JP5467200B2 - サイドスタンドスイッチおよびサイドスタンド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、サイドスタンドスイッチおよびサイドスタンド装置に関し、特に、自動二輪車等の二輪車を支持するサイドスタンドバーの回動位置を検出するサイドスタンドスイッチおよびサイドスタンド装置に関する。
一般に、自動二輪車等には、駐車時に車体を起立状態に支持するサイドスタンド装置が設けられている。このサイドスタンド装置は、車体フレームに設けられたブラケットにピボットボルトを介してサイドスタンドバーを回動自在に取り付け、ピボットボルトに固定ボルトを介してサイドスタンドスイッチを取り付けて構成される。サイドスタンドスイッチは、固定接点が設けられたケース部材と、可動接点が設けられたロータ部材とを有し、サイドスタンドバーと共にロータ部材が回動されることで、サイドスタンドバーの回動位置を検出している。
従来、サイドスタンドバーの回動位置を検出するサイドスタンドスイッチとして、ロータ部材がピンを介してサイドスタンドバーに係合されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。図7に示すように、このサイドスタンドスイッチ81においては、ケース部材88がブラケット82から突出した規制ピン87により回動規制され、ロータ部材89から突出した係合ピン91がサイドスタンドバー83に形成された係合孔93に係合されている。この状態で、固定ボルト86をケース部材88およびロータ部材89の中央開口に挿通し、ピボットボルト84の頭部のネジ穴92に締め付けることで、サイドスタンドスイッチ81がピボットボルト84に固定される。そして、サイドスタンドバー83が回動すると、係合ピン91を介してロータ部材89が回動し、サイドスタンドバー83の回動位置が検出される。
特開2004−231094号公報
しかしながら、上記したような従来のサイドスタンドスイッチ81は、固定ボルト86の締め付け時に、固定ボルト86の回動トルクによってロータ部材89が固定ボルト86に連れ回りし、係合ピン91に対して大きなトルク負荷がかかってしまっていた。特に、樹脂等の比較的強度の弱い材料でロータ部材89が形成された場合には、締め付け時のトルク負荷により係合ピン91が破損してしまうおそれがあった。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、締結部材による締め付け時にロータ部材とサイドスタンドバーとの係合部分にかかるトルク負荷を減少させることができるサイドスタンドスイッチおよびサイドスタンド装置を提供することを目的とする。
本発明のサイドスタンドスイッチは、固定接点を有するケース部材と、締結部材の締め付けにより取り付けられ、前記ケース部材に対しサイドスタンドバーと共に回動可能なロータ部材とを備え、前記ロータ部材は、前記サイドスタンドバーに係合する係合部が形成され、前記固定接点に接触する可動接点が設けられたロータ本体と、前記ロータ本体に対し相対回転可能に係合され、前記締結部材の締め付けによって生じるトルクを受けるトルク受け部材とを有し、前記ロータ本体は、前記係合部を除いて樹脂により成形され、前記係合部は、金属からなり、一部が前記ロータ本体の樹脂部分に埋設され、前記ロータ本体の樹脂部分に埋設された前記係合部の一部には、前記トルクの方向に沿うように延在する腕部が設けられ、前記ロータ本体は、前記トルク受け部材を介して前記トルクを受けることを特徴とする。
この構成によれば、ロータ本体がトルク受け部材を介して締結部材の締め付けによって生じるトルクを受けるため、締結部材から直にロータ本体にトルクが伝達されることがない。また、ロータ本体とトルク受け部材とが相対回転可能に係合されているため、ロータ本体とトルク受け部材との相対回転によりトルクが吸収され、ロータ本体が受けるトルクが減少される。したがって、ロータ本体の係合部にかかるトルク負荷が減少される。
また、締結部材の締付やサイドスタンドバーの回動等によって係合部に対して想定外の大きな力が作用しても、係合部が強度の高い金属からなるため、係合部の破損が防止される。また、ロータ本体は、係合部の一部をロータ本体の樹脂部分に埋設して成形されるため、簡易かつ安価に係合部の強度を高めることができる。
