JP6453060B2 - 健康情報管理システム及び健康情報管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、健康情報管理システム及び健康情報管理方法に関する。
疾病保険や生命保険は、加入時の健康状態や既往歴にもとづいて、契約の可否が判断される。疾病の状態等は、契約者本人による自己申告で行われることが多い。保険会社が設定した、保険事故リスクに関係する質問事項に対する回答として、本人の告知義務という形式によって行われる。自己申告であるため、一方の当事者である保険会社からみた客観性は無い。しかしながら、事故発生時点で、告知義務に違反した疑いがあれば、十分な稼働をかけて調査が行われる。その上で、その内容に虚偽がある場合、契約は解除され保険金の支払いが行われないなどの措置となる。そういった不正件数は契約総数に比べて十分小さいため、実務上、契約時点では簡易な方法により済ませることができる。
また、現在ある医療保険商品の中には、保険事故が無く一定期間経過した場合に、健康祝金や健康ボーナスという名称の一時金給付の仕組みを備えたものもある。また、一部の健康保険において、必要な健康診査を受け、医療機関受診が無い場合に、奨励金として、現金を給付する取り組みも開始されている。
一方、個人の健康情報を管理するものとして、PHR(Personal Health Record)システムがある。PHRシステムは、ユーザが、自身の日々の運動情報やバイタル情報、健診情報など健康関連情報を一つのポータルサービスに集約して収集・管理するためのシステムである。これを用いることによって、ユーザは健康意識を向上させたり、健康状態の経時変化をとらえたりすることができる。
さらに、様々な新しい健康装置やPHRサービスが普及するにつれて、そのデータの二次利用に対する期待が高まっている。例えば、本人の主治医や運動インストラクタ、介護従事者等のサービス提供者がPHRサーバに記憶されている情報を参照することで、サービスの質的な向上や効率化が期待できる。また、マーケティングデータとしても価値がある。例えば、特許文献1に記載された発明は、医師やインストラクタがPHRシステムに記憶された情報を参照し、健康意識の向上や運動へのモチベーションを維持させるサービスに関するものである。
一方で、銀行ATMや入退室管理などでは、生体認証装置が使われる例が増えている。生体認証装置の場合、他人によるなりすましが困難なだけでなく、本人と共謀した身代りも容易ではない。指紋認証では、樹脂製の模造指紋によるクラッキングの例もあるが、血管の動きをみるなど生体反応を確認することで、認証精度は高まっている。
特開2012−230503号公報
しかしながら、契約時点の疾病については、自覚症状がなかったり、契約者が診療に対して消極的である場合は、告知すべき疾病に本人が気付かなかったりすることもなんら不自然ではない。一方、疾病保険契約は通常年単位で長期間に渡るため、契約時点での健康状態のみならず、契約期間中の被保険者の生活習慣によって、疾病リスクは大きく変化する。これらの点から考えて、長期の契約期間中の実績に応じて、保険金の支払いなどが変動するような設計も可能と考えられる。
このように契約時点の本人の健康状態は保険料算定における一要素に過ぎず、きめ細かい保険商品の開発のためには、より信憑性の高い情報が必要となる。
また、PHRシステムでは、個人の健康に関する情報を、本人の自己責任で登録、管理し、蓄積した情報の利用も本人であることが基本となる。そのため、登録された情報に問題があっても、本人の自己責任で完結している。
第三者がPHRシステムに記憶された情報を使ってサービスを提供する場合、情報の真正性の問題に起因して、本人に不利な事象が発生しても、自己責任の範疇に留まるならば、特に支障は生じない。しかしながら、データの正しさについて、本人しか責任を負わない場合、第三者がその情報を使って一定以上の責任を負うサービスを行うことは難しい。例えば、PHRシステムに記憶された情報に応じて、何らかの特典を付与したり、サービス利用料金を下げたりしようとする場合、本人によるデータ偽造や改ざんを防止・検出するしくみが必要となる。
現状のPHRサービスにおいても、本人の意図しない他人のアクセスを防止するために、本人認証されるのが普通である。しかし、それはあくまで、本人の意思に逆らって、他人がなりすますような行為を防止するものであり、本人が意図的に認証情報を他人に渡すなど、共謀することで、本人が身代りを立てることは容易にできる。
また、生体認証を用いることで、本人確認を厳格に行うことは可能であるが、血圧や体温などの生体情報の本人帰属性をそれだけで立証することはできない。本人確認行為と、本人帰属性を証明したい対象の行為(生体情報の測定や運動情報の記録など)とを結びつけて、それぞれが同一人物に紐付けることができることを証跡として残す必要がある。現状では、このようなPHRシステムに記憶させる情報について客観的にこのような証跡を残し、真正性を確保する仕組みはない。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、真正性の確保された健康情報に基づいて柔軟な保険サービスを提供することを可能とする健康情報管理方法及び健康情報管理システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明に係る健康情報管理システムは、ネットワークを介して情報を互いに送受信する健康情報管理サーバ、保険会社サーバ及びユーザ端末を備える健康情報管理システムであって、前記ユーザ端末は、測定装置によって測定された、ユーザの健康情報を受信する通信部と、前記ユーザの健康情報に真正性があるか否かを判定する照合部と、を備え、前記通信部は、前記ユーザの健康情報、及び該健康情報に真正性があるか否かを表す同一人物帰属性照合結果を前記健康情報管理サーバに送信、前記健康情報管理サーバは、前記同一人物帰属性照合結果に基づいて、前記健康情報の履歴を表す健康履歴情報を生成する健康情報処理部と、前記健康履歴情報を前記保険会社サーバに送信する通信部と、を備え、前記照合部は、本人確認装置から前記ユーザの第1の照合用情報を受信し、前記本人確認装置が前記第1の照合用情報を取得すると同時に前記測定装置が取得した前記ユーザの第2の照合用情報を受信し、前記第1の照合用情報において特徴点をとる時刻と、前記第2の照合用情報において特徴点をとる時刻との差が所定の閾値内である回数が所定の回数以上である場合に、前記健康情報は真正なものであるとする。
