JP5471019B2 - 健康管理システム及び健康管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、グループに属する利用者の健康管理を効率的に行なう健康管理システム及び健康管理プログラムに関する。
従来から、勤務者の健康を管理するための健康管理システムが検討されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。特許文献1においては、センタは、経営者が用いる経営者端末に問診ページを送信する。経営者端末は、問診ページを表示し、問診回答及び入力された血圧の測定結果をセンタに送信する。センタでは、問診回答情報を受信し分析し、対象経営者の健康状態がよくないと判断した場合には、不調の対処法を経営者端末に送信する。
また、特許文献2においては、会社等の団体内の使用頻度が高い部屋に設置された生体情報測定装置で生体情報を計測する。この場合、具体的には、尿検査ユニットを備えたトイレ等を用いる。更に、生活習慣情報入力手段を用いて生活習慣にかかる情報が入力される。情報処理装置は、これらの情報を関連付けた健康管理データを作成して、表示手段に表示する。
ところで、病気等に備えて保険(例えば医療保険)に加入する場合もある。保険に加入する場合には、保険会社が保険金の支払いのリスクが高くないことを確認するために、健康診断が行なわれる。保険会社においては、保険金の支払のリスクが低い者に対しては、その者が保険会社に支払う金額を低くしている場合もある。更に、日常的に健康管理を行なって保険金の支払リスクを抑制することができれば、保険料を低額にすることも可能である。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、利用者の健康状態を効率よく管理しながら、利用者の健康維持を図ることのできる健康管理システム及び健康管理プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、利用者を特定する利用者識別子に関連付けて利用者の生体情報に関する測定データを記録する測定データ記憶手段と、利用者識別子に関連付けて分析結果を記録する分析データ記憶手段と、保険の加入条件と保険料とを関連付けて記録した保険条件データと、検査頻度と前記保険料の割引とを関連付けて記録した割引データとを記録する保険料管理データ記憶手段と、前記利用者識別子に対して利用者の現在の保険料を記録した加入保険管理データ記憶手段と、トイレの周囲に配置され、このトイレの利用者を特定する利用者識別子を取得する識別データ取得装置と、前記トイレと下水管との間に配置され、測定対象の尿を一時的に蓄積する蓄積槽において、利用者の尿の成分を含む生体情報を測定する測定装置と、前記測定装置からの生体情報と、識別データ取得装置からの利用者の利用者識別子とを取得する監視装置と、投薬によって尿に含まれる投薬成分を特定するデータを記憶し、前記監視装置に接続される制御手段を有した情報管理サーバとを備えた健康管理システムであって、前記監視装置は、前記測定装置において測定された生体情報を取得し、前記測定装置を使用した利用者の利用者識別子を取得し、この利用者識別子に関連付けて、取得した生体情報を制御手段に送信し、前記制御手段は、前記監視装置から、利用者を特定する利用者識別子に関連付けて取得した生体情報の測定データを記録する監視処理手段と、前記測定データの分析を行ない、分析対象とした成分の各成分値に異常値があった場合には、投薬の痕跡があるか否かを判断し、前記投薬成分を検知した場合には、投薬検知を前記分析データ記憶手段に記録する分析管理手段と、前記分析データ記憶手段に記録した分析結果と、前記保険料管理データ記憶手段に記録された加入条件とを比較し、前記分析結果に対応する加入条件の保険料を算出し、この保険料に対して検査頻度に応じた割引を適用した金額を算出し、この金額と、前記加入保険管理データ記憶手段に記録された支払金額とを比較し、この比較結果に応じて保険の見直し処理を実行する保険料管理手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の健康管理システムにおいて、前記制御手段には、前記生体情報を測定する基準時間間隔を保持しており、前記監視装置は、利用者の利用者識別子を取得した場合、この利用者の直近の測定日時を前記測定データ記憶手段から取得し、前記測定日時から基準時間間隔を経過している場合のみ、前記測定装置から測定データを取得することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の健康管理システムにおいて、前記保険料管理データ記憶手段は、保険会社を特定するための保険会社識別子が更に関連付けられており、前記保険料管理手段は、前記分析データ記憶手段に記録した分析結果と、前記保険料管理データ記憶手段に記録された保険会社識別子毎の加入条件とを比較し、前記分析結果に対応する加入条件の保険料を算出し、この保険料に対して検査頻度に応じた割引を適用した金額を算出し、この金額と、前記加入保険管理データ記憶手段に記録された支払金額とを比較し、最も低額な保険料の保険会社識別子を特定する見直し処理を実行することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、利用者を特定する利用者識別子に関連付けて利用者の生体情報に関する測定データを記録する測定データ記憶手段と、利用者識別子に関連付けて分析結果を記録する分析データ記憶手段と、保険の加入条件と保険料とを関連付けて記録した保険条件データと、検査頻度と前記保険料の割引とを関連付けて記録した割引データとを記録する保険料管理データ記憶手段と、前記利用者識別子に対して利用者の現在の保険料を記録した加入保険管理データ記憶手段と、トイレの周囲に配置され、このトイレの利用者を特定する利用者識別子を取得する識別データ取得装置と、前記トイレと下水管との間に配置され、測定対象の尿を一時的に蓄積する蓄積槽において、利用者の尿の成分を含む生体情報を測定する測定装置と、前記測定装置からの生体情報と、識別データ取得装置からの利用者の利用者識別子とを取得する監視装置と、投薬によって尿に含まれる投薬成分を特定するデータを記憶し、前記監視装置に接続される制御手段を有した情報管理サーバとを備えた健康管理システムに用いられる健康管理プログラムであって、前記制御手段を、前記監視装置から、利用者を特定する