JP5466381B2 - 媒体搬送装置、印刷媒体、画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等で使用する、所定の印刷媒体上に印刷画像を形成するための媒体搬送装置、該媒体搬送装置に用いられる印刷媒体、及び該媒体搬送装置を用いた画像形成装置及び画像形成方法に関するものであり、特にその一部に紙以外の材料で構成された低抵抗領域を有する印刷媒体と、当該印刷媒体を搬送するための媒体搬送装置、及び該媒体搬送装置を用いた画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来、電子写真方式のプリンタや複写機、ファクシミリ等の画像形成装置においては、紙やプラスティックフィルム等を材質とした媒体を、画像形成部を搬送しながら表面にトナー像を形成し、熱および圧力によって定着させた後、装置外へと搬送して印刷画像を形成している。
このような電子写真方式の画像形成装置の場合、媒体表面へのトナー像形成のために電気的な吸着力を利用しているため、媒体表面あるいは媒体内部の帯電の状態が重要となる。したがって媒体に均一かつ適正なバイアスを印加する手段、あるいは不要に帯電した電荷を除電する手段がなども知られている。例えば、従来の技術の例としては、定着ローラの帯電防止のために設置された除電手段から転写バイアスがリークして濃度が低下するのを防ぐため、媒体先端が定着ローラに突入する直前から転写バイアスを高めに印加して転写不良を防ぐ装置が提案されている(特許文献1参照。)。
特開2001−194930号公報
しかしながら前述の従来の技術では外形により媒体位置を検出して転写バイアスを調整するタイミングを決定しているため、媒体の途中から電気抵抗値が変化している場合、抵抗が異なる部分がリーク発生位置である接地されたローラに到達した瞬間にトナー像を媒体表面に転写させる電圧が不均一となり、印刷画像の濃度ムラや白抜けが発生してしまう。またカラープリンタ等の複数の転写手段が連続して配設された画像形成装置の場合、媒体搬送方向下流の転写手段に印加される転写バイアスほど高い電圧を印加する必要があり、下流側の転写手段から上流側の転写手段の間での電位差によって転写バイアスがリークする現象も発生してしまう。
さらに、一部が異なる抵抗値を有する印刷媒体の一例として、媒体の基材と異なる材質のラベルが一部に添付された媒体や抵抗の低い金属紛入りインキで印刷された部分プレ印刷媒体が挙げられるが、一部が他の部分に比べその抵抗値が低いことによる転写バイアスのリークが発生しやすく、電子写真方式の画像形成装置では所望の画像品質が得られないという問題も生じていた。
そこで、本発明は上述の技術的な課題に鑑み、一部が異なる抵抗値を有する印刷媒体などに対しても、転写バイアスがリークの発生を抑えて、良好な画質で画像形成が可能な媒体搬送装置の提供を目的とする。
本発明の1つの媒体搬送装置は、上述の技術的な課題を解決するため、一部に低抵抗領域を有するシート状の印刷媒体を搬送するための媒体搬送装置であって、前記印刷媒体を挟持する第1及び第2の挟持部と、前記第2の挟持部を前記印刷媒体の搬送方向と垂直な方向に成分を有して離間するように移動させ、前記印刷媒体の前記低抵抗領域が前記第1の挟持部単独で挟持されるように制御する制御部と、前記印刷媒体の搬送方向長さに関する情報の入力を受付ける情報入力部とを備え、前記制御部は、前記情報入力部を介して入力された前記低抵抗領域の搬送方向長さが、前記第1の挟持部と前記第2の挟持部との間の距離よりも長いと判断した場合には、前記第2の挟持部が離間するように移動させるを特徴とする。
また、本発明の他の媒体搬送装置は、上述の技術的な課題を解決するため、一部に低抵抗領域を有するシート状の印刷媒体を搬送するための媒体搬送装置であって、前記印刷媒体を挟持する複数の挟持部と、各挟持部を前記印刷媒体の搬送方向と垂直な方向に成分を有して離間するように移動させる制御部と、前記印刷媒体の搬送方向長さに関する情報の入力を受付ける情報入力部とを備え、前記制御部は、前記情報入力部を介して入力された前記低抵抗領域の搬送方向長さが、隣接する挟持部間の距離よりも長く、当該距離の2倍の距離よりも短い場合には、1つおきに前記挟持部が離間するように移動させることを特徴とする。
本発明の媒体搬送装置によれば、前記第1と第2の挟持部の間の距離L1を前記低抵抗領域の搬送方向の長さL2よりも長い設定したり、前記印刷媒体の搬送時に、前記第2の挟持部を前記印刷媒体の搬送方向と垂直な方向に成分を有して離間するように移動させることで、前記印刷媒体の前記低抵抗領域が、転写バイアスのリークパスとはならなくなり、良好な画質で画像形成が可能となる。
