JP5464890B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データ端末装置と無線により接続され通信を行う無線通信装置に係り、特に、従来機種(例えば、DoPa端末)から新機種(例えば、FOMA端末)に交換するに際して置き換えを容易にする無線通信装置に関する。
[従来の技術]
NTTドコモが提供するパケット通信サービスに「DoPa」と「FOMA」がある。
両者共に、携帯電話のパケット通信の仕組みを利用したパケット通信サービスであり、「DoPa」では9.6kbit/s〜28.8kbit/s、「FOMA」では64kbit/s〜384kbit/sで通信が可能である。
両者のパケット通信サービスの特徴としては、通信したデータ量に応じて従量課金されるものであり、セキュリティが高く、基幹系システムとの接続にも安定性がある。
現在、「DoPa」のパケット交換方式から通信速度が速い「FOMA」のパケット交換方式に移行が進みつつある。
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開2005−278006号公報「無線通信端末システム」(出願人:株式会社日立国際電気、サクサ株式会社)がある(特許文献1)。
特許文献1には、電源のオンオフが切り替えられる無線通信機能部12,13,14を備えた無線通信端末装置1と、無線通信機能部の電源のオンオフを切り替える機能を備えた無線通信端末制御装置2とを接続して構成される無線通信端末システムが示されている。
特開2005−278006号公報
ところで、既存の通信モジュール(DoPa端末)を新機種(FOMA端末)に交換する際には、既存の通信モジュールに接続されたDTE(Data Terminal Equipment)端末のソフトウェアを新機種に対応するように変更しなければならない。
しかしながら、上記従来の技術において、通信モジュールを制御するDTE端末のソフトウェアをユーザが利用できないため、DTE端末を新機種対応のものに変更しなければならないという問題点があった。
つまり、ユーザが従来機種(DoPa端末)対応用のDTE端末のソフトウェアを変更できず、結局、入れ替えを行った新機種(FOMA端末)対応用に新たにDTE端末を作り直す必要があった。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、従来の通信方式に対応したデータ端末装置を変更することなく新たな方式の無線通信装置に置き換えが可能になる、無線通信装置を提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、無線通信装置であって、第1の通信方式により通信ネットワークに無線接続する他の無線通信装置に対応したデータ端末装置に接続可能であり、第2の通信方式により通信ネットワークに無線接続するものであり、第1の通信方式により通信ネットワークに無線接続する他の無線通信装置の機種によって動作させるモードを記憶するデータベースと、他の無線通信装置に対応したデータ端末装置に接続される際に、データベースに基づいて選択された他の無線通信装置の設定モードで動作する制御部とを備え、制御部は、データ端末装置及び通信ネットワークから受信したデータについて、当該データの内容と設定モードを判定し、設定モードが他の無線通信装置のモードである場合に、当該データの内容に応じてデータ端末装置又は通信ネットワークへ予め設定された時間分遅延させてデータを送信することを特徴とする。
なお、データ端末装置から受信したデータがコマンドである場合に、当該コマンドに対するデータ端末装置への応答を予め設定された時間分遅延させて送信することが好ましい。
また、前記通信ネットワークから受信したデータの応答信号を前記データ端末装置へ送信する際に、前記予め設定された時間分遅延させることが好ましい。
さらに、前記予め設定された時間分遅延させてデータを送信する機能を起動するか否かを設定可能であることが好ましい。
なお、従来の機種が何であったかをATコマンド(モデム制御用コマンド)で設定することで、ATコマンドの入力や応答コード表示、更には、データ送信時のタイミング等、全てにおいて動作を変えることなく、第1の通信方式と第2の通信方式の置き換えが可能になる。
本発明によれば、第1の通信方式に対応したデータ端末装置に接続されると共に、第2の通信方式により通信ネットワークに無線接続する無線通信装置が、データ端末装置及び通信ネットワークから受信したデータについて、当該データの送信元及び内容を判定し、発信元及び内容に応じてデータ端末装置又は通信ネットワークへ予め設定された時間分遅延させてデータを送信するようにしているので、第1の通信方式と第2の通信方式で通信速度及び通信方式が異なっていても、データの取りこぼしを防止でき、両方式の互換性を確保できる効果がある。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信端末の構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るモード設定方法を示す図である。 データ遅延を設定した場合の、データ遅延方法のシーケンスを示した図である。 ユーザが指定する遅延時間設定処理のフローチャートである。 データ遅延処理のフローチャートである。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る無線通信装置は、第1の通信方式(DoPa)に対応したデータ端末装置に接続されると共に、第2の通信方式(FOMA)により通信ネットワークに無線接続する無線通信装置であり、データ端末装置と通信ネットワークから受信したデータについて、送信元と内容を判定し、その判定に応じてデータ端末装置又は通信ネットワークへ予め設定された時間分遅延させてデータを送信するようにしたものであり、第1の通信方式と第2の通信方式で通信速度及び通信方式が異なっていても、データの取りこぼしを防止でき、両方式の互換性を確保できる。
本発明の実施の形態に係る無線通信装置は、自動販売機や各種検針機等の無人で動作する機器(DTE端末)に装備し、遠隔で各機器の情報を収集できることを可能にする通信モジュール及び通信アダプタセットにおいて、従来機種であるDoPa端末と最新機種であるFOMA端末において、任意のコマンド(例えばATコマンド)により、ユーザが使用したい機種を自由に選択でき、DTE端末に影響を与えないようにしたものである。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信装置は、DoPa端末とFOMA端末のATコマンドとリザルトの表示が、それぞれ、各装置の仕様を全て盛り込み、表示の位置、表示方法、表示桁数に渡り同じ動作をするようにしたものである。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信装置は、FOMA端末でDoPa端末のモードを選択した場合、DTE端末側でデータ受信処理でエラーを起こさないために、DoPa端末での実動作を考慮し、応答通知を遅延させる手段を設けたものである。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信装置は、DoPa端末に比べてFOMA端末がSR/RDを流れる信号の応答が速いため、DoPa互換機能設定時に通信データを取りこぼさないために、DTE端末へデータを送信する際にデータを遅延させる機能を有するようにしたものである。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信装置は、接続する際に、どの端末として動作させるのか「端末のモード設定」をすると同時に、DoPaのみ遅延させるか、DoPa/FOMA共に遅延させるか設定するための「種別」を設定することで、DoPa接続でも、FOMA接続でも任意にDTE端末とモジュール間でデータ遅延させることを可能にしたものである。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信装置は、データ遅延処理は設定することで全てを一律遅延させることなく、DoPa/FOMA互換機能付通信モジュールが受信、あるいは、送信する際にデータの解析を行い、対象となるデータの時のみ遅延させるようにしたものである。
[無線通信システム:図1]
本発明の実施の形態に係る無線通信システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る無線通信システム(本システム)は、図1に示すように、管理センタ101と、通信網104と、交換機105と、基地局106と、無線通信端末(無線通信装置)107−1、107−2と、データ端末装置108−1、108−2とを基本的に有している。
管理センタ101内には、管理端末102−1、102−2とルータ103を備えている。
管理端末102−1、102−2は、通信回線を介してルータ103に接続する。
ルータ103は、管理センタ101内では管理端末102−1、102−2に接続し、更に外部の通信網104に接続する。
ルータ103は、データ端末装置108−1、108−2から無線端末107−1、107−2を介して送信されてくるデータを、当該データを管理するための管理端末102−1、102−2に出力する。
通信網104は、交換機105に接続し、交換機105には基地局106が接続されている。
基地局106は、無線通信端末107−1、107−2と無線通信により通信データの授受を行う。
また、無線通信端末107−1、107−2には、それぞれデータ端末装置108−1、108−2が接続されている。
データ端末装置108−1、108−2は、管理端末102−1、102−2の指示に応じて、若しくは所定のタイミングにて、取得しているデータを管理センタ101へと送信する。
以降、管理端末を代表するときには「管理端末102」と称することとし、無線通信端末や、データ端末装置についても同様に「無線通信端末107」、「データ端末装置108」と称して説明する。
尚、本実施の形態では、説明の簡便化のために管理端末や基地局、無線端末、データ端末装置を図のように示したが、これらの数に限定されるものではない。例えば、基地局をさらに多く設置しても良いし、管理端末や無線通信端末やデータ端末をさらに多く設けるようにしてもよい。
[具体的な無線通信システム(自動販売機)]
具体的には、例えば、データ端末装置108が自動販売機等であるとし、管理端末102、ルータ103の管理センタ101が自動販売機を管理する管理会社等の建物内でLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続されて設置されているものとする。
この場合、自動販売機を管理するために、管理端末102−1からデータ端末装置108−1、108−2に対して在庫等を確認するための在庫等確認データが出力されると、ルータ103が通信網104、交換機105、基地局106及び無線通信端末107−1、107−2を介して、自動販売機であるデータ端末装置108−1、108−2に在庫等確認データを送信する。
そして、データ端末装置108−1、108−2は、在庫等確認データを受信する。
在庫等確認データを受信した自動販売機であるデータ端末装置108−1、108−2は、自動販売機内の例えば、飲料やタバコ等の在庫等を確認して、その確認結果のデータ(確認結果データ)を無線通信端末107−1、107−2に出力する。
無線通信端末107−1、107−2は、基地局106、交換機105、通信網104、ルータ103を介して自動販売機を管理する管理会社の管理端末102−1に確認結果データを送信する。
そして、管理端末102−1は、確認結果データを受信する。
このようにして、管理会社等の管理端末102が、自動販売機等のデータ端末装置108を遠隔で管理することができる。
[無線通信端末(無線通信装置):図2]
次に、本発明の実施の形態に係る無線通信端末(本無線通信端末)について図2を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る無線通信端末の構成ブロック図である。尚、無線通信端末を「無線通信装置」と呼ぶことがある。
図2に示すように、本無線通信端末は、無線信号の送受を行う無線部201と、通話に伴う信号処理及び表示等の制御を行う制御部202と、利用者が文字データを入力する操作部203と、制御部202における処理プログラムや、各種データ等を記憶する記憶部204と、入力されたデータやメール情報を表示する表示部205とを有している。
本発明の実施の形態に関するATコマンドによるDoPa互換切替処理、及び、DoPa互換機能は、制御部202により実現できるものである。
[モード設定方法:図3]
従来使用していたDoPa無線通信端末301を、本発明の実施の形態に係る無線モジュールを搭載したFOMA無線通信端末302に置換えを行う際のモード設定方法について図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態に係るモード設定方法を示す図である。
DoPa無線通信端末301をFOMA無線通信端末302に置き換える場合には、予めDoPa無線通信端末301がどのような機種を使用しているか機種名を取得する必要がある(処理303)。
その後、FOMA無線通信端末302をデータ端末装置108に設置し、ATコマンドを使用し、どの機種で動作させるか、処理303で取得したデータと同じ機種名をデータベース304より選択する(305)。従って、FOMA無線通信端末302には、機種名を記憶したデータベース304を備えているものである。
選択が完了した後設定モードを抜け、再起動を行うことで設定が反映される。
[データ遅延のシーケンス:図4]
データ遅延を設定した場合の、データ遅延方法のシーケンスについて図4を参照しながら説明する。図4は、データ遅延を設定した場合の、データ遅延方法のシーケンスを示した図である。
シーケンスには、DTE(Data Terminal Equipment)端末、無線通信端末、NW(ネットワーク)があり、それぞれの動きを示している。データの流れを簡単に説明する。尚、図4では、無線通信端末はFOMA無線通信端末となり、DTE端末はDoPa無線通信端末に対応したデータ端末装置となる。
データ遅延させる箇所は、図4における(1)、(2)、(3)の3箇所は必要となる。その理由として、DoPaとFOMAの機種では応答スピードが異なるためである。
DTE端末側の制御ソフトを変更せずに、通信モジュールの取り付けだけを行い、データ通信を従来通りに行おうとすると、DTE端末側で受け取るデータを取りこぼしてしまうことが予測される。その場合、最悪の状況ではDTE端末側で誤動作してしまうことが考えられる。
このような誤動作を起こさないために、接続モジュールの通信速度及び通信方式に対応したデータ通信処理を行う必要がある。
図4において、(1)と(2)は取りこぼしが発生する可能性が大きいことから、遅延処理が必須となる。(3)においては装置全体の制御の統一を図るために遅延処理を実行する。ただし、(3)は、ユーザが選択により遅延処理を外すことが可能なものとする。
初めに、DTE端末からFOMA無線通信端末にATコマンドがインプットされ、無線通信端末がそのATコマンドを受け取り、正常に受け取れた場合にOKリザルトをDTE端末に返送する。
この時、OKリザルトを返送するために「A」msの時間を経過した後返送を行うが、ユーザがデータ遅延機能を設定した場合には、前記「A」msにユーザが設定した遅延時間(CHIEN¥TIME)を付与する(1)。ここで、「A」は規定値である。
