JP7382741B2 - 医療機関選定支援装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、医療機関選定支援装置に関する。
従来、ユーザに商品やサービスを推薦するシステムが知られている。このようなシステムでは、ユーザによるウェブサイトの閲覧履歴等に基づいて、ユーザに商品やサービスを推薦している。しかし、ユーザは、閲覧した商品等について興味を無くしてしまうことがある。このような場合に、過去に閲覧したことがあるとの理由により商品等が推薦されることを不快に感じるユーザもいる。
医療においては、治療内容や通院地域に応じて医療機関を推薦するシステムが知られている。しかしながら、このようなシステムは、ユーザが医療機関を選定する評価基準に基づいた医療機関を推薦しているわけではない。また、医療機関を推薦するシステムは、医療機関のウェブサイトの閲覧履歴に基づいて、医療機関を推薦したとしても上述の理由によりユーザが期待した結果が得られない場合がある。
特開2002-329047号公報 特開2002-197197号公報
本発明が解決しようとする課題は、ユーザの評価基準に基づいた医療機関の選定を支援することである。
実施形態の医療機関選定支援装置は、入力部と、調整部と、導出部と、問い合わせ部と、出力部とを備える。前記入力部は、医療機関を検索する操作が受け付けられたユーザ端末から前記医療機関の検索要求を受け付ける。前記調整部は、ユーザの行動履歴に基づいて、複数の前記医療機関の各々を評価するための評価項目の重要度を調整する。前記導出部は、複数の前記医療機関の各々を評価するための評価項目に対する前記行動履歴に応じた評価値と、前記行動履歴を反映した前記重要度と、に基づく総合評価値に応じた前記医療機関ごとの推薦度を導出する。前記問い合わせ部は、前記推薦度の順位が閾値に達するまで受診可否を前記医療機関の装置に問い合わせる。前記出力部は、前記問い合わせ部により受診可能と判定された前記医療機関を示す医療機関識別情報を出力する。
図1は、第1の実施形態に係る医療機関推薦システムの構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る医療機関評価システムの構成の一例を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態に係る個人AIシステムの構成の一例を示すブロック図である。 図4は、評価項目の重要度の調整を説明する説明図である。 図5は、推薦度の導出方法を説明する説明図である。 図6は、第1の実施形態に係る医療機関推薦システムが実行する推薦処理の処理手順を示すシーケンス図である。 図7は、第1の実施形態に係る個人AIシステムが実行する受診可否判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、第1の実施形態の第1の変形例に係る医療機関評価システムの構成の一例を示すブロック図である。 図9は、第1の実施形態の第2の変形例に係る医療機関評価システムの構成の一例を示すブロック図である。 図10は、第2の実施形態に係る医療機関推薦システムの構成の一例を示す図である。 図11は、第2の実施形態に係る個人AIシステムの構成の一例を示すブロック図である。 図12は、第2の実施形態に係る医療機関評価システムの構成の一例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、医療機関選定支援装置の実施形態を説明する。なお、一つの実施形態又は変形例に記載した内容は、他の実施形態又は他の変形例にも同様に適用されてもよい。
図1は、第1の実施形態に係る医療機関推薦システム1の構成の一例を示す図である。医療機関推薦システム1は、ユーザ端末10と、個人AI(Artificial Intelligence)システム20と、医療機関評価システム30と、医療機関サーバ装置40とを備えている。そして、ユーザ端末10と、個人AIシステム20と、医療機関評価システム30と、医療機関サーバ装置40とは、インターネット等のネットワークを介して通信可能に接続されている。なお、図1に示す医療機関推薦システム1は、装置やシステムが一台ずつ記載されているが、複数台ずつ備えていてもよい。
ユーザ端末10は、ユーザが操作する端末である。ユーザ端末10は、例えばスマートフォンやタブレット端末等により実現される。ユーザ端末10は、例えば医療機関を検索する操作を受け付ける。また、ユーザ端末10は、医療機関の検索結果を表示等により出力する。
個人AIシステム20は、医療機関選定支援装置の一例である。個人AIシステム20は、ユーザの個人情報に応じた医療機関を検索するシステムである。個人AIシステム20は、例えば一又は複数のサーバ装置により実現される。なお、第1の実施形態では、医療機関として歯科医院を検索することを想定して説明する。しかし、個人AIシステム20は、歯科医院に限らず、他の医療機関を検索してもよい。例えば、医療機関は、診療所や病院であってもよいし、リハビリテーション施設であってもよいし、介護施設であってもよい。
個人AIシステム20は、例えばユーザ端末10から医療機関の検索要求を受け付けた場合に、ユーザの個人情報に基づいた医療機関の評価を医療機関評価システム30に要求する。また、個人AIシステム20は、複数の医療機関の各々を評価するための評価項目に対するユーザの個人情報に応じた評価値と、個人情報を反映した評価項目の重要度とに基づく総合評価値に応じた検索結果をユーザ端末10に送信する。すなわち、個人AIシステム20は、検索結果として、例えば医療機関の推薦度が示された医療機関の情報を送信する。ここで、AIとは、判定や推定等の各種処理を行う技術である。AIは、強化学習、教師あり学習、教師なし学習、深層学習(ディープラーニング)等の機械学習により生成される。なお、人工知能は、これら学習方法に限らず、他の方法により生成されてもよい。
医療機関評価システム30は、ユーザに個人情報に基づいて、医療機関の評価項目ごとに医療機関に評価値を付けるシステムである。医療機関評価システム30は、例えば、サーバ装置により実現される。なお、第1の実施形態では医療機関評価システム30が一台のサーバ装置により実現される場合を例に説明するが、医療機関評価システム30は、複数台のサーバ装置により実現されてもよい。さらに、医療機関評価システム30は、医療機関の評価項目ごとに設けられた複数台のサーバ装置により実現されてもよい。
医療機関サーバ装置40は、医療機関が管理するサーバ装置である。医療機関サーバ装置40は、例えば、サーバ装置により実現される。医療機関サーバ装置40は、例えば医療機関の受診予約を受け付ける。
