JP2001155080A - 企業広告機能を有するサイバー証券取引システム及びその企業広告方法 - Google Patents

企業広告機能を有するサイバー証券取引システム及びその企業広告方法

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JP2001155080A
JP2001155080A JP2000006002A JP2000006002A JP2001155080A JP 2001155080 A JP2001155080 A JP 2001155080A JP 2000006002 A JP2000006002 A JP 2000006002A JP 2000006002 A JP2000006002 A JP 2000006002A JP 2001155080 A JP2001155080 A JP 2001155080A
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company
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client personal
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JP2000006002A
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Chunhyon Paku
チュンヒョン パク
Gakuko Sei
▲楽▼昊 成
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Samsung Securities Co Ltd
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    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00—Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10—Services
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク通信網を介して複数のユーザが
オンライン上で企業の株式を取引する際に，複数ユーザ
に対し迅速かつ正確に企業情報を提供することが可能な
新規かつ改良されたサイバー証券取引システムを提供す
る。 【解決手段】 不特定多数間の通信回線を連結して相互
にデータ通信可能なネットワーク通信網と，広告データ
及び／又はウェブページを連結するＵＲＬデータを該当
メニュ画面に表示する複数のクライアントパソコンと，
現在の株価関連データをリアルタイムで提供し，保有す
る株式関連データを各ユーザごとに更新して格納し，各
企業からの広告データ等を格納し，専用エミュレータを
介して株式売買に関する特定企業の企業名あるいは種目
コードが表示されるメニュ項目選択信号が入力された場
合に該当企業の広告データ等がクライアントパソコンの
該当メニュ画面の所定領域に表示する，ように制御する
メインサーバとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，サイバー証券取引
システムに関し，さらに詳細には，複数のクライアント
パソコン及び証券取引所の電算システムと連結する各証
券会社のメインサーバを介して，複数ユーザがオンライ
ン上で証券取引を実行する企業広告機能を有するサイバ
ー証券取引システム及びその企業広告方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年において，インターネットなどのネ
ットワーク通信網を介してオンライン上で株式などを売
買するサイバー証券取引が，多くのコンピュータユーザ
から爆発的に関心がもたれ，その関心は益々拡大してい
る。同時に，このようなコンピュータユーザの関心の増
大により，各証券会社は，コンピュータユーザがサイバ
ー証券取引を利用することを促進するために多大な努力
を払っている。
【０００３】上記のようにコンピュータユーザがネット
ワーク上で証券取引を実行するためには，各証券会社が
製作し配布するサイバー証券取引の専用エミュレータを
ユーザコンピュータに設置する必要がある。このとき，
ユーザコンピュータには，必ずインターネットなどのネ
ットワーク通信を実行するための通信環境が構築されて
いなければならない。
【０００４】サイバー証券取引の専用エミュレータの設
置が完了した後，ユーザがサイバー証券取引を実行する
ために専用エミュレータを実行させると，ユーザコンピ
ュータがネットワークを介して該当証券会社のメインサ
ーバにアクセスし，ユーザのキー操作により希望の株式
を買入あるいは売渡することができる。このとき，各証
券会社のメインサーバは証券取引所と連結されているの
で，ユーザのキー操作により株式取引をリアルタイムで
実行することができる。
【０００５】また，サイバー証券取引のための専用エミ
ュレータは，株式の買入，売渡以外に，ユーザが希望す
る株式の現在価格や取引量などに関する株価情報検索機
能，ユーザの関心項目（フォトフォリオ，ｐｏｒｔｆｏ
ｌｉｏ）が一目僚然に確認できる機能，及び株価変動に
伴なう図式情報と株式市場の市況情報などを確認する機
能などを提供する。また，この専用エミュレータは，一
般的な株式取引の以外にも，例えば会社債などの債権の
取引機能も提供する。
【０００６】一方，上記のように専用エミュレータを利
用してサイバー証券を取引する方法以外に，ユーザの通
信環境によりインターネット上に開設されている特定証
券会社のウェブページにアクセスした後，証券取引を実
行する方法やウェブブラウザを内蔵する移動通信端末機
を利用して証券取引を実行する方法もある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，上記の
ような従来のサイバー証券取引方法においては，サイバ
ー証券取引画面上で該当企業や関連業種の他企業が提供
する各種情報に自動的にアクセスする手段がないため，
複数ユーザは，関心ある企業の株式を取引する前に，新
聞や放送などのメディアを直接活用し，該当企業の資産
内容，事業方向，有償／無償増資計画などを確認しなが
ら株式投資を決定しなければならない。このため，コン
ピュータユーザが投資する企業を選定する際の参考にな
らないという問題点がある。
【０００８】また，該当企業側においても，サイバー証
券取引を提供する各証券会社に対し自社情報を迅速かつ
正確に提供する手段がないため，自社の企業内容を新
聞，放送などのメディアやインターネットに開設された
ウェブページなどを介して一般ユーザに提供するに止ま
り，コンピュータユーザの投資を促進するのが困難であ
る。
【０００９】したがって，本発明の目的は，インターネ
ットなどのネットワーク通信網を介して該当証券会社の
メインサーバにアクセスした複数のユーザがオンライン
上で企業の株式を取引する際に，複数ユーザに対し迅速
かつ正確に企業情報を提供することが可能な新規かつ改
良された企業広告機能を有するサイバー証券取引システ
ム及びその企業広告方法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に，請求項１に記載の発明は，複数のクライアントパソ
コン及び証券取引所の電算システムと連結する各証券会
社のメインサーバを介して，複数ユーザがオンライン上
で証券取引を実行するサイバー証券取引システムにおい
て，不特定多数間の通信回線を連結して相互にデータ通
信可能なネットワーク通信網と，前記複数ユーザが前記
サイバー証券取引の実行を支援する専用エミュレータが
設置され，前記専用エミュレータを介して前記ネットワ
ーク通信網に接続した後前記各ユーザが前記サイバー証
券取引に関する企業名あるいは種目コードを表示するメ
ニュ項目を選択する際に外部から入力される広告データ
及び／又はウェブページを連結するためのＵＲＬ（Ｕｎ
ｉｖｅｒｓａｌ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ）
データを該当メニュ画面の所定領域に表示する，複数の
クライアントパソコンと，及び前記複数のクライアント
パソコンを使用するユーザ別の証券口座を管理し，前記
証券取引所の前記電算システムと連結して前記ネットワ
ーク通信網を介して接続された前記複数のクライアント
パソコンに前記証券取引所の前記電算システムにおいて
更新される現在の株式売買に伴う株価関連データをリア
ルタイムで提供し，前記複数のクライアントパソコンを
介して入力される特定企業の株式売買に関するコマンド
により前記証券取引所の前記電算システムと連結して該
当株式の売買を締結した後保有する株式関連データを各
ユーザごとに更新して格納し，各企業から提供される広
告データ及び／又はウェブページを連結するためのＵＲ
Ｌデータを格納し，前記複数のクライアントパソコンに
設置された前記専用エミュレータを介して株式売買に関
する特定企業の企業名あるいは種目コードが表示される
