JP5464964B2 - Pcm電流差動リレー - Google Patents

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Description

本発明は、GPS(Global Position System)の時刻信号を利用してサンプリング同期処理を行うPCM電流差動リレーに関する。
GPS時刻信号を利用するPCM電流差動リレーでは、GPS受信機からの時刻同期パルスとサンプリングパルス発生手段が出力するサンプリングパルスとの時間差(タイミング差)を測定し、その時間差に基づいてサンプリングパルスを補正することでサンプリング同期をとることが行われる。
例えば、下記特許文献1に示されるPCM電流差動リレー(同文献では「ディジタル保護継電装置」として開示)では、GPS受信信号が途絶えた場合には、差電流を零にするか、GPS信号が途絶える前の差電流に近づけるか、あるいは、GPS信号が正常である期間に測定した伝送遅延時間を元にサンプリングパルスを補正するなどして、サンプリング同期を確保するようにしている。
特開2002−186166号公報
上記特許文献1では、GPS受信信号が正常な場合、マスタ側とスレーブ側のそれぞれが、GPS受信機からのパルス信号にサンプリング周波数を同期するように、サンプリングパルスを補正し、両端のGPS時刻同期信号が異常になる(例えば受信不良などの影響で正しく受信できなくなる)と、GPS受信信号が正常であった期間に測定した伝送遅延時間を元に、スレーブ側のサンプリングパルスをマスタ側のサンプリングパルスに追従するように補正して、サンプリング同期を確保している。
しかしながら、GPS受信信号が異常の場合、サンプリングパルスは、内蔵しているCPUのクロック(以下「内蔵クロック」と称する)を元に生成されるため、本来受信すべきGPS同期信号とサンプリングパルスとの同期は、内蔵クロックの精度に応じてずれていく。一方、PCM電流差動リレーにおけるPCM通信では、国際規格(ITU−T G.703)で定められている信号形式に従う必要がある。例えば64kbpsのPCM通信ではマンチェスター形式のCMI符号が義務づけられており、このCMI符号では、1のパルス幅が約3.9μsである。したがって、64kbpsのPCM通信を行うPCM電流差動リレーでは、このCMI符号のパルスに影響を与えない範囲でしかサンプリングパルスを制御することができず、制御量としては高々数百nsのオーダーである。このため、従来のPCM電流差動リレーでは、GPS時刻同期信号が異常状態から正常に戻った場合、再び同期するまでに時間がかかるという課題があった。
また、PCM電流差動リレーは、送電線の保護区間の両端である物理的に離れた(例えば、50km〜300km)地点に設置されるため、片端のGPSが受信不良になる場合がある。さらに、近隣に設置され場合であって、同時に両端のGPSに受信不良が発生するような場合でも、GPS受信機における自走機能の設定により、GPS時刻同期信号が停止するまでの間に時間差が生ずる場合がある。さらには、GPS受信機の故障により、片端のみGPS時刻同期信号が異常になる場合がある。
これらの異常状態の場合、PCM電流差動リレーにおけるマスタおよびスレーブの設定は、所定の整定に従うため、スレーブ側のGPSが不良になった場合は、マスタ側はGPS受信機からのパルス信号にサンプリング周波数を同期し、GPS信号が正常であった期間に測定した伝送遅延時間を元に、スレーブ側のサンプリングパルスをマスタ側のサンプリングパルスに追従するよう補正することにより同期を確保する。
しかしながら、マスタ側のGPSが不良になった場合は、マスタ側は内蔵クロックでサンプリングパルスを生成し、スレーブ側はGPS信号が正常であった期間に測定した伝送遅延時間を元に、スレーブ側のサンプリングパルスをマスタ側のサンプリングパルスに追従するよう補正することにより同期を確保するので、受信すべき本来のGPS同期信号とマスタ側のサンプリングパルスの同期は、マスタ側の内蔵クロックの精度に応じてずれて行くのと共に、受信すべきGPS同期信号とスレーブ側のサンプリングパルスの同期は、マスタ側の内蔵クロックおよびスレーブ側の内蔵クロックの精度に応じてずれて行くことになる。