このような医療機関推薦システム1において、ユーザ端末10は、例えば歯科医院等の医療機関を検索する操作を受け付ける。また、ユーザ端末10は、医療機関を検索する操作において、検索条件を指定する操作を受け付けてもよい。例えば、ユーザ端末10は、検索条件として、受診目的や、受診希望日時等を受け付けてもよい。ユーザ端末10は、医療機関を検索する操作を受け付けた場合に、医療機関の検索を個人AIシステム20に要求する。個人AIシステム20に、検索要求を受け付けた場合に、医療機関の評価を要求する評価要求を医療機関評価システム30に送信する。ここで、評価要求には、ユーザ端末10のユーザの個人情報が含まれている。医療機関評価システム30は、ユーザ端末10のユーザの個人情報に応じて、評価項目ごとに医療機関を評価する。そして、医療機関評価システム30は、評価結果を個人AIシステム20に送信する。
個人AIシステム20は、医療機関評価システム30から評価結果を受信する。また、個人AIシステム20は、ユーザ端末10のユーザの個人情報に基づいて、評価項目の重要度の順位を決定する。個人AIシステム20は、医療機関評価システム30が決定した評価項目ごとの医療機関の評価値に、重要度の順位ごとに定められた重みを乗算することで、総合評価値を算出する。また、個人AIシステム20は、医療機関の総合評価値の順位を、医療機関の推薦度にする。そして、個人AIシステム20は、医療機関の推薦度が示された情報を、医療機関推薦システム1が推薦する医療機関の情報である医療機関推薦情報としてユーザ端末10に送信する。
なお、個人AIシステム20は、医療機関がユーザを受け入れ可能な否かを問い合わせてもよい。この場合、個人AIシステム20は、ユーザを受け入れ可能と応答した医療機関の情報を、医療機関推薦システム1が推薦する医療機関の情報である医療機関推薦情報としてユーザ端末10に送信する。さらに、個人AIシステム20は、ユーザ端末10において受診する医療機関を選択する操作が受け付けたられた場合に、選択された医療機関の医療機関サーバ装置40に対して受診予約を登録してもよい。
次に、第1の実施形態に係る医療機関評価システム30の構成について説明する。
図2は、第1の実施形態に係る医療機関評価システム30の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、第1の実施形態に係る医療機関評価システム30は、ネットワークインタフェース310と、記憶回路320と、入力インタフェース330と、ディスプレイ340と、処理回路350とを有する。
ネットワークインタフェース310は、処理回路350に接続されており、ネットワークを介して、ユーザ端末10、個人AIシステム20、及び医療機関サーバ装置40との間で行われる各種データの伝送及び通信を制御する。更に詳しくは、ネットワークインタフェース310は、各システムから各種の情報を受信し、受信した情報を処理回路350に出力する。例えば、ネットワークインタフェース310は、ネットワークカードやネットワークアダプタ、NIC(Network Interface Controller)等によって実現される。
記憶回路320は、処理回路350に接続されており、各種データを記憶する。例えば、記憶回路320は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子や、ハードディスク、光ディスク等によって実現される。
入力インタフェース330は、操作者から受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路350に出力する。例えば、入力インタフェース330は、トラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード、操作面へ触れることで入力操作を行うタッチパッド、表示画面とタッチパッドとが一体化されたタッチスクリーン、光学センサを用いた非接触入力インタフェース、音声入力インタフェース等の入力装置によって実現される。なお、入力インタフェース330は、医療機関評価システム30とは別体に設けられた操作装置から操作に対応する電子信号を受け付ける接続インタフェース等の制御回路であってもよい。
ディスプレイ340は、処理回路350から出力される各種情報や各種画像を表示する。例えば、ディスプレイ340は、有機EL(Electro Luminescence)モニタや、液晶モニタや、CRT(Cathode Ray Tube)モニタや、タッチパネル等の表示装置によって実現される。例えば、ディスプレイ340は、操作者の指示を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)や、各種の表示用の画像データ、処理回路350による各種の処理結果を表示する。
処理回路350は、医療機関評価システム30が有する各構成要素を制御する。例えば、処理回路350は、プロセッサによって実現される。さらに詳しくは、第1の実施形態に係る処理回路350は、通信機能351、及び医療機関評価機能352を有する。さらに、処理回路350の医療機関評価機能352は、通院条件評価機能3521、評判評価機能3522、受診目的適合度評価機能3523、先進技術導入度評価機能3524、診療予定評価機能3525、相性評価機能3526、及び保険適用度評価機能3527を有する。
ここで、例えば、図2に示す処理回路350の構成要素である通信機能351、及び医療機関評価機能352が実行する各処理機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路320に記憶されている。処理回路350は、各プログラムを記憶回路320から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路350は、図2の処理回路350内に示された各機能を有することとなる。
なお、通信機能351、及び医療機関評価機能352の全ての処理機能がコンピュータによって実行可能な1つのプログラムの形態で、記憶回路320に記録されていてもよい。例えば、このようなプログラムは、医療機関評価プログラムとも称される。この場合、処理回路350は、医療機関評価プログラムを記憶回路320から読み出し、読み出した医療機関評価プログラムを実行することで医療機関評価プログラムに対応する通信機能351、及び医療機関評価機能352を実現する。
通信機能351は、ネットワークインタフェース310を制御して、ネットワークに接続された装置やシステムとの通信を実行する。例えば、通信機能351は、医療機関の評価項目ごとの評価を要求する評価要求を受信する。評価要求には、検索を要求したユーザ端末10のユーザの個人情報が含まれている。また、通信機能351は、医療機関の評価項目ごとの評価が実行された場合に、評価項目ごとの評価値が示された評価結果を送信する。
医療機関評価機能352は、ユーザの個人情報に基づいて、評価項目ごとに医療機関を評価する。また、医療機関評価機能352は、評価項目ごとに医療機関を評価する各種機能を有している。更に詳しくは、医療機関評価機能352は、通院条件評価機能3521、評判評価機能3522、受診目的適合度評価機能3523、先進技術導入度評価機能3524、診療予定評価機能3525、相性評価機能3526、及び保険適用度評価機能3527を備えている。医療機関評価機能352は、これら機能の評価結果である評価項目ごとの評価値を、評価項目ごとの評価結果として通信機能351に送信させる。なお、図2に示す医療機関評価機能352が有している機能は、例えば歯科医院を評価する場合の機能である。