メニュ項目選択信号が前記ネットワーク通信網を介して
入力された場合に前記該当企業の広告データ及び／又は
ウェブページ連結データが前記クライアントパソコンの
前記該当メニュ画面の所定領域に表示する，ように制御
するメインサーバと，を有することを特徴とする企業広
告機能を有するサイバー証券取引システムが提供され
る。
【００１１】本項記載の発明においては，オンライン上
で証券取引をする各ユーザがクライアントパソコンの画
面上に表示される買入／売渡などの注文，注文内容の照
会，注文された取引の締結，公募株請約，有償／無償増
資などのメニュ画面上で，該当企業の投資を最終的に判
断する直前に，再び該当企業に対する情報を速かに確認
することができる。この結果，サイバー証券取引画面上
で該当企業が提供する各種情報に自動的にアクセスで
き，ユーザは投資する企業を選定する際の参考にするこ
とができる。また，該当企業側においても，コンピュー
タユーザの投資を促進することができる。
【００１２】また，上記課題を解決するため，請求項２
に記載の発明によれば，複数のクライアントパソコン及
び証券取引所の電算システムと連結する各証券会社のメ
インサーバを介して，複数ユーザがオンライン上で証券
取引を実行するサイバー証券取引システムにおいて，不
特定多数間の通信回線を連結して相互にデータ通信可能
なネットワーク通信網と，前記複数ユーザが前記サイバ
ー証券取引の実行を支援するウェブブラウザを含む通信
プログラムを具備し，前記ウェブブラウザを介して前記
ネットワーク通信網に接続した後前記各ユーザが前記サ
イバー証券取引に関する企業名あるいは種目コードを表
示するメニュ項目を選択する際に外部から入力される広
告データ及び／又はウェブページを連結するためのＵＲ
Ｌデータを該当メニュ画面の所定領域に表示する，複数
のクライアントパソコンと，及び前記複数のクライアン
トパソコンを使用するユーザ別の証券口座を管理し，前
記証券取引所の前記電算システムと連結して前記ネット
ワーク通信網を介して接続された前記複数のクライアン
トパソコンに前記証券取引所の前記電算システムにおい
て更新される現在の株式売買に伴う株価関連データをリ
アルタイムで提供し，前記複数のクライアントパソコン
を介して入力される特定企業の株式売買に関するコマン
ドにより前記証券取引所の前記電算システムと連結して
該当株式の売買を締結した後保有する株式関連データを
各ユーザごとに更新して格納し，各企業から提供される
広告データ及び／又はウェブページを連結するためのＵ
ＲＬデータを格納し，前記複数のクライアントパソコン
に設置された前記ウェブブラウザを介して株式売買に関
する特定企業の企業名あるいは種目コードが表示される
メニュ項目選択信号が前記ネットワーク通信網を介して
入力された場合に前記該当企業の広告データ及び／又は
ウェブページ連結データが前記クライアントパソコンの
前記該当メニュ画面の所定領域に表示する，ように制御
するメインサーバと，を有することを特徴とする企業広
告機能を有するサイバー証券取引システムが提供され
る。
【００１３】本項記載の発明では，各ユーザがウェブブ
ラウザを実行して該当証券会社のウェブページにアクセ
スしてサイバー証券取引を実行するので，専用エミュレ
ータを使用する場合と比較して，はるかに多くのデジタ
ルコンテントを接することができる。即ち，専用エミュ
レータ上ではデータ変更や拡張が制限されるため，各証
券会社側は多様な情報をすべて提供することができない
が，本項記載の発明のように，インターネット等に開設
されたウェブページを利用する場合には，データ変更や
拡張が制限されることなく，多様な情報を提供すること
ができる。
【００１４】また，上記課題を解決するため，請求項３
に記載の発明によれば，複数の移動通信端末機及び証券
取引所の電算システムと連結する各証券会社のメインサ
ーバを介して，複数ユーザがオンライン上で証券取引を
実行するサイバー証券取引システムにおいて，不特定多
数間の通信回線を連結して相互のデータ通信可能なネッ
トワーク通信網と，前記複数ユーザが前記サイバー証券
取引の実行を支援するウェブブラウザを含む通信プログ
ラムを具備し，前記ウェブブラウザを介して前記ネット
ワーク通信網に接続した後前記各ユーザが前記サイバー
証券取引に関する企業名あるいは種目コードを表示する
メニュ項目を選択する際に外部から入力される広告デー
タ及び／又はウェブページを連結するためのＵＲＬデー
タを該当メニュ画面の所定領域に表示する，複数の移動
通信端末機と，及び前記複数のクライアントパソコンを
使用するユーザ別の証券口座を管理し，前記証券取引所
の前記電算システムと連結して前記ネットワーク通信網
を介して接続された前記複数の移動通信端末機に前記証
券取引所の前記電算システムにおいて更新される現在の
株式売買に伴う株価関連データをリアルタイムで提供
し，前記複数の移動通信端末機を介して入力される特定
企業の株式売買に関するコマンドにより前記証券取引所
の前記電算システムと連結して該当株式の売買を締結し
た後保有する株式関連データを各ユーザごとに更新して
格納し，各企業から提供される広告データ及び／又はウ
ェブページを連結するためのＵＲＬデータを格納し，前
記複数の移動通信端末機に設置された前記ウェブブラウ
ザを介して株式売買に関する特定企業の企業名あるいは
種目コードが表示されるメニュ項目選択信号が前記ネッ
トワーク通信網を介して入力された場合に前記該当企業
の広告データ及び／又はウェブページ連結データが前記
移動通信端末機の前記該当メニュ画面の所定領域に表示
する，ように制御するメインサーバと，を有することを
特徴とする企業広告機能を有するサイバー証券取引シス
テムが提供される。
【００１５】本項記載の発明では，ウェブブラウザを有
する移動通信端末機を採用するので，固定通信端末機を
使用する方法と比較して，各ユーザは，移動中にも自由
にサイバー証券取引を実行することができる。
【００１６】また，請求項４に記載の発明のように，前
記サイバー証券取引に関する企業名あるいは種目コード
を表示するメニュ項目は，注文，照会，締結，公募株請
約，有償／無償増資の群から選択される少なくともいず
れかの１つである如く構成すれば，ユーザは，株式取引
前に，関心ある企業の企業情報を得ることができる。
【００１７】また，請求項５に記載の発明のように，前
記メインサーバは，サーバ管理者により複数の企業等か
ら依頼を受けた広告文及び／又はＵＲＬデータが入力さ
れ，サイバー証券取引に関するマネージメントプログラ
ムが入力されるデータ入力部と，前記データ入力部を介
して入力された該当企業別の広告文及び／又はＵＲＬデ
ータを所定様式より広告データ及び／又はウェブページ
連結データに変換するように制御し，前記データ入力部
を介して入力されたマネージメントプログラムにより前
記証券取引所の前記電算システムと連結して前記複数の
クライアントパソコンあるいは前記移動通信端末機から
入力される各ユーザ等の株式売買に関するコマンドによ
るサイバー証券取引を制御し，前記複数のクライアント
パソコンあるいは前記移動通信端末機を介して株式売買
に関する特定企業の企業名あるいは種目コードが表示さ
れるメニュ項目選択信号が前記ネットワーク通信網を介
して入力された場合に前記複数のクライアントパソコン
あるいは前記移動通信端末機の該当メニュ画面の所定領
域に前記該当企業の広告データ及び／又はウェブページ
連結データを表示するように制御する，メイン制御部
と，前記データ入力部を介して入力された広告文及び／
又はＵＲＬデータを所定様式により広告データ及び／又
はウェブページ連結データに変換するデータ変換部と，
前記データ変換部で変換された前記該当企業の広告デー
タ及び／又はウェブページ連結データを格納し，前記複
数のクライアントパソコンあるいは前記移動通信端末機
を使用してサイバー証券取引を実行する各ユーザの身上
情報，証券口座，保有株式データを格納する，データベ
ース部と，及び前記サイバー証券取引の際，前記複数の
クライアントパソコンあるいは前記移動通信端末機と前
記メイン制御部との間及び前記メイン制御部と前記証券
取引所の前記電算システムとの間で実行されるデータ通
信を制御し，前記複数のクライアントパソコンあるいは
前記移動通信端末機を介した株式売買に関する特定企業
の企業名あるいは種目コードが表示されるメニュ項目選
択信号の入力及び前記データベース部から出力される該
当企業の広告データ及び／又はウェブページ連結データ
の出力を制御し，前記複数のクライアントパソコンある
いは前記移動通信端末機のメニュ画面に表示される前記
該当企業の広告データ及び／又はウェブページ連結デー
タが各ユーザにより選択された場合に該当クライアント
パソコンあるいは移動通信端末機とウェブページとをリ
ンクさせる通信制御部と，を有する如く構成すれば，複
数のクライアントパソコンあるいは移動通信端末機に証
券取引所の電算システムから更新される現在の株式売買
に伴なう株価関連データをリアルタイムで提供し，かつ
企業の広告を画面に表示して各ユーザに提供することが
できる。
【００１８】また，請求項６に記載の発明のように，前
