JP2001350922A - 代理店業務トータルシステムおよび保険業務管理システム - Google Patents

代理店業務トータルシステムおよび保険業務管理システム

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JP2001350922A
JP2001350922A JP2000114016A JP2000114016A JP2001350922A JP 2001350922 A JP2001350922 A JP 2001350922A JP 2000114016 A JP2000114016 A JP 2000114016A JP 2000114016 A JP2000114016 A JP 2000114016A JP 2001350922 A JP2001350922 A JP 2001350922A
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insurance
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business
database
company
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雄 神原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保険業務の簡素化を図る。 【解決手段】 A保険会社,B保険会社と、A代理店,
B代理店,C代理店,D代理店との間にASP(アプリ
ケーションサービスプロバイダ)を介在させる。A保険
会社,B保険会社とASPは専用回線などの通信回線に
より接続される。A代理店,B代理店,C代理店,D代
理店とASPとの間は一般公衆回線網などの通信回線に
より、いわゆるインターネットにより接続される。AS
Pによるアプリケーションサービスにより、A代理店,
B代理店,C代理店,D代理店による保険業務の効率が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、代理店業務をトー
タルに管理するシステムに関する。また、本発明は、損
保、生保などの保険業務を効率よく管理するシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、生命保険や損害保険の保険契約等
の業務は、保険会社の委任を受けた代理店によって行わ
れている。各代理店は、これらの業務処理を各自保有す
るコンピュータシステムによって行う。各代理店のコン
ピュータシステムには、各代理店が保有する顧客データ
や、委任もとの保険会社が提供する料率データや計算用
プログラムが格納され、各代理店は、自己のコンピュー
タシステム上でそれらのデータやプログラムを使用して
保険業務を行う。このように、各保険会社は代理店業務
を支援するため、従来から、様々な保険業務管理システ
ムやプログラムをそれぞれ独自に構築して代理店に提供
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、保険会社の料
率の変更、計算用プログラムの変更、あるいは新商品の
販売が行われると、保険会社は、その都度変更データや
変更プログラムを各代理店に提供しなければならず、代
理店が多数の場合には非常に煩雑な業務を必要としてい
た。また、代理店側においても、保険会社の料率が変更
されたり計算用プログラムが変更されたりするごとに、
自己のコンピュータシステムのデータやプログラムを更
新しなければならず、非常に煩わしい業務を必要として
いた。さらに、代理店が複数の保険会社の委任を受けて
いる場合、代理店は複数の保険会社の別々のシステムを
それぞれ備える必要があり、システム端末装置の設置ス
ペース効率が悪い。さらに、異なるシステムの操作を熟
知する必要があり、作業性も悪い。
【0004】本発明の目的は、このような保険業務など
の業務の簡素化を図ることができる代理店業務トータル
システム、保険業務管理システムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】実施の形態を示す図2を
使用して、括弧内にその対応する要素の符号をつけて本
発明を以下に説明する。上記目的を達成するために、請
求項1の代理店業務トータルシステムは、所定の同種の
商品あるいはサービスを提供する複数の会社のシステム
と電気通信回線を通じて接続する第1の通信回線接続装
置(106A、106B)と、複数の会社と代理店契約
を結ぶ複数の代理店のシステムと電気通信回線を通じて
接続する第2の通信回線接続装置(104)と、複数の
会社の業務に関する複数の代理店のそれぞれのデータベ
ースを格納する第1の記憶装置(105)と、データベ
ースのデータを使用して一定の演算結果を出力するアプ
リケーションプログラムを格納する第2の記憶装置(1
07)と、複数の代理店のうちいずれか1の代理店から
第2の通信回線接続装置(104)を介してアプリケー
ションプログラムの実行のリクエストがあったとき、リ
クエストのあった代理店のデータベースを使用してアプ
リケーションプログラムの実行を行い、その実行結果を
第2の通信回線接続装置(104)を介してリクエスト
のあった1の代理店のシステムに出力する制御装置(1
08)とを備えるものである。請求項2の代理店業務ト
ータルシステムは、所定の商品あるいはサービスを提供
する会社のシステムと電気通信回線を通じて接続する第
1の通信回線接続装置(106A、106B)と、会社
と代理店契約を結ぶ複数の代理店のシステムと電気通信
回線を通じて接続する第2の通信回線接続装置(10
4)と、会社の業務に関する複数の代理店のそれぞれの
データベースを格納する第1の記憶装置(105)と、
データベースのデータを使用して一定の演算結果を出力
するアプリケーションプログラムを格納する第2の記憶
装置(107)と、複数の代理店のうちいずれか1の代
理店から第2の通信回線接続装置(104)を介してア
プリケーションプログラムの実行のリクエストがあった
とき、リクエストのあった代理店のデータベースを使用
してアプリケーションプログラムの実行を行い、その実
行結果を第2の通信回線接続装置(104)を介してリ
クエストのあった1の代理店のシステムに出力する制御
装置(108)とを備えるものである。請求項3の発明
は、請求項1または2に記載の代理店業務トータルシス
テムにおいて、アプリケーションプログラムは、複数の
会社の業務に関するデータベースのデータに対して共通
に利用できるプログラムであるとするものである。請求
項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の代
理店業務トータルシステムにおいて、第2の通信回線接
続装置(104)は、インターネットを経由して代理店
のシステムと接続するとするものである。請求項5の発
明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の代理店業務
トータルシステムにおいて、第2の記憶装置(107)
に格納されたアプリケーションプログラムは複数のサブ
アプリケーションプログラムを有し、制御装置(10
8)は、複数のサブアプリケーションのうちいずれか1
のサブアプリケーションプログラムの実行のリクエスト
があったとき、リクエストのあったサブアプリケーショ
ンプログラムを実行しその実行結果を出力するとするも
のである。請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか
1項に記載の代理店業務トータルシステムにおいて、制
御装置(108)は、第1の通信回線接続装置(106
A、106B)を介して1または複数の会社のシステム
