JP5468218B2 - 皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法、物質のスクリーニング方法、並びに、マーカーとしての使用 - Google Patents
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Description
(M1)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4620のイオンピークを生じるタンパク質、
(M2)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約5740のイオンピークを生じるタンパク質、
(M3)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約6030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M4)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約21400のイオンピークを生じるタンパク質、
(M5)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約59600のイオンピークを生じるタンパク質、
(M6)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4020のイオンピークを生じるタンパク質、
(M7)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4390のイオンピークを生じるタンパク質、
(M8)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約7030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M9)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約28000のイオンピークを生じるタンパク質、であり、
さらに、
マーカー物質(M3)は配列番号9又は10で表されるアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M4)は配列番号13〜26で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M5)は配列番号48〜57で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M7)は配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M8)は配列番号59〜61で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M9)は配列番号27〜47で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含む。
(M1)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4620のイオンピークを生じるタンパク質、
(M2)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約5740のイオンピークを生じるタンパク質、
(M3)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約6030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M4)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約21400のイオンピークを生じるタンパク質、
(M5)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約59600のイオンピークを生じるタンパク質、
(M6)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4020のイオンピークを生じるタンパク質、
(M7)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4390のイオンピークを生じるタンパク質、
(M8)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約7030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M9)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約28000のイオンピークを生じるタンパク質、であり、
さらに、
マーカー物質(M3)は血清アルブミン又はその修飾体であり、
マーカー物質(M4)は血漿レチノール結合タンパク質又はその修飾体であり、
マーカー物質(M5)はヘモペキシン又はその修飾体であり、
マーカー物質(M7)はα1−アンチトリプシン1−2又はその修飾体であり、
マーカー物質(M8)はアポリポタンパク質C1又はその修飾体であり、
マーカー物質(M9)はアポリポタンパク質A1又はその修飾体である。
(A1)血清アルブミン又はその修飾体、
(A2)血漿レチノール結合タンパク質又はその修飾体、
(A3)ヘモペキシン又はその修飾体、
(A4)α1−アンチトリプシン1−2又はその修飾体、
(A5)アポリポタンパク質C1又はその修飾体、
(A6)アポリポタンパク質A1又はその修飾体。
(M1)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4620のイオンピークを生じるタンパク質、
(M2)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約5740のイオンピークを生じるタンパク質、