また、本発明に係る健康情報管理方法は、ネットワークを介して情報を互いに送受信する健康情報管理サーバ、保険会社サーバ及びユーザ端末を備える健康情報管理システムの健康情報管理方法であって、前記ユーザ端末は、測定装置によって測定された、ユーザの健康情報を受信する通信ステップと、前記ユーザの健康情報に真正性があるか否かを判定する照合ステップと、前記ユーザの健康情報、及び該健康情報に真正性があるか否かを表す同一人物帰属性照合結果を前記健康情報管理サーバに送信する通信ステップと、を含み、前記健康情報管理サーバは、前記同一人物帰属性照合結果に基づいて、前記健康情報の履歴を表す健康履歴情報を生成する健康情報処理ステップと、前記健康履歴情報を前記保険会社サーバに送信する通信ステップと、を含み、前記ユーザ端末は、本人確認装置から前記ユーザの第1の照合用情報を受信し、前記本人確認装置が前記第1の照合用情報を取得すると同時に前記測定装置が取得した前記ユーザの第2の照合用情報を受信し、前記第1の照合用情報において特徴点をとる時刻と、前記第2の照合用情報において特徴点をとる時刻との差が所定の閾値内である回数が所定の回数以上である場合に、前記健康情報は真正なものであるとする。
本発明によれば、真正性の確保された健康情報に基づいて柔軟な保険サービスを提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る健康情報管理システムを用いたサービスの概念図である。 第1の実施形態に係る健康情報管理システムの概略図である。 脈拍の時間変化の一例を表す図である。 脈波の時間変化の一例を表す図である。 本人確認装置、測定装置及びユーザ端末の連携を表す概念図である。 ユーザ基本情報記憶部に記憶されるユーザ基本情報を示す概念図である。 真正性情報記憶部が記憶する真正性情報を示す概念図である。 図2に示す健康情報管理システムのユーザ登録に係る処理シーケンス図である。 図2に示す健康情報管理システムの真正性情報の生成に係る処理シーケンス図である。 図2に示す健康情報管理システムの健康情報の記憶と保険条件の再査定に係る処理シーケンス図である。 図2に示す健康情報管理システムの保険申込に係る処理シーケンス図である。 第2の実施形態に係る健康情報管理システムの概略図である。 第3の実施形態に係る健康情報管理システムの概略図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<<健康情報管理システムの機能構成>>
まず、図1を参照して本発明の実施形態に係る健康情報管理システムを用いたサービス(以下、「本サービス」という)の概要について説明する。
図1に示すように、本サービスを利用する主な関係者は、サービス・プロバイダ1、ユーザ2、保険会社3、健康装置メーカー4、及び検査会社5である。サービス・プロバイダ1は、本サービスの運営及び管理を行う。ユーザ2は、本サービスを利用する個人であり、特に健康意識の高い人や疾病リスクの高い中高年層の人である。ユーザ2は、サービス・プロバイダ1に対して、血圧、脈拍、運動量等の、ユーザ2の生体又は運動に関する情報である健康情報を、該健康情報がユーザ2のものであるか照合した同一人物帰属性照合結果とともに真正性情報として提供する。また、ユーザ2は、サービス・プロバイダ1から真正性情報に基づいて決定された保険料及びサービス条件である保険条件やリスク等級を提示されたり、PHR(Personal Health Record)サービスと称される健康情報の管理、健康装置販売、検査サービス等を受けたりする。リスク等級とは、ユーザ2が疾病を被り、保険会社3が保険金を支払うこととなる可能性の高さを示しており、健康情報によって表される健康状態が良いほどリスク等級は低くなる。
このように、サービス・プロバイダ1は、健康情報によって保険料の割引を適用したり、サービス条件を有利にしたりするように柔軟に設計された保険商品をユーザ2に提供することができる。また、ユーザ2は、PHRサービスを受ける場合にその料金をサービス・プロバイダ1に支払ったり、保険会社に支払うべき保険料をサービス・プロバイダ1に代行収納したりする。このようにしてサービス・プロバイダ1は、一度の手続きで必要とする関連作業をすべて完了させるワンストップサービスとして健康関連のサービスをユーザ2に提供したり、ユーザ2の保険ポートフォリオを一元管理したりすることができる。
また、保険会社3は、サービス・プロバイダ1がユーザ2から受信し、記憶している健康情報のうち真正性が確保されているもの、すなわち健康情報がユーザ2のものであると同一人物帰属性照合結果によって表されているものを提供する真正性保証データ提供サービスをサービス・プロバイダ1から受け、そのサービス料金をサービス・プロバイダ1に支払う。また、保険会社3は、ユーザ2がサービス・プロバイダ1に代行収納した保険料を受け取り、その収納手数料をサービス・プロバイダ1に支払う。また、保険会社3は、ユーザ2と保険契約を締結し、保険サービスを提供して、ユーザ2から保険料を受け取る。なお、この保険契約はユーザ2の健康情報に基づいて決定したリスク等級に基づいて締結されるものである。リスク等級が低くなるほど、保険会社3は保険料が低く支払い条件の良い保険契約をユーザ2と締結する。
また、サービス・プロバイダ1が既に保険契約を締結しているユーザ2に関する真正性のある健康情報を定期的に取得することによって、ユーザ2の直近の健康状態に基づいてリスク等級を更新し、これに伴い、保険会社3は保険契約に係る保険料を更新する。
また、健康装置メーカー4は、サービス・プロバイダ1がユーザ2に販売するための健康装置をサービス・プロバイダ1に提供し、サービス・プロバイダ1からその機器代金を受け取る。また、検査会社5は、ユーザ2が利用する検査サービスをサービス・プロバイダ1に提供し、その検査料金を受け取る。
<健康情報管理システムの機能構成>
次に、図2を参照して本実施形態の健康情報管理システムの機能構成について説明する。
図2に示すように、健康情報管理システム100は、本人確認装置200、測定装置300、ユーザ端末400、PHRサーバ(健康情報管理サーバ)500、及び保険会社サーバ600を備える。本人確認装置200、測定装置300、及びユーザ端末400は、図1に示すユーザ2が所有するものであり、PHRサーバ500は図1に示すサービス・プロバイダ1が所有するものであり、保険会社サーバ600は図1に示す保険会社3が所有するものである。