利用者識別子に関連付けて取得した生体情報の測定データを記録する監視処理手段、前記測定データの分析を行ない、分析対象とした成分の各成分値に異常値があった場合には、投薬の痕跡があるか否かを判断し、前記投薬成分を検知した場合には、投薬検知を前記分析データ記憶手段に記録する分析管理手段、及び前記分析データ記憶手段に記録した分析結果と、前記保険料管理データ記憶手段に記録された加入条件とを比較し、前記分析結果に対応する加入条件の保険料を算出し、この保険料に対して検査頻度に応じた割引を適用した金額を算出し、この金額と、前記加入保険管理データ記憶手段に記録された支払金額とを比較し、この比較結果に応じて保険の見直し処理を実行する保険料管理手段として機能させることを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、制御手段は、監視装置から、利用者を特定する利用者識別子に関連付けて生体情報を取得して、測定データを記録する。制御手段は、測定データの分析を行なって、この分析結果を分析データ記憶手段に記録する。制御手段は、分析データ記憶手段
に記録した分析結果と、保険料管理データ記憶手段に記録された加入条件とを比較し、分析結果に対応する加入条件の保険料を算出し、この保険料に対して検査頻度に応じた割引を適用した金額を算出し、この金額と、加入保険管理データ記憶手段に記録された支払金額と比較し、この比較結果に応じて保険の見直し処理を実行する。このため、測定データを用いて定期的に健康状態に関する分析を行なって利用者の健康状態を効率よく管理することができるとともに、これに伴って保険の支払金額が変動した場合には保険の見直し処理を自動的に実行することができる。この場合、保険料管理データには、検査頻度に応じた保険料の割引が行なわれる。従って、短い周期で検査を行なっている場合には、病気の早期発見が可能となる。この場合、保険会社は保険金の支払リスクを抑制できるため、保険料を低額にすることができる。
本発明によれば、監視装置は、利用者の利用者識別子を取得した場合、この利用者の直近の測定日時を測定データ記憶手段から取得し、測定日時から基準時間間隔を経過している場合のみ、測定装置から測定データを取得する。このため、不必要に測定データを増やすことなく、短い間隔で測定データを取得して、健康状態を把握することができる。なお、ここで、測定日時とは、測定された日及び測定された時刻の少なくとも1つであればよい。
本発明によれば、制御手段は、測定データにおいて投薬成分を検知した場合には、投薬検知の記録を分析データ記憶手段に記録する。このため、利用者の尿の成分から利用者が薬を服用していることを把握することができる。
本発明によれば、利用者の健康状態を効率よく管理しながら、利用者の健康維持を図ることができる。
実施形態におけるシステムの概略構成図。 実施形態における情報管理サーバの内部構成を説明する説明図。 各データ記憶部に記録されたデータ構成を説明する説明図であり、(a)は測定データ記憶部、(b)は診断データ記憶部、(c)は保険料管理データ記憶部、(d)は加入保険管理データ記憶部である。 健康管理処理の処理手順を説明するための流れ図。 監視処理の処理手順を説明するための流れ図。 分析管理処理の処理手順を説明するための流れ図。 尿成分の分析処理の処理手順を説明するための流れ図。 保険料管理処理の処理手順を説明するための流れ図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。本実施形態においては、会社に勤務する社員(利用者)の健康を管理する健康管理システムについて説明する。この健康管理システムにおいては、利用者の尿等の生体情報を用いて健康管理を行なう。ここで、生体情報とは、人の健康状態を把握するための情報(例えば、後述する尿検査の成分や身体計測等)に関する情報である。
本実施形態においては、利用者の生体情報を測定する測定装置が、社内のトイレに配置されている。具体的には、図1に示すように、トイレの便器10の周囲に、測定装置16,17が配置されている。更に、トイレの便器10の周囲には、トイレを利用する利用者を特定する個人IDデータを取得するためのカードリーダ15が配置されている。これらカードリーダ15及び測定装置16,17は、後述する監視装置18に接続されている。
カードリーダ15は、無線通信により、所定の距離内のICカードから、このICカードに記録されたデータを読み取る。本実施形態では、カードリーダ15は、社員証のICカードから、この利用者の個人IDに関するデータを取得し、監視装置18に供給する。
測定装置16は、重量センサによる体重、体型の撮影画像の画像処理による身長及び胴回り等の身体計測を行なう。測定装置16は、監視装置18から測定開始指示を取得した場合に、身体計測処理を実行する。測定装置16は、この身体計測処理において取得した計測結果(測定結果)データを監視装置18に供給する。
更に、本実施形態では、トイレの便器10と下水管との間には、測定対象の尿を一時的に蓄積する蓄積槽11が設けられている。この蓄積槽11には、蓄積した尿の成分を測定する測定装置17が設けられている。この測定装置17は、監視装置18から測定指示を取得した場合に、蓄積した尿の成分検査処理を実行する。測定装置17は、この成分検査処理において取得した尿検査結果(測定結果)データを監視装置18に供給する。
監視装置18は、社内ネットワークを介して、情報管理サーバ20に接続されている。この社内ネットワークには、更に利用者管理サーバ30及び利用者端末40が接続されている。監視装置18は、カードリーダ15から取得した個人IDデータを取得する。監視装置18は、個人IDデータを利用者管理サーバ30に送信し、ユーザ認証の結果を受信する。監視装置18は、ユーザ認証が完了した旨の通知(認証完了通知)を受信した場合には、前回の測定から基準測定間隔以上の時間が経過しているか否かを判定する。このため、監視装置18は、基準測定間隔(例えば10時間、1日又は1週間等)に関するデータを記憶している。監視装置18は、基準測定間隔以上の時間が経過している場合に、測定装置16,17に測定開始指示を供給する。監視装置18は、測定装置16,17から測定結果データを取得する。
監視装置18は、取得した各測定結果データが許容範囲外の値を含んでいるか否かを判断する。このため、監視装置18は、測定結果データの項目別に許容範囲の値が関連付けられたテーブルを記憶している。