これにより、DTE端末側でリザルトを取りこぼすことを防止でき、DoPaと同様の動作が可能になる。また、ユーザ設定のデータ遅延時間は、0msから100msの間で任意に設定ができるものとする。
更に、DTE端末から無線通信端末に対してDATAが送られた場合も、「A」msの遅延時間にユーザが設定した遅延時間(CHIEN¥TIME)を付与し(3)、受信データを無線通信端末からNWに対して送信する。
無線通信端末は、NWから正常にデータを受け取ったことを示すDATA−ACKを待ち、NWからDATA−ACKを受信した後に、DTE端末にDATA−ACKを送信してDATA送信が終了したことを知らせる。
この時、NWからDATA−ACKを受信してから、「A」msの時間経過後にDTE端末に対してDATA−ACKを送信しているが、ユーザがデータ遅延機能を設定した場合には前記「A」msにユーザが設定した遅延時間(CHIEN¥TIME)を付与する(2)。
これにより、DTE端末側でのDATAの取りこぼしを防止でき、DoPaと同様の動作が可能になる。また、ユーザ設定のデータ遅延時間は、0msから100msの間で任意に設定ができるものとする。
本実施の形態では、ユーザが設定するデータ遅延時間は、0msから100msと定めているが、使用する用途において、その範囲に限定されず、任意な時間設定が可能なものとする。
[遅延時間設定フロー:図5]
本実施の形態に係る遅延時間設定の処理について図5を参照しながら説明する。図5は、ユーザが指定する遅延時間設定処理のフローチャートである。
以下、説明する処理は、FOMA無線通信端末(以下、単に「無線通信端末」とする)において実行されるものである。
無線通信端末をコマンド入力モードに移行させ、コマンド入力画面を表示処理させる(501)。
次に、無線通信端末のコマンド入力画面において、ATコマンド入力処理を実施する(502)。
入力されたコマンドがデータ遅延の時間を設定するための専用コマンド(AT*CHIEN)であるか否かを判定し(503)、「AT*CHIEN」であれば(Yesの場合)、遅延させたい時間(ここでは、例として10msとする)“10”を入力し、遅延時間(CHIEN¥TIME)に設定する。
判定処理503で、「AT*CHIEN」でなければ(Noの場合)、処理を終了する。
遅延時間は、0ms〜100msの間で自由にユーザが設定できるものとする。これにより、図4の処理401のCHIEN¥TIMEに“10”が設定され(504)、OKリザルト表示の時間に“10ms”を付与し、OKリザルト表示の遅延及びOKリザルト返信の遅延を実行できるようになる(505)。
更に、通信モジュールからDTE端末側へDATA−ACKを送信する時間に“10ms”を付与し、図4の処理402のCHIEN¥TIMEに“10”が設定される(506)。そして、処理を終了する。
また、遅延時間により動作が正常にならない場合は、任意に遅延時間を再設定することで、ユーザが意図した動作をさせることが可能になる。
[データ遅延処理フロー:図6]
次に、本発明の実施の形態に係るデータ遅延処理について図6を参照しながら説明する。図6は、データ遅延処理のフローチャートである。
本発明の実施の形態に係るDoPa/FOMA互換機能付通信モジュールが起動され、データ受信待ち状態(601)で、データを受信した場合に、受信データが「ATコマンド」の受信か否かを判定する(602)。
受信データが「ATコマンド」である場合(Yesの場合)は、設定モード(接続する際にどのメーカのどのタイプのモデルに設定されているかのモード)とDoPa端末あるいは、FOMA端末の両方をサポートするかを判定し、遅延機能を実施するか判定を行う(603)。
ここでは、(設定モード=DoPa)で且つ、(種別=1(DoPa端末))であるか、または(種別=2(DoPa端末/FOMA端末両方))であるか判定する。
判定が上記いずれかの場合(Yesの場合)は、DTE端末に返す「OK」リザルトコードを、設定した遅延時間分遅らせてから送信する処理を行う(604)。
判定処理603で、上記いずれでもない場合(Noの場合)は、通常と同じ処理で「OK」リザルトコードは遅延させること無くDTE端末に送信する処理を行う(605)。
処理602で、受信データがATコマンドでなかった場合(Noの場合)、次に、受信データがDTE端末からのデータであるか否かを判定する(606)。
受信データがDTE端末からのものであれば(Yesの場合)、処理603の判定と同様に、(設定モード=DoPa)で且つ、(種別=1(DoPa端末))であるか、または(種別=2(DoPa端末/FOMA端末両方))であるか判定する(607)。
判定処理607で、上記いずれかの場合(Yesの場合)は、NWへ送信するDATAを、設定した遅延時間分遅らせてから送信する処理を行う(608)。
判定処理607で、上記いずれでもない場合(Noの場合)は、通常と同じ処理でDATAは遅延させること無くNWに送信する処理を行う(609)。
判定処理606で、受信データがDTE端末からのデータでない場合(Noの場合)、NWからDATA_ACKを受信したか否かを判定する(610)。