通院条件評価機能3521は、ユーザの医療機関への通いやすさを基準に、医療機関を評価する。更に詳しくは、通院条件評価機能3521は、個人AIシステム20から受信したユーザの個人情報に基づいて、医療機関を評価する。すなわち、通院条件評価機能3521は、ユーザが評価対象の医療機関に通いやすい場合に高い評価値を付ける。
例えば、通院条件評価機能3521は、ユーザの個人情報としてユーザの自宅や職場等の位置情報と、ユーザが普段用いる交通手段を示す情報とを取得する。位置情報は、住所、固定電話番号、緯度経度等の情報である。また、通院条件評価機能3521は、地図情報上にユーザの自宅や職場等の位置情報と、医療機関の位置情報とを配置する。そして、通院条件評価機能3521は、医療機関がユーザの自宅や職場等に近い場合や、ユーザが普段用いる交通手段で医療機関まで行ける場合に、高い評価値を付ける。なお、通院条件評価機能3521は、ユーザの自宅や職場に限らず、ユーザが日常的に訪れる場所がある場合には、その場所から医療機関までの通いやすさを評価してもよい。
評判評価機能3522は、医療機関を使用した人々の評判を基準に、医療機関を評価する。更に詳しくは、評判評価機能3522は、医療機関に対して患者等が付けた点数を公開しているウェブサイトがある場合に、点数に基づいて、医療機関を評価する。また、評判評価機能3522は、点数を公開しているウェブサイトの閲覧時にユーザが入力した入力内容を、医療機関の評価の基準に加えてもよい。
例えば、個人情報には、ウェブサイトで評判を閲覧している医療機関に対して否定的な内容を入力する操作があったことが記録されている。具体的には、ユーザがウェブサイトで評判を閲覧中に否定的な独り言をつぶやいた場合や、ウェブサイト上の投稿サイト等に否定的な文章を書き込んだ場合、あるいは否定的な感情を示す表情をした場合などに、閲覧中の医療機関への否定的な内容として個人情報に記録される。評判評価機能3522は、否定的な内容が入力された医療機関に対して、点数に関わらず、低い評価値を付ける。これにより、ユーザが否定的な感情を抱いた医療機関は推薦されづらくなる。
受診目的適合度評価機能3523は、ユーザの受診目的に応じた診療が行われるかを基準に、医療機関を評価する。例えば、ユーザが歯科医院を探す場合、虫歯の治療、歯並びの矯正、歯磨き指導、又は悪性の疑いのある腔粘膜等の治療など受診目的は様々である。受診目的適合度評価機能3523は、指定された受診目的に対応した診療科や専門外来等の対応分野を検索する。そして、受診目的適合度評価機能3523は、対応分野の有無等に応じて医療機関を評価する。なお、受診目的適合度評価機能3523は、対応分野の有無に限らず、指定された受診目的に近い診療を行っているかに応じて医療機関を評価してもよい。
先進技術導入度評価機能3524は、医療機関の先進技術の導入度を基準に、医療機関を評価する。更に詳しくは、先進技術導入度評価機能3524は、先進的な治療方法、手技、及び装置の導入度を基準に医療機関を評価する。例えば、先進技術導入度評価機能3524は、医療機関から提供された情報と、ガイドラインや医薬品医療機器総合機構(PMDA:Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)等の医療機器情報等と比較して先進技術の導入度を評価する。なお、先進技術導入度評価機能3524は、医療機関から提供された情報に限らず、医療機関を紹介するウェブサイトに登録されている、機器の機種や写真や治療法等の情報から先進技術の導入度を評価してもよい。
診療予定評価機能3525は、ユーザが希望する診療日時と、医療機関が受け入れ可能な診療日時との一致度を基準に、医療機関を評価する。更に詳しくは、診療予定評価機能3525は、ユーザに指定された希望日時と、各医療機関が受け入れ可能な診療日時とを比較して、両日時の一致度を基準に、医療機関を評価する。なお、診療予定評価機能3525は、予め登録されているユーザの予定表と、ユーザが行動しやすい時間と、各医療機関が受け入れ可能な診療日時とを比較してもよい。
相性評価機能3526は、ユーザと、医療機関に従事する医療従事者との相性を基準に、医療機関を評価する。更に詳しくは、相性評価機能3526は、ユーザの個人特性と、医療機関に従事する各医療従事者の個人特性とを比較して相性を基準に、医療機関を評価する。例えば、相性評価機能3526は、日常的に発する言葉や、音声や、表情や、日記等の文章や使用単語等からユーザ及び医療従事者の個人特性を推定する。そして、相性評価機能3526は、推定した個人特性に基づいて、両者の相性を推定することで医療機関を評価する。なお、相性評価機能3526は、個人特性は、言葉や、音声や、表情や、日記等の文章や使用単語等に限らず、心理テスト等や、自己申告等により個人特性を推定してもよい。
保険適用度評価機能3527は、医療機関が徴収した医療費における自費診療の割合を基準に、医療機関を評価する。ここで、自費診療とは、保険の適用を受けない診療である。一方、保険診療とは、保険の適用を受ける診療である。例えば、保険適用度評価機能3527は、保険診療と自費診療との割合に応じた評価値を付ける。または、保険適用度評価機能3527は、ユーザの経済状況に応じて医療機関の評価値を付けてもよい。例えば、ユーザの経済状況が良好な場合には、保険適用度評価機能3527は、自費診療の割合が増加するに従い高い評価値を付ける。一方、ユーザの経済状況が不良な場合には、保険適用度評価機能3527は、保険診療の割合が増加するに従い高い評価値を付ける。
次に、第1の実施形態に係る個人AIシステム20の構成について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る個人AIシステム20の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、第1の実施形態に係る個人AIシステム20は、ネットワークインタフェース210と、記憶回路220と、入力インタフェース230と、ディスプレイ240と、処理回路250とを有する。
ネットワークインタフェース210は、処理回路250に接続されており、ネットワークを介して、ユーザ端末10、医療機関評価システム30、及び医療機関サーバ装置40との間で行われる各種データの伝送及び通信を制御する。更に詳しくは、ネットワークインタフェース210は、各システムから各種の情報を受信し、受信した情報を処理回路250に出力する。例えば、ネットワークインタフェース210は、ネットワークカードやネットワークアダプタ、NIC等によって実現される。
記憶回路220は、処理回路250に接続されており、各種データを記憶する。例えば、記憶回路220は、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子や、ハードディスク、光ディスク等によって実現される。