本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態は、電子写真方式のカラー印刷装置に実装される媒体搬送装置である。図1に示すように、プリンタ本体10の内部には、黒(Bk)のトナー像を形成するドラムユニット101、イエロー(Y)のトナー像を形成するドラムユニット102、マゼンタ(M)のトナー像を形成するドラムユニット103、シアン(C)のトナー像を形成するドラムユニット104が図中媒体搬送方向で示す方向に縦列させて配設されている。黒のドラムユニット101は周面に潜像およびトナー像を形成する感光ドラム201を内部に配設させており、同様に、ドラムユニット102、ドラムユニット103、ドラムユニット104は、それぞれ感光ドラム202、感光ドラム203、感光ドラム204をそれぞれ内部に配設している。
各ドラムユニット101〜104の感光ドラム201〜204の直下には、各感光ドラム201〜204に搬送ベルト6を挟んで圧接する転写ローラ301〜304がそれぞれ配設されている。ここで、本実施形態においては、同色の感光ドラムと転写ローラの組が1つの挟持部を構成する。後述するように各転写ローラにはそれぞれ異なる転写バイアス電圧が印加されるように構成されており、便宜上、感光ドラムと転写ローラの組のうち隣接する2組の中で低電圧側が第2の挟持部とされ、高電圧側が第1の挟持部とされる。
電圧供給部4は、ドラムユニット101、102、103、104および転写ローラ301、302、303、304に電圧を印加するためのユニットであり、電圧供給部4は電圧制御部5からの制御信号によって各バイアスを印加する電圧値とそのタイミングが制御されている。感光ドラム201〜204と転写ローラ301〜304の間には、無端の搬送ベルト6が配設されており、この搬送ベルト6の表面に後述する印刷媒体であるRFタグラベル11が配され、搬送ベルト6の回転と共にRFタグラベル11が搬送される。搬送ベルト6は、図示を省略しているが駆動ローラと従動ローラのローラ対により所定にテンションを以って支持されるように構成されており、駆動ローラからの駆動力に応じて搬送ベルト6は回転する。搬送ベルト6の上流側には画像形成部へ印刷媒体を給紙する給紙ローラ対7が配設され、搬送ベルト6の媒体搬送方向の下流側には印刷媒体上に転写されて形成されたトナー像を定着させるための定着ユニット8と、さらにその媒体搬送方向の下流側には、排出ローラ対9が配設される。
ドラムユニット101の内部にはトナー15を感光ドラム201まで供給するためのスポンジローラ12及び現像ローラ13と、感光ドラム201を帯電するための帯電ローラ14とがそれぞれ配設され、感光ドラム201の真上側には感光ドラム201の周面上に所要の静電潜像を形成するための露光ヘッド16が配設されている。ドラムユニット102〜104についても同様にスポンジローラ12、現像ローラ13、帯電ローラ14、及び露光ヘッド16を備えた構成を有している。
図2及び図3に示すように、本実施形態においては、印刷媒体は、シート状のRFタグとして使用される転写材であって、RFタグ用アンテナ1103と該RFタグ用アンテナ1103に接続されるRFタグ用ICチップ1104を備えたRFタグラベル11であり、所要の印刷が表面に施される表面ラベル層1101と表面ラベル層1101の裏面側に設けられた接着層を覆っており貼着時に剥離する裏面剥離シート層1102を積層させ、これら2層構造の表面ラベル層1101と裏面剥離シート層1102の間にRFタグ用アンテナ1103とRFタグ用ICチップ1104からなるRFタグ(回路部)を介在させた構造を有している。RFタグは前記表面ラベル層1101に接着されており、印刷後は裏面剥離シート層1102から表面ラベル層1101とともに剥離され、被着体へ接着して使用される。RFタグラベル11は、表面ラベル層1101と裏面剥離シート層1102を積層させたシート状の媒体とされるが、給紙形態としては枚葉でもロールでも良い。このRFタグラベル11に部分的に形成されているRFタグは、RFタグリーダの無線信号を受信するために一般にRFタグ用アンテナ1103がCu、Al、Ag等の金属箔や導電性塗料などを所定のパターンに形成して構成されているために、紙および粘着材で形成される表面ラベル層1101と裏面剥離シート層1102のみの部分と比較して電気抵抗値が小さく、低抵抗領域とされている。
図2に示すように、RFタグ用アンテナ1103とRFタグ用ICチップ1104からなるRFタグは、特性向上のために一対のクランク状の切れ込み部1103cを有しているが、短手方向で長さL2であり長手方向で長さWの略矩形状の外形を有しおり、RFタグ用アンテナ1103の短手方向が後述する媒体搬送方向となる。一般的に、RFタグ用アンテナの形状は、通信に使用する電波の周波数などで概ね決定され、アンテナの短辺すなわち低抵抗領域の短手方向の長さL2も通信の周波数などに応じたサイズに形成される。RFID(Radio Frequency Identification)に使用される波長の一例として中波帯13.56MHzの帯域の通信には、アンテナの短手方向の長さとしては例えば40〜50mm程度の長さが必要とされる。タグで使える周波数帯は2.45GHzや860〜960MHzのUHF帯などの周波数とすることも可能である。