ユーザ端末400、PHRサーバ500、及び保険会社サーバ600はネットワーク101を介して接続され、情報を互いに送受信する。また、本人確認装置200、測定装置300、及びユーザ端末400はネットワーク102を介して接続され、情報を互いに送受信する。本人確認装置200及び測定装置300は、これらの装置に対して入力される情報が同一ユーザのものとなるよう構成される。例えば、本人確認装置200と測定装置300は無線通信又は人体通信を介して各種情報を送受信する、又は、ユーザ端末400等に本人確認装置200を一意に識別するための本人確認装置IDと測定装置300を一意に識別するための測定装置IDを関連付けて記録する等の構成を設ける必要がある。また、健康情報管理システム100が備える各装置及びサーバの時刻は互いに合っている必要がある。
<本人確認装置の機能構成>
本人確認装置200は、図1に示すユーザ2が所有するもので、本人確認情報に基づいてユーザ2を一意に識別するユーザ識別情報(以降、「ユーザID」という)を特定する。本実施形態では、本人確認情報として生体情報を用いる。生体情報とは、例えば、ユーザ2の声紋情報、静脈情報、顔認証情報等のユーザ2の人体に固有の、ユーザIDを一意に特定するための情報である。本人確認装置200は、通信部210、入力部220、本人確認処理部230、第1の照合用情報取得部240、及び本人確認情報記憶部250を備える。
通信部210は、ネットワーク102を介して測定装置300及びユーザ端末400と各種情報を送受信する。
入力部220は、ユーザ2の本人確認情報を入力する。入力部220はマイクロホン、静脈センサ及びカメラ等のうちいずれか1つ以上によって実現される。マイクロホンは、ユーザ2の音声を受け付けて声紋を表す声紋情報を取得する。また、静脈センサはユーザ2の静脈情報を取得する。静脈センサはユーザ2の指、手首、及び腕等の任意の部位から静脈情報を取得できるが、例えば、常時、手首に装着できるような腕時計型の本人確認装置200である場合、手首から静脈情報を取得するのがよい。また、カメラはユーザ2の顔を撮像して、ユーザ2の顔を表す顔認証情報を取得する。
本人確認処理部230は、入力部220によって入力された本人確認情報に基づいて本人確認を行う。具体的には、本人確認処理部230は、初期設定において、声紋情報、静脈情報、及び顔認証情報等のうち、いずれか1つ以上をユーザIDと関連付けて後述する本人確認情報記憶部250に記憶している。通常の運用が開始されると、本人確認処理部230は、例えばマイクロホンによって入力された声紋情報に基づいて、その声紋情報に予め関連付けて本人確認情報記憶部250に記憶されているユーザIDを抽出する。または、本人確認処理部230は、静脈センサによって取得した静脈情報に予め関連付けて本人確認情報記憶部250に記憶されているユーザIDを抽出する。または、本人確認処理部230は、カメラによって取得した顔認証情報に予め関連付けて本人確認情報記憶部250に記憶されているユーザIDを抽出する。このように、ユーザIDを抽出することによってユーザ2を特定する処理を本人確認処理という。なお、ここで取得される本人確認情報は、例えば、マイクロホンによって入力された音声情報、指静脈センサによって測定された画像情報、及びカメラによって撮像されたカラー動画像情報あるいは赤外線動画像情報などに、所定の加工又は演算を施すことによって導出された情報であってもよい。
第1の照合用情報取得部240は、第1の照合用情報を取得する。第1の照合用情報とは、人体に起因し、経時的に変化する特徴であって、例えば、脈拍、血中酸素濃度、体温、骨伝導音、体重、心音、気道音、及び脈波等のうちいずれか1つ以上である。例として、図3(a)に第1の照合用情報取得部240によって取得された脈拍の時間変化を表す図を示す。図3(a)には、ユーザ2は徒歩で通勤し(図3(a)の(A)に相当)、オフィスの階段を上り(図3(a)の(B)に相当)、着席し(図3(a)の(C)に相当)、会議室に移動した(図3(a)の(D)に相当)ときの脈拍の時間変化が示されている。
第1の照合用情報取得部240は、マイクロホン、脈波センサ、及び脈拍センサ等のうちのいずれか1つ以上よって実現される。マイクロホンは、ユーザ2の気道音を受け付けて、その気道音を表す気道音情報を取得する。なお、マイクロホンは、本人確認装置200が備えるマイクロホンと同一のものとし、そのマイクロホンが声紋情報及び気道音情報を取得してもよい。脈波センサは、ユーザ2の脈波を表す脈波情報を取得する。脈拍センサはユーザ2の脈拍を表す脈拍情報を取得する。なお、第1の照合用情報取得部240による第1の照合用情報の取得は、ユーザ2から生体情報や運動情報等を第1の照合用情報として取得すること、及び取得された生体情報や運動情報に各種の演算等を施して第1の照合用情報として導出することのうちいずれであってもよい。
本人確認情報記憶部250は、声紋情報、静脈情報、及び顔認証情報等の本人確認情報のうちいずれか1つ以上をユーザIDと関連付けて記憶する。
<測定装置の機能構成>
測定装置300は、ユーザ2の健康情報、及び第2の照合用情報等を取得し、ユーザ端末400へ送信する。第2の照合用情報とは、第1の照合用情報と相関のある情報であり、第1の照合用情報と同様に人体に起因し、経時的に変化する特徴を含むものである。第2の照合用情報は、例えば、脈拍、血中酸素濃度、体温、骨伝導音、体重、心音、気道音及び脈波等のうちいずれか1つ以上である。また、第2の照合用情報は、ユーザ2の動作を定量化した活動量等の運動情報であってもよい。図2に示すように、測定装置300は、通信部310、測定部320、及び第2の照合用情報取得部330を備える。
通信部310は、ネットワーク102を介して本人確認装置200及びユーザ端末400と各種情報を送受信する。
測定部320は、ユーザ2の健康情報を測定する。測定部320は、血圧を測定する血圧計、動脈血酸素飽和度を測定するパルスオキシメータ(SPO2計)、脈拍を測定する脈拍計、及びユーザ2の活動量をカウントする活動量計、体温計、体組成計、体重計、体脂肪計、心電図を測定する心電計、筋電図を測定する筋電計等のうちいずれか1つ以上によって実現される。なお、測定部320による測定には、ユーザ2の血圧、脈拍等を健康情報として計測すること、及び計測された生体情報や運動情報、血圧値、脈拍数値等に各種の演算等を施して健康情報として導出することのうちいずれであってもよい。
第2の照合用情報取得部330は、第2の照合用情報を取得する。第2の照合用情報取得部330は、骨伝導マイクロホン、脈波センサ、及び脈拍センサのうちいずれか1つ以上を備える。骨伝導マイクロホンは、ユーザ2の骨伝導音を受け付け、その骨伝導音を表す骨伝導音情報を取得する。脈波センサは、ユーザ2の脈波を測定し、その脈波を表す脈波情報を取得する。脈拍センサは、ユーザ2の脈拍を測定し、その脈拍を表す脈拍情報を取得する。例えば、脈拍センサによって測定されたユーザ2の脈拍の時間変化が、図3(b)に示されている。なお、第2の照合用情報取得部330による第2の照合用情報の取得は、ユーザ2から生体情報や運動情報等の第2の照合用情報を取得すること、及び取得された生体情報や運動情報に各種の演算等を施して第2の照合用情報を導出することのうちいずれであってもよい。
また、測定部320が取得する健康情報と第2の照合用情報取得部330が取得する第2の照合用情報とを異なる人物から取得できないようにする必要がある。そのため、測定部320を実現するハードウェアが健康情報を取得するとき、第2の照合用情報取得部330を実現するハードウェアは、健康情報に係るユーザのみの第2の照合用情報を取得できるように設置される。例えば、測定装置300が血圧計である場合、測定部320であるカフの接触部位に骨伝導マイクロホンを備え、その骨伝導マイクロホンが血圧の測定に係るユーザの骨伝導音を取得するように設計される。
<ユーザ端末の機能構成>
ユーザ端末400は、本人確認装置200によって取得された第1の照合用情報と、測定装置300によって取得された第2の照合用情報とを照合する。図2に示すように、ユーザ端末400は、通信部410及び照合部420を備える。
通信部410は、ネットワーク102を介して本人確認装置200及び測定装置300と各種情報を送受信する。また、通信部410は、ネットワーク101を介しPHRサーバ500及び保険会社サーバ600と各種情報を送受信する。
照合部420は、通信部410によって受信した第1の照合用情報と第2の照合用情報とを照合する。具体的には、照合部420は、第1の照合用情報と第2の照合用情報との間に所定の相関性がある場合、第1の照合用情報に係るユーザ2と第2の照合用情報に係るユーザ2は同一である、すなわち、測定装置300によって測定された健康情報は真正性があると判定する。また、照合部420は、照合の結果を表す同一人物帰属性照合結果を含む真正性情報を生成する。
第1の照合用情報の一例は、第1の照合用情報取得部240によって取得された脈拍の時間変化である。また、第2の照合用情報の一例は、第2の照合用情報取得部330によって取得された脈拍の時間変化である。図3(a)は、第1の照合用情報取得部240によって取得された脈拍の時間変化を示すグラフの例であり、図3(b)は、第2の照合用情報取得部330によって取得された脈拍の時間変化を示すグラフの例である。この場合、照合部420は、同じ時間に取得された脈拍の傾向が一致しているか否かを判定する。具体的には、照合部420は、両方の脈拍の相関係数を算出し、算出された相関係数が閾値以上であるか否かを判定し、相関係数が閾値以上である場合に、健康情報がユーザ2のものである(すなわち、健康情報に真正性がある)ことを示す同一人物帰属性照合結果を「OK」とし、相関係数が閾値以上でない場合に同一人物帰属性照合結果を「NG」とする真正性情報を生成する。
図3(a)に示す例の場合、ユーザ2は徒歩で通勤し(図3の(A)に相当)、オフィスの階段を上り(図3の(B)に相当)、着席し(図3の(C)に相当)、会議室に移動した(図3の(D)に相当)。この脈拍の変化は、このような行動をとったユーザ2に特有のものであるため、照合部420は、図3(a)に表される脈拍の時間変化と図3(b)に表される脈拍の時間変化とを比較して、共通した特徴を検出することによって、本人確認装置200が特定した人物と測定装置300が測定した人物とか同一人物であるか否かを判断する。なお、ユーザ端末400は、上述のようにユーザ2の行動(徒歩で移動、着席、等)を認識しなくても、2つの装置から取得又は測定された脈拍の時間変化を比較することで、健康情報が真のユーザ2のものであるか否かを判定する。
第1の照合用情報の他の例は、第1の照合用情報取得部240によって取得された脈波aの時間変化である。また、第1の照合用情報の他の例に対応する第2の照合用情報は、第2の照合用情報取得部330によって取得された脈波bの時間変化である。図4(a)は、第1の照合用情報取得部240によって取得された脈波aの時間変化を示すグラフの例であり、図4(b)は、第2の照合用情報取得部330によって取得された脈波bの時間変化を示すグラフの例である。この場合、照合部420は、第1の照合用情報において特徴点をとる時刻と、第2の照合用情報において特徴点をとる時刻との差が所定の閾値内である回数が所定の回数以上である場合に、所定の相関性があるとする。
具体的には、脈波a及び脈波bの傾向が一致しているか否かを各脈波の特徴点に基づいて判定する。具体的には、照合部420は、脈波aが極小点xa1をとった時刻t(xa1)と所定の時間内で最も近い時刻で脈波bが極小点xb1をとった時刻t(xb1)との時間差Δ1(=t(xb1)−t(xa1))を算出する。そして、照合部420は、脈波aが次の極小点xa2をとった時刻t(xa2)と所定の時間内で脈波bが次の極小点xb2をとった時刻t(xb2)との時間差Δ2(=t(xb2)−t(xa2))を算出する。同様に、照合部420は、脈波aがn回目に極小点xanをとった時刻t(xan)と、所定の時間内で脈波bがn回目に極小点xbnをとった時刻t(xbn)との時間差Δn(=t(xbn)−t(xan))を算出する。このようにして算出したn回の時間差Δnが所定の回数以上で一致している場合、照合部420は、健康情報がユーザ2のものである(すなわち、健康情報に真正性がある)と判定し同一人物帰属性照合結果を「OK」とする。また、所定の回数以上で一致していない場合、照合部420は、健康情報がユーザ2のものでない(すなわち、健康情報に真正性がない)と判定し同一人物帰属性照合結果を「NG」とする真正性情報を生成する。
なお、上記の例では、照合部420は、脈波a及び脈波bの極小点に基づいて照合を行ったが、脈波a及び脈波bの極大点に基づいて照合を行ってもよい。
また、図2に示す入力部430は、ユーザ2の操作によってユーザ2の氏名、生年月日、職業、本人の既往歴、家族の既往歴、運動頻度、及び運動を含むユーザ基本情報を入力する。なお、入力部430はユーザ基本情報としてユーザ2の健康に関連のある他の情報を入力してもよい。また、入力部430は、保険申込に係る情報である保険申込情報、及び加入申込に係る加入申込情報を入力する。
<本人確認装置、測定装置及びユーザ端末の連携>