(M3)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約6030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M4)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約21400のイオンピークを生じるタンパク質、
(M5)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約59600のイオンピークを生じるタンパク質、
(M6)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4020のイオンピークを生じるタンパク質、
(M7)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4390のイオンピークを生じるタンパク質、
(M8)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約7030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M9)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約28000のイオンピークを生じるタンパク質、であり、
さらに、
マーカー物質(M3)は配列番号9又は10で表されるアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M4)は配列番号13〜26で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M5)は配列番号48〜57で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M7)は配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M8)は配列番号59〜61で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M9)は配列番号27〜47で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含む。
(M1)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4620のイオンピークを生じるタンパク質、
(M2)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約5740のイオンピークを生じるタンパク質、
(M3)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約6030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M4)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約21400のイオンピークを生じるタンパク質、
(M5)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約59600のイオンピークを生じるタンパク質、
(M6)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4020のイオンピークを生じるタンパク質、
(M7)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4390のイオンピークを生じるタンパク質、
(M8)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約7030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M9)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約28000のイオンピークを生じるタンパク質、であり、
さらに、
マーカー物質(M3)は血清アルブミン又はその修飾体であり、
マーカー物質(M4)は血漿レチノール結合タンパク質又はその修飾体であり、
マーカー物質(M5)はヘモペキシン又はその修飾体であり、
マーカー物質(M7)はα1−アンチトリプシン1−2又はその修飾体であり、
マーカー物質(M8)はアポリポタンパク質C1又はその修飾体であり、
マーカー物質(M9)はアポリポタンパク質A1又はその修飾体である。
(A1)血清アルブミン又はその修飾体、
(A2)血漿レチノール結合タンパク質又はその修飾体、
(A3)ヘモペキシン又はその修飾体、
(A4)α1−アンチトリプシン1−2又はその修飾体、
(A5)アポリポタンパク質C1又はその修飾体、
(A6)アポリポタンパク質A1又はその修飾体。
(M1)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4620のイオンピークを生じるタンパク質、
(M2)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約5740のイオンピークを生じるタンパク質、
(M3)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約6030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M4)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約21400のイオンピークを生じるタンパク質、
(M5)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約59600のイオンピークを生じるタンパク質、
(M6)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4020のイオンピークを生じるタンパク質、