本発明の第1の実施形態の媒体搬送装置を具備する印刷装置の動作について、図1、図2及び図3を用いて詳細に説明する。ユーザが図示せぬ上位装置から印刷命令を送信すると、プリンタ10内の図示せぬプリンタ制御部は給紙ローラ対7を駆動して、印刷媒体であるRFタグラベル11を画像形成部へと搬送する。
次いで、画像形成部のドラムユニット101、ドラムユニット102、ドラムユニット103、ドラムユニット104および露光ヘッド16は黒、イエロー、マゼンタ、シアン各色のトナー像形成を開始する。先ず電圧制御部5は電圧供給部4に対して前記ドラムユニット101内の各プロセスローラに電圧印加を命令し、スポンジローラ12がトナー15に負の電荷を与えるように帯電させながら搬送を開始し、現像ローラ13により均一な厚さのトナー層が感光ドラムの周面に形成される。
一方感光ドラム201の表面は帯電ローラ14により負の極性に帯電され、続けて前記露光ヘッド16により露光された位置のみ負の電荷が除去され、電気的に中和された潜像が形成される。現像ローラ13と感光ドラム201の接触位置において、負の電荷を持ったトナー15は前記感光ドラム201表面の電気的に中和された潜像部分にのみ付着し、感光ドラム201表面に黒色のトナー像を形成する。以上の動作は感光ドラム202、感光ドラム203、感光ドラム204それぞれの表面においても同様に行われ、イエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像が各感光ドラム表面202〜204に形成される。
その後、前記給紙ローラ対7により給紙された印刷媒体であるRFタグラベル11は転写ローラ301、転写ローラ302、転写ローラ303、転写ローラ304と同期して回転する搬送体である搬送ベルト6により搬送され、初めにドラムユニット101へと到達する。ここで電圧制御部5は電圧供給部4に対して転写ローラ301〜304に転写バイアスを印加するように命令し、まず前記転写ローラ301には感光ドラム201の表面で帯電しているトナー15と逆極性の正の電圧が印加される。負の電荷を有するトナー15は前記転写ローラ301の正の転写バイアスにより媒体側へ引き寄せられ、黒トナー像が媒体表面に転写される。
引き続きRFタグラベル11が搬送されて前記ドラムユニット102に到達すると、同様に負の電荷をもつトナー15は前記転写ローラ302の正の転写バイアスにより媒体側へ引き寄せられ、イエロートナー像が媒体表面に転写され、さらにRFタグラベル11が搬送ベルト6により搬送されながらマゼンタトナー像、シアントナー像が順次転写される。
この時、転写ローラ301、転写ローラ302、転写ローラ303、転写ローラ304に印加される転写バイアスをそれぞれTR−Bk、TR−Y、TR−M、TR−Cとすると、良好なカラー印刷画像を得るためには、TR−Bkを+1200V、TR−Yを+1300V、TR−Mを+1400V、TR−Cを+1500Vのように媒体搬送方向下流側ほど高い電圧を印加する必要があり、換言すれば2つの転写ローラ間には電位差があるように電圧が印加される。また、本実施形態の場合は負の極性に帯電されたトナーの転写プロセスについて説明しているが、正帯電のトナーを使用する場合は上述の符号は逆となる。すなわち、電圧の絶対値の大小関係は関係式、|TR−Bk|<|TR−Y|<|TR−M|<|TR−C|により表される。また、ここではカラー印刷時の各色のトナー像形成順序が黒、イエロー、マゼンタ、シアンの順に4色で構成されているプリンタの例を用いて説明するが、各色の形成順序および印刷色の数を限定するものではないので、他の色の形成順序および印刷色の数であっても良い。
ここで、比較例となる印刷装置について簡単に説明すると、図4において、この比較例の印刷装置は、黒トナー像を形成するドラムユニット1701、イエロートナー像を形成するドラムユニット1702を有しており、それぞれドラムユニット1701、1702内部には感光ドラム1801、感光ドラム1802が配設され、これら感光ドラム1801、感光ドラム1802に対向して転写ローラ1901、転写ローラ1902が配設され、これら転写ローラ1901と転写ローラ1902の間の距離L3は、本実施形態の印刷装置の転写ローラ301および転写ローラ302の距離L1よりも小さい間隔とされている。
ここで図4に示す比較例となる印刷装置の場合、転写ローラ1901と転写ローラ1902間の距離L3がRFタグラベル11のアンテナ1103の搬送方向長さL2よりも短い(即ち、L3<L2)ため、イエローの転写バイアスTR−Yよりも低い電圧の黒の転写バイアスTR−Bkに向かって低抵抗なRFタグラベル11のアンテナ1103を流れるように、図4の矢印で示すリーク電流Iaが生じ、イエローの転写バイアスが不足することで図5に示すような(L2−L3)の幅の横すじ11bが発生する。同様に、転写ローラ1902と図示せぬマゼンタ用の転写ローラ間、マゼンタ用の転写ローラと図示せぬシアン用の転写ローラ間でも転写バイアスのリークが発生することがあり、結果として比較例の印刷装置では良好な印刷画像が得られない。
しかし図1に示す本実施形態の場合、第1の挟持部と第2の挟持部の離間した距離である転写ローラ301と転写ローラ302間の距離L1が、RFタグラベル11のアンテナ1103の搬送方向長さL2よりも長いため、RFタグラベル11の低抵抗領域が転写ローラ間の短絡路となることがなく、イエローの転写バイアスTR−Yが転写ローラ301ヘリークすることは無い。これは転写ローラ302と転写ローラ303の間、転写ローラ303と転写ローラ304間においても同様であり、転写バイアスのリークによる低下は未然に防止されることになる。
以上の動作により各色のトナー像が形成されたRFタグラベル11は搬送ベルト6により下流へと搬送され、定着ユニット8により加えられる熱および圧力によってトナー像が表面ラベル層1101に定着し、排出ローラ対9によって前記プリンタ10の外部へと排出され、印刷動作が完了する。
なお、本実施形態では内部に電気抵抗値の異なる材質の部材が封入された媒体の例を用いて説明したが、媒体の表面もしくは裏面に電気抵抗値の異なる材質の部材が設けられた媒体を使用する場合でも同様の効果がある。
以上のように第1の実施形態によれば、印刷媒体の抵抗変化部分の媒体搬送方向長さL2よりも、媒体挟持部であるドラムユニットおよび転写ローラの各色間の長さL1を大きく配設しているので、異なる電圧を印加した際に発生しやすい転写バイアスのリークを防止して、良好な印刷画像品質を得ることができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態の媒体搬送装置は、電子写真方式のカラー印刷装置に実装される媒体搬送装置であって、トナー像を搬送する中間転写ベルト26、中間転写ローラ2201〜2204及び転写ローラ23を具備する構成を有している。図6において、印刷装置本体であるプリンタ本体36内には、黒(Bk)のトナー像を形成するドラムユニット2001、イエロー(Y)のトナー像を形成するドラムユニット2002、マゼンタ(M)のトナー像を形成するドラムユニット2003、シアン(C)のトナー像を形成するドラムユニット2004が配設されている。ドラムユニット2001内部には感光ドラム2101が配設され、ドラムユニット2002の内部には感光ドラム2102が配設され、ドラムユニット2003の内部には感光ドラム2103が配設され、ドラムユニット2004の内部には感光ドラム2104が配設される。
各感光ドラム2101〜2104は、それぞれ中間転写ローラ2201〜2204に対して中間転写ベルト26を介してローラ対をなすように対向しており、黒(Bk)用の中間転写ローラ2201と、イエロー(Y)用の中間転写ローラ2202と、マゼンタ(M)用の中間転写ローラ2203と、シアン(C)用の中間転写ローラ2204とは、無端の中間転写ベルト26の内側で媒体搬送方向に沿って4つ並べられて配置されている。中間転写ベルト26は、4組の感光ドラム2101〜2104と中間転写ローラ2201〜2204の水平方向に並んだニップ部分から転写ローラ23とベルト搬送ローラ23bの対の位置まで上方向に膨らむように巻回されており、横から見た場合に三角形の頂点に当たる位置に転写ローラ23とベルト搬送ローラ23bが位置するように構成されている。
電圧供給部24は所定の電圧を供給するためのユニットであり、ドラムユニット2001〜2004および中間転写ローラ2201〜2204、及び転写ローラ23に電圧を印加する。電圧制御部25は電圧供給部24が各バイアスとして印加する電圧とタイミングを制御する。転写ローラ23とベルト搬送ローラ23bの媒体搬送方向の上流側には、画像形成部へ印刷媒体を給紙する給紙ローラ対27が設けられ、転写ローラ23とベルト搬送ローラ23bの媒体搬送方向の下流側には、印刷媒体上に転写されたトナー像を媒体上の定着させるための定着ローラ28、加圧ローラ29が設けられ、その媒体搬送方向の下流側には排出ローラ対30が配設されている。
なお、各ドラムユニット2001〜2004の内部には、スポンジローラ31、現像ローラ32、帯電ローラ33、トナー34がそれぞれ配設され、また各感光ドラム2101〜2104に向け、画像信号に応じて選択的な露光を行う露光ヘッド35がそれぞれ配置されている。
