JP5465956B2 - ボルト構造 - Google Patents
ボルト構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5465956B2 JP5465956B2 JP2009199800A JP2009199800A JP5465956B2 JP 5465956 B2 JP5465956 B2 JP 5465956B2 JP 2009199800 A JP2009199800 A JP 2009199800A JP 2009199800 A JP2009199800 A JP 2009199800A JP 5465956 B2 JP5465956 B2 JP 5465956B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tightening
- removal
- tool
- bolt
- bolt structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
上記頭部は、取外工具が取外方向に係合する取外用係合部を備え、上記取外用係合部には、上記取外工具を締付方向に係合させないようにし、且つ、上記頭部から取り除くことにより上記取外工具の上記取外用係合部に対する取外方向への係合を許容するよう構成された誤操作防止部が設けられている構成とした。
《発明の実施形態1》
図1は、自動車の前部に設けられたエンジンルームに搭載されるエンジン(図示せず)用のオイルパンPを示したものである。該オイルパンPは、上方が開放する略直方体の形状をなす樹脂成形品である。上記オイルパンP内部には、エンジン内部を潤滑するためのオイルが貯留されている。上記オイルパンP内のオイルは、劣化等した場合において、オイルパンPの底部に設けられたドレン部Dから排出できるようになっている。
《発明の実施形態2》
図7は、本発明の実施形態2に係るボルト1を示すものである。この実施形態2では、締付用係合部32a、取外用係合部33a及び誤操作防止部39aが実施形態1と異なっているだけで、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、異なる部分を詳細に説明する。
《発明の実施形態3》
図8は、本発明の実施形態3に係るボルト1を示すものである。この実施形態3では、締付用係合部32b及び取外用係合部33bが実施形態1と異なり、且つ、ピン39の位置が実施形態1と異なっているだけで、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、異なる部分を詳細に説明する。
《発明の実施形態4》
図9は、本発明の実施形態4に係るボルト1を示すものである。この実施形態4では、締付用係合部32cが実施形態3と異なるだけで、他の部分は実施形態3と同じであるため、以下、異なる部分を詳細に説明する。
《発明の実施形態5》
図10は、本発明の実施形態5に係るボルト1を示すものである。この実施形態5では、締付用係合部32d及び取外用係合部33dが実施形態1と異なり、且つ、ピン39の位置が異なっているだけで、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、異なる部分を詳細に説明する。
《発明の実施形態6》
図11は、本発明の実施形態6に係るボルト1を示すものである。この実施形態6では、締付用係合部32e及び取外用係合部33eが実施形態1と異なっているだけで、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、異なる部分を詳細に説明する。
《発明の実施形態7》
図12は、本発明の実施形態7に係るボルト1を示すものである。この実施形態7では、取外用係合部33fが実施形態1と異なっているだけで、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、異なる部分を詳細に説明する。
《発明の参考実施形態1》
図13は、本発明の参考実施形態1に係るボルト1を示すものである。この参考実施形態1では、取外用係合部33gと締付用突出部37が設けられている点とが実施形態1と異なっているだけで、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、異なる部分を詳細に説明する。
《発明の実施形態8》
図14は、本発明の実施形態8に係るボルト1を示すものである。この実施形態8では、締付用係合部32h及び取外用係合部33hが実施形態1と異なっているだけで、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、異なる部分を詳細に説明する。
《発明の参考実施形態2》
図15は、本発明の参考実施形態2に係るボルト1を示すものである。この参考実施形態2では、取外用係合部33iと締付用突出部37が設けられていない点とが参考実施形態1と異なっているだけで、他の部分は参考実施形態1と同じであるため、以下、異なる部分を詳細に説明する。
2 軸部
3 頭部
5 取外工具
31 フランジ部
32、32a〜32h 締付用係合部
33、33a〜33i 取外用係合部
34 側面
34b 外側面
34d 外側面
34e 側面
34h 外側面
35a 接触面
35b 外側面
35d 内側面
35f 接触面
35g 底面
35h 外側面
35i 側面
37 締付用突出部
38 取外用突出部
39 ピン(誤操作防止部)
39a 誤操作防止部
P オイルパン
R 六角レンチ(締付工具)
Claims (8)
- 雄ねじ部を有する軸部(2)と、該軸部(2)に連続して繋がり締付工具(R)が締付方向に係合する締付用係合部(32、32a〜32h)を有する頭部(3)とを備えたボルト構造であって、
上記締付用係合部(32、32a〜32h)の締付工具(R)との接触箇所は、締付工具(R)から所定値以上のトルクが加わると締付工具(R)と係合しなくなるように塑性変形可能に構成されており、
上記頭部(3)は、取外工具(5)が取外方向に係合する取外用係合部(33、33a〜33i)を備え、
上記取外用係合部(33、33a〜33i)には、上記取外工具(5)を締付方向に係合させないようにし、且つ、上記頭部(3)から取り除くことにより上記取外工具(5)の上記取外用係合部(33、33a〜33i)に対する取外方向への係合を許容するよう構成された誤操作防止部(39、39a)が設けられていることを特徴とするボルト構造。 - 請求項1に記載のボルト構造であって、
上記締付用係合部(32、32a〜32h)及び取外用係合部(33、33a〜33i)は軸心上に凸形状又は凹形状で形成され、
上記締付用係合部(32、32a〜32h)と取外用係合部(33、33a〜33i)とのいずれか一方の外周が他方の外周を取り囲むように位置していることを特徴とするボルト構造。 - 請求項1に記載のボルト構造であって、
上記締付用係合部(32、32a〜32h)は、軸心上に凸形状又は凹形状で形成され、
上記取外用係合部(33、33a〜33i)は、凸形状又は凹形状で形成されるとともに上記締付用係合部(32、32a〜32h)の外方に少なくとも2つ以上形成され、且つ、取外工具(5)との接触箇所が該取外工具の回転方向と交差するように形成されていることを特徴とするボルト構造。 - 請求項1又は2に記載のボルト構造であって、
上記頭部(3)は、外側方に延出するフランジ部(31)を有し、
該フランジ部(31)には、上記締付用係合部(32、32a〜32h)と取外用係合部(33、33a〜33i)とのいずれか一方が形成されていることを特徴とするボルト構造。 - 請求項2から4のいずれか1つに記載のボルト構造であって、