(M7)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4390のイオンピークを生じるタンパク質、
(M8)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約7030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M9)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約28000のイオンピークを生じるタンパク質。
(1)マーカー物質(M3)は血清アルブミン又はその修飾体である、
(2)マーカー物質(M4)は血漿レチノール結合タンパク質又はその修飾体である、
(3)マーカー物質(M5)はヘモペキシン又はその修飾体である、
(4)マーカー物質(M7)はα1−アンチトリプシン1−2又はその修飾体である、
(5)マーカー物質(M8)はアポリポタンパク質C1又はその修飾体である、
(6)マーカー物質(M9)はアポリポタンパク質A1又はその修飾体である。
(A1)血清アルブミン又はその修飾体、
(A2)血漿レチノール結合タンパク質又はその修飾体、
(A3)ヘモペキシン又はその修飾体、
(A4)α1−アンチトリプシン1−2又はその修飾体、
(A5)アポリポタンパク質C1又はその修飾体、
(A6)アポリポタンパク質A1又はその修飾体。
(1)弱陽イオン交換基板:1枚
(2)強陰イオン交換基板:1枚
(3)基板洗浄用バッファーA(pH3.0):適量
(4)基板洗浄用バッファーB(pH9.0):適量
(5)各マーカー物質の標準品:各適量
皮膚老化モデルとして、紫外線照射下でヘアレスマウスを飼育する系を採用した。まず、紫外線照射の有無と飼料の組み合わせが異なる以下の4つの群を設定した。各群の個体数は5匹以上とした。
第1群:紫外線照射なし+通常飼料
第2群:紫外線照射あり+通常飼料
第3群:紫外線照射あり+ヘリピロンA含有飼料
第4群:紫外線照射なし+ヘリピロンA含有飼料
すなわち、第1群は皮膚老化の進行が遅い群、第2群は皮膚老化が急速に進行する群、第3群は老化による皮膚症状の発症が抑制される群、に相当する。第4群はヘリピロンAの作用検証用の群である。飼育条件等の詳細は以下のとおりとした。
・Hos:HR1ヘアレスマウス(雌、5週齢)
・5週齢より飼育開始(混餌投与を開始)、6週齢より紫外線照射開始
〔飼料〕
・通常飼料:MF(オリエンタル酵母工業社)
・ヘリピロンA含有飼料:ヘリピロンA(ファンケル社)を0.1%(50mg/kg体重に相当)含有するMF
〔紫外線照射条件〕
・隔日×10週間(16週齢まで)
・B波:20mJ/cm2/日(0.33〜0.36MED)
・A波:14J/cm2/日(強度:40〜45mW/m2)
〔各種試験と採血のタイミング〕
・紫外線照射0週(6週齢)、2週(8週齢)、4週(10週齢)、10週(16週齢)の計4回
〔試験項目〕
・シワの形態観察:3D皮膚解析システム(ASA−03RX)によるレプリカ解析(キメ体積率)
・皮表面部乾燥度:簡易水分計(モイスチャーチェッカー)MY707Sによる測定
〔採血方法〕
・道具:26〜27G注射針を1mLシリンジに装着、ヘパリン処理
・採血箇所:心臓(右心室辺り)
・血漿分離:遠心分離まで氷冷、12,000G,4℃で10分間遠心分離、凍結保存
第1群と第2群とを比較すると、紫外線照射4週以降においてキメ体積率に有意差が認められ、第2群の方がシワが多かった。第2群と第3群とを比較すると、第4週においてキメ体積率に有意差が認められ、第3群の方がシワが少なかった。
〔皮表面部乾燥度の結果〕
第1群と第2群とを比較すると、紫外線照射10週において水分量に有意差が認められ、第2群の方が水分量が少なかった。第2群と第3群とを比較すると、第10週において水分量に有意差が認められ、第3群の方が水分量が多かった。
採取した各血漿サンプル20μLに、変性バッファー(9M 尿素、2% CHAPS、50mM Tris−HCl(pH9.0))30μLを加えて前処理を行い、タンパク質を変性させた。次に、前処理した各体液試料を強陰イオン交換樹脂カラム(Q−Sepharose、GEヘルスケア社)にアプライした。次いで、pH9.0の緩衝液(50mM Tris−HCl(pH9.0)、0.1%(w/v)1−o−N−オクチル−β−D−グルコピラノシド(以下、「OGP」と称する。))、pH5.0の緩衝液(100mM 酢酸ナトリウム(pH5.0)、0.1%(w/v)OGP)、pH3.0の緩衝液(50mM クエン酸ナトリウム(pH3.0)、0.1%(w/v)OGP)、及び有機溶媒(0.1%トリフルオロ酢酸、50.0%アセトニトリルからなる混合液)各200μLで順に溶出させ、画分1(pH9.0で溶出、素通り)、画分2(pH5.0で溶出)、画分3(pH3.0で溶出)、画分4(有機溶媒で溶出)の4つの粗分画画分を得た。
第1群と第2群との間でイオン強度に有意差がある(p<0.05)。
(2)ヘリピロンA効果検証
第2群と第3群との間でイオン強度に有意差があり(p<0.05)、かつ第3群の値の方が第2群の値よりも第1群の値に近い(第3群の値が第1群側に復帰している)。
(3)増減パターン解析
第2群のみが高値または低値を示し、第1群、第3群および第4群の間ではあまり差がない。なお、第3群と第4群との間に差があっても、第4群の値の方が第3群の値よりも第2群から離れている場合には本条件を満たすものとして取り扱う。
画分3(pH3.0)を強陰イオン交換チップQ10に接触させ、pH9.0のプロテインチップ結合バッファーで洗浄してSELDI−TOF−MS(EAM:SPA−L)を行なった場合に、質量/電荷比が4616(平均値)のイオンピークが検出された。増減パターン解析の結果、本ピークは第1群、第3群および第4群で高値を示し、第2群で低値を示した。図1に、各群に分けて本ピークのピーク強度をプロットした場合の箱髭図を示す。図中、髭の上端と下端はそれぞれ最大値と最小値、箱の上辺と下辺はそれぞれ第3四分位(75パーセンタイル)と第1四分位(25パーセンタイル)、箱の中の線は中央値である(図2以降も同じ)。各ROC面積と各p値は以下のとおりとなった。
p値(第1群vs第2群):0.003
