JP2000139858A - 生体情報システム - Google Patents

生体情報システム

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JP2000139858A
JP2000139858A JP10318012A JP31801298A JP2000139858A JP 2000139858 A JP2000139858 A JP 2000139858A JP 10318012 A JP10318012 A JP 10318012A JP 31801298 A JP31801298 A JP 31801298A JP 2000139858 A JP2000139858 A JP 2000139858A
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JP
Japan
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toilet
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user
toilet device
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JP10318012A
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English (en)
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Hiroshi Okano
浩史 岡野
Kentaro Todoroki
健太郎 轟木
Kiyoshi Arifuku
潔 有福
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】個人識別装置は高価なため、トイレブース内の
各生体情報測定装置に一つずつ個人識別装置を設けるシ
ステムでは、一般家庭への普及が難しかった。また、ト
イレブースにおける個人識別装置は通常、便器本体、便
座等を含むトイレ装置に設けられる事が多かったため、
使用者がほとんどトイレ装置に接触するようになるまで
使用者の特定を出来ないという問題があった。 【解決手段】便器本体、便座などからなるトイレ装置
と、このトイレ装置から構造上分離した一つ以上の生体
情報収集手段と、トイレ装置から構造上分離した個人識
別手段を有し、個人識別手段は識別した個人データを少
なくともトイレ装置、または生体情報収集手段に転送
し、生体情報収集手段は得られた生体情報を少なくとも
トイレ装置、場合によっては他の生体情報収集手段に転
送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本装置はトイレブース内に設
置する生体情報測定手段を有するトイレ装置を含む生体
情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】生体の健康状態を測定するために検出を
行う生体情報には、体温、体重、血圧、尿、大便などが
あり、これらを定量的に測定するために便器本体、便
座、温水洗浄便座等にこれら生体情報の測定機能を付加
したトイレ装置が提案された。さらに特開平5-228116に
おいては家庭内にあるこれらの測定機器をネットワーク
で接続し、個人識別手段も家庭内に多数配置することに
より、使用者が意識することなく個人の生体情報を時系
列で家庭内のサーバーに蓄積することの出来るシステム
が提案された。また、このシステムにおいては、得られ
た生体情報を基に献立を作成するというような、積極的
な生体情報の活用方法も提案された。個人識別装置につ
いては、使用者の体温や体重などの物理量や指紋や画像
などの特徴量を検出する方法、IDカード等で特定する方
法などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、便器本
体、便座、温水洗浄便座等にこれら生体情報の測定機能
を付加したトイレ装置は、生体情報測定装置が便器本体
と構造上一体の構成であったので、使用者が窮屈な姿勢
で測定を行わなければならなかったり、血圧測定装置が
付加されている場合は心臓よりかなり下方で血圧を測定
することとなり測定精度に問題があった。また、各測定
装置に一つずつ前記個人識別装置を設けるようなシステ
ムは高価なため、一般家庭用に普及するには問題があっ
た。また、トイレブースにおける個人識別装置を考えた
場合、個人識別装置は通常、便器本体、便座、温水洗浄
便座等を含む一塊りのトイレ装置の内部に設けられる事
が多く、また、個人識別装置の構成上使用者による近接
もしくは接触が必要であることが多かったため、使用者
がほとんどトイレ装置に接触するように近づくまで使用
者の検知が出来ず、暖房便座を温める等の装置の準備動
作をさせる時間的な余裕がないという問題があった。
【0004】本発明はかかる従来の課題を解消するもの
で、トイレブースに便器本体、便座、温水洗浄便座等を
含む一塊りのトイレ装置から分離した生体情報収集手段