入力インタフェース230は、操作者から受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路250に出力する。例えば、入力インタフェース230は、トラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード、操作面へ触れることで入力操作を行うタッチパッド、表示画面とタッチパッドとが一体化されたタッチスクリーン、光学センサを用いた非接触入力インタフェース、音声入力インタフェース等の入力装置によって実現される。なお、入力インタフェース230は、個人AIシステム20とは別体に設けられた操作装置から操作に対応する電子信号を受け付ける接続インタフェース等の制御回路であってもよい。
ディスプレイ240は、処理回路250から出力される各種情報や各種画像を表示する。例えば、ディスプレイ240は、有機ELモニタや、液晶モニタや、CRTモニタや、タッチパネル等の表示装置によって実現される。例えば、ディスプレイ240は、操作者の指示を受け付けるためのGUIや、各種の表示用の画像データ、処理回路250による各種の処理結果を表示する。
処理回路250は、個人AIシステム20が有する各構成要素を制御する。例えば、処理回路250は、プロセッサによって実現される。さらに詳しくは、第1の実施形態に係る処理回路250は、個人情報取得機能251、入力機能252、評価要求機能253、重要度調整機能254、推薦度導出機能255、受診可否判定機能256、推薦情報生成機能257、出力機能258、及び予約機能259を有する。
ここで、例えば、図3に示す処理回路250の構成要素である個人情報取得機能251、入力機能252、評価要求機能253、重要度調整機能254、推薦度導出機能255、受診可否判定機能256、推薦情報生成機能257、出力機能258、及び予約機能259が実行する各処理機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路220に記憶されている。処理回路250は、各プログラムを記憶回路220から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路250は、図3の処理回路250内に示された各機能を有することとなる。
なお、個人情報取得機能251、入力機能252、評価要求機能253、重要度調整機能254、推薦度導出機能255、受診可否判定機能256、推薦情報生成機能257、出力機能258、及び予約機能259の全ての処理機能がコンピュータによって実行可能な1つのプログラムの形態で、記憶回路220に記録されていてもよい。例えば、このようなプログラムは、医療機関推薦プログラムとも称される。この場合、処理回路250は、医療機関推薦プログラムを記憶回路220から読み出し、読み出した医療機関推薦プログラムを実行することで医療機関推薦プログラムに対応する個人情報取得機能251、入力機能252、評価要求機能253、重要度調整機能254、推薦度導出機能255、受診可否判定機能256、推薦情報生成機能257、出力機能258、及び予約機能259を実現する。
個人情報取得機能251は、ユーザの個人情報を取得する。更に詳しくは、個人情報取得機能251は、ユーザの氏名、年齢、性別、住所、勤務先の住所、収入、預金残高、アレルギー、罹患歴等の個人情報を取得する。さらに、個人情報取得機能251は、個人情報としてユーザの行動を示す行動履歴や、行動パターンを取得する。例えば、個人情報取得機能251は、ユーザが書いた日記、ユーザが発した言葉、ユーザの表情、ユーザの行動時間、ユーザの行動範囲、ユーザが購入した商品、ユーザが頻繁に利用する店舗等を取得する。また、個人情報取得機能251は、医療機関推薦システム1に推薦する医療機関の情報提供を要求した際の、医療機関の条件も個人情報として取得する。すなわち、個人情報取得機能251は、ユーザがどのような医療機関の情報を求めているかを個人情報として取得する。
入力機能252は、入力部の一例である。入力機能252は、医療機関の検索要求を受け付ける。更に詳しくは、入力機能252は、ユーザ端末10が医療機関の検索を要求する操作を受け付けた場合に、ユーザ端末10から検索要求を受け付ける。
評価要求機能253は、医療機関を評価するための評価項目ごとの評価値を要求する評価要求を医療機関評価システム30に送信する。また、評価要求機能253は、評価項目ごとの評価値が示された評価結果を医療機関評価システム30から受信する。なお、評価要求を送信するタイミングは任意に変更可能である。例えば、評価要求機能253は、入力機能252がユーザ端末10から検索要求を受け付けた場合に評価要求を送信してもよいし、定期的に評価要求を送信することで検索要求を受け付ける前に評価要求を送信してもよい。
重要度調整機能254は、調整部の一例である。重要度調整機能254は、ユーザの個人情報に基づいて評価項目の重要度を調整する。すなわち、重要度調整機能254は、医療機関の評価項目の重要度にユーザの個人情報を反映する。下記において、医療機関の評価項目ごとに、重要度調整機能254が重要度を調整する要因について説明する。しかし、下記説明は一例であって、重要度調整機能254は、他の要因によって重要度を調整してもよい。また、各評価項目の重要度を調整する要因は、任意に設定可能としてもよい。
ここで、図4は、評価項目の重要度の調整を説明する説明図である。重要度調整機能254は、ユーザを識別可能なユーザコードごとに、各評価項目の重要度が決定する。また、図4には、歯科医院の評価項目として、通院条件、評判、受診目的適合度、先進技術導入度、診療予定、相性、及び保険適用度が挙げられている。しかし、何を評価項目とするかは任意である。また、図4は、数値が高い方が、重要度が高いことを示している。しかし、数値の低い方が、重要度が高いことを示していてもよい。
重要度調整機能254は、ユーザの個人情報から評価項目における通院条件の重要度を決定する。例えば、ユーザの行動範囲が定まっており、様々な場所に出向くことが少ない場合には、医療機関への通いやすさはユーザにとって重要なポイントであると考えられる。そこで、重要度調整機能254は、自宅や職場から所定の範囲の内部で買い物やサービスを受けた場合に、通院条件の重要度を上げる。一方、重要度調整機能254は、自宅や職場から所定の範囲の外部で買い物やサービスを受けた場合に、通院条件の重要度を下げる。
重要度調整機能254は、ユーザの個人情報から評価項目における評判の重要度を決定する。例えば、商品やサービス等の評価が示されたウェブサイトを頻繁に閲覧している場合には、医療機関の評判はユーザにとって重要なポイントであると考えられる。そこで、重要度調整機能254は、評価が示されたウェブサイトを閲覧するごとに、評判の重要度を上げる。一方、重要度調整機能254は、評価が示されたウェブサイトを所定期間内に閲覧していない場合に、評判の重要度を下げる。