このため、GPS時刻同期信号が異常状態から正常に戻った場合、受信すべきGPS同期信号とサンプリングパルスのずれが大きくなり(特に、スレーブ側のずれが大きくなる)、再び同期するまでの時間がかかるのと共に、同期するまでの間、リレーをロックする必要があるため、無保護時間が長く生じるというという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、何れか一方のGPS受信信号が異常から正常に戻った場合でも、GPS同期信号とサンプリングパルスとの間の同期を迅速に確保し、無保護時間を短くすることができるPCM電流差動リレーを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかるPCM電流差動リレーは、送電線の保護区間の両端に設置され、各端の電流をGPS信号に同期するタイミングでサンプリングすることによって得られる電流データをPCM信号に載せて相互に伝送しあうPCM電流差動リレーにおいて、前記GPS信号の何れか一方の受信状態が異常になった場合、正常側のPCM電流差動リレーは、自端のGPS信号に自端のサンプリングタイムを同期させ、異常側のPCM電流差動リレーは、前記正常側のPCM電流差動リレーから通知された各リレー間の伝送遅延時間に基づいて、自端のサンプリングタイムを前記正常側のPCM電流差動リレーのサンプリングタイミングに同期させることを特徴とする。
本発明にかかるPCM電流差動リレーによれば、何れか一方のGPS信号が異常から正常に戻った場合でも、GPS同期信号とサンプリングパルスとの間の同期を迅速に確保し、無保護時間を短くすることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態にかかるPCM電流差動リレーの構成を示す図である。 図2は、GPS信号の受信状態に応ずるサンプリング同期制御の推移を示すタイミングチャートである。 図3は、GPS信号の受信状態に応ずる動作モードの遷移を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態にかかるPCM電流差動リレーについて説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
<実施の形態>
図1は、本発明の実施の形態にかかるPCM電流差動リレーの構成を示す図である。図1において、送電線1の保護区間の両端には、2基のPCM電流差動リレー3a,3bがそれぞれ設置され、送電線1に接続されている。PCM電流差動リレー3a,3bには、それぞれPCM伝送装置4a,4bが接続され、これらPCM伝送装置4a,4bの間には、通信回線7が敷設されている。また、PCM電流差動リレー3aは、送電線1の一端側に設置された変流器(以下「CT」と略記)2aおよび遮断器6aに接続され、PCM電流差動リレー3bは、送電線1の他端側に設置されたCT2bおよび遮断器6bに接続されている。さらに、PCM電流差動リレー3aにはGPS装置5aが接続され、PCM電流差動リレー3bにはGPS装置5bが接続されている。
各PCM電流差動リレーの機能構成については、PCM電流差動リレー3a,3b共に同一である。ここでは、PCM電流差動リレー3aを例にとり説明すると、PCM電流差動リレー3aは、AD変換部11a、演算部12a、出力部13a、伝送部14a、伝送遅延時間検出部15a、クロック発生器16a、サンプリングパルス発生部17a、同期部18aおよび、GPS信号受信部19aを備えて構成されている。
つぎに、本実施の形態にかかるPCM電流差動リレーの動作について、図1を参照して説明する。なお、説明の便宜上、PCM電流差動リレー3aを「リレーA」とし、PCM電流差動リレー3bを「リレーB」とする。また、本実施の形態では、初期状態の動作モードとして、「リレーA」がマスタとして整定され、「リレーB」がスレーブとして整定されているものとする。
まず、リレーAは、CT2aから送電線1に流れる電流を取り込む。リレーAに取り込まれたCT2aの出力電流は、AD変換部11aによりディジタルデータに変換され、伝送部14によりPCM伝送装置4aとインターフェースされ、他端(相手端)に設置されたリレーBに送信される。
一方、リレーBに取り込まれる電流は、PCM伝送装置4aを介し、リレーA内の伝送部14aにより演算部12aに取り込まれる。取り込まれた電流データは、演算部12aにて自端の電流データと比較演算され、閾値を超えると出力部13aより動作信号が出力され、遮断機6aが動作する。
ここで、GPS信号の受信状態が正常な場合、GPS装置5aからのGPS信号を受信したGPS受信部19aは、GPS時刻同期パルスS1aを生成して同期部18aに入力する。同期部18aは、クロック発生器16aの出力をGPS時刻同期パルスS1aに同期させ、サンプリングパルス発生部17aを制御してサンプリングパルスS2aを生成する。
このようにして、GPS時刻同期パルスS1aに同期したサンプリングパルスS2aでAD変換部11aのサンプリングタイミングの制御が行われ、GPS時刻同期パルスS1aを使用したサンプリング同期制御が実現される。なお、リレーBも同様であり、GPS時刻同期パルスS1bを使用したサンプリング同期制御が実現される。
