JP5471555B2 - 自動販売機 - Google Patents

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

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本発明は、自動販売機に関し、より詳細には、例えば飲料等の商品をカップに投入された状態で販売する自動販売機に関するものである。
従来、種々のロケーションに設置されている自動販売機は、新商品の提供、あるいは利用者に対する購買意欲の喚起等を目的として、所定期間経過後にイメージを変更させることが行われている。かかるイメージの変更を行うためには、新しい自動販売機を設置することが考えられるが、これだけを行っていてはコストの増大化を招来してしまう。
そこで、自動販売機の美麗化を図るリニューアル作業を効率的に行うことができる自動販売機として、自動販売機本体の前面開口を開閉する扉体を、自動販売機本体の前面開口を閉成する中扉と、この中扉の表面に表面カバーとから構成させたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−85629号公報
しかしながら、上述したような特許文献1に提案されている自動販売機では、今後新たに設置される自動販売機については有効であるが、既に設置されている自動販売機においては、扉体の構成を変更しなければならず、これにより汎用性に乏しく、この結果、コストの増大化を招来するものである。
ところで、いずれかの商品選択ボタンが押下された場合に、該当する商品を自動販売機本体内部で調理し、調理した商品をカップに投入された状態で取出口を臨む位置に搬送して提供する自動販売機(カップ式飲料自動販売機)においては、前面に商品イメージが描かれたフレーバーカードが取扱商品の種類だけ取り付けられているのが一般的であり、かかるフレーバーカードから受ける印象が大きいという特質がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、汎用性を有し、かつコストの低減化を図りながら、イメージを変更させることができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、前面に開口を有した直方状の自動販売機本体と、前記自動販売機本体の前面開口を開閉する態様で配設された扉体とを備えた自動販売機において、商品を選択するための商品選択ボタンと、商品イメージが描かれたフレーバーカードを前方より視認可能に取り付けたパネルとを有するカバー体を備えてなり、前記扉体の上端部に配設され、かつ自身が前記カバー体の上部に設けられた取付片の開口を挿通することにより、前記扉体の前面の少なくとも一部を覆う態様で該カバー体を支持する支持部材を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上述した請求項1において、前記カバー体は、骨格をなすフレーム材と、前記フレーム材よりも軟質な材料からなり、かつ該フレーム材に支持された態様で前記扉体の前面を覆うカバー部材とを備えてなり、前記取付片は、前記フレーム材に付設されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機は、上述した請求項1又は請求項2において、前記カバー体は、前記扉体の前面に形成され、かつ商品を取り出すための商品取出口を露出させた態様で該扉体の前面を覆うことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る自動販売機は、上述した請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記カバー体は、前記扉体の前面に形成された金銭を投入するための金銭投入口、並びに金銭を返却するための金銭返却口を露出させた態様で該扉体の前面を覆うことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る自動販売機は、上述した請求項1〜4のいずれか一つにおいて、前記カバー体は、前記扉体の前面に形成され、かつ各種情報を表示する表示機構を露出させた態様で該扉体の前面を覆うことを特徴とする。