また、トルクの方向に沿って延在する腕部により、ロータ本体の樹脂部分と係合部との結合が強められると共に、トルク負荷に対する耐久性が高められる。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記ロータ本体の樹脂部分に埋設された前記係合部の一部には、前記トルクの方向に略直交する孔部が形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、係合部の埋設時に、孔部に入り込んだ樹脂により、ロータ本体の樹脂部分と係合部との結合力が強められる。また、係合部の孔部がトルクの方向に略直交する方向に形成されるため、孔部に入り込んだ樹脂により、トルク負荷に対する耐久性が高められる。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記トルク受け部材は、前記トルクよりも弱い摩擦力で前記ロータ本体に摩擦係合されていることを特徴とする。
この構成によれば、ロータ本体とトルク受け部材とが摩擦係合しているため、ロータ本体とトルク受け部材との間のガタツキを抑え、チャタリングを防止することができる。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記トルク受け部材を、圧入により前記ロータ本体に摩擦係合させることができる。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記トルク受け部材を、スナップ嵌めにより前記ロータ本体に摩擦係合させることができる。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記トルク受け部材を、インサート成形により前記ロータ本体に摩擦係合させることができる。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記係合部は、前記ロータ本体から突出する係合ピンであり、前記サイドスタンドバーに形成された係合孔に挿通されることで、前記サイドスタンドバーに係合することを特徴とする。
この構成によれば、簡易な構成でロータ本体をサイドスタンドバーに係合させることができる。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記サイドスタンドバーは、車体フレームに設けられたブラケットにピボットボルトを介して回動可能に取り付けられ、前記締結部材は、前記ロータ部材を前記ピボットボルトに取り付ける固定ボルトであり、前記トルク受け部材は、前記固定ボルトの軸部が挿通される軸孔を有した筒状に形成され、軸方向の一端面に前記固定ボルトの頭部裏面が当接され、軸方向の他端面に前記ピボットボルトの頭部上面が当接され、前記ロータ本体は、軸方向の前記固定ボルトの頭部側の一端面が前記固定ボルトの頭部裏面から離間されていることを特徴とする。
この構成によれば、固定ボルトの頭部裏面に対し、トルク受け部材の軸方向の一端面が当接され、ロータ本体の軸方向の一端面が離間されているため、固定ボルトの締め付け時に、ロータ本体が固定ボルトから直にトルクを受けることがない。
本発明のサイドスタンド装置は、車体を起立状態に支持するサイドスタンドバーと、車体フレームに設けられたブラケットと、前記ブラケットに前記サイドスタンドバーを回動可能に取り付けるピボットボルトと、上記サイドスタンドスイッチと、前記サイドスタンドスイッチを前記ピボットボルトに締め付けにより取り付ける固定ボルトとを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、固定ボルトによる締め付け時に、サイドスタンドスイッチのサイドスタンドバーに係合する係合部にかかるトルク負荷が減少され、固定ボルトによるサイドスタンドスイッチの取り付け時の耐久性を向上させることができる。
本発明によれば、締結部材による締め付け時にロータ部材とサイドスタンドバーとの係合部分にかかるトルク負荷を減少させることができる。
本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、サイドスタンド装置の斜視図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、サイドスタンド装置の分解斜視図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、サイドスタンド装置の部分断面図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、ロータ部材の斜視図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、ロータ本体とトルク受け部材との係合状態の説明図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、サイドスタンドスイッチの取付構成の説明図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの従来例を示す図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチのロータ部材の具体例を示す図であり、ロータ部材の斜視図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチのロータ部材の具体例を示す図であり、係合ピンの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明を自動二輪車のサイドスタンド装置に適用する場合について説明する。