JP2001186074A - 移動通信システムとその管理装置及び移動局装置 - Google Patents

移動通信システムとその管理装置及び移動局装置

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JP2001186074A
JP2001186074A JP36676799A JP36676799A JP2001186074A JP 2001186074 A JP2001186074 A JP 2001186074A JP 36676799 A JP36676799 A JP 36676799A JP 36676799 A JP36676799 A JP 36676799A JP 2001186074 A JP2001186074 A JP 2001186074A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 移動局のソフトウエア変更を効率良く正確に
行えるようにする。 【解決手段】 移動局MS1〜MSnからそのテスト発
呼を利用して自己のソフトウエア管理情報を送信してこ
の情報をソフトウエア管理センタCCの管理情報データ
ベース33aに登録する。そして、移動局MS1〜MS
nのソフトウエアを変更する際に、ソフトウエア管理セ
ンタCCにおいて、管理情報データベース33aの登録
内容をもとに変更対象の移動局をリストアップすると共
に、各移動局ごとに書き換え対象となるソフトウエアを
ブロック単位で指定して、その指定情報をソフトウエア
のオブジェクトコードと共に通信リンクを介して移動局
に転送し、これにより移動局が使用しているソフトウエ
アを部分的に書き換えるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話システ
ムやPHS(Personal Handyphone System)等の移動通
信システムに係わり、特に移動局のソフトウエアを網側
から無線回線を介して遠隔的に管理する機能を備えた移
動通信システムと、このシステムで使用される管理装置
及び移動局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信ニーズの増大に伴い、携
帯電話端末やPHS端末等の移動通信端末が急速に普及
している。この種の端末は一般に、無線信号の送受信動
作を行う無線部、入力キーや液晶表示器等を有する入出
力部、及びベースバンド処理部を備えている。このうち
ベースバンド処理部は、マイクロプロセッサやDSP
(Digital Signal Processor)を用いた制御部を有し、
ソフトウエアの制御により種々の通信制御や、音声信号
の符号復号化処理等を行っている。
【0003】ところで、この様な移動通信端末は、端末
の購入後にソフトウエアの書き換えが必要となる場合が
ある。これは、例えば網側が電子メールの送受信機能や
ブラウザ機能の追加等の新しいサービスを開始する場合
や、ソフトウエアにバグ等の不具合が発生した場合であ
る。この様な場合、従来では例えばユーザが移動通信端
末をサービス・ステーションに持ち込み、移動通信端末
の外部コネクタにパーソナル・コンピュータ等の保守端
末装置を接続する。そして、このパーソナル・コンピュ
ータから、移動通信端末の制御部を介してプログラムメ
モリに格納されているソフトウエアを書き換えることに
より対応している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な従来
のソフトウエア管理手法では、ユーザが端末をその都度
サービス・ステーションに持参しなければならず、ソフ
トウエアの書き換えに多くの手間と時間を要しきわめて
効率が悪い。また、ユーザの都合で端末をサービス・ス
テーションへ持参できない場合もあり、すべての端末に
対しもれなくソフトウエアの書き換えを行うことが困難
である。
【0005】一方、他のソフトウエア管理手法として、
移動通信端末のソフトウエアを網側から無線回線を介し
て書き換えるものが考えられている。この種の手法を用
いると、端末をサービス・ステーションに持ち込まずに
ソフトウエアの書き換えを行うことができるので、対象
となる多数の端末に対しもれなく効率良くソフトウエア
の書き換えを行うことができる。
【0006】しかし、移動通信端末には多種多様な機種
があり、また機種ごとにそれぞれ異なるハードウエア
(マイクロプロセッサ、DSP等)やソフトウエアを採
用している場合も多いため、ソフトウエアの書き換えが
必要な端末を如何に特定するか等、実施する上で解決し
なければならない課題が多く、未だ実現されていないの
が現状である。
【0007】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、移動局のソフトウエア
変更を効率良くしかも正確に行えるようにした移動通信
