JP5665005B2 - 磁気冷暖房装置 - Google Patents

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Description

本発明は磁気冷暖房装置に係り、特に磁気熱量効果を有する磁性体と当該磁性体に接する液体冷媒との間の熱交換効率を向上させることができる磁気冷暖房装置に関する。
従来用いられている室温域の冷暖房装置、例えば、冷蔵庫、冷凍庫、エアコンなどの冷凍機の大半は、フロンガスや代替フロンガスなどの気体冷媒の熱伝導を利用している。最近では、フロンガスの排出に伴うオゾン層破壊の問題が露呈し、さらに、代替フロンガスの排出に伴う地球温暖化への影響も懸念されている。このため、フロンガスや代替フロンガスなどの環境負荷が大きい気体冷媒を用いた冷凍機に代わる、クリーンでかつ熱輸送能力の高い、革新的な冷凍機を含めた冷暖房装置の開発が強く望まれている。
このような背景から、最近になって注目されるようになった冷暖房技術が磁気冷暖房技術である。磁性体の中には、その磁性体に印加する磁界の大きさが変化すると、その変化に応じて自身の温度を変化させる、いわゆる磁気熱量効果を発現するものがある。この磁気熱量効果を発現する磁性体を利用して熱を輸送する冷暖房装置技術が磁気冷暖房装置技術である。
気体冷媒を利用する冷凍機の場合、冷凍サイクルを成立させるためには環境負荷が大きい気体冷媒を用いなければならず、しかもこの気体冷媒を圧縮する工程が必須である。ところが、磁気熱量効果を利用する磁気冷凍機の場合、磁気冷凍サイクルを成立させるためには環境負荷が小さい液体冷媒(通常は水または水+アルコール)を用いればよく、液体冷媒を高温側低温側の双方向に移動させるだけでよい。
このように、磁気冷凍機はオゾン層破壊や地球温暖化の問題が生じないばかりか高いエネルギー効率を有するので、次世代の冷凍機として注目を浴びているのである。
室温域を対象とする磁気冷凍技術には、例えば、下記特許文献1に記載されているようなAMR(Active-Magnetic Regenerative Refrigeration)方式がある。AMR方式は、磁気冷凍材料として磁性体を用い、磁性体に磁気熱量効果を発揮させるだけではなく、その磁性体が発生する熱を蓄える蓄冷効果をも発揮させる磁気冷凍技術である。
AMR方式は、磁気熱量効果と蓄冷効果を組み合わせ、磁気冷凍材料全体として熱輸送に有利な温度勾配を生成するために、磁気冷凍材料の熱伝導を制御する。
国際公開第2010/034907号
しかし、高いエネルギー効率を有する磁気冷凍機でも熱交換効率の向上には改善の余地がある。
従来の磁気冷凍機の場合、平板状の複数の磁性体を、隙間を空けて積層し、その隙間に液体冷媒を流通させ、磁性体と液体冷媒との間での熱交換を行っている。磁性体と液体冷媒との間の熱交換効率は、液体冷媒の往復移動の高周波化、具体的には液体冷媒を往復移動させる距離や周期の最適化を探ることによって向上させることができる。しかし、距離や周期の最適化を図って高周波化するだけでは熱交換効率の向上には限界がある。
そこで、本発明の発明者らは、流れ場に平板を置いたときに平板の前縁部では温度境界層の厚さが薄くなって高い熱伝達率が得られるという前縁効果に注目した。前縁効果を積極的に利用すればより高周波化を進めることができる。また、高周波化した場合により高い熱交換効率を得ることができる。