図5を用いてユーザ2が所有する本人確認装置200、測定装置300、及びユーザ端末400の連携について詳細に説明する。図5に示すように、本人確認装置200の入力部220であるカメラがユーザ2の顔を撮像する。また、本人確認装置200の本人確認処理部230は撮像した顔を表す顔画像情報に、予め関連付けて記憶されているユーザIDを抽出して顔画像による本人確認処理を行う。さらに、本人確認装置200の第1の照合用情報取得部240は、顔画像の顔面皮膚領域のIR(Infrared Spectroscopy)画像から脈波を取得する。また、本人確認装置200の通信部210は、本人確認処理部230によって抽出されたユーザIDと本人確認日時とを含む本人確認結果、及び第1の照合用情報取得部によって取得された脈波(第1の照合用情報)をユーザ端末400に送信する。
本人確認装置200によってユーザ2の顔が撮像される一方、測定装置300の測定部320である血圧計がユーザ2の血圧を測定する。このとき、血圧計の加圧及び減圧を制御することによって、血圧の測定時間を通常の設定より長くしてもよい。測定時間を長くすることによって、上記で説明した測定値における特徴点が多く取得されるため、測定時間の一部にノイズが発生していても、ノイズが発生していない部分の特徴点による照合が可能になる。また、血圧計が備える脈波取得機能によって実現される第2の照合用情報取得部330が圧力センサ波形から血管音による脈波(第2の照合用情報)を取得する。また、測定装置300の通信部310は、拡張/収縮血圧、脈拍数等の測定値と、測定日時と、測定種別とを含む健康情報と、脈波(第2の照合用情報)とをユーザ端末400に送信する。
また、図5に示すユーザ端末400は、本人確認装置200から送信された本人確認結果及び脈波(第1の照合用情報)と、測定装置300から送信された脈波(第2の照合用情報)及び健康情報とを受信する。さらに、ユーザ端末400は、本人確認装置200から送信された脈波(第1の照合用情報)と測定装置300から送信された脈波(第2の照合用情報)とを照合し、その結果である同一人物帰属性照合結果と、健康情報と、本人確認結果とを含む真正性情報を、インターネットを介してPHRサーバ500及び保険会社サーバ600に送信する。
<PHRサーバの機能構成>
PHRサーバ500は、ユーザ2の情報を記憶し、記憶された情報に基づいて各種処理を行う。図2に示すように、PHRサーバ500は、通信部510、保険ポートフォリオ処理部520、健康情報処理部530、ユーザ基本情報記憶部540、及び真正性情報記憶部550を備える。
通信部510は、ネットワーク101を介してユーザ端末400及び保険会社サーバ600と各種情報を送受信する。具体的には、通信部510は、ユーザ端末400からユーザ基本情報、保険申込情報、加入申込情報、及び真正性情報を受信する。また、通信部510は、ユーザ端末400から受信した保険申込情報及び加入申込情報と、後述する健康履歴情報とを保険会社サーバ600に送信する。
保険ポートフォリオ処理部520は、ユーザ端末400の通信部410から送信された保険申込情報に基づいてユーザ2の保険ポートフォリオを生成する。保険ポートフォリオとは、ユーザ2が加入している複数の保険の組み合わせを示すものである。保険ポートフォリオでは、複数の保険のうち各保険の疾病の種類、入院日数、対象者、保険料が一覧性のよい形式で示されているため、ユーザ2は保険ポートフォリオを参照することで自らが要求する保障が満たされているか、自らの要求を満たすために必要な保険料がどの程度であるかを一元的に把握することが可能となる。
また、保険ポートフォリオ処理部520は、ユーザ2が保険契約を更新するにあたり、更新前の保険ポートフォリオと更新後の保険ポートフォリオとを生成してもよい。
健康情報処理部530は、通信部510が受信し、後述する真正性情報記憶部550に記憶されている真正性情報に基づいて、健康情報について統計処理を行う。具体的には、健康情報処理部530は、所定の時間又は所定の日数おきにユーザ端末400から送信される複数の健康情報のうち、該健康情報の同一人物帰属性照合結果が「OK」である健康情報、すなわち真正性がある健康情報に含まれる測定値の平均値及び標準偏差等の統計値を算出する。また、健康情報処理部530は、所定の時間又は所定の日数おきにユーザ端末400から送信される複数の真正性情報のうち真正性がある健康情報に含まれる測定値が変化する傾向を表す指標を算出する。また、健康情報処理部530は、このような健康情報、統計値、指標のうち少なくとも1つを含む健康履歴情報を生成する。
ユーザ基本情報記憶部540は、ユーザ端末400から送信され、通信部510が受信したユーザ基本情報を記憶する。図6は、ユーザ基本情報記憶部540に記憶されるユーザ基本情報を示す概念図である。図6に示すように、ユーザ基本情報記憶部540は、ユーザ2の生年月日、氏名、職業、本人の既往歴、家族の既往歴、運動頻度、運動の種類をユーザIDに関連付けて記憶する。なお、ユーザ基本情報記憶部540は、これらの情報の他にユーザ2の健康に関連のある情報を記憶してもよい。例えば、図6に示す例では、ユーザIDが「000336699」のユーザ2は、ユーザ名が「山田ひとし」で、生年月日が「S.58.04.01」であり、本人の既往歴が「なし」で、家族の既往歴が「心筋梗塞」で、運動種別が「マラソン」で運動頻度が「1回/週」あることが示されている。
真正性情報記憶部550は、ユーザ端末400から送信され、通信部510が受信した真正性情報を記憶する。図7は、真正性情報記憶部550が記憶する真正性情報を示す概念図である。真正性情報記憶部550は、測定装置300の測定に係る測定種別と、測定値と、測定日時とを含む健康情報、本人確認装置200の本人確認処理によって特定されたユーザIDと本人確認日時とを含む本人確認結果、及び同一人物帰属性照合結果を関連付けて記録する。例えば、図7に示す例では、測定種別が「最高血圧」で、測定値が「125」で、測定日時が「2014/7/7 10:02:40」であり、ユーザIDが「000336699」で、本人確認日時が「2014/7/7 10:01:55」であり、同一性人物帰属性照合結果が「OK」であることが示されている。
なお、図2に示すように1つの装置によりPHRサーバ500の各機能部及び記憶部を構成してもよいし、複数の装置によりPHRサーバ500の各機能部及び記憶部を構成してもよい。
<保険会社サーバの機能構成>
保険会社サーバ600は、PHRサーバ500の健康情報処理部530によって生成された健康履歴情報に基づいて保険契約に係る各種処理を行う。図2に示すように、保険会社サーバ600は、通信部610、加入審査処理部620、保険査定処理部630、及び加入者情報記憶部640を備える。