のいずれかと接続し、接続した会社の業務に関係するデ
ータおよびアプリケーションプログラムを取得し、取得
したデータおよびアプリケーションプログラムで第1の
記憶装置(105)のデータベースおよび第2の記憶装
置(107)のアプリケーションプログラムを更新する
とするものである。請求項7の発明は、請求項1〜6の
いずれか1項に記載の代理店業務トータルシステムにお
いて、所定の商品あるいはサービスを提供する会社とは
保険会社であり、代理店は保険会社と代理店契約を結ぶ
保険業務代理店であるとするものである。請求項8の発
明は、請求項7に記載の代理店業務トータルシステムに
おいて、代理店のデータベースは、保険料率データベー
スを有し、アプリケーションプログラムは、保険料率デ
ータベースを使用して保険料の試算を行うプログラムを
有するとするものである。請求項9の発明は、請求項7
または請求項8に記載の代理店業務トータルシステムに
おいて、アプリケーションプログラムは、電子的保険証
券を発行する電子保険証券発行プログラムを有し、第1
の記憶装置(105)は、電子保険証券発行プログラム
により発行された電子的保険証券を顧客毎に管理し、格
納する顧客用データベースをさらに有するとするもので
ある。請求項10の発明は、請求項7〜9のいずれか1
項に記載の代理店業務トータルシステムにおいて、一般
ユーザのシステムと電気通信回線を通じて接続する第3
の通信回線接続装置(104)をさらに備え、第1の記
憶装置(105)は、複数の代理店が共通に使用できる
1または2以上の保険会社の業務に関するデータベース
をさらに格納し、制御装置(108)は、一般ユーザか
ら第3の通信回線接続装置(104)を介して保険業務
に関する処理のリクエストがあったとき、第1の記憶装
置(105)に格納された複数の代理店のそれぞれのデ
ータベースおよび共通に使用できる1または2以上の保
険会社の業務に関するデータベースの少なくとも1のデ
ータベースと第2の記憶装置(107)に格納されたア
プリケーションプログラムを使用して、リクエストのあ
った保険業務に関する処理を行い、その処理結果を第3
の通信回線接続装置(104)を介して一般ユーザのシ
ステムに出力するとするものである。請求項11の発明
は、請求項10に記載の代理店業務トータルシステムに
おいて、制御装置(108)は、1または複数の保険会
社システムから第1の通信回線接続装置(106A、1
06B)介して1または複数の保険会社の業務に関する
データを取得し、処理に使用するとするものである。請
求項12の保険業務管理システムは、保険会社に設置さ
れた第1のデータ処理装置(201A、201B)と、
代理店に設置された第2のデータ処理装置(202A〜
202D)と、第1および第2のデータ処理装置との間
に設置され、各種保険業務に関する第1のデータを授受
して処理する第3のデータ処理装置(101、105、
104)と、代理店の保険業務以外の第2のデータを授
受して処理する第4のデータ処理装置とを備え、第2
(202A〜202D)および第4のデータ処理装置は
第3のデータ処理装置(101、105、104)を介
して接続されるようにしたものである。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜図14により本発明による
保険業務管理システムについて説明する。図1に示すよ
うに、本発明による保険業務管理システムの一実施の形
態では、A保険会社,B保険会社と、A代理店,B代理
店,C代理店,D代理店との間にいわゆるASP(アプ
リケーションサービスプロバイダ)を介在させ、A代理
店,B代理店,C代理店,D代理店により保険業務を効
率よく行う。A保険会社,B保険会社とASPは専用回
線などの通信回線により接続される。A代理店,B代理
店,C代理店,D代理店とASPとの間は一般公衆回線
網などの通信回線により、いわゆるインターネットによ
り接続される。保険会社とASPおよび代理店とASP
との間の通信の方式はこれらに限定されるものではな
い。保険会社とASPとの間もインターネットにより接
続するようにしてもよい。また、ASPと代理店との間
を専用回線で接続するようにしてもよい。さらに、通信
衛星を利用した通信、あるいは携帯電話などによる通信
などの無線通信方式であってもよい。また、ケーブルテ
レビなどの有線通信回線などを利用するものであっても
よい。
【0008】図2は、本実施の形態によるASPの構成
を示す図である。図2に示すように、ASPには、アプ
リケーションサーバ101と、データベースサーバ10
5と、WEBサーバ104とが設けられている。データ
ベースサーバ105は、内部に代理店用データベース1
02A〜102Dと、保険会社用データベース103
A、103Bとを有する。ASPは、また、A保険会
社、B保険会社システムと接続する通信インターフェー
ス106A、106Bが設けられている。A代理店〜D
代理店のシステムとはWEBサーバ104を介して接続
される。
【0009】アプリケーションサーバ101は、A保険
会社,B保険会社の保険契約に関する種々の業務を行う
ためのプログラムを格納する記憶装置107を有し、C
PU108がデータベースサーバ105のデータベース
を利用して各アプリケーションプログラムを実行する。
また、アプリケーションサーバ101は、ASP全体の
管理運営を行うためのプログラムも実行する。
【0010】データベースサーバ105内の代理店用デ
ータベース102A〜102Dにはそれぞれ、A代理
店,B代理店,C代理店,D代理店の各々の各種データ
が格納される。保険会社用データベース103A,10
3Bには、A保険会社,B保険会社のそれぞれの各種デ
ータが格納される。WEBサーバ104は、ASPと各
代理店との間で通信回線を介して、上記プログラムを実
行するためのデータ(情報)や実行結果のデータ(情
報)の授受を行うためのものである。
【0011】アプリケーションサーバ101、データベ
ースサーバ105、WEBサーバ104はそれぞれ独立
したコンピュータシステムであり、それぞれ内部にCP
U、メモリ、外部記憶装置などを有する。特に、アプリ
ケーションサーバ101はアプリケーションプログラム
の実行に適した高速処理が可能なコンピュータシステム
で構成され、データベースサーバ105は大容量なディ
スク装置などの外部記憶装置を有するコンピュータシス
テムで構成され、WEBサーバ104はホームページの
提供などグラフィック処理に適したコンピュータシステ
ムで構成されるのが好ましい。これらのコンピュータシ
ステムは、LAN(不図示)によって接続される。デー
タベースサーバ105は独立したコンピュータシステム
であるが、実質的には記憶装置として機能する。
【0012】なお、アプリケーションサーバ101、デ
ータベースサーバ105、WEBサーバ104は、AS
Pの規模に応じて、汎用コンピュータ、オフィスコンピ
ュータ、ワークステーション、パソコンなどの各種のコ
ンピュータを使用することができる。また、アプリケー
ションサーバ101、データベースサーバ105、WE
Bサーバ104を、大型汎用コンピュータ(メインフレ
ーム)などを使用して1台のコンピュータシステムで構
成するようにしてもよい。
【0013】A保険会社、B保険会社には、図1に示す
ようにメインフレーム201A,Bがそれぞれ設置さ
れ、A代理店,B代理店,C代理店,D代理店にはデス
クトップパソコンやノートパソコン202A〜Dが設置
されている。代理店側の端末として携帯電話や携帯情報
端末装置(PDA)などを利用してもよい。すなわち、
保険会社や代理店のシステムは、それぞれの規模に応じ
たコンピュータシステムが使用される。
【0014】なお、A代理店,B代理店,C代理店,D
代理店はともにA保険会社,B保険会社と代理店契約を