本発明は、前縁効果を利用できる構造の磁性体を用いることで、磁性体と当該磁性体に接する液体冷媒との間の熱交換効率を向上させた磁気冷暖房装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る磁気冷暖房装置は、熱交換器、磁場印加除去部及び液体冷媒移動部を備えている。熱交換器は磁気熱量効果を有する磁性体が配置されている。磁場印加除去部は磁性体に対して磁場を印加し除去する。液体冷媒移動部は熱交換器内で磁性体との間で熱交換を行うために熱交換器の一端から他端に向けてまたは他端から一端に向けて液体冷媒を往復移動させる。磁性体は少なくとも1つの平板磁性体で構成されており、当該平板磁性体は、液体冷媒の移動方向に対して直交する方向に開口する少なくとも1つの流通路を有している。流通路の開口端は前縁効果を積極的に利用するために稜角を形成している。
以上のような構成を有する本発明に係る磁気冷暖房装置によれば、平板磁性体に少なくとも1つの流通路を開口し、流通路の開口端に稜角を形成しているので、前縁効果を積極的に利用することができ、より高い熱交換効率を得ることができる。また、各平板磁性体の熱交換効率が向上するため従来に比較して厚みの薄い多数の平板磁性体によって磁性体を形成することができる。
したがって、同一の熱輸送能力であれば、磁気冷暖房装置を小型化、軽量化することができる。
本発明に係る磁気冷暖房装置の全体構成図である。 前縁効果の説明に供する図である。 実施形態1の磁気冷暖房装置が備える磁性体の構成図である。 平板磁性体に開口されたスリットの内部構造図である。 平板磁性体に開口されたスリットの他の形態を示す内部構造図である。 実施形態2の磁気冷暖房装置が備える磁性体の構成図である。 実施形態3の磁気冷暖房装置が備える磁性体の構成図である。 図7に示した磁性体の矢視A方向から見た側面図である。 実施形態4の磁気冷暖房装置が備える磁性体の構成図である。
以下に、本発明に係る磁気冷暖房装置の実施形態を「実施形態1」から「実施形態4」に分けて詳細に説明する。まず、本発明に適用する磁気冷暖房の概略の構成と動作を図面に基づいて詳細に説明する。
「実施形態1」
図1は本発明に係る磁気冷暖房装置の全体構成図である。図に示すように磁気冷暖房装置100は、熱交換器10、磁場印加除去部20、液体冷媒移動部30、高温側熱交換部40A、低温側熱交換部40Bを有する。熱交換器10の内部には、磁気熱量効果を有する磁性体50が配置され、磁性体50との間で熱交換を行う液体冷媒60が充填される。
熱交換器10は、一端に高温側熱交換部40Aを有し他端に低温側熱交換部40Bを有する。高温側熱交換部40Aと低温側熱交換部40Bは図示しない外部の熱交換器と接続される。
磁場印加除去部20は、熱交換器10内の磁性体50に対して磁場を印加したり除去したりする。磁性体50は、磁場印加除去部20によって磁場が印加されたときには発熱し、磁場印加除去部20によって磁場が除去されたときには吸熱する。
液体冷媒移動部30は、熱交換器10に接続され、熱交換器10内で磁性体50との間で熱交換を行うために熱交換器10の一端から他端に向けてまたは他端から一端に向けて液体冷媒60を一定の周期、一定の振幅で往復移動させる。
磁性体50は、液体冷媒60の移動方向に対して直交する方向に立てて配置した複数の平板磁性体50A…50Hで構成される。平板磁性体50A…50Hは、流通路として、液体冷媒60の移動方向に対して直交する方向に開口する複数のスリット(後述する)を有する。液体冷媒60はそのスリットを介して流通し平板磁性体50A…50Hの熱を吸収し、また液体冷媒の熱を平板磁性体50A…50Hに放熱する。なお、本実施形態では発明の理解を容易にするために8枚の平板磁性体50A…50Hを例示したが、何枚の平板磁性体を用いるのかは、磁気冷暖房装置100に要求される熱輸送能力によって異なる。このため磁性体50は、少なくとも1枚の平板磁性体から構成されることとなる。
以上のように構成された磁気冷暖房装置100は次のように動作する。