に個人識別装置を設けることにより、より早くトイレ装
置使用者を検知して暖房便座を温める等の準備を行い、
さらにこの個人識別結果を他の個人識別手段を持たない
生体情報収集手段と共有することにより、個々の内部に
個人識別手段を持たない生体情報収集手段で測定された
生体情報も、個人データとして蓄積可能な生体情報シス
テムを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明における生体情報システムは、便器本体、便
座などからなる一塊りのトイレ装置と、このトイレ装置
から構造上分離し、個人識別手段を内蔵する生体情報収
集手段と生体情報記録手段とを有する。この生体情報シ
ステムにおいて、前記個人識別手段によって得られた個
人識別結果は生体情報システム内部で共有化され、生体
情報システム内部に存在する全ての生体情報収集手段に
よって測定された生体情報は使用者と関連づけられて生
体情報記録手段に記録される。
【0006】本システムの構成において、前記個人識別
手段と生体情報収集手段を別体で構成しても良い。こう
することにより、個人識別装置の設置の自由度が増し、
トイレのドアのノブ等の、より早く使用者の検知を行え
る場所に個人識別装置を設置することが可能となる。
【0007】本システムの好ましい構成においては、個
人識別手段は電波を発信し、IDカードなどトイレ装置使
用者の所有物を検出することにより個人識別を行う。こ
の場合使用者はIDキーの記録されたカードやキーホルダ
ー、ペンダント、時計、万歩計等を身につけている。こ
の方法を用いることによりコンパクトな装置で、接触不
要な個人識別が可能となる。
【0008】本システムの好ましい構成においては、紙
巻き器に生体情報収集手段や個人識別手段が内蔵されて
いる。紙巻き器はほとんど全てのトイレブースに設置さ
れており、このような構成を採ることで、施工性がよく
なりコストも下がる。
【0009】本システムの好ましい構成においては、時
計機能と外部入力機能を持つ。時計機能を持つことによ
って、測定された生体情報は時系列データとして生体情
報記録装置に保存できる。また、外部入力機能を持つこ
とによって、例えば食事した時刻などを使用者が手動で
入力する事が可能となり、測定された生体情報をより有
用なデータにする事が出来る。
【0010】
【発明の効果】上記の構成を採ることにより、トイレ装
置を中心にして構造上独立した生体情報収集手段と、個
人識別装置がトイレブース内でネットワーク接続される
こととなり、使用者にとって楽な姿勢で生体情報を測定
できるというメリットがある。さらに、個人識別装置は
トイレブース内に一つでよいことから施工性、経済性に
優れる。また、この構成を採ることにより従来よりも早
くトイレ使用者の事前察知を行うことが可能となる。こ
のことは前記した暖房便座を温めるための時間的な余裕
を作るというメリットがある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第一実施例をブロック図
として図1に示す。トイレブース内には便器本体、便座
等を持つ一塊りのトイレ装置1と、トイレ装置1から構
造上分離した一つ以上の生体情報収集手段6、9が設置
されている。一つ以上の生体情報収集手段6,9のうち
一つの生体情報収集手段9には個人識別手段12が設け
られている。また、トイレ内生体情報記録手段4もトイ
レブース内に設置されている。
【0012】トイレ装置1には生体情報測定手段2、外
環境測定手段3、生体情報記録手段4、通信手段5が内
蔵されている。生体情報収集手段6には生体情報測定手
段7、通信手段8が内蔵されており、生体情報収集手段
9には通信手段11、個人識別手段12が内蔵されてい
る。使用者がトイレブースに入ると、個人識別手段12
が使用者を特定する。この個人識別結果は通信手段11
から通信手段5、8、15へ転送され、トイレブースに
存在する他の装置にも個人識別結果が共有化される。ト
イレブース内には生体情報測定手段2、7、10が存在
し、それぞれ使用者の生体情報を測定する。生体情報測
定手段7、10で測定された生体情報は通信手段8、1
1をそれぞれ介して通信手段5に送られ、使用者と関連
づけられた生体情報としてトイレ内生体情報記録手段4
に記録される。トイレ装置1内部の生体情報測定手段2
と気温、湿度、測定時刻などを測定する外環境測定手段
3で測定された情報も、使用者と関連づけられた生体情
報としてトイレ内生体情報記録手段4に記録される。
【0013】生体情報記録手段はトイレ装置1内部以外
に、トイレブース外部に準備されていてもよい。この場
合この生体情報記録装置は、例えば家庭内ホームサーバ
ーなどトイレブースと同一の屋内に設置されても良い
し、完全に家庭外部に設置されていても良い。このよう
な構成を採ることにより、複数のトイレブースで測定さ
れた生体情報をまとめて生体情報記録手段に記録し、管
理することが可能となる。この場合、トイレブース内に
設置された生体情報測定手段2,7,10と、外環境測
定手段3で測定されたデーターは、個人識別手段12で
特定された個人データと共に通信手段5を介してトイレ
ブース外部の生体情報記録手段に転送され、使用者と関