している。ただし、代理店AはA保険会社と、代理店B
はB保険会社と、代理店CはA保険会社,B保険会社
と、代理店DはA保険会社,B保険会社とそれぞれ別個
に代理店契約をしていてもよい。すなわち、A保険会
社,B保険会社の保険契約に関する業務のプログラムを
ASP側のサーバで実行可能にするものであれば、保険
会社と代理店との間の委任契約の形式は問わない。
【0015】次に、ASP側で提供するサービスについ
て説明する。ASP側で提供するサービスは、データサ
ービス、データベースサービス、アプリケーションサー
ビス、ヘルプデスクサービスである。それぞれのサービ
スの内容は次に示す通りである。
【0016】(1)データサービス データサービスとは、保険会社が提供する情報をASP
を中継して各代理店に配信したり、代理店が提供する情
報をASPを中継して保険会社に配信するサービスであ
る。すなわち、保険会社が提供する情報である契約デー
タ、手数料データ、事故支払いデータ、勘定書データ、
更改データなどを配信することができる。また、代理店
が提供する情報である計上データ、電子決済データなど
を配信することができる。サービス対象となるデータは
上記以外のどのようなものも含まれる。
【0017】(2)データベースサービス データベースサービスは、代理店業務を支援するための
データべース(DB)をASPに設置してデータを保管
するサービスである。たとえば、料率DB、リスクD
B、申し込みDB、計上DB、証券DB、契約DB、顧
客DB、収支明細DB、統計DB、営業DB、請求書D
B、ホームページDB、会計DBなどである。これらの
DBは、図2に示したように、A保険会社、B保険会
社、A代理店,B代理店,C代理店,D代理店ごとにそ
れぞれ適宜設けられる。サービス対象となるデータベー
スは上記以外のどのようなものも含まれる。
【0018】(3)アプリケーションサービス アプリケーションサービスとは、代理店での保険契約に
関する業務を支援するプログラムを実行して各種データ
処理を行い、結果を代理店や保険会社に転送するサービ
スである。たとえば、保険料試算や比較、設計書作成、
ライフリスク、申込書作成、契約計上、証券発行、契約
照会、顧客管理、契約管理、収支明細/精算、統計/分
析、営業支援、入出金、ホームページ作成支援、会計な
どのプログラムを実行することができる。この場合、代
理店側の端末装置にはブラウザソフトを組み込み、端末
装置のモニタ上のブラウザ画面からASPにアクセスし
て各種の処理を指令する。あるいは、代理店側からの要
求によりインターネットを経由して各種プログラムを代
理店側へ転送し、代理店側のコンピュータで各種のデー
タ処理などを実行させてもよい。サービス対象となるア
プリケーションは上記以外のどのようなものも含まれ
る。
【0019】(4)ヘルプデスクサービス ヘルプデスクサービスとは、代理店からの各種の質問に
対して行う回答サービスである。たとえば、提供するサ
ービス内容、アプリケーションに対する質問に回答する
ことができる。また、ヘルプデスクサービスでは、デー
タベース運用、アプリケーション運用、データベースや
アプリケーションの保守やメンテナンスに関するサポー
トを行う。
【0020】アプリケーションサービスのそれぞれにつ
いてさらに詳細に説明する。 (a)販売支援のためのアプリケーションサービス (a−1)保険料試算 損害保険、生命保険および自賠責保険の新規保険料、更
改保険料、異動保険料を、各保険会社より提供される料
率TBLにしたがって試算を行う。試算結果を保存し、
印刷する機能も有する。保険料の計算プログラムは保険
会社ごとに異なるのが一般的である。この場合、保険会
社ごとの保険料計算プログラムが設けられる。保険料の
計算プログラムをどの保険会社にも共通にすることがで
きれば、一の保険料試算プログラムをASPに設け、料
率など各保険会社ごとのデータのみをデータベースから
読み出して計算することができる。あるいは、各保険会
社の保険料計算プログラムが異なる場合でも、ベースと
なる計算式などで共通化できる部分のみ共通化し、それ
以外の部分を個々の保険会社専用のプログラムとして設
けてもよい。 (a−2)設計書作成プログラム 損害保険および生命保険契約の試算結果に基づいて、各
保険会社から提供されるフォーム、規定にしたがって、
提案書や見積書を作成する。これらの提案書や見積書を
保存したり印刷する機能も有する。
【0021】(a−3)申込書作成プログラム 損害保険、生命保険および自賠責保険の保険契約申し込
み書、異動承認請求書を、各保険会社から提供されるフ
ォーム、規定にしたがって作成する。これらの申込書や
請求書を保存したり印刷する機能も有する。 (a−4)契約計上プログラム 損害保険、生命保険および自賠責保険の保険契約申し込
み書、異動承認請求書を、各保険会社から提供されるフ
ォーム、規定にしたがって作成して、申込書を計上す
る。 (a−5)証券発行プログラム 損害保険、生命保険および自賠責保険の計上が各保険会
社により承認された契約に対する保険証券を、各保険会
社から提供されるフォームにしたがって作成する。これ
らの申込書や請求書を保存したり印刷する機能も有す
る。
【0022】(a−6)保険比較プログラム 損害保険および生命保険について、保険会社より提供さ
れる料率TBLや商品資料をもとに保険商品や保険料な
どの様々な比較資料を作成する。比較資料は、保険会社
間での商品比較、保険料比較、自社内の各種商品間での
商品比較の資料である。 (a−7)払い済み推移表作成プログラム 生保保険契約の払い済み保険推移表を作成する。払い済
み保険推移表を保存したり印刷する機能も有する。払い
済み保険推移表は,ASPに設置されているデータベー
スに格納されている払い済み保険料データに基づいて演
算される。 (a−8)ライフリスク作成プログラム 個人、法人のライフリスクに合わせたリスクマネジメン
ト、たとえば、生活資金、遺族年金資金、公的年金、教
育資金、住宅資金、退職後資金、既契約情報(保険)を
提供する。これらの内容を保存したり印刷する機能も有
する。
【0023】新規保険料の算出処理はたとえば、次のよ
うに行われる。申込書に記載する内容を代理店で入力
し、代理店側で保険料の試算を行う。この試算はASP
内で実行したり、代理店内で実行する。試算結果を保険
会社のメーンフレームへ転送する。メーンフレームは転
送されてきた申込書の内容と試算結果を確認し、この内
容を承認する旨を代理店へ送信する。この承認に基づい
て代理店は契約を保険会社に計上する処理を行う。
【0024】(b)営業支援のためのアプリケーション
サービス (b−1)顧客管理プログラム 顧客の個人情報、法人情報、資産情報、銀行情報、保険
情報などの管理を行う。これらの内容を保存したり印刷
したり出力する機能も有する。 (b−2)契約管理プログラム 損害保険、生命保険、自賠責保険契約を、新規、継続、
異動、事故、質権の分類で一括管理する。これらの内容
を保存したり印刷したり出力する機能も有する。 (b−3)営業支援プログラム 顧客に対する営業履歴やスケジュールを管理し、営業活
動を支援する。これらの内容を保存したり印刷したり出
力する機能も有する。 (b−4)統計および分析プログラム 売り上げなどの統計やマーケッテイングの分析を行う。
これらの内容を保存したり印刷したり出力する機能も有
する。 (b−5)HP作成支援プログラム HP作成支援ツールの提供を行う。
【0025】(c)業務支援のためのアプリケーション
サービス (c−1) 収支明細および精算プログラム 損害保険契約の収支明細A方式およびB方式の管理およ
び、保険会社との精算業務を行う。収支明細および精算
業務の保存、印刷、出力機能を有する。 (c−2)入出金管理プログラム 保険契約に関する請求書の作成および入出金の管理を行