まず、磁場印加除去部20によって磁性体50に磁気が印加されると磁性体50が発熱し磁性体50の温度が上昇する。次に、液体冷媒移動部30が熱交換器10内の液体冷媒60を熱交換器10の他端から一端に向けて、すなわち低温側熱交換部40B側から高温側熱交換部40A側に向けて移動させる。液体冷媒60の移動によって磁性体50との間で熱交換が行われる。その結果、熱交換器10の一端側に位置される液体冷媒60の温度、すなわち高温側熱交換部40A側に位置される液体冷媒60の温度がより高くなる。
次に、磁場印加除去部20によって磁性体50から磁気を除去すると磁性体50が吸熱し磁性体50の温度が低下し、磁性体50が吸熱する。そして、液体冷媒移動部30が熱交換器10内の液体冷媒60を上記とは逆に熱交換器10の一端から他端に向けて、すなわち高温側熱交換部40A側から低温側熱交換部40B側に向けて移動させる。液体冷媒60の移動によって磁性体50との間で熱交換が行われる。その結果、熱交換器10の他端側に位置される液体冷媒60の温度、すなわち低温側熱交換部40B側に位置される液体冷媒60の温度がより低くなる。
以上のような動作を継続して繰り返すと、熱交換器10の一端側に位置される高温側熱交換部40A側の温度が熱交換器10の他端側に位置される低温側熱交換部40B側の温度よりも定常的に高くなる。この状態で、高温側熱交換部40Aを流通する液体冷媒との間で熱交換を行うと高温の液体冷媒を得ることができ、低温側熱交換部40Bを流通する液体冷媒との間で熱交換を行うと低温の液体冷媒を得ることができる。
本発明に係る磁気冷暖房装置100では、液体冷媒60との間で効率的な熱交換ができるように、磁性体50を構成する複数の平板磁性体50A…50Hのそれぞれに後述する前縁効果を積極的に利用できる構造を採用している。
図2は前縁効果の説明に供する図である。図に示すように、液体冷媒60の流れ方向に対して平行に平板を置いた場合、流れ方向に対向する平板の前縁部の熱伝達率h(図示実線)は最大になる。前縁部から流れ方向に距離xが大きくなるほど、平板の熱伝達率は小さくなり、温度境界層δt(図示点線)の厚みが大きくなる。前縁効果は、流れ場に平板を置いたときに平板の前縁部では温度境界層の厚さが薄くなって高い熱伝達率が得られるという効果である。
本発明に係る磁気冷暖房装置100ではこの前縁効果を積極的に利用するために、図1に示したように、磁性体50を構成する複数の平板磁性体50A…50Hのそれぞれを、液体冷媒60の移動方向に対して直交する方向に立てて配置している。そして、複数の平板磁性体50A…50Hのそれぞれに、液体冷媒60の移動方向に対して直交する方向に複数のスリットを開口している。
図3は実施形態1の磁気冷暖房装置が備える磁性体の構成図である。図に示すように、磁性体50を構成する複数の平板磁性体50A…50Hのそれぞれは、図中矢印で示す液体冷媒60の移動方向に対して直交する方向に複数のスリットを開口してある。図示のスリットは、さらに磁場印加除去部20によって印加される磁界の方向に対しても直交する方向に開口してある。
平板磁性体50Aには、5つの長方形状のスリット50Aa…50Aeが開口され、平板磁性体50Hには、5つの長方形状のスリット50Ha…50Heが開口される。平板磁性体50Aと平板磁性体50Hとの間にある6枚の平板磁性体(図1参照)も同様に5つの長方形状のスリットが開口されている。スリットは液体冷媒60の流通路を形成する。
磁性体50を構成する複数の平板磁性体50A…50Hに開口された全てのスリットの開口端51は前述の前縁効果が効果的に得られるように稜角を有している。ここで、稜角とは、液体冷媒60の流れ方向に対して垂直な方向に広がる平板磁性体50Aの一面と、液体冷媒60の流れ方向に対して平行に広がるスリット50Aa内面とが形成するほぼ90度の交差角を有する稜線の部分である。
開口端51は、液体冷媒60の流れ方向に対向して尖っている部分であるので、図2に示したような前縁部を形成する。したがって、平板磁性体50A…50Hに開口された全てのスリットの開口端51で液体冷媒60との間の熱伝達率が向上し、磁性体50から液体冷媒60への熱交換効率が向上する。