連づけられた生体情報として記録される。
【0014】前記システムにおいては、トイレ装置1内
部のトイレ内生体情報記録手段4は一時的な記録装置で
あっても良い。この場合トイレブース内部に設置された
生体情報測定手段、外環境測定手段で測定された情報
は、使用者と関連づけられた生体情報としてトイレ内生
体情報記録手段4に一時的に保存され、逐次、もしくは
定期的にトイレ装置外部の生体情報記録手段に転送され
て保存される。
【0015】トイレブース内には表示手段14が設置さ
れており、トイレブース内の生体情報測定手段2、7、
10や、外環境測定手段3で測定された情報を通信手段
15で受信し表示可能である。また表示手段14には、
トイレ内生体情報記録手段4に記録された生体情報も表
示可能である。この場合他人の生体情報を閲覧できない
ように構成する必要があるが、本システムにおいては個
人識別手段12によって、トイレブースの使用者が特定
できているので、生体情報記録手段に生体情報の転送の
命令が下った場合、生体情報記録手段は個人識別手段1
2で特定された個人データに従って閲覧する生体情報を
選択し、表示手段14に転送する方法を採ればよい。
【0016】本発明の第二実施例をブロック図として図
2に示す。トイレブース内には便器本体、便座等を持つ
一塊りのトイレ装置1と、トイレ装置1から構造上分離
した一つ以上の生体情報収集手段6が設置されている。
また生体情報収集手段6とは独立した装置として、個人
識別装置19が設けられている。また、トイレ内生体情
報記録手段4もトイレブース内に設置されている。
【0017】本実施例においては、個人識別装置19に
は個人識別手段20、通信手段21が内蔵されている
が、個人識別手段が生体情報収集手段と別体で設けられ
た事以外は生体情報や個人識別情報の収集方法、トイレ
ブース内における個人識別結果の共有化、得られた生体
情報の転送方法など実施例1と同様に構成している。
【0018】次に、前記第一実施例に基づいて、本発明
の具体的な生体情報収集手段、個人識別装置のイメージ
をトイレブースの透視図として図3に示す。便器本体2
3には便座22が取り付けられ、この便座22と回動可
能に便蓋32が取り付けられている。この便座22は温
度調節可能な便座暖房機能を備える。トイレ装置内に組
み込まれた図示しない主制御手段は、操作パネル25及
びリモコン28からの操作信号に応じ便座温調手段の調
節機能を制御する。33は尿糖、尿潜血、尿蛋白、pH、
月経血、妊娠、排卵、ホルモン等尿に関する測定を行う
装置の採尿部分で、便座22もしくは便器本体23から
吐出・収納可能に取り付けられている。27は便座に取
り付けられ、体温、体脂肪率、心電図、筋電位等下肢近
傍から得られる生体情報の検出を行う。26は血圧、脈
拍測定装置で、使用者の指を挿入するアーチ型のトンネ
ルで構成されており、紙巻き器と一体となっている。便
座22は使用者が腰をかけたときには体重を測定するこ
ともできる。また、このトイレ装置は図示しない検便装
置も備えており、下痢、血便等大便からも生体情報を得
る。これらの測定は各々の生体情報測定手段2によって
行われるが、これらの生体情報測定手段はトイレ装置内
に組み込まれた主制御手段からの命令に基づき、使用者
30が意識することなく(アーチ型のトンネルに指を入
れる様な動作はあるが)基本的に自動的で生体情報の収
集を行う。主制御手段は、対応する生体情報収集手段が
生体情報の測定を始めてから測定が終了するまでの一連
の動作を制御する。尿糖センサーなど事前に値の校正が
必要な物に関しては、採尿部分の吐出・収納の制御だけ
でなく、校正液の吐出等、校正動作についても制御を行
う。また、トイレ装置は図示しない温度測定装置、湿度
測定装置等の外環境測定手段と時計機能を持つ。
【0019】これらトイレブースに設けられた生体情報
検出手段によって、得られた生体情報は生体情報記録装
置13に転送されるのと同時に、使用者30が確認でき
るように表示手段28に測定結果が表示される。生体情
報収集手段1もしくはトイレ装置の内部には生体情報の
標準的な値がインプットされており、生体情報がこれに
比較して異常な値と判断されれば、このことも含めて表
示される。
【0020】このトイレブース内には生体情報収集手段
の一つとしてマット式生体情報収集手段29が設けられ
ている。このマット式生体情報収集手段29は使用者3
0の体重、体脂肪を測定できる。さらに、このマット式
生体情報収集手段29には個人識別手段も設けられてお
り、生体情報を測定するのと同時に、個人識別手段3を
使ってトイレブースに入ってきた使用者が誰であるのか
を特定する。個人識別の方法としては、使用者がID番号
等のあらかじめ登録された個人識別情報を電波で発信す
る個人識別情報発信手段としての万歩計31を携帯し、
この万歩計31から発信する電波をマット式生体情報収
集手段29に一体的に設置された個人識別手段で検知し
個人識別を行う。なお、ここでは個人識別情報発信手段
として万歩計を例に挙げて説明したが、ID番号の記録さ
れた物で個人識別情報を電波で発信することが可能な物
であれば万歩計の機能が無くても、ペンダント、指輪、