重要度調整機能254は、ユーザの個人情報から評価項目における受診目的適合度の重要度を決定する。例えば、ユーザ端末10が医療機関の検索操作を受け付けた際に、受診目的が明示に指定された場合には、受診目的適合度はユーザにとって重要なポイントであると考えられる。具体的には、ユーザ端末10が医療機関の提示を受け付けた際に、例えば「審美歯科」等のように診療科が具体的に示された場合には、受診目的適合度の重要度は高くする。一方、ユーザ端末10が医療機関の検索操作を受け付けた際に、例えば「歯痛」等のように症状が示された場合には、受診目的適合度の重要度は低くする。
重要度調整機能254は、ユーザの個人情報から評価項目における先進技術導入度の重要度を決定する。例えば、最新の治療方法や治療機器を紹介しているウェブサイトを閲覧している場合には、医療機関の先進技術導入度はユーザにとって重要なポイントであると考えられる。そこで、重要度調整機能254は、最新の治療方法等が紹介されたウェブサイトを閲覧するごとに、先進技術導入度の重要度を上げる。一方、重要度調整機能254は、最新の治療方法等が紹介されたウェブサイトを所定期間内に閲覧していない場合に、先進技術導入度の重要度を下げる。
重要度調整機能254は、ユーザの個人情報から評価項目における診療予定の重要度を決定する。例えば、ユーザ端末10が医療機関の検索操作を受け付けた際に、診療希望日時が明確に指定された場合には、診療予定はユーザにとって重要なポイントであると考えられる。具体的には、ユーザ端末10が医療機関の提示を受け付けた際に、例えば「3月7日15時」等のように診療希望日時が具体的に示された場合には、重要度調整機能254は、受診目的適合度の重要度を高くする。一方、ユーザ端末10が医療機関の提示を受け付けた際に、例えば「来週」等のように期間で示された場合には、重要度調整機能254は、診療予定の重要度を低くする。
重要度調整機能254は、ユーザの個人情報から評価項目における相性の重要度を決定する。例えば、重要度調整機能254は、日記やメールや発言や表情から相性に関連する言葉が含まれている場合には、相性の重要度を上げる。一方、重要度調整機能254は、所定期間内に相性に関連する言葉が発せられない場合に、相性の重要度を下げる。また、重要度調整機能254は、受診目的に応じて相性の重要度を調整してもよい。例えば、重要度調整機能254は、婦人科、小児科、精神科の予め設定された診療科を受診する場合には、相性の重要度を上げる。
重要度調整機能254は、ユーザの個人情報から評価項目における保険適用度の重要度を決定する。例えば、重要度調整機能254は、ユーザが割引された商品を購入した場合に、保険適用度の重要度を上げる。すなわち、重要度調整機能254は、保険診療を行う医療機関を推薦されやすくする。一方、重要度調整機能254は、ユーザの資産が閾値よりも高い場合に、保険適用度の重要度を下げる。すなわち、重要度調整機能254は、自費診療を行う医療機関を推薦されやすくする。
図3に戻り、推薦度導出機能255は、導出部の一例である。推薦度導出機能255は、複数の医療機関の各々の総合評価値に応じて、医療機関ごとの推薦度を導出する。ここで、図5は、推薦度の導出方法を説明する説明図である。推薦度導出機能255は、医療機関評価システム30から各医療機関の評価項目ごとの評価値を取得した場合に、各評価項目の評価値を加算することで合計評価値を算出する。
ここで、評価項目の重要度の高い順を示す重要度順位には、それぞれ順位に応じた重みが設定されている。推薦度導出機能255は、評価項目ごとに設定された重みと、評価項目ごとの評価値とを乗算することで総合評価値を導出する。そして、推薦度導出機能255は、総合評価値の高い順、つまり総合評価値の順位を推薦度とする。
受診可否判定機能256は、判定部の一例である。受診可否判定機能256は、医療機関をユーザが受診可能か否かを判定する。また、受診可否判定機能256は、医療機関をユーザが設定時間内に受診可能か否かを判定する。すなわち、受診可否判定機能256は、ユーザが医療機関を受診可能か医療機関サーバ装置40に問い合わせる。さらに、受診可否判定機能256は、ユーザが医療機関を緊急受診可能か医療機関サーバ装置40に問い合わせる。
ここで、緊急受診とは、現在日時から設定時間内に受診可能なことである。更に詳しくは、受診可否判定機能256は、医療機関に推薦度の順番で、各医療機関の医療機関サーバ装置40にユーザが緊急受診可能か否かを問い合わせる。この時、受診可否判定機能256は、予め設定された推薦度の閾値まで、各医療機関の医療機関サーバ装置40に問い合わせる。
推薦情報生成機能257は、複数の医療機関の各々を評価するための評価項目に対するユーザの個人情報に応じた評価値と、個人情報を反映した評価項目の重要度とに基づく総合評価値に応じた医療機関推薦情報を生成する。ここで、医療機関推薦情報には、1以上の医療機関の情報と、各医療機関の推薦度とが含まれている。また、医療機関推薦情報には、受診可否判定機能256が緊急受診可能と判定された医療機関を示す医療機関の情報が含まれていてもよい。
出力機能258は、出力部の一例である。出力機能258は、複数の医療機関の各々を評価するための評価項目に対するユーザの個人情報に応じた評価値と、個人情報を反映した評価項目の重要度とに基づく総合評価値に応じた検索結果を出力する。更に詳しくは、出力機能258は、推薦度導出機能255が導出した推薦度が示された医療機関推薦情報を検索結果として出力する。すなわち、出力機能258は、推薦情報生成機能257が生成した医療機関推薦情報をユーザ端末10に送信する。この時、出力機能258は、受診可否判定機能256が受診可能と判定した医療機関が示された医療機関推薦情報を出力する。また、受診可否判定機能256が緊急受診可能かを問い合わせている場合、出力機能258は、設定時間内に受診可能な医療機関の医療機関推薦情報を出力する。なお、出力機能258が検索結果として出力する情報は、医療機関推薦情報に限定しない。例えば、出力機能258は、検索結果として、推薦度が最も高い医療機関の情報を出力してもよいし、推薦度が上位の医療機関の情報を出力してもよいし、各医療機関の推薦度が示されたリストを出力してもよい。
予約機能259は、予約部の一例である。予約機能259は、医療機関推薦情報に示された医療機関の受診予約を実行する。更に詳しくは、予約機能259は、ユーザ端末10において、医療機関推薦情報から選択された医療機関の受診を予約する操作が受け付けられた場合に、選択された医療機関の医療機関サーバ装置40に、ユーザの受診予約を送信する。このようにして、予約機能259は、医療機関の受診予約を実行する。
次に、第1の実施形態に係る医療機関推薦システム1が実行する推薦処理について説明する。図6は、第1の実施形態に係る医療機関推薦システム1が実行する推薦処理の処理手順を示すシーケンス図である。
ユーザ端末10は、医療機関の検索をする操作を受け付ける(ステップS11)。
ユーザ端末10は、医療機関の検索要求を個人AIシステム20に送信する(ステップS12)。
個人AIシステム20の評価要求機能253は、医療機関を評価するための評価項目ごとの評価値を要求する評価要求を医療機関評価システム30に送信する(ステップS13)。
医療機関評価システム30の医療機関評価機能352は、医療機関の検索を要求したユーザ端末10のユーザの個人情報に基づいて、評価項目ごとに各医療機関を評価する(ステップS14)。