記メインサーバは，前記複数のクライアントパソコンあ
るいは前記移動通信端末機のユーザにより株式売買に関
する特定企業の企業名あるいは種目コードを表示するメ
ニュ項目が選択された場合に，前記該当企業の広告デー
タ及び／又はウェブページ連結データ以外の関連業種の
他企業あるいは特定企業の広告データ及び／又はウェブ
ページ連結データを表示するように制御する如く構成す
れば，ユーザは，他の関連業種の他企業あるいは特定企
業の広告データ及び／又はウェブページ連結データを参
考にして株式の取引を実行することができる。
【００１９】また，請求項７に記載の発明のように，前
記メインサーバから前記該当クライアントパソコンある
いは前記移動通信端末機に提供される前記該当企業の広
告データ及び／又はウェブページ連結データは，前記該
当企業が製作して前記メインサーバに提供される如く構
成すれば，該当企業からユーザに企業情報を提供できる
ので，コンピュータユーザの投資を促進することができ
る。
【００２０】また，請求項８に記載の発明のように，前
記メインサーバから前記該当クライアントパソコンある
いは前記移動通信端末機に提供される前記該当企業の広
告データ及び／又はウェブページ連結データは，前記該
当企業ごとに１つ以上提供される如く構成すれば，ユー
ザは，関心ある企業の企業情報を必ず得ることができ
る。
【００２１】また，上記課題を解決するため，請求項９
に記載の発明によれば，複数のクライアントパソコンあ
るいは移動通信端末機，及び証券取引所の電算システム
と連結する各証券会社のメインサーバを介して複数のユ
ーザがオンライン上で証券取引を実行するサイバー証券
取引システムにおいて，前記複数のクライアントパソコ
ンあるいは前記移動通信端末機を介して株式売買に関す
る特定企業の企業名あるいは種目コードを表示するメニ
ュ項目選択信号が前記ネットワーク通信網を介して入力
された場合に，該当メニュ項目に対する株式関連データ
と共に該当企業の広告データ及び／又はウェブページ連
結データを前記クライアントパソコンあるいは前記移動
通信端末機の前記該当メニュ画面の所定領域に表示する
ことを特徴とするサイバー証券取引システムの企業広告
方法が提供される。
【００２２】本項記載の発明では，各ユーザは，株式関
連情報を取得すると同時に，該当企業に対する情報を速
かに確認することができる。また，該当企業側において
も，コンピュータユーザの投資を促進することができ
る。
【００２３】また，上記課題を解決するため，請求項１
０に記載の発明では，複数のクライアントパソコンある
いは移動通信端末機と，及び証券取引所の電算システム
と連結する各証券会社のメインサーバを介して複数のユ
ーザがオンライン上で証券取引を実行するサイバー証券
取引システムにおいて，前記サイバー証券取引を利用す
る前記各ユーザに提供される広告データ及び／又はウェ
ブページ連結データを該当企業ごとに変換して格納する
第１の工程と，ネットワーク通信網を介した前記サイバ
ー証券取引を利用する前記ユーザがメインサーバにアク
セスする第２の工程と，及び前記メインサーバにアクセ
スした前記クライアントパソコンあるいは前記移動通信
端末機に対してリアルタイムで更新される株式関連デー
タを出力し，前記各ユーザにより選択されるメニュ項目
選択信号のうち株式売買に関する特定企業の企業名ある
いは種目コードを表示するメニュ項目選択信号が入力さ
れた場合に，該当メニュ項目に対するデータと共に該当
企業の広告データ及び／又はウェブページ連結データを
前記クライアントパソコンあるいは前記移動通信端末機
に出力する，第３の工程と，を有することを特徴とする
サイバー証券取引システムの企業広告方法が提供され
る。
【００２４】本項記載の発明では，オンライン上で証券
取引をする各ユーザがクライアントパソコンの画面上に
表示される買入／売渡などの注文，注文内容の照会，注
文された取引の締結，公募株請約，有償／無償増資など
のメニュ画面上で，該当企業の投資を最終的に判断する
直前に，再び該当企業に対する情報を速かに確認するこ
とができる。また，サイバー証券取引画面上で該当企業
が提供する各種情報に自動的にアクセスでき，ユーザは
投資する企業を選定する際の参考にすることができる。
また，該当企業側においても，コンピュータユーザの投
資を促進することができる。
【００２５】また，請求項１１に記載の発明のように，
さらに，前記第３の工程の後，前記各ユーザが前記クラ
イアントパソコンあるいは前記移動通信端末機のメニュ
画面上に表示される前記該当企業の広告データ及び／又
はウェブページ連結データを選択する場合に，該当企業
が開設したウェブページへのアクセスを実行する第４の
工程を有する如く構成すれば，ユーザは，該当企業の情
報を速やかに確認することができる。
【００２６】また，請求項１２に記載の発明のように，
前記第１の工程は，前記該当企業に対し，前記サイバー
証券取引を使用する前記各ユーザの前記クライアントパ
ソコンあるいは前記移動通信端末機に広告データ及び／
又はウェブページ連結データを提供するか否かを確認す
る第５の工程と，前記該当企業から所定の広告文及び／
又はウェブページを連結するＵＲＬデータの提供を受け
る第６の工程と，前記該当企業から提供された広告文及
び／又はウェブページを連結するＵＲＬを所定様式によ
り広告データ及び／又はウェブページ連結データに変換
する第７の工程と，及び前記変換された広告データ及び
／又はウェブページ連結データをデータベース部の所定
領域に格納する第８の工程と，を有する如く構成すれ
ば，広告の提供を希望する企業の広告データ及び／又は
ウェブページ連結データを変換して格納することができ
る。
【００２７】また，請求項１３に記載の発明のように，
前記第５の工程において，前記該当企業から前記各ユー
ザが使用する前記クライアントパソコンあるいは前記移
動通信端末機の画面上に表示される前記広告データ及び
／又はウェブページ連結データの要請がない場合には，
前記該当企業の類似業種の他企業あるいは特定企業の広
告データ及び／又はウェブページ連結データを，前記各
ユーザの前記クライアントパソコンあるいは前記移動通
信端末機に提供する如く構成すれば，ユーザは，他の関
連業種の他企業あるいは特定企業の広告データ及び／又
はウェブページ連結データを参考に株式の取引を実行す
ることができる。
【００２８】また，請求項１４に記載の発明のように，
前記第２の工程は，前記サイバー証券取引のために前記
クライアントパソコンあるいは前記移動通信端末機に具
備する前記専用エミュレータあるいは前記ウェブブラウ
ザを実行させた各ユーザの通信アクセスを実行する第９
の工程と，前記通信アクセスを実行した後，ユーザログ
イン画面を該当クライアントパソコンあるいは移動通信
端末機に出力する第１０の工程と，及び前記ログイン画
面を介して前記各ユーザが入力するＩＤ及びパスワード
のログインデータにより正式なユーザであることを確認
してメインサーバへのアクセスを実行する第１１の工程
と，を有する如く構成すれば，正式ユーザにのみメイン
サーバにアクセスすることができる。
【００２９】また，請求項１５に記載の発明のように，
前記第３の工程は，前記ログインされた前記各ユーザの
前記クライアントパソコンあるいは前記移動通信端末機
に対して，リアルタイムで更新する株式関連データを提
供する第１２の工程と，前記株式関連データを確認した
各ユーザにより株式売買に関するメニュ項目を選択する
信号が入力されたか否かを判断する第１３の工程と，前
記第１３の工程において前記ユーザによるメニュ項目選
択信号が入力されない場合には，前記第１２の工程を反
復して実行する第１４の工程と，前記第１３の工程にお
いて前記ユーザによるメニュ項目選択信号が入力された
場合には，前記各ユーザにより選択されて入力されるメ
ニュ項目選択信号が特定企業の企業名あるいは種目コー
ドを表示するメニュ項目選択信号であるか否かを判断す
る第１５の工程と，前記第１５の工程において前記ユー
ザが選択したメニュ項目が特定企業の企業名あるいは種
目コードを表示するメニュ項目の場合には，前記該当メ
ニュ項目に対する株式関連データと共に該当企業の広告
データ及び／又はウェブページ連結データを出力する第
１６の工程と，及び前記第１５の工程において前記ユー
ザが選択したメニュ項目が特定企業の企業名あるいは種
目コードを表示するメニュ項目でない場合には，前記該
当メニュ項目に対する株式関連データを出力する第１７
の工程と，を有する如く構成すれば，ユーザの選択に応
じて，株式関連情報と共に企業の広告情報である該当企
業の広告データ及び／又はウェブページ連結データを出
力することができる。
【００３０】
【発明の実施の形態】以下，本発明の好適な実施の形態
について，添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚，以下の説明および添付図面において，同一の機能及
び構成を有する構成要素については，同一符号を付する
ことにより，重複説明を省略する。
【００３１】（第１の実施の形態）まず，図１を参照し
ながら，第１の実施の形態について説明する。図１は，