システムとその管理装置及び移動局装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、ソフトウエアによって動作する回路部を
有する複数の移動局と、これらの移動局が無線回線を介
して接続されてその交換接続処理を行う機能を備えた網
とを具備する移動通信システムにあって、上記移動局の
ソフトウエア記憶手段に、ソフトウエアを書き換え可能
な状態に記憶すると共に、上記網に、上記移動局が使用
するソフトウエアの管理情報が登録された管理情報記憶
手段と、ソフトウエア変更制御手段とを設ける。そし
て、このソフトウエア変更制御手段により、上記移動局
が使用するソフトウエアを変更する必要が生じた場合
に、上記管理情報記憶手段に登録されているソフトウエ
ア管理情報をもとに、該当する移動局のソフトウエア記
憶手段に記憶されているソフトウエアを、無線回線を介
して遠隔的に書き換えるように構成したものである。
【0009】したがってこの発明によれば、各移動局の
ソフトウエア管理情報が予め網の管理情報記憶手段に登
録され、ソフトウエアを変更する必要が生じると、上記
ソフトウエア管理情報をもとに変更対象の移動局が選択
される。このため、網側にとっては、移動局の台数が多
くまた機種が多種多様でそのソフトウエアがそれぞれ異
なる場合でも、変更対象の移動局を網側がもれなく正確
にかつ短時間に選択することができる。また、ソフトウ
エアの書き換えが無線回線を介して遠隔的に行われるの
で、多数台の移動局に対し比較的短期間のうちにソフト
ウエアの書き換えを完了することができる。すなわち、
網側にとっては多数台でかつ機種が多種多様な移動局に
対し、きわめて効率良くソフトウエア変更を行うことが
可能となる。一方、加入者にとっては自身の端末をサー
ビスステーションに持参する手間が不要となり、通常通
り使用しながら必要なソフトウエア変更をいち早くかつ
確実に行える利点がある。
【0010】またこの発明は、移動局にソフトウエアの
登録制御手段を持たせ、各移動局が自己のソフトウエア
の管理情報を無線回線を介して網に転送して管理情報記
憶手段に登録するように構成することも特徴とする。
【0011】このように構成することで、網側は各移動
局のソフトウエア管理情報を、移動局からの登録処理に
よって、例えば移動局による最初のテスト発呼時におい
て、管理情報記憶手段に登録することができ、これによ
り膨大な数の移動局のソフトウエア管理情報を効果的に
登録し管理することが可能となる。
【0012】さらにこの発明は、移動局のソフトウエア
記憶手段において、変更対象になり得るソフトウエアを
複数のブロックに分けて記憶し、かつ網は、移動局が使
用するソフトウエアを変更する必要が生じた場合に、管
理情報記憶手段に登録されているソフトウエア管理情報
をもとに変更対象のブロックを判定し、該当する移動局
のソフトウエア記憶手段に記憶されているソフトウエア
を、無線回線を介してブロック単位で選択的に書き換え
ることも特徴とする。
【0013】このように構成することで、ソフトウエア
の一部を変更する場合には、この変更部分を含むブロッ
クのみを書き換えることで対応できる。このため、常に
ソフトウエア全体を書き換える場合に比べ、ソフトウエ
アの変更を短時間に効率良く行うことができる。
【0014】さらにこの発明は、ソフトウエア変更制御
手段は、管理情報記憶手段に登録されているソフトウエ
ア管理情報をもとに、変更前のソフトウエアと新たなソ
フトウエアとの相違箇所を検出し、この相違箇所のみを
書き換えるための変更情報を無線回線を介して移動局に
転送して書き換えを行うことも特徴とする。
【0015】このように構成することで、ソフトウエア
の書き換えに際し網から移動局へは書き換えが必要な相
違箇所のみが転送されることになり、これにより転送情
報量を最小限に減らして短時間に効率の良いソフトウエ
ア変更が可能となる。
【0016】さらにこの発明は、網から転送されたソフ
トウエアを書き換えるための情報又は書き換え後のソフ
トウエアを表す情報を、移動局から無線回線を介して網
に返送し、網においてこの移動局から返送された情報を
当該移動局へ送信した情報と照合するようにしたことも
特徴とする。
【0017】このように構成することで、網は、移動局
においてソフトウエアの書き換えが正しく行われたか否
かを確認することができ、これによりソフトウエアの書
き換えの信頼性を高く保つことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係わる移動通
信システムの一実施形態を示す概略構成図である。
【0019】同図において、システムがカバーするサー
ビスエリアには複数の基地局BS1〜BSmが分散配置
されており、これらの基地局BS1〜BSmはそれぞれ
セルと呼ばれる無線ゾーンZ1〜Zmを形成している。
また基地局BS1〜BSmはそれぞれ有線回線を介して
移動通信交換装置MNWに接続され、この移動通信交換
装置MNWは加入電話網やコンピュータ・ネットワーク
により構成される有線通信網SNWに接続されている。