ブローチ、キーホルダー等何でも構わない。また、個人
識別の方法としてはこれ以外にも体重を利用する物も考
えられる。
【0021】マット式生体情報収集手段29に内蔵され
た個人識別手段3が使用者30を認識する構成とするこ
とにより、既存の装置よりも使用者をより早く察知出来
るため、装置の準備動作のための時間を確保することが
可能となり、例えば、便座暖房装置をこまめにON・Off
する装置を提供することが可能となる。即ち、トイレ装
置未使用時は便座暖房をOffもしくは通常のトイレ装置
使用時よりも低消費電力で運転させておき、個人識別手
段3が使用者30を認識すると同時にトイレ室内温度調
整機能をONもしくは通常運転に戻し、使用者が着座する
までに便座を適温まで温める。既存の装置では使用者の
検知が使用行為の直前であったため、事前に通電して暖
めておくという準備動作のための時間的余裕が取れず、
その結果、便座は未使用時にも温められ、無駄にエネル
ギーが消費されていたが、前記構成を採ることにより必
要最小限の消費エネルギーで便座を温めることが可能と
なる。なお、不使用時に使用時と状態を変えるのは便座
温度に限らない。トイレ室内暖房装置を付加してトイレ
室内暖房を自動でON・Offしたり、トイレの使用終了を
判断して自動で便蓋1を閉めたり、自動で大便器洗浄を
行ってもよい。また、寒冷地の冬などは所定の温度にな
るまでに時間がかかることが考えられるが、便座及びト
イレ空間を急速に暖めるために、便座暖房装置が起動直
後は通常の運転時よりも消費電力が大きくなるように運
転してもよい。
【0022】マット式生体情報収集手段29によって識
別された個人識別情報は、マット式生体情報収集手段に
設けられた通信手段を介してトイレ装置、紙巻き器付属
生体情報収集手段26、表示手段28に送られその情報
はトイレブース内において共有化される。また、収集さ
れた体重、体脂肪といった生体情報はトイレ装置に送付
され、使用者と関連づけられた生体情報としてトイレ装
置内部に設置されたトイレ内生体情報記録手段4に記録
される。紙巻き器付属生体情報収集手段26に送付され
た生体情報及び個人識別情報は、特に個人識別情報が個
人識別データとして利用される。表示手段28に送付さ
れた生体情報及び個人識別情報は、個人の生体情報とし
て目に見える形で表示される。
【0023】紙巻き器付属生体情報収集手段26は、使
用者が便座に腰掛けアーチ型の指挿入口に指を突っ込ん
で血圧、脈拍等の生体情報を収集する装置である。この
装置によって得られた生体情報は紙巻き器属生体情報収
集手段26に設けられた図示しない通信手段によってト
イレ装置、表示手段28等に送られる。トイレ装置に転
送された前記生体情報は、マット式生体情報収集手段に
付属の個人識別手段によって特定された個人情報を基に
個人データとして生体情報記録手段に記録される。ま
た、表示手段28に転送された生体情報は目に見える形
で表示される。
【0024】検尿手段33は尿糖、尿潜血、尿蛋白、p
H、月経血、妊娠、排卵、ホルモン等尿に関する測定を
行う装置で、尿に関する生体情報を収集する。また便座
は体温、体脂肪率、心電図、筋電位等主に下肢近傍から
得られる生体情報の検出を行う。また便座22は、使用
者30が腰をかけたときには体重を測定することもでき
る。体重に関してはマット式生体情報収集手段29にお
いても測定できると前記したが、使用者30が瞬時に移
動した場合など正確に測定できない場合も考えられるた
めこういった構成とするのがよい。ただし、どちらか一
方で正確に体重を測定可能であると考えられる場合は、
どちらかの機能を省略しても構わない。また、このトイ
レ装置は図示しない検便装置も備えており、下痢、血便
等大便からも生体情報を得る。これらの測定された生体
情報は、マット式生体情報収集手段29に付属の個人識
別手段によって特定された個人情報を基に、個人データ
として生体情報記録手段4に記録される。また、トイレ
装置は図示しない温度測定装置、湿度測定装置等の外環
境測定手段と時計機能によって測定された内容も同時に
生体情報記録手段に記録される。
【0025】前記したトイレブース外部に生体情報記録
手段を有する場合、トイレ装置にはアナログ・デジタル
電話回線、PHS、携帯電話、特定小電力や微弱などの電
波でトイレブース外部に情報を伝達するための通信手段
5が敷設されており、トイレブースにて測定された生体
情報、個人識別情報は通信手段5を介してトイレ装置外
部の生体情報記録手段に転送される。転送された生体情
報は個人識別データを基に個人データとしてトイレブー
ス外部の生体情報記録手段に記録される。また、この通
信方法については、トイレブース外部の生体情報記録装
置への通信手段がトイレブース内に設けられていて直接
通信をおこなう方法でも良いし、親子電話のようにトイ
レブース内に子機があり、この子機がトイレブース外に
ある親機を介してトイレブース外部の生体情報記録装置
と通信する方法を採っても良い。なお本トイレブース内
の説明においては実施例一に基づいた形で行ったが、マ
ット式生体情報収集手段と個人識別手段を分離すること
で実施例二の構成となる。この場合、個人識別手段は生