更に、監視装置18は、すべての測定結果が許容範囲の値となっている場合には、測定結果データ及び個人IDデータを含む測定結果データを情報管理サーバ20に送信する。また、監視装置18は、警告装置を備えている。監視装置18は、ICカードのデータの読み取り後に正確に測定ができなかった場合には、この警告装置を用いてアラームを出力する。
また、利用者管理サーバ30は、この健康管理システムを利用する社員に関する情報を管理する。この利用者管理サーバ30は、利用者データを記録した利用者データ記憶部(図示せず)を備えている。この利用者データには、この会社の勤務者(社員)について利用登録が行なわれた場合に記録される。この利用者データには、利用者を特定する個人ID、利用者の氏名や生年月日等の利用者属性、利用者の所属する部署を特定する部署識別子等に関するデータが含まれる。
利用者端末40は、本実施形態では、利用者が自分の測定結果や診断結果を閲覧するために用いる。この利用者端末40は、ディスプレイからなる表示部と、キーボードやポインティングデバイス等から構成される操作部とを備えている。
一方、情報管理サーバ20は、制御部21、測定データ記憶部22、診断データ記憶部23、保険料管理データ記憶部24及び加入保険管理データ記憶部25を備えている。測
定データ記憶部22は測定データ記憶手段として機能し、診断データ記憶部23は分析データ記憶手段として機能する。保険料管理データ記憶部24は、保険料管理データ記憶手段として機能し、加入保険管理データ記憶部25は、加入保険管理データ記憶手段として機能する。
制御部21は、制御手段(CPU)及び記憶手段(RAM、ROM等)から構成されており、後述する処理(監視処理段階、分析管理段階及び保険料管理段階等を含む処理)を行なう。そして、このための健康管理プログラムを実行することにより、制御部21は、図2に示すように、監視処理手段211、分析管理手段212、診断依頼結果管理手段213、保険料管理手段214、ユーザ管理手段215及び閲覧管理手段216として機能する。
監視処理手段211は、監視装置18から取得した測定結果データを測定データ記憶部22に記録する処理を実行する。
分析管理手段212は、診断に用いる分析結果を管理する処理を実行する。具体的には、分析管理手段212は、後述する測定データ220を定期的に取得し、診断に用いる分析結果データを算出し、診断データ記憶部23に記録する。この場合、分析結果データとして、後述する分析対象期間(例えば1週間や1ヶ月)内に取得した各測定値(尿検査結果の成分値や身体測定結果の値)の平均値や、この平均値から算出した予め定めた項目の値(例えば、BMI等)を用いる。このため、分析管理手段212は、各項目の分析値(分析結果)データを算出するため分析算出式、分析算出プログラムを保持している。更に、分析管理手段212は、病気を判断するために用いられる異常値等の変数値に関するデータを記憶している。更に、分析管理手段212は、投薬により検出される可能性がある投薬成分に関する投薬分析データを記憶している。
診断依頼結果管理手段213は、医師に対して利用者の健康診断の依頼及びその診断結果の記録の管理処理を実行する。具体的には、診断依頼結果管理手段213は、後述する電子カルテ管理サーバ50に分析結果データを送信する。そして、この電子カルテ管理サーバ50から診断結果データを取得して診断データ記憶部23に記録する。
保険料管理手段214は、分析結果や診断結果に応じて利用者が加入する保険の支払料金(保険料)に関して見直し処理を実行する。本実施形態では、上述したように検査頻度に応じて割引が異なるため、保険料管理手段214は、割引を算出するための検査頻度を算出する検査頻度算出式データを記憶している。この検査頻度算出式データは、測定データの測定日時を用いて検査頻度を算出する。この検査頻度算出式は、現在日から予め定めた所定期間(例えば半年)前までの頻度算出期間内に取得した後述する測定データ220の測定間隔の平均値を算出する式でもよいし、頻度算出期間内における測定データ220の取得間隔のうち最も長い間隔を算出する式でもよい。保険料管理手段214は、見直し処理において、保険料が変更になる場合には、保険会社に対して見直し依頼を実行する。この場合、保険料管理手段214は、保険会社コードに対応する保険会社のサーバ(後述する保険会社管理サーバ60)の接続先に関するデータを記憶している。
ユーザ管理手段215は、利用者端末40の利用者を管理する処理を実行する。具体的には、このユーザ管理手段215は、情報管理サーバ20にアクセスしてきた利用者端末40の利用者の個人IDを取得する。ユーザ管理手段215は、利用者管理サーバ30に、個人IDを含むユーザ認証依頼を実行する。ユーザ管理手段215は、利用者管理サーバ30から、ユーザ認証の結果を取得し、閲覧管理手段216に供給する。
閲覧管理手段216は、情報管理サーバ20が管理している情報についての閲覧を管理する処理を実行する。本実施形態では、閲覧管理手段216は、ユーザ認証が完了した利
用者に対して、この利用者の測定結果や診断結果のみの閲覧を許可する。具体的には、閲覧管理手段216は、ユーザ管理手段215から取得したユーザ認証の結果に応じて、この利用者の個人IDに関連付けられているデータを抽出して利用者端末40に送信する。
測定データ記憶部22は、図3(a)に示すように、利用者の尿検査結果や身体計測結果等の測定結果に関する測定データ220を記憶している。この測定データ220は、監視装置18から測定結果データを受信した場合に記録される。この測定データ220には、個人ID、測定日時、尿検査結果及び身体測定結果に関するデータが含まれる。
個人IDデータ領域には、測定対象者である各利用者を特定する識別子(個人ID)に関するデータが記録される。本実施形態では、個人IDとして社員番号を用いる。
測定日時データ領域には、測定データ220を記録した日時(年月日及び時刻)に関するデータが記録される。
尿検査結果データ領域には、この測定日時におけるこの利用者の尿検査結果に関するデータが記録される。具体的には、尿検査の各検査項目の成分値に関するデータが記録される。
身体計測結果データ領域には、この測定日時におけるこの利用者の身体計測結果に関するデータが記録される。具体的には、各身体計測項目(体重や身長等)の計測値に関するデータが記録される。