図3に示したように、平板磁性体50A…50Hに稜角を有するスリットを開口するだけでも熱伝達率を向上させることができるが、さらにスリット内の形状を次のような構造することによって、さらに熱伝達率を向上させることができる。
図4は平板磁性体に開口されたスリットの内部構造図である。図4Aは図3の平板磁性体50Aを矢視A方向から見た図であり、図4Bは図4Aの開口部55の拡大図である。
図4Aに示すように、スリット50Aa、50Abの内部は、平板磁性体50Aを直線状に貫く構造ではなく、階段状の段差構造となっている。スリット50Aa、50Abの内部を階段状の段差構造とすると、スリット50Aa、50Ab内を流通する液体冷媒60の流通抵抗が大きくなって流速が遅くなる。
図4Bに示すように、開口部55は段差構造を有しているので、平板磁性体50Aを図3の矢視A方向から見ると、スリット50Aaには、液体冷媒60の流れ方向に対向して尖っている部分、すなわち6つの稜角が存在する。稜角52a、52b、52c、52dはスリット50Aaの開口端51で形成され、稜角52e、52fはスリット50Aa内の段差部分で形成される。
このように、スリット50Aa内に稜角の数を増やすことができ、前縁効果を利用できる部分が増えて、さらに熱伝達率を向上させることができる。開口部55の形態としてはこの他にも次のような形態が考えられる。
図5は平板磁性体に開口されたスリットの他の形態を示す内部構造図である。図5Aは8つの稜角が形成されるスリット50Aaを示し、図5Bは図4Bと同様に6つの稜角が形成されるスリット50Aaを示す。
図5Aに示したスリット50Aaは、液体冷媒60の流れ方向に対向して絞られた部分と直線の部分が混在する構造を有している。平板磁性体50Aを矢視A方向(図3、図4A参照)から見ると、スリット50Aaには、液体冷媒60の流れ方向に対向して尖っている部分、すなわち8つの稜角が存在する。稜角52a、52b、52c、52dはスリット50Aaの開口端51で形成され、稜角52e、52f、52g、52hはスリット50Aa内で形成される。
図5Bに示したスリット50Aaは、液体冷媒60の流れ方向に対向して絞られた部分を持つ構造となっている。平板磁性体50Aを矢視A方向(図3、図4A参照)から見ると、スリット50Aaには、液体冷媒60の流れ方向に対向して尖っている部分、すなわち6つの稜角が存在する。稜角52a、52b、52c、52dはスリット50Aaの開口端51で形成され、稜角52e、52fはスリット50Aa内で形成される。
このように、スリット50Aa内に稜角の数を増やすことができ、前縁効果を利用できる部分が増えて、さらに熱伝達率を向上させることができる。開口部55の形態としてはこの他にも前縁部を形成するものであれば前述の形態以外にも考え得るさまざまな形態を採用できる。また、流通路を形成するスリット50Aa…50Aeの液体冷媒60の移動方向に沿った断面形状を、平板磁性体50Aの液体冷媒移動方向の厚みの中心線を基準に線対称またはその中心線上に位置する流通路の中心点を基準に点対称な図形としている。このため、液体冷媒60の往復移動時の熱交換特性及び圧損が往復の両方向において均一になる。
以上のように構成された本実施形態の磁気冷暖房装置100によれば、以下のような効果を得ることができる。
・平板磁性体50A…50Hの前縁部で生じる前縁効果を積極的に利用することができ、平板磁性体50A…50Hと液体冷媒60との間の熱交換効率が向上する。
・熱交換効率が向上した分、磁気冷暖房装置100を小型化及び軽量化することができる。
・スリット50Aa…50Ae内に前縁効果を利用できる稜角を設けることによってさらに熱交換効率が向上する。
・各平板磁性体50A…50Hの熱交換効率が良好なため従来に比較して厚みの薄い多数の平板磁性体を配して磁性体50を形成することができる。