通信部610は、ネットワーク101を介してユーザ端末400及びPHRサーバ500と各種情報を送受信する。具体的には、通信部610は、PHRサーバ500から健康履歴情報、保険申込情報及び加入申込情報を受信する。また、通信部610は、PHRサーバ500に後述する加入結果情報及び加入条件情報を送信する。
加入審査処理部620は、PHRサーバ500から送信された加入申込情報に基づいて、該加入申込に係るユーザ2を保険に加入させるか否かを判定する加入判定を行う。また、加入審査処理部620は、加入判定の結果を表す加入結果情報を生成する。
保険査定処理部630は、PHRサーバ500の健康情報処理部530によって生成され、通信部510によって送信された健康履歴情報及び保険申込情報に基づいて、ユーザ2の保険料及び支払条件を含む加入条件を決定するための保険の査定を行う。また、保険査定処理部630は、決定された加入条件情報を生成する。
加入者情報記憶部640は、PHRサーバ500によって生成され、通信部610によって受信した健康履歴情報を関連付けて記憶する。
なお、図2に示すように1つの装置により保険会社サーバ600の各機能部及び記憶部を構成してもよいし、複数の装置により保険会社サーバ600の各機能部及び記憶部を構成してもよい。
<<健康情報管理システムの動作>>
<ユーザ登録に係る動作>
次に、図8を参照して、本実施形態に係る健康情報管理システム100のユーザ登録に係る動作を説明する。
図8に示すように、まず、ユーザ端末400の入力部430は、ユーザ2の操作によってユーザ基本情報を入力する(ステップS11)。また、入力部430は、ユーザ2の本人確認情報を入力し、入力された本人確認情報は本人確認情報記憶部250に予め記憶される(ステップS12)。ステップS11でユーザ基本情報が入力されると、ユーザ端末400の通信部410はユーザ基本情報をPHRサーバ500に送信する(ステップS13)。ユーザ端末400から送信されたユーザ基本情報は、PHRサーバ500の通信部510が受信し、ユーザ基本情報記憶部540に記憶される(ステップS14)。
ユーザ基本情報記憶部540にユーザ基本情報が記憶されると、通信部510はユーザ基本情報が記憶されたことを示すユーザ登録結果情報を生成し(ステップS15)、ユーザ端末400に送信する(ステップS16)。
<真正性情報の記憶に係る動作>
次に、図9を参照して、本実施形態に係る健康情報管理システム100の真正性情報生成に関する動作を説明する。図9に示すように、まず、本人確認装置200がユーザ2の本人確認を行う(ステップS21)。具体的には、本人確認装置200の入力部220がユーザ2の本人確認情報を入力する。そして、本人確認処理部230が、本人確認情報と関連付けて本人確認情報記憶部250に記憶されているユーザIDを抽出することによってユーザ2を特定する。また、第1の照合用情報取得部240が第1の照合用情報を取得する(ステップS22)。そして、通信部210が、ユーザIDと本人確認日時とを含む本人確認結果及び第1の照合用情報をユーザ端末400に送信する(ステップS23)。
一方、測定装置300の測定部320がユーザ2の健康情報を測定し(ステップS24)、第2の照合用情報取得部330が第2の照合用情報を取得する(ステップS25)。そして、測定装置300の通信部310が、健康情報及び第2の照合用情報をユーザ端末400に送信する(ステップS26)。
ステップS23で本人確認装置200から本人確認果及び第1の照合用情報が送信され、ステップS26で測定装置300から健康情報及び第2の照合用情報が送信されると、ユーザ端末400の照合部420は第1の照合用情報と第2の照合用情報とを照合する。そして、その結果を表す同一人物帰属性照合結果、本人確認結果及び健康情報を含む真正性情報を生成する(ステップS27)。そして、通信部410は真正性情報をPHRサーバ500に送信する(ステップS28)。
<健康情報の記憶と保険条件の再査定>
次に、図10を参照して、本実施形態に係る健康情報管理システム100の健康情報の記憶と保険条件の再査定に関する動作を説明する。
真正性情報が生成され(ステップS27)、送信される(ステップS28)と、図10に示すように、真正性情報はPHRサーバ500の通信部510によって受信され、真正性情報記憶部550に記憶される(ステップS31)。
PHRサーバ500の健康情報処理部530は、定期的に又はリスクエストに応じて真正性情報記憶部550に記憶されている真正性情報のうち同一人物帰属性照合結果が「OK」の健康情報について、ユーザごとの統計処理を施して健康履歴情報を生成する(ステップS32)。そして、通信部510が、生成された健康履歴情報を保険会社サーバ600からの要求に応じて又は所定の時間間隔で保険会社サーバ600に送信する(ステップS33)。PHRサーバ500の通信部510から健康履歴情報が送信されると、保険会社サーバ600の保険査定処理部630はPHRサーバ500から送信された健康履歴情報に基づいて、ユーザ2の保険契約に係るリスクを査定し、新しい保険条件を決定する(ステップS34)。
保険査定処理部630が新しい保険条件を決定すると、通信部610が新しい保険条件を表す新条件情報をPHRサーバ500へ送信する(ステップS35)。そして、PHRサーバ500の通信部610が新条件情報を受信し、ユーザ端末400にその新条件情報を送信する(ステップS36)。
<保険申込に係る動作>
次に、図11を参照して、本実施形態に係る健康情報管理システム100の保険申込に関する動作を説明する。
まず、ユーザ2の操作によってユーザ端末400の入力部430が保険申込情報を入力する(ステップS41)と、通信部210が保険申込情報をPHRサーバ500に送信する(ステップS42)。ステップS42で保険申込情報が送信されると、その保険申込情報を受信したPHRサーバ500の通信部510は保険申込情報と、その保険申込情報に係るユーザのユーザ基本情報を保険会社サーバ600に送信する(ステップS43)。
一方、PHRサーバ500の健康情報処理部530は、真正性情報記憶部550に記憶されている真正性情報のうちの、真正性がある健康情報、すなわち、同一人物帰属性照合結果が「OK」である健康情報に基づいて健康履歴情報を生成する(ステップS44)。
そして、通信部510が、生成された健康履歴情報を保険会社サーバ600に送信する(ステップS45)。保険会社サーバ600の保険査定処理部630は、ステップS43で送信された加入申込情報及びユーザ基本情報と、ステップS45で送信された健康履歴情報とに基づいて保険の査定を行い、保険料及び支払い条件を含む加入条件を決定する(ステップS46)。そして、通信部610が、決定された加入条件を表す加入条件情報をPHRサーバ500に送信する(ステップS47)。