診断データ記憶部23は、図3(b)に示すように、診断された健康状態に関する診断データ230を記憶している。この診断データ230は、後述する分析管理処理が実行された場合に記録される。この診断データには、個人ID、分析日時、分析結果、診断結果受付日及び診断結果に関するデータが含まれる。
個人IDデータ領域には、診断対象者の各利用者を特定する識別子に関するデータが記録される。
分析日時データ領域には、この診断に用いられる分析結果が算出された年月日及び時刻に関するデータが記録される。
分析結果データ領域には、この診断に用いられた分析結果に関するデータが記録される。具体的には、このデータ領域には、測定データ220に含まれる各測定値の平均値やこの平均値から算出した項目の値に関するデータが記録される。更に、このデータ領域には、分析における特記事項(例えば異常検知や投薬検知等)に関するデータが記録される。
診断結果受付日データ領域には、医師によって診断された健康状態(診断結果)を受け付けた年月日に関するデータが記録される。
診断結果データ領域には、医師が診断した利用者の健康状態について診断を行なった結果に関するデータが記録される。
保険料管理データ記憶部24は、図3(c)に示すように、検査頻度に応じて割引が適用された保険料に関する保険料管理データ240を記憶している。保険料管理データ240は、保険会社から新たな保険情報を受信した場合に記録される。保険料管理データ240には、保険識別子、保険会社コード、保険条件、基本保険料、検査頻度、割引及び保険料に関するデータが含まれる。また、保険条件データには、条件項目及び適用条件値が含まれる。
保険識別子データ領域、保険会社コードデータ領域には、それぞれ各保険を特定する識
別子(保険識別子)、この保険を提供する保険会社を特定する識別子(保険会社コード)に関するデータが記録されている。
条件項目データ領域には、この保険の加入条件の健康診断の項目に関するデータが記録されている。本実施形態では、この条件項目として、診断データ230の分析結果及び診断結果の少なくとも1つの項目を用いる。具体的には、例えば、条件項目として「尿酸値」や「BMI」等がある。
適用条件値データ領域には、各項目に対応する条件値に関するデータが記録されている。この適用条件値として、具体的には、各条件項目に対応する許容値を用いる。
基本保険料データ領域には、この保険の割引前の保険料(金額)に関するデータが記録されている。
検査頻度データ領域には、この保険において利用者の検査を行なう頻度に関するデータが記録されている。本実施形態では、検査実施の測定頻度(1週間に1回や1ヶ月に1回等)を特定する特定データが記録されている。
割引データ領域には、検査頻度に対応する割引(例えば、割引額や割引率)に関するデータが記録されている。
保険料データ領域には、この保険において利用者が支払う保険料に関するデータが記録されている。この保険料は、基本保険料に対して、検査頻度に応じた割引を適用した場合の金額である。
加入保険管理データ記憶部25は、図3(d)に示すように、各利用者が加入した保険を管理するための加入保険管理データ250を記憶している。この加入保険管理データ250は、利用者が保険に加入したデータが入力された場合に記録される。この加入保険管理データ250には、個人ID、保険料支払日、保険識別子及び支払金額に関するデータが含まれる。
個人IDデータ領域には、この保険に加入している各利用者を特定する識別子に関するデータが記録される。
保険料支払日データ領域には、この利用者が保険料を支払った日付に関するデータが記録される。
保険識別子データ領域には、この利用者が加入した保険を特定する保険識別子に関するデータが記録される。
支払金額データ領域には、この利用者が支払った保険料の金額に関するデータが記録される。
図1に示すように、上述した情報管理サーバ20は、外部ネットワークを介して、電子カルテ管理サーバ50及び保険会社管理サーバ60に接続されている。
電子カルテ管理サーバ50は、医療機関に配置されている。電子カルテ管理サーバ50は、利用者の健康状態等に関する電子カルテデータを記録する電子カルテデータ記憶部(図示せず)を備えている。電子カルテ管理サーバ50は、情報管理サーバ20から、利用者の個人IDとともに分析結果データを取得する。電子カルテ管理サーバ50は、取得した個人IDの電子カルテが電子カルテデータ記憶部に記録されていない場合には、新たな電子カルテデータを生成して電子カルテデータ記憶部に記録する。また、電子カルテ管理サーバ50は、取得した個人IDの電子カルテが既に記憶されている場合には、この電子カルテデータから、この利用者の電子カルテを抽出し、取得した分析結果データを追加記録する。
更に、電子カルテ管理サーバ50は、医師端末55に接続されている。電子カルテ管理サーバ50は、利用者の分析結果データを医師端末55に送信し、医師端末55から利用者の健康状態の診断結果に関するデータを取得する。電子カルテ管理サーバ50は、健康状態の診断結果データを、この利用者の電子カルテデータ記憶部に記録するとともに、情報管理サーバ20に送信する。
医師端末55は、医師が健康診断を行なうために用いる端末である。この医師端末55は、利用者の分析結果データを取得して表示する表示部と、この利用者の健康状態の診断結果を入力する操作部とを備える。
一方、保険会社管理サーバ60は、保険会社に配置されており、保険会社における情報を管理する。この保険会社管理サーバ60は、保険加入者の情報を分析し、保険料管理データ240の保険条件や基本保険料、検査頻度に応じた割引等の情報を更新する。
次に、以上のように構成されたシステムを用いて健康管理処理を行なう処理手順を、図4〜図8を用いて説明する。本実施形態では、図4に示すように、監視処理(ステップS1−1)、分析管理処理(ステップS1−2)、診断依頼結果管理処理(ステップS1−3)及び保険料管理処理(ステップS1−4)の順番で説明する。
(監視処理)
まず、定期的に実行される監視処理について、図5を用いて説明する。この監視処理は、利用者が便器10を使用する度に実行される。
利用者は、便器10を使う場合、自分の社員証のICカードをカードリーダ15にかざす。この場合、監視装置18は、ICカード情報の取得処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、監視装置18は、カードリーダ15が読み取った個人IDに関するデータを取得する。監視装置18は、この個人IDデータを含むユーザ認証依頼を利用者管理サーバ30に送信する。