・磁性体50は多数の平板磁性体50A…50Hから構成されるので、液体冷媒60との間の熱交換効率を向上させることができ、熱輸送能力を向上させることができる。
「実施形態2」
図6は実施形態2の磁気冷暖房装置が備える磁性体の構成図である。この図に示した磁性体50は、図3に示した磁性体50とは異なって、磁性体50を構成する複数の平板磁性体50A…50Hのそれぞれが、磁場印加除去部20によって印加される磁界の方向に対して平行となるように複数のスリットを開口してある。つまり、図3に示した平板磁性体50A…50Hの配置を液体冷媒60の流れ方向を軸に90度回転させている。
なお、本実施形態2でも実施形態1と同様に8枚の平板磁性体50A…50Hを例示したが、磁気冷暖房装置100に要求される熱輸送能力により、磁性体50は少なくとも1枚の平板磁性体から構成される。
図6のように、複数のスリットの長手方向が磁場印加除去部20によって印加される磁界の方向と平行となるように平板磁性体50A…50Hを配置すると、磁場印加除去部20からの磁力線が平板磁性体50A…50Hをより多く通過することになる。したがって、磁場の減衰が抑えられることから平板磁性体50A…50Hの磁気熱量効果を向上させることができ、平板磁性体50A…50H発熱量と吸熱量を大きくすることができる。
平板磁性体50Aには、図示縦方向に5つの長方形状のスリット50Aa…50Aeが開口され、平板磁性体50Hにも、図示縦方向に5つの長方形状のスリット50Ha…50Heが開口される。平板磁性体50Aと平板磁性体50Hとの間にある6枚の平板磁性体(図1参照)も同様に、図示縦方向に5つの長方形状のスリットが開口されている。
磁性体50を構成する複数の平板磁性体50A…50Hに開口された全てのスリットの開口端51は前述の前縁効果が効果的に得られるように稜角を有している。この稜角が存在することで磁性体50から液体冷媒60への熱交換効率が向上することは前述の通りである。
図6に示した磁性体50を構成する複数の平板磁性体50A…50Hのスリットにも図4及び図5に示したような形状の稜角を形成すれば、さらに熱交換効率が向上する。
以上のように構成された本実施形態の磁気冷暖房装置100によれば、以下のような効果を得ることができる。
・磁場印加除去部20によって印加される磁場の磁力線が平板磁性体50A…50Hをより多く通過させることができる。
・磁場のエネルギーが効率的に平板磁性体50A…50Hに伝わり、磁気熱量効果を効率的に活用できる。
・実施形態1と同一の効果に加え、磁性体50に対する磁場の減衰を抑えることができるため、さらに磁気冷暖房装置100の熱輸送能力を向上させることができる。
「実施形態3」
図7は実施形態3の磁気冷暖房装置が備える磁性体の構成図である。この図に示した磁性体50は、図3及び図6に示した磁性体50とは異なって、磁性体50を構成する複数の平板磁性体50A…50Hのそれぞれに、図中矢印で示す液体冷媒60の移動方向に液体冷媒60を流通させる円形状の流通路53Aa…53Ha…53Hyを形成してある。
なお、本実施形態3でも実施形態1、2と同様に8枚の平板磁性体50A…50Hを例示したが、磁気冷暖房装置100に要求される熱輸送能力により、磁性体50は少なくとも1枚の平板磁性体から構成される。
また、磁性体50を構成する複数の平板磁性体50A…50Hのそれぞれの表面と裏面には、流通路53Aa…53Ha…53Hyの間に、隣り合う平板磁性体を一体化させる円形状のかん合部を形成してある。かん合部は、隣り合う平板磁性体50A…50Hの一方の面に形成された係合突起と、その反対の面に形成された、係合突起がかん合するかん合孔で構成される。