しかしながら、本実施の形態に係るサイドスタンドスイッチの適用対象については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。
図1および図2を参照して、サイドスタンド装置の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るサイドスタンド装置の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係るサイドスタンド装置の分解斜視図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係るサイドスタンド装置1は、自動二輪車を駐車時に起立状態に支持するものであり、図示しない車体フレームに設けられたブラケット2と、ブラケット2にピボットボルト4を介して回動可能に取り付けられたサイドスタンドバー3とを備えて構成されている。また、サイドスタンド装置1には、ピボットボルト4に固定ボルト6を介してサイドスタンドスイッチ5が設けられ、サイドスタンドスイッチ5によりサイドスタンドバー3の回動位置が検出される。
ブラケット2は、板状部11と、板状部11を厚み方向に貫通して固定された貫通ピン12とを有して構成されている。板状部11には、サイドスタンドバー3の取付位置において、厚み方向に貫通形成された軸孔13が形成されている。貫通ピン12の一端側は、サイドスタンドスイッチ5を位置決めする位置決めピンとして機能し、貫通ピン12の他端側は、図示しないリターンスプリングに係止される係止ピンとして機能する。
サイドスタンドバー3は、ピボットボルト4によりブラケット2に取り付けられ、ピボットボルト4を中心として地面に接地される起立位置と地面に対して略水平な格納位置との間を回動可能に構成されている。サイドスタンドバー3の基端側は、板状部11を挟み込むように二股に形成された一対の連結部15、16が設けられており、この一対の連結部15、16を貫通するように軸孔17、18が形成されている。一方の連結部15の軸孔17の近傍には、サイドスタンドスイッチ5のロータ部材32に係合される係合孔19が貫通形成されている。
ピボットボルト4は、一対の連結部15、16にブラケット2を挟み込んだ状態で、一対の連結部15、16の軸孔17、18およびブラケット2の軸孔13に挿通される。この場合、ピボットボルト4の中間部23は、一方の連結部15の軸孔17およびブラケット2の軸孔13に挿通され、先端側のネジ部24は、他方の連結部16の軸孔18に挿通されて一部が外部に露出される。
ピボットボルト4は、この露出されたネジ部24に固定ナット7が螺合され、固定ナット7が締め付けられることにより一対の連結部15、16に固定される。これにより、サイドスタンドバー3は、ピボットボルト4と一体となってブラケット2に対して回動される。また、ピボットボルト4の頭部21には、固定ボルト6が螺合されるネジ穴22が形成されている。
サイドスタンドスイッチ5は、サイドスタンドバー3が起立位置側または格納位置側のどちらに位置するかを検出するものであり、固定ボルト6によりピボットボルト4の頭部21に取り付けられる。サイドスタンドスイッチ5のケース部材31には、挟持部34が形成されており、この挟持部34で貫通ピン12の一端側を挟み込むことによりサイドスタンドスイッチ5が位置決めされる。なお、サイドスタンドスイッチ5の詳細構成については後述する。
固定ボルト6は、サイドスタンドスイッチ5を挿通してピボットボルト4のネジ穴22に螺合された状態で締め付けられることで、サイドスタンドスイッチ5をピボットボルト4に固定する。固定ボルト6は、頭部に円形のフランジ部27を有し、このフランジ部27によりサイドスタンドスイッチ5が安定的に押圧される。
次に、図3および図4を参照して、サイドスタンドスイッチの詳細構成について説明する。図3は、本実施の形態に係るサイドスタンド装置の部分断面図である。図4は、本実施の形態に係るロータ部材の斜視図である。