次に、本発明の第2の実施形態の動作について図6を用いて詳細に説明する。ユーザが図示せぬ上位装置から印刷命令を送信すると、プリンタ本体36内の図示せぬプリンタ制御部は給紙ローラ対27を駆動して、先の実施形態で説明した印刷媒体であるRFタグラベル11を画像形成部へと搬送する。
画像形成部のドラムユニット2001〜2004および露光ヘッド35は黒、イエロー、マゼンタ、シアン各色のトナー像の形成を開始する。先ず電圧制御部25は電圧供給部24に対して黒色(Bk)用のドラムユニット2001内の各プロセスローラに電圧印加を命令し、スポンジローラ31がトナー34に負の電荷を与えるように帯電させながら搬送を開始し、現像ローラ32により均一な厚さのトナー層が形成される。一方黒色(Bk)の感光ドラム2101の表面は帯電ローラ33により負の極性に帯電され、続けて前記露光ヘッド35により露光された位置のみ負の電荷が除去され、電気的に中和される。現像ローラ32と感光ドラム2101の接触位置において、負の電荷を持った前記トナー34は感光ドラム2101表面の電気的に中和された部分にのみ付着し、感光ドラム2101表面に黒トナー像を形成する。
以上の動作はイエロー(Y)用の感光ドラム2102、マゼンタ(M)用の感光ドラム2103、シアン(C)用の感光ドラム2104それぞれの表面においても同様に行われ、イエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像が各感光ドラム表面に形成される。
各感光ドラム表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト26表面に達すると、前記電圧制御部25は電圧供給部24に対して各中間転写ローラ2201〜2204にそれぞれ転写バイアスを印加するように命令し、その命令に従って電圧供給部24からまず中間転写ローラ2201にはトナー34と逆極性の正の電圧が印加される。負の電荷を有するトナー34は中間転写ローラ2201の正の転写バイアスにより中間転写ベルト26側へ引き寄せられ、黒トナー像が中間転写ベルト2の表面に転写される。引き続き、各感光ドラム2102〜2104からも、イエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像が同様のプロセスにより中間転写ベルト26の表面に転写される。
中間転写ベルト26表面に転写された現像剤像である各色のトナー像は、搬送体である中間転写ベルト26の回転とともに搬送され、給紙ローラ対27により搬送されたRFタグラベル11が転写ローラ23に到達すると、負の電荷をもつトナー像は電圧供給部24により印加される転写ローラ23の正の転写バイアスにより媒体すなわちRFタグラベル11側へ引き寄せられ、黒トナー像、イエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像がRFタグラベル11表面に転写される。
本実施形態の構成において、給紙ローラ対27および定着ローラ28は、不要な帯電による搬送不良を防止するために図6に示す接地手段27e、28eにより電気的に接地されている。ここで転写ローラ23と定着ローラ28間の距離L4および転写ローラ23と給紙ローラ対27の間の距離L5は、何れもが低抵抗領域の長さであるRFタグラベル11のアンテナ1103の搬送方向長さL2よりも大きく配設されている、すなわち、L2<L4及びL2<L5の関係となっているため、転写バイアスが給紙ローラ対27または定着ローラ28の接地手段27e、28eから転写ローラ23により印加される転写バイアスがリークしてしまい、前述のトナー像転写プロセスにおいて転写不良が発生するような問題は未然に防止されることになる。
その後、トナー像およびRFタグラベル11は定着ローラ28および加圧ローラ29により熱および圧力が加えられ、RFタグラベル11の表面にトナー像が定着され、排出ローラ対30により前記プリンタ36の外部へと排出され、印刷動作が完了する。
以上のように第2の実施形態によれば、印刷媒体であるRFタグラベル11の低抵抗部分の媒体搬送方向長さL2よりも、媒体挟持部である転写ローラ23および給紙ローラ対27間の距離L5、もしくは転写ローラ23および定着ローラ28間の長さL4を長くなるように各部材を配設しているので、帯電防止の目的のためにローラに接地手段27e、28eを設けても転写バイアスのリークが生ずることがなく、良好な印刷画像品質を得ることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態の媒体搬送装置は、電子写真方式のカラー印刷装置に実装される媒体搬送装置であって、第1の実施形態と同じ構成部材に対しては、同じ参照番号を与え、簡単のため重複する説明は省略する。