個人AIシステム20の評価要求機能253は、各医療機関の評価結果を取得する(ステップS15)。
個人AIシステム20の重要度調整機能254は、ユーザの個人情報に基づいて評価項目の重要度を決定する(ステップS16)。なお、重要度調整機能254は、医療機関の推薦を要求が行われる前に、評価項目の重要度を決定しておいてもよい。
個人AIシステム20の推薦度導出機能255は、複数の医療機関の各々を評価するための評価項目に対するユーザの個人情報に応じた評価値と、個人情報を反映した評価項目の重要度とに基づく総合評価値に応じた推薦度を導出する(ステップS17)。
個人AIシステム20の受診可否判定機能256は、推薦度の順位が閾値以上の医療機関をユーザが受診可能か否かを判定する(ステップS18)。なお、ユーザが受診可能か否かを判定する受診可否判定処理については、後述する図7で説明する。
個人AIシステム20の推薦情報生成機能257は、1以上の医療機関の推薦度が示された医療機関推薦情報を生成する(ステップS19)。
個人AIシステム20の出力機能258は、検索結果として例えば医療機関推薦情報をユーザ端末10に送信する(ステップS20)。
ユーザ端末10は、検索結果として医療機関推薦情報をディスプレイ等の表示部に表示する(ステップS21)。この時、ユーザ端末10は、緊急で受診可能な医療機関と、受診まで通常の待ち時間が発生する医療機関とを識別可能に表示させる。
ユーザ端末10は、医療機関推薦情報に含まれている1以上の医療機関から、ユーザが受診する医療機関を選択する操作を受け付ける(ステップS22)。ユーザ端末10は、選択された医療機関を示す医療機関識別情報を送信する(ステップS23)。
予約機能259は、受診した医療機関識別情報が示す医療機関の医療機関サーバ装置40にユーザの受診予約を要求する予約要求を送信する(ステップS24)。
医療機関サーバ装置40は、予約要求を受信した場合に、受診予約が登録された予約台帳情報にユーザの受診予約を登録にする(ステップS25)。
以上により、医療機関推薦システム1は、推薦処理を終了する。
次に、第1の実施形態に係る個人AIシステム20が実行する受診可否判定処理について説明する。図7は、第1の実施形態に係る個人AIシステム20が実行する受診可否判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
受診可否判定機能256は、医療機関のうち推薦度の順位が最も高い医療機関を特定する(ステップS31)。
受診可否判定機能256は、特定した医療機関をユーザが受診予約可能か否かを問い合わせる受診判定要求を医療機関サーバ装置40に送信する(ステップS32)。受診可否判定機能256は、ユーザが受診予約可能か否かの判定結果を示す受診判定結果を医療機関サーバ装置40から受信する(ステップS33)。
受診可否判定機能256は、受診判定結果に基づいて、医療機関に受診予約可能か否かを識別する(ステップS34)。
受診可否判定機能256は、推薦度の順位が閾値に達するまで受診可否を問い合わせたか否かを判定する(ステップS35)。推薦度の順位が閾値に達するまで受診可否を問い合わせていない場合に(ステップS35;No)、受診可否判定機能256は、ステップS31に戻り、未だ受診可否を問い合わせていない医療機関の医療機関サーバ装置40に対して処理を実行する。
推薦度の順位が閾値に達するまで受診可否を問い合わせた場合に(ステップS35;Yes)、受診可否判定機能256は、受診判定処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態に係る個人AIシステム20は、医療機関の検索要求をユーザ端末10から受け付ける。そして、個人AIシステム20は、複数の医療機関の各々を評価するための評価項目に対するユーザの個人情報に応じた評価値と、個人情報を反映した評価項目の重要度とに基づく総合評価値に応じた検索結果を出力する。よって、個人AIシステム20は、ユーザの評価基準に基づいた医療機関の選定を支援することができる。
(第1の実施形態の第1の変形例)
第1の実施形態の第1の変形例について説明する。第1の実施形態では、医療機関が歯科医院である場合を想定して説明した。しかしながら、医療機関は、歯科医院に限らず、他の種類の医療機関であってもよい。第1の変形例に係る医療機関評価システム30aは、医療機関としてリハビリテーション施設を評価する。
ここで、図8は、第1の実施形態の第1の変形例に係る医療機関評価システム30aの構成の一例を示すブロック図である。第1の変形例に係る医療機関評価システム30aは、第1の実施形態に係る医療機関評価システム30aと同様の構成になっている。しかし、第1の変形例に係る医療機関評価機能352aは、第1の実施形態に係る医療機関評価機能352と構成要素が異なっている。
さらに詳しくは、第1の変形例に係る医療機関評価機能352aは、通院条件評価機能3521a、評判評価機能3522a、リハビリテーション分野適合度評価機能3523a、リハビリテーション先進技術導入度評価機能3524a、リハビリテーション予定評価機能3525a、相性評価機能3526a、及び保険適用度評価機能3527aを備える。
通院条件評価機能3521aは、第1の実施形態に係る通院条件評価機能3521と同様の機能である。
評判評価機能3522aは、第1の実施形態に係る評判評価機能3522と同様の機能である。
リハビリテーション分野適合度評価機能3523aは、ユーザが実施したい分野のリハビリテーションを実施可能であるか否か評価する機能である。すなわち、リハビリテーション分野適合度評価機能3523aは、リハビリテーション施設において行われるリハビリテーション分野と、ユーザが指定したリハビリテーション分野との適合度を評価する。
リハビリテーション先進技術導入度評価機能3524aは、リハビリテーションにおける先進技術導入度を評価する機能である。
リハビリテーション予定評価機能3525aは、ユーザが希望する診療日時と、医療機関が受け入れ可能な診療日時との一致度を基準に、医療機関を評価する。
相性評価機能3526aは、リハビリテーションをサポートする理学療法士等との相性を評価する機能である。
保険適用度評価機能3527aは、医療機関が徴収した医療費における自費診療の割合を基準に、医療機関を評価する。
個人AIシステム20の重要度調整機能254は、第1の実施形態に係る歯科医院と同様に、ユーザの個人情報に基づいて、リハビリテーション施設の評価項目ごとに重要度を調整する。推薦度導出機能255は、リハビリテーション施設を評価するための評価項目ごとの評価値と、ユーザの個人情報を反映した評価項目の重要度とに基づくリハビリテーション施設の総合評価値に応じた推薦度を導出する。これにより、個人AIシステム20は、リハビリテーション施設についての検索結果として医療機関推薦情報を出力ことができる。