本発明の自動販売機によれば、カバー体が、商品を選択するための商品選択ボタンと、商品イメージが描かれたフレーバーカードを前方より視認可能に取り付けたパネルとを有し、扉体の上端部に配設された支持部材が、カバー体の上部に設けられた取付片の開口を挿通することにより、扉体の前面の少なくとも一部を覆う態様で該カバー体を支持するので、自動販売機自体のイメージを変更させることができる。しかも既に設置されている自動販売機に対しても前扉の構成を変更しないで適用することができ、汎用性を有するものである。従って、汎用性を有し、かつコストの低減化を図りながら、イメージを変更させることができるという効果を奏する。また、支持部材、カバー体に設けられた取付片の開口を挿通することによりカバー体を支持するので、前後方向及び左右方向に沿って移動することを規制した状態でカバー体を支持することができる。そのため、作業員が1人であっても安全、かつ容易にカバー体の付設作業を行うことができる。従って、カバー体の自動販売機本体(扉体)への取付性を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機の特徴的な部分を分解して示す斜視図である。 図2は、図1に示すカバー体を示すもので、前方側右斜め上方から見た場合を示す斜視図である。 図3は、図1に示すカバー体を示す背面図である。 図4は、図1に示すカバー体を示す平面図である。 図5は、図1に示すカバー体を示すもので、後方側右斜め下方から見た場合を示す斜視図である。 図6は、図1に示すカバー体を示すもので、前方側右斜め上方から見た場合を示す斜視図である。 図7は、本発明の自動販売機の主たる構成要素を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機の特徴的な部分を分解して示す斜視図である。ここで例示する自動販売機は、レギュラーコーヒー飲料の他、ココア等のインスタント飲料をカップに投入した状態で販売するカップ式の飲料自動販売機であり、自動販売機本体である本体キャビネット10、前扉20及びカバー体30を備えて構成してある。
本体キャビネット10は、前面が開口した直方状のものであり、その内部には、詳細は割愛するが、カップ供給装置11、カップ搬送装置12、抽出装置13(いずれも図7参照)等が配設してある。
前扉20は、本体キャビネット10の前面開口を開閉可能となる態様で該本体キャビネット10の一側縁部に揺動可能に配設してあり、閉扉動作した場合に、本体キャビネット10の前面開口を閉成する扉体である。この前扉20は、中程中央に取出口21が設けてあり、その右方側に投入金額を表示する表示器22、硬貨を投入するための硬貨投入口23、返却レバー24が設けてある。また、取出口21の左方側には紙幣挿入口25が設けてあり、前扉20の下部右側には硬貨返却口26が設けてある。
上記前扉20の前面における上半分には、調合ボタン用開口27、フレーバーカード用開口28及び商品選択ボタン用開口29が形成されている。調合ボタン用開口27は、取出口21の上方に設けられた矩形状の開口であり、予め決められた調合成分であるコーヒー豆、クリーム及び砂糖の量を調整するための調合ボタンが設置されていた開口である。フレーバーカード用開口28は、商品イメージが描かれたフレーバーカード50(図6参照)を前方から視認可能に取り付ける際に用いた開口であり、販売商品毎に上下左右に複数設けられている。商品選択ボタン用開口29は、商品を選択するための商品選択ボタンが設置されていた開口であり、商品毎に複数設けられている。より詳細には、各フレーバーカード用開口28に対応して設けられている。
図2〜図6は、それぞれ図1に示すカバー体30を示すもので、図2は、前方側右斜め上方から見た場合を示す斜視図であり、図3は、背面図であり、図4は、平面図であり、図5は、後方側右斜め下方から見た場合を示す斜視図であり、図6は、前方側右斜め上方から見た場合を示す斜視図である。これら図2〜図6を適宜用いながらカバー体30について説明する。
カバー体30は、前扉20の前面の一部、例えば前扉20の前面の上半分を覆う態様で付設されるものである。このカバー体30は、フレーム材31とカバー材36とを備えて構成してある。
フレーム材31は、例えば板金等の高剛性の材料から形成されたもので、カバー体30の骨格をなすものである。より詳細に説明すると、フレーム材31は、上辺部材31a、下辺部材31b、右辺部材31c、左辺部材31dの端部が連結されて内部に矩形状の開口(以下、内部開口ともいう)31eを形成している。
このようなフレーム材31の上辺部材31aには、後方に突出する態様で取付片311が左右一対となる態様で配設してある。これら取付片311には、図4に示すように矩形状開口311aが形成してある。
またフレーム材31の下辺部材31bには、前面に例えばLED等の発光素子64(図7参照)を配設する矩形状の発光支持板312が取り付けてある。この発光支持板312は、板金等の高剛性の材料から形成されたものである。また、この発光支持板312の下端部には、取付板313が配設してある。取付板313は、板金等の高剛性の材料から形成されたものであり、後方に向けて延在する後方延在部313aと、この後方延在部313aの延在端部より上方に向けて延在する垂上部313bとを有している。