利用者管理サーバ30は、ユーザ認証依頼に含まれる個人IDと一致する個人IDを含む利用者データを利用者データ記憶部において検索する。検索した結果、一致する個人IDを含む利用者データを抽出しなかった場合には、利用者管理サーバ30は、ユーザ認証ができない旨の通知を監視装置18に送信する。また、一致する個人IDを含む利用者データを抽出した場合には、利用者管理サーバ30は、認証完了通知を監視装置18に送信する。
監視装置18は、認証完了通知を受信した場合(ステップS2−2において「YES」の場合)には、前回の測定から基準測定間隔以上の時間が経過しているか否かを判定する(ステップS2−3)。ここで、監視装置18は、この利用者の前回の測定日時データを取得する。具体的には、監視装置18は、情報管理サーバ20に対して個人IDを含む問い合わせ要求を行なう。情報管理サーバ20は、取得した個人IDが記録された測定データ220を測定データ記憶部22から抽出し、このうち測定日時が最も新しい測定データ220を特定して、この測定データの測定日時を監視装置18に送信する。
監視装置18は、取得した測定日時に、基準測定間隔時間を加算した測定可能日時を算出する。監視装置18は、算出した測定可能日時と、現在日時とを比較する。比較した結果、現在日時が測定可能日時を経過している場合には、測定間隔が基準測定間隔以上となっていると判定する。
この場合(ステップS2−3において「YES」)、監視装置18は、測定データの取得処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、監視装置18は、測定装置16,17に測定開始指示を供給する。なお、情報管理サーバ20が個人IDを含む測定データ220を抽出できなかった場合には、初めての測定であることを監視装置18に通知する。この場合、監視装置18は、測定装置16,17に測定開始指示を送信する。
測定開始指示を受信した測定装置16は、身体計測処理を実行し、計測結果データを監視装置18に供給する。また、測定開始指示を受信した測定装置17は、尿検査処理を実行し、尿検査結果データを監視装置18に供給する。
次に、監視装置18は、測定データを記録するか否かを判定する(ステップS2−5)具体的には、監視装置18は、取得した測定結果データの値と、記憶している各項目の許容範囲の値とを比較する。監視装置18は、測定結果データの値が許容範囲内の値であった場合には、測定データの記録を決定する。
この場合(ステップS2−5において「YES」の場合)、情報管理サーバ20の制御部21は、測定結果の記録処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、測定データを記録すると判定した監視装置18は、個人IDデータと測定結果データとを情報管理サーバ20の制御部21に供給する。制御部21の監視処理手段211は、取得した個人IDデータ及び測定結果データ(尿検査結果データ及び身体計測結果データ)を含む測定データ220を生成して、測定データ記憶部22に記録する。情報管理サーバ20は、この測定データ220に現在時刻を測定日時として含めて記録する。
一方、ユーザ認証ができなかった場合、基準測定間隔以上の時間が経過していなかった場合、又は測定結果データの値が許容範囲を逸脱している場合(ステップS2−2,S2−3,S2−5において「NO」の場合)には、監視装置18は、アラームの出力処理を実行する(ステップS2−7)。具体的には、監視装置18は、警告装置にアラームを出力する指示を供給する。警告装置は、アラームを出力し、利用者は、測定データが記録されなかったことを把握する。以上により、監視処理が終了する。
(分析管理処理)
次に、情報管理サーバ20は、医師が健康状態を診断する際に用いる分析データを生成する分析管理処理について説明する。この分析管理処理は、分析時間間隔毎に実行される。本実施形態では、この分析時間間隔は、上述した基準測定間隔よりも長い時間間隔毎(例えば2週間毎や2ヶ月毎等)に設定されている。
まず、情報管理サーバ20の制御部21は、集計対象の特定処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部21の分析管理手段212は、診断データ記憶部23に診断データ230が記録されているか否を判断する。分析管理手段212は、診断データ230が記録されていない場合には、測定データ記憶部22に記録されているすべての測定データ220を用いて、後述する分析処理を、個人ID毎で、測定項目毎に繰り返して実行する。
一方、診断データ230が記録されている場合には、分析管理手段212は、この診断データ230を比較して、最新の分析日時を特定する。分析管理手段212は、最新の分析日時の経過以降、現在日までを分析対象期間として特定し、この分析対象期間内に取得した測定データ220を用いて、分析処理を、個人ID毎で、測定項目毎に繰り返して実行する。
そして、情報管理サーバ20の制御部21は、特定した測定データ220を用いて各項
目の分析値データを算出する分析処理を実行する(ステップS3−2)。この分析処理においては、尿成分の分析処理が含まれる。ここで、この尿成分の分析処理について、図7を用いて詳細に説明する。この場合、情報管理サーバ20の制御部21は、記憶している尿成分の算出プログラムに従って分析処理を実行する。
情報管理サーバ20の制御部21は、測定値の推移の算出処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御部21の分析管理手段212は、この利用者の個人IDを含み、分析対象期間内の測定日時を含む測定データ220を測定データ記憶部22から抽出する。そして、分析管理手段212は、抽出した測定データ220のうち分析対象とした成分の成分値を特定し、記憶している分析算出式を用いて、成分の分析値(例えば平均値)を算出する。
次に、分析管理手段212は、分析対象とした成分の各成分値と、記憶している異常値とを比較する。ここで、異常値が含まれている場合(ステップS4−2)には、制御部21の分析管理手段212は、異常検知の記録処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、分析管理手段212は、「異常検知の記録」を、この分析対象の成分に関連付けて一時的に記憶手段に記憶する。
