JP5463965B2 - 画像形成装置、搬送装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、搬送装置およびプログラムに関する。
電子写真方式の画像形成装置で、機械(搭載部品)から検出される変動成分を持った時系列データを周波数解析することにより部品の状態を監視し、各部品の故障を予測する技術が知られている。
特許文献1では、搭載部品などの診断対象部における故障の有無を診断する目的で、診断対象部から検出される信号と基準データとの差を周波数解析し、周波数解析の結果から診断対象部の故障を判定する技術が提案されている。
しかしながら、特許文献1の方法では、正確な故障予測をするためには、高い分解能(周波数分解能)の周波数解析を行う必要があり、装置全体の処理の負荷が重くなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、処理負荷を増加させることなく、より正確に故障予測を行うことができる画像形成装置、搬送装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の部品それぞれから、前記部品の状態に応じて変化する時系列データを受け付ける受付部と、設定された周波数帯域を対象として、設定された周波数分解能で前記時系列データを周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成する解析部と、前記解析結果と予め定められた判定基準値とを比較し、比較結果に基づいて前記部品の異常を判定する判定部と、前記部品が異常であると判定された場合に、前記周波数分解能を増加し、かつ、異常であると判定された前記解析結果の周波数より高い周波数を除外して前記周波数帯域を制限する設定部と、を備え、前記解析部は、制限された前記周波数帯域を対象として、増加された前記周波数分解能で前記時系列データを再度周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成すること、を特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、複数の部品それぞれから、前記部品の状態に応じて変化する時系列データを受け付ける受付部と、設定された周波数帯域を対象として、設定された周波数分解能で前記時系列データを周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成する解析部と、前記解析結果と予め定められた判定基準値とを比較し、比較結果に基づいて前記部品の異常を判定する判定部と、前記部品が異常であると判定された場合に、前記周波数分解能を増加し、かつ、異常であると判定された前記解析結果の周波数より高い周波数を除外して前記周波数帯域を制限する設定部、として機能させ、前記解析部は、制限された前記周波数帯域を対象として、増加された前記周波数分解能で前記時系列データを再度周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成する、プログラムである。
本発明によれば、処理負荷を増加させることなく、より正確に故障予測を行うことができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態にかかる複合機の概略構成を示す図である。 図2は、複合機の故障予測機能に関連する構成の概要図である。 図3は、第1の実施の形態の故障予測部の詳細な機能ブロック図である。 図4は、周波数解析条件設定部の機能を説明するための説明図である。 図5は、同じ周波数特性のデータを低い分解能で測定した結果と高い分解能で測定した結果を比較した図である。 図6は、異常判定方法の他の例を説明するための図である。 図7は、第1の実施の形態における故障予測処理の全体の流れを示すフローチャートである。 図8は、第2の実施の形態にかかる複合機の故障予測機能に関連する構成の概要図である。 図9は、搬送ローラを故障予測機能の対象とする場合の構成例を示す図である。 図10は、切替信号を出力するタイミングを説明するための図である。 図11は、切替信号を出力するタイミングの他の例を説明するための図である。 図12は、他の切替手法による故障予測処理の全体の流れを示すフローチャートである。 図13は、切替信号を出力するタイミングのさらに別の例を説明するための図である。 図14は、さらに他の切替手法による故障予測処理の全体の流れを示すフローチャートである。 図15は、ドラムモータの周波数特性のデータを低い分解能で測定した結果と高い分解能で測定した結果を比較した図である。 図16は、第1および第2の実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、搬送装置およびプログラムの一実施の形態を詳細に説明する。
なお、以下では、本発明の画像形成装置および搬送装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、適用可能な装置はこれに限られるものではない。部品の状態を判定可能な時系列データを得ることができる装置であれば、あらゆる装置に適用できる。例えば、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる複合機1は、エンコーダや速度指示値等を出力する機械などから得られる変動成分を有するデータを周波数解析し、複合機1に含まれる各部品の状態を監視し、各部品の故障を予測する。通常状態では、多数ある監視箇所(部品)を、広い周波数帯域で分解能を粗くし、順番に周波数解析を実行する。通常状態の周波数解析で異常が検出された場合、異常が検出された周波数帯域に解析の範囲を絞り、かつ、分解能を増加させてより正確な周波数解析を行う。これにより、システム全体の処理の負荷を重くすることなく、正確な故障予測をすることができる。
図1は、第1の実施の形態にかかる複合機1の概略構成を示す図である。図1に示すように、複合機1は、給紙装置2と、給紙搬送対象の用紙4と、複数枚の用紙4を収容する用紙積載部(給紙トレイ)3と、FRR(Feed Riverse Roller)給紙方式によるFRR給紙部5と、縦搬送部(搬送経路)6と、用紙4を送り出すピックアップローラ7と、用紙4を1枚ずつ給紙するフィードローラ8と、正回転/逆回転し、重送防止機能を有するリバースローラ9と、給紙直後の用紙4を検知する給紙センサ10A〜10Cと、縦搬送部6の搬送ローラ11と、縦搬送部6の用紙4を検知するとONになる縦搬送センサ12A〜12Cとを備えている。なお、上記のセンサとしては、たとえば発光素子と受光素子とが一体化された反射型フォトインタラプタなどの光学センサを用いる。
また、複合機1は、静電潜像を形成する感光体18と、感光体18上の画像とタイミングをとって用紙4を搬送するレジストローラ部16と、レジストローラ部16へ用紙4を搬送する中継ローラ13と、中継ローラ13部分に到達した用紙4を検知する中継センサ14と、レジストローラ部16の直前に配置され、用紙4の先端を検知するレジストセンサ15と、感光体18上の画像を用紙4に転写して搬送する転写部17と、を備えている。なお、この図1は電子写真方式で画像を形成するもので他の必要な機構については省略している。
FRR給紙方式とは、ピックアップローラ7、フィードローラ8、トルクリミッタを内蔵し、正回転(給紙方向)/逆回転(戻し方向)するリバースローラ9、による多数枚送り防止機能を有する給紙方式である。すなわち、FRR給紙方式は、フィードローラ8とリバースローラ9が通常は給紙方向に連れ周りしているが、両ローラのニップ部分に2枚以上の用紙4が進入した場合、リバースローラ9が逆回転して2枚以降の用紙4を戻す機構を有する給紙方式である。なお、各ローラは表層部分が高摩擦係数、高耐久性のゴム材で形成されている。
図1に示す複合機1は、下部に3段の用紙積載部3を有する。以下、3段目の給紙部分から用紙4を給紙する場合を例にとって画像形成処理の概要を説明する。3段目の用紙積載部3上に積載された用紙4は、3段目のFRR給紙部5、および縦搬送部6を経てレジストローラ部16に達して一時停止する。レジストローラ部16が停止することでそのニップ部分で用紙4がやや過分送り状態で停止し、所定のレジスト調整作業(感光体18上の画像との位置合わせ、スキュー補正)を経た後に、レジストローラ部16が再起動し、再び搬送する。その後、用紙4はトナー画像が転写され、加熱および圧力の作用によって定着処理された後に機外に排紙される。
図2は、複合機1の故障予測機能に関連する構成の概要図である。図2に示すように、複合機1は、部品の故障予測機能に関連する構成として、モータ21a、21bと、ギア22a、22bと、エンコーダ23a、23bと、ローラ24a、24bと、モータ制御部30a、30bと、故障予測部100と、を備えている。
ローラ24a、24bは、故障を予測する機械(部品)の一例であり、例えば図1の各ローラに相当する。モータ21a、21bは、それぞれローラ24a、24bを駆動する駆動源である。ギア22a、22bは、それぞれモータ21a、21bの回転をローラ24a、24bに伝達する。エンコーダ23a、23bは、それぞれローラ24a、24bの回転軸と同軸に接続され、ローラ24a、24bの回転に応じたパルス信号を発生する。
なお、故障を予測する対象となる部品はローラ24a、24bに限られるものではない。回転に応じたパルス信号のように、部品の状態に応じて変化する時系列データを検出可能であるものであればあらゆる部品を対象とすることができる。
モータ制御部30a、30bは、それぞれモータ21a、21bの回転を制御する。故障予測部100は、エンコーダ23a、23bから時系列データ(パルス信号)を入力し、時系列データを周波数解析して各部品の異常(故障)の有無を判定する。故障予測部100の詳細な構成は後述する。
次に、故障予測部100の詳細な機能構成について説明する。図3は、第1の実施の形態の故障予測部100の詳細な機能ブロック図である。図3に示すように、故障予測部100は、データ受付部101と、周波数解析部102と、異常状態判定部103と、周波数解析条件設定部104と、メモリ120と、を備えている。
メモリ120は、故障予測部100による処理で利用する各種データを記憶する。メモリ120は、周波数解析結果記憶部121と、判定基準データ記憶部122と、判定結果記憶部123とを備えている。周波数解析結果記憶部121は、周波数解析の解析結果を記憶する。判定基準データ記憶部122は、異常状態判定部103が判定のために用いる予め定められた判定基準値を記憶する。判定結果記憶部123は、異常状態判定部103により出力された判定結果を記憶する。
データ受付部101は、故障予測の対象として定められた各部品から、各部品の状態に応じて変化する時系列データを受け付ける。データ受付部101は、異常状態判定部103からの信号を元に、複数の部品のうち、時系列データを取込む部品を切替えて時系列データを受け付ける。時系列データの受付方法はこれに限られるものではなく、周波数解析部102が所望の部品の時系列データを取得できる方法であればあらゆる方法を適用できる。
周波数解析部102は、周波数解析条件設定部104により設定された解析モードで時系列データを周波数解析し、周波数ごとの解析結果を生成する。解析モードとしては、簡易解析モードと、詳細解析モードとが設定できる。簡易解析モードは、広い周波数帯域を対象として、分解能を低くして周波数解析するモードである。詳細解析モードは、必要最小限に制限した狭い周波数帯域を対象として、分解能を増加させて周波数解析するモードである。
本実施の形態では、周波数解析部102は、FFT(Fast Fourier Transform(高速フーリエ変換))により時系列データを解析する。なお、適用可能な解析手法はFFTに限られず、周波数帯域や精度(分解能等)を変更できるものであればウェーブレット変換などの他の解析手法を用いてもよい。
異常状態判定部103は、周波数解析の解析結果を参照し、各部品の異常を判定する。例えば、異常状態判定部103は、周波数解析で得られたゲインと、判定基準データ記憶部122に記憶された判定基準値とを周波数ごとに比較し、ゲインが判定基準値を超えた場合に、当該部品に異常が発生したと判定する。異常状態判定部103は、判定結果を判定結果記憶部123、および、故障予測部100の外部に出力する。
周波数解析条件設定部104は、異常状態判定部103からの信号を元に、周波数解析部102が次に実行する周波数解析の周波数帯域および分解能などの解析条件を設定する。周波数解析条件設定部104は、異常が発生していない状態(通常状態)では、周波数帯域が広く分解能が粗い簡易解析モードを設定する。また、周波数解析条件設定部104は、異常が発生している状態では、周波数帯域が狭く分解能が細かい詳細解析モードを設定する。
図4は、周波数解析条件設定部104の機能を説明するための説明図である。図4の左のグラフは、異常が発生していない状態で簡易解析モードにより周波数解析された解析結果を表している。また、図4の右のグラフは、異常が発生した状態で詳細解析モードにより周波数解析された解析結果を表している。図4では、周波数f(Hz)に対するゲイン(dB)を表す周波数特性を解析結果として表している。
図4の左のグラフは、簡易解析モードでの解析により、判定基準値を超える異常データ401が検出された例を示している。この場合、異常状態判定部103は、対象部品に異常が生じていると判定する。周波数解析条件設定部104は、異常が発生している周波数成分を特定し、特定した周波数成分より高い周波数を除外した領域まで周波数帯域を制限する。また、周波数解析条件設定部104は、制限した周波数帯域で解析する周波数のサンプル数を増やすことで分解能を高める。例えば、周波数解析条件設定部104は、正確な故障判定に必要な精度が得られる予め定められた値までサンプル数を増加する。このように、必要な周波数帯域に絞り分解能を上げた解析を行うことで、無駄な処理時間をかけずに精度の高い解析が可能となる。
図5は、同じ周波数特性のデータを低い分解能で測定した結果と高い分解能で測定した結果を比較した図である。上述のように、周波数のサンプル数で分解能を調節可能であり、サンプル数が多いほど分解能が高い解析となる。
図5の左のグラフに示すように、分解能が低い解析の場合には、サンプリング間のピーク値の合計が解析結果として得られる。したがって、図5の右のグラフのデータ501およびデータ502のように、分解能を高くした解析結果では判定基準値を超えていない場合であっても、分解能が低い解析では判定基準値を超える異常データ401として観察される場合がある。
そこで、本実施の形態では、異常状態判定部103が、詳細解析モードによる周波数解析の解析結果を再度異常判定し、異常の有無を確認する。これにより、より正確な異常判定が可能となる。
なお、異常状態判定部103による異常判定方法は上記に限られるものではない。図6は、異常判定方法の他の例を説明するための図である。図6の例では、異常状態判定部103は、まず、得られた周波数解析結果(図6右上グラフ)と、予め定められた基準周波数特性(図6左上グラフ)との差分(図6左下グラフ)を算出する。そして、異常状態判定部103は、得られた差分が判定基準値を超えた場合に異常と判断する。
図4〜図6の例では、判定基準値を1つとして説明していたが、例えば周波数の範囲に応じて異なる複数の判定基準値を用いてもよい。また、判定基準値は、部品の種類ごとに変更してもよい。
次に、このように構成された第1の実施の形態にかかる複合機1による故障予測処理について図7を用いて説明する。図7は、第1の実施の形態における故障予測処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、故障予測部100は、最初に解析する解析箇所(部品)と解析条件とを設定する(ステップS11)。例えば、データ受付部101が、最初に解析するローラ24の時系列データを受け付けるように部品を切替える。また、周波数解析条件設定部104が、簡易解析モードとなるように周波数解析の解析条件を設定する。
次に、故障予測部100は、故障予測機能の動作を終了するか否かを判定する(ステップS12)。例えば、故障予測部100は、すべての部品の解析が終了した場合に、故障予測機能を終了すると判定する。
動作を終了しない場合(ステップS12:No)、周波数解析部102が、簡易解析モードで周波数解析を実行し(ステップS13)、解析結果を周波数解析結果記憶部121に記憶する(ステップS14)。
次に、異常状態判定部103が、解析結果と判定基準値とを比較し、当該部品の異常の有無を判定し(ステップS15)、判定結果を判定結果記憶部123に記憶する。
異常があると判定された場合(ステップS15:Yes)、異常状態判定部103は、異常が発生している箇所の周波数を周波数解析条件設定部104に出力する。周波数解析条件設定部104は、周波数解析のモードを詳細解析モードに変更する。すなわち、周波数解析条件設定部104は、異常が発生している箇所より高い周波数を除外して解析する周波数帯域を絞り、正確な故障予測に必要な精度まで分解能を上げるように変更した解析条件を設定する(ステップS16)。
次に、周波数解析部102は、設定された周波数帯域および分解能で、再度時系列データの周波数解析を実行し(ステップS17)、解析結果を周波数解析結果記憶部121に記憶する(ステップS18)。
次に、異常状態判定部103が、解析結果と判定基準値とを比較し、当該部品の異常の有無を判定し(ステップS19)、判定結果を判定結果記憶部123に記憶する。
異常があると判定された場合(ステップS19:Yes)、異常状態判定部103は、外部に異常が発生したことを通知する(ステップS20)。
異常の発生を通知した後、ステップS15で異常がないと判定された場合(ステップS15:No)、および、ステップS19で異常がないと判定された場合(ステップS19:No)、異常状態判定部103は、データ受付部101に対して解析箇所(部品)の切替信号を出力する。データ受付部101は、切替信号に応じて次の部品に切り替え(ステップS21)、処理を繰り返す。なお、図7では省略しているが、詳細解析モードによる解析を実行した場合は、次の部品を解析する前に、周波数解析条件設定部104が、周波数解析のモードを簡易解析モードに設定する。
このように、第1の実施の形態では、通常状態では、広い周波数帯域で分解能を粗くした簡易解析モードで周波数解析を実行する。簡易解析モードの周波数解析で異常が検出された場合、異常が検出された周波数帯域を含む最小限の領域に解析の範囲を絞り、分解能を増加させた詳細解析モードで周波数解析を行う。これにより、システム全体の処理負荷を増加させることなく、正確な故障予測を行うことができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、4色に対応する4つの感光体ドラムを備え、カラー画像を形成可能な複合機に適用した例を説明する。図8は、第2の実施の形態にかかる複合機801の故障予測機能に関連する構成の概要図である。
実際の複合機801では、故障予測を行う解析箇所(部品)は多数存在しうる。図8は、簡単化のためドラムモータである4つのモータ21a〜21dのみを対象とする故障予測機能を搭載した例を記載している。
図8に示すように、複合機801は、モータ21a〜21dと、モータ21a〜21dにそれぞれ対応するエンコーダ23a〜23dと、中間転写ベルト811と、2次転写部812と、搬送ローラ813、814と、故障予測部100と、を備えている。
モータ21a〜21dは、Y(Yellow)、M(Magenta)、C(Cyan)、Bk(Black)の4色の感光体ドラム(図示せず)それぞれを駆動するドラムモータである。中間転写ベルト811は、搬送ローラ813および814により移動され、感光体ドラム上に担持された現像剤が転写される。2次転写部812は、中間転写ベルト811上に担持された多色現像剤像を、中間転写ベルト811上に保持された用紙に転写する。
なお、このような構成で用いられる搬送ローラ813および814を、故障予測機能の対象とする部品としてもよい。図9は、搬送ローラ813、814を故障予測機能の対象とする場合の構成例を示す図である。
図9に示すように、搬送ローラ813、814は、それぞれモータ21a、21bにより駆動される。また、エンコーダ23a、23bが、それぞれ搬送ローラ813、814の回転に応じたパルス信号を発生する。したがって、このパルス信号を時系列データとして、故障予測部100が搬送ローラ813、814の故障を予測するように構成することができる。
故障予測部100の機能は第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
ここで、複数の解析箇所(部品)のうち、解析する部品を切り替えるタイミングについて説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態で説明したように、所定の順序で解析箇所(部品)を切替えて簡易解析モードによる周波数解析を行い、異常が確認された場合は、該当部品に対して直ちに詳細解析モードによる周波数解析を行う。
図10は、切替信号を出力するタイミングを説明するための図である。例えば、周波数解析部102は、Blackに対応するドラム21d(ドラムBk)から簡易解析モードによる周波数解析を開始する(ステップS31)。そして、Cyanに対応するドラム21c(ドラムC)の周波数解析(ステップS32)の解析結果から、異常状態判定部103が異常を確認した場合は、周波数解析部102は、Magentaに対応するドラム21b(ドラムM)の解析の前に、ドラムCに対する詳細解析モードによる周波数解析を実行する(ステップS33)。その後、異常状態判定部103は、解析箇所をドラムMに切り替える切替信号をデータ受付部101に出力する。すなわち、異常状態判定部103は、異常と判定した場合に、詳細解析モードによる周波数解析が実行された後に、次の部品に切り替えるための切替信号を出力する。
この後、周波数解析部102は、ドラムMに対する簡易解析モードによる周波数解析(ステップS34)、および、Yellowに対応するドラム(ドラムY)を駆動するモータ21aに対する簡易解析モードによる周波数解析(ステップS35)を実行する。
第1の実施の形態で説明した図7のフローチャートは、このようなタイミングで解析箇所を切り替えて順次故障を検出する処理の詳細を示している。
切替信号の出力タイミングはこれに限られるものではなく、以下のようなタイミングで切替信号を出力するように構成してもよい。
図11は、切替信号を出力するタイミングの他の例を説明するための図である。図11は、簡易解析モードによる周波数解析をすべての解析箇所に対して行った後(ステップS41〜ステップS44)、異常が確認された解析箇所に切り替えて詳細解析モードによる周波数解析(ステップS45)を行う切替手法を表している。
図12は、このような切替手法による故障予測処理の全体の流れを示すフローチャートである。ステップS51からステップS54までは、図7のステップS11からステップS14までと同様の処理であるため説明を省略する。
ステップS54で解析結果を記憶した後、異常状態判定部103は、解析結果と判定基準値とを比較し、当該部品の異常の有無を判定し、判定結果を判定結果記憶部123に記憶する(ステップS55)。次に、異常状態判定部103は、解析箇所が一巡したか否か、すなわち、すべての解析箇所(部品)を判定したかを判断する(ステップS56)。異常状態判定部103は、例えば、周波数解析結果記憶部121に記憶されている解析結果数を参照すること等により、すべての解析箇所を判定したかを判断する。
解析箇所が一巡していない場合(ステップS56:No)、異常状態判定部103は、データ受付部101に対して解析箇所(部品)の切替信号を出力する。データ受付部101は、切替信号に応じて次の部品に切り替え(ステップS65)、処理を繰り返す。
解析箇所が一巡した場合(ステップS56:Yes)、異常状態判定部103は、簡易解析モードによる周波数解析で異常と判定された箇所が存在するか否かを判定する(ステップS57)。異常箇所が存在しない場合(ステップS57:No)、異常状態判定部103は、例えば、さらに切替信号を出力する。これにより、再度最初から故障予測処理を繰り返される。
異常箇所が存在する場合(ステップS57:Yes)、異常状態判定部103は、解析箇所を異常箇所に切り替える切替信号を出力する。データ受付部101は、切替信号に応じた解析箇所に切り替える(ステップS58)。
ステップS59からステップS61までは、図7のステップS16からステップS18までと同様の処理であるため説明を省略する。
次に、異常状態判定部103が、解析結果と判定基準値とを比較し、当該部品の異常の有無を判定し(ステップS62)、判定結果を判定結果記憶部123に記憶する。
異常があると判定された場合(ステップS62:Yes)、異常状態判定部103は、外部に異常が発生したことを通知する(ステップS63)。
異常の発生を通知した後、および、ステップS62で異常がないと判定された場合(ステップS62:No)、異常状態判定部103は、簡易解析モードによる周波数解析で他に異常と判定された箇所が存在するか否かを判断する(ステップS64)。他の異常箇所が存在する場合(ステップS64:Yes)、異常状態判定部103は、解析箇所を当該異常箇所に切り替える切替信号を出力する。
他の異常箇所が存在しない場合(ステップS64:No)、異常状態判定部103は、例えば、さらに切替信号を出力する。これにより、再度最初から故障予測処理を繰り返される。
このような切替手法によれば、簡易解析モードによる周波数解析の解析結果を、外部に対して早期に出力することができる。
図13は、切替信号を出力するタイミングのさらに別の例を説明するための図である。図13は、簡易解析モードによる周波数解析(ステップS71、ステップS78)で異常が確認された解析箇所は、他の解析箇所の簡易解析モードによる周波数解析(ステップS72、ステップS74、ステップS76)が実行されるごとに、詳細解析モードによる周波数解析(ステップS73、ステップS75、ステップS77)を行う切替手法を表している。これにより、詳細解析モードによる周波数解析の回数を増加させることができる。
図14は、このような切替手法による故障予測処理の全体の流れを示すフローチャートである。図14は、ステップS56が削除された点が、図12のフローチャートと異なっている。
すなわち、図12の切替手法では、解析箇所が一巡した後に、詳細解析モードによる周波数解析を実行していたのに対し、図14の切替手法では、各解析箇所の簡易解析モードによる周波数解析が終了するごとに、異常が確認されたすべての解析箇所に対する詳細解析モードによる周波数解析を実行する。
以下に、ドラムモータの周波数特性を例に周波数解析条件設定部104の機能について説明する。図15は、ドラムモータの周波数特性のデータを低い分解能で測定した結果と高い分解能で測定した結果を比較した図である。
簡易解析モードで解析を行った結果、10Hzの周波数成分で異常データ1501が確認できる。このため、周波数解析条件設定部104は、詳細解析モードで解析を行うように解析モードを変更する。すなわち、周波数解析条件設定部104は、簡易解析モードでの解析で異常データ1501の発生を確認した10Hzよりも高い周波数帯域を解析対象から外す。さらに、周波数解析条件設定部104は、絞った周波数帯域で解析する周波数のサンプル数を増やすことで分解能を高める。
上述のように、分解能が低い解析の場合には、サンプリング間のピーク値の合計が解析結果として得られる。このため、図15の左のグラフに示すように、判定基準値を超える異常データ1501が観察される。一方、分解能を高くして周波数解析した場合は、異常となっていた10Hzの周波数成分が、10Hzのドラムモータ本来の回転による周波数成分1502と、異常により発生している9.5Hzの周波数成分1503と、に分かれて観察される。この例では、異常により発生している9.5Hzの周波数成分1503は、異常のレベルには達していない。すなわち、簡易解析モードでは異常と判定された場合であっても、詳細解析モードでは異常ではないと判定することができる。
図16は、第1および第2の実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図16に示すように、この複合機は、コントローラ510とエンジン部(Engine)560とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ510は、複合機全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部560は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部560には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ510は、CPU511と、ノースブリッジ(NB)513と、システムメモリ(MEM−P)512と、サウスブリッジ(SB)514と、ローカルメモリ(MEM−C)517と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)516と、ハードディスクドライブ(HDD)518とを有し、ノースブリッジ(NB)513とASIC516との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス515で接続した構成となる。また、MEM−P512は、ROM(Read Only Memory)512aと、RAM(Random Access Memory)512bと、をさらに有する。
CPU511は、複合機の全体制御をおこなうものであり、NB513、MEM−P512およびSB514からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB513は、CPU511とMEM−P512、SB514、AGP515とを接続するためのブリッジであり、MEM−P512に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P512は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM512aとRAM512bとからなる。ROM512aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM512bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB514は、NB513とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB514は、PCIバスを介してNB513と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC516は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP515、PCIバス、HDD518およびMEM−C517をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC516は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC516の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C517を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部560との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC516には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)530、USB(Universal Serial Bus)540、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース550が接続される。操作表示部520はASIC516に直接接続されている。
MEM−C517は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)518は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP515は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P512に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、第1および第2の実施の形態の複合機で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
第1および第2の実施の形態の複合機で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供するように構成してもよい。
さらに、第1および第2の実施の形態の複合機で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、第1および第2の実施の形態の複合機で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
第1および第2の実施の形態の複合機で実行されるプログラムは、上述した各部(データ受付部、周波数解析部、異常状態判定部、周波数解析条件設定部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
1、801 複合機
2 給紙装置
3 用紙積載部
4 用紙
5 FRR給紙部
6 縦搬送部
7 ピックアップローラ
8 フィードローラ
9 リバースローラ
10A〜10C 給紙センサ
11 搬送ローラ
12A〜12C 縦搬送センサ
13 中継ローラ
14 中継センサ
15 レジストセンサ
16 レジストローラ部
17 転写部
18 感光体
21a〜21d モータ
22a、22b ギア
23a〜23d エンコーダ
24a、24b ローラ
30a、30b モータ制御部
100 故障予測部
101 データ受付部