上記フレーム材31には、パネル体32が取り付けてある。パネル体32は、上記フレーム材31により形成される内部開口31eを閉成するのに必要十分な大きさを有した矩形状の板状体である。このようなパネル体32は、例えば板金等の高剛性材料から形成された枠体321を有し、該枠体321を構成する左右辺を連結する態様で複数の水平部材322が上下に所定間隔毎に設けられるとともに、これら水平部材322間、並びに枠体321の上辺と水平部材322との間に透光性パネル323が設けられて構成してある。
透光性パネル323は、例えば樹脂等から形成された透明なものであり、商品イメージが描かれたフレーバーカード50を前方から視認可能となる態様で取り付けるものである。
水平部材322は、例えば板金等の高剛性材料から構成された長尺状のものであり、それぞれに商品選択ボタン33が設けられている。商品選択ボタン33は、商品を選択するものであり、透光性パネル323に取り付けられたフレーバーカード50に対応して設けられている。ここで、水平部材322に設けられた商品選択ボタン33は、前扉20に配設されていたものを移設したものである。
また中段の水平部材322には、調合ボタン34が設けられている。調合ボタン34は、上述したように予め決められた調合成分であるコーヒー豆、クリーム及び砂糖の量を調整するためのボタンである。かかる調合ボタン34も、上記商品選択ボタン33と同様に、前扉20に配設されていたものを移設したものである。
尚、本発明の実施の形態においては、商品選択ボタン33及び調合ボタン34は、前扉20に配設されたものを移設したものであるが、本発明ではこれに限定されず、前扉20には以前用いられていた商品選択ボタン及び調合ボタンが取り付けられた状態で、水平部材に新たな商品選択ボタン及び調合ボタンが配設されるようにしても良い。
これら水平部材322のそれぞれの下端には、左右方向に所定の間隔で後方に向けて突出する突片322aが取り付けてある。これら突片322aは、水平部材322と同様に、例えば板金等の高剛性材料から形成されたものである。
このようなパネル体32は、枠体321の下辺の左右両端に取り付けられた軸状部324がフレーム材31の下辺部材31bに揺動可能に取り付けてある。すなわち、パネル体32は、図6に示すように、自身の下端が支持端で自身の上端が自由端となる態様で、軸状部324の軸心回りに揺動可能に取り付けてある。ここで図6中の符号325は、チェーン等の索状体である。かかる索状体325は、フレーム材31の上辺部材31aの端部と、パネル体32の枠体321の端部とに連結してあり、パネル体32の揺動角度(例えば30°)を規制するものである。尚、上記パネル体32は、常態においては、例えば化粧ネジ等によりフレーム材31の内部開口31eを閉成する態様で取り付けてある。
カバー材36は、フレーム材31等よりも軟質な材料、例えば樹脂材等から構成され、フレーム材31に支持されている。このカバー材36は、前扉20の前面の一部を覆うものである。このカバー材36は、パネル用開口361、取出口用開口362、硬貨投入用開口363及び紙幣挿入用開口364が形成してあるとともに、電照部365が設けてある。
パネル用開口361は、フレーム材31と略同じ大きさを有した矩形状の開口であり、フレーム材31に取り付けられたパネル体32の揺動を許容するとともに、該パネル体32を前方に露出させるためのものである。
取出口用開口362は、前扉20の取出口21を前方に露出させるものである。硬貨投入用開口363は、前扉20の表示器22、硬貨投入口23及び返却レバー24を前方に露出させるためのものである。紙幣挿入用開口364は、前扉20の紙幣挿入口25を前方に露出させるためのものである。
電照部365は、取出口用開口362の上方域に形成されており、フレーム材31の下辺部材31bに取り付けられた発光支持板312の前方に位置するものである。この電照部365は、乳白色を呈する態様で形成してある。
このようなカバー体30は、次のようにして本体キャビネット10(前扉20)に取り付けられる。まず前扉20の上端部に、図1に示すように、上方に向けて突出する左右一対の支持片(支持部材)40を設けておく。そして、かかる支持片40がカバー体30の取付片311の矩形状開口311aを挿通する態様で、カバー体30を取り付ける。その後、図には明示しないが、カバー体30を構成するフレーム材31の左辺部材31d及び右辺部材31cに取り付けた係合片を前扉20に引っかけるようにして係合させる。これにより、カバー体30は本体キャビネット10(前扉20)に取り付けられて自動販売機が構成される。このとき図には明示していないが、前扉20の前面の上半分は、カバー体30に被覆されており、取出口21は取出口用開口362より、表示器22、硬貨投入口23及び返却レバー24は硬貨投入用開口363より、紙幣挿入口25は紙幣挿入用開口364を通じて前方に露出される。また、硬貨返却口26は、カバー体30には被覆されず、前方に露出される。
