑コンデンサ4は、端子台15と違いケース6内部底面と離間している。その結果、半導体積層ユニット2は、フレーム5に形成された4箇所の結合部50A〜50D及び端子台結合部5bの5箇所によって、ケース6に対して支えられるようになる。
次に本発明の作用効果について説明する。
上記構成によれば、扁平状の延設部51に対し、垂直方向に伸びる補強部52を形成することで第1結合部50A及び第4結合部50Dとフレーム5との接合面積を確保することができる。そのため、補強部52を形成した第1結合部50A及び第4結合部50Dの強度を向上することができる。つまり、第1結合部50A及び第4結合部50Dにかかっていたフレーム5の荷重を、従来よりも大きな面積で支えることとなる。その結果、電力変換装置1を車両に搭載した場合、振動による第1結合部50A及び第4結合部50Dでの撓み発生を抑制することができる。
また、補強部52をフレーム5の上部端面まで形成していることにより、フレーム5と第1結合部50A及び第4結合部50Dとの接合面積を最大限まで確保することができる。そのため、フレーム5とケース6との結合部の強度を向上することができる。
また、貫通孔51aの両側を含む周全体に沿って補強部52を形成し、補強部52の長さはネジ60の長さよりも長く形成することにより、第1結合部50A及び第4結合部50Dの強度向上と共に、フレーム5をケース6に組み付けるネジ締め工程において、フレーム5からのネジ落下を抑制することができる。そのため、ネジ締めの作業性を向上させることができる。
第1結合部50Aの延設部51は、貫通孔51aと位置決め孔51bとが形成されている第3結合部50C及び第4結合部50Dの延設部51に比べ、貫通孔51aのみが形成されたものであり、延設部51とフレーム5との接合面積が小さい。また、第1結合部50Aは、第2結合部50Bと異なり、その付近に端子台15によって支持される端子台設置部5bが形成されていない。そのため、第1結合部50Aには、車両に搭載した場合の振動による疲労が集中し易い。さらに、第1結合部50Aが振動で撓むと、第1結合部50Aと対角線上に位置する第4結合部50Dとがその影響を受け、疲労が集中し易い。これに対し、本実施形態では車両搭載時において疲労の集中する第1結合部50Aと、その影響を受ける第4結合部50Dとに補強部52を設けている。
この一方で、第2結合部50Bは、その付近に突設された端子台結合部5bが下側から端子台15によって支持されているため、補強部52を設けていない。また、第3結合部50Cは、延設部51に、貫通孔51aに加え位置決め孔51bが形成されているため、第1結合部50A及び第2結合部50Bに比べ、フレーム5との接合面積が大きい。よって第3結合部50Cには補強部52は設けていない。
これにより、第1結合部50A及び第4結合部50Dに疲労が集中することなく、効果的に強度向上を図ることができると共に、他の部材又は接合面積の確保により強度向上が図れている部位には補強部52を設けないことで、全ての結合部50A〜50Dに補強部52を設ける場合と比較して安価に、結合部の強度向上を図ることができる。
以上のごとく、本実施形態によれば、車両搭載時における耐振性を向上した電力変換装置を提供することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態について図12及び図13を用いて説明する。図12は第2実施形態における第1結合部50Aの拡大斜視図である。
尚、第2実施形態を含む以下の実施形態においては、既に説明した実施形態の構成と同一構成又は相当する構成については、同一番号を付しその重複説明を省略する。
第2実施形態で、第1実施形態と異なるのは、第1結合部50A及び第4結合部50Dの延設部51aからフレーム5の上部端面まで形成された補強部52の上部近傍に、切り欠き部52bが形成されている点である。図12には、第1結合部50Aのみを示し、第4結合部50Dは省略している。
切り欠き部52bは、補強部52に形成された空間部52aに達しない深さで形成される。フレーム5は、図13に示す冶具16と切り欠き部52bが係合することで、持ち上げ可能となっている。
ここで冶具16について詳細に説明する。
冶具16は、把持部17a及び2本の平衡棒17bを備える板材17と、操作レバー18a及び2本の棒材18bを備える可動板材18とから構成される。
扁平長方形状の板材17及び可動板材18は所定の間隔を有して平行に配置されている。上側の板材17には、その中央に、冶具16を持ち上げるコ字状の把持部17aが配設されている。把持部17aは、その両端が板材17に固定されている。そして、板材17に固定された把持部17aの両端部の内側には、操作レバー18aを挿通するための挿通孔17cが、所定の間隔を有して2箇所に設けられている。そして、把持部17aが固定された面と反対側の面には、板材17の対角線上に2本の平衡棒17bが設けられている。
板材17の下側には可動板材18が配置されている。可動板材18には、2本の平衡棒17bを挿通するための挿通孔18cが対角線上に2箇所に設けられている。そして、可動板材18の中央には、操作レバー18aが配設されている。操作レバー18aは、把持部17aより小さいコ字状に形成されている。操作レバー18aは、可動板材18に固定されている。操作レバー18aは、可動板材18と平行配置された板材17の挿通孔17cを介して板材17側に突出して配設されている。操作レバー18aが固定された面と反対側の面においては、2本の平衡棒17bとは異なる対角線上に2本の棒材18bが設けられている。2本の棒材18bの下部には、フレーム5に形成された補強部52の切り欠き部52bと係合するための爪部18dが形成されている。対角線上に設けられた2つの爪部18dは、互いに向き合うように、断面三角形状に形成されている。
次に本発明の作用効果について説明する。
このような冶具16を用いてフレーム5を持ち上げるには、冶具16の爪部18dを補強部52に形成された切り欠き部52bに対向配置させる。次いで、操作レバー18aを上方に引き上げる。すると可動板材18に固定された棒材18bと連動して爪部18dが上方に引き上げられ、爪部18dと切り欠き部52bとが接触する。このとき、フレーム5の上面と2本の平衡棒17bの下部端面とが接触する。これにより、2本の平衡棒17b及び2本の棒材18bの4点でフレーム5が支えられるため、安定してフレーム5を持ち上げることができる。
上述したように、フレーム5をケース6に組み付ける工程においては、まずフレーム5を持ち上げなければならない。このとき、上記構成によれば、フレーム5の最外縁部となる補強部52に切り欠き部52bを形成し、この切り欠き部52bと、冶具16の爪部18dが係合することにより、フレーム5を持ち上げるようにしている。そのため、安定してフレーム5を持ち上げることができ、ケース6に収容する作業を容易に行うことができる。
[他の実施形態]
第1実施形態及び第2実施形態では、補強部52を延設部51からフレーム5の上部端面まで形成することで、フレーム5とケース6との第1結合部50A及び第4結合部50Dの強度向上を図ったが、フレーム5の上部端面まで形成しなくてもよい。例えば、フレーム5上部端面の途中まで補強部52を形成する態様であっても第1結合部50A及び第4結合部50Dの強度を向上することができる。
第1実施形態及び第2実施形態では、補強部52の形状は、貫通孔51aの周全体に沿って円筒状に形成したが、補強部52は、貫通孔51aを囲うように形成すれば円筒状でなくてもよい。例えば四角形状などの多角形状に補強部を形成する態様であっても、第1結合部50A及び第4結合部50Dの強度向上と共にネジ落下の防止を図ることができる。
第1実施形態及び第2実施形態では、位置決め孔51bを有する第4結合部50Dの補強部52は、位置決め孔51bを覆わないように形成したが、位置決め孔を覆うように補強部52を形成してもよい。位置決め孔51bを覆うように補強部52を形成した場合には、第1実施形態及び第2実施形態よりも、フレーム5との接合面積を大きく確保することができる。
第1実施形態及び第2実施形態では、補強部52を第1結合部50A及び第4結合部50Dの2箇所に形成したが、4箇所全ての結合部50A〜50Dに補強部52を設けてもよい。また、5以上又は3以下の結合部を設けて、それらに補強部52を設けてもよい。この場合には、第1実施形態及び第2実施形態に比べ、さらにフレーム5とケース6との結合部の強度を向上させることができる。
第1実施形態及び第2実施形態では、補強部52を貫通孔51aの周全体に形成したが、補強部52を平板状の突片で構成し、貫通孔51aの両側に突片で構成された補強部52を、フレーム5及び延設部51と一体形成してもよい。また、このような突片の補強部52は、延設部51とフレーム5と一体に形成していれば1つでも3以上でもよい。このように突片で補強部52を構成した場合にも、フレーム5とケース6との結合部の強度を向上させることができる。
第1実施形態及び第2実施形態ではフレーム5の高さを冷却管8aの短手方向の幅と略同じにしたが、冷却管8aの短手方向の幅よりも低くしてもよい。また、フレーム5の高さを高くし、フレーム5によって半導体積層ユニット2に加えて、制御回路基板3、平滑コンデンサ4、及びバスバー14を囲うようにしてもよい。さらに、フレーム5によって半導体積層ユニット2、制御回路基板3、平滑コンデンサ4、及びバスバー14のうち、いずれか1つまたはこれらの組み合わせを囲うように構成してもよい。
1 電力変換装置
2 半導体積層ユニット
3 制御回路基板
5 フレーム
6 ケース
7 半導体モジュール
8 冷却器
16 冶具
18c 爪部
50A〜50D 結合部
51 延設部
51a 貫通孔
52 補強部
52b 切り欠き部

Claims (5)

  1. ケース(6)と電力変換回路の一部を構成する半導体モジュール(7)と、前記半導体モジュール(7)を固定しつつ、前記半導体モジュール(7)を冷却する冷却器(8)と、前記半導体モジュール(7)を制御する制御回路基板(3)と、前記冷却器(8)、前記制御回路基板(3)のうち少なくとも1つの周囲を覆うフレーム(5)とを有し、前記冷却器(8)、前記制御回路基板(3)を前記フレーム(5)に固定した状態で、前記フレーム(5)をケース(6)に組み付けてなる電力変換装置において、前記フレーム(5)は前記フレーム(5)の外周壁面に対し、前記ケース(6)と結合するための結合部(50)を有し、前記結合部(50)は、前記フレーム(5)外周壁面から前記ケース(6)に向かって延設され、貫通孔(51a)を有する延設部(51)と、前記延設部(51)及び前記フレーム(5)と一体に形成された補強部(52)を有し、
    前記結合部(50)は、前記フレーム(5)の外周壁に複数設けられ、前記フレーム(5)は、前記補強部(52)と冶具(16)とが係合し、前記冶具(16)を介して持ち上げ可能となっており、複数の前記補強部(52)の上部に、前記冶具(16)の爪部(18d)と係合する切り欠き部(52b)を形成していることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記補強部(52)は、前記貫通孔(51a)を挟んだ両側で前記フレーム(5)と一体形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記補強部(52)は、前記貫通孔(51a)の周全体に沿って形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換装置。
  4. 前記補強部(52)は、前記フレーム(5)の上部端面まで形成していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 前記結合部(50)は前記フレーム(5)の外周壁面に複数形成され、少なくとも1つの前記延設部(51)には、前記貫通孔(51a)のみが設けられており、少なくとも前記貫通孔(51a)のみが設けられた前記延設部(51)と、前記貫通孔(51a)のみが設けられた前記延設部(51)と対角線上の前記延設部(51)とに前記補強部(52)が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の電力変換装置。
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