JP2012056346A - サイドスタンドスイッチおよびサイドスタンド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】締結部材による締め付け時に、ロータ部材に設けられた係合ピンの破損を防止することができるサイドスタンドスイッチおよびサイドスタンド装置を提供すること。
【解決手段】固定接点43を有するケース部材31と、固定接点43に接触可能な可動接点54を有し、固定ボルト6の締め付けにより取り付けられて、ケース部材31に対しサイドスタンドバー3と共に回動するロータ本体51とを備え、ロータ本体51には、サイドスタンドバー3に形成された係合孔19に挿通される係合ピン63がインサートされており、係合ピン63は、ロータ本体51から突出した先端側よりもロータ本体51内の基端側で、ロータ本体51の回動方向に沿う幅寸法が大きくなるように構成した。
【選択図】図7

Description

本発明は、サイドスタンドスイッチおよびサイドスタンド装置に関し、特に、自動二輪車等の二輪車を支持するサイドスタンドバーの回動位置を検出するサイドスタンドスイッチおよびサイドスタンド装置に関する。
一般に、自動二輪車等には、駐車時に車体を起立状態に支持するサイドスタンド装置が設けられている。このサイドスタンド装置は、車体フレームに設けられたブラケットにピボットボルトを介してサイドスタンドバーを回動自在に取り付け、ピボットボルトに固定ボルトを介してサイドスタンドスイッチを取り付けて構成される。サイドスタンドスイッチは、固定接点が設けられたケース部材と、可動接点が設けられたロータ部材とを有し、サイドスタンドバーと共にロータ部材が回動されることで、サイドスタンドバーの回動位置を検出している。
従来、サイドスタンドバーの回動位置を検出するサイドスタンドスイッチとして、ロータ部材がピンを介してサイドスタンドバーに係合されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。図11に示すように、このサイドスタンドスイッチ91においては、ケース部材98がブラケット92から突出した規制ピン97により回動規制され、ロータ部材99から突出した係合ピン101がサイドスタンドバー93に形成された係合孔103に係合されている。この状態で、固定ボルト96をケース部材98およびロータ部材99の中央開口に挿通し、ピボットボルト94の頭部のネジ穴102に締め付けることで、サイドスタンドスイッチ91がピボットボルト94に固定される。そして、サイドスタンドバー93が回動すると、係合ピン101を介してロータ部材99が回動し、サイドスタンドバー93の回動位置が検出される。
特開2004−231094号公報
しかしながら、上記したような従来のサイドスタンドスイッチ91は、固定ボルト96の締め付け時に、固定ボルト96の回動トルクによってロータ部材99が固定ボルト96に連れ回りし、係合ピン101に対して大きなトルク負荷がかかってしまっていた。特に、樹脂等の比較的強度の弱い材料でロータ部材99が形成された場合には、締め付け時のトルク負荷により係合ピン101が破損してしまうおそれがあった。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、締結部材による締め付け時に、ロータ部材に設けられた係合ピンの破損を防止することができるサイドスタンドスイッチおよびサイドスタンド装置を提供することを目的とする。
本発明のサイドスタンドスイッチは、固定接点を有するケース部材と、前記固定接点に接触可能な可動接点を有し、締結部材の締め付けにより取り付けられて、前記ケース部材に対しサイドスタンドバーと共に回動するロータ部材とを備え、前記ロータ部材には、前記サイドスタンドバーに形成された係合孔に挿通される係合ピンがインサートされており、前記係合ピンは、前記ロータ部材から突出した先端側よりも前記ロータ部材内の基端側で、前記ロータ部材の回動方向に沿う幅寸法が大きくなることを特徴とする。