以上のように、第1の変形例に係る医療機関評価システム30aは、ユーザの個人情報を反映して、リハビリテーション施設を評価するための評価項目の重要度を決定する。そして、個人AIシステム20は、リハビリテーション施設の評価項目に対するユーザの個人情報に応じた評価値と、ユーザの個人情報を反映したリハビリテーション施設の評価項目の重要度とに基づく総合評価値に応じた推薦度を導出する。よって、第1の変形例に係る個人AIシステム20は、歯科医院に限らず、リハビリテーション施設の選定の支援を実行することができる。
(第1の実施形態の第2の変形例)
第1の実施形態の第2の変形例について説明する。第2の実施形態では、医療機関が歯科医院である場合を想定して説明した。しかしながら、医療機関は、歯科医院に限らず、他の種類の医療機関であってもよい。第2の変形例に係る医療機関評価システム30bは、医療機関として通所介護施設を評価する。
ここで、図9は、第1の実施形態の第2の変形例に係る医療機関評価システム30bの構成の一例を示すブロック図である。第2の変形例に係る医療機関評価システム30bは、第1の実施形態に係る医療機関評価システム30と同様の構成になっている。しかし、第2の変形例に係る医療機関評価機能352bは、第1の実施形態に係る医療機関評価機能352と構成要素が異なっている。
さらに詳しくは、第2の変形例に係る医療機関評価機能352bは、通院条件評価機能3521b、評判評価機能3522b、受け入れ条件評価機能3523b、介護サービス評価機能3524b、通所介護予定評価機能3525b、相性評価機能3526b、サービス料評価機能3527b、施設種類評価機能3528b、及び施設規模評価機能3529bを備える。
通院条件評価機能3521bは、第1の実施形態に係る通院条件評価機能3521と同様の機能である。
評判評価機能3522bは、第1の実施形態に係る評判評価機能3522と同様の機能である。
受け入れ条件評価機能3523bは、通所介護施設における利用者を受け入れる条件に付いて評価する機能である。例えば、受け入れ条件評価機能3523bは、利用者の受け入れ条件の少なさを評価する。
介護サービス評価機能3524bは、通所介護施設における介護サービスの内容を評価する機能である。
通所介護予定評価機能3525bは、が希望する診療日時と、通所介護施設が受け入れ可能な診療日時との一致度を基準に、医療機関を評価する機能である。
相性評価機能3526bは、第1の実施形態に係る相性評価機能3526と同様の機能である。
サービス料評価機能3527b、通所介護施設における利用料金を評価する機能である。
施設種類評価機能3528bは、通所介護施設で提供しているサービスの種類を評価する機能である。
施設規模評価機能3529bは、通所介護施設の規模を評価する機能である。
個人AIシステム20の重要度調整機能254は、第1の実施形態に係る歯科医院と同様に、ユーザの個人情報に基づいて、通所介護施設の評価項目ごとに重要度を調整する。推薦度導出機能255は、通所介護施設を評価するための評価項目ごとの評価値と、ユーザの個人情報を反映した評価項目の重要度とに基づく通所介護施設の総合評価値に応じた推薦度を導出する。これにより、個人AIシステム20は、通所介護施設についての医療機関推薦情報を出力ことができる。
以上のように、第2の変形例に係る医療機関評価システム30bは、ユーザの個人情報を反映して、通所介護施設を評価するための評価項目の重要度を決定する。そして、個人AIシステム20は、通所介護施設の評価項目に対するユーザの個人情報に応じた評価値と、ユーザの個人情報を反映した通所介護施設の評価項目ごとに重要度とに基づく総合評価値に応じた推薦度を導出する。よって、第2の変形例に係る個人AIシステム20は、歯科医院に限らず、通所介護施設の選定の支援を実行することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。ここで、図10は、第2の実施形態に係る医療機関推薦システム1cの構成の一例を示す図である。第2の実施形態に係る医療機関推薦システム1cは、ユーザ端末10と、個人AIシステム20cと、医療機関評価システム30cと、医療機関サーバ装置40とに加えて、ユーザセンサ50を備えている。
ユーザセンサ50は、ユーザの状態を検出するセンサである。例えば、ユーザセンサ50は、ユーザの体温、心拍、血圧、呼吸等の生体情報を検出する。そして、ユーザセンサ50は、検出した生体情報を個人AIシステム20cに送信する。
また、第2の実施形態では、個人AIシステム20cは、医療機関の評価項目の重要度の決定、及び医療機関の推薦度の導出を医療機関評価システム30cに要求する。ここで、図11は、第2の実施形態に係る個人AIシステム20cの構成の一例を示すブロック図である。第2の実施形態に係る処理回路250cは、重要度調整機能254、及び推薦度導出機能255に代えて、推薦度要求機能260を備えている。
推薦度要求機能260は、要求部の一例である。推薦度要求機能260は、複数の医療機関の各々の総合評価値に応じた医療機関ごとの推薦度を要求する。すなわち、推薦度要求機能260は、医療機関の評価項目の重要度の決定、及び医療機関の推薦度の導出を要求する。ここで、推薦度の導出要求には、ユーザの個人情報と、ユーザの個人情報に応じた各評価項目の評価値とが含まれている。医療機関評価システム30cは、推薦度の導出要求に含まれている、ユーザの個人情報と、ユーザの個人情報に応じた各評価項目の評価値とに基づいて、総合評価値を算出する。さらに、医療機関評価システム30cは、総合評価値に応じた推薦度を導出する。そして、推薦度要求機能260は、要求に対する回答として推薦度を取得する。
また、受診可否判定機能256、及び推薦情報生成機能257は、第1の実施形態と同様の処理を実行する。そして、出力機能258は、推薦度要求機能260に対する回答として取得した推薦度が示された医療機関推薦情報を出力する。
ここで、図12は、第2の実施形態に係る医療機関評価システム30cの構成の一例を示すブロック図である。医療機関評価システム30cは、医療機関の重要度の決定、及び医療機関の推薦度の導出を実行する。第2の実施形態に係る処理回路350cは、通信機能351、及び医療機関評価機能352に加えて、重要度調整機能353、及び推薦度導出機能354を備えている。
重要度調整機能353は、推薦度の導出要求に含まれているユーザの個人情報から評価項目における相性の重要度を決定する。推薦度導出機能354は、推薦度の導出要求に含まれている医療機関を評価するための評価項目ごとの評価値と、評価項目の重要度に応じた重みを乗算することで総合評価値を算出する。さらに、推薦度導出機能354は、総合評価値に応じた推薦度を導出する。
このように、医療機関評価システム30cは、医療機関評価システム30cは、推薦度の導出要求を受信した場合に、医療機関の評価項目ごとの評価値の決定、各評価項目の重要度の調整、及び推薦度の導出を実行する。そして、医療機関評価システム30cは、各医療機関の推薦度を個人AIシステム20cに送信する。