図3および図4に示すように、サイドスタンドスイッチ5は、貫通ピン12の一端側に回転規制されたケース部材31と、ケース部材31の内側において回転可能に収納されたロータ部材32とを有して構成されている。ケース部材31は、合成樹脂等で成形され、下面を開放した筒状部33と、筒状部33の側方に設けられた上記の挟持部34とから構成されている。筒状部33の上壁には、円形開口37が形成されており、円形開口37にロータ部材32の上部を軸支するリング状の軸受部材41が設けられている。また、筒状部33の側壁の下部には、ロータ部材32の下部を軸支するリング状の軸受部材42が設けられている。
また、筒状部33の上壁には、円形開口37の周囲に固定接点43が設けられており、固定接点43は筒状部33内に露出されている。また、固定接点43は、円弧状の共通固定接点および2つの個別固定接点を円環状に配置して構成され、一方の個別固定接点がサイドスタンドバー3の格納位置側に対応し、他方の個別固定接点がサイドスタンドバー3の起立位置側に対応している。この場合、共通固定接点と一方の個別固定接点とが導通することで、自動二輪車の走行可能状態が検出され、共通固定接点と他方の個別固定接点とが導通することで、自動二輪車の駐車状態が検出される。
ロータ部材32は、ケース部材31に対して回転可能に支持されるロータ本体51と、ロータ本体51の中央部分の開口部56に摩擦係合されたトルク受け部材52とから構成されている。ロータ本体51は、係合ピンを除いて合成樹脂で成形され、中央部分に開口部56を有するリング状の円盤部57と、円盤部57の開口縁部から上方に突出した環状の上軸部58と、円盤部57の外周側において下方に突出した環状の下軸部59とを有している。
円盤部57の上面には、外周縁側において、3つのコイルばね53を保持する保持部61および可動接点54を位置決めする位置決め穴62が交互に周方向に等間隔で形成されており、3つのコイルばね53の上端には可動接点54が載置されている。可動接点54は、半円弧状に形成されており、延在方向の両端部および中間部の3箇所に接点部65が形成され、隣り合う接点部65間に位置決め用の係止部66が形成されている。可動接点54は、位置決め穴62に係止部66が係止されることで円盤部57上に位置決めされ、各接点部65がコイルばね53の上方に位置される。このように、可動接点54は、背面からコイルばね53により固定接点43側に付勢された状態で、ロータ本体51と共に回動可能に構成される。
上軸部58は、中空円筒状に形成され、軸受部材41により回転可能に支持されている。下軸部59は、内側にピボットボルト4の頭部21が収容され、軸受部材42により回転可能に支持されている。このように、ロータ本体51は、上下両端側において軸受部材41、42により回転可能に支持されるため、ケース部材31内において安定的に保持される。また、下軸部59には、下端面から下方に突出した係合ピン63が形成され、係合ピン63はサイドスタンドバー3に形成された係合孔19に挿通される。この構成により、ロータ本体51は、係合ピン63を介してサイドスタンドバー3に係合され、サイドスタンドバー3と共に回動される。
トルク受け部材52は、金属により中空円筒状に形成され、ロータ本体51の開口部56に圧入されている。トルク受け部材52の中央部分は、固定ボルト6の軸部が挿通される挿通孔71となっており、挿通孔71を介して固定ボルト6がピボットボルト4のネジ穴22に螺合される。この場合、トルク受け部材52は、上端面が固定ボルト6のフランジ部27の裏面に当接され、下端面がピボットボルト4の頭部21上面に当接される。
このように構成されたサイドスタンド装置1においては、自動二輪車が走行される場合には、運転者によりサイドスタンドバー3が押し上げられ、サイドスタンドバー3がピボットボルト4を支点として起立位置から収納位置に回動される。このとき、サイドスタンドバー3と共に、係合ピン63を介してロータ本体51が回動し、ロータ本体51に設けられた可動接点54の接点部65が固定接点43の共通固定接点と一方の個別固定接点とを導通させる。これにより、サイドスタンドスイッチ5によりサイドスタンドバー3が収納位置に位置することが検出される。
一方、自動二輪車が駐車される場合には、運転者によりサイドスタンドバー3が押し下げられ、サイドスタンドバー3がピボットボルト4を支点として収納位置から起立位置に回動される。このとき、サイドスタンドバー3と共に、係合ピン63を介してロータ本体51が回動し、ロータ本体51に設けられた可動接点54の接点部65が固定接点43の共通固定接点と他方の個別固定接点とを導通させる。これにより、サイドスタンドスイッチ5によりサイドスタンドバー3が起立位置に位置することが検出される。