ROC面積(第2群vs第3群):0.86
p値(第2群vs第3群):0.007
画分4(有機溶媒)を弱陽イオン交換チップCM10に接触させ、pH3.0のプロテインチップ結合バッファーで洗浄してSELDI−TOF−MS(EAM:CHCA)を行なった場合に、質量/電荷比が5743(平均値)のイオンピークが検出された。増減パターン解析の結果、本ピークは第1群、第3群および第4群で高値を示し、第2群で低値を示した。図2に、各群に分けて本ピークのピーク強度をプロットした場合の箱髭図を示す。各ROC面積と各p値は以下のとおりとなった。
p値(第1群vs第2群):0.016
ROC面積(第2群vs第3群):0.74
p値(第2群vs第3群):0.041
画分3(pH3.0)を弱陽イオン交換チップCM10に接触させ、pH3.0のプロテインチップ結合バッファーで洗浄してSELDI−TOF−MS(EAM:SPA−L)を行なった場合に、質量/電荷比が6029(平均値)のイオンピークが検出された。増減パターン解析の結果、本ピークは第1群、第3群および第4群で高値を示し、第2群で低値を示した。図3に、各群に分けて本ピークのピーク強度をプロットした場合の箱髭図を示す。各ROC面積と各p値は以下のとおりとなった。
p値(第1群vs第2群):0.041
ROC面積(第2群vs第3群):0.78
p値(第2群vs第3群):0.023
画分2(pH5.0)を強陰イオン交換チップQ10に接触させ、pH9.0のプロテインチップ結合バッファーで洗浄してSELDI−TOF−MS(EAM:SPA−H)を行なった場合に、質量/電荷比が21398(平均値)のイオンピークが検出された。増減パターン解析の結果、本ピークは第1群、第3群および第4群で高値を示し、第2群で低値を示した。図4に、各群に分けて本ピークのピーク強度をプロットした場合の箱髭図を示す。各ROC面積と各p値は以下のとおりとなった。
p値(第1群vs第2群):0.003
ROC面積(第2群vs第3群):0.82
p値(第2群vs第3群):0.028
画分2(pH5.0)を弱陽イオン交換チップCM10に接触させ、pH3.0のプロテインチップ結合バッファーで洗浄してSELDI−TOF−MS(EAM:CHCA)を行なった場合に、質量/電荷比が59586(平均値)のイオンピークが検出された。増減パターン解析の結果、本ピークは第1群、第3群および第4群で低値を示し、第2群で高値を示した。図5に、各群に分けて本ピークのピーク強度をプロットした場合の箱髭図を示す。各ROC面積と各p値は以下のとおりとなった。
p値(第1群vs第2群):0.002
ROC面積(第2群vs第3群):0.90
p値(第2群vs第3群):0.002
画分3(pH3.0)を強陰イオン交換チップQ10に接触させ、pH9.0のプロテインチップ結合バッファーで洗浄してSELDI−TOF−MS(EAM:SPA−L)を行なった場合に、質量/電荷比が4020(平均値)のイオンピークが検出された。増減パターン解析の結果、本ピークは第1群、第3群および第4群で高値を示し、第2群で低値を示した。図6に、各群に分けて本ピークのピーク強度をプロットした場合の箱髭図を示す。各ROC面積と各p値は以下のとおりとなった。
p値(第1群vs第2群):0.041
ROC面積(第2群vs第3群):0.82
p値(第2群vs第3群):0.008
画分2(pH5.0)を強陰イオン交換チップQ10に接触させ、pH9.0のプロテインチップ結合バッファーで洗浄してSELDI−TOF−MS(EAM:SPA−L)を行なった場合に、質量/電荷比が4391(平均値)のイオンピークが検出された。増減パターン解析の結果、本ピークは第1群、第3群および第4群で高値を示し、第2群で低値を示した。図7に、各群に分けて本ピークのピーク強度をプロットした場合の箱髭図を示す。各ROC面積と各p値は以下のとおりとなった。
p値(第1群vs第2群):0.007
ROC面積(第2群vs第3群):0.74
p値(第2群vs第3群):0.049
画分1(pH9.0)を弱陽イオン交換チップCM10に接触させ、pH3.0のプロテインチップ結合バッファーで洗浄してSELDI−TOF−MS(EAM:CHCA)を行なった場合に、質量/電荷比が7034(平均値)のイオンピークが検出された。増減パターン解析の結果、本ピークは第1群、第3群および第4群で低値を示し、第2群で高値を示した。図8に、各群に分けて本ピークのピーク強度をプロットした場合の箱髭図を示す。各ROC面積と各p値は以下のとおりとなった。
p値(第1群vs第2群):0.028
ROC面積(第2群vs第3群):0.78
p値(第2群vs第3群):0.034
画分2(pH5.0)を弱陽イオン交換チップCM10に接触させ、pH3.0のプロテインチップ結合バッファーで洗浄してSELDI−TOF−MS(EAM:CHCA)を行なった場合に、質量/電荷比が27973(平均値)のイオンピークが検出された。増減パターン解析の結果、本ピークは第1群、第3群および第4群で低値を示し、第2群で高値を示した。図9に、各群に分けて本ピークのピーク強度をプロットした場合の箱髭図を示す。各ROC面積と各p値は以下のとおりとなった。
p値(第1群vs第2群):0.001
ROC面積(第2群vs第3群):0.86
p値(第2群vs第3群):0.003
強陰イオン交換樹脂Q−Sepharose HP(GEヘルスケア社)を充填したカラム(1mL)を平衡化バッファー(50mM Tris−HCl pH9.0,1M 尿素,0.22% CHAPS)にて平衡化した。ICRマウスヘパリン血漿(清水実験材料社)500μLに対して変性バッファー(50mM Tris−HCl pH9.0,9M 尿素,2% CHAPS)を750μL加えて4℃で20分間変性処理した。変性処理したサンプルを、平衡化した前記カラムに添加した。50mM Tris−HCl(pH9.0)、100mM 酢酸ナトリウムバッファー(pH5.0)、及び50mM クエン酸ナトリウムバッファー(pH3.0)で順に洗浄した後、33.3% イソプロパノール,16.7 アセトニトリル,0.1% TFAで溶出し、ピーク画分を分取した。分取した画分に対してSELDI−TOF−MS分析を行い、マーカー物質(M3)と同等の質量/電荷比を示すピークを確認した。