ここで、上記の動作説明から明らかなように、GPS信号の受信状態が正常な場合、リレーAおよびリレーB共に、自己の動作モードに依らない動作となる。一方、何れか一方の端におけるGPS信号の受信状態が異常になった場合には、双方の動作は異なってくる。
詳細は後述するが、例えば、リレーAのGPS信号の受信状態が異常になると、リレーAの動作モードはスレーブに切り替わり、リレーBの動作モードはマスタに切り替わる。このとき、マスタからスレーブに切り替わったリレーAの同期部18aは、GPS信号の受信状態が正常であった期間に伝送遅延時間検出部15aにて測定した伝送遅延時間S3aを使用して、クロック発生器16aの出力を相手端のサンプリングパルスS2bに同期させる。この処理により、サンプリングパルス発生部17aの出力であるサンプリングパルスS2aは、相手端のサンプリングパルスS2b(GPS時刻同期パルスS1bに同期している)に同期することになる。
つぎに、GPS信号の受信状態に応ずるサンプリング同期制御の推移について説明する。図2は、GPS信号の受信状態に応ずるサンプリング同期制御の推移を示すタイミングチャートであり、詳細には、マスタ側におけるGPS信号の受信状態が正常から異常になり、さらに正常に戻った場合を一例として示している。
図2において、リレーAのGPS信号の受信状態が正常の場合、同期部18aは、クロック発生器16aの出力をGPS受信部19aから出力されるGPS時刻同期パルスS1aに同期させる制御を行う。この処理により、サンプリングパルス発生部17aから出力されるサンプリングパルスS2aは、GPS時刻同期パルスS1aに同期する。
つぎに、マスタ側におけるGPS信号の受信が異常になると、リレーAは、GPS信号の受信状態が正常であるリレーBのサンプリングタイミングに同期するため、自身の動作モードをマスタからスレーブに切り替える。また、リレーBは、リレーAがスレーブに切り替わったため、自身の動作モードをスレーブからマスタに切り替える。
リレーAの同期部18aは、GPS信号が正常であった期間に伝送遅延時間検出部15aにて測定した伝送遅延時間を使用して、クロック発生器16aの出力を相手端のサンプリングパルスS2bに同期させる。この処理により、サンプリングパルス発生部17aの出力であるサンプリングパルスS2aは、相手端のサンプリングパルスS2bに同期する。なお、相手端のサンプリングパルスS2bは、GPS時刻同期パルスS1bに同期しているので、サンプリングパルスS2aは、GPS時刻同期パルスS1bに同期することになる。
その後、GPS信号の受信状態が正常に戻ると、再び、リレーAの動作モードはマスタに切り替わり、リレーBの動作モードはスレーブに切り替わる。リレーAの同期部18aは、再び、クロック発生器16aの出力をGPS時刻同期パルスS1aに同期させる制御を行う。ここで、サンプリングパルスS2aは、GPS信号の受信状態が異常中の場合も、受信状態が正常な相手端のGPS信号との同期が保持されていたので、GPS信号の受信状態が異常から正常に復帰した場合でも、サンプリングパルスS2aが、GPS時刻同期パルスS1aに対して同期が外れることを防止することができる。
なお、図2の例では、マスタであったリレーAにおいて、GPS信号の受信状態が一旦異常になって動作モードがスレーブに切り替わった後、GPS信号の受信状態が正常に復帰した場合に、リレーAの動作モードをマスタに切り替えるようにしているが、リレーBにおけるGPS信号の受信状態が正常であれば、リレーAの動作モードをスレーブのままに維持しておくことも可能である。
図3は、GPS信号の受信状態に応ずる動作モードの遷移を示すフローチャートである。なお、このフローチャートは、リレーAおよびリレーBの何れにも適用可能なものである。
図3において、まず、ステップS101では、自端のGPS受信状態が正常であるか否かを判定する。自端のGPS受信状態が正常である場合(ステップS101,Yes)、ステップS102に移行し、自端のGPS受信状態が異常である場合(ステップS101,No)、ステップS103に移行する。ステップS102では、相手端のGPS受信状態が正常であるか否かを判定する。なお、相手端の情報は、PCM伝送装置4a,4bを介して受領することができる。
ステップS102において、相手端のGPS受信状態が異常である場合(ステップS102,No)、自端の動作モードをマスタに設定する(ステップS105)。なお、自端の動作モードがマスタであれば、当該動作モード(マスタ)を維持する。一方、相手端のGPS受信状態が正常である場合(ステップS102,Yes)、ステップS104に移行する。