ここで、図5を参照して、ロータ本体とトルク受け部材との係合状態について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係るロータ本体とトルク受け部材との係合状態の説明図である。なお、図5においては、説明の便宜上、固定ボルトおよびピボットボルトを一点鎖線で示している。
図5に示すように、ロータ本体51とトルク受け部材52とは圧入により相対回転可能に摩擦係合している。このとき、トルク受け部材52の上端面72は、ロータ本体51の上端面73よりも上方に突出して、固定ボルト6のフランジ部27の裏面に当接するため、固定ボルト6のフランジ部27の裏面から上軸部58の上端面73が離間される。したがって、固定ボルト6の締め付け時に、固定ボルト6から直にロータ本体51にトルクが伝達されることが防止される。
また、ロータ本体51およびトルク受け部材52の係合面の摩擦力は、固定ボルト6の締め付けによって生じるトルクより小さくなっており、一定以上のトルクがロータ本体に伝達される場合にのみロータ本体51とトルク受け部材52とが相対回転するように構成されている。このように、固定ボルト6とロータ本体51とは、締め付け時に強いトルクが加わったときのみ相対回転するため、締め付け後においてはロータ本体51およびトルク受け部材52の摩擦係合により、振動によるガタツキやチャタリング等が生じることがない。
なお、本実施の形態においては、ロータ本体51の開口部56にトルク受け部材52を圧入する構成したが、この構成に限定されるものではない。ロータ本体51とトルク受け部材52とが、固定ボルト6の締め付けによって生じるトルクより小さい係合力で係合していればどのような構成であってもよく、例えば、トルク受け部材52がインサート成形によりロータ本体51の開口部56に係合される構成や、トルク受け部材52がスナップ嵌めによりロータ本体51の開口部56に係合される構成であってもよい。
図6を参照して、サイドスタンドスイッチの取付構成について説明する。図6は、本発明の実施の形態に係るサイドスタンドスイッチの取付構成の説明図である。なお、図6に示す矢印は、トルクの大きさを示している。
図6に示すように、サイドスタンドスイッチ5をピボットボルト4に取り付けた状態から固定ボルト6を締め付けると、固定ボルト6の締め付けにより生じるトルクがトルク受け部材52に伝達される。トルク受け部材52に伝達されたトルクは、トルク受け部材52とロータ本体51との係合面を介してロータ本体51に伝達される。このとき、ロータ本体51が係合ピン63を介してサイドスタンドバー3に回転規制され、かつトルク受け部材52とロータ本体51との係合面に生じる摩擦力は、固定ボルト6からのトルクよりも小さいため、トルク受け部材52がロータ本体51に対して回転される。
このトルク受け部材52とロータ本体51との相対回転により固定ボルトからのトルクが吸収され、トルク受け部材52からロータ本体51に伝達されるトルクが大幅に減少される。このように、ロータ本体51に伝達されるトルクが減少されるため、係合ピン63にかかるトルク負荷が減少される。また、固定ボルト6の締め付け後においては、ロータ本体51とトルク受け部材52との摩擦係合により、ロータ本体51およびトルク受け部材52が剛体として機能し、振動によるガタツキやチャタリングが抑制される。
以上のように、本実施の形態に係るサイドスタンドスイッチ5によれば、ロータ本体51がトルク受け部材52を介して固定ボルト6の締め付けによって生じるトルクを受けるため、ロータ本体51とトルク受け部材52との相対回転によりトルクが吸収され、ロータ本体51が受けるトルクが減少される。したがって、ロータ本体51の係合ピン63にかかるトルク負荷が減少される。
本発明では、ロータ本体の係合ピンを金属製とし、ロータ本体の係合ピンを除く部分を合成樹脂により成形する。以下、図8および図9を参照して、ロータ本体の係合ピンを金属製としたロータ部材の具体例について説明する。なお、具体例に係るロータ部材においては、上述したロータ部材とロータ本体の構成についてのみ相違するため、ロータ本体についてのみ説明する。図8は、具体例に係るロータ部材の斜視図である。図9は、具体例に係る係合ピンの斜視図である。
図8および図9に示すように、ロータ本体102は、合成樹脂により成形された円盤部103、上軸部104、下軸部105と、金属材により成形された係合ピン106とを有している。係合ピン106は、基端側が下軸部105および円盤部103に埋設されており、先端側が下軸部105の下端面から下方に突出されている。係合ピン106は、金属板材をT字状に打ち抜いて形成されており、突出方向に延在する平板部111と、平板部111の基端側から僅かに折り曲げられた一対の腕部112とを有している。平板部111の突出方向における中間部分には、板厚方向に貫通した孔部113が形成されている。