図8は図7に示した磁性体50の矢視A方向から見た側面図である。図7及び図8に示したように、平板磁性体50Hの1面には、流通路53Ha…53Hyの間に、円形状の係合突起56Ha…56Hm…を形成してある。一方、平板磁性体50Hと隣り合う平板磁性体50Gの対向面には、流通路の間に、平板磁性体50Hの係合突起56Ha…56Hm…とかん合するかん合孔58Ga…58Gd…を形成してある。
平板磁性体50Hのこれらの係合突起56Ha…56Hm…は、平板磁性体50Hに隣り合う平板磁性体50Gのかん合孔58Ga…58Gdと係合し、平板磁性体50Hと平板磁性体50Gを一体化させる。平板磁性体50Hと平板磁性体50Gが一体化しても、平板磁性体50Hと平板磁性体50Gとの間に液体冷媒60が自由に流通できるように隙間が形成される。
図7のように、平板磁性体50A…50Hのそれぞれに円形状の流通路53Aa…53Ha…53Hyを形成すると、流通路53Aa…53Ha…53Hyの開口端51は、前述の前縁効果を得ることができる稜角を有することになる。ここで、稜角とは、液体冷媒60の流れ方向に対して垂直な方向に広がる平板磁性体50Aの一面と、液体冷媒60の流れ方向に対して平行に広がる流通路53Aa…53Ha…53Hy内面とが形成するほぼ90度の交差角を有する円形状の稜線の部分である。
このように、図7の平板磁性体50A…50Hの流通路53Aa…53Ha…53Hyの開口端51は、液体冷媒60の流れ方向に対向して尖っている部分となるので、図2に示したような前縁部を形成する。したがって、平板磁性体50A…50Hに開口された全ての流通路53Aa…53Ha…53Hyの開口端51で液体冷媒60との間の熱伝達率が向上し、磁性体50から液体冷媒60への熱交換効率が向上する。
図7に示した磁性体50を構成する複数の平板磁性体50A…50Hの流通路53Aa…53Ha…53Hyにも図4及び図5に示したような形状の稜角を形成すれば、さらに熱交換効率が向上する。
以上のように構成された本実施形態の磁気冷暖房装置100によれば、実施形態1と同一の効果に加え、さらに以下のような効果を得ることができる。
・平板磁性体50A…50Hに複数の流通路53Aa…53Ha…53Hyを均等に配置しているので、前縁部の数が実施形態1、2よりも増加し、平板磁性体50A…50Hと液体冷媒60との間の熱交換効率がさらに向上する。
・係合突起56Ha…56Hm…が存在することによって、平板磁性体50A…50Hの伝熱表面積が増加し熱交換効率をさらに向上させることができる。
・平板磁性体50A…50Hに複数の流通路53Aa…53Ha…53Hyを均等に配置しているので、平板磁性体50A…50Hの強度を、実施形態1、2の場合に比較して向上させることができる。
・磁性体50を形成する場合には、平板磁性体50A…50Hの係合突起56Ha…56Hm…をかん合孔58Ga…58Gd…に差し込むだけで良いので、磁性体50の生産性が向上する。
・平板磁性体50A…50Hには係合突起56Ha…56Hm…が形成されているので、流通路53Aa…53Ha…53Hyを開口しても、平板磁性体50A…50Hの磁性体の重量を減らさずに済み、磁気熱量効果を有効に発揮させることができる。
「実施形態4」
図9は実施形態4の磁気冷暖房装置が備える磁性体の構成図である。この磁性体50は、図7の磁性体50とはかん合部の構造が異なるのみで、他の部分の構造は同一である。
なお、本実施形態4でも実施形態1〜3と同様に8枚の平板磁性体50A…50Hを例示したが、磁気冷暖房装置100に要求される熱輸送能力により、磁性体50は少なくとも1枚の平板磁性体から構成される。
磁性体50を構成する複数の平板磁性体50A…50Hのそれぞれの表面と裏面には、隣り合う平板磁性体を一体化させる方形状のかん合部を形成してある。かん合部は、隣り合う平板磁性体50A…50Hの一方の面に形成された方形状の係合突起57Ha…57Hdと、その反対の面に形成された、方形状の係合突起がかん合するかん合溝(図示せず)で構成される。
平板磁性体50Hの1面には、流通路53Aa…53Ha…53Hyの間に、方形状、具体的には直方体状の係合突起57Ha…57Hdを形成してある。一方、平板磁性体50Hと隣り合う平板磁性体50G(図8参照)の対向面には、流通路の間に、平板磁性体50Hの直方体状の係合突起57Ha…57Hdとかん合するかん合溝(図示せず)を形成してある。
平板磁性体50Hのこれらの係合突起57Ha…57Hdは、平板磁性体50Hに隣り合う平板磁性体50Gのかん合溝と係合し、平板磁性体50Hと平板磁性体50Gを一体化させる。平板磁性体50Hと平板磁性体50Gが一体化しても、平板磁性体50Hと平板磁性体50Gとの間に液体冷媒60が自由に流通できるように隙間が形成される。
図9のように、平板磁性体50A…50Hのそれぞれに円形状の流通路53Aa…53Ha…53Hyを形成すると、流通路53Aa…53Ha…53Hyの開口端51は、前述の前縁効果を得ることができる稜角を有する。流通路53Aa…53Ha…53Hyの開口端51が前縁部を形成し、磁性体50から液体冷媒60への熱交換効率が向上することは前述の通りである。
以上のように構成された本実施形態の磁気冷暖房装置100によれば、実施形態3と同一の効果に加え、さらに以下の効果を得ることができる。
・係合突起とかん合溝は、単純な形状である方形状としてあるので、平板磁性体50A…50Hの成形を容易に行うことができる。
・特に方形状の係合突起を印加される磁界の方向と平行となるように配置すると、図6に示す実施形態2と同様に、磁場印加除去部20からの磁力線が平板磁性体50A…50Hをより多く通過することになる。したがって、磁場の減衰が抑えられることから平板磁性体50A…50Hの磁気熱量効果を向上させることができ、平板磁性体50A…50H発熱量と吸熱量を大きくすることができる。
以上の実施形態1−4において、図3、図6、図7及び図9で例示した平板磁性体50A…50Hの厚みをLmとし、液体冷媒60が往復移動されるときの液体冷媒60の移動振幅(移動距離)をLrとしたときには、Lr≧2Lmとなるように、液体冷媒60を移動させるようにする。すなわち液体冷媒60が有する熱量を平板磁性体50A…50H内に止めることなく移動させて効率よく熱量の移動を可能にする。
液体冷媒60の移動振幅が平板磁性体の厚みよりも大きくなりすぎると高周波化が困難になり、熱交換効率の向上に限界が生じる。したがって、Lr≧2Lmの条件を満たしつつも、液体冷媒60の往復移動の周期に応じてLrの大きさを調整することが好ましい。
このように、液体冷媒60の移動振幅を平板磁性体50A…50Hの厚みよりも大きくすることによって、流通路に形成された稜角での熱交換効率が良好になる。したがって、磁性体50の熱変換効率が向上する。
また、以上の実施形態1−4においては、熱交換器10内に配置する磁性体50は、磁性体50を構成する平板磁性体50A…50Hを全て同一の材料で形成している。しかし、磁性体50全体としての磁気熱量効果を向上させるためには、高温側熱交換部40A側に高温条件下でより高い磁気熱量効果を有する(高温のエントロピ特性を有する)平板磁性体を配置し、低温側熱交換部40B側に低温条件下でより高い磁気熱量効果を有する(低温のエントロピ特性を有する)平板磁性体を配置することが望ましい。具体的には、高温側熱交換部40Aに隣り合う平板磁性体50Aから低温側熱交換部40Bに隣り合う平板磁性体50Hに向けて段階的に、高温域で磁気熱量効果を発現する平板磁性体(高温用)、中温域で磁気熱量効果を発現する平板磁性体(中温用)、低温域で磁気熱量効果を発現する平板磁性体(低温用)、という順番に並べると、高温側熱交換部40Aと低温側熱交換部40Bとの温度差をさらに大きく取ることができる。