う。請求書を印刷したり出力する機能も有する。 (c−3)会計処理プログラム 会計ツールを提供する。
【0026】図3は、保険契約に伴う種々の業務の処理
をすべてASP経由で行う形態を示す図である。
【0027】図4〜図10は、保険契約に伴う種々の業
務の処理を部分的にASP経由で行う形態を示す図であ
る。
【0028】図11は、電子決済に関する処理形態を説
明する図である。電子決済はたとえばクレジットカード
で行うことができる。この場合、たとえば代理店側で被
保険者のクレジットカードのID番号を入力し、ASP
を介してクレジット会社にID番号を照会する。クレジ
ット会社から承認するデータがASPを経由して代理店
に転送されると、あらかじめ代理店側で作成した契約計
上データがASPを経由して保険会社へ転送される。あ
るいは、クレジット会社から承認するデータが代理店に
転送されたときに、代理店側で契約計上の指令を行った
後に保険会社へ契約を計上する。これにより、保険会社
のメインフレームに保険契約に関するデータが記憶され
るとともに、保険証券が発行される。証券の発行は保険
会社が行ってもよいが、ASPに証券発行を指令してA
SP内の証券発行プログラムに基づいて、代理店側のプ
リンタで印刷して発行させてもよい。電子データによる
保険証券が認可された場合には、紙による証券とは別
に、電子証券をASPの電子証券DBや保険会社のメー
ンフレームに記憶させる。
【0029】図12は、保険会社が行うマーケッテイン
グを支援する処理形態を説明する図である。図13は、
代理店が行うマーケッテイングを支援する処理形態を説
明する図である。なお、複数の保険会社を代理する代理
店のマーケッテイングについては、一つの営業支援プロ
グラム(マーケッテイングプログラムを含む)を起動さ
せ、各保険会社固有の統計/分析DBや顧客管理DBな
どを用いて、各保険会社に対しておすすめ案内を容易に
作成させるようにしてもよい。
【0030】図14および図24は総合保険サイトを説
明する図である。
【0031】ある個人Xや法人YがA保険会社,B保険
会社の保険にそれぞれ加入している場合、同じ代理店で
あれば、個人XをキーワードにしてA保険会社とB保険
会社の顧客管理DBにアクセスして、個人Xの保険契約
リストを作成することができる。A保険会社とB保険会
社の了承があれば、A代理店での個人XのA保険会社と
の契約内容と、B代理店での個人XのB保険会社との契
約内容を、A代理店またはB代理店のコンピュータ端末
から突き合わせして、個人Xの保険契約リストを作成す
ることができる。この場合、生命保険会社と損害保険会
社を一のASPで管理すれば、個人Xのすべての保険を
一覧表形式で作成できる。
【0032】各代理店の端末から、委任契約をしていな
い保険会社も含めてすべての保険会社の各種データをア
クセス可能にすれば、特定の個人Xの保険契約時の営業
履歴、契約保険の志向などのリストを個人Xごとに作成
できる。
【0033】複数の損害保険会社同士の業務、複数の生
命保険会社同士の業務、生命保険会社と損害保険会社の
それぞれの業務を一のASPで共通にサポートすること
ができる。
【0034】図22は、すでに代理店に既存の代理店シ
ステムが導入されている場合のASPとの連係の形態を
示す図である。
【0035】次に、保険料の試算から申し込みを経て証
券発行までの流れにおいて、ASPがどのように機能す
るかを、図15〜18、および前述した図3を参照して
説明する。ASPと代理店側システム(代理店PC)と
は前述したとおりインターネットで接続される。また、
保険業務に必要なアプリケーションプログラムおよびデ
ータベースはすべてASP側で保有していることを前提
とする。ASPには複数の保険会社および複数の代理店
のシステムが接続されるが、ここでは説明の便宜上それ
ぞれ一つの保険会社および一つの代理店との接続形態で
説明する。代理店PCには、インターネット経由の画面
を閲覧、入力等できる汎用的なブラウザーソフトが最低
限一つインストールされていればよく、その他の保険業
務固有のソフトは一切不要である。
【0036】図15は、ASPが開設するホームページ
を処理するフローチャートである。図15の処理は、ア
プリケーションサーバ101によって処理される。
【0037】ステップS1では、インターネットおよび
WEBサーバ104(通信インターフェースを含む)を
介して代理店側PCからASPのホームページへの接続
要求があるかどうかを監視する。接続要求があったと判
断するとステップS2に進む。この場合、どの代理店か
らの接続要求であるかについても認識する。ステップS
2では、ASPのホームページ画面をWEBサーバ10
4およびインターネットを介して代理店側PCに出力す
る。以下、「WEBサーバ104およびインターネット
を介して代理店側PCに出力する」ことを単に「出力す
る」と言う。ステップS2では、ASPがサポートする
全サービスをメニュー形式で選択できるホームページを
出力する。図15では、代表して「保険料試算」「申込
書作成」「証券発行」のメニューを表示している。
【0038】代理店側では、ブラウザーソフトを介して
代理店PCに表示されたメニューの中から必要なサービ
スをマウス等でクリックする。例えば、新規な顧客が自
動車保険を契約するために代理店側窓口に来ていると想
定すると、まず保険料試算を行うため、「保険料試算」
のメニューをクリックする。代理店PCで「保険料試
算」のメニューがクリックされ「送信」ボタンがクリッ
クされると、その旨のデータがASPに送信される。
【0039】アプリケーションサーバ101では、ステ
ップS3において、メニューの選択を監視し、選択があ
ったと判断するとステップS4に進む。ステップS4で
は、選択された内容に応じて、ASPが保有する各種の
アプリケーションプログラムの起動を行う。すなわち、
アプリケーションサーバ101は、記憶装置107に格
納された各種のアプリケーションプログラムの中から、
選択に応じて一つのアプリケーションプログラムを読み
出し起動をかける。ここでは代理店側からの選択に応じ
て「保険料試算プログラム」が起動される。
【0040】図16は、「保険料試算プログラム」の処
理のフローチャートを示す図である。図16の処理は、
アプリケーションサーバ101が実行する。ステップS
11では、保険料試算に必要な項目の入力を促す保険料
試算用入力画面を出力して、ステップS12に進む。ス
テップS12では、必要な入力が送信されてきたかどう
かを監視する。
【0041】代理店PCには保険料試算用入力画面が表
示されるため、代理店担当者は、顧客から聞いた内容に
基づき、キーボード、マウス等を使用して必要な入力を
行い、送信ボタンをクリックする。
【0042】ステップS12では、代理店PCから送信
があると入力有りと判断しステップS13に進む。ステ
ップS13では、代理店データベースに格納された対象
保険会社の料率DBなどを使用して保険料試算を行う。
ステップS14では、保険料試算結果を表示した画面を
出力し、保険料試算プログラムの処理を終了する。
【0043】代理店PCには保険料試算結果画面が表示
されるため、顧客はその内容で契約を行うかどうかを確
認することができる。顧客が試算結果で問題ないとする
場合は、次に該当保険の申込書作成の手続に入る。代理
店PCでは、ASPのホームページに戻って「申込書作
成」のメニューを選択する。なお、保険料試算結果画面
に「申込書作成」のボタンを設けそれをクリックさせる
ようにしてもよい。
【0044】図17、18は、「申込書作成プログラ
ム」の処理のフローチャートを示す図である。図17、
18の処理は、アプリケーションサーバ101が実行す
る。ステップS21では、申込書作成に必要な項目の入
力を促す申込書作成用入力画面を出力する。申込書作成