また、ステップS103では、ステップS102と同様に、相手端のGPS受信状態が正常であるか否かを判定する。ここで、相手端のGPS受信状態が正常である場合(ステップS103,Yes)、自端の動作モードをスレーブに設定する(ステップS106)。なお、自端の現在の動作モードがスレーブであれば、当該動作モード(スレーブ)を維持する。一方、相手端のGPS受信状態が異常である場合(ステップS103,No)、ステップS104に移行する。
ステップS104では、整定値の内容を確認し、整定値がマスタへの移行を指示していれば(ステップS104,Yes)、動作モードをマスタに設定し(ステップS105)、整定値がスレーブへの移行を指示していれば(ステップS104,No)、動作モードをスレーブに設定する(ステップS106)。
以上説明したように、本実施の形態のPCM電流差動リレーによれば、GPS受信状態が正常であるか否かによって、動作モードのマスタ、スレーブを切り替える制御を行うので、マスタ側またはスレーブ側の何れかのGPS受信状態が異常になった場合でも、マスタ側のGPS時刻同期パルスとサンプリングパルスとの同期を確保することが可能となる。
また、本実施の形態のPCM電流差動リレーによれば、マスタ側のGPS受信状態が異常のときに、GPS時刻同期パルスとサンプリングパルスとの同期が維持されるので、マスタ側のGPS受信状態が異常から正常に復帰した場合であっても、マスタ側のGPS時刻同期パルスとサンプリングパルスとの同期処理を迅速に行うことが可能となる。
また、本実施の形態のPCM電流差動リレーによれば、GPS信号の何れか一方の受信状態が異常になった場合、正常側のPCM電流差動リレーは、自端のGPS信号にサンプリングタイムを同期させ、異常側のPCM電流差動リレーは、正常側のPCM電流差動リレーから通知されたPCM電流差動リレー間の伝送遅延時間に基づいて、自端のサンプリングタイムを正常側のPCM電流差動リレーのサンプリングタイミングに同期させる処理を行うので、何れか一方のGPS受信信号が異常から正常に戻った場合でも、GPS同期信号とサンプリングパルスとの間の同期が迅速に確保され、無保護時間の短縮化が可能となる。
以上のように、本発明にかかるPCM電流差動リレーは、GPS同期信号とサンプリングパルスとの間の同期を迅速に確保し、無保護時間を短くすることができる発明として有用である。
1 送電線
3a,3b 電流差動リレー
4a,4b PCM伝送装置
5a,5b GPS装置
6a,6b 遮断器
7 通信回線
11a,11b AD変換部
12a,12b 演算部
13a,13b 出力部
14a,14b 伝送部
15a,15b 伝送遅延時間検出部
16a,16b クロック発生器
17a,17b サンプリングパルス発生部
18a,18b 同期部
19a,19b GPS信号受信部

Claims (2)

  1. 送電線の保護区間の両端に設置され、クロック発生器の出力をGPS信号に同期させ、当該GPS信号に同期するクロックのタイミングで各端の電流をサンプリングすることによって得られる電流データをPCM信号に載せて相互に伝送しあうPCM電流差動リレーにおいて、
    前記PCM電流差動リレーは、サンプリング同期の基準を何れの端のPCM電流差動リレーとするかによって、マスタおよびスレーブからなる各端のPCM電流差動リレーの動作モードが設定可能に構成れ、
    前記GPS信号の受信状態に応じて、前記動作モードのマスタおよびスレーブを切り替え、何れかの端における前記GPS信号の受信状態が異常になった場合、
    正常側のPCM電流差動リレーの動作モードはマスタに設定されると共に、異常側のPCM電流差動リレーの動作モードはスレーブに設定され
    マスタ側のPCM電流差動リレーは、自端のGPS信号に自端のサンプリングタイムを同期させ、
    スレーブ側のPCM電流差動リレーは、前記マスタ側から通知された各リレー間の伝送遅延時間に基づいて、自端のサンプリングタイムをマスタ側のサンプリングタイミングに同期させる
    ことを特徴とするPCM電流差動リレー。
  2. 一方の端における前記GPS信号の受信状態が異常になり、その後正常状態に復帰した場合、前記GPS信号の受信状態が異常である間、他方の端における前記GPS信号の受信状態が正常であるときには、マスタに設定されている前記他方の端のPCM電流差動リレーの動作モードを維持することを特徴とする請求項に記載のPCM電流差動リレー。
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