【0020】移動局MS1〜MSnは携帯電話端末や携
帯情報端末等からなり、上記無線ゾーンZ1〜Zm内に
おいて最寄りの基地局BS1〜BSmに無線回線を介し
て接続され、さらにこの基地局BS1〜BSmから移動
通信交換装置MNWに接続される。移動通信交換装置M
NWは、各移動局MS1〜MSnの動作状態や位置を管
理すると共に、発着呼に応じて移動局MS1〜MSn同
士、或いは移動局MS1〜MSnと有線通信網SNWに
接続されている有線端末TEL1〜TELkとの間の交
換接続処理を行う。
【0021】ところで、上記移動通信交換装置MNWに
は、例えば通信事業者や移動端末メーカ等が運営するソ
フトウエア管理センタCCが接続してある。このソフト
ウエア管理センタCCは、各移動局MS1〜MSnが使
用しているソフトウエアを管理するもので、次のように
構成される。図2はその機能構成を示すブロック図であ
る。
【0022】すなわち、ソフトウエア管理センタCCは
例えばサーバやワークステーションからなり、制御部3
0と、通信インタフェース部(通信I/F)31と、入
出力インタフェース部(入出力I/F)32と、記憶部
33とを備えている。
【0023】通信I/F31は、移動通信交換装置MN
Wとの間で情報の送受信を行う。入出力I/F32は、
キー入力部や表示部に対するマン・マシンインタフェー
ス機能と、DVDやCD−ROM、FDD等の外部記憶
媒体に対するインタフェース機能とを備え、さらにLA
N等の通信回線を介して他のパーソナル・コンピュータ
との間で情報転送を行うための通信インタフェース機能
も備える。
【0024】記憶部33は管理情報データベース33a
を備えている。この管理データベース33aには、移動
局MS1〜MSnが使用しているソフトウエアの管理情
報が移動局MS1〜MSnごとに格納されている。
【0025】制御部30は、管理情報登録制御手段30
aと、ソフトウエア変更制御手段30bとを備えてい
る。管理情報登録制御手段30aは、管理対象となる移
動局MS1〜MSnからソフトウエア管理情報の登録要
求が到来した場合に、この要求に応じ当該移動局MS1
〜MSnからそのソフトウエアの管理情報を受信して、
この受信した管理情報を上記管理情報データベース33
aに登録する。
【0026】図4は、この管理情報データベース33a
における管理情報の登録結果の一例を示すもので、各移
動局MS1〜MSnの機種情報U1,U2,…、使用中
のソフトウエアのバージョンV2,V3,…、及び製造
番号W2,W3,…が、移動局の電話番号DN1,DN
2,…に対応付けて格納してある。機種情報U1,U
2,…により、移動局が使用しているマイクロプロセッ
サの種類やOS(Operating System)が識別可能であ
る。
【0027】ソフトウエア変更制御手段30bは、入出
力部32を介してソフトウエアの変更指示が入力された
場合に、上記管理情報ベータベース33aの記憶内容を
参照して、対象となる移動局のリストを作成すると共
に、これらの移動局ごとにそのソフトウエア管理情報に
対応したソフトウエア書き換え情報を作成する。そし
て、上記対象となる移動局に対し順次無鳴動発呼して通
信リンクを形成し、この通信リンクを介して上記ソフト
ウエア書き換え情報を送出してソフトウエアの書き換え
処理を行わせる。
【0028】次に、移動局MS1〜MSnは次のように
構成される。図3はその構成を示す回路ブロック図であ
る。なお、ここではTDMA方式を採用した移動通信シ
ステムで使用される携帯電話端末を例示している。
【0029】同図において、図示しない基地局から無線
通信チャネルを介して到来した無線周波信号は、アンテ
ナ1およびアンテナ共用器(DUP)2を介して受信回
路(RX)3に入力され、ここで周波数シンセサイザ
(SYN)4から出力される受信局部発振信号とミキシ
ングされて受信中間周波信号に変換される。そして、こ
の受信中間周波信号は、A/D変換器7でサンプリング
されたのちディジタル復調回路(DEM)6に入力さ
れ、この復調回路6でフレーム同期およびビット同期が
とられたうえでディジタル復調される。
【0030】なお、上記受信回路3には受信電界強度検
出器が設けてあり、この受信電界強度検出器で検出され
た無線搬送波信号の受信電界強度RCSは、受信品質の
判定等を行うために制御回路(CONT)20に入力さ
れる。また、上記フレーム同期およびビット同期により
得られた同期情報も制御回路20に入力される。
【0031】上記ディジタル復調回路6から出力された
ディジタル復調信号には、ディジタル通話信号とディジ
タル制御信号とがあり、このうちディジタル制御信号は
制御回路20に取り込まれて識別される。これに対しデ
ィジタル通話信号は、誤り訂正復号回路(CHDEC)
8で誤り訂正復号される。そして、この誤り訂正復号さ
れたディジタル通話信号は、音声復号回路(SPDE
C)9で音声復号化処理が施され、さらにD/A変換器
10でアナログ通話信号に戻されたのち、スピーカ11
に供給されてこのスピーカ11から拡声出力される。
【0032】一方、マイクロホン12により入力された
送話信号は、A/D変換器13でサンプリングされたの
ち、音響エコーキャンセラ(AEC)14を介して音声
符号回路(SPCOD)15に入力され、ここで音声符
号化される。この音声符号化により得られた符号化ディ
ジタル送話信号は、制御回路20から出力されるディジ
タル制御信号とともに誤り訂正符号回路(CHCOD)
16で誤り訂正符号化が施されたのち、ディジタル変調
回路(MOD)18に入力される。
【0033】ディジタル変調回路18では、上記符号化
ディジタル送話信号に応じた変調信号が生成され、この
変調信号はD/A変換器17でアナログ信号に変換され
たのち送信回路(TX)5に入力される。送信回路5で
は、上記変調信号が送信無線周波信号に周波数変換され
たのち電力増幅される。そして、この送信回路5から出
力された無線周波信号は、アンテナ共用器2を介してア
ンテナ1から図示しない基地局へ向けて送信される。
【0034】なお、19はキー入力部(KEY)であ
り、これには発信キー、終了キー、ダイヤルキーおよび
各種機能キーが設けられている。また、21は液晶表示
器(LCD)であり、これには発信相手のダイヤル情報
や装置の動作状態等が表示される。24は外部インタフ
ェース(外部I/F)であり、これには例えば図示しな
いパーソナル・コンピュータやICカードが接続され
る。
【0035】また、電源としては例えばリチウムイオン
電池からなるバッテリ23を有しており、その出力電圧
は電源回路(POW)22に供給される。電源回路22
は、上記バッテリの出力電圧をもとに所定の動作電圧V
ccを生成して装置内の各回路に給電する。
【0036】ところで、制御回路25はマイクロプロセ
ッサを主制御部として有したもので、その機能として無
線通信制御や通話制御等の移動局としての通常の制御機
能に加えて、この発明に係わる新たな機能として管理情
報送信制御手段20aと、ソフトウエア書き換え制御手
段20bとを備えている。
【0037】管理情報送信制御手段20aは、移動局購
入後の最初のテスト発呼時において、ソフトウエア管理
センタCCに対し通信リンクを介して自己のソフトウエ
ア管理情報を送信する。このソフトウエア管理情報は、
先に図4で述べたように、電話番号と、機種情報と、使
用中のソフトウエアのバージョンと、製造番号とからな
る。
【0038】ソフトウエア書き換え制御手段20bは、
ソフトウエア管理センタCCから無鳴動着呼による通信
リンクの形成後に、ソフトウエア書き換え情報と共に新
たなソフトウエアが転送された場合に、ソフトウエア書
き換え情報に従い、記憶部25に格納されているソフト
ウエアのうち変更対象のソフトウエアを上記新たなソフ
トウエアに書き換える。
【0039】移動局のソフトウエア構造は、例えば図5
に示すごとく、基本ソフトウエア(OS:Operating Sy
stem)と、このOS上で機能するソフトウエア書き換え
制御用プログラム(SWC)と、ハードウエア・ドライ
バHWと、物理レイヤ制御用プログラムL1と、プロト
コルレイヤ制御用プログラムL2,L3と、その他のア
プリケーション・プログラムAとから構成される。
【0040】このうち、基本ソフトウエア及び書き換え
制御用プログラムは、書き換えができないようにROM
に格納されている。これに対しハードウエア・ドライバ
HW、物理レイヤ制御用プログラムL1、プロトコルレ
イヤ制御用プログラムL2,L3、及びその他のアプリ
ケーション・プログラムAは、それぞれ図5に示すよう
に、複数のブロックHW1,HW2,HW3、L11,
L12,L13、L21,L22,L23、L31,L
32,L33、A1〜A6に分けられたのち、書き換え
が可能な状態にフラッシュメモリに格納されている。
【0041】次に、以上のように構成された移動通信シ
ステムの動作を説明する。先ずソフトウエア管理情報の
登録制御は次のように行われる。図6はその制御手順と
制御内容を示すフローチャートである。
【0042】すなわち、移動局MS1〜MSnでは、購
入後にステップ6aでテスト発呼が行われる。ソフトウ
エア管理センタCCは、ステップ7aでテスト着呼の到
来監視を行っており、この状態で移動局MSiからテス
ト着呼が到来すると、ステップ7bで発呼元の移動局M
Siとの間に通信リンクを形成するための処理を実行す
る。このとき発呼元の移動局MSiも、上記ソフトウエ
ア管理センタCCによる通信リンク形成手順と同期し
て、ソフトウエア管理センタCCとの間に通信リンクを
形成するための処理を実行する。
【0043】さて、そうしてソフトウエア管理センタC
Cとの間に通信リンクが形成されると、移動局MSiは
ステップ6bからステップ6cに移行して、ここで自己
のソフトウエア管理情報を記憶部25から読み出してソ
フトウエア管理センタCCに向け送信する。このとき送
出するソフトウエア管理情報は、自己の電話番号と、機
種情報と、使用中のソフトウエアのバージョンと、製造
番号とから構成される。
【0044】これに対しソフトウエア管理センタCC
は、発呼元の移動局MSiからソフトウエア管理情報が
送られると、このソフトウエア管理情報をステップ7c
で受信したのち、ステップ7dで管理情報データベース
33aに登録するための処理を実行する。この結果、管
理情報データベース33aには、例えば図4に示すよう
に、移動局の電話番号DN1,DN2,…に対応付け
て、機種情報U1,U2,…、使用中のソフトウエアバ
ージョンV2,V3,…、及び製造番号W2,W3,…
が登録される。
【0045】そうして発呼元の移動局MSiから到来し
たソフトウエア管理情報の登録を終了すると、ソフトウ
エア管理センタCCはステップ7eからステップ7fに
移行して、ここで発呼元の移動局MSiへ登録完了通知
を送信し、続いてステップ7gで終話処理を実行して待
受状態に復帰する。
【0046】これに対し発呼元の移動局MSiは、ソフ
トウエア管理情報の送信終了後に、ステップ6dで登録
完了通知の到来を監視し、ソフトウエア管理センタCC
から登録完了通知が到来すると、ステップ6eで終話処
理を実行して待ち受け状態に移行する。
【0047】以後同様に、すべての移動局MS1〜MS
nのソフトウエア管理情報が、購入直後に行われるテス
ト発呼を利用して、ソフトウエア管理センタCCの管理
情報データベース33aにそれぞれ登録される。
【0048】さてこの状態で、システムで使用中の移動
局MS1〜MSnのうち、任意の機種のソフトウエアを
部分変更する必要が生じたとする。そうすると、ソフト
ウエア管理センタCC及び移動局MS1〜MSn間で
は、次のようにソフトウエアの変更処理が行われる。図
7は、その制御手順及び制御内容を示すフローチャート
である。
【0049】すなわち、いま仮に特定の機種の移動局に
使用している通話制御用プログラムをバージョンアップ
するか、又は通話制御用プログラムの一部に見つかった
不具合を修正する必要が生じたとする。この場合、例え
ばメーカ又は通信事業者の担当者は、ソフトウエア管理
センタCCにおいて変更対象の機種を指定した上で、記
憶媒体等により新たなソフトウエアを入力し、ソフトウ
エアの書き換え指示を入力する。
【0050】そうするとソフトウエア管理センタCC
は、ステップ9aからステップ9bに移行し、ここで管
理情報ベータベース33aの記憶内容を参照して、ソフ
トウエア変更対象となる移動局のリストを作成する。そ
して、ステップ9cにおいて、上記リストに従いソフト
ウエア変更対象となる移動局に対し一台ずつ順に無鳴動
発呼し、ステップ9dで通信リンクを形成するための処
理を実行する。
【0051】そして、ソフトウエア変更対象となってい
る任意の移動局MSjとの間に通信リンクが形成される
と、ステップ9eでこの移動局MSjが使用中のソフト
ウエアバージョン等を管理情報データベース33aの記
憶内容をもとにチェックし、書き換え対象となるソフト
ウエアのブロック(例えばL21)を決定する。そし
て、このブロックL21を指定するためのソフトウエア
書き換え情報を作成し、この情報を移動局MSjに向け
送信する。また、続いてステップ9fにより書き換えを
行うソフトウエアのオブジェクトコードを送信する。
【0052】以後同様に、書き換え対象のすべてのソフ
トウエアブロックについて、これを指定するソフトウエ
ア書き換え情報と、書き換えるソフトウエアのオブジェ
クトコードを繰り返し送信する。そして、すべてのソフ
トウエアブロックについての書き換え情報及びオブジェ
クトコードの送信が終了すると、ソフトウエア管理セン
タCCは書き換え情報の送信完了通知を移動局MSjへ
送信する。
【0053】これに対し各移動局MS1〜MSnは、待
受状態においてステップ8a及びステップ8bで発呼の
発生と着呼の到来をそれぞれ監視しており、この状態で
自己宛の着呼が到来すると、ステップ8cでこの着呼が
無鳴動着呼であるか否かを判定する。そして、例えば他
のユーザからの通常の着呼だった場合には、そのまま鳴
音発生器又はバイブレータ等の着信報知手段を駆動し
て、通常の着呼処理を実行する。
【0054】これに対し、いま仮にソフトウエア管理セ
ンタCCから、ソフトウエアの変更を要求する無鳴動着
呼が到来したとする。そうすると、移動局MSjはステ
ップ8dに移行してここで通信リンクを形成するための
処理を実行し、通信リンクが形成されるとステップ8e
でソフトウエア書き換えプログラムを起動する。このソ
フトウエア書き換えプログラムは、ソフトウエア管理セ
ンタCCとの間の通信リンクが形成されている期間中
に、物理レイヤ制御用プログラムL1、プロトコルレイ
ヤ制御用プログラムL2,L3に代わって通信リンクを
維持し、ソフトウエア管理センタCCから到来するソフ
トウエア書き換え情報及び書き換えソフトウエアのオブ
ジェクトコードをそれぞれ受信する。
【0055】上記ソフトウエア書き換え情報を受信する