この構成によれば、係合ピンの先端側よりも基端側の幅寸法が大きいため、締結部材の締め付けによってトルク負荷がかかる先端側に、係合ピンに発生する応力集中箇所が近付けられる。したがって、締結部材の締め付けにより係合ピンの応力集中箇所にかかる荷重を小さくすることができ、トルク負荷に対する係合ピンの強度を高めて破損を防止することができる。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記係合ピンの基端側は、突出方向とは逆方向に向かって、前記ロータ部材の回転方向に沿う幅寸法が徐々に大きくなるように形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、係合ピンの基端側が、突出方向とは逆側に向かって幅寸法が徐々に大きくなるため、簡易な形状により応力集中箇所を先端側に近付けることができる。また、トルク負荷が係合ピンの基端側で分散されるため、トルク負荷によって係合ピン全体が倒れるのを抑制し、ロータ部材に係合ピンを一体的に支持させることができる。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記係合ピンの基端側は、前記ロータ部材の回転方向における前記ロータ部材との接触面が凹凸状に形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、係合ピンの基端側が、凹凸状の接触面によりロータ部材に噛み込まれるため、この噛み込みによりトルク負荷によって係合ピン全体が倒れるのを抑制し、ロータ部材に係合ピンを一体的に支持させることができる。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記ロータ部材は、樹脂により成形され、前記係合ピンは金属からなることを特徴とする。
この構成によれば、ロータ部材を樹脂により成形することにより、形状の設計自由度を高めることができる。また、ロータ部材を金属で成形する場合と比較して、成形時の製造コストを低減することができる。また、サイドスタンドスイッチを軽量化することができる。さらに、サイドスタンドスイッチにおいて金属面が少なくなることにより、錆び防止用のメッキ費用を低減することができる。また、係合ピンが強度の高い金属からなるため、締結部材の締付やサイドスタンドバーの回動等によって係合ピンに想定外の大きな力が作用しても係合ピンの破損が防止される。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記ロータ部材は、前記可動接点および前記係合ピンが設けられたロータ本体と、前記ロータ本体に対し相対回転可能に係合され、前記締結部材の締め付けによって生じるトルクを受けるトルク受け部材とを有し、前記ロータ本体は、前記トルク受け部材を介して前記トルクを受けることを特徴とする。
この構成によれば、ロータ本体がトルク受け部材を介して締結部材の締め付けによって生じるトルクを受けるため、締結部材から直にロータ本体にトルクが伝達されることがない。また、ロータ本体とトルク受け部材とが相対回転可能に係合されているため、ロータ本体とトルク受け部材との相対回転によりトルクが吸収され、ロータ本体が受けるトルクが減少される。したがって、ロータ本体に設けられた係合ピンにかかるトルク負荷が減少されるため、締結部材による締め付け時に係合ピンの破損が防止される。
また本発明は、上記サイドスタンドスイッチにおいて、前記サイドスタンドバーは、車体フレームに設けられたブラケットにピボットボルトを介して回動可能に取り付けられ、前記締結部材は、前記ロータ部材を前記ピボットボルトに取り付ける固定ボルトであり、前記トルク受け部材は、前記固定ボルトの軸部が挿通される軸孔を有した筒状に形成され、軸方向の一端面に前記固定ボルトの頭部裏面が当接され、軸方向の他端面に前記ピボットボルトの頭部上面が当接され、前記ロータ本体は、軸方向の前記固定ボルトの頭部側の一端面が前記固定ボルトの頭部裏面から離間されていることを特徴とする。
この構成によれば、固定ボルトの頭部裏面に対し、トルク受け部材の軸方向の一端面が当接され、ロータ本体の軸方向の一端面が離間されているため、固定ボルトの締め付け時に、ロータ本体が固定ボルトから直にトルクを受けることがない。
本発明のサイドスタンド装置は、車体を起立状態に支持するサイドスタンドバーと、車体フレームに設けられたブラケットと、前記ブラケットに前記サイドスタンドバーを回動可能に取り付けるピボットボルトと、上記サイドスタンドスイッチと、前記サイドスタンドスイッチを前記ピボットボルトに締め付けにより取り付ける固定ボルトとを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、固定ボルトによる締め付け時に、サイドスタンドスイッチのサイドスタンドバーに係合する係合ピンの強度が高められ、固定ボルトによるサイドスタンドスイッチの取り付け時の耐久性を向上させることができる。
本発明によれば、締結部材による締め付け時に、ロータ部材に設けられた係合ピンの破損を防止することができる。
本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、サイドスタンド装置の斜視図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、サイドスタンド装置の分解斜視図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、サイドスタンド装置の部分断面図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、ロータ部材の斜視図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、係合ピンの斜視図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、ロータ本体とトルク受け部材との係合状態の説明図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、係合ピンのトルク負荷に対する耐久構造の説明図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の形態を示す図であり、サイドスタンドスイッチの取付構成の説明図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの実施の変形例を示す図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの他の実施形態を示す図であり、係合ピンの斜視図である。 本発明に係るサイドスタンドスイッチの従来例を示す図である。
自動二輪車のサイドスタンド装置に取り付けられるサイドスタンドスイッチは、ロータ部材が係合ピンを介してサイドスタンドバーに係合される。このサイドスタンドスイッチにおいては、締結部材の締め付け時、締結部材からの回動トルクが係合ピンに強く作用するため、係合ピンの耐久性が求められている。一方で、サイドスタンドスイッチの軽量化や低コスト化が望まれており、ロータ部材を樹脂等の比較的強度の弱い材料で形成されることが望まれている。
この場合、ロータ部材を樹脂で形成し、金属製の係合ピンを樹脂製のロータ部材にインサート成形する構成が考えられるが、係合ピンの耐久性を十分に得ることができない。この問題を解決するため、本件出願人は、図10に示すように、係合ピン86をT字状の金属板により形成し、ロータ部材89に対する結合性を高める構成を考えだした。すなわち、係合ピン86の基端部87は、ロータ部材89の周壁部に沿って延在し、ロータ部材89に対して強く結合するようにロータ部材89にインサートされている。
しかしながら、係合ピン86がT字状に形成されるため、締結部材による締め付け時に、トルク負荷がかかる先端側から遠い基端部87近傍に応力集中箇所90が発生する。このため、係合ピン86の応力集中箇所90にかかる荷重が大きくなり、トルク負荷に対する係合ピン86の強度を十分に高めることが困難となっていた。係合ピン86の強度を高めるだけなら、板厚を大きくすることが考えられるが、係合ピン86の規定寸法が定められている場合には板厚を大きくすることができない。
本発明者らは、上記の点に着目し、係合ピンにおいてロータ部材から突出した部分よりも、ロータ部材に埋設された部分の幅寸法を大きくすることにより、係合ピンの先端側に応力集中箇所を近付けることを見出し、本発明をするに至った。すなわち、本発明の骨子は、係合ピンの先端側に応力集中箇所を近付けることにより、応力集中箇所にかかる荷重を小さくして、トルク負荷に対する係合ピンの強度を高めて破損を防止することである。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明を自動二輪車のサイドスタンド装置に適用する場合について説明する。しかしながら、本実施の形態に係るサイドスタンドスイッチの適用対象については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。
図1および図2を参照して、サイドスタンド装置の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るサイドスタンド装置の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係るサイドスタンド装置の分解斜視図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係るサイドスタンド装置1は、自動二輪車を駐車時に起立状態に支持するものであり、図示しない車体フレームに設けられたブラケット2と、ブラケット2にピボットボルト4を介して回動可能に取り付けられたサイドスタンドバー3とを備えて構成されている。また、サイドスタンド装置1には、ピボットボルト4に固定ボルト6を介してサイドスタンドスイッチ5が設けられ、サイドスタンドスイッチ5によりサイドスタンドバー3の回動位置が検出される。
ブラケット2は、板状部11と、板状部11を厚み方向に貫通して固定された貫通ピン12とを有して構成されている。板状部11には、サイドスタンドバー3の取付位置において、厚み方向に貫通形成された軸孔13が形成されている。貫通ピン12の一端側は、サイドスタンドスイッチ5を位置決めする位置決めピンとして機能し、貫通ピン12の他端側は、図示しないリターンスプリングに係止される係止ピンとして機能する。
サイドスタンドバー3は、ピボットボルト4によりブラケット2に取り付けられ、ピボットボルト4を中心として地面に接地される起立位置と地面に対して略水平な格納位置との間を回動可能に構成されている。サイドスタンドバー3の基端側は、板状部11を挟み込むように二股に形成された一対の連結部15、16が設けられており、この一対の連結部15、16を貫通するように軸孔17、18が形成されている。一方の連結部15の軸孔17の近傍には、サイドスタンドスイッチ5のロータ部材32に係合される係合孔19が貫通形成されている。
ピボットボルト4は、一対の連結部15、16にブラケット2を挟み込んだ状態で、一対の連結部15、16の軸孔17、18およびブラケット2の軸孔13に挿通される。この場合、ピボットボルト4の中間部23は、一方の連結部15の軸孔17およびブラケット2の軸孔13に挿通され、先端側のネジ部24は、他方の連結部16の軸孔18に挿通されて一部が外部に露出される。
ピボットボルト4は、この露出されたネジ部24に固定ナット7が螺合され、固定ナット7が締め付けられることにより一対の連結部15、16に固定される。これにより、サイドスタンドバー3は、ピボットボルト4と一体となってブラケット2に対して回動される。また、ピボットボルト4の頭部21には、固定ボルト6が螺合されるネジ穴22が形成されている。
サイドスタンドスイッチ5は、サイドスタンドバー3が起立位置側または格納位置側のどちらに側に位置するかを検出するものであり、固定ボルト6によりピボットボルト4の頭部21に取り付けられる。サイドスタンドスイッチ5のケース部材31には、挟持部34が形成されており、この挟持部34で貫通ピン12の一端側を挟み込むことによりサイドスタンドスイッチ5が位置決めされる。なお、サイドスタンドスイッチ5の詳細構成については後述する。
固定ボルト6は、サイドスタンドスイッチ5を挿通してピボットボルト4のネジ穴22に螺合された状態で締め付けられることで、サイドスタンドスイッチ5をピボットボルト4に固定する。固定ボルト6は、頭部に円形のフランジ部27を有し、このフランジ部27によりサイドスタンドスイッチ5が安定的に押圧される。
次に、図3から図5を参照して、サイドスタンドスイッチの詳細構成について説明する。図3は、本実施の形態に係るサイドスタンド装置の部分断面図である。図4は、本実施の形態に係るロータ部材の斜視図である。図5は、本発明の実施の形態に係る係合ピンの斜視図である。なお、図5においては、説明の便宜上、ロータ本体を破線で示している。
図3および図4に示すように、サイドスタンドスイッチ5は、貫通ピン12の一端側に回転規制されたケース部材31と、ケース部材31の内側において回転可能に収納されたロータ部材32とを有して構成されている。ケース部材31は、合成樹脂等で成形され、下面を開放した筒状部33と、筒状部33の側方に設けられた上記の挟持部34とから構成されている。筒状部33の上壁には、円形開口37が形成されており、円形開口37にロータ部材32の上部を軸支するリング状の軸受部材41が設けられている。また、筒状部33の側壁の下部には、ロータ部材32の下部を軸支するリング状の軸受部材42が設けられている。
また、筒状部33の上壁には、円形開口37の周囲に固定接点43が設けられており、固定接点43は筒状部33内に露出されている。また、固定接点43は、円弧状の共通固定接点および2つの個別固定接点を円環状に配置して構成され、一方の個別固定接点がサイドスタンドバー3の格納位置側に対応し、他方の個別固定接点がサイドスタンドバー3の起立位置側に対応している。この場合、共通固定接点と一方の個別固定接点とが導通することで、自動二輪車の走行可能状態が検出され、共通固定接点と他方の個別固定接点とが導通することで、自動二輪車の駐車状態が検出される。
ロータ部材32は、ケース部材31に対して回転可能に支持されるロータ本体51と、ロータ本体51の中央部分の開口部56に摩擦係合されたトルク受け部材52とから構成されている。ロータ本体51は、合成樹脂等で成形され、中央部分に開口部56を有するリング状の円盤部57と、円盤部57の開口縁部から上方に突出した環状の上軸部58と、円盤部57の外周側において下方に突出した環状の下軸部59とを有している。
円盤部57の上面には、外周縁側において、3つのコイルばね53を保持する保持部61および可動接点54を位置決めする位置決め穴62が交互に周方向に等間隔で形成されており、3つのコイルばね53の上端には可動接点54が載置されている。可動接点54は、半円弧状に形成されており、延在方向の両端部および中間部の3箇所に接点部65が形成され、隣り合う接点部65間に位置決め用の係止部66が形成されている。可動接点54は、位置決め穴62に係止部66が係止されることで円盤部57上に位置決めされ、各接点部65がコイルばね53の上方に位置される。このように、可動接点54は、背面からコイルばね53により固定接点43側に付勢された状態で、ロータ本体51と共に回動可能に構成される。
上軸部58は、中空円筒状に形成され、軸受部材41により回転可能に支持されている。下軸部59は、内側にピボットボルト4の頭部21が収容され、軸受部材42により回転可能に支持されている。このように、ロータ本体51は、上下両端側において軸受部材41、42により回転可能に支持されるため、ケース部材31内において安定的に保持される。また、下軸部59には、下端面から下方に突出した金属製の係合ピン63がインサートされ、係合ピン63はサイドスタンドバー3に形成された係合孔19に挿通される。この構成により、ロータ本体51は、係合ピン63を介してサイドスタンドバー3に係合され、サイドスタンドバー3と共に回動される。
係合ピン63は、図5に示すように、薄厚の金属板により形成されており、基端側の支持板部74をロータ本体51に埋設し、先端側の係合板部75をロータ本体51から突出させている。係合ピン63は、板面を下軸部59の周面に沿うに配置されており、強度の高い側面(板厚面)でサイドスタンドバー3の係合孔19の内周面に当接するように構成されている。係合板部75は、規定形状および規定寸法で突出しており、後述するように固定ボルト6の締め付け時にトルク負荷が作用する。支持板部74は、突出方向と逆方向(ロータ本体51の内部方向)に向かって幅寸法が大きくなるようにスカート状に形成されている。このため、支持板部74は、トルク負荷に対する剛性が高められている。
図3に戻り、トルク受け部材52は、金属により中空円筒状に形成され、ロータ本体51の開口部56に圧入されている。トルク受け部材52の中央部分は、固定ボルト6の軸部が挿通される挿通孔71となっており、挿通孔71を介して固定ボルト6がピボットボルト4のネジ穴22に螺合される。この場合、トルク受け部材52は、上端面が固定ボルト6のフランジ部27の裏面に当接され、下端面がピボットボルト4の頭部21上面に当接される。
このように構成されたサイドスタンド装置1においては、自動二輪車が走行される場合には、運転者によりサイドスタンドバー3が押し上げられ、サイドスタンドバー3がピボットボルト4を支点として起立位置から収納位置に回動される。このとき、サイドスタンドバー3と共に、係合ピン63を介してロータ本体51が回動し、ロータ本体51に設けられた可動接点54の接点部65が固定接点43の共通固定接点と一方の個別固定接点とを導通させる。これにより、サイドスタンドスイッチ5によりサイドスタンドバー3が収納位置に位置することが検出される。
一方、自動二輪車が駐車される場合には、運転者によりサイドスタンドバー3が押し下げられ、サイドスタンドバー3がピボットボルト4を支点として収納位置から起立位置に回動される。このとき、サイドスタンドバー3と共に、係合ピン63を介してロータ本体51が回動し、ロータ本体51に設けられた可動接点54の接点部65が固定接点43の共通固定接点と他方の個別固定接点とを導通させる。これにより、サイドスタンドスイッチ5によりサイドスタンドバー3が起立位置に位置することが検出される。
次に、図6を参照して、ロータ本体とトルク受け部材との係合状態について説明する。図6は、本発明の実施の形態に係るロータ本体とトルク受け部材との係合状態の説明図である。なお、図6においては、説明の便宜上、固定ボルトおよびピボットボルトを一点鎖線で示している。
図6に示すように、ロータ本体51とトルク受け部材52とは圧入により相対回転可能に摩擦係合している。このとき、トルク受け部材52の上端面72は、ロータ本体51の上端面73よりも上方に突出して、固定ボルト6のフランジ部27の裏面に当接するため、固定ボルト6のフランジ部27の裏面から上軸部58の上端面73が離間される。したがって、固定ボルト6の締め付け時に、固定ボルト6から直にロータ本体51にトルクが伝達されることが防止される。
また、ロータ本体51およびトルク受け部材52の係合面の摩擦力は、固定ボルト6の締め付けによって生じるトルクより小さくなっており、一定以上のトルクがロータ本体に伝達される場合にのみロータ本体51とトルク受け部材52とが相対回転するように構成されている。このように、固定ボルト6とロータ本体51とは、締め付け時に強いトルクが加わったときのみ相対回転するため、締め付け後においてはロータ本体51およびトルク受け部材52の摩擦係合により、振動によるガタツキやチャタリング等が生じることがない。
なお、本実施の形態においては、ロータ本体51の開口部56にトルク受け部材52を圧入する構成したが、この構成に限定されるものではない。ロータ本体51とトルク受け部材52とが、固定ボルト6の締め付けによって生じるトルクより小さい係合力で係合していればどのような構成であってもよく、例えば、トルク受け部材52がインサート成形によりロータ本体51の開口部56に係合される構成や、トルク受け部材52がスナップ嵌めによりロータ本体51の開口部56に係合される構成であってもよい。
次に、図7を参照して、本発明の特徴部分である係合ピンのトルク負荷に対する耐久構造について説明する。図7は、本発明の実施の形態に係る係合ピンのトルク負荷に対する耐久構造の説明図である。
図7(a)に示すように、係合ピン63は、先端側の係合板部75がロータ本体51から突出された状態で、基端側の支持板部74がロータ本体51内に埋設されている。また、支持板部74は、係合板部75の下部からロータ本体51内に向けて幅寸法が大きくなるようにスカート状に形成されており、係合板部75よりもトルク負荷に対する剛性が高められている。よって、係合板部75にトルク負荷がかかると、係合板部75と支持板部74の境界部分に応力集中箇所76が発生する。
このように、本実施の形態に係る係合ピン63では、応力集中箇所76が、係合板部75の先端側、すなわちトルク負荷が作用する箇所に近付けられる。応力集中箇所76に係る荷重は、応力集中箇所76とトルク負荷が作用する箇所とが離間するのに伴って大きくなる。この係合ピン63では、応力集中箇所76とトルク負荷が作用する箇所とが近付けられることから、応力集中箇所76にかかる荷重が小さくなる。また、係合ピン63は、トルク負荷を板厚面77で受けるため、トルク負荷に対する耐久性が高められている。よって、係合ピン63の強度が高められ、トルク負荷により応力集中箇所76で係合ピン63が変形(破損)することが防止される。
また、図7(b)に示すように、支持板部74は、ロータ本体51との接触面積が大きくなるように、ロータ本体51内で支持されている。よって、係合ピン63は、基端側においてロータ本体51と強く結合され、ロータ本体51と別材料で形成されていてもロータ本体51との一体性が確保される。この場合、支持板部74は、ロータ本体51内において、傾斜した板厚面77を有している。係合板部75にトルク負荷がかかると、板厚面77においてトルク負荷が破線に示すように分散され、ロータ本体51を変形(破損)させる方向に作用する力が弱められる。したがって、係合ピン63全体が、ロータ本体51を変形させつつ倒れるのが抑制され、ロータ本体51と係合ピン63との一体性が高められる。
このように、本実施の形態に係る係合ピン63は、応力集中箇所76にかかる荷重を小さくして、トルク負荷に対する係合ピンの強度を高めることができる。また、係合ピン63は、係合板部75の板厚面77においてトルク負荷を分散して、ロータ本体51を変形させつつ倒れることが抑制される。よって、樹脂等の比較的強度の弱い材料でロータ本体51を形成しても、ロータ本体51に係合ピン63を一体的に支持させることができる。
また、ロータ本体51を樹脂により成形することにより、形状の設計自由度を高めると共に、ロータ本体51を金属で成形する場合と比較して、成形時の製造コストを低減することが可能となる。また、サイドスタンドスイッチ5を軽量化することが可能となる。さらに、サイドスタンドスイッチ5において金属面が少なくなることにより、錆び防止用のメッキ費用を低減することが可能となる。
図8を参照して、サイドスタンドスイッチの取付構成について説明する。図8は、本発明の実施の形態に係るサイドスタンドスイッチの取付構成の説明図である。なお、図8に示す矢印は、トルクの大きさを示している。
図8に示すように、サイドスタンドスイッチ5をピボットボルト4に取り付けた状態から固定ボルト6を締め付けると、固定ボルト6の締め付けにより生じるトルクがトルク受け部材52に伝達される。トルク受け部材52に伝達されたトルクは、トルク受け部材52とロータ本体51との係合面を介してロータ本体51に伝達される。このとき、ロータ本体51が係合ピン63によりサイドスタンドバー3に回転規制されており、固定ボルト6からのトルクよりもトルク受け部材52とロータ本体51との摩擦力が小さいため、トルク受け部材52がロータ本体51に対して回転される。
このトルク受け部材52とロータ本体51との相対回転により固定ボルト6からのトルクが吸収され、トルク受け部材52からロータ本体51に伝達されるトルクが大幅に減少される。このように、ロータ本体51に伝達されるトルクが減少されるため、係合ピン63にかかるトルク負荷が減少される。このとき、上記したように、係合ピン63は、トルク負荷による応力集中箇所76の荷重が小さくされると共に、ロータ本体51における起立状態からの傾倒が抑制されている。したがって、係合ピン63にかかるトルク負荷が減少される一方で、係合ピン63の強度や係合ピン63のロータ本体51に対する一体性が高められているため、係合ピン63およびロータ本体51の破損が効果的に防止される。
また、固定ボルト6の締め付け後においては、ロータ本体51とトルク受け部材52との摩擦係合により、ロータ本体51およびトルク受け部材52が剛体として機能し、振動によるガタツキやチャタリングが抑制される。
以上のように、本実施の形態に係るサイドスタンドスイッチ5によれば、係合ピン63において、先端側の係合板部75よりも基端側の支持板部74の幅寸法が大きいため、固定ボルト6の締め付けによって、トルク負荷がかかる係合ピン63の先端側に応力集中箇所76が近付けられる。よって、係合ピン63の応力集中箇所76にかかる荷重が減少される。また、ロータ本体51とトルク受け部材52との相対回転によりトルクが吸収されるため、係合ピン63にかかるトルク負荷がさらに減少される。したがって、トルク負荷に対する係合ピン63の強度を高めて破損を防止することができる。
なお、上記した実施の形態においては、係合ピンの基端側がスカート状に形成される構成としたが、この構成に限定されるものではない。係合ピンは、ロータ部材から突出した先端側よりもロータ部材に埋設された基端側で、幅寸法が大きければどのような形状でもよい。例えば、係合ピンの基端側が、先端側よりも幅寸法の大きな矩形状や円形状に形成されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、係合ピンの基端側の板厚面が平坦に形成される構成としたが、図9に示すように、凹凸状(鋸刃状)に形成されてもよい。図9に示すように、係合ピン81は、基端側の支持板部82を突出方向と逆方向(ロータ部材32の内部方向)に向かって幅寸法が大きくなるように形成し、この支持板部82の板厚面84を凹凸状に形成している。この構成により、係合ピン81の基端側が、凹凸状の板厚面84によりロータ部材32に噛み込まれるため、この噛み込みによりトルク負荷によって係合ピン81全体がロータ部材32に一体的に強く支持される。
具体的には、板厚面84の複数の凹凸によりロータ部材32と係合ピン81との接触面積が増加されると共に、トルク負荷が凹凸によって細かく分散されてロータ部材32を変形(破損)させる方向に作用する力が弱められる。したがって、係合ピン81全体が、ロータ部材32を変形させつつ倒れるのが抑制され、ロータ部材32と係合ピン81との一体性が高められる。なお、係合ピンは、板厚面に複数の凹凸を有する構成に限定されるものではなく、1つの凹凸を有する構成としてもよい。
また、上記した実施の形態においては、ロータ本体とトルク受け部材とを摩擦係合させる構成としたが、この構成に限定されるものではない。固定ボルトからのトルクよりもロータ本体とトルク受け部材との係合力が小さければよく、例えば、ロータ本体とトルク受け部材とが滑動する構成としてもよい。
また、上記した実施の形態においては、固定ボルトのフランジ部の裏面に、トルク受け部材軸方向の一端面を当接させ、ロータ本体の軸方向の一端面をフランジ部の裏面から離間させる構成としたが、この構成に限定されるものではない。ロータ本体が、トルク受け部材を介してトルクを受ける構成であればどのような構成であってもよい。
また、上記した実施の形態においては、締結部材として固定ボルトを例に挙げて説明したが、この構成に限定されるものではない。締め付けによってサイドスタンドスイッチを取り付ける構成であればよく、例えば、締結部材を固定ナットで構成してもよい。
また、上記した実施の形態においては、ピボットボルトにサイドスタンドスイッチを取り付ける構成としたが、この構成に限定されるものではない。サイドスタンドバーの回動位置を検出可能に取り付けられていれば、サイドスタンド装置のどの部分にどのように取り付けられていてもよい。
また、上記した実施の形態においては、ロータ部材が、ロータ本体とトルク受け部材との相対回転により締結部材からのトルクを吸収する構成としたが、この構成に限定されるものではない。ロータ部材は、ロータ本体とトルク受け部材を有さず、締結部材からのトルクを吸収しない構成としてもよい。このようなロータ部材であっても、係合ピンの応力集中箇所の荷重が減少されるため、締結部材による締め付け時の係合ピンの破損を防止することができる。
また、上記した実施の形態においては、ロータ部材(ロータ本体)を樹脂により成形する構成としたが、この構成に限定されるものではない。ロータ部材をどのような材質で成形してもよい。本発明の係合ピンは、特に強度の低いロータ本体に対して有用である。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上説明したように、本発明は、締結部材による締め付け時に、ロータ部材に設けられた係合ピンの破損を防止することができるという効果を有し、特に、自動二輪車等の二輪車を支持するサイドスタンドバーの回動位置を検出するサイドスタンドスイッチおよびサイドスタンド装置に有用である。
1 サイドスタンド装置
2 ブラケット
3 サイドスタンドバー
4 ピボットボルト
5 サイドスタンドスイッチ
6 固定ボルト(締結部材)
7 固定ナット
19 係合孔
21 頭部
31 ケース部材
32 ロータ部材
43 固定接点
51 ロータ本体
52 トルク受け部材
54 可動接点
63、81 係合ピン
74、82 支持板部(係合ピンの基端側)
75、83 係合板部(係合ピンの先端側)
76 応力集中箇所
77、84 板厚面

Claims (7)

  1. 固定接点を有するケース部材と、
    前記固定接点に接触可能な可動接点を有し、締結部材の締め付けにより取り付けられて、前記ケース部材に対しサイドスタンドバーと共に回動するロータ部材とを備え、
    前記ロータ部材には、前記サイドスタンドバーに形成された係合孔に挿通される係合ピンがインサートされており、
    前記係合ピンは、前記ロータ部材から突出した先端側よりも前記ロータ部材内の基端側で、前記ロータ部材の回動方向に沿う幅寸法が大きくなることを特徴とするサイドスタンドスイッチ。
  2. 前記係合ピンの基端側は、突出方向とは逆方向に向かって、前記ロータ部材の回転方向に沿う幅寸法が徐々に大きくなるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載のサイドスタンドスイッチ。
  3. 前記係合ピンの基端側は、前記ロータ部材の回転方向における前記ロータ部材との接触面が凹凸状に形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサイドスタンドスイッチ。
  4. 前記ロータ部材は、樹脂により成形され、前記係合ピンは金属からなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のサイドスタンドスイッチ。
  5. 前記ロータ部材は、前記可動接点および前記係合ピンが設けられたロータ本体と、前記ロータ本体に対し相対回転可能に係合され、前記締結部材の締め付けによって生じるトルクを受けるトルク受け部材とを有し、
    前記ロータ本体は、前記トルク受け部材を介して前記トルクを受けることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のサイドスタンドスイッチ。
  6. 前記サイドスタンドバーは、車体フレームに設けられたブラケットにピボットボルトを介して回動可能に取り付けられ、
    前記締結部材は、前記ロータ部材を前記ピボットボルトに取り付ける固定ボルトであり、
    前記トルク受け部材は、前記固定ボルトの軸部が挿通される軸孔を有した筒状に形成され、軸方向の一端面に前記固定ボルトの頭部裏面が当接され、軸方向の他端面に前記ピボットボルトの頭部上面が当接され、
    前記ロータ本体は、軸方向の前記固定ボルトの頭部側の一端面が前記固定ボルトの頭部裏面から離間されていることを特徴とする請求項5に記載のサイドスタンドスイッチ。
  7. 車体を起立状態に支持するサイドスタンドバーと、
    車体フレームに設けられたブラケットと、
    前記ブラケットに前記サイドスタンドバーを回動可能に取り付けるピボットボルトと、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載のサイドスタンドスイッチと、
    前記サイドスタンドスイッチを前記ピボットボルトに締め付けにより取り付ける固定ボルトとを備えたことを特徴とするサイドスタンド装置。
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