用入力画面は、先の保険料試算で使用した必要な項目や
試算結果が反映され、さらに必要な項目の入力が空白で
表示される。
【0045】代理店PCには申込書作成用入力画面が表
示されるため、代理店担当者は、顧客から聞いた内容に
基づき、キーボード、マウス等を使用して、さらに必要
な入力を行い、送信ボタンをクリックする。
【0046】ステップS22では、必要な入力が送信さ
れてきたかどうかを監視し、入力有りと判断するとステ
ップS23に進む。ステップS23では、送信されてき
た申込書作成用入力画面の内容に基づき申込書を作成
し、代理店データベースの申込書DBに格納する。申込
書は、各代理店データベースに格納された各保険会社の
申込書フォームを使用して電子的に作成される。なお、
申込書フォーム、証券フォームなど各保険会社固有のデ
ータは、各代理店のデータベースに格納するのではな
く、各保険会社のデータベースに格納しておいてもよ
い。すなわち、複数の代理店が共通に使用できる各保険
会社のデータは、各保険会社のデータベースにアクセス
するようにし、記憶領域の削減を図るようにしてもよ
い。
【0047】ステップS24では、代理店データベース
に格納された対象保険会社の規定チェックデータに基づ
き申込書の簡易な規定チェックを行う。ステップS24
での規定チェックで問題がなければステップS25に進
む。問題がある場合は、その旨代理店PCに出力する
(不図示)。ステップS25では、ステップS23で作
成されステップS24で簡易規定チェックが行われた申
込書を、保険会社での規定チェックのため保険会社へ送
信する。保険会社で再度規定チェックするのは、料率や
細かな規定が変更されている場合もあり、申込書の最終
的な規定チェックは保険会社に委ねるためである。
【0048】ステップS26では、保険会社から申込書
の規定チェックの結果を受信しステップS27に進む。
ステップS27で、保険会社の規定チェックの結果申込
書に問題があったか否かを判断し、問題がない場合はス
テップS28に進む。ステップS28では、電子的に作
成された申込書を代理店PCに出力し、ステップS30
で、その申込書で申し込みを行うか否かの入力を待つ。
一方、ステップS27において申込書に問題があったと
判断するとステップS29に進み、その旨の表示を出力
し、ステップS21に戻る。
【0049】代理店PCには、所定の項目が入力された
申込書画面が表示されるため、顧客はその内容で申し込
みを行うかどうかを確認する。顧客が表示された申込書
内容で問題ないとする場合は、代理店PCに表示された
画面上で、例えば「申し込み」のボタンをクリックす
る。なお、保険の契約は保険料の入金がされてはじめて
成立するため、顧客は該当する保険料の入金処理をする
必要がある。クレジットカード等で電子決済処理をして
もよいし、現金で代理店に支払ってもよい。とにかく、
何らかの形で保険料金を入金する。
【0050】ステップS30において、代理店PCから
申し込みの指示の入力があるとステップS31(図1
8)に進む。ステップS30において、申し込みをしな
い旨の入力があった場合は、申込書作成プログラムの処
理を終了する。ステップS31では、保険料の入金があ
ったかどうかを確認する。上述したとおり、電子決済す
る場合は電子決済処理プログラムと連係を取って入金処
理の確認を行い、現金等で代理店に入金された場合は、
代理店PCからの入金処理があった旨の入力(不図示)
により確認する。
【0051】ステップS32で、入金有りの確認が取れ
るとステップS33に進む。ステップS33では、契約
計上処理をする。契約計上処理は、アプリケーションプ
ログラムとして格納されている契約計上処理プログラム
を起動する。契約計上は、すでに作成された例えば申込
書番号などとともに保険会社のシステムに通知する。ス
テップS34では、契約計上の処理とともに代理店デー
タベースの契約管理DBに契約内容を格納し、さらに顧
客管理DBに契約に関連する内容を格納する。
【0052】一方、保険会社のシステムでは所定のチェ
ックを行い、自己の保有する契約DBにその内容を格納
するとともに、ASP側に「証券発行の承認」を通知す
る。アプリケーションサーバ101は、ステップS35
で、保険会社からの「証券発行の承認」を受信し、ステ
ップS36に進む。ステップS36では、証券発行処理
を行う。証券発行処理は、アプリケーションサーバ10
1にアプリケーションプログラムとして格納されている
証券発行プログラムを起動する。証券発行は、代理店P
Cに接続されたプリンタにより印刷されて顧客に手渡さ
れる。なお、証券発行は重複して発行されないようにA
SPの代理店データベースによって発行データが管理さ
れる。
【0053】なお、電子的な証券の発行が認可された場
合は、証券を電子的なデータとして発行する。この場合
は、ASPのデータベースサーバ105において、顧客
毎のデータベースエリアを確保し、顧客毎に管理された
データベースに格納するようにする。このようにするこ
とによって、複数の保険会社の証券が、また、複数の代
理店を介して契約した証券が顧客毎に一元管理されるよ
うになる。
【0054】以上のようにして、保険料の試算から、申
し込み、契約、証券発行が、処理プログラムやデータベ
ースが一元管理されたASP上でリアルタイムに行われ
るようになる。その結果、従来、紙ベースで申込書を作
成した場合には、契約完了後数日してから保険会社から
通知があり、その内容を基に手作業で代理店の契約管理
DBを更新していたところ、契約計上時にリアルタイム
に代理店契約DBに反映することが可能となる。すなわ
ちタイムラグが解消される。また、更新は自動的に機械
処理されるので、従来のような煩雑な作業が不要とな
る。
【0055】さらに、電子的な証券発行が認可される
と、全ての処理が電子的に、しかも一元管理されたAS
P上で行われるようになる。顧客の証券管理もASPで
管理できるようになり、証券を紛失したり証券をしまい
込んだ場所を探し回らなければいけないという事態が解
消される。
【0056】なお、上記では、保険料試算プログラムや
申込書作成プログラムは、ASPのアプリケーションサ
ーバ101で実行し、インターネット経由でその画面デ
ータを送付する例を説明した。しかし、保険料試算や申
込書作成のメニューが選択されたとき、関連するアプリ
ケーションプログラムを代理店PCにダウンロードし
て、代理店側のPC(システム)で実行するようにして
もよい。この場合は、画面表示等の処理が速くなる利点
がある。また、関連アプリケーションプログラムは、必
要に応じてダウンロードされるため、アプリケーション
プログラムのバージョン管理等はASP側で行われる。
すなわち、アプリケーションプログラムの管理はASP
で一元管理されるため、上記のASP側で実行する場合
と同様の効果を奏する。
【0057】次に、保険会社において例えば料率などの
変更があった場合に、その料率データなどの更新につい
て説明する。図19は、ASP側におけるデータベース
更新処理のフローチャートを示す図である。本処理は、
アプリケーションサーバ101が実行する。保険会社に
おいて、各代理店に配布している料率に変更があった場
合は、その旨ASPに通知されその変更データが送信さ
れる。
【0058】図19のステップS41では、アプリケー
ションサーバ101は保険会社から変更があった例えば
料率データを受信する。ステップS42では、送信のあ
った保険会社と委任契約を結んでいる代理店を検索し、
その代理店のデータベースを更新する。料率の変更の場
合は料率DBを更新する。なお、図19の処理は保険会
社が配布するその他のデータのすべてに適用される。ま
た、保険会社が配布する保険料試算プログラムなどすべ
てのプログラムの更新にも適用される。
【0059】次に、ASPが提供する図14および図2
4に示した総合保険サイトについてさらに詳しく説明す
る。総合保険サイトは、一般ユーザ(一般顧客)がAS
Pが提供する総合保険サイトのホームページに直接アク
セスして、ASPのサービスを受けるものである。AS
Pは、代理店の業務をサポートするために各種のデータ
ベースやアプリケーションプログラムを有するが、一般
ユーザにもASPのデータを利用したサービスを直接受
けれるようにするものである。また、総合保険サイトで
は、関連するホームページへの接続サービスも提供す
る。すなわち、一般ユーザがこの総合保険サイトにアク
セスすると、保険に関するすべてのことがこのサイト上
で行えることになる。例えば、保険商品の各社間の比
較、保険料の各社間の比較、保険の申し込み手続、代理
店情報の入手、保険会社のホームページへの接続、代理
店ホームページへの接続、保険に関連する各種のホーム
ページへの接続等である。
【0060】図20は、ASPが開設する総合保険サイ
トのホームページを処理するフローチャートである。図
20の処理は、アプリケーションサーバ101によって
処理される。
【0061】ステップS51では、インターネットおよ
びWEBサーバ104(通信インターフェースを含む)
を介して一般ユーザのパソコン(PC)から総合保険サ
イトのホームページへの接続要求があるかどうかを監視
する。接続要求があったと判断するとステップS52に
進む。ステップS52では、ASPのホームページ画面
をWEBサーバ104およびインターネットを介して一
般ユーザPCに出力する。ステップS52では、総合保
険サイトがサポートする全サービスをメニュー形式で選
択できるホームページを出力する。図20では、代表し
て「保険商品比較」「保険料比較」「保険の申し込み」
「関連ホームページへの接続」のメニューを表示してい
る。
【0062】一般ユーザは、ブラウザーソフトを介して
自己のPCに表示されたメニューの中から必要なサービ
スをマウス等でクリックする。例えば、一般ユーザが新
規に自動車保険を契約したいとする。しかし、保険会社
をどこにするかまだ決めていない。また、各保険会社で
はどのような特約があるのか調べたい。さらに、保険料
金も比較したい。その上で自分の要求にぴったりな保険
会社の保険に申し込みをしたいとするような場合を想定
する。このような場合には、まず「保険商品比較」や
「保険料比較」のメニューを選択して、自己の要求にぴ
ったりな保険商品を選択する。次に「保険の申し込み」
のメニューを選択して選択した保険の申し込みを行う。
場合によっては「関連ホームページへの接続」によりさ
らに詳しい情報を得て保険商品の選択に役立たせる。
【0063】一般ユーザが希望するメニューをクリック
し、「送信」ボタンをクリックすると、その旨のデータ
がASP側に送信される。
【0064】アプリケーションサーバ101では、ステ
ップS53において、メニューの選択を監視し、選択が
あったと判断するとステップS54に進む。ステップS
54では、選択された内容に応じて、ASPが保有する
各種のアプリケーションプログラムの起動を行う。総合
保険サイトに必要なアプリケーションプログラムもアプ
リケーションサーバ101の記憶装置107に格納され
ている。また、上述した代理店業務に使用した各種のア
プリケーションプログラムも使用する。
【0065】図21は、保険商品比較メニューが選択さ
れた場合に、アプリケーションサーバ101が処理する
フローチャートを示す図である。ステップS61では、
保険会社Aのメインフレームに接続し、保険会社Aの保
険商品データを取得する。なお、ASPのデータベース
サーバ105の保険会社A用データベース103Aに保
険商品データが格納されている場合はそこから取得す
る。ステップS62では、同様に、保険会社Bのメイン
フレームに接続し、保険会社Bの保険商品データを取得
する。ASPのデータベースサーバ105の保険会社B
用データベース103Bに保険商品データが格納されて
いる場合は、同様にそこから取得する。ステップS63
では、保険会社A、Bの保険商品の一覧表示画面を生成
し、一般ユーザPCへ出力する。
【0066】このように、ASPは複数の保険会社と接
続されており、また、複数の保険会社のデータベースを
ASP内部に有しているため、各社の保険商品データを
容易に取得し一覧表示することができる。従来、各社の
保険商品を比較しようとした場合には、一般ユーザは各
保険会社のホームページへ接続して、各保険会社が提供
する商品情報を閲覧し、さらに他の保険会社のサイトへ
接続を切り換えて他の保険会社の提供する商品情報を閲
覧しなければいけなかった。これでは、操作が煩雑でし
かも一覧表示されないため、商品の比較が非常にしづら
いという問題があった。本総合保険サイトを利用すると
この問題が解消される。すなわち、一般ユーザは、ネッ
トサーフィンをしなくてもこの総合保険サイトにアクセ
スするだけで保険に関するあらゆる情報を取得すること
ができる。
【0067】次に、図21において保険料比較のメニュ
ーが選択された場合を説明する。保険料比較が選択され
た場合には、前述した図16の保険料試算プログラムに
若干変更を加えて使用する。具体的には、図16のステ
ップS11、S12で保険料試算に必要な項目の入力が
されると、ステップS13に進む。ステップS13で
は、各保険会社のデータベースに格納された料率DBな
どを使用して各保険会社ごとの試算用プログラムを実行
して各保険会社ごとの保険料試算を行う。ステップS1
4では、各保険会社ごとの保険料試算結果を比較しやす
いように一覧表示した画面を出力する。
【0068】このように、ASPは、複数の保険会社の
データベースや各保険会社用試算プログラムをASP内
部に有しているため、同一条件を一度入力するだけで各
社の保険料試算を行うことができる。そして、一般ユー
ザにそれを一覧表示した出力を行うことができる。これ
により、一般ユーザの保険商品の比較が飛躍的に効率よ
くかつ容易に行えるようになる。
【0069】次に、図21において保険の申し込みのメ
ニューが選択された場合を説明する。代理店を経由した
保険の申し込みについては前述した通りである(図1
7)。しかし、保険の申し込みについては、特に代理店
を経由しないで総合保険サイト上でも行うことができ
る。図20のステップS52で保険の申し込みが選択さ
れた場合には、基本的には前述した図17の申込書作成
プログラムのステップS21〜S30を実行する。ただ
し、ステップS21〜S30の処理は、代理店PCを介
在せず、一般ユーザPCとASPと保険会社メインフレ
ームとの間で処理が行われる(図14)。
【0070】図17のステップS30で申し込みが選択
されて保険会社へ直接保険の申し込みが行われると、そ
の後の手続は代理店を経由して行うため、直接申し込ま
れた申し込みはいずれかの代理店に分配される。例え
ば、一般ユーザが希望する代理店あるいは一般ユーザの
住所地から最も適した代理店を選択して分配する。その
後は、図18のステップS31〜S36と同様の処理が
代理店PCを経由して行われる。
【0071】このように、ASPは、複数の保険会社と
接続し、各保険会社のデータベースや各保険会社用試算
プログラムをASP内部に有しているため、保険商品の
比較から申し込みを総合保険サイト上で一気に行うこと
ができる。
【0072】次に、図20において関連ホームページへ
の接続のメニューが選択された場合を説明する。関連ホ
ームページへの接続が選択されると、アプリケーション
サーバ101は、記憶装置107に予め格納している保
険に関連するホームページの一覧を表示する。一般ユー
ザがいずれかのホームページを選択した場合には、その
ホームページ接続する処理を行う。
【0073】なお、ASPは各代理店のホームページも
提供する。このホームページには、各代理店の保険業務