と移動局MSjは、ステップ8fでこの書き換え情報に
より指定されたソフトウエアのブロックL21を選択
し、この選択したブロックL21に、ステップ8gによ
り上記オブジェクトコードを書き込む。
【0056】以後同様に、ソフトウエア管理センタCC
から、新たなソフトウエア書き換え情報及び書き換えソ
フトウエアのオブジェクトコードを受信するごとに、ソ
フトウエア書き換え情報により指定されるソフトウエア
ブロックに、書き換えるソフトウエアのオブジェクトコ
ードを書き込む処理を繰り返す。
【0057】そうして、書き換え対象のすべてのソフト
ウエアブロックについてソフトウエアのオブジェクトコ
ードの書き換えを終了し、ソフトウエア管理センタCC
から送信完了通知が到来すると、移動局MSjは書き換
え終了通知をソフトウエア管理センタCCへ送信する。
そして、ステップ8hからステップ8iに移行してここ
で終話処理を行い、待受状態に戻る。
【0058】これに対しソフトウエア管理センタCC
は、移動局MSjから書き換え終了通知を受信すると、
管理情報データベース33a内の該当する移動局に関す
るソフトウエア管理情報を更新する。そして、ステップ
9gからステップ9hに移行して、ここで終話処理を実
行する。
【0059】またソフトウエア管理センタCCは、最後
にステップ9iにおいて、先にステップ9bでリストア
ップした書き換え対象のすべての移動局についてのソフ
トウエア書き換え制御が終了したか否かを判定する。そ
して、まだ書き換えを行っていない移動局が残っていれ
ば、ステップ9cに戻ってこの移動局に対し無鳴動発呼
し、以後ステップ9c〜ステップ9hによるソフトウエ
ア書き換え制御を繰り返す。
【0060】以上述べたようにこの実施形態では、移動
局MS1〜MSnからそのテスト発呼を利用してソフト
ウエア管理情報を送信してこの情報をソフトウエア管理
センタCCの管理情報データベース33aに登録してい
る。そして、移動局MS1〜MSnのソフトウエアを変
更する際に、ソフトウエア管理センタCCにおいて、管
理情報データベース33aの登録内容をもとに変更対象
の移動局をリストアップすると共に、各移動局ごとに書
き換え対象となるソフトウエアをブロック単位で指定し
て、この指定情報をソフトウエアのオブジェクトコード
と共に通信リンクを介して移動局に転送し、これにより
移動局が使用しているソフトウエアを選択的に書き換え
るようにしている。
【0061】したがって、移動局のメーカ又は通信事業
者にとっては、移動局MS1〜MSnの台数が多くまた
機種が多種多様でそのソフトウエアがそれぞれ異なる場
合でも、変更対象の移動局をもれなく正確にかつ短時間
にリストアップすることができ、またソフトウエアの書
き換えが通信リンクを介して遠隔的に行われるので、多
数台の移動局MS1〜MSnに対し短期間のうちにソフ
トウエアの書き換えを完了することができる。
【0062】一方、移動局のユーザにとっては、自身の
端末をサービス・ステーションに持参する必要がなくな
り、これにより何ら手間をかけることなくソフトウエア
のバージョンアップ等にいち早くかつ確実に対応でき
る。
【0063】また、メーカ又は通信事業者は、各移動局
MS1〜MSnのソフトウエア管理情報をテスト発呼を
利用して収集して登録することができるので、膨大な台
数の移動局のソフトウエア管理情報を効果的に登録し管
理することができる。
【0064】さらに、移動局MS1〜MSnのソフトウ
エアをその種類やレイヤごとに複数のブロックに分け、
ソフトウエアの書き換えをこのブロック単位で行うよう
にしているので、常にソフトウエア全体を書き換える場
合に比べ、ソフトウエアの書き換え処理に要する時間を
大幅に短縮して処理効率の向上を図ることができ、また
移動局に必要なバッファメモリの容量を小さくすること
ができる。
【0065】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、ソフトウエア管理センタCC
から移動局に伝送したソフトウエア書き換え情報及びオ
ブジェクトコードを、移動局でバッファメモリに一旦記
憶したのちソフトウエア管理センタCCへ返送する。そ
して、ソフトウエア管理センタCCにおいて、この返送
された情報を送信した元の情報と照合し、両者が一致し
た場合に移動局へ書き込みを指示するように構成しても
よい。この様にすると、伝送誤り等による影響を低減し
て常に正確な書き換えを行うことができる。
【0066】また、書き換え終了後のソフトウエアを移
動局からソフトウエア管理センタCCへ伝送して、その
正誤をチッエックするようにしてもよく、さらにはこの
書き込み終了後のソフトウエアによりテスト発呼を行っ
てその動作をソフトウエア管理センタCCで確認し、正
常に動作しなかった場合には、再書き込みを実行するよ
うにしてもよい。
【0067】また、伝送誤りに起因するソフトウエアの
誤書き込みを防止するため、ソフトウエア管理センタC
Cと移動局との間に通信リンクを形成した状態で、移動