先ず、図8、図9は本実施形態における転写材であるRFタグラベル37を示す図である。RFタグラベル37は、RFタグ用アンテナ3703と該RFタグ用アンテナ3703に接続されるRFタグ用ICチップ3704を備えており、所要の印刷が表面に施される表面ラベル層3701と表面ラベル層3701の裏面側に設けられた接着層を覆っており貼着時に剥離する裏面剥離シート層3702を積層させ、これら2層構造の表面ラベル層3701と裏面剥離シート層3702の間にRFタグ用アンテナ3703とRFタグ用ICチップ3704からなるRFタグ(回路部)を介在させた構造を有している。RFタグは前記表面ラベル層3701に接着されており、印刷後は裏面剥離シート層3702から表面ラベル層3701とともに剥離され、被着体へ接着して使用される。RFタグラベル37は、表面ラベル層3701と裏面剥離シート層3702を積層させたシート状の媒体とされるが、給紙形態としては枚葉でもロールでも良い。このRFタグラベル37に部分的に形成されているRFタグは、RFタグリーダの無線信号を受信するために一般にRFタグ用アンテナ3703がCu、Al、Ag等の金属箔や導電性塗料などを所定のパターンに形成して構成されているために、紙および粘着材で形成される表面ラベル層3701と裏面剥離シート層3702のみの部分と比較して電気抵抗値が小さく、低抵抗領域とされている。
本実施形態においては、表面ラベル層3701と裏面剥離シート層3702の幅が狭く設定され、図8に示すように、RFタグ用アンテナ3703とRFタグ用ICチップ3704からなるRFタグは、特性向上のために一対のクランク状の切れ込み部分を有しているが、短手方向で長さであり長手方向で長さL6の略矩形状の外形を有しており、第1の実施形態とは異なり、RFタグ用アンテナ3703の長手方向が後述する媒体搬送方向となる。
図7、図10、図11は本発明の第3の実施形態の媒体搬送装置の構造を示す図であり、第1の実施形態と異なる構造部分について説明すると、画像形成部の各ドラムユニット101〜104は、各カム3801〜3804の周面に当接しており、これらカム3801〜3804は、一部の径が突出する形状を有しており、回転しながらドラムユニット101〜104に当接する距離を変えることができる。各カム3801〜3804は、図示しないギヤを介してそれぞれピニオンギヤ3901〜3904に係合しており、モータ4001〜4004の駆動力が伝わるように構成されている。したがって、モータ4001〜4004の駆動させることで、それぞれピニオンギヤ3901〜3904が回転し、これらピニオンギヤ3901〜3904の回転に応じて各カム3801〜3804はややゆっくりと回転し、その結果、画像形成部の各ドラムユニット101〜104は上下動する。
図11に示すように、各モータ4001〜4004はプリンタ制御部42からの信号線が接続されており、プリンタ制御部42からの信号に応じて各モータ4001〜4004は制御される。プリンタ制御部42は、図示しないインターフェース部を介して例えば上位装置であるパーソナルコンピュータなどの情報入力部41と接続され、さらに媒体検知センサ43にも接続される。
本発明の第3の実施形態の媒体搬送装置について、図7及び図10を用いて詳細に説明する。図10に示すように、RFタグラベル37のRFタグのアンテナ3703の搬送方向長さL6は、黒色(Bk)用の転写ローラ301とこれに隣接するイエロー(Y)用の転写ローラ302間の距離L1よりも長い形状となっている。従って、もしそのまま印刷した場合には、RFタグラベル37のRFタグのアンテナ3703をリークパスとする問題が発生するおそれが発生する。
そこで図8に示す情報入力部41からユーザがアンテナ3703の搬送方向長さL6を入力するとプリンタ制御部42は各ドラムユニット間の長さL1とL6を比較し、L1<L6の関係が成り立つが、L6<L1*2の関係も成立することを計算し、前記プリンタ制御部42は媒体挟持部の間隔を長く、すなわちL1*2となるように決定する。
ユーザの印刷命令により、第1の実施形態と同様に、図7の給紙ローラ対7がRFタグラベル37を画像形成部へと搬送を開始し、画像形成部の各色のドラムユニットがトナー像を形成する。このとき媒体検知センサ43がRFタグラベル37の先端を検知すると、プリンタ制御部42はモータ4002およびモータ4004を駆動し、モータ4002およびモータ4004の軸に設けられたピニオンギヤ3902およびピニオンギヤ3904と係合したカム3802およびカム3804を図10の時計回り方向に90度回転させる。するとイエロー(Y)用のドラムユニット102およびシアン(C)用のドラムユニット104は図10に示すようにモータ4002、4004の駆動力に従って上昇する。さらに上昇したドラムユニットに対応する転写ローラには転写バイアスが印加されないように制御可能である。