に関する情報のほか、保険業務以外の代理店固有の情報
も提供される。さらに、前述した代理店を経由して行う
保険の契約も、このホームページを介しておこなうこと
ができる。例えば、図16〜図18の処理において、代
理店PCに出力される内容を、代理店ホームページを介
して一般ユーザのPCに出力するようにする。また、所
定の入力も一般ユーザのPCからできるようにする。こ
れにより、代理店を経由しなければいけない手続も一般
ユーザのPCから代理店を経由して行うことができる。
【0074】これにより、一般ユーザは、保険商品の比
較から申し込みを経て証券発行までを総合保険サイト上
で一気に行うことができる。これは、ASPが、複数の
保険会社や複数の代理店と接続し、各保険会社のデータ
ベース、各代理店のデータベースや各保険業務処理に必
要なアプリケーションプログラムをASP内部に有して
いるため可能となるものである。電子的な証券が発行さ
れる場合は、一般ユーザのパソコンへに電子的に送信し
てもよい。
【0075】以上の実施の形態の保険業務管理システム
は、複数の保険会社が相互に共通のASPの下で保険業
務を行うものであり、いわゆる複数保険会社の乗り合い
によるシステムである。このようなシステムによれば、
従来のように各保険会社が独自にシステム構築を行う必
要がなく、システム受託会社が複数の保険会社に共通の
システムを開発してASPで管理すればよく、システム
開発コストやシステム管理コストを飛躍的に低減でき
る。また、共通化できない業務については、個々の保険
会社の業務に関連するプログラムをASPのDBに格納
しておき、共通プログラムと連携させて処理を行うよう
にすればよい。さらに、代理店側においても、複数の保
険会社に対して基本的には一のシステムを使用すればよ
く、設置スペースはもとより、異なる保険会社に対する
操作環境をすべて共通、あるいは大部分を共通化するこ
とにより、操作性が大幅に向上する。
【0076】以上では、HP作成支援プログラムや会計
処理プログラムも同じASP内に設けることにした。し
かし、代理店のコンピュータ端末を、保険業務用ASP
を経由してHP作成支援ASPや会計処理ASPなどの
他のASPに接続するようにしてもよい。図23は、本
実施の形態のASPと他のASPとの関係を示す図であ
る。他のASPとは、例えば表計算ソフトやワープロソ
フトなどの一般的なアプリケーションプログラムを提供
するASPや、また、上述した会計処理プログラムや他
の特殊なアプリケーションプログラムなどを提供するA
SPなどである。すなわち、保険業務に関連するありと
あらゆるアプリケーションプログラムを本実施の形態の
ASPから提供を受けることが可能となる。これによ
り、代理店の保険業務は本実施の形態のASP上ですべ
て完結することが可能となる。
【0077】また、上述のASPのデータベースやアプ
リケーションプログラムを一般ユーザが直接に利用でき
る総合保険サイトの構築も可能となった。これにより、
一般ユーザは、自宅にいながら保険に関するすべてのこ
とを処理することが可能となった。例えば、自宅にいな
がら保険商品を比較して最も適した保険を選択して申し
込みから契約(証券の発行)までも行うことができる。
【0078】以上では、保険業務を例にして説明した
が、複数の会社と複数の代理店の業務を一元管理するA
SPであれば、一元管理する業務は保険に限らない。た
とえば、自動車販売代理店、住宅販売代理店などにも本
発明を適用できる。また、一の保険会社、一の自動車メ
ーカ、一の住宅メーカにASPを介して複数の代理店が
アクセスする形態にも本発明を適用することができる。
すなわち、これらの会社はプログラムに変更があって
も、ASPのプログラムだけを書き換えればよい。
【0079】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成して
いるので、次のような効果を奏する。以上説明したよう
に請求項1〜9、12の発明によれば、生命保険や損害
保険の契約に伴う種々の業務を効率よく行うことができ
る。保険会社はプログラムに変更があっても,ASPの
プログラムだけを書き換えればよく、システムの管理が
簡素化される。複数の保険会社と委任契約をしている代
理店は、保険会社ごとにシステムを設ける必要がなく、
代理店での作業効率が向上する。
【0080】また、請求項10、11の発明によれば、
一般ユーザが例えば自宅のパソコンから各保険会社の保
険に関連する全ての情報を取得でき、また、自宅のパソ
コン上で任意に選択した保険会社への保険の申し込みか
ら証券の受領までを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】保険業務管理システムを説明するブロック図で
ある。
【図2】図1のASPの詳細を示す図である。
【図3】すべての処理をASP経由で行う処理形態を説
明する図である。
【図4】一部の処理をASP経由で行う処理形態を説明
する図である。
【図5】一部の処理をASP経由で行う処理形態を説明
する図である。
【図6】一部の処理をASP経由で行う処理形態を説明
する図である。
【図7】一部の処理をASP経由で行う処理形態を説明
する図である。
【図8】一部の処理をASP経由で行う処理形態を説明
する図である。
【図9】すべての処理をASP経由で行う処理形態を説
明する図である。
【図10】一部の処理をASP経由で行う処理形態を説
明する図である。
【図11】電子決済をASP経由で行う処理形態を説明
する図である。
【図12】保険会社で行うマーケッテイングをASP経
由で行う処理形態を説明する図である。
【図13】代理店で行うマーケッテイングをASP経由
で行う処理形態を説明する図である。
【図14】総合保険サイトの構築をASP上で行う処理
形態を説明する図である。
【図15】ASPが開設するホームページを処理するフ
ローチャートを示す図である。
【図16】保険料試算プログラムの処理のフローチャー
トを示す図である。
【図17】申込書作成プログラムの処理のフローチャー
トを示す図である。
【図18】申込書作成プログラムの処理のフローチャー
トを示す図である(図17の続き)。
【図19】ASP側におけるデータベース更新処理のフ
ローチャートを示す図である。
【図20】ASPが開設する総合保険サイトのホームペ
ージを処理するフローチャートを示す図である。
【図21】保険商品比較の処理をするフローチャートを
示す図である。
【図22】すでに代理店に既存の代理店システムが導入
されている場合のASPとの連係の形態を示す図であ
る。
【図23】本実施の形態のASPと他のASPとの関係
を示す図である。
【図24】総合保険サイトを説明する図である。
【符号の説明】
101:アプリケーションサーバ 102A〜D:代理店データベース 103A、B:保険会社データベース 104:WEBサーバー 105:データベースサーバ 106A、106B:通信インターフェース 107:記憶装置 108:CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 355 G06F 13/00 355 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA04 AA06 BB46 CC11 CC16 DD05 EE01 EE05 EE58 FF02 FF03 FF09 GG02 GG04 GG07 GG08 5B055 BB16 CC13 EE02 EE12 5B089 GA11 GA21 GB04 HA01 HA10 JA11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の同種の商品あるいはサービスを提供
    する複数の会社のシステムと電気通信回線を通じて接続