次に、分析管理手段212は、投薬の痕跡があるか否かを判断する(ステップS4−4)。ここで、分析管理手段212は、この分析対象の成分が投薬成分であるか否かを判断する。具体的には、分析管理手段212は、この分析対象の成分と投薬分析データと比較して、この分析対象の成分が投薬により検出される可能性があるか否かを判定する。投薬により検出される可能性がない成分の場合には、分析管理手段212は、投薬はないと判断する(ステップS4−4において「NO」)。
また、分析対象の成分が投薬により検出される成分の場合には、分析管理手段212は、投薬があると判断する(ステップS4−4において「YES」)。この場合、分析管理手段212は、投薬検知の記録処理を実行する(ステップS4−5)。具体的には、分析管理手段212は、「投薬検知の記録」を、この分析対象の成分に関連付けて一時的に記憶手段に記憶する。
そして、情報管理サーバ20の制御部21は、個人の分析結果の記録処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部21の分析管理手段212は、分析処理において算出した分析結果データを含む診断データ230を生成して、診断データ記憶部23に記憶する。具体的には、分析管理手段212は、現在日時を分析日時として含み、対象利用者の個人IDを含む診断データ230を生成する。分析管理手段212は、この利用者の測定データ220を用いて分析した分析対象の分析値を、この診断データ230の分析結果データ領域に記録する。更に、「異常検知の記録」や「投薬検知の記録」が記憶手段に一時的に記録されていた場合には、分析管理手段212は、この診断データ230の分析結果データ領域に、これらを記録する。
(診断依頼結果管理処理)
上述した分析処理が終了すると、情報管理サーバ20の制御部21は、診断依頼結果管理処理を実行する(ステップS1−3)。ここで、制御部21の診断依頼結果管理手段213は、新たに記録した分析結果データを診断データ記憶部23から抽出する。具体的には、制御部21の診断依頼結果管理手段213は、診断結果受信日が記録されていない診断データ230を診断データ記憶部23から抽出する。診断依頼結果管理手段213は、抽出した診断データ230の個人ID及び分析結果に関するデータを含む診断依頼を電子カルテ管理サーバ50に送信する。
電子カルテ管理サーバ50は、この診断依頼を医師端末55に送信し、この医師端末55の表示部に分析結果を表示する。医師は、表示部に表示された分析結果を閲覧して、診断結果を入力する。医師端末55は、診断結果の入力を検知した場合には、この診断結果に関するデータを、診断依頼に含まれる個人IDとともに、電子カルテ管理サーバ50に送信する。電子カルテ管理サーバ50は、個人IDに関連付けられた診断結果に関するデータを情報管理サーバ20に送信する。
情報管理サーバ20の制御部21は、電子カルテ管理サーバ50から個人IDに関連付けられた診断結果に関するデータを受信すると、診断結果データの記録処理を実行する。具体的には、制御部21の診断依頼結果管理手段213は、取得した個人IDを含む診断データ230を診断データ記憶部23から抽出する。診断依頼結果管理手段213は、この診断データ230の診断結果データ領域に、電子カルテ管理サーバ50から受信した診断結果に関するデータを記録する。更に、診断依頼結果管理手段213は、この診断データ230の診断結果受付日データ領域に現在日時を記録する。
(保険料管理処理)
その後、情報管理サーバ20の制御部21は、保険料管理処理を実行する(ステップS1−4)。この保険料管理処理は、本実施形態では、上述した診断依頼結果管理処理を行なった場合や保険会社管理サーバ60から新たな保険のデータを受信した場合に実行される。この保険料管理処理は、図8に示すように、利用者毎(個人ID毎)に繰り返して実行される。
この保険料管理処理において、情報管理サーバ20の制御部21は、保険条件、検査頻度に対する保険料算出処理を実行する(ステップS5−1)。ここで、制御部21の保険料管理手段214は、保険加入者(利用者)の最新の診断データ230の条件に該当する保険条件を含む保険料管理データ240を抽出する。具体的には、保険料管理手段214は、この利用者の個人IDデータを含む診断データ230のうち最も新しい分析日時の診断データ230を抽出する。保険料管理手段214は、この診断データ230の分析結果や診断結果と、保険料管理データ240の適用条件値とを比較し、診断結果に一致する保険条件の保険料管理データ240を抽出する。
次に、保険料管理手段214は、この利用者の検査頻度を算出する。ここで、保険料管理手段214は、この利用者の直近の所定期間の測定データ220を測定データ記憶部22から抽出する。具体的には、保険料管理手段214は、現在日から所定期間前までの頻度算出期間を特定する。保険料管理手段214は、この利用者の個人IDを含み、頻度算出期間内の測定日時が記録された測定データ220を抽出する。そして、保険料管理手段214は、抽出した測定データ220の測定日時を検査頻度算出式に代入して、検査頻度を算出する。そして、保険料管理手段214は、診断結果に一致するとして抽出した保険料管理データ240のうち、算出した検査頻度の保険料管理データ240を抽出する。
更に、保険料管理手段214は、検査頻度に対応するとして抽出した保険料管理データ240のうち、利用者が加入している保険会社の保険料管理データ240を特定する。具体的には、保険料管理手段214は、この利用者の個人IDを含む加入保険管理データ250を加入保険管理データ記憶部25から抽出する。保険料管理手段214は、この加入保険管理データ250の保険識別子を含む保険料管理データ240を保険料管理データ記憶部24から抽出し、これに含まれる保険会社コードを特定する。そして、この保険会社コードを含む保険料管理データ240を特定し、この保険料管理データ240の保険料を特定する。
次に、情報管理サーバ20の制御部21は、保険料の変更の有無を判断する(ステップ
S5−2)。ここで、まず、制御部21の保険料管理手段214は、この利用者が現在、加入している保険の支払金額を特定する。具体的には、保険料管理手段214は、この利用者の個人IDを含む加入保険管理データ250を加入保険管理データ記憶部25から抽出し、このうち保険料支払日が最も新しい加入保険管理データ250を抽出し、この加入保険管理データ250の支払金額を特定する。