弱陰イオン交換樹脂Macro−Prep DEAE(バイオラッド社)を充填したスピンカラム(5mL)を平衡化バッファー(50mM Tris−HCl pH9.0,1M 尿素,0.22% CHAPS)にて平衡化した。3.0mLのICRマウスヘパリン血漿(清水実験材料社)を20,000G、4℃で10分間遠心し、上清を回収した。回収した上清2.5mLに対して変性バッファー(50mM Tris−HCl pH9.0,9M 尿素,2% CHAPS)を3.75mL加えて変性処理し、平衡化した前記カラムに添加した。非吸着画分を溶出させた後、50mM Tris−HCl(pH9.0)で溶出し、ピーク画分を分取した。分取した画分に対してSELDI−TOF−MS分析を行い、マーカー物質(M4)又は(M9)と同等の質量/電荷比を示す各ピークを確認した。
強陰イオン交換樹脂Q−Sepharose HP(GEヘルスケア社)を充填したスピンカラム(5mL)を平衡化バッファー(50mM Tris−HCl pH9.0,1M 尿素,0.22% CHAPS)にて平衡化した。1.5mLのマウスヘパリン血漿(Pelfreez社)を20,000G、4℃で10分間遠心し、上清を回収した回収した上清1.0mLに対して変性バッファー(50mM Tris−HCl pH9.0,9M 尿素,2% CHAPS)を1.5mL加えて変性処理し、平衡化した前記カラムに添加した。50mM Tris−HCl(pH9.0)でカラムを洗浄した後、50mM 酢酸ナトリウムバッファー(pH5.0)で溶出し(2段階)、各画分を分取した。分取した画分(2種)に対してSELDI−TOF−MS分析を行い、マーカー物質(M5)と同等の質量/電荷比を示すピークを確認した。
弱陰イオン交換樹脂Macro−Prep DEAE(バイオラッド社)を充填したスピンカラム(1mL)を平衡化バッファー(50mM Tris−HCl pH9.0,1M 尿素,0.22% CHAPS)にて平衡化した。マウスヘパリン血漿(Pelfreez社)1mLに対して変性バッファー(50mM Tris−HCl pH9.0,9M 尿素,2% CHAPS)1.5mLを加えて変性処理し、平衡化した前記カラムに添加した。50mM Tris−HCl(pH9.0)、50mM Tris−HCl(pH7.0)で順次洗浄した後、100mM 酢酸ナトリウムバッファー(pH5.0)で溶出し、ピーク画分を分取した。分取した画分に対してSELDI−TOF−MS分析を行い、マーカー物質(M7)と同等の質量/電荷比を示す約4.4kのピーク、並びに、約4.2kのピークを確認した。
強陰イオン交換樹脂Q−Sepharose HP(GEヘルスケア社)を充填したスピンカラム(1mL)を平衡化バッファー(50mM Tris−HCl(pH9.0),1M 尿素,0.22% CHAPS)にて平衡化した。C57BLマウス血漿(清水実験材料社)500μLに対して変性バッファー(50mM Tris−HCl(pH9.0),9M 尿素,2% CHAPS)を750μL加えて変性処理し、平衡化した前記カラムに添加した。非吸着画分を回収し、SELDI−TOF−MSにて精製度を確認した。
Claims (15)
- 老化による皮膚症状を発症している動物又は皮膚老化の進行が加速された動物に被験物質を投与して、該動物の体液中における下記マーカー物質(M1)〜(M9)の少なくとも1つの濃度を基準値と比較し、被験物質が有する皮膚老化の改善効果又は進行遅延効果を評価することを特徴とする皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法(但し、医療行為を除く。さらに、マーカー物質(M1)、(M2)、及び(M6)の濃度の測定方法は、質量/電荷比を指標とする方法に限る)。
(M1)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4620のイオンピークを生じるタンパク質、
(M2)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約5740のイオンピークを生じるタンパク質、
(M3)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約6030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M4)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約21400のイオンピークを生じるタンパク質、
(M5)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約59600のイオンピークを生じるタンパク質、
(M6)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4020のイオンピークを生じるタンパク質、
(M7)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4390のイオンピークを生じるタンパク質、
(M8)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約7030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M9)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約28000のイオンピークを生じるタンパク質、であり、
さらに、