個人AIシステム20cは、医療機関評価システム30cから送信された各医療機関の推薦度を用いて、医療機関推薦情報を生成する。また、個人AIシステム20cは、生成した医療機関推薦情報をユーザ端末10に送信する。これにより、ユーザ端末10は、各医療機関の推薦度が示された医療機関推薦情報をディスプレイ等の表示部に表示することができる。
さらに、個人AIシステム20cは、ユーザセンサ50からユーザの状態を示す生体情報を取得することで、ユーザの状態を把握することができる。よって、個人AIシステム20cは、生体情報が異常値を示した場合に、推薦度の導出要求を医療機関評価システム30cに送信することができる。すなわち、個人AIシステム20cは、ユーザの操作が無くても、推薦度の導出要求を医療機関評価システム30cに送信することができる。
また、ユーザ端末10は、操作を受け付けることなく、各医療機関の推薦度が示された医療機関推薦情報をディスプレイ等の表示部に表示することができる。そして、ユーザ端末10で医療機関が選択された場合には、個人AIシステム20cの予約機能259は、選択された医療機関の医療機関サーバ装置40に対して受診予約を実行することができる。
さらに、個人AIシステム20cは、生体情報を取得しているため、ユーザの意識が無くなったこと等の緊急状態を示す緊急値を検出することができる。よって、個人AIシステム20cの予約機能259は、個人情報に含まれる生体情報が緊急時を示している場合に、ユーザの操作が受け付けられていなくても、医療機関の医療機関サーバ装置40に対して通報することができる。
以上のように、第2の実施形態に係る医療機関推薦システム1cは、ユーザセンサ50を備えている。ユーザセンサ50は、ユーザの状態を検出する。このように、個人AIシステム20cは、ユーザセンサ50によりユーザの状態を把握することができるため、医療機関推薦システム1が推薦する医療機関の情報を要求する際に、医療機関の具体的な条件が指示されなくても医療機関を推薦することができる。さらに、個人AIシステム20cは、ユーザセンサ50によりユーザの状態を把握することができるため、ユーザに異常が発生した場合には医療機関に通報することができる。
また、上述した実施形態では、単一の処理回路250、350、350a、350b、350cによって各処理機能が実現される場合の例を説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、処理回路250、350、350a、350b、350cは、複数の独立したプロセッサを組み合わせて構成され、各プロセッサが各プログラムを実行することにより各処理機能を実現するものとしても構わない。また、処理回路250、350、350a、350b、350cが有する各処理機能は、単一又は複数の処理回路250、350、350a、350b、350cに適宜に分散又は統合されて実現されてもよい。
上述した各実施形態の説明で用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。ここで、メモリにプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むように構成しても構わない。この場合には、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。また、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて一つのプロセッサとして構成され、その機能を実現するようにしてもよい。
ここで、プロセッサによって実行されるプログラムは、ROM(Read Only Memory)や記憶部等に予め組み込まれて提供される。なお、このプログラムは、これらの装置にインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD(Compact Disk)-ROM、FD(Flexible Disk)、CD-R(Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録されて提供されてもよい。また、このプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納され、ネットワーク経由でダウンロードされることにより提供又は配布されてもよい。例えば、このプログラムは、各機能部を含むモジュールで構成される。実際のハードウェアとしては、CPUが、ROM等の記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、各モジュールが主記憶装置上にロードされて、主記憶装置上に生成される。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。更に、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、或いは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上述した実施形態で説明した医用情報収集方法は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、ユーザの評価基準に基づいた医療機関の選定を支援することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 医療機関推薦システム
10 ユーザ端末
20、20c 個人AIシステム
30、30a、30b、30c 医療機関評価システム
40 医療機関サーバ装置
50 ユーザセンサ
351 通信機能
352、352a、352b 医療機関評価機能
251 個人情報取得機能
252 入力機能
253 評価要求機能
254 重要度調整機能
255 推薦度導出機能
256 受診可否判定機能
257 推薦情報生成機能
258 出力機能
259 予約機能
260 推薦度要求機能

Claims (3)

  1. 医療機関を検索する操作が受け付けられたユーザ端末から前記医療機関の検索要求を受け付ける入力部と、
    ユーザの行動履歴に基づいて、複数の前記医療機関の各々を評価するための評価項目の重要度を調整する調整部と、
    複数の前記医療機関の各々を評価するための評価項目に対する前記行動履歴に応じた評価値と、前記行動履歴を反映した前記重要度と、に基づく総合評価値に応じた前記医療機関ごとの推薦度を導出する導出部と、
    前記推薦度の順位が閾値に達するまで受診可否を前記医療機関の装置に問い合わせる問い合わせ部と、
    前記問い合わせ部により受診可能と判定された前記医療機関を示す医療機関識別情報を出力する出力部と、
    を備える医療機関選定支援装置。
  2. 前記医療機関識別情報が示す前記医療機関の受診予約を実行する予約部を更に備える、
    請求項1に記載の医療機関選定支援装置。
  3. 前記予約部は、前記行動履歴が緊急時を示している場合に、前記ユーザの操作が受け付けられていなくても、前記医療機関に対して通報する、
    請求項2に記載の医療機関選定支援装置。
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