RFタグラベル37表面には転写ローラ301により印加される正の転写バイアスTR−Bkにより黒トナー像が転写され、引き続きRFタグラベル37は転写ローラ302に到達するが、ドラムユニット102がRFタグラベル37から離間しているのでドラムユニット102と転写ローラ302において媒体が挟持されず、且つ転写ローラ302には転写バイアスが印加されないため、転写ローラBk301へ向かう電流のリークは発生しない。ここで転写ローラ301から上流側の転写ローラ302への微少なリークをも防止したい場合には、転写ローラ302への転写バイアスTR−Yを転写ローラ301に印加する転写バイアスTR−Bkと同じ電圧を印加してもよい。
続けてRFタグラベル37は、転写ローラ303および感光ドラム203の挟持部に到達すると転写ローラ303により印加される正の転写バイアスTR−Mによりマゼンタトナー像が転写されるが、前述のようにRFタグラベル37のアンテナ3703の搬送方向長さL6は各転写ローラ間の距離L1の2倍、すなわち黒色(Bk)用の転写ローラ301と1つ飛ばして並ぶマゼンタ(M)用の転写ローラM303間の距離(L1*2)より短いため、マゼンタの転写バイアスTR−Mが転写ローラ301側ヘリークすることは無い。また、ドラムユニット104もドラムユニット102と同様にその位置が上昇しており、且つ転写ローラ304には転写バイアスが印加されないため、同様に上流側へのリークは発生しない。
なお、本実施形態ではドラムユニット102とドラムユニット104を印刷媒体であるRFタグラベル37から離間させる例を用いて説明したが、ドラムユニット101とドラムユニット103を媒体から離間させても同様の効果が得られることは自明である。以上の動作により黒およびマゼンタのトナー像が形成されたRFタグラベル37は搬送ベルト6により下流へと搬送され、トナー像が定着されて排出される。もし他の色の印刷も行う場合には、再度搬送ベルト6上で戻し、イエローおよびシアンのトナー像を形成後に定着して排出するように制御しても良い。
以上のように第3の実施形態によれば、印刷媒体の低抵抗部の媒体搬送長さL6よりも挟持部問距離L1が短い場合、隣接した挟持部を媒体から離間させる構成としたため、印刷媒体の媒体搬送方向長さL6に対して挟持部間の長さL1を実質的に2倍にするように作用させることで、転写バイアスのリークを防止でき、良好な印刷画像品質を得ることができる。
以上の説明では媒体を搬送する媒体搬送装置について、電子写真プリンタを例として説明したが、同様に電子写真方式の複写機、複合機、ファクシミリ等の印刷装置の媒体搬送装置にも利用可能である。
本発明の第1の実施形態にかかるプリンタの概略構成図である。 本発明の第1、2の実施形態において用いられる内部にRFタグを封入したRFタグラベルの概略平面図である。 本発明の第1、2の実施形態において用いられる内部にRFタグを封入したRFタグラベルの概略断面であり、図2のA−A線断面である。 比較例の構成を示す図であって、複数の転写手段間での転写バイアスのリークの状態を表す図である。 図4に示した比較例にプリンタで印刷したときに発生する横すじを模式的に示す平面図である。 本発明の第2の実施形態にかかるプリンタの概略構成図である。 本発明の第3の実施形態にかかるプリンタの概略構成図である。 本発明の第3の実施形態において用いられる内部にRFタグを封入したRFタグラベルの概略平面図である。 本発明の第3の実施形態において用いられる内部にRFタグを封入したRFタグラベルの概略断面であり、図8のB−B線断面である。 本発明の第3の実施形態にかかるプリンタの概略構成図であって、一部のユニットを上昇させて転写バイアスのリークを防止する動作時の状態を表す図である。 本発明の第3の実施形態にかかるプリンタのプリンタ制御部とその周辺構成を示すブロック図である。
符号の説明
4 電圧供給部
5 電圧制御部
6 搬送ベルト
7 給紙ローラ対
8 定着ユニット
9 排紙ローラ対
10 プリンタ本体
11 RFタグラベル
11b 横すじ
12 スポンジローラ
13 現像ローラ
14 帯電ローラ
15 トナー
16 露光ヘッド
23 転写ローラ
23b ベルト搬送ローラ
24 電圧供給部
25 電圧制御部
26 搬送ベルト
27 給紙ローラ対
27e 接地手段
28 定着ローラ
28e 接地手段
29 加圧ローラ
30 排紙ローラ対
31 スポンジローラ
32 現像ローラ
33 帯電ローラ
34 トナー
35 露光ヘッド
36 プリンタ本体
37 RFタグラベル
41 情報入力部
42 プリンタ制御部
43 媒体検知センサ
101〜104 ドラムユニット