マーカー物質(M3)は配列番号9又は10で表されるアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M4)は配列番号13〜26で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M5)は配列番号48〜57で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M7)は配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M8)は配列番号59〜61で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M9)は配列番号27〜47で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含む。 - 老化による皮膚症状を発症している動物又は皮膚老化の進行が加速された動物に被験物質を投与して、該動物の体液中における下記マーカー物質(M1)〜(M9)の少なくとも1つの濃度を基準値と比較し、被験物質が有する皮膚老化の改善効果又は進行遅延効果を評価することを特徴とする皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法(但し、医療行為を除く。さらに、マーカー物質(M1)、(M2)、及び(M6)の濃度の測定方法は、質量/電荷比を指標とする方法に限る)。
(M1)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4620のイオンピークを生じるタンパク質、
(M2)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約5740のイオンピークを生じるタンパク質、
(M3)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約6030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M4)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約21400のイオンピークを生じるタンパク質、
(M5)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約59600のイオンピークを生じるタンパク質、
(M6)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4020のイオンピークを生じるタンパク質、
(M7)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4390のイオンピークを生じるタンパク質、
(M8)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約7030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M9)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約28000のイオンピークを生じるタンパク質、であり、
さらに、
マーカー物質(M3)は血清アルブミン又はその修飾体であり、
マーカー物質(M4)は血漿レチノール結合タンパク質又はその修飾体であり、
マーカー物質(M5)はヘモペキシン又はその修飾体であり、
マーカー物質(M7)はα1−アンチトリプシン1−2又はその修飾体であり、
マーカー物質(M8)はアポリポタンパク質C1又はその修飾体であり、
マーカー物質(M9)はアポリポタンパク質A1又はその修飾体である。 - 老化による皮膚症状を発症している動物又は皮膚老化の進行が加速された動物に被験物質を投与して、該動物の体液中における下記マーカー物質(A1)〜(A6)のいずれかに属する少なくとも1つの濃度を基準値と比較し、被験物質が有する皮膚老化の改善効果又は進行遅延効果を評価することを特徴とする皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法(但し、医療行為を除く)。
(A1)血清アルブミン又はその修飾体、
(A2)血漿レチノール結合タンパク質又はその修飾体、
(A3)ヘモペキシン又はその修飾体、
(A4)α1−アンチトリプシン1−2又はその修飾体、
(A5)アポリポタンパク質C1又はその修飾体、
(A6)アポリポタンパク質A1又はその修飾体。 - 前記基準値は、老化による皮膚症状を発症している動物又は皮膚老化の進行が加速された動物に、皮膚老化の改善効果又は進行遅延効果を有さない既知物質を投与した際の、該動物の体液中における前記マーカー物質の濃度であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法。
- 前記老化による皮膚症状を発症している動物又は皮膚老化の進行が加速された動物は、紫外線照射下で飼育された無毛動物であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法。
- 前記被験物質を経口的又は経皮的に投与することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法。
- 前記体液は、血液であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法。
- 前記被験物質は、食品素材、化粧品素材、又は医薬品素材であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法。
- 前記体液又は体液成分を、前記マーカー物質に対する親和性を有する物質を固定化した担体に接触させて、体液中の前記マーカー物質を担体上に捕捉し、捕捉された前記マーカー物質の量に基づいて体液中の前記マーカー物質の濃度を算出することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法。
- 前記担体は平面部分を有し、前記マーカー物質に対する親和性を有する物質は、該平面部分の一部に固定化されていることを特徴とする請求項9に記載の皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法。
- 前記マーカー物質に対する親和性を有する物質は、イオン交換体又は抗体であることを特徴とする請求項9又は10に記載の皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載の皮膚老化改善・進行遅延効果の評価方法によって被験物質を評価し、皮膚老化の改善効果又は進行遅延効果を有する物質をスクリーニングすることを特徴とする物質のスクリーニング方法。