そして、保険料管理手段214は、特定した支払金額と、ステップS5−1で算出した保険料とを比較する。比較した結果、加入保険管理データ250の保険支払金額が一致しない場合には、保険料管理手段214は、保険料の変更があると判断する。この場合(ステップS5−2において「YES」の場合)、情報管理サーバ20の制御部21は、見直し依頼処理を実行する(ステップS5−3)。具体的には、制御部21の保険料管理手段214は、ステップS5−1で算出した保険料の保険料管理データ240に、現在、加入している保険会社コードが含まれている場合には、保険会社コードに対応する保険会社管理サーバ60を特定する。保険料管理手段214は、この保険会社管理サーバ60に対して、この利用者の個人IDを含む診断データ230の分析結果及び診断結果を含む保険の見直し依頼を送信する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態では、情報管理サーバ20の制御部21は、監視装置18から取得した個人IDと測定データを測定データ記憶部22に記録する(ステップS2−6)。制御部21は、測定データを用いて各項目の分析値データを算出する分析処理を実行する(ステップS3−2)。この場合、制御部21は、算出した分析値を診断データ230の分析結果データ領域に記録する。そして、制御部21は、保険料管理処理において、保険条件、検査頻度に対する保険料算出処理を実行し(ステップS5−1)、保険料の変更があった場合には、見直し依頼処理を実行する(ステップS5−3)。このため、制御部21は、測定データを用いて定期的に健康状態に関する分析を行なって利用者の健康状態を効率よく管理することができるとともに、これに伴って保険の支払金額が変動した場合には保険の見直し処理を自動的に実行することができる。
・ 本実施形態では、情報管理サーバ20の保険料管理データ記憶部24には、検査頻度に応じて割引が適用された保険料に関する保険料管理データ240が記録されている。情報管理サーバ20の制御部21は、保険条件、検査頻度に対する保険料算出処理(ステップS5−1)において、利用者の分析結果や診断結果と適用条件値とを比較し、診断結果に一致する保険条件の保険料管理データ240を抽出する。更に、制御部21は、このうち、検査頻度の保険料管理データ240を特定して、保険料を特定する。このため、短い周期で検査を行なっている場合には病気の早期発見が可能となる。この場合、保険会社は保険金の支払リスクを抑制できるため、保険料を低額にすることができる。また、健康であれば保険料が低額になるので、利用者の健康維持の動機付けになり、利用者の健康維持を期待できる。
・ 本実施形態では、監視処理において、監視装置18は、認証完了通知を受信した場合には、前回の測定から基準測定間隔以上の時間が経過しているか否かを判定する(ステップS2−3)。ここで、監視装置18は、この利用者の前回の測定日時データを取得し、これに基準測定間隔時間を加算した測定可能日時を算出する。監視装置18は、測定可能日時と現在日時とを比較し、現在日時が測定可能日時を経過している場合には、基準測定間隔以上であると判定し(ステップS2−3において「YES」)、測定データの取得処理を実行する(ステップS2−4)。このため、不必要に測定データを増やすことなく、短い間隔で測定データを取得して、健康状態を把握することができる。
・ 本実施形態では、上述した分析処理が終了すると、情報管理サーバ20の制御部2
1は、診断依頼結果管理処理を実行する(ステップS1−3)。この処理において、制御部21は、分析結果データを含む診断依頼を電子カルテ管理サーバ50に送信し、電子カルテ管理サーバ50の医師端末55から診断結果データを取得して、診断データ記憶部23に記録する(ステップS1−3)。従って、情報管理サーバ20の制御部21は、分析処理が実行する度に、医者の診断を自動的に取得して記録することができる。
・ 本実施形態では、尿成分の分析処理において、情報管理サーバ20の制御部21は、測定値の推移の算出処理を実行する(ステップS4−1)。そして、制御部21は、異常値があった場合(ステップS4−2)には、異常検知の記録処理を実行する(ステップS4−3)。このため、医師が診断を行なう場合には、異常値検知の記録が含まれる分析結果が閲覧されるため、医師は効率よく診断を行なうことができる。更に、分析対象の成分が投薬により検出される成分の場合には、制御部21は、投薬があると判断し(ステップS4−4において「YES」)、投薬検知の記録処理を実行する(ステップS4−5)。このため、医師が診断を行なう場合には、投薬検知の記録が含まれる分析結果が閲覧されるため、医師は用者が薬を服用していることを把握して、診断を行なうことができる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態においては、情報管理サーバ20の制御部21は、利用者の健康を管理するために、監視装置18から尿検査結果や身体計測結果等の測定結果データを取得して、測定データ記憶部22に記録した。これに代えて、特定の項目の測定結果データのみを記録してもよい。
○ 上記実施形態においては、情報管理サーバ20の制御部21は、保険条件、検査頻度に対する保険料算出処理(ステップS5−1)において、現在、利用者が加入している保険会社の保険料管理データ240を特定した。これに限らず、異なる保険会社の保険料を算出して保険料の見直しを実行してもよい。この場合、最も低額な保険料の保険会社の保険を選択してもよい。具体的には、保険料管理手段214は、利用者の最新の診断データ230の分析結果や診断結果に一致する適用条件値の保険料管理データ240のうち、抽出した保険料管理データ240のうち、記憶している検査頻度の保険料管理データ240をすべて特定する。そして、保険料管理手段214は、このうち、最も低額な保険料の保険料管理データ240を特定する。この場合には、利用者の健康状態に基づいて、より低額な保険料の保険に切り替えることが可能となる。
○ 上記実施形態においては、生体情報として、利用者の尿検査の結果や身体計測結果を取得した。生体情報は、これに限らず、利用者の血液、体脂肪率、体温及び心拍数等、利用者の健康を判断するための材料となる情報であれば何でもよい。
○ 上記実施形態においては、社員の健康を管理する健康管理システムとして社員を説明した。利用者は社員に限られず、利用者毎に測定データを区別して効率よく管理することができれば、あるグループに属する利用者の健康を管理する健康管理システムとして用いてもよい。例えば、病院の入院患者や老人ホームの入所者等の健康を管理する健康管理システムとして用いてもよい。