このように、高温側熱交換部40A側に高温条件下でより高い磁気熱量効果を有する(高温のエントロピ特性を有する)平板磁性体を配置し、低温側熱交換部40B側に低温条件下でより高い磁気熱量効果を有する(低温のエントロピ特性を有する)平板磁性体を配置すると、磁性体50の磁気熱量効果を最大限に活用することができる。
10 熱交換器、
20 磁場印加除去部、
30 液体冷媒移動部、
40A 高温側熱交換部、
40B 低温側熱交換部、
50 磁性体、
50A…50H 平板磁性体、
50Aa…50Ae スリット、
50Ha…50He スリット、
51 開口端、
52a、52b、52c、52d 稜角、
52e、52f、52g、52h 稜角、
53Aa…53Ha… 流通路、
55…開口部、
56Ha…56Hd 円柱状の係合突起、
58Ga…58Gd かん合孔、
57Ha…57Hd 直方体状の係合突起、
59Ga…59Gd かん合溝、
60 液体冷媒、
100 磁気冷暖房装置。

Claims (6)

  1. 磁気熱量効果を有する磁性体が配置される熱交換器と、
    前記磁性体に対して磁場を印加し除去する磁場印加除去部と、
    前記熱交換器内で前記磁性体との間で熱交換を行うために前記熱交換器の一端から他端に向けてまたは他端から一端に向けて液体冷媒を往復移動させる液体冷媒移動部と、
    を備える磁気冷暖房装置において、
    前記磁性体は少なくとも1つの平板磁性体で構成され、当該平板磁性体は、前記液体冷媒の移動方向に対して直交する方向に開口する少なくとも1つの流通路を有し、前記流通路の開口端は稜角を有し、前記平板磁性体は、少なくとも1つ以上の流通路内に、開口端以外に少なくとも1つの稜角を有することを特徴とする磁気冷暖房装置。
  2. 磁気熱量効果を有する磁性体が配置される熱交換器と、
    前記磁性体に対して磁場を印加し除去する磁場印加除去部と、
    前記熱交換器内で前記磁性体との間で熱交換を行うために前記熱交換器の一端から他端に向けてまたは他端から一端に向けて液体冷媒を往復移動させる液体冷媒移動部と、を備える磁気冷暖房装置において、
    前記磁性体は少なくとも1つの平板磁性体で構成され、当該平板磁性体は、前記液体冷媒の移動方向に対して直交する方向に開口する少なくとも1つの流通路を有し、前記流通路の開口端は稜角を有し、
    前記熱交換器の一端側が高温側熱交換部、他端側が低温側熱交換部であり、磁性体は、高温側熱交換部側に高温条件下でより高い磁気熱量効果を有する平板磁性体が配置され、低温側熱交換部に低温条件下でより高い磁気熱量効果を有する平板磁性体が配置されることを特徴とする請求項1に記載の磁気冷暖房装置。
  3. 前記平板磁性体の複数の流通路は、前記磁場印加除去部が印加する磁場に対して平行に開口することを特徴とする請求項1または2に記載の磁気冷暖房装置。
  4. 前記稜角を有する前記流通路の前記液体冷媒の移動方向に沿った断面形状は、前記平板磁性体の液体冷媒移動方向の厚みの中心線を基準に線対称または前記中心線上に位置する前記流通路の中心点を基準に点対称の図形であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の磁気冷暖房装置。
  5. 前記平板磁性体の表面と裏面には、隣り合う平板磁性体を一体化させるかん合部が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の磁気冷暖房装置。
  6. 前記液体冷媒が往復移動されるときの液体冷媒の移動距離Lrと前記平板磁性体の液体冷媒移動方向の厚みLmの関係は、Lr≧Lmであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の磁気冷暖房装置。
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