一対の腕部112は、円盤部103に埋設されており、係合ピン106に作用するトルクの方向に沿うように延在している。係合ピン106の基端側は、一対の腕部112により、広い範囲で円盤部103に埋設されるため、ロータ本体102に対する結合が強化される。また、一対の腕部112がトルクの方向に沿うことにより、係合ピン106の基端側に作用するトルクが腕部112の厚みで受けられるため、ロータ本体102と係合ピン106の基端側との結合部分におけるトルク負荷に対する耐久性が高められる。
孔部113は、下軸部105に埋設されており、トルクの方向に直交する板厚方向に貫通されている。このとき、孔部113の内側には、係合ピン106の埋設時に合成樹脂が入り込む。よって、係合ピン106の中間部分は、外面だけでなく孔部113の内側も下軸部105に埋設されるため、ロータ本体102に対する結合が強化される。また、孔部113がトルクの方向に直交するため、孔部113の内側に入り込んだ合成樹脂により、ロータ本体102と係合ピン106の中間部分との結合部分におけるトルク負荷に対する耐久性が高められる。なお、孔部113は、係合ピン106とロータ本体102との結合力を高められるのであれば、トルク方向に対して完全に直交する構成に限定されず、略直交する構成でもよい。
このように、係合ピン106は、基端側において円盤部103に強く結合され、中間部分において下軸部105に強く結合されるため、ロータ本体102と別部材で形成されていても、ロータ本体102に対する一体性が確保される。そして、下軸部105から突出された係合ピン106の先端側は、サイドスタンドバー3の係合孔19に挿通され、ロータ本体102とサイドスタンドバー3とを係合する。このとき、係合ピン106が金属材料により形成されるため、ロータ本体102やサイドスタンドバー3の回動によって係合ピン106に対して想定外の大きなトルクが作用しても、係合ピン106の破損が防止される。
なお、具体例では、係合ピン106が一対の腕部112を有する構成としたが、係合ピン106が単一の腕部112を有してもよいし、3つ以上の腕部112を有してもよい。また、腕部112が平板部111の基端側に設けられる構成としたが、合成樹脂に埋設される位置であれば平板部111のどの位置に設けられてもよい。例えば、腕部112が平板部111の中間部分に設けられる構成としてもよい。また、具体例では、孔部113が平板部111の板厚方向を貫通する構成としたが、孔部113が凹状に形成される構成としてもよい。また、具体例では、図8に示すように、平板部111の中間部分が、下軸部105の内周面から露出されているが、下軸部105に完全に埋設されていてもよい。
以上のように、具体例に係るサイドスタンドスイッチによれば、ロータ本体102が係合ピン106を金属製とし、係合ピン106を除く部分が合成樹脂により成形されている。したがって、固定ボルト6の締結やサイドスタンドバー3の回動等によって係合ピン106に対して想定外の大きな力が作用しても、係合ピン106が強度の高い金属からなるため、係合ピン106の破損が防止される。また、ロータ本体102は、係合ピン106の一部をロータ本体102の樹脂部分に埋設して成形されるため、簡易かつ安価に係合ピン106の強度を高めることができる。
また、上記した実施の形態および具体例においては、ロータ本体とトルク受け部材とを摩擦係合させる構成としたが、この構成に限定されるものではない。固定ボルトからのトルクよりもロータ本体とトルク受け部材との係合力が小さければよく、例えば、ロータ本体とトルク受け部材とが滑動する構成としてもよい。
また、上記した実施の形態および具体例においては、ロータ本体の係合ピンをサイドスタンドバーの係合孔に挿通することで、ロータ本体とサイドスタンドバーとを係合する構成としたが、この構成に限定されるものではない。ロータ本体とサイドスタンドバーとが係合する構成であればどのようなものでもよい
また、上記した実施の形態および具体例においては、固定ボルトのフランジ部の裏面に、トルク受け部材軸方向の一端面を当接させ、ロータ本体の軸方向の一端面をフランジ部の裏面から離間させる構成としたが、この構成に限定されるものではない。ロータ本体が、トルク受け部材を介してトルクを受ける構成であればどのような構成であってもよい。
また、上記した実施の形態および具体例においては、締結部材として固定ボルトを例に挙げて説明したが、この構成に限定されるものではない。締め付けによってサイドスタンドスイッチを取り付ける構成であればよく、例えば、締結部材を固定ナットで構成してもよい。
また、上記した実施の形態および具体例においては、ピボットボルトにサイドスタンドスイッチを取り付ける構成としたが、この構成に限定されるものではない。サイドスタンドバーの回動位置を検出可能に取り付けられていれば、サイドスタンド装置のどの部分にどのように取り付けられていてもよい。