本実施形態にかかる企業広告機能を有したサイバー証券
取引システムの概略を示したブロック図である。
【００３２】本実施形態にかかるシステムは，図１に示
すように，専用エミュレータ１１（１），・・，１１
（Ｎ）を有するクライアントパソコン１０（１），・
・，１０（Ｎ），ネットワーク通信網２０，メインサー
バ３０，及び電算システム４０などから構成される。
【００３３】上述の如く，クライアントパソコン１０
（１），・・，１０（Ｎ）には，複数ユーザがサイバー
証券取引を実行するための専用エミュレータ１１
（１），・・，１１（Ｎ）が設置され，この専用エミュ
レータ１１（１），・・・，１１（Ｎ）を介して，クラ
イアントパソコン１０（１），・・，１０（Ｎ）がネッ
トワーク通信網２０に接続される。各ユーザがサイバー
証券取引に関連した企業名あるいは種目コードが表示さ
れるメニュ項目を選択する際には，専用エミュレータの
該当メニュ画面の所定領域に，メインサーバ３０から入
力される広告データ及び／又はウェブページを連結する
ためのＵＲＬデータが表示される。
【００３４】ネットワーク通信網２０は，上記クライア
ントパソコン１０と上記各証券会社のメインサーバ３０
との間の通信回線を連結し，証券取引に関するデータを
相互に通信することができる。また，ネットワーク通信
網２０は，メインサーバ３０と証券取引所の電算システ
ム４０とを相互に連結し，リアルタイムで証券取引を実
行することができる。
【００３５】メインサーバ３０は，複数のクライアント
パソコン１０（１），・・，１０（Ｎ）を使用する各ユ
ーザごとに証券口座を管理する。また，メインサーバ３
０は，証券取引所の電算システム４０と連結され，ネッ
トワーク通信網２０を介して接続される複数のクライア
ントパソコン１０（１），・・，１０（Ｎ）に証券取引
所の電算システム４０から更新される現在の株式売買に
伴なう株価関連データをリアルタイムで提供する。ま
た，複数のクライアントパソコン１０（１），・・，１
０（Ｎ）を介して入力される特定企業の株式売買に関す
るコマンドにより，証券取引所の電算システム４０と連
結して該当株式との売買を締結した後，保有した株式関
連データを各ユーザごとに更新あるいは格納するなどの
一般的な株式取引に関する各種データを管理する。
【００３６】また，メインサーバ３０は，各企業から提
供される広告データ及び／又はウェブページを連結する
ためのＵＲＬデータを格納し，複数のクライアントパソ
コン１０（１），・・，１０（Ｎ）に設置される専用エ
ミュレータ１１（１），・・，１１（Ｎ）から，株式売
買に関する特定企業の企業名あるいは種目コードを表示
するメニュ項目選択信号が，ネットワーク通信網２０を
介して入力されると，該当企業の広告データ及び／又は
ウェブページ連結データをクライアントパソコン１０
（１），・・，１０（Ｎ）の該当メニュ画面の所定領域
に表示するように制御する。
【００３７】証券取引所の電算システム４０は，ネット
ワーク通信網２０を介して各証券会社のメインサーバ３
０と連結され，各証券会社の複数ユーザによる株式取引
を処理し，各証券会社のメインサーバ３０に対して現在
の株価関連データをリアルタイムで提供する。
【００３８】次に，図２に基づいて，本実施形態にかか
るメインサーバの構成を説明する。図２は，本実施形態
にかかるメインサーバの構成を示すブロック図である。
【００３９】図２に示すように，本実施形態にかかるメ
インサーバ３０は，データ入力部３１，メイン制御部３
２，データ変換部３３，データベース部３４，及び通信
制御部３５などから構成される。データ入力部３１は，
サーバ管理者により複数企業から依頼を受けた広告文及
び／又はウェブページを連結するためのＵＲＬデータが
入力され，サイバー証券取引に関するマネージメントプ
ログラムが入力される。
【００４０】メイン制御部３２は，データ入力部３１を
介して入力された該当企業別広告文及び／又はウェブペ
ージを連結するためのＵＲＬデータを，所定の様式によ
り広告データ及び／又はウェブページ連結データに変換
するように制御する。また，データ入力部３１を介して
入力されたマネージメントプログラムにより，証券取引
所の電算システム４０と連結して複数のクライアントパ
ソコン１０から入力される各ユーザ等の株式売買に関す
るコマンドによるサイバー証券取引を制御する。
【００４１】また，メイン制御部３２は，複数のクライ
アントパソコン１０を介して株式売買に関する特定企業
の企業名あるいは種目コードを表示するメニュ項目選択
信号が，ネットワーク通信網２０を介して入力された場
合に，複数のクライアントパソコン１０の該当メニュ画
面の所定領域に該当企業の広告データ及び／又はウェブ
ページ連結データを表示できるように，通信制御部３５
を介してデータベース部３４に格納されている該当企業
の広告データ及び／又はウェブページ連結データを出力
する。
【００４２】データ変換部３３は，メイン制御部３２の
制御によりデータ入力部３１を介して入力された広告文
及び／又はＵＲＬデータを，所定の様式により広告デー
タ及び／又はウェブページ連結データに変換し，データ
ベース部３４に出力する。
【００４３】データベース部３４は，データ変換部３３
で変換された該当企業の広告データ及び／又はウェブペ
ージ連結データを格納するほか，複数のクライアントパ
ソコン１０を介してオンライン上で証券取引を実行する
各ユーザの身上情報，証券口座，保有株式データを格納
する。
【００４４】通信制御部３５は，複数のクライアントパ
ソコン１０とメイン制御部３２との間，及びメイン制御
部３２と証券取引所の電算システム４０との間でのデー
タ通信を制御し，複数のクライアントパソコン１０を介
した株式売買に関する特定企業の企業名あるいは種目コ
ードが表示されるメニュ項目選択信号の入力と，データ
ベース部３４から出力される該当企業の広告データ及び
／又はウェブページ連結データの出力を制御する。
【００４５】また，通信制御部３５は，複数のクライア
ントパソコン１０のメニュ画面に表示される該当企業の
広告データ及び／又はウェブページ連結データが各ユー
ザにより選択された場合には，該当クライアントパソコ
ン１０とユーザの選択した該当企業のウェブページとを
リンクさせる。このとき，各ユーザが複数のクライアン
トパソコン１０を介してメインサーバ３０にアクセスし
た後，サイバー証券取引を実行する場合，各ユーザが希
望する株式取引に関するデータと共に，該当企業の広告
データ及び／又はウェブページ連結データが表示される
メニュ項目は，買入／売渡などの注文，注文内容の照
会，注文された取引の締結，公募株請約，有償／無償増
資などのメニュ項目のうち，いずれか１つのメニュ項目
となり，その以外に関心種目の項目にも適用できること
はもちろん，株式の以外に会社債などの債権取引にも適
用できる。
【００４６】さらに，上記メインサーバ３０から該当ク
ライアントパソコン１０に提供する該当企業の広告デー
タ及び／又はウェブページ連結データを，各企業から依
頼を受けてメインサーバ３０が製作する方法以外に，該
当企業が直接に製作した広告データ及び／又はウェブペ
ージ連結データをそのまま各ユーザに提供することがで
き，該当企業の広告データ及び／又はウェブページ連結
データを１つ以上提供することもできる。
【００４７】また，上記メインサーバ３０は，複数のク
ライアントパソコン１０のユーザにより株式売買に関す
る特定企業の企業名あるいは種目コードが表示されるメ
ニュ項目が選択される場合，該当企業の広告データ及び
／又はウェブページ連結データ以外の，関連業種の他企
業あるいは特定企業の広告データ及び／又はウェブペー
ジ連結データを表示することもできる。
【００４８】さらに，上記メインサーバ３０の管理者で
ある各証券会社は，不特定多数のユーザに該当企業の広
告を出す対価として各企業に対して所定の広告費を要求
することができる。また，該当企業の広告を出す対価と
して，広告情報を支援する証券会社を該当企業のウェブ
ページ上で広告することもできる。
【００４９】次に，本実施形態にかかる企業広告機能を
有するサイバー証券取引システムの企業広告方法を，図
３，図４，図５及び図６を参照して，具体的に説明す
る。図３は，本実施形態にかかるサイバー証券取引シス
テムの企業広告方法のフローを詳細に示すフローチャー
トである。図４，図５及び図６は，図３のフローチャー
トのサブルーチンのフローを詳細に示すフローチャート
である。
【００５０】まず，図３に示すように，ステップＳ１０
において，各証券会社は，複数ユーザがオンライン上で
証券取引を実行するために構築したメインサーバ３０
に，サイバー証券取引を利用する各ユーザに対して提供
される広告データ及び／又はウェブページ連結データを
該当企業ごとに変換して格納する（ステップＳ１０）。
【００５１】この広告データ及び／又はウェブページ連
結データの変換及び格納のサブルーチンを図４に基づい
て説明する。図４に示すように，ステップＳ１１におい
て，該当企業ごとに広告データ及び／又はウェブページ
連結データを構築するために，メインサーバ３０の管理
者は，サイバー証券取引を使用する各ユーザのクライア