局において受信電界強度やBER(Bit Error Rate)、
干渉の有無をもとに伝送品質を判定し、この伝送品質の
判定結果が所定レベルに満たないときには、その旨をソ
フトウエア管理センタCCに通知して、移動局へのソフ
トウエアの書き込み制御を中止するようにしてもよい。
【0068】さらに、移動局において、ソフトウエア管
理センタCCから受信した新たなソフトウエア情報をバ
ッファメモリに一旦格納しておき、この受信したソフト
ウエアをもとにソフトウエア管理センタCCに対しテス
ト発呼を行う。そして、その動作をソフトウエア管理セ
ンタCCで確認し、正常に動作することが確認できた場
合にソフトウエア管理センタCCから移動局に書き込み
指示を与えて、バッファのソフトウエアを正規のメモリ
に書き込むように構成してもよい。
【0069】さらに、移動局に対するソフトウエアの書
き換え制御は、ユーザの使用頻度が低下する時間帯、例
えば深夜を選んで実行するとよい。この様にすると、ユ
ーザによる通常の使用状態にほとんど影響を及ぼすこと
なく、ソフトウエア変更を行いうる。
【0070】またその際、事前にソフトウエア管理セン
タから移動局に対し電子メール等を使用してソフトウエ
アの変更通知を送り、これにより夜間に移動局の電源を
投入しておくように報知するとよい。
【0071】さらに、ソフトウエアの変更通知に対しユ
ーザが承認を返送するようにし、承認が確認されたユー
ザについてのみソフトウエアの変更制御を実行するよう
にしてもよい。
【0072】また前記実施形態では、ソフトウエア管理
センタCCを、移動通信交換装置MNWに対し通信回線
を介して接続するようにしたが、移動通信交換装置MN
W内に局設備の一部として設けるようにしてもよく、ま
た各基地局BS1〜BSmに設けるようにしてもよい。
【0073】さらにこの発明は、PHSやPDC(Pers
onal Digital Cellular)、GSM(Global System For
Mobile Communication)等の既存のシステムの他に、
CDMA方式採用した無線通信システムにも適用可能で
ある。
【0074】その他、ソフトウエア管理センタ及び移動
局の構成や、ソフトウエア登録制御及びソフトウエア書
き換え制御の手順とその内容等についても、この発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、網
に、移動局が使用するソフトウエアの管理情報を登録し
た管理情報記憶手段と、ソフトウエア変更制御手段とを
設け、上記移動局が使用するソフトウエアを変更する必
要が生じた場合に、上記管理情報記憶手段に登録されて
いるソフトウエア管理情報を参照して、該当する移動局
のソフトウエアを無線回線を介して遠隔的に書き換える
ようにしている。
【0076】したがってこの発明によれば、移動局のソ
フトウエア変更を効率良くしかも確実に行うことを可能
にした移動通信システムとその管理装置及び移動局装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる移動通信システムの一実施
形態を示す概略構成図。
【図2】 図1に示したシステムにおけるソフトウエア
管理センタの構成を示す機能ブロック図。
【図3】 図1に示したシステムにおける移動局の構成
を示す回路ブロック図。
【図4】 図2に示したソフトウエア管理センタに設け
られた管理情報データベースにおけるソフトウエア管理
情報の登録結果の一例を示す図。
【図5】 図3に示した移動局のソフトウエア構造の一
例を示す図。
【図6】 図1に示したシステムのソフトウエア管理情
報の登録制御手順とその内容を示すフローチャート。
【図7】 図1に示したシステムのソフトウエア書き換
え制御手順とその内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
BS1〜BSm…基地局 Z1〜Zm…無線ゾーン MS1〜MSn…移動局 MNW…移動通信交換装置 SNW…有線通信網 TEL1〜TELk…有線端末 CC…ソフトウエア管理センタ 1…アンテナ 2…アンテナ切換器(SW) 3…受信回路(RX) 4…周波数シンセサイザ(SYN) 5…送信回路(TX) 6…ディジタル復調回路(DEM) 7,13…A/D変換器 8…誤り訂正復号回路(CHDEC) 9…音声復号回路(SPDEC) 10,17…D/A変換器 11…スピーカ 12…マイクロホン 14…音響エコーキャンセラ(AEC) 15…音声符号回路(SPCOD) 16…誤り訂正符号回路(CHCOD) 18…ディジタル変調回路(MOD) 19…キー入力部(KEY) 20…制御回路(CONT) 20a…管理情報送信制御手段 20b…ソフトウエア書き換え制御手段 21…液晶表示器(LCD) 22…電源回路(POW) 23…バッテリ 24…外部インタフェース部(外部I/F) 25…記憶部 30…制御部 30a…管理情報登録制御手段 30b…ソフトウエア変更制御手段 31…通信インタフェース部(通信I/F) 32…入出力インタフェース部(入出力I/F) 33…記憶部 33a…管理情報データベース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウエアによって動作する回路部を