また、上記した具体例においては、係合部を金属板により形成したが、この構成に限定されるものではない。係合部は、サイドスタンドバーに係合し、かつロータ本体に埋設可能な構成であればどのような構成でもよい。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上説明したように、本発明は、締結部材による締め付け時にロータ部材とサイドスタンドバーとの係合部分にかかるトルク負荷を減少させることができるという効果を有し、特に、自動二輪車等の二輪車を支持するサイドスタンドバーの回動位置を検出するサイドスタンドスイッチおよびサイドスタンド装置に有用である。
1 サイドスタンド装置
2 ブラケット
3 サイドスタンドバー
4 ピボットボルト
5 サイドスタンドスイッチ
6 固定ボルト(締結部材)
7 固定ナット
19 係合孔
27 フランジ部
31 ケース部材
32、101 ロータ部材
43 固定接点
51、102 ロータ本体
52 トルク受け部材
54 可動接点
56 開口部
63、106 係合ピン(係合部)
111 平板部
112 腕部
113 孔部

Claims (9)

  1. 固定接点を有するケース部材と、
    締結部材の締め付けにより取り付けられ、前記ケース部材に対しサイドスタンドバーと共に回動可能なロータ部材とを備え、
    前記ロータ部材は、前記サイドスタンドバーに係合する係合部が形成され、前記固定接点に接触する可動接点が設けられたロータ本体と、前記ロータ本体に対し相対回転可能に係合され、前記締結部材の締め付けによって生じるトルクを受けるトルク受け部材とを有し、
    前記ロータ本体は、前記係合部を除いて樹脂により成形され、
    前記係合部は、金属からなり、一部が前記ロータ本体の樹脂部分に埋設され、
    前記ロータ本体の樹脂部分に埋設された前記係合部の一部には、前記トルクの方向に沿うように延在する腕部が設けられ、
    前記ロータ本体は、前記トルク受け部材を介して前記トルクを受けることを特徴とするサイドスタンドスイッチ。
  2. 前記ロータ本体の樹脂部分に埋設された前記係合部の一部には、前記トルクの方向に略直交する孔部が形成されたことを特徴とする請求項に記載のサイドスタンドスイッチ。
  3. 前記トルク受け部材は、前記トルクよりも弱い摩擦力で前記ロータ本体に摩擦係合されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサイドスタンドスイッチ。
  4. 前記トルク受け部材は、圧入により前記ロータ本体に摩擦係合されることを特徴とする請求項に記載のサイドスタンドスイッチ。
  5. 前記トルク受け部材は、スナップ嵌めにより前記ロータ本体に摩擦係合されることを特徴とする請求項に記載のサイドスタンドスイッチ。
  6. 記トルク受け部材は、インサート成形により前記ロータ本体に摩擦係合されることを特徴とする請求項に記載のサイドスタンドスイッチ。
  7. 前記係合部は、前記ロータ本体から突出する係合ピンであり、前記サイドスタンドバーに形成された係合孔に挿通されることで、前記サイドスタンドバーに係合することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のサイドスタンドスイッチ。
  8. 前記サイドスタンドバーは、車体フレームに設けられたブラケットにピボットボルトを介して回動可能に取り付けられ、
    前記締結部材は、前記ロータ部材を前記ピボットボルトに取り付ける固定ボルトであり、
    前記トルク受け部材は、前記固定ボルトの軸部が挿通される軸孔を有した筒状に形成され、軸方向の一端面に前記固定ボルトの頭部裏面が当接され、軸方向の他端面に前記ピボットボルトの頭部上面が当接され、
    前記ロータ本体は、軸方向の前記固定ボルトの頭部側の一端面が前記固定ボルトの頭部裏面から離間されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のサイドスタンドスイッチ。
  9. 車体を起立状態に支持するサイドスタンドバーと、
    車体フレームに設けられたブラケットと、
    前記ブラケットに前記サイドスタンドバーを回動可能に取り付けるピボットボルトと、
    請求項1から請求項のいずれかに記載のサイドスタンドスイッチと、
    前記サイドスタンドスイッチを前記ピボットボルトに締め付けにより取り付ける固定ボルトとを備えたことを特徴とするサイドスタンド装置。
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