ントパソコンに広告データ及び／又はウェブページの提
供を希望するか否かを該当企業に対して確認する（ステ
ップＳ１１）。次いで，ステップＳ１２で，広告データ
及び／又はウェブページ連結データの提供を希望する該
当企業から所定の広告文及び／又はウェブページを連結
するＵＲＬデータの提供を受ける（ステップＳ１２）。
【００５２】次いで，ステップＳ１３で，メインサーバ
３０は，該当企業から提供された広告文及び／又はウェ
ブページを連結するＵＲＬデータを，所定様式により広
告データ及び／又はウェブページ連結データに変換する
（ステップＳ１３）。その後，ステップＳ１４で，変換
された広告データ及び／又はウェブページ連結データ
を，データベース部３４の所定領域に格納する（ステッ
プＳ１４）。
【００５３】なお，上記ステップＳ１１で，該当企業か
ら広告データ及び／又はウェブページ連結データを，各
ユーザが使用するクライアントパソコン１０に提供する
広告要請がない場合には，メインサーバ３０の管理者が
該当企業の広告データ及び／又はウェブページ連結デー
タの代わり該当企業の類似業種の他企業あるいはある特
定企業の広告データ及び／又はウェブページ連結データ
を各ユーザのクライアントパソコン１０に提供するよう
に，メインサーバ３０のマネージメントプログラムを変
更することができる。そして，該当企業から広告文及び
／又はウェブページを連結するためのＵＲＬデータの提
供を受けるメインサーバ３０では，該当企業の要求によ
り広告データ及び／又はウェブページ連結データを継続
的に更新することができる。
【００５４】一方，上記ステップＳ１２で，該当企業が
メインサーバ３０に広告文及び／又はウェブページを連
結するためのＵＲＬデータの提供を受ける方法以外に，
該当企業が該当広告データ及び／又はウェブページ連結
データを直接変換し，メインサーバ３０で直ちに使用す
ることもできる。
【００５５】また，メインサーバ３０は，広告データ及
び／又はウェブページ連結データを該当企業の株式を取
引する各ユーザのクライアントパソコン１０のメニュ画
面上に表示する対価として，該当企業に所定の広告費を
徴収することができる。また，広告費の代わりに，該当
企業のウェブページ上にメインサーバ３０を管理する証
券会社に対する広告を出すなどの相互契約を締結するこ
ともできる。
【００５６】次に，図３に示すように，ステップＳ２０
において，メインサーバ３０に広告データ及び／又はウ
ェブページ連結データの構築を完了してからは，クライ
アントパソコン１０を使用する各ユーザのネットワーク
通信網２０を介してメインサーバ３０へのアクセスサブ
ルーチンを実行する（ステップＳ２０）。
【００５７】このメインサーバへのアクセスサブルーチ
ンを図５に基づいて説明する。図５に示すように，ステ
ップＳ２１において，各ユーザがサイバー証券取引のた
めにクライアントパソコン１０に具備する専用エミュレ
ータ１１を実行させると，設定された通信環境によりメ
インサーバ３０に対して各ユーザの通信アクセスが実行
される（ステップＳ２１）。次いで，ステップＳ２２
で，メインサーバ３０のメイン制御部３２におけるユー
ザログイン画面データを，通信制御部３５を介して該当
クライアントパソコン１０に出力する（ステップＳ２
２）。
【００５８】ユーザログイン画面データが出力された
後，ステップＳ２３において，メインサーバ３０のメイ
ン制御部３２では，通信制御部３５に入力される各ユー
ザの入力ＩＤ及びパスワードなどのログインデータをデ
ータベース部３４に格納されているユーザリストと比較
して，正式なユーザであるか否かを判断し，その判断結
果に応じて該当ユーザのメインサーバ３０へのアクセス
を実行する（ステップＳ２３）。
【００５９】このように，クライアントパソコン１０を
使用する各ユーザが，メインサーバ３０に対してアクセ
スを実行すると，メインサーバ３０では，証券取引所の
電算システム４０から入力されるリアルタイムで更新さ
れる現在時間の各種株式関連データを，メインサーバ３
０にアクセスされたクライアントパソコン１０に出力す
る。
【００６０】次いで，図３に示すように，ステップＳ３
０において，メインサーバ３０は，証券取引を実行する
ために各ユーザが選択する様々なメニュ項目選択信号の
うち，買入／売渡などの注文，注文内容の照会，注文さ
れた取引の締結，公募株請約，有償／無償増資などの株
式売買に関する特定企業の企業名あるいは種目コードが
表示されるメニュ項目選択信号が入力されるか否かを判
断し，その後，該当メニュ項目に対するデータと共にデ
ータベース部３４に格納されている該当企業の広告デー
タ及び／又はウェブページ連結データをクライアントパ
ソコン１０に出力する（ステップＳ３０）。
【００６１】この広告データ及び／又はウェブページ連
結データの出力ルーチンを，図６に基づいて説明する。
図６に示すように，ステップＳ３１において，メインサ
ーバ３０は，ログインされた各ユーザのクライアントパ
ソコン１０に証券取引所の電算システム４０からリアル
タイムで更新される株式関連データを直ちに提供する
（ステップＳ３１）。次いで，ステップＳ３２におい
て，各クライアントパソコン１０上の画面を介して，株
式関連データを確認した各ユーザにより株式売買に関す
るメニュ項目を選択する信号が入力されたか否かを判断
する（ステップＳ３２）。
【００６２】その結果，各ユーザによるメニュ項目選択
信号が入力されないと判断される場合には，リアルタイ
ムで更新される株式関連データをリアルタイムで提供す
るための上記ステップＳ３１を反復実行する。一方，各
ユーザによるメニュ項目選択信号が入力されたと判断さ
れる場合には，ステップＳ３３に移行し，現在入力され
たメニュ項目の選択信号が，買入／売渡などの注文，注
文内容の照会，注文された取引の締結，公募株請約，有
償／無償増資などの特定企業の企業名あるいは種目コー
ドが表示されるメニュ項目選択信号であるか否かを判断
する（ステップＳ３３）。
【００６３】その結果，ユーザが選択したメニュ項目が
特定企業の企業名あるいは種目コードが表示されるメニ
ュ項目と判断される場合には，ステップＳ３４に移行
し，メインサーバ３０では該当メニュ項目に対する株式
関連データと共に該当企業の広告データ及び／又はウェ
ブページ連結データを，通信制御部３５を介してネット
ワーク通信網２０に連結されている該当クライアントパ
ソコン１０に出力する（ステップＳ３４）。
【００６４】一方，ステップＳ３３で，ユーザが選択し
たメニュ項目が特定企業の企業名あるいは種目コードが
表示されるメニュ項目でないと判断される場合には，ス
テップＳ３５に移行し，メインサーバ３０は該当メニュ
項目に対する株式関連データだけ該当クライアントパソ
コン１０に出力する（ステップＳ３５）。
【００６５】このとき，当然ながら，各ユーザが希望す
る株式取引に関するデータと共に該当企業の広告データ
及び／又はウェブページ連結データが表示されるメニュ
項目は買入／売渡などの注文，注文内容の照会，注文さ
れた取引の締結，公募株請約，有償／無償増資などのメ
ニュ項目以外に関心種目などのメニュ項目にも適用でき
る。また，株式関連メニュ項目の以外に会社債などの債
権取引にも適用することができる。
【００６６】上記ステップＳ３４のように，各ユーザの
特定企業の企業名あるいは種目コードが表示されるメニ
ュ項目の選択により該当クライアントパソコン１０の画
面上に表示される該当メニュ項目に対する株式関連デー
タと該当企業の広告データ及び／又はウェブページ連結
データを各ユーザが確認する際に，該当企業の広告デー
タ及び／又はウェブページ連結データを選択する場合に
は，図５に示すように，ステップＳ４０に移行し，該当
企業が開設するウェブページにアクセスする（ステップ
Ｓ４０）。
【００６７】このように，オンライン上で証券取引をす
る各ユーザがクライアントパソコン１０の画面上に表示
される買入／売渡などの注文，注文内容の照会，注文さ
れた取引の締結，公募株請約，有償／無償増資などのメ
ニュ画面上で，該当企業の投資を最終的に判断する直前
に，再び該当企業に対する情報を速かに確認することが
できる。
【００６８】（第２の実施の形態）第１の実施の形態に
おいては，クライアントパソコンに専用エミュレータを
設置したが，本実施形態においては，クライアントパソ
コンにウェブブラウザを設置している。以下，図７を参
照しながら，第２の実施の形態について説明する。図７
は，本実施形態にかかる企業広告機能を有するサイバー
証券取引システムの概略を示すブロック図である。
【００６９】本実施形態にかかるシステムは，図７に示
すように，ウェッブブラウザ５１（１），・・，５１
（Ｎ）を有するクライアントパソコン５０（１），・
・，５０（Ｎ），ネットワーク通信網２０，メインサー
バ３０，及び電算システム４０などから構成される。な
お，本実施形態におけるネットワーク通信網２０，メイ
ンサーバ３０，証券取引所の電算システム４０は，第１
の実施の形態と同一構成であり同一に動作するので説明
は省略し，本実施形態において構成上相違するクライア
ントパソコン５０（１），・・，５０（Ｎ）についての
み説明する。
【００７０】上述の如く，クライアントパソコン５０
（１），・・，５０（Ｎ）には，ウェブブラウザ５１
（１），・・，５１（Ｎ）が設置され，このウェブブラ
ウザ５１（１），・・，５１（Ｎ）を介して，クライア
ントパソコン５０（１），・・，５０（Ｎ）が該当証券
会社のメインサーバ３０にアクセスされ，サイバー証券
取引を実行する。
【００７１】上記第１の実施の形態と同様に，複数のク
ライアントパソコン１０を介して株式売買に関する特定
企業の企業名あるいは種目コードを表示するメニュ項目
選択信号がネットワーク通信網２０を介してメインサー
バ３０に入力されると，メインサーバ３０では該当メニ
ュ項目に対する株式関連データと共に該当企業の広告デ
ータ及び／又はウェブページ連結データを，クライアン
トパソコン５０の該当メニュ画面の所定領域に表示す
る。
【００７２】なお，本実施形態にかかるメインサーバの
構成は，第１の実施の形態と同様であるので説明は省略
する。また，本実施形態にかかる企業広告機能を有する
サイバー証券取引システムの企業広告方法についても，
第１の実施の形態において，専用エミュレータ１１
（１），・・，１１（Ｎ）と同様の動作をウェブブラウ
ザ５１（１），・・，５１（Ｎ）が実行すること以外
は，全て同一であるので，その説明は省略する。
【００７３】本実施形態においては，各ユーザがウェブ
ブラウザ５１（１），・・，５１（Ｎ）を実行して該当
証券会社のウェブページにアクセスしてサイバー証券取
引を実行するので，図示する如く，専用エミュレータを
使用する第１の実施の形態と比較して，はるかに多くの
デジタルコンテントを接することができる。即ち，専用
エミュレータ上ではデータ変更や拡張が制限されるた
め，各証券会社側は多様な情報をすべて提供することが
できなかったが，本実施形態のように，インターネット
等に開設されたウェブページを利用する場合には，デー
タ変更や拡張が制限されることなく多様な情報を提供す
ることができる。
【００７４】（第３の実施の形態）上記第１及び第２の
実施の形態においては，固定通信端末機であるクライア
ントパソコンを使用しているが，本実施形態において
は，移動通信端末機を使用する。以下，図８を参照しな
がら，第３の実施の形態について説明する。図８は，本
実施形態にかかる企業広告機能を有するサイバー証券取
引システムの概略を示すブロック図である。
【００７５】本実施形態にかかるシステムは，図８に示
すように，，ウェブブラウザ６１（１），・・，６１
（Ｎ）を有する移動通信端末機６０（１），・・，６０
（Ｎ），ネットワーク通信網２０，メインサーバ３０，
及び電算システム４０などから構成される。なお，本実
施形態におけるネットワーク通信網２０，メインサーバ
３０，証券取引所の電算システム４０は，第１の実施の
形態と同一構成であり同一に動作するので説明は省略
し，本実施形態において構成上相違する移動通信端末機
６０（１），・・，６０（Ｎ）についてのみ説明する。
【００７６】上述の如く，移動通信端末機６０（１），
・・，６０（Ｎ）には，ウェブブラウザ６１（１），・
・，６１（Ｎ）が設置され，このウェブブラウザ６１
（１），・・，６１（Ｎ）を介して，移動通信端末機６
０（１），・・，６０（Ｎ）は該当証券会社のメインサ
ーバ３０にアクセスし，サイバー証券取引を実行する。
【００７７】上記第２の実施の形態と同様に，複数のク
ライアントパソコン１０を介して株式売買に関する特定
企業の企業名あるいは種目コードを表示するメニュ項目
選択信号がネットワーク通信網２０を介してメインサー
バ３０に入力されると，メインサーバ３０では該当メニ
ュ項目に対する株式関連データと共に該当企業の広告デ
ータ及び／又はウェブページ連結データを，移動通信端
末機６０の該当メニュ画面の所定領域に表示される。
【００７８】なお，本実施形態にかかるメインサーバの
構成は，第１及第２の実施の形態と同様であるので，そ
の説明は省略する。また，本実施形態にかかる企業広告
機能を有するサイバー証券取引システムの企業広告方法
についても，第２の実施の形態において，クライアント
パソコン５０（１），・・，５０（Ｎ）と同様の動作
を，移動通信端末機６０（１），・・，６０（Ｎ）が実
行する以外は，全て同一であるので，その説明は省略す
る。
【００７９】上述の如く，本実施形態においては，ウェ
ブブラウザ６１（１），・・，６１（Ｎ）を有する移動
通信端末機６０（１），・・，６０（Ｎ）を採用するの
で，各ユーザは，移動中にも自由にサイバー証券取引を
実行できる。
【００８０】以上，本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが，本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば，特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において，各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり，それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【００８１】
【発明の効果】本発明にかかる企業広告機能を有するサ
イバー証券取引システムによれば，各証券会社側から特
定企業等の広告データ及び／又はウェブページ連結デー
タをクライアントパソコンあるいは移動通信端末機を介
して証券取引を利用する複数ユーザに提供できるので，
株式投資時点において投資を希望する該当企業等の情報
をサイバー証券取引の画面上でより迅速で正確に確認す
ることができる。この結果，複数ユーザ等の投資企業選
定に多大な影響を与える。さらに，メインサーバを管理
する各証券会社側のイメージを大きく改善できるので，
多くのサイバー証券取引ユーザを確保することができ
る。
【００８２】また，該当企業側においても，サイバー証
券取引を利用する複数のユーザに対して，サイバー証券
取引の画面上で自社の各種情報を迅速かつ正確に伝達す
ることができるので，より友好的な投資者を大量に確保
することができる。さらに，株価を長期的に安定を企む
ことができると同時に，将来の有償／無償増資の際にも
大きな影響を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施の形態にかかる企業広告機能を有す
るサイバー証券取引システムの構成を概略的に示すブロ
ック図である。
【図２】第１の実施の形態にかかるメインサーバの構成
を示すブロック図である。
【図３】第１の実施の形態にかかるサイバー証券取引シ
ステムの企業広告方法のフローを示すフローチャートで
ある。
【図４】図４に示すフローチャートのサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図５】図４に示すフローチャートのサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図６】図４に示すフローチャートのサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図７】第２の実施の形態にかかる企業広告機能を有す
るサイバー証券取引システムの構成を概略的に示すブロ
ック図である。
【図８】第３の実施の形態にかかる企業広告機能を有す
るサイバー証券取引システムの構成を概略的に示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
１０，５０ クライアントパソコン １１ 専用エミュレータ ２０ ネットワーク通信網 ３０ メインサーバ ３１ データ入力部 ３２ メイン制御部 ３３ データ変換部 ３４ データベース部 ３５ 通信制御部 ４０ 電算システム ５１，６１ ウェッブブラウザ ６０ 通信端末機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B049 AA02 BB47 BB49 CC02 CC05 DD01 DD05 EE05 FF03 FF09 GG04 GG07 GG08 5B075 KK07 ND20 NK02 NK44 PP02 PP03 PP13 PP22 PQ02 PR08 UU40

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 複数のクライアントパソコン及び証券取
    引所の電算システムと連結する各証券会社のメインサー
    バを介して，複数ユーザがオンライン上で証券取引を実
    行するサイバー証券取引システムにおいて，不特定多数
    間の通信回線を連結して相互にデータ通信可能なネット
    ワーク通信網と，前記複数ユーザが前記サイバー証券取
    引の実行を支援する専用エミュレータが設置され，前記
    専用エミュレータを介して前記ネットワーク通信網に接
    続した後前記各ユーザが前記サイバー証券取引に関する
    企業名あるいは種目コードを表示するメニュ項目を選択
    する際に外部から入力される広告データ及び／又はウェ
    ブページを連結するためのＵＲＬデータを該当メニュ画
    面の所定領域に表示する，複数のクライアントパソコン
    と，及び前記複数のクライアントパソコンを使用するユ
    ーザ別の証券口座を管理し，前記証券取引所の前記電算
    システムと連結して前記ネットワーク通信網を介して接
    続された前記複数のクライアントパソコンに前記証券取
    引所の前記電算システムにおいて更新される現在の株式
    売買に伴う株価関連データをリアルタイムで提供し，前
    記複数のクライアントパソコンを介して入力される特定
    企業の株式売買に関するコマンドにより前記証券取引所
    の前記電算システムと連結して該当株式の売買を締結し
    た後保有する株式関連データを各ユーザごとに更新して
    格納し，各企業から提供される広告データ及び／又はウ
    ェブページを連結するためのＵＲＬデータを格納し，前
    記複数のクライアントパソコンに設置された前記専用エ
    ミュレータを介して株式売買に関する特定企業の企業名
    あるいは種目コードが表示されるメニュ項目選択信号が
    前記ネットワーク通信網を介して入力された場合に前記
    該当企業の広告データ及び／又はウェブページ連結デー
    タが前記クライアントパソコンの前記該当メニュ画面の
    所定領域に表示する，ように制御するメインサーバと，
    を有することを特徴とする企業広告機能を有するサイバ
    ー証券取引システム。
  2. 【請求項２】 複数のクライアントパソコン及び証券取
    引所の電算システムと連結する各証券会社のメインサー
    バを介して，複数ユーザがオンライン上で証券取引を実
    行するサイバー証券取引システムにおいて，不特定多数
    間の通信回線を連結して相互にデータ通信可能なネット
    ワーク通信網と，前記複数ユーザが前記サイバー証券取
    引の実行を支援するウェブブラウザを含む通信プログラ
    ムを具備し，前記ウェブブラウザを介して前記ネットワ
    ーク通信網に接続した後，前記各ユーザが前記サイバー
    証券取引に関する企業名あるいは種目コードを表示する
    メニュ項目を選択する際に外部から入力される広告デー
    タ及び／又はウェブページを連結するためのＵＲＬデー
    タを該当メニュ画面の所定領域に表示する，複数のクラ
    イアントパソコンと，及び前記複数のクライアントパソ
    コンを使用するユーザ別の証券口座を管理し，前記証券
    取引所の前記電算システムと連結して前記ネットワーク
    通信網を介して接続された前記複数のクライアントパソ
    コンに前記証券取引所の前記電算システムにおいて更新
    される現在の株式売買に伴う株価関連データをリアルタ
    イムで提供し，前記複数のクライアントパソコンを介し
    て入力される特定企業の株式売買に関するコマンドによ
    り前記証券取引所の前記電算システムと連結して該当株
    式の売買を締結した後保有する株式関連データを各ユー
    ザごとに更新して格納し，各企業から提供される広告デ
    ータ及び／又はウェブページを連結するためのＵＲＬデ
    ータを格納し，前記複数のクライアントパソコンに設置
    された前記ウェブブラウザを介して株式売買に関する特
    定企業の企業名あるいは種目コードが表示されるメニュ
    項目選択信号が前記ネットワーク通信網を介して入力さ
    れた場合に前記該当企業の広告データ及び／又はウェブ
    ページ連結データが前記クライアントパソコンの前記該
    当メニュ画面の所定領域に表示する，ように制御するメ
    インサーバと，を有することを特徴とする企業広告機能
    を有するサイバー証券取引システム。
  3. 【請求項３】 複数の移動通信端末機及び証券取引所の
    電算システムと連結する各証券会社のメインサーバを介
    して，複数ユーザがオンライン上で証券取引を実行する
    サイバー証券取引システムにおいて，不特定多数間の通
    信回線を連結して相互のデータ通信可能なネットワーク
    通信網と，前記複数ユーザが前記サイバー証券取引の実
    行を支援するウェブブラウザを含む通信プログラムを具
    備し，前記ウェブブラウザを介して前記ネットワーク通
    信網に接続した後前記各ユーザが前記サイバー証券取引
    に関する企業名あるいは種目コードを表示するメニュ項
    目を選択する際に外部から入力される広告データ及び／
    又はウェブページを連結するためのＵＲＬデータを該当
    メニュ画面の所定領域に表示する，複数の移動通信端末
    機と，及び前記複数のクライアントパソコンを使用する
    ユーザ別の証券口座を管理し，前記証券取引所の前記電
    算システムと連結して前記ネットワーク通信網を介して
    接続された前記複数の移動通信端末機に前記証券取引所
    の前記電算システムにおいて更新される現在の株式売買
    に伴う株価関連データをリアルタイムで提供し，前記複
    数の移動通信端末機を介して入力される特定企業の株式
    売買に関するコマンドにより前記証券取引所の前記電算
    システムと連結して該当株式の売買を締結した後保有す
    る株式関連データを各ユーザごとに更新して格納し，各
    企業から提供される広告データ及び／又はウェブページ
    を連結するためのＵＲＬデータを格納し，前記複数の移
    動通信端末機に設置された前記ウェブブラウザを介して
    株式売買に関する特定企業の企業名又は種目コードが表
    示されるメニュ項目選択信号が前記ネットワーク通信網
    を介して入力された場合に前記該当企業の広告データ及
    び／又はウェブページ連結データが前記移動通信端末機
    の前記該当メニュ画面の所定領域に表示する，ように制
    御するメインサーバと，を有することを特徴とする企業
    広告機能を有するサイバー証券取引システム。
  4. 【請求項４】 前記サイバー証券取引に関する企業名あ
    るいは種目コードを表示するメニュ項目は，注文，照
    会，締結，公募株請約，有償／無償増資の群から選択さ
    れる少なくともいずれかの１つであることを特徴とする
    請求項１，２あるいは３項のうちいずれか１項に記載の
    企業広告機能を有するサイバー証券取引システム。
  5. 【請求項５】 前記メインサーバは，サーバ管理者によ
    り複数の企業等から依頼を受けた広告文及び／又はＵＲ
    Ｌデータが入力され，サイバー証券取引に関するマネー
    ジメントプログラムが入力されるデータ入力部と，前記
    データ入力部を介して入力された該当企業別の広告文及
    び／又はＵＲＬデータを所定様式より広告データ及び／
    又はウェブページ連結データに変換するように制御し，
    前記データ入力部を介して入力されたマネージメントプ
    ログラムにより前記証券取引所の前記電算システムと連
    結して前記複数のクライアントパソコンあるいは前記移
    動通信端末機から入力される各ユーザ等の株式売買に関
    するコマンドによるサイバー証券取引を制御し，前記複
    数のクライアントパソコンあるいは前記移動通信端末機
    を介して株式売買に関する特定企業の企業名あるいは種
    目コードが表示されるメニュ項目選択信号が前記ネット
    ワーク通信網を介して入力された場合に前記複数のクラ
    イアントパソコンあるいは前記移動通信端末機の該当メ
    ニュ画面の所定領域に前記該当企業の広告データ及び／
    又はウェブページ連結データを表示するように制御す
    る，メイン制御部と，前記データ入力部を介して入力さ
    れた広告文及び／又はＵＲＬデータを所定様式により広
    告データ及び／又はウェブページ連結データに変換する
    データ変換部と，前記データ変換部で変換された前記該
    当企業の広告データ及び／又はウェブページ連結データ
    を格納し，前記複数のクライアントパソコンあるいは前
    記移動通信端末機を使用してサイバー証券取引を実行す
    る各ユーザの身上情報，証券口座，保有株式データを格
    納する，データベース部と，及び前記サイバー証券取引
    の際，前記複数のクライアントパソコンあるいは前記移
    動通信端末機と前記メイン制御部との間及び前記メイン
    制御部と前記証券取引所の前記電算システムとの間で実
    行されるデータ通信を制御し，前記複数のクライアント
    パソコンあるいは前記移動通信端末機を介した株式売買
    に関する特定企業の企業名あるいは種目コードが表示さ
    れるメニュ項目選択信号の入力及び前記データベース部
    から出力される該当企業の広告データ及び／又はウェブ
    ページ連結データの出力を制御し，前記複数のクライア
    ントパソコンあるいは前記移動通信端末機のメニュ画面
    に表示される前記該当企業の広告データ及び／又はウェ