PHRサーバ500の通信部510が加入条件情報を受信すると、保険ポートフォリオ処理部520は加入条件に基づいて保険ポートフォリオを作成する(ステップS48)。そして、通信部510は、受信した加入条件情報、及び作成された保険ポートフォリオを表す保険ポートフォリオ情報をユーザ端末400に送信する(ステップS49)。
ユーザ2の操作によってユーザ端末400に加入申込を表す加入申込情報が入力される(ステップS50)と、通信部210が表す加入申込情報をPHRサーバ500に送信する(ステップS51)。PHRサーバ500の通信部510が加入申込情報を受信すると、受信した加入申込情報のうち加入に要する所定の情報(必要情報)を保険会社サーバ600に送信する(ステップS52)。ステップS52で送信された必要情報を保険会社サーバ600の通信部610が受信すると、加入審査処理部620が、必要情報に基づいてユーザ2を保険に加入させるか否かを判定する(ステップS53)。そして、通信部610が、ユーザ2を加入結果情報をPHRサーバ500に送信する(ステップS54)。そして、PHRサーバ500の通信部510は、加入結果情報を受信し、受信した加入結果情報をユーザ端末400に送信する(ステップS55)。
<<第2の実施形態>>
<健康情報管理システムの機能構成>
次に、本発明の第2の実施形態について図12を参照して説明する。図12に示すように、第2の実施形態における健康情報管理システム100は、測定装置300、ユーザ端末400、PHRサーバ500、及び保険会社サーバ600を備える。また、測定装置300及びユーザ端末400はネットワークを介して接続され、情報を互いに送受信する。また、ユーザ端末400、PHRサーバ500、及び保険会社サーバ600はネットワーク101を介して接続され、情報を互いに送受信する。
また、測定装置300、PHRサーバ500、及び保険会社サーバ600の機能構成は、それぞれ第1の実施形態の測定装置300、PHRサーバ500、及び保険会社サーバ600と同様であるため、その説明を省略する。
第2の実施形態においては、ユーザ端末400が、第1の実施形態における本人確認装置200の本人確認処理部230及び第1の照合用情報取得部240を備える。すなわち、ユーザ端末400は、ユーザ2の本人確認情報に基づいてユーザIDを特定し、第1の照合用情報と第2の照合用情報とを照合する。
ユーザ端末400は、通信部410、照合部420、本人確認処理部230、第1の照合用情報取得部240、及び本人確認情報記憶部250を備える。
通信部410は、ネットワーク102を介して測定装置300と各種情報を送受信する。また、通信部410は、ネットワーク101を介しPHRサーバ500及び保険会社サーバ600と各種情報を送受信する。
照合部420、本人確認処理部230、第1の照合用情報取得部240、及び本人確認情報記憶部250は、それぞれ第1の実施形態における各機能部と同様の機能を有するため、その説明を省略する。
<<第3の実施形態>>
<健康情報管理システムの機能構成>
次に、本発明の第3の実施形態について図13を参照して説明する。図13に示すように、第3の実施形態における健康情報管理システム100は、測定装置300、PHRサーバ500、及び保険会社サーバ600を備える。また、測定装置300、PHRサーバ500、及び保険会社サーバ600はネットワーク101を介して接続され、情報を互いに送受信する。
また、PHRサーバ500及び保険会社サーバ600の機能構成は、それぞれ第1の実施形態の測定装置300、PHRサーバ500、及び保険会社サーバ600と同様であるため、その説明を省略する。
第3の実施形態においては、測定装置300が、第1の実施形態における本人確認装置200の本人確認処理部230、第1の照合用情報取得部240、及び本人確認情報記憶部250を備える。さらに、測定装置300は、第1の実施形態におけるユーザ端末400の照合部420及び入力部430を備える。すなわち、本人確認装置200は、ユーザ2の本人確認情報に基づいてユーザIDを抽出することによってユーザ2を特定し、第1の照合用情報と第2の照合用情報とを照合し、ユーザ2の健康情報を取得する。
測定装置300は、通信部310、測定部320、第2の照合用情報取得部330、本人確認処理部230、第1の照合用情報取得部240、及び照合部420を備える。
通信部310は、ネットワーク101を介して、PHRサーバ500及び保険会社サーバ600と各種情報を送受信する。
測定部320、第2の照合用情報取得部330、本人確認処理部230、第1の照合用情報取得部240、及び照合部420は、それぞれ第1の実施形態における各機能部と同様の機能を有するため、その説明を省略する。
以上のように、第1〜第3の実施形態に記載された健康情報管理システム100では、ユーザ端末400又は測定装置300は、健康情報及び同一人物帰属性照合結果を含む真正性情報をPHRサーバ500に送信するため、PHRサーバ500は同一人物帰属性照合結果に基づいて真正性がある健康情報のみについて健康履歴情報を生成することができる。そして、そのような健康履歴情報に基づいて保険会社サーバ600は査定を行うため、適切な保険料率及びサービス条件等を決定することが可能となる。また、PHRサーバ500は健康情報及び真正性情報を記憶しているため、ユーザ2の要求により、そのユーザ2のユーザ端末400から送信された健康情報を真正性があるか否かにかかわらず、表示することが可能となる。
また、第1〜3の実施形態に記載された健康情報管理システム100によって、ユーザ端末400又は測定装置300から定期的に送信される健康情報に基づいて、保険料率を修正したり、支払い条件を緩和したりするといった柔軟な保険サービスが可能となる。このように、ユーザ2の健康情報が、家庭経済と密接な関係のある保険サービスの内容と連動することは、ユーザ2の健康行動の強い動機付けとして働き、良好な循環を形成することが期待できる。このように、単に健康情報を保管・管理するだけでなく、記憶した健康情報を用いて、健康面でのリスクを評価することができるので、疾病・生命保険サービスと組み合わせたサービスを提供することが可能となる。
また、第1〜3の実施形態では、ユーザ2が所有する本人確認装置200、ユーザ端末400、又は測定装置300が本人確認処理を行う。そのため、秘匿性を高くするべきと考えられる声紋情報、静脈情報、顔認証情報等の本人確認情報を、ネットワーク101を介して送信する必要がない。したがって、本人確認情報がネットワーク101を経由する過程で盗聴、改ざん等が行われるリスクを削減することが可能となる。