    有する複数の移動局と、これらの移動局が無線回線を介
    して接続されてその交換接続処理を行う機能を備えた網
    とを具備し、 前記移動局は、自己のソフトウエアを書き換え可能な状
    態に記憶するソフトウエア記憶手段を備え、 前記網は、 前記移動局が使用するソフトウエアの管理情報を登録し
    た管理情報記憶手段と、 前記移動局が使用するソフトウエアを変更する必要が生
    じた場合に、前記管理情報記憶手段に登録されているソ
    フトウエア管理情報をもとに、該当する移動局のソフト
    ウエア記憶手段に記憶されているソフトウエアを、無線
    回線を介して遠隔的に書き換えるソフトウエア変更制御
    手段とを備えたことを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記移動局は、自己のソフトウエアの管
    理情報を無線回線を介して網に転送して前記管理情報記
    憶手段に登録する登録制御手段を、さらに備えたことを
    特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記ソフトウエア記憶手段は、変更対象
    になり得るソフトウエアを複数のブロックに分けて記憶
    し、 前記ソフトウエア変更制御手段は、移動局が使用するソ
    フトウエアを変更する必要が生じた場合に、前記管理情
    報記憶手段に登録されているソフトウエア管理情報をも
    とに変更対象のブロックを判定し、該当する移動局のソ
    フトウエア記憶手段に記憶されているソフトウエアを、
    無線回線を介してブロック単位で選択的に書き換えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 前記ソフトウエア変更制御手段は、管理
    情報記憶手段に登録されているソフトウエア管理情報を
    もとに、変更前のソフトウエアと新たなソフトウエアと
    の相違箇所を検出し、この相違箇所のみを書き換えるた
    めの変更情報を無線回線を介して移動局に転送して書き
    換えを行うことを特徴とする請求項1記載の移動通信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記移動局は、網から転送されたソフト
    ウエアを書き換えるための情報又は書き換え後のソフト
    ウエアを表す情報を無線回線を介して網に返送する手段
    をさらに備え、 かつ網は、ソフトウエアの書き換えのために移動局へ送
    信した情報と移動局から返送された情報とを照合する照
    合手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の
    移動通信システム。
  6. 【請求項6】 ソフトウエアによって動作する回路部を
    有する複数の移動局が無線回線を介して接続され、これ
    らの移動局の交換接続処理を行う網に設けられた管理装
    置において、 前記移動局が使用するソフトウエアの管理情報が予め登
    録された管理情報記憶手段と、 前記移動局が使用するソフトウエアを変更する必要が生
    じた場合に、前記管理情報記憶手段に登録されているソ
    フトウエア管理情報をもとに、該当する移動局のソフト
    ウエアを、無線回線を介して遠隔的に変更するソフトウ
    エア変更制御手段とを具備したことを特徴とする移動通
    信システムの管理装置。
  7. 【請求項7】 移動局装置が使用するソフトウエアの管
    理情報を記憶する管理情報記憶手段と、前記移動局装置
    が使用するソフトウエアを変更する必要が生じた場合
    に、前記管理情報記憶手段に登録されているソフトウエ
    ア管理情報をもとに、該当する移動局のソフトウエアを
    書き換えるための情報を移動局装置へ送出するソフトウ
    エア変更制御手段とを備えた網に、無線回線を介して接
    続される移動局装置であって、 自己のソフトウエアを書き換え可能な状態に記憶するソ
    フトウエア記憶手段と、 自己のソフトウエアの管理情報を、無線回線を介して網
    に転送して前記管理情報記憶手段に登録する登録制御手
    段と、 網からソフトウエアを変更するための情報が送られた場
    合に、当該情報に従い前記ソフトウエア記憶手段に記憶
    されているソフトウエアの書き換えを行うソフトウエア
    書き換え手段とを具備したことを特徴とする移動局装
    置。
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