    ブページ連結データが各ユーザにより選択された場合に
    該当クライアントパソコンあるいは移動通信端末機とウ
    ェブページとをリンクさせる通信制御部と，を有するこ
    とを特徴とする請求項１，２，３あるいは４項のうちい
    ずれか１項に記載の企業広告機能を有するサイバー証券
    取引システム。
  6. 【請求項６】 前記メインサーバは，前記複数のクライ
    アントパソコンあるいは前記移動通信端末機のユーザに
    より株式売買に関する特定企業の企業名または種目コー
    ドを表示するメニュ項目が選択された場合に，前記該当
    企業の広告データ及び／又はウェブページ連結データ以
    外の関連業種の他企業あるいは特定企業の広告データ及
    び／又はウェブページ連結データを表示するように制御
    することを特徴とする請求項１，２，３，４あるいは５
    項のうちいずれか１項に記載の企業広告機能を有するサ
    イバー証券取引システム。
  7. 【請求項７】 前記メインサーバから前記該当クライア
    ントパソコンあるいは前記移動通信端末機に提供される
    前記該当企業の広告データ及び／又はウェブページ連結
    データは，前記該当企業が製作して前記メインサーバに
    提供されることを特徴とする請求項１，２，３，４，５
    あるいは６項のうちいずれか１項に記載の企業広告機能
    を有するサイバー証券取引システム。
  8. 【請求項８】 前記メインサーバから前記該当クライア
    ントパソコンあるいは前記移動通信端末機に提供される
    前記該当企業の広告データ及び／又はウェブページ連結
    データは，前記該当企業ごとに１つ以上提供されること
    を特徴とする請求項１，２，３，４，５，６あるいは７
    項のうちいずれか１項に記載の企業広告機能を有するサ
    イバー証券取引システム。
  9. 【請求項９】 複数のクライアントパソコンあるいは移
    動通信端末機，及び証券取引所の電算システムと連結す
    る各証券会社のメインサーバを介して複数のユーザがオ
    ンライン上で証券取引を実行するサイバー証券取引シス
    テムにおいて，前記複数のクライアントパソコンあるい
    は前記移動通信端末機を介して株式売買に関する特定企
    業の企業名あるいは種目コードを表示するメニュ項目選
    択信号が前記ネットワーク通信網を介して入力された場
    合に，該当メニュ項目に対する株式関連データと共に該
    当企業の広告データ及び／又はウェブページ連結データ
    を前記クライアントパソコンあるいは前記移動通信端末
    機の前記該当メニュ画面の所定領域に表示することを特
    徴とするサイバー証券取引システムの企業広告方法。
  10. 【請求項１０】 複数のクライアントパソコンあるいは
    移動通信端末機と，及び証券取引所の電算システムと連
    結する各証券会社のメインサーバを介して複数のユーザ
    がオンライン上で証券取引を実行するサイバー証券取引
    システムにおいて，前記サイバー証券取引を利用する前
    記各ユーザに提供される広告データ及び／又はウェブペ
    ージ連結データを該当企業ごとに変換して格納する第１
    の工程と，ネットワーク通信網を介した前記サイバー証
    券取引を利用する前記ユーザによりメインサーバにアク
    セスする第２の工程と，及び前記メインサーバにアクセ
    スした前記クライアントパソコンあるいは前記移動通信
    端末機に対してリアルタイムで更新される株式関連デー
    タを出力し，前記各ユーザにより選択されるメニュ項目
    選択信号のうち株式売買に関する特定企業の企業名ある
    いは種目コードを表示するメニュ項目選択信号が入力さ
    れた場合に，該当メニュ項目に対するデータと共に該当
    企業の広告データ及び／又はウェブページ連結データを
    前記クライアントパソコンあるいは前記移動通信端末機
    に出力する，第３の工程と，を有することを特徴とする
    サイバー証券取引システムの企業広告方法。
  11. 【請求項１１】 さらに，前記第３の工程の後，前記各
    ユーザが前記クライアントパソコンあるいは前記移動通
    信端末機のメニュ画面上に表示する前記該当企業の広告
    データ及び／又はウェブページ連結データを選択する場
    合に，該当企業が開設したウェブページへのアクセスを
    実行する第４の工程を有することを特徴とする請求項１
    ０に記載のサイバー証券取引システムの企業広告方法。
  12. 【請求項１２】 前記第１の工程は，前記該当企業に対
    し，前記サイバー証券取引を使用する前記各ユーザの前
    記クライアントパソコンあるいは前記移動通信端末機に
    広告データ及び／又はウェブページ連結データを提供す
    るか否かを確認する第５の工程と，前記該当企業から所
    定の広告文及び／又はウェブページを連結するＵＲＬデ
    ータの提供を受ける第６の工程と，前記該当企業から提
    供された広告文及び／又はウェブページを連結するＵＲ
    Ｌを所定様式により広告データ及び／又はウェブページ
    連結データに変換する第７の工程と，及び前記変換され
    た広告データ及び／又はウェブページ連結データをデー
    タベース部の所定領域に格納する第８の工程と，を有す
    ることを特徴とする請求項１０または１１に記載のサイ
    バー証券取引システムの企業広告方法。
  13. 【請求項１３】 前記第５の工程において，前記該当企
    業から前記各ユーザが使用する前記クライアントパソコ
    ンあるいは前記移動通信端末機の画面上に表示される前
    記広告データ及び／又はウェブページ連結データの要請
    がない場合には，前記該当企業の類似業種の他企業ある
    いは特定企業の広告データ及び／又はウェブページ連結
    データを，前記各ユーザの前記クライアントパソコンあ
    るいは前記移動通信端末機に提供することを特徴とする
    請求項１２に記載のサイバー証券取引システムの企業広
    告方法。
  14. 【請求項１４】 前記第２の工程は，前記サイバー証券
    取引のために前記クライアントパソコンあるいは前記移
    動通信端末機に具備する前記専用エミュレータあるいは
    前記ウェブブラウザを実行させた各ユーザの通信アクセ
    スを実行する第９の工程と，前記通信アクセスを実行し
    た後，ユーザログイン画面を該当クライアントパソコン
    あるいは移動通信端末機に出力する第１０の工程と，及
    び前記ログイン画面を介して各ユーザが入力するＩＤ及
    びパスワードのログインデータにより正式なユーザであ
    ることを確認してメインサーバへのアクセスを実行する
    第１１の工程と，を有することを特徴とする請求項１２
    あるいは１３に記載のサイバー証券取引システムの企業
    広告方法。
  15. 【請求項１５】 前記第３の工程は，前記ログインされ
    た前記各ユーザの前記クライアントパソコンあるいは前
    記移動通信端末機に対して，リアルタイムで更新する株
    式関連データを提供する第１２の工程と，前記株式関連
    データを確認した各ユーザにより株式売買に関するメニ
    ュ項目を選択する信号が入力されたか否かを判断する第
    １３の工程と，前記第１３の工程において前記ユーザに
    よるメニュ項目選択信号が入力されない場合には，前記
    第１２の工程を反復して実行する第１４の工程と，前記
    第１３の工程において前記ユーザによるメニュ項目選択
    信号が入力された場合には，前記各ユーザにより選択さ
    れて入力されるメニュ項目選択信号が特定企業の企業名
    あるいは種目コードを表示するメニュ項目選択信号であ
    るか否かを判断する第１５の工程と，前記第１５の工程
    において前記ユーザが選択したメニュ項目が特定企業の
    企業名あるいは種目コードを表示するメニュ項目の場合
    には，前記該当メニュ項目に対する株式関連データと共
    に該当企業の広告データ及び／又はウェブページ連結デ
    ータを出力する第１６の工程と，及び前記第１５の工程
    において前記ユーザが選択したメニュ項目が特定企業の
    企業名あるいは種目コードを表示するメニュ項目でない
    場合には，前記該当メニュ項目に対する株式関連データ
    を出力する第１７の工程と，を有することを特徴とする
    請求項１０，１１，１２，１３あるいは１４項のうちい
    ずれか１項に記載のサイバー証券取引システムの企業広
    告方法。
JP2000006002A 1999-11-22 2000-01-07 企業広告機能を有するサイバー証券取引システム及びその企業広告方法 Pending JP2001155080A (ja)

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