また、第1〜3の実施形態では、ユーザの加入前の自己申告による健康状態ではなく、定期的に実際に測定された健康情報の履歴に基づいて、保険会社3は正確に査定を行うことができる。また、ユーザ2は加入条件情報及び保険ポートフォリオを参照することができ、これらの情報に基づいて保険に加入するか否かを判断することができる。
また、第1〜第3の実施形態に記載された健康情報管理システム100では、ユーザ端末400又は測定装置300は、健康情報、本人確認結果、及び真正性情報をPHRサーバ500に送信するとしているが、ユーザ端末400又は測定装置300は同一人物帰属性照合結果が「OK」である場合にのみ、通信部410は健康情報、本人確認結果をPHRサーバ500に送信するとしてもよい。このようにすることによって、ネットワーク101を介して送信する情報を削減し、情報の送受信を速く行うことが可能となる。また、PHRサーバ500が管理する情報が少なくなり、情報の処理にかかる負荷を削減することが可能となる。
また、第1〜3の実施形態に記載された健康情報管理システム100は、ユーザ2が所有する本人確認装置200、ユーザ端末400、又は測定装置300が本人確認処理を行うが、これらの装置が本人確認情報をPHRサーバ500に送信し、PHRサーバ500が本人確認処理を行ってもよい。
また、第1〜3の実施形態に記載された健康情報管理システム100は、ユーザ2が統計的二次利用のために匿名での保険ポートフォリオの提供に同意した場合には、PHRサーバ500は、保険ポートフォリオの参考として類似プロフィールの個人による保険契約実績などのデータを活用してもよい。
また、サービス・プロバイダ1は、健康装置をユーザ2に提供し、ユーザは決められた利用方法に則って提供された健康装置を測定装置300として用いることによって健康情報を測定してもよい。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
1 サービス・プロバイダ
2 ユーザ
3 保険会社
4 健康装置メーカー
5 検査会社
100 健康情報管理システム
101 ネットワーク
102 ネットワーク
200 本人確認装置
210 通信部
220 入力部
230 本人確認処理部
240 第1の照合用情報取得部
300 測定装置
310 通信部
320 測定部
330 第2の照合用情報取得部
400 ユーザ端末
410 通信部
420 照合部
430 入力部
500 PHRサーバ
510 通信部
520 保険ポートフォリオ処理部
530 健康情報処理部
540 ユーザ基本情報記憶部
550 真正性情報記憶部
600 保険会社サーバ
610 通信部
620 加入審査処理部
630 保険査定処理部
640 加入者情報記憶部

Claims (5)

  1. ネットワークを介して情報を互いに送受信する健康情報管理サーバ、保険会社サーバ及びユーザ端末を備える健康情報管理システムであって、
    前記ユーザ端末は、
    測定装置によって測定された、ユーザの健康情報を受信する通信部と、
    前記ユーザの健康情報に真正性があるか否かを判定する照合部と、を備え、
    前記通信部は、前記ユーザの健康情報、及び該健康情報に真正性があるか否かを表す同一人物帰属性照合結果を前記健康情報管理サーバに送信
    前記健康情報管理サーバは、
    前記同一人物帰属性照合結果に基づいて、前記健康情報の履歴を表す健康履歴情報を生成する健康情報処理部と、
    前記健康履歴情報を前記保険会社サーバに送信する通信部と、を備え、
    前記照合部は、本人確認装置から前記ユーザの第1の照合用情報を受信し、前記本人確認装置が前記第1の照合用情報を取得すると同時に前記測定装置が取得した前記ユーザの第2の照合用情報を受信し、前記第1の照合用情報において特徴点をとる時刻と、前記第2の照合用情報において特徴点をとる時刻との差が所定の閾値内である回数が所定の回数以上である場合に、前記健康情報は真正なものであるとする、
    健康情報管理システム。
  2. 請求項1に記載の健康情報管理システムであって、
    前記保険会社サーバは、
    前記健康履歴情報に基づいて、前記ユーザに係る保険の加入条件を決定する保険査定処理部を備える、
    健康情報管理システム。
  3. 請求項2に記載の健康情報管理システムであって、
    前記健康情報管理サーバは、
    前記保険の加入条件に基づいて前記ユーザの保険ポートフォリオを生成する保険ポートフォリオ処理部を備える、
    健康情報管理システム。
  4. 請求項2又は3に記載の健康情報管理システムであって、
    前記ユーザ端末は保険の加入申込に係る加入申込情報を前記健康情報管理サーバに送信する通信部を備え、
    前記健康情報管理サーバは、
    前記ユーザ端末から送信された前記加入申込情報を前記保険会社サーバに送信する通信部を備え、
    前記保険会社サーバは、前記加入申込情報及び前記加入条件に基づいて、ユーザを保険に加入させるか否かを審査する加入審査処理部を備える、
    健康情報管理システム。
  5. ネットワークを介して情報を互いに送受信する健康情報管理サーバ、保険会社サーバ及びユーザ端末を備える健康情報管理システムの健康情報管理方法であって、
    前記ユーザ端末は、
    測定装置によって測定された、ユーザの健康情報を受信する通信ステップと、
    前記ユーザの健康情報に真正性があるか否かを判定する照合ステップと、
    前記ユーザの健康情報、及び該健康情報に真正性があるか否かを表す同一人物帰属性照合結果を前記健康情報管理サーバに送信する通信ステップと、を含み、
    前記健康情報管理サーバは、
    前記同一人物帰属性照合結果に基づいて、前記健康情報の履歴を表す健康履歴情報を生成する健康情報処理ステップと、
    前記健康履歴情報を前記保険会社サーバに送信する通信ステップと、を含み、
    前記ユーザ端末は、本人確認装置から前記ユーザの第1の照合用情報を受信し、前記本人確認装置が前記第1の照合用情報を取得すると同時に前記測定装置が取得した前記ユーザの第2の照合用情報を受信し、前記第1の照合用情報において特徴点をとる時刻と、前記第2の照合用情報において特徴点をとる時刻との差が所定の閾値内である回数が所定の回数以上である場合に、前記健康情報は真正なものであるとする、
    健康情報管理方法。
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