このとき、カバー体30を構成するフレーム材31(下辺部材31b)に発光支持板312を介して取り付けられた取付板313の後方延在部313a及び垂上部313bが前扉20の調合ボタン用開口27を挿通するようにし、かつ垂上部313bを前扉20の背面にネジ等の締結部材により取り付けておく。
図7は、本発明の自動販売機の主たる構成要素を示すブロック図である。この図7に示すように、前扉20には、主制御部60、金銭処理装置61及び発光制御部62が配設してあるとともに、カバー体30にはISSボックス63が配設してある。
主制御部60は、自動販売機の動作を統括的に制御するものであり、前扉20の背面側に配設されている。金銭処理装置61は、いわゆるコインメック及びビルバリデータの総称であり、硬貨投入口23若しくは紙幣挿入口25を通じて投入された金銭の処理を行うものである。
発光制御部62は、カバー体30の発光支持板312に配設された発光素子64の点灯を制御するものであり、発光素子64のそれぞれに配線を介して接続してある。
このような発光制御部62は、主制御部60から与えられる指令に応じて内蔵するメモリ(図示せず)に記憶された点灯パターンにしたがって発光素子64を点灯させるものである。また、発光制御部62は、主制御部60から予め設定された時間以上指令が与えられない場合、すなわち前回指令が与えられた時点から予め設定された時間が経過した場合には、自身と主制御部60との間の通信手段が故障したものと判断して、上記メモリに格納してある所定の点灯パターンにしたがって発光素子64を点灯させるものである。
ISSボックス63は、予め割り付けられた複数(例えば4つ)の商品選択ボタン33を管理するための基板である。このISSボックス63は、主制御部60にデータの送受信可能に配線にて接続してあるとともに、自身が管理する商品選択ボタン33と配線にて接続してある。そして、このようなISSボックス63は、図3及び図5に示すように、カバー体30における中段の水平部材322の背面に配設してある。
以上説明したような本発明の実施の形態である自動販売機においては、商品を選択するための商品選択ボタン33と、商品イメージが描かれたフレーバーカード50を前方より視認可能に取り付けた透光性パネル323とを有するカバー体30が、前扉20の前面の一部を覆う態様で付設されているので、自動販売機自体のイメージを変更させることができる。しかも既に設置されている自動販売機に対しても前扉20の構成を変更しないで適用することができ、汎用性を有するものである。従って、本実施の形態である自動販売機によれば、汎用性を有し、かつコストの低減化を図りながら、自動販売機自体のイメージを変更させることができる。
上記自動販売機においては、前扉20の上端部に設けた支持片40が、カバー体30に設けられた取付片311の矩形状開口311aを挿通することによりカバー体30を、前後方向及び左右方向に沿って移動することを規制した状態で支持することができる。そのため、作業員が1人であっても安全、かつ容易にカバー体30の付設作業を行うことができる。従って、上記自動販売機によれば、カバー体30の本体キャビネット10(前扉20)への取付性を向上させることができる。しかも、取付片311は、高剛性のフレーム材31に取り付けられていることから、例えば樹脂材等から形成されたカバー材36が前扉20への取付後に加重等により変形することを防止することができる。
また上記自動販売機では、カバー体30を構成するフレーム材31(下辺部材31b)に発光支持板312を介して取り付けられた取付板313の後方延在部313a及び垂上部313bが前扉20の調合ボタン用開口27を挿通するようにし、かつ垂上部313bを前扉20の背面にネジ等の締結部材により取り付けたので、カバー体30の中央部が前扉20から離間してしまうことを防止して、いわゆる浮きと称される現象の発生を抑制することができる。しかもカバー体30を構成するパネル体32の水平部材322には、後方に突出する突片322aが取り付けてあるので、該パネル体32の商品選択ボタン33を押下した場合には、かかる突片322aが前扉20の前面に当接して、カバー体30が必要以上に撓んでしまうことを良好に抑制することができる。
また上記自動販売機においては、カバー体30を構成するパネル体32は揺動可能に取り付けてあり、化粧ネジでの固定を解除することにより、図6に示すように前方に向けて揺動させることができる。これにより前扉20を開動作させなくてもフレーバーカード50等の交換を容易に行うことができる。従って、上記自動販売機によれば、フレーバーカード50の交換作業を容易にすることができる。
また上記自動販売機においては、ISSボックス63を水平部材322に配設、すなわちカバー体30がISSボックス63を備えている。これにより、カバー体30と、本体キャビネット10との間における配線本数を削減することができ、これによっても取付作業性を向上させることができる。特に本実施の形態では、ISSボックス63から主制御部60に至る配線と、発光素子64から発光制御部62に至る配線とを束ねた状態で一体化させておくことが好ましい。これによれば、カバー体30を取り付ける際の配線をはわせる作業の簡略化を図ることができ、取付作業の効率を良好なものとすることができる。
また上記自動販売機においては、発光制御部62が、主制御部60から予め設定された時間以上指令が与えられない場合、すなわち前回指令が与えられた時点から予め設定された時間が経過した場合には、自身と主制御部60との間の通信手段が故障したものと判断して、メモリに格納してある所定の点灯パターンにしたがって発光素子64を点灯させている。従って、購買意欲の喚起を継続的に行うことができる。特に本実施の形態では、カバー材36の電照部365が乳白色を呈しているので、電照部365全体で点灯しているように視認させることができ、これにより発光素子64の点灯の視認性を向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うものである。
上述した実施の形態では、カバー体30を構成するカバー材36は樹脂材から形成されたものであるので、作業者が手で持つ場合には、容易に変形しやすい。従って、作業者が保持する可能性のある部位には、板金等により補強しておいても良い。
上述した実施の形態では、カバー体30を構成するフレーム材31にパネル体32が揺動可能に取り付けてあったが、本発明では、自動販売機の前面を構成する前扉20に取り付けられていても良い。また、パネル体32は、下端を支持端として揺動するものであったが、本発明においては、例えば右側をヒンジ機構を設けて左側が自由端として揺動するようにしても良いし、単純に取り外せるようにしても良い。また上端が支持端で下端が自由端として揺動するようにしても良い。更にパネル体32の揺動角度を、例えば90°のように自由に設定しても良い。
上述した実施の形態では特に言及はしていないが、パネル体32の周囲に板材を配設して、透光性パネル323のフレーバーカード50取付部位に埃等の異物の進入を防止するようにしても良いし、カバー体30を構成するフレーム材31の上辺部材31aに板材を配設してカバー体30の上方側から埃等の異物が進入することを防止するようにしても良い。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、例えば飲料等の商品をカップに投入された状態で販売するのに有用である。
10 本体キャビネット
20 前扉
21 取出口
22 表示器
23 硬貨投入口
24 返却レバー
25 紙幣挿入口
26 硬貨返却口
30 カバー体
31 フレーム材
311 取付片
311a 矩形状開口
32 パネル体
33 商品選択ボタン
323 透光性パネル
36 カバー材
40 支持片
50 フレーバーカード
60 主制御部
62 発光制御部
63 ISSボックス
64 発光素子

Claims (5)

  1. 前面に開口を有した直方状の自動販売機本体と、
    前記自動販売機本体の前面開口を開閉する態様で配設された扉体と
    を備えた自動販売機において、
    商品を選択するための商品選択ボタンと、商品イメージが描かれたフレーバーカードを前方より視認可能に取り付けたパネルとを有するカバー体を備えてなり、
    前記扉体の上端部に配設され、かつ自身が前記カバー体の上部に設けられた取付片の開口を挿通することにより、前記扉体の前面の少なくとも一部を覆う態様で該カバー体を支持する支持部材を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記カバー体は、骨格をなすフレーム材と、前記フレーム材よりも軟質な材料からなり、かつ該フレーム材に支持された態様で前記扉体の前面を覆うカバー部材とを備えてなり、
    前記取付片は、前記フレーム材に付設されたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記カバー体は、前記扉体の前面に形成され、かつ商品を取り出すための商品取出口を露出させた態様で該扉体の前面を覆うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前記カバー体は、前記扉体の前面に形成された金銭を投入するための金銭投入口、並びに金銭を返却するための金銭返却口を露出させた態様で該扉体の前面を覆うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動販売機。
  5. 前記カバー体は、前記扉体の前面に形成され、かつ各種情報を表示する表示機構を露出させた態様で該扉体の前面を覆うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の自動販売機。
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