判定処理610で、受信したデータがNWからのDATA_ACK受信の場合は(Yesの場合)、判定処理603と同様に、(設定モード=DoPa)で且つ、(種別=1(DoPa端末))であるか、または(種別=2(DoPa端末/FOMA端末両方))であるか判定する(611)。
判定処理611で、上記いずれかの場合(Yesの場合)は、設定した遅延時間分遅らせてからDTE端末へDATA_ACKを送信する処理を行う(612)。
また、判定処理611で、上記いずれでもない場合(Noの場合)は、通常と同じ処理でDATA_ACKを遅延させること無くDTE端末へ送信する処理を行う(613)。
また、上記以外のデータを受信した場合(判定処理610で、受信データがNWからのDATA_ACKでない場合(Noの場合))は、従来通りの通信処理を行う(614)。
そして、DTE端末及びNWから終了指示があるか否かを判定し(615)、終了指示が無い場合(Noの場合)は、上記処理を繰り返すが、終了指示があった場合(Yesの場合)は、受信処理を終了する。
また、DTE端末側の制御で再送処理が可能なDTE端末を使用している場合は、一度DTE端末から通信モジュールに送信したデータを再送した際に、通信モジュールで再送データであることを認識できた場合には、通信モジュール側で、遅延時間(CHIEN¥TIME)を自動的に現在の設定時間よりも+10ms付与する遅延時間自動更新機能も有している。
これにより、DTE端末側でユーザが誤った遅延時間を設定していても、システムが自動的に補正し、正常なデータ通信が行えることとなる。
[実施の形態の効果]
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、従来のDoPa端末を最新のFOMA端末に入れ換える際に、従来使用していたDoPa無線通信端末の機種を設定することと、データ遅延時間の設定を行うことで、従来のDoPa無線通信端末とFOMA無線通信端末の動作を互換にすることが可能となり、ユーザに使い勝手の良いDoPa/FOMA互換機能を提供できる効果がある。
また、簡単な操作でDoPa/FOMA互換機能が設定できるので、操作性の向上を図ることができる効果がある。
[その他]
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、無線通信端末としてDoPa端末及びFOMA端末を例に挙げて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、既存の無線通信端末を、通信方式や通信速度が異なる他の無線通信端末に変更する際に適用することができる。
本発明は、従来機種(DoPa端末)から新機種(FOMA端末)に交換するに際して置き換えを容易にする無線通信装置に好適である。
101…管理センタ、 102−1,102−2…管理端末、 103…ルータ、 104…通信網、 105…交換機、 106…基地局、 107−1,107−2…無線通信端末、 108−1,108−2…データ端末装置、 201…無線部、 202…制御部、 203…操作部、 204…記憶部、 205…表示部、 301…DoPa無線通信端末、 302…FOMA無線通信端末

Claims (4)

  1. 無線通信装置であって、
    第1の通信方式により通信ネットワークに無線接続する他の無線通信装置に対応したデータ端末装置に接続可能であり、第2の通信方式により前記通信ネットワークに無線接続するものであり、
    前記第1の通信方式により通信ネットワークに無線接続する他の無線通信装置の機種によって動作させるモードを記憶するデータベースと、
    前記他の無線通信装置に対応したデータ端末装置に接続される際に、前記データベースに基づいて選択された前記他の無線通信装置の設定モードで動作する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記データ端末装置及び前記通信ネットワークから受信したデータについて、当該データの内容と設定モードを判定し、前記設定モードが前記他の無線通信装置のモードである場合に、当該データの内容に応じて前記データ端末装置又は前記通信ネットワークへ予め設定された時間分遅延させてデータを送信することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記データ端末装置から受信したデータがコマンドである場合に、当該コマンドに対する前記データ端末装置への応答を予め設定された時間分遅延させて送信することを特徴とする、請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記通信ネットワークから受信したデータの応答信号を前記データ端末装置へ送信する際に、前記予め設定された時間分遅延させることを特徴とする、請求項1または請求項2記載の無線通信装置。
  4. 前記予め設定された時間分遅延させてデータを送信する機能を起動するか否かを設定可能であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の無線通信装置。
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