JP5462987B2 - 切断機 - Google Patents

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Description

本発明は、切断時に発生する切断粉を集塵する機能を有する切断機に関するものである。
円盤状の回転刃を回転させて被切断物を切断する丸鋸等の切断機においては、ハンドルを押す力が効率良く回転刃に伝わるように回転刃の回転面と略同一面上にハンドルを設けることが好ましく、従って、特に金属材料を切断するスチールカッター等のような切削抵抗が大きいものにおいてはソーカバーにハンドルが設けられていることが多い。
一方、切断時に発生する切断粉が飛散しないようにそれを集塵する集塵カバーを備えたものも存在している。該集塵カバーは切断機本体に対して着脱可能に設けられ、切断粉が集塵カバー内に蓄積されると集塵カバーを外して切断粉を除去することができる。例えば下記特許文献1、2においては、集塵カバーをネジによって切断機本体に着脱する構成が採用されている。しかしながら、ネジによる着脱操作は簡便とは言えないことから、下記特許文献3においては集塵カバーの着脱操作を容易にするために、集塵カバーの前部を切断機本体に係止し、集塵カバーの後部をロックバーで固定する構成が提案されている。また、下記特許文献4には、集塵カバーの前部を切断機本体に係止し、集塵カバーの後部を集塵カバーに設けた操作部材で固定する構成が提案されている。
実開平3−11518号公報 特開平6−190628号公報 特開2005−138220号公報 特開2009−154510号公報
これらの上記特許文献3,4においては、ロックバーや操作部材を配置するスペースを確保する関係から、切断機本体のソーカバーの後部や集塵カバーの後部が回転刃の中心から径方向外方に向けて大きく膨らんだ形状となっている。そして、この膨らんだ部分の後方にはハンドルのグリップ部が位置していて、ソーカバーとの間にはハンドルを持つ手を入れる孔が形成されている。
しかしながら、ロックバーや操作部材がハンドルのグリップ部と対向した箇所に配置されている関係上、手を入れる孔が狭くなってハンドルのスイッチが操作しにくくなったり、あるいは、孔の大きさを確保するためにハンドルのグリップ部をソーカバーから後方に離間して配置することになる。何れにしても、ハンドル操作がしづらいという問題がある。
それゆえに本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、集塵機能を有する切断機においてハンドル操作を行いやすくすることを課題とする。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係る切断機は、回転刃の径方向外側を覆うソーカバーとソーカバーの上部から上腕部が延びるハンドルとを備えた切断機本体と、回転刃の片面側を覆うように切断機本体に着脱可能に取り付けられて切断粉を集塵する集塵カバーとを備えた切断機において、集塵カバーに被係止部が設けられ、切断機本体には集塵カバーの被係止部を係止する係止部が設けられ、集塵カバーの切断機本体への取付状態をロック及びロック解除するロック部材が切断機本体に設けられ、ハンドルの上腕部の根元部に、上方又は前方に開口する収容凹部が形成され、該収容凹部にロック部材の少なくとも一部が収容され、ロック部材は、その基端部が切断機本体に回動可能に支持されて、ロック位置を後側としロック解除位置を前側として前後方向に往復回動可能に構成されていて、ロック位置においては、ハンドルの上腕部に沿った姿勢となって、収容凹部への収容領域が相対的に増加して切断機本体から外方への突出量が相対的に小さくなり、ロック解除位置においては収容凹部への収容領域が相対的に減少して切断機本体から外方への突出量が相対的に大きくなることを特徴とする。尚、集塵カバーは、それ自体が集塵室を有するケース状の構成であっても、また、切断機本体に取り付けられることによってソーカバーとの間に集塵室を形成する蓋状の構成であってもよい。
該構成の切断機にあっては、ハンドルの上腕部の根元部に収容凹部を形成しているので、ハンドルの上腕部の根元部のスペースを有効に活用してロック部材を配置することができる。従って、ソーカバーが局所的に径方向外側に膨出して手を入れる孔が狭くなったり、あるいはハンドルのグリップ部が後方に大きく離間したりするということがない。
また、ロック部材は、ロック位置とロック解除位置との間を往復動可能に構成され、ロック位置においては収容凹部への収容領域が相対的に増加して切断機本体から外方への突出量が相対的に小さくなり、ロック解除位置においては収容凹部への収容領域が相対的に減少して切断機本体から外方への突出量が相対的に大きくなる。ロック位置におけるロック部材の突出量を小さくすることによって、通常の切断作業においてロック部材が邪魔になりにくくなる。また、集塵カバーを切断機本体に係止させた状態でロック部材をロック位置まで操作することになるが、ロック解除位置においてロック部材の突出量が大きいので、集塵カバーを切断機本体に係止させた状態でロック部材を容易に操作することができる。
更に、ロック部材は、その基端部が切断機本体に回動可能に支持されて、ロック位置を後側としロック解除位置を前側として前後方向に往復回動可能に構成され、収容凹部は上方又は前方に開口し、ロック位置においてロック部材はハンドルの上腕部に沿った姿勢となる。また、ロック部材の前面は上腕部の表面と略面一となることが好ましく、また、収容凹部は集塵カバー側の側方にも開口していることが好ましい。尚、前後方向とは、切断機の進行方向を前、手前側を後とする方向である。
ック部材を前後方向に往復回動可能に構成すると共にロック解除位置から後方に回動してロック位置となる構成として収容凹部を上方又は前方に開口する構成とすることにより、収容凹部が上腕部の前側に位置することになるので、例えば上腕部の後側に位置する場合に比してロック部材の操作がより一層しやすくなり、ハンドルを持つ手を入れる孔への影響もなくなる。そして、ロック位置においてロック部材がハンドルの上腕部に沿った姿勢となることにより、上腕部のスペースを効率良く活用できると共に、通常の切断作業においてロック部材に手が当たって不用意にロック解除することも防止できる。従って、ロック部材の前面が上腕部の表面と略面一となることが特に好ましい。また、収容凹部が集塵カバー側の側方にも開口していれば、ロック部材を集塵カバー側からも操作することが可能となる。特にロック解除の操作が簡単になるので、ロック部材をロック位置からロック解除位置に回動して集塵カバーを切断機本体から取り外すという一連の作業をスムーズに行うことができる。
また一方、ハンドルのグリップ部の上端部内側にスイッチが設けられ、該スイッチと対向するソーカバーの部分における回転刃との間の隙間が、ソーカバーの前端部における隙間よりも狭くなるように構成されていることが好ましい。スイッチと対向するソーカバーの部分においてソーカバーと回転刃との間の隙間を狭くすることによって、スイッチとソーカバーとの間の距離を十分に確保することができ、スイッチ操作がより楽になる。
また、被係止部は、集塵カバーの下端部の前部と後部にそれぞれ設けられ、係止部は、被係止部に対して回転刃の軸線方向の外側に位置して被係止部を外側から係止する構成であり、集塵カバーを切断機本体に取り付ける際に被係止部を係止部の内側に上方から差し込み可能に構成されていることが好ましい。ロック部材によって集塵カバーの上部が切断機本体に固定されると共に集塵カバーがその下端部の前部と後部において切断機本体に係止されることになるので、集塵カバーを切断機本体に三カ所でしっかりと固定することができる。また、一般に作業者は上方から切断機を見ながら作業を行う。従って、切断機本体の係止部の内側に集塵カバーの被係止部を上方から差し込むようにして位置させることにより、上方から切断機本体を見ながら容易に集塵カバーの取付作業を行うことができる。その後、集塵カバーの上部をロック部材によって固定することで集塵カバーの取付作業が終了する。
更に、前側の被係止部は集塵カバーから下方に出退自在な可動部材であって且つ付勢手段によって下方に付勢され、後側の被係止部は集塵カバーに対して不動の構成とされ、しかも、前側の係止部の外側には該前側の係止部に前側の被係止部を案内するためのガイド部が設けられ、該ガイド部は内側に向けて上昇する傾斜面を有し、前後の被係止部のうち後部の被係止部のみを後部の係止部に係止させた状態において集塵カバーの後部を支点としてその前部を切断機本体側に回動させると、ガイド部の傾斜面上を前側の被係止部が滑動するように構成されていることが好ましい。上述のように、集塵カバーの被係止部を切断機本体の係止部に上方から係止させることが可能であるが、そのような装着手順とは別に、集塵カバーの後部を支点としてその前部を切断機本体側に回動させるようにすることによって係止部に被係止部を係止させるようにすることも好ましい。即ち、集塵カバーの後部は作業者側に位置しているので見やすい。従って、まず、その後部について切断機本体の係止部に集塵カバーの被係止部を係止させて、そのうえで、前側の被係止部を係止させることになる。その際、不動の構成である後側の被係止部を支点とすることで、がたつきなく集塵カバーの前部を切断機本体に向けて確実に回動させて接近させることができる。そして、その回動の際に前側の被係止部がガイド部の傾斜面を滑動しつつ上昇していくので、前側の被係止部がガイド部に案内されながら係止部の内側にスムーズに移動させることができる。
以上のように、ハンドルの上腕部の根元部におけるスペースを有効に活用してロック部材を配置することができるので、ハンドルのグリップ部を後方に大きく離間しなくても、ハンドルを持つ手を入れる孔を容易に確保することができ、その結果、ハンドル操作を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態における切断機を示す正面図。 同実施形態における切断機を示す平面図。 同実施形態における切断機において集塵カバーを外した状態を示す斜視図。 同実施形態における切断機の集塵カバーを示す背面図。 同実施形態における切断機の集塵カバーを斜め下方から示す斜視図。 図3の要部拡大図。 図1のJ−J線断面図。 図3の要部拡大図。 図1のK−K線断面図。 図1のL−L線断面図。 同実施形態における切断機において集塵カバーを外した状態を示す正面図。 図11の要部拡大図。 図12からロックレバー(ロック部材)をロック位置に回動した状態を示す要部拡大図。 同実施形態における切断機のロックレバー(ロック部材)を示す背面図であって、(a)はロック解除位置を示し、(b)はロック位置を示す。 同実施形態における切断機の定盤を示す平面図。 同実施形態における切断機において集塵カバーの第1の取り付け方法を示す後方から見た図。 同実施形態における切断機において集塵カバーの第2の取り付け方法を示す平面図。
以下、本発明の一実施形態にかかる切断機について図1乃至図17を参酌しつつ説明する。本実施形態における切断機は、図1〜図3に示すように、円盤状の回転刃1を備える切断機本体2と、切断時に発生する切断粉を集塵するための集塵カバー3とを備えた、いわゆる防塵スチールカッターやチップソーカッター、防塵カッター等と称されるものである。
切断機本体2は、定盤4と、回転刃1の切り込み深さを調節できるように定盤4の前部にヒンジ連結されて前後方向に回動可能に支持された本体ハウジング5とを備えている。定盤4は、図15に示すように、板金からなる定盤本体41と、該定盤本体41の前部上面側に固着された板金からなる補強板42とから構成されている。補強板42には、上方にコの字状に折り曲げ形成されてその中央にネジ孔が形成された左右一対のボス部43と、ヒンジ部を構成すべく上方に折り曲げ形成された左右一対の突設部44とが形成されている。
本体ハウジング5は、図1〜図3に示すように、集塵カバー3を取り外した状態において、回転刃1の軸線方向一端側が開口しており、該開口を有すると共に回転刃1の径方向外側の上側略半分領域及び回転刃1の軸線方向他端側を覆うソーカバー6と、該ソーカバー6の軸線方向他端側に位置してモーターを覆う筒状のモーターケース7と、モーターケース7の斜め前方に位置してモーターケース7の軸線方向他端部からソーカバー6の近傍まで軸線方向に伸びる補助ハンドル8と、ソーカバー6から全体として後方に延びるコの字状のハンドル9とを備えている。尚、回転刃1の下側には保護カバー98が回動可能に設けられている。
ハンドル9は、ソーカバー6の上部(詳細には回転刃1の中心の真上の位置)から斜め後方に延びる上腕部91と、ソーカバー6の後端部から若干上側に向けて後方に延びる下腕部92と、上腕部91と下腕部92の両先端部同士を連結するようにその上端部から下端部に向けて斜め後方に傾斜したグリップ部93とから全体として略コの字状に形成され、ソーカバー6との間にグリップ部93を持つ手を入れる孔94が形成されている。尚、図2のように、ハンドル9は回転刃1の回転面上に位置している。上腕部91は、図2に示すように、平面視においてソーカバー6側の根元部91aからグリップ部93側の先端部に向けて徐々に幅狭に形成されており、また、正面視(即ち、軸線方向一端側から見た状態)において、図11に示すように、前後方向の寸法も根元部91aから先端部に向けて徐々に小さくなっている。即ち、上腕部91は、根元部91aから先端部に向けて徐々に細く形成されていて、根元部91aにおいて最も太い。また、グリップ部93の上端部内側にはソーカバー6と対向する方向に突出するスイッチ95が設けられている。該スイッチ95は切断機の作動、停止を制御するON・OFFスイッチである。そして、ハンドル9の後部から導入された電源コード96はハンドル9内を通ってスイッチ95を経由し、上腕部91を通過してモータに接続されている。尚、ハンドル9の後部にはコードカバー97が連結されている。
また、ソーカバー6は、図11にも示しているように、ハンドル9のグリップ部93に対向する部分に傾斜状部61を有している。該傾斜状部61の定盤4に対する傾斜角度は、グリップ部93の定盤4に対する傾斜角度よりも小さく形成されている。このようにハンドル9のグリップ部93に対向するソーカバー6の部分が円