- 動物の体内に存在する下記(M1)〜(M9)の少なくとも1つのタンパク質の、皮膚老化のマーカーとしての使用(但し、医療行為を除く。さらに、マーカー物質(M1)、(M2)、及び(M6)の検出は、質量/電荷比を指標とする方法に限る)。
(M1)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4620のイオンピークを生じるタンパク質、
(M2)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約5740のイオンピークを生じるタンパク質、
(M3)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約6030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M4)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約21400のイオンピークを生じるタンパク質、
(M5)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約59600のイオンピークを生じるタンパク質、
(M6)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4020のイオンピークを生じるタンパク質、
(M7)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4390のイオンピークを生じるタンパク質、
(M8)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約7030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M9)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約28000のイオンピークを生じるタンパク質、であり、
さらに、
マーカー物質(M3)は配列番号9又は10で表されるアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M4)は配列番号13〜26で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M5)は配列番号48〜57で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M7)は配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M8)は配列番号59〜61で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含み、
マーカー物質(M9)は配列番号27〜47で表される少なくとも1つのアミノ酸配列を含む。 - 動物の体内に存在する下記(M1)〜(M9)の少なくとも1つのタンパク質の、皮膚老化のマーカーとしての使用(但し、医療行為を除く。さらに、マーカー物質(M1)、(M2)、及び(M6)の検出は、質量/電荷比を指標とする方法に限る)。
(M1)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4620のイオンピークを生じるタンパク質、
(M2)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約5740のイオンピークを生じるタンパク質、
(M3)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約6030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M4)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約21400のイオンピークを生じるタンパク質、
(M5)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約59600のイオンピークを生じるタンパク質、
(M6)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4020のイオンピークを生じるタンパク質、
(M7)pH9.0で強陰イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約4390のイオンピークを生じるタンパク質、
(M8)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約7030のイオンピークを生じるタンパク質、
(M9)pH3.0で弱陽イオン交換体に結合し、かつ質量分析に供すると質量/電荷比が約28000のイオンピークを生じるタンパク質、であり、
さらに、
マーカー物質(M3)は血清アルブミン又はその修飾体であり、
マーカー物質(M4)は血漿レチノール結合タンパク質又はその修飾体であり、
マーカー物質(M5)はヘモペキシン又はその修飾体であり、
マーカー物質(M7)はα1−アンチトリプシン1−2又はその修飾体であり、
マーカー物質(M8)はアポリポタンパク質C1又はその修飾体であり、
マーカー物質(M9)はアポリポタンパク質A1又はその修飾体である。 - 動物の体内に存在する下記(A1)〜(A6)の少なくとも1つのタンパク質の、皮膚老化のマーカーとしての使用(但し、医療行為を除く)。
(A1)血清アルブミン又はその修飾体、
(A2)血漿レチノール結合タンパク質又はその修飾体、
(A3)ヘモペキシン又はその修飾体、
(A4)α1−アンチトリプシン1−2又はその修飾体、
(A5)アポリポタンパク質C1又はその修飾体、
(A6)アポリポタンパク質A1又はその修飾体。
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