上記締付用係合部(32、32a〜32h)と取外用係合部(33、33a〜33i)との少なくとも一方の断面形状が多角形状であることを特徴とするボルト構造。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載のボルト構造であって、
上記締付用係合部(32、32a〜32h)は凹形状をなし、
該締付用係合部(32、32a〜32h)の周縁には、該締付用係合部(32、32a〜32h)の締付工具(R)との接触箇所が広くなるように頭部(3)上面から突出する締付用突出部(37)を有し、
該締付用突出部(37)は締付時に締付工具(R)と接触し、且つ、該締付工具(R)から所定値以上のトルクが加わると変形するように構成されていることを特徴とするボルト構造。 - 請求項1から6のいずれか1つに記載のボルト構造であって、
上記取外用係合部(33、33a〜33i)は凹形状をなし、
該取外用係合部(33、33a〜33i)の周縁には、該取外用係合部(33、33a〜33i)の取外工具(5)との接触箇所が広くなるように頭部(3)上面から突出する取外用突出部(38)を有していることを特徴とするボルト構造。 - 請求項1から7のいずれか1つに記載のボルト構造であって、
上記ボルトは、樹脂材で形成されていることを特徴とするボルト構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009199800A JP5465956B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | ボルト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009199800A JP5465956B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | ボルト構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011052716A JP2011052716A (ja) | 2011-03-17 |
JP5465956B2 true JP5465956B2 (ja) | 2014-04-09 |
Family
ID=43941942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009199800A Expired - Fee Related JP5465956B2 (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | ボルト構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5465956B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5985932B2 (ja) * | 2012-08-30 | 2016-09-06 | 株式会社ユーロックテクノパーツ | 盗難防止用締結具及び緩解専用工具のセット |
JP2018025204A (ja) * | 2016-08-08 | 2018-02-15 | 株式会社ミック | ロック手段 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003278728A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 締結ねじ |
JP2004205034A (ja) * | 2002-11-08 | 2004-07-22 | Mtc:Kk | 頭部及び塑性加工工具及び締結工具 |
JP2005188695A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Orion Denki Kk | 緩め防止ねじ |
-
2009
- 2009-08-31 JP JP2009199800A patent/JP5465956B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011052716A (ja) | 2011-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7228764B1 (en) | Maximum engagement wrench | |
JP4495849B2 (ja) | 緩み止めナット | |
US7147421B2 (en) | Screw and screwdriver | |
TWI818858B (zh) | 套筒驅動改良 | |
US8635751B2 (en) | Mechanical clamping element and clamping system | |
JP3149555U (ja) | 緩止締結部材 | |
US7111531B1 (en) | Screw and screwdriver | |
JP2007040344A (ja) | 取り外し防止機能を有するナット、並びに、緩み止め特殊ダブルナット | |
JP5465956B2 (ja) | ボルト構造 | |
JP6779570B2 (ja) | 締付トルク管理具、締付トルク管理具付ナット及びボルト、並びに取付物の取付方法 | |
JP2016526645A (ja) | 締結要素および締結アセンブリ | |
JPS58502162A (ja) | ソケツト・ドライブ | |
JP2006220210A (ja) | 介在部材、締付具、及び被締付体 | |
JP7116595B2 (ja) | 締付トルク管理具及び締付トルク管理具と締結具との組み合わせ | |
US20230056188A1 (en) | Fastener assembly | |
US20020184976A1 (en) | Threaded fastener and threaded fastener clamping tool | |
JP2000145742A (ja) | 付き回り防止雄ねじ部材 | |
JP2005059202A (ja) | 六角ナットの下に位置してこれと同寸法の六角座金を把持するソケット | |
JP5425615B2 (ja) | 十字穴を有するねじとこれを回動させるドライバービット | |
JP3150631U (ja) | 緩み止めナット | |
JP2017106603A (ja) | 締結構造 | |
JP2001289224A (ja) | 雄ねじ部材 | |
JP5300069B2 (ja) | いじり防止ボルト及びその使用方法 | |
JP4522446B2 (ja) | ボルト | |
JP7125748B2 (ja) | 先端工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120605 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120605 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130521 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131224 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140123 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5465956 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |