JP5463596B2 - 磁気熱量効果素子 - Google Patents

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Description

本発明は、異なるキュリー温度を有し、磁気熱量効果を有する少なくとも2つの隣接する集合体からなる1列で構成される磁気熱量効果素子に関する。このような集合体は、発熱器に搭載されるようになっていることが好ましい。
常温での磁気冷却技術は20数年以上前から知られており、環境配慮および持続可能な開発の観点でこの技術がもたらす利点は承知している。また、この技術の熱出力および効率には限度があることも知られている。そのため、この分野に関わる研究者はこぞってこのような発熱器の性能改善に取り組み、磁力、磁気熱量効果素子の性能、冷却液と磁気熱量効果素子との間の熱交換面積、熱交換器の性能など、さまざまなパラメータを研究している。
磁気熱量効果材料の選択は重要であり、磁気熱量効果を有する発熱器の性能に直接影響を及ぼす。磁気熱量効果は、磁気熱量効果材料の相転移の領域でキュリー温度前後に達したときに最高となる。ただし、この材料は、1次相転移性で磁気熱量効果の最大効力がキュリー温度前後に限定した温度範囲に限られるか、2次相転移性でこれよりも効力は小さいが温度範囲が広いかのどちらかである。つまり、特に困難なのは、幅広い温度層で機能することができる磁気熱量発生器を作製し、発生器の温度レベルを外部温度に適応させることである。
磁気熱量効果による熱発生器の多くは、磁気熱量効果材料の磁化と消磁のサイクルに応じて冷却液を磁気熱量効果材料に沿わせるか、同材料に通過させて反対の2方向に循環させ、磁気熱量効果材料の磁気熱量効果を利用している。使用した冷却液も同じく、外部回路を用いてカロリーおよび/またはフリゴリーを熱的に交換するようになっている。磁気熱量効果材料を含む熱発生器を始動させると、冷却液が循環することにより磁気熱量効果材料の両端の間に温度勾配を得ることができる。この温度勾配が得られるかどうかは、冷却液の最初の温度およびその流量、キュリー温度の磁気熱量効果の強度、および磁気熱量効果材料の長さに左右される。最初の温度と磁気熱量効果材料のキュリー温度が近いほど早く温度勾配が達成され、熱発生器はこの温度勾配が生じてから作動し、外部回路を用いて熱エネルギーを生成または交換することができる。ただし、冷却液の最初の温度は制御されず、熱発生器の外部温度と同じであるため、たとえば−20から+60Cまでの非常に幅広い範囲に及ぶことがある。このような条件では、磁気熱量効果材料をキュリー温度および発生器が搭載される環境または機能する環境に応じて選択する必要がある。効率を上げるためには、あるひとつの適用に対して環境の種類ごとに発生器を作製することになる。
装備する特定の熱発生器数を抑えるための対策は、転移領域の大きい磁気熱量効果材料、すなわち2次相転移性の材料を使用することである。ただし、この材料の磁気熱量効果は弱く、この対策では熱発生器から容認可能な効率を得ることはできないため、利益は限られる。
もうひとつの提案は、熱発生器内に複数の1次相転移性の磁気熱量効果材料を内蔵することである。しかし、この対策にはこの材料の転移領域が小さいことによる不都合がある。磁気熱量効果材料の転移領域が冷却液の温度に達しなければ、この材料の一部には磁気熱量効果が生じないこともあるからである。さらに、磁気熱量効果素子の熱い端部と冷たい端部との間の温度勾配が得られるまでの時間は、使用する材料が多いために長くなってしまう。
本発明は、熱流束を生成し、熱発生器に搭載することができる磁気熱量効果集合体であって、あらゆるタイプの温度環境で機能し、発生器が機能するレベルに達するまでの時間、すなわち磁気熱量効果素子の両端の間に所定の温度勾配が得られるまでの時間が短く、最終的には暖房、冷房、温度調節、冷却などに適用するのに適した効率を供給する磁気熱量効果集合体を提供して、上記の不都合を緩和することを目的とする。
そのため、本発明は、前述した類の磁気熱量効果素子であって、同一集合体の中にある磁気熱量効果材料が同一のキュリー温度を有することと、集合体のキュリー温度が低い順に配置されることと、前記磁気熱量効果素子が磁気熱量効果素子の熱い端部と冷たい端部との両端間の温度勾配による起動手段を有することとを特徴とする磁気熱量効果素子に関する。
起動手段は、磁気熱量効果素子の両端間で温度勾配が生じるのを加速させて迅速に定常状態を達成することが目的であり、この両端は前記磁気熱量効果素子の両極端にある集合体で構成される。
集合体(ensemble)という語は、組み立てられた素子が互いに連続していることを指すとともに、それぞれが冷却液を通すことができる一体構造であることも指す。
本発明によれば、起動手段は集合体を形成する磁気熱量効果材料の転移領域よりも大きい転移領域を有する磁気熱量効果材料で構成することができる。
このほか、集合体を構成する磁気熱量効果材料は1次相転移性であり、起動手段を形成する磁気熱量効果材料は2次相転移性とすることができる。
本発明の第1の実施形態では、各集合体は、磁気熱量効果材料のプレートを前記集合体の間に冷却液が通過するように互いに間隔をあけて積み重ねることによって構成することができる。
よって起動手段を形成する磁気熱量効果材料は、少なくとも1枚のプレートが少なくとも1つの磁気熱量効果材料製の集合体の中および/または集合体に沿って水平方向に搭載される形態を取ることができ、同材料の転移領域は前記集合体のキュリー温度を範囲に含める。
変形例では、少なくとも1つの集合体が、少なくとも2枚の磁気熱量効果材料製のプレートが前記集合体の中および/または集合体に沿って水平方向に配列されて搭載される形態の起動手段を備えることができ、前記プレートで形成される組み立て体の転移領域は前記集合体のキュリー温度を範囲に含める。
もうひとつの変形例によれば、起動手段を形成する磁気熱量効果材料は、少なくとも1枚のプレートが磁気熱量効果材料製の2つの集合体の中および/または集合体に沿って水平方向に搭載される形態を取ることができ、前記2つの集合体のうちの1つと同じ磁気熱量効果材料で構成される。
さらにもうひとつの変形例によれば、磁気熱量効果材料間で起動手段を起動させることができ、起動手段を形成する磁気熱量効果材料は、少なくとも2枚の平行なプレートがそれぞれ少なくとも2つの集合体の中および/または集合体に沿って水平方向に搭載される形態を取って前記プレートが前記集合体のうちの少なくとも1つで互いに隣接するようにし、各プレートの転移領域は搭載される集合体のキュリー温度を含むことができる。
本発明の第2の実施形態では、各集合体は、磁気熱量効果材料製の多孔質の部品で構成することができる。
この構成では、起動手段を形成する磁気熱量効果材料は、少なくとも1本の小さなバーが、少なくとも1つの磁気熱量効果材料製の集合体にほぼ水平方向に搭載される形態を取ることができる。
また、本発明は、磁気熱量効果を有する熱発生器であって、少なくとも1つの磁気熱量効果素子と、前記磁気熱量効果素子が磁場変動の影響を受けてこの磁場に加熱サイクルおよび冷却サイクルを交互に生成するために配置される少なくとも1つの磁気的構成と、集合体に対してほぼ垂直な方向に前記磁気熱量効果素子を交互に通過して磁場の変動と同期化する冷却液とを有し、前記磁気熱量効果素子の熱い端部と冷たい端部との両端間の温度勾配を達成してこの温度勾配を維持する熱発生器において、前記磁気熱量効果素子が前述の定義に応じて作製されることを特徴とする熱発生器に関する。
本発明およびその利点は、添付の図を参照しながら、例として挙げた非限定的ないくつかの実施形態に沿った説明を読むことによりさらに明らかとなるであろう。以下、図を説明する。
本発明の第1の実施形態の6つの変形例による磁気熱量効果素子を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態の6つの変形例による磁気熱量効果素子を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態の6つの変形例による磁気熱量効果素子を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態の6つの変形例による磁気熱量効果素子を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態の6つの変形例による磁気熱量効果素子を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態の6つの変形例による磁気熱量効果素子を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態による磁気熱量効果素子の斜視図である。 図7Aの部分的な断面図である。 図4に示す磁気熱量効果素子の熱い端部と冷たい端部の温度を示すグラフである。 第1の実施形態に追加の2変形例による磁気熱量効果素子の平面図である。 第1の実施形態に追加の2変形例による磁気熱量効果素子の平面図である。 本発明の第3の実施形態による磁気熱量効果素子の平面図である。
図に示す実施例では、同一の部品または部分には同一の符号を付している。
図1を見ると、本発明の第1の実施形態の第1の変形例に沿って示した磁気熱量効果素子1は、磁気熱量効果による熱発生器に搭載されるものである。この素子は、磁気熱量効果材料製のプレート5からなる10個の集合体MC1−10で構成される。この第1の実施形態では、各集合体MC1−10はさまざまに異なる磁気熱量効果材料で作製され、同一のプレート5からなる組み立て体で構成される。
各集合体MC1−10では、これらのプレート5は、隣接する2つのプレート5の間を冷却液が循環してプレートと熱エネルギーを交換できるように互いに間隔があけられている。このために、冷却液が通過する間隔を確保するための間隔をあける装置または分離装置(図示せず)でプレート5を2枚ずつ分離することができる。冷却液の循環方法は、図1の矢印Fで示している。
集合体MC1−10は、キュリー温度の低い順に配置される。
図1〜図4にそれぞれ示す磁気熱量効果を有する集合体1、10、20および30は、同一磁気熱量効果材料製の集合体MC1〜MC10で構成される。たとえば、材料MC1のキュリー温度は−18.5℃、材料MC2は−9.1℃、材料MC3は1.2℃、材料MC4は14.1℃、材料MC5は29.5℃である。さまざまなキュリー温度を有する磁気熱量効果材料を使用することにより、本発明による磁気熱量効果素子を搭載した熱発生器を適用できる可能性が増大するため、この熱発生器は幅広い温度範囲で機能することができ、高い熱出力を発揮することができる。
本発明による磁気熱量効果素子1、10、20、30、40、50、60、70、80、90を熱発生器(図示せず)に搭載する際は、集合体MC1−21およびMA1〜34が磁場変動の影響を受けてこの磁場に加熱サイクルおよび冷却サイクルを交互に生成するように磁場を考慮した構成で配置する。冷却液は、これらのサイクルと同期化するように動き、また、往来の運動に沿って交互となるように動いて磁気熱量効果素子1、10、20、30、40、50、60、70、80、90の熱い端部6と冷たい端部7の両端の間に温度勾配を生成してそれを維持する。
このような磁気熱量効果素子1、10、20、30、40、50、60、70、80、90を搭載する熱発生器は、前記磁気熱量効果素子1、10、20、30、40、50、60、70、80、90、さらに詳細には、この熱発生器が1つまたは複数の外部回路に収容される磁気熱量効果材料によって産生された熱エネルギーを放出するようになっている。この放出は、冷却液との熱交換によって行われる。温度勾配が達成されると、磁気熱量効果素子1、10、20、30、40、50、60、70、80、90は定常状態となる。これにより、この勾配が迅速に達成されるほど、熱発生器は迅速に作動するようになる。
この温度勾配が得られる時間を短縮するため、図1に示す磁気熱量効果素子1は起動手段を搭載し、この起動手段は、2枚ずつ組み合わされている8枚のプレートMA1およびMA2で作製され、線形状のMC1〜MC5およびMC6〜MC10の5つの集合体の中に挿入され、MA1またはMA2の2組のプレートはMC1〜MC5の集合体とMC6〜MC10の集合体を形成する2列のプレート5によって分離されている。プレートMA1を形成し、5つの集合体MC1〜MC5に搭載される材料は、前記集合体を構成して材料の転移領域よりも大きい転移領域を有し、前記材料のキュリー温度すべてを範囲に含む。材料MA1は、実際にはキュリー温度が5.5℃、転移領域または転移範囲が60℃となるように選択される。つまりこれは2次相転移性の材料である。逆に、集合体MC1〜MC5の材料は、これよりも強い磁気熱量効果を有するが、キュリー温度(約12℃の範囲)前後のみの1次相転移性の材料である。
したがって、磁気熱量効果素子1の第1の5つの集合体MC1〜MC5ではプレートMA1を形成する材料は−25℃〜+35℃の温度範囲で活性となる。よって始動時の冷却液の温度は、単純にこの範囲内でなければならず、この範囲はきわめて広い。これらの集合体MC1〜MC5を通過する冷却液の動きおよび磁場の変動により、起動するプレートMA1の両端間に温度勾配を生じさせることができ、熱伝導および熱対流によって生じるこの温度勾配によって集合体MC1〜MC5を構成する各材料のキュリー温度に迅速に達して、これらの集合体の磁気熱量効果力を利用することができる。
同じく、次の5つの集合体MC6〜MC10の磁気熱量効果材料はキュリー温度の低い順に並べられ、1次相転移性である。5つの集合体MC6〜MC10の起動手段を形成するプレートMA2は、集合体MC6〜MC10の材料のキュリー温度を範囲に含める転移領域を有する磁気熱量効果材料製であり、これによって熱発生器が作動状態、すなわち定常状態となる温度勾配を迅速に達成することができる。
したがって、キュリー温度の低い順に並べられた磁気熱量効果材料からなる複数の隣接する集合体によって、同一の磁気熱量効果素子の両端間に高い温度勾配を実現することができるため、高効率を得ることができる。この温度勾配による起動手段を搭載することによってさらに迅速に定常状態に達することができる。よって本発明による磁気熱量効果素子1を搭載する熱発生器は、きわめて迅速に高い効率に達する。
図2は本発明の第2の実施変形例を示しており、磁気熱量効果素子10はプレート5からなる10個の集合体MC1〜MC10で構成され、このプレートは前述の1次相転移性タイプの磁気熱量効果素子1と同一の材料で作製され、キュリー温度の低い順に並んでいる。
この磁気熱量効果素子10では、起動手段は同じくプレートMA1およびMA2の形状をしている。磁気熱量効果素子10のうち、プレートMA1は5つの集合体MC1〜MC5に搭載されるラインを形成し、プレートMA2は5つの集合体MC6〜MC10に搭載されるラインを形成する。このプレートMA1およびMA2は、磁気熱量効果素子10を形成する材料のラインと交互に、すなわち集合体MC1〜MC10を形成する材料の1ラインごとに分離して配置される。
起動手段は、同一材料で作製される同一集合体MC1〜MC10と連結しているため、図1に示す磁気熱量効果素子1と同一の材料で作製される。
磁気熱量効果素子1について説明したのと同じ利点がこの磁気熱量効果素子10にも適用される。磁気熱量効果素子10を始動する段階では、集合体MC1〜MC10の材料は、冷却液の温度がこの材料の転移領域内にあり、起動するプレートMA1およびMA2が加熱サイクルと冷却サイクルの影響を受け、前記起動するプレートMA1およびMA2は、その両端間に温度勾配が発生し、熱伝導および熱対流によって集合体MC1〜MC10の材料を迅速に活性することができ、同材料の冷却液の温度は始動時には転移領域にはない。
図3は本発明の第3の実施変形例を示しており、磁気熱量効果素子20は、1次相転移性のタイプでキュリー温度の低い順に並んだ磁気熱量効果素子1に使用されるものと同一の材料で作製されるプレート5からなる10個の集合体MC1〜MC10で構成される。
この磁気熱量効果素子20では、起動手段は、前記磁気熱量効果素子20に搭載される3枚のプレートMA1およびMA2で構成される2つの集合体の形状をしている。
ここでもまた、この起動手段MA1およびMA2は、同一材料で作製される同一集合体MC1〜MC10と連結しているため、図1に示す磁気熱量効果素子1と同一の材料で作製される。
前述したのと同じ利点がこの磁気熱量効果素子20にも適用される。磁気熱量効果材料製のプレートMA1からなる第1の集合体によって、磁気熱量効果素子20の集合体MC1〜MC5の起動を実現することができ、磁気熱量効果材料製のプレートMA2からなる第2の集合体によって集合体MC6〜MC10の起動を実現することができる。
図5を見ると、本発明の第1の実施形態の第5の変形例に沿って示した磁気熱量効果素子40は、キュリー温度の低い順に配置される磁気熱量効果材料製のプレート5からなる5つの集合体MC11−15で構成されている。この実施形態では、冷却液はさまざまなプレート5の間のスペースを循環してこれらのプレートとの熱交換を行う。この磁気熱量効果素子40の温度勾配の達成は、集合体MC11〜MC15にそれぞれ配置されてプレート5と同じ長さであるプレートMA6〜MA10によって実現される。同じように、各集合体MC11〜MC15は特定の起動手段を有する。この実施例では、2枚のプレートMA6〜MA10は各集合体MC11〜MC15にそれぞれ搭載されている。当然のことだが、これよりも多く搭載したり1つのみ搭載したりするようにもできる。
起動手段を形成するプレートMA6〜MA10は、それぞれ搭載される集合体の材料のキュリー温度を範囲に含む転移領域を有しており、これによって発熱器が作動可能な定常状態となる温度勾配を迅速に達成することができる。
図6に示す磁気熱量効果素子50は、第6の変形例に従って作製されるものであり、前述の磁気熱量効果素子40の集合体と同一の磁気熱量効果材料からなる集合体MC11〜MC15で構成される。磁気熱量効果素子50では、起動手段は集合体MC11〜15を形成する小プレート5からなる列にそれぞれ搭載される3枚のプレートMA11〜MA25で作製される。この実施形態では、連結する3枚のプレートMA11〜MA25の全体の転移領域は、搭載される集合体のキュリー温度を範囲に含んでいる。ここでもまた、これらのプレートMA11〜MA25を集合体MC11〜MC15のプレート5のうちの1つまたは複数のラインに搭載することも可能である。この例では、起動プレートMA11〜MA25の2ラインは各集合体MC11〜MC15に搭載されている。
図9を見ると、本発明の第1の実施形態の第7の変形例に従って示した磁気熱量効果素子70も同じく、図5に関して説明した磁気熱量効果素子40の集合体と同一の磁気熱量効果材料からなる集合体MC11〜MC15で構成される。この実施形態では、温度勾配による起動はプレートMA27〜MA30によって実現され、この各プレートは2つの集合体にまたがり、それぞれ集合体MC11とMC12、MC12とMC13、MC13とMC14、MC14とMC15にまたがって配置されている。このプレートはそれぞれプレート5と同じ長さであり、配置される2つの集合体のうちの一方を構成している磁気熱量効果材料と同じもので作製される。したがって、この例では、プレートMA27は集合体MC11を構成する材料で作製され、プレートMA28は集合体MC12を構成する材料で作製され、プレートMA29は集合体MC13を構成する材料で作製され、プレートMA30は集合体MC14を構成する材料で作製される。同じように、集合体の各ペアは共通の起動手段を有し、この起動手段により磁気熱量効果素子70の両端6および7の間の温度勾配をさらに迅速に達成することができる。この実施例でも同じく、2枚のプレートMA27〜MA30はそれぞれ集合体MC11〜MC15に搭載される。当然のことだが、プレートはこれよりも多く搭載したり1つのみ搭載したりするようにもできる。
図10は、端部のプレートMA31およびMA32の幅が長く、このプレートMA31およびMA32がそれぞれ磁気熱量効果素子80の冷たい端部7または熱い端部6にまで伸びているというこれ以前の図とは異なる磁気熱量効果素子80の構成を示している。この構成により、とりわけ冷却液を均質の流量で磁気熱量効果素子80に循環させることが可能となる。
図7Aおよび7Bは、本発明の第2の実施形態による磁気熱量効果素子60を示しており、集合体MC16〜MC19は、それぞれ磁気熱量効果材料の多孔質ブロックで構成され、この孔を冷却液が通過する。この多孔質ブロックMC16〜19には磁気熱量効果材料製のバーMA26が貫通しており、その相転移領域はこの多孔質ブロックのキュリー温度を範囲に含める。起動の原理は第1の実施形態で説明したものと同じであり、バーMA26によって各多孔質ブロックMC16〜19の中で転移領域に含まれる温度を得ることができ、このブロックは変動する磁場の作用により加熱と冷却のサイクルを交互に実現することができる。よって磁気熱量効果素子60の始動段階の継続時間は短縮される。図に示す実施形態では、2本のバーMA26が搭載され、その転移領域は集合体MC16〜MC19のキュリー温度を範囲に含む。当然のことだが、これよりも多いまたは少ないバーを1つまたは複数の多孔質ブロックに貫通させてもよい。
図4に示す磁気熱量効果素子30は、第1の実施形態に従って作製されたものであり、磁気熱量効果を有する集合体1、10および30と同じ磁気熱量効果材料で作製されるプレート5からなる10個の集合体MC1〜MC10で構成され、この集合体は1次相転移性でキュリー温度の低い順に並んでいる。起動手段も同じく2次相転移性の磁気熱量効果材料のプレートMA1〜MA5の形状で作製されている。このプレートMA1〜MA5は、中央に3本のラインを形成するように磁気熱量効果素子30内に配置される。このプレートは、集合体MC1〜MC10を構成するさまざまな材料と熱レベルで協働するようになっている5つの異なる材料で作製されている。
したがって、このプレートMA1〜MA5で形成される3本のラインを考えると、中央のラインの両側に位置する2本のラインは同一である。この2本のラインは、集合体MC1、MC2およびMC3に搭載されて転移領域が前記集合体を構成する材料のキュリー温度を範囲に含める材料で作製される第1のプレートMA3と、集合体MC4〜MC8に搭載されて転移領域が前記集合体を構成する材料のキュリー温度を範囲に含める材料で作製される第2のプレートMA4と、集合体MC9およびMC10に搭載されて転移領域が前記集合体を構成する材料のキュリー温度を範囲に含める材料で作製される第3のプレートMA5とで構成される。中央のラインは、集合体MC1〜MC5に搭載されて転移領域が前記集合体を構成する材料のキュリー温度を範囲に含める材料で作製される第1のプレートMA1と、集合体MC6〜MC10に搭載される第2のプレートMA2で構成される。集合体MC1〜MC10のプレート5を構成する材料は前述の実施例の材料と同じであり、2つのプレートMA1およびMA2は前述のプレートMA1およびMA2を構成する材料と同じ材料で構成することができる。
図4に示す磁気熱量効果素子30では、起動手段が熱伝導および熱対流によってこの手段の間で反応するために効率が上がる。このため、磁気熱量効果素子30の起動にかかる時間はさらに短縮され、磁気熱量効果を有するこの集合体30を1つまたは複数搭載している熱発生器は、きわめて迅速に定常状態に達する。
図8に示す温度グラフは、この現象を表している。起動手段を搭載する前の磁気熱量効果素子30の熱い端部MC10の時間ごとの温度変化を示すC2の曲線は、起動手段を搭載している磁気熱量効果素子30を示すC1の曲線の温度よりも定常状態の温度に達するのが遅いことがわかる。これは、磁気熱量効果素子の冷たい端部MC1の温度変化を示すC3およびC4(それぞれ起動手段を搭載する前と搭載している磁気熱量効果素子30)の曲線に関しても同様である。このような起動手段を搭載することにより、さまざまな初期温度から迅速に定常状態に達することができる。とりわけ熱い端部6側が26℃に達するには、起動手段なしでは100秒必要であるが、起動手段を搭載するとこの時間が20秒に短縮される。
本発明の第1の実施形態では、磁気熱量効果素子および起動手段を形成する集合体MC1〜10はいずれも磁気熱量効果材料製のプレートの組み立て体で作製されているが、本発明の適用分野を逸脱しない限り別の構成も可能である。
このほか、起動手段MA1〜MA5は、プレート形状であればどのような長さであってもよく、磁気熱量効果素子を形成する集合体の最低一部、最大で全体にかかるようにしてもよい。
さらに、第1の実施形態に沿って説明した例では、集合体MC1〜MC15を形成するさまざまなプレート5は、互いに間隔をあけて中に冷却液を循環させてこのプレート5と熱エネルギーの交換ができるようになっている。図11に示した特殊な形態では、起動手段MA33、MA34が同一集合体MC20、MC21のうちの隣接する2つのプレート5の間に間隔をあける装置または分離装置を形成するように設計してもよい。この図11では、磁気熱量効果素子90は磁気熱量効果材料からなる隣接する2つの集合体MC20およびMC21を有し、この集合体は起動手段MA33およびMA34を形成する間隔材で間を分離されているプレート5で構成されている。冷却液の循環方法は、矢印Fで示している。
このような構成では、起動手段MA33、MA34によって、冷却液が通る間隔を確保することができると同時に、温度勾配による迅速な起動を実現する、すなわち磁気熱量効果素子の両端間で実用的な温度勾配を迅速に達成することができる。
以上の記載により、本発明は定めた目的、すなわち熱発生器に搭載するために熱流束を生成し、外部温度の条件と関係なくきわめて迅速に大量の熱エネルギーを産生することができる磁気熱量効果素子1、10、20、30、40、50、60、70、80、90を提供するという目的を達成することができる。
その上、この磁気熱量効果素子1、10、20、30、40、50、60、70、80、90を構成する部品はすべて再製可能な工業プロセスに沿って作製することができる。
磁気熱量効果素子1、10、20、30、40、50、60、70、80、90は、暖房、冷房、温度調節、冷却などの分野で工業用にも家庭用にも用途を見出すことができ、競争に耐えるコストで、占有面積も少ない。
本発明は、記載した実施例に限定されるものではなく、添付の請求項に定義する保護範囲を逸脱しないかぎり、当業者に自明のあらゆる修正および変形例も範囲内である。

Claims (10)

  1. 異なるキュリー温度を有し、磁気熱量効果を有する少なくとも2つの隣接する集合体(MC1〜21)からなる1列で構成される磁気熱量効果素子であって、同一集合体(MC1〜21)の中にある磁気熱量効果材料が同一のキュリー温度を有することと、前記集合体(MC1〜21)がキュリー温度の低い順に配置されることと、前記磁気熱量効果素子(1、10、20、30、40、50、60、70、80、90)が前記磁気熱量効果素子(1、10、20、30、40、50、60、70、80、90)の熱い端部(6)と冷たい端部(7)との両端間の温度勾配による起動手段(MA1 〜34)を有し、
    前記起動手段(MA1〜26)は、前記集合体(MC1〜19)を形成する磁気熱量効果材料の転移領域よりも大きい転移領域を有する磁気熱量効果材料で構成されることを特徴とする磁気熱量効果素子(1、10、20、30、40、50、60、70、80、90)。
  2. 前記集合体(MC1〜19)を構成する前記磁気熱量効果材料は1次相転移性であることと、起動手段(MA1〜26)を形成する磁気熱量効果材料は2次相転移性であることとを特徴とする、請求項に記載の磁気熱量効果素子。
  3. 前記各集合体(MC1〜15)は、磁気熱量効果材製のプレート(5)を前記集合体(MC1〜15)の間に冷却液が通過するように互いに間隔をあけて積み重ねることによって構成されることを特徴とする、請求項に記載の磁気熱量効果素子。
  4. 前記起動手段を形成する前記磁気熱量効果材料は、少なくとも1枚のプレート(MA1〜25)が少なくとも1つの磁気熱量効果材料製の集合体(MC1〜10)の中に搭載される、および/または集合体に沿って水平方向に搭載される形態であり、前記材料の転移領域は前記集合体(MC1〜10)のキュリー温度を範囲に含めることを特徴とする、請求項に記載の磁気熱量効果素子。
  5. 少なくとも1つの集合体(MC11〜15)が、少なくとも2枚の磁気熱量効果材料製のプレート(MA11〜25)が前記集合体(MC11〜15)の中に搭載される、および/または集合体に沿って水平方向に配列されて搭載される形態の起動手段を備えることと、前記プレート(MA11〜25)で形成される組み立て体の転移領域は前記集合体(MC11〜15)のキュリー温度を範囲に含めることを特徴とする、請求項に記載の磁気熱量効果素子。
  6. 前記起動手段を形成する前記磁気熱量効果材料は、少なくとも1枚のプレート(MA27〜32)が磁気熱量効果材料製の2つの集合体(MC11、MC12;MC12、MC13;MC13、MC14;MC14、MC15)の中に搭載される、および/または集合体に沿って水平方向に搭載される形態を取り、前記2つの集合体(MC11、MC12;MC12、MC13;MC13、MC14;MC14、MC15)のうちの1つと同じ磁気熱量効果材料で構成されることを特徴とする、請求項に記載の磁気熱量効果素子。
  7. 前記起動手段を形成する前記磁気熱量効果材料は、少なくとも2枚の平行なプレート(MA1〜5)がそれぞれ少なくとも2つの集合体(MC1〜10)の中に搭載される、および/または集合体に沿って水平方向に搭載される形態を取って前記プレート(MA1〜5)が前記集合体(MC1〜10)のうちの少なくとも1つで互いに隣接するようになることと、各プレート(MA1〜5)の転移領域は搭載される集合体(MC1〜10)のキュリー温度を範囲に含めることとを特徴とする、請求項に記載の磁気熱量効果素子。
  8. 前記各集合体(MC16〜19)は、磁気熱量効果材料製の多孔質の部品で構成されることを特徴とする、請求項に記載の磁気熱量効果素子。
  9. 前記起動手段を形成する前記磁気熱量効果材料(MA26)は、少なくとも1本のバーが、少なくとも1つの磁気熱量効果材料製の集合体(MC16〜19)にほぼ水平方向に搭載される形態を取ることを特徴とする、請求項に記載の磁気熱量効果素子。
  10. 磁気熱量効果を有する熱発生器であって、少なくとも1つの磁気熱量効果素子と、前記磁気熱量効果素子が磁場変動の影響を受けて前記磁場に加熱サイクルおよび冷却サイクルを交互に生成するために配置される少なくとも1つの磁場を考慮した構成と、集合体にほぼ垂直な方向に前記磁気熱量効果素子を交互に通過して磁場の変動と同期化する冷却液とを有し、前記磁気熱量効果素子の熱い端部と冷たい端部との両端間の温度勾配を達成してこの温度勾配を維持する熱発生器において、前記磁気熱量効果素子は請求項1から9のいずれか一項に記載の磁気熱量効果素子であることを特徴とする熱発生器。
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