体情報収集手段と別体となったことで設置場所の自由度
が増大する。特に前記したように使用者の素早いキャッ
チが便座暖房の省エネルギー化に大きく貢献することか
ら、個人識別手段はトイレのドアやドアノブ、ドア枠等
に設置しておくと好都合である。
【0026】なお、トイレ内生体情報記録手段4はトイ
レ装置内部に設置されたと前記したが、トイレ内生体情
報記録手段4の設置場所はトイレ装置内部に限る物では
なく、トイレブース内部のどこかに設置されておればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例一における生体情報システムのブロック
図を示す。
【図2】実施例二における生体情報システムのブロック
図を示す。
【図3】通信機能付き生体情報収集手段と、個人識別手
段を持つトイレブースの透視図。
【符号の説明】
24 局部洗浄用ノズル 26 血圧、脈拍測定装置 27 体温、体脂肪率、心電図、筋電位等測定装置 28 表示手段付きリモコン 29 マット式生体情報収集手段(個人識別機能付
き) 30 使用者 31 IDカード(万歩計) 32 便蓋 33 検尿装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D038 JF03 JH01 KA12 ZA03 4C341 LL30 MM01 MS30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器本体に設置された生体情報測定手段を
    有するトイレ装置と、生体情報測定手段を有し前記トイ
    レ装置とは構造上別に設置された少なくとも一つ以上の
    生体情報収集手段と、得られた使用者の生体情報を記録
    する生体情報記録手段と、トイレ装置の使用者を特定す
    るための個人識別手段と、からなる生体情報システムに
    おいて、前記個人識別手段は前記生体情報収集手段のう
    ちの一つに一体的に設置され、かつトイレ装置や、他の
    生体情報収集手段との間を、有線や電波・赤外線等の無
    線によってデーター通信可能に構成されたことを特徴と
    する生体情報システム。
  2. 【請求項2】便器本体に設置された生体情報測定手段を
    有するトイレ装置と、生体情報測定手段を有し前記トイ
    レ装置とは構造上別に設置された少なくとも一つ以上の
    生体情報収集手段と、得られた使用者の生体情報を記録
    する生体情報記録手段と、トイレ装置の使用者を特定す
    るための個人識別手段と、からなる生体情報システムに
    おいて、前記個人識別手段は前記トイレ装置や、前記生
    体情報収集手段とは別体に設置され、かつトイレ装置
    や、他の生体情報収集手段との間を有線や電波・赤外線
    等の無線によってデーター通信可能に構成したことを特
    徴とする生体情報システム。
  3. 【請求項3】前記個人識別手段は、トイレ装置使用者が
    携帯するIDカードなどに設置された個人認識情報発信手
    段から発せられる電波を検出することにより個人識別を
    行うことを特徴とする請求項1乃至2の生体情報システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記個人認識情報発信手段は、トイレ装置
    使用者の所有する万歩計の中に設置されていることを特
    徴とする請求項3の生体情報システム。
  5. 【請求項5】紙巻き器に個人識別手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項2乃至4の生体情報システム。
  6. 【請求項6】紙巻き器に生体情報収集手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項1乃至5の生体情報システ
    ム。
  7. 【請求項7】トイレ装置前方床面に設置されるマットに
    個人識別手段が設けられていることを特徴とする請求項
    2乃至4または請求項6の生体情報システム。
  8. 【請求項8】トイレ装置前方床面に設置されるマットに
    生体情報手段が設けられていることを特徴とする請求項
    1乃至7の生体情報システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262384A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Ricoh Co Ltd 健康管理システム、健康管理方法及び健康管理プログラム
CN105125134A (zh) * 2015-09-16 2015-12-09 苏州合欣美电子科技有限公司 一种基于物联网的体征监测马桶圈
WO2019187367A1 (ja) 2018-03-30 2019-10-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 管理システム、管理方法、プログラム

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