10…便器、11…蓄積槽、15…カードリーダ、16,17…測定装置、18…監視装置、20…情報管理サーバ、21…制御部、22…測定データ記憶部、23…診断データ記憶部、24…保険料管理データ記憶部、25…加入保険管理データ記憶部、30…利用者管理サーバ、40…利用者端末、50…電子カルテ管理サーバ、55…医師端末、60…保険会社管理サーバ、211…監視処理手段、212…分析管理手段、213…管理手段、214…保険料管理手段、215…ユーザ管理手段、216…閲覧管理手段、22
0…測定データ、230…診断データ、240…保険料管理データ、250…加入保険管理データ。
特開2002−329118号公報(第1頁及び図1) 特開2003−85292号公報(第1頁及び図1)

Claims (4)

  1. 利用者を特定する利用者識別子に関連付けて利用者の生体情報に関する測定データを記録する測定データ記憶手段と、
    利用者識別子に関連付けて分析結果を記録する分析データ記憶手段と、
    保険の加入条件と保険料とを関連付けて記録した保険条件データと、検査頻度と前記保険料の割引とを関連付けて記録した割引データとを記録する保険料管理データ記憶手段と、
    前記利用者識別子に対して利用者の現在の保険料を記録した加入保険管理データ記憶手段と、
    トイレの周囲に配置され、このトイレの利用者を特定する利用者識別子を取得する識別データ取得装置と、
    前記トイレと下水管との間に配置され、測定対象の尿を一時的に蓄積する蓄積槽において、利用者の尿の成分を含む生体情報を測定する測定装置と、
    前記測定装置からの生体情報と、識別データ取得装置からの利用者の利用者識別子とを取得する監視装置と、
    投薬によって尿に含まれる投薬成分を特定するデータを記憶し、前記監視装置に接続される制御手段を有した情報管理サーバとを備えた健康管理システムであって、
    前記監視装置は、前記測定装置において測定された生体情報を取得し、前記測定装置を使用した利用者の利用者識別子を取得し、この利用者識別子に関連付けて、取得した生体情報を制御手段に送信し、
    前記制御手段は、
    前記監視装置から、利用者を特定する利用者識別子に関連付けて取得した生体情報の測定データを記録する監視処理手段と、
    前記測定データの分析を行ない、分析対象とした成分の各成分値に異常値があった場合には、投薬の痕跡があるか否かを判断し、前記投薬成分を検知した場合には、投薬検知を前記分析データ記憶手段に記録する分析管理手段と、
    前記分析データ記憶手段に記録した分析結果と、前記保険料管理データ記憶手段に記録された加入条件とを比較し、前記分析結果に対応する加入条件の保険料を算出し、この保険料に対して検査頻度に応じた割引を適用した金額を算出し、この金額と、前記加入保険管理データ記憶手段に記録された支払金額とを比較し、この比較結果に応じて保険の見直
    し処理を実行する保険料管理手段と
    を備えたことを特徴とする健康管理システム。
  2. 前記制御手段には、前記生体情報を測定する基準時間間隔を保持しており、
    前記監視装置は、利用者の利用者識別子を取得した場合、この利用者の直近の測定日時を前記測定データ記憶手段から取得し、前記測定日時から基準時間間隔を経過している場合のみ、前記測定装置から測定データを取得することを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
  3. 前記保険料管理データ記憶手段は、保険会社を特定するための保険会社識別子が更に関連付けられており、
    前記保険料管理手段は、前記分析データ記憶手段に記録した分析結果と、前記保険料管理データ記憶手段に記録された保険会社識別子毎の加入条件とを比較し、前記分析結果に対応する加入条件の保険料を算出し、この保険料に対して検査頻度に応じた割引を適用した金額を算出し、この金額と、前記加入保険管理データ記憶手段に記録された支払金額とを比較し、最も低額な保険料の保険会社識別子を特定する見直し処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の健康管理システム。
  4. 利用者を特定する利用者識別子に関連付けて利用者の生体情報に関する測定データを記録する測定データ記憶手段と、
    利用者識別子に関連付けて分析結果を記録する分析データ記憶手段と、
    保険の加入条件と保険料とを関連付けて記録した保険条件データと、検査頻度と前記保険料の割引とを関連付けて記録した割引データとを記録する保険料管理データ記憶手段と、
    前記利用者識別子に対して利用者の現在の保険料を記録した加入保険管理データ記憶手段と、
    トイレの周囲に配置され、このトイレの利用者を特定する利用者識別子を取得する識別データ取得装置と、
    前記トイレと下水管との間に配置され、測定対象の尿を一時的に蓄積する蓄積槽において、利用者の尿の成分を含む生体情報を測定する測定装置と、
    前記測定装置からの生体情報と、識別データ取得装置からの利用者の利用者識別子とを取得する監視装置と、
    投薬によって尿に含まれる投薬成分を特定するデータを記憶し、前記監視装置に接続される制御手段を有した情報管理サーバとを備えた健康管理システムに用いられる健康管理プログラムであって、
    前記制御手段を、
    前記監視装置から、利用者を特定する利用者識別子に関連付けて取得した生体情報の測定データを記録する監視処理手段、
    前記測定データの分析を行ない、分析対象とした成分の各成分値に異常値があった場合には、投薬の痕跡があるか否かを判断し、前記投薬成分を検知した場合には、投薬検知を前記分析データ記憶手段に記録する分析管理手段、及び
    前記分析データ記憶手段に記録した分析結果と、前記保険料管理データ記憶手段に記録された加入条件とを比較し、前記分析結果に対応する加入条件の保険料を算出し、この保険料に対して検査頻度に応じた割引を適用した金額を算出し、この金額と、前記加入保険管理データ記憶手段に記録された支払金額とを比較し、この比較結果に応じて保険の見直し処理を実行する保険料管理手段
    として機能させることを特徴とする健康管理プログラム。
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