102 周波数解析部
103 異常状態判定部
104 周波数解析条件設定部
120 メモリ
121 周波数解析結果記憶部
122 判定基準データ記憶部
123 判定結果記憶部
811 中間転写ベルト
812 2次転写部
813、814 搬送ローラ
特開2004−245709号公報

Claims (6)

  1. 複数の部品それぞれから、前記部品の状態に応じて変化する時系列データを受け付ける受付部と、
    設定された周波数帯域を対象として、設定された周波数分解能で前記時系列データを周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成する解析部と、
    前記解析結果と予め定められた判定基準値とを比較し、比較結果に基づいて前記部品の異常を判定する判定部と、
    前記部品が異常であると判定された場合に、前記周波数分解能を増加し、かつ、異常であると判定された前記解析結果の周波数より高い周波数を除外して前記周波数帯域を制限する設定部と、を備え、
    前記解析部は、制限された前記周波数帯域を対象として、増加された前記周波数分解能で前記時系列データを再度周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成すること、
    特徴とする画像形成装置。
  2. 前記設定部は、前記部品が異常であると判定された場合に、前記解析部により他の前記部品が周波数解析される前に、前記周波数分解能を増加し、かつ、前記周波数帯域を制限し、
    前記解析部は、制限された前記周波数帯域を対象として、増加された前記周波数分解能で、異常であると判定された前記部品の前記時系列データを再度周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記設定部は、前記部品が異常であると判定された場合に、前記解析部により他のすべての前記部品が周波数解析された後に、前記周波数分解能を増加し、かつ、前記周波数帯域を制限し、
    前記解析部は、制限された前記周波数帯域を対象として、増加された前記周波数分解能で、異常であると判定された前記部品の前記時系列データを再度周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記設定部は、前記部品が異常であると判定された場合に、前記解析部により他の前記部品それぞれが周波数解析されるごとに、前記周波数分解能を増加し、かつ、前記周波数帯域を制限し、
    前記解析部は、前記解析部により他の前記部品それぞれが周波数解析されるごとに、制限された前記周波数帯域を対象として、増加された前記周波数分解能で、異常であると判定された前記部品の前記時系列データを再度周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 複数の部品それぞれから、前記部品の状態に応じて変化する時系列データを受け付ける受付部と、
    設定された周波数帯域を対象として、設定された周波数分解能で前記時系列データを周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成する解析部と、
    前記解析結果と予め定められた判定基準値とを比較し、比較結果に基づいて前記部品の異常を判定する判定部と、
    前記部品が異常であると判定された場合に、前記周波数分解能を増加し、かつ、異常であると判定された前記解析結果の周波数より高い周波数を除外して前記周波数帯域を制限する設定部と、を備え、
    前記解析部は、制限された前記周波数帯域を対象として、増加された前記周波数分解能で前記時系列データを再度周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成すること、
    を備えることを特徴とする搬送装置。
  6. コンピュータを、
    複数の部品それぞれから、前記部品の状態に応じて変化する時系列データを受け付ける受付部と、
    設定された周波数帯域を対象として、設定された周波数分解能で前記時系列データを周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成する解析部と、
    前記解析結果と予め定められた判定基準値とを比較し、比較結果に基づいて前記部品の異常を判定する判定部と、
    前記部品が異常であると判定された場合に、前記周波数分解能を増加し、かつ、異常であると判定された前記解析結果の周波数より高い周波数を除外して前記周波数帯域を制限する設定部、として機能させ、
    前記解析部は、制限された前記周波数帯域を対象として、増加された前記周波数分解能で前記時系列データを再度周波数解析し、前記周波数ごとの解析結果を生成する、
    ログラム。
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