    する第1の通信回線接続装置と、 前記複数の会社と代理店契約を結ぶ複数の代理店のシス
    テムと電気通信回線を通じて接続する第2の通信回線接
    続装置と、 前記複数の会社の業務に関する前記複数の代理店のそれ
    ぞれのデータベースを格納する第1の記憶装置と、 前記データベースのデータを使用して一定の演算結果を
    出力するアプリケーションプログラムを格納する第2の
    記憶装置と、 前記複数の代理店のうちいずれか1の代理店から前記第
    2の通信回線接続装置を介して前記アプリケーションプ
    ログラムの実行のリクエストがあったとき、前記リクエ
    ストのあった代理店のデータベースを使用して前記アプ
    リケーションプログラムの実行を行い、その実行結果を
    前記第2の通信回線接続装置を介して前記リクエストの
    あった1の代理店のシステムに出力する制御装置とを備
    えることを特徴とする代理店業務トータルシステム。
  2. 【請求項2】所定の商品あるいはサービスを提供する会
    社のシステムと電気通信回線を通じて接続する第1の通
    信回線接続装置と、 前記会社と代理店契約を結ぶ複数の代理店のシステムと
    電気通信回線を通じて接続する第2の通信回線接続装置
    と、 前記会社の業務に関する前記複数の代理店のそれぞれの
    データベースを格納する第1の記憶装置と、 前記データベースのデータを使用して一定の演算結果を
    出力するアプリケーションプログラムを格納する第2の
    記憶装置と、 前記複数の代理店のうちいずれか1の代理店から前記第
    2の通信回線接続装置を介して前記アプリケーションプ
    ログラムの実行のリクエストがあったとき、前記リクエ
    ストのあった代理店のデータベースを使用して前記アプ
    リケーションプログラムの実行を行い、その実行結果を
    前記第2の通信回線接続装置を介して前記リクエストの
    あった1の代理店のシステムに出力する制御装置とを備
    えることを特徴とする代理店業務トータルシステム。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の代理店業務トー
    タルシステムにおいて、 前記アプリケーションプログラムは、前記複数の会社の
    業務に関するデータベースのデータに対して共通に利用
    できるプログラムであることを特徴とする代理店業務ト
    ータルシステム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の代理
    店業務トータルシステムにおいて、前記第2の通信回線
    接続装置は、インターネットを経由して前記代理店のシ
    ステムと接続することを特徴とする代理店業務トータル
    システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載の代理
    店業務トータルシステムにおいて、 前記第2の記憶装置に格納された前記アプリケーション
    プログラムは複数のサブアプリケーションプログラムを
    有し、 前記制御装置は、前記複数のサブアプリケーションのう
    ちいずれか1のサブアプリケーションプログラムの実行
    のリクエストがあったとき、リクエストのあったサブア
    プリケーションプログラムを実行しその実行結果を出力
    することを特徴とする代理店業務トータルシステム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載の代理
    店業務トータルシステムにおいて、 前記制御装置は、前記第1の通信回線接続装置を介して
    前記1または複数の会社のシステムのいずれかと接続
    し、前記接続した会社の業務に関係するデータおよびア
    プリケーションプログラムを取得し、取得したデータお
    よびアプリケーションプログラムで前記第1の記憶装置
    のデータベースおよび前記第2の記憶装置のアプリケー
    ションプログラムを更新することを特徴とする代理店業
    務トータルシステム。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載の代理
    店業務トータルシステムにおいて、 前記所定の商品あるいはサービスを提供する会社とは保
    険会社であり、前記代理店は前記保険会社と代理店契約
    を結ぶ保険業務代理店であることを特徴とする代理店業
    務トータルシステム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の代理店業務トータルシス
    テムにおいて、 前記代理店のデータベースは、保険料率データベースを
    有し、 前記アプリケーションプログラムは、前記保険料率デー
    タベースを使用して保険料の試算を行うプログラムを有
    することを特徴とする代理店業務トータルシステム。
  9. 【請求項9】請求項7または請求項8に記載の代理店業
    務トータルシステムにおいて、 前記アプリケーションプログラムは、電子的保険証券を
    発行する電子保険証券発行プログラムを有し、 前記第1の記憶装置は、前記電子保険証券発行プログラ
    ムにより発行された前記電子的保険証券を顧客毎に管理
    し、格納する顧客用データベースをさらに有することを
    特徴とする代理店業務トータルシステム。
  10. 【請求項10】請求項7〜9のいずれか1項に記載の代
    理店業務トータルシステムにおいて、 一般ユーザのシステムと電気通信回線を通じて接続する
    第3の通信回線接続装置をさらに備え、 前記第1の記憶装置は、前記複数の代理店が共通に使用
    できる前記1または2以上の保険会社の業務に関するデ
    ータベースをさらに格納し、 前記制御装置は、前記一般ユーザから前記第3の通信回
    線接続装置を介して保険業務に関する処理のリクエスト
    があったとき、前記第1の記憶装置に格納された前記複
    数の代理店のそれぞれのデータベースおよび前記共通に
    使用できる1または2以上の保険会社の業務に関するデ
    ータベースの少なくとも1のデータベースと前記第2の
    記憶装置に格納されたアプリケーションプログラムを使
    用して、前記リクエストのあった保険業務に関する処理
    を行い、その処理結果を前記第3の通信回線接続装置を
    介して前記一般ユーザのシステムに出力することを特徴
    とする代理店業務トータルシステム。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の代理店業務トータル
    システムにおいて、 前記制御装置は、前記1または複数の保険会社システム
    から前記第1の通信回線接続装置介して前記1または複
    数の保険会社の業務に関するデータを取得し、前記処理
    に使用することを特徴とする代理店業務トータルシステ
    ム。
  12. 【請求項12】保険会社に設置された第1のデータ処理
    装置と、代理店に設置された第2のデータ処理装置と、
    前記第1および第2のデータ処理装置との間に設置さ
    れ、各種保険業務に関する第1のデータを授受して処理
    する第3のデータ処理装置と、代理店の保険業務以外の
    第2のデータを授受して処理する第4のデータ処理装置
    とを備え、前記第2および第4のデータ処理装置は前記
    第3のデータ処理装置を介して接続されることを特徴と
    する保険業務管理システム。
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