201〜204 感光ドラム
301〜304 転写ローラ
1101 表面ラベル層
1102 裏面剥離シート層
1103 RFタグ用アンテナ
1103c 切れ込み部
1104 RFタグ用ICチップ
1701〜1702 ドラムユニット
1801〜1802 感光ドラム
1901〜1902 転写ローラ
2001〜2004 ドラムユニット
2101〜2104 感光ドラム
2201〜2204 転写ローラ
3701 表面ラベル層
3702 裏面剥離シート層
3703 RFタグ用アンテナ
3704 RFタグ用ICチップ
3801〜3804 カム
3901〜3904 ピニオンギヤ
4001〜4004 モータ
L1 転写ローラの各色間の長さ
L2 RFタグ用アンテナ1103の媒体搬送方向長さ
L4 転写ローラ23と定着ローラ28間の距離
L5 転写ローラ23と給紙ローラ対27の間の距離
L6 RFタグ用アンテナ3703の媒体搬送方向長さ

Claims (9)

  1. 一部に低抵抗領域を有するシート状の印刷媒体を搬送するための媒体搬送装置であって、
    前記印刷媒体を挟持する第1及び第2の挟持部と、
    前記第2の挟持部を前記印刷媒体の搬送方向と垂直な方向に成分を有して離間するように移動させ、前記印刷媒体の前記低抵抗領域が前記第1の挟持部単独で挟持されるように制御する制御部と、
    前記印刷媒体の搬送方向長さに関する情報の入力を受付ける情報入力部とを備え、
    前記制御部は、前記情報入力部を介して入力された前記低抵抗領域の搬送方向長さが、前記第1の挟持部と前記第2の挟持部との間の距離よりも長いと判断した場合には、前記第2の挟持部が離間するように移動させることを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 一部に低抵抗領域を有するシート状の印刷媒体を搬送するための媒体搬送装置であって、
    前記印刷媒体を挟持する複数の挟持部と、
    各挟持部を前記印刷媒体の搬送方向と垂直な方向に成分を有して離間するように移動させる制御部と、
    前記印刷媒体の搬送方向長さに関する情報の入力を受付ける情報入力部とを備え、
    前記制御部は、前記情報入力部を介して入力された前記低抵抗領域の搬送方向長さが、隣接する挟持部間の距離よりも長く、当該距離の2倍の距離よりも短い場合には、1つおきに前記挟持部が離間するように移動させることを特徴とする媒体搬送装置。
  3. 前記制御部は、離間するように移動させる前記挟持部を切り替えた後、前記印刷媒体を再度搬送するように制御することを特徴とする請求項2に記載の媒体搬送装置。
  4. 隣接する前記挟持部に電位差を持った異なる電圧を印加することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の媒体搬送装置。
  5. 隣接する前記挟持部において、前記印刷媒体の搬送方向下流側の前記挟持部の移動後に、当該移動後の前記挟持部に対して、移動していない搬送方向上流側の前記挟持部と同じ電圧を印加することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の媒体搬送装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載される媒体搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 各挟持部は、それぞれ像担持体と転写部とから構成されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 一部に低抵抗領域を有するシート状の印刷媒体に画像を形成する画像形成方法であって、
    第1及び第2の挟持部により前記印刷媒体を挟持する挟持ステップと、
    前記第2の挟持部を前記印刷媒体の搬送方向と垂直な方向に成分を有して離間するように移動させ、前記印刷媒体の前記低抵抗領域が前記第1の挟持部単独で挟持されるように制御する制御ステップと、
    前記印刷媒体の搬送方向長さに関する情報の入力を受付ける情報入力ステップと、
    前記挟持ステップにおいて挟持された前記印刷媒体に画像を形成する画像形成ステップとを備え、
    前記制御ステップでは、前記情報入力ステップにおいて入力された前記低抵抗領域の搬送方向長さが、前記第1の挟持部と前記第2の挟持部との間の距離よりも長いと判断した場合には、前記第2の挟持部が離間するように移動させることを特徴とする画像形成方法。
  9. 前記第1及び第2の挟持部は、それぞれ像担持体と転写部とから構成されることを特徴とする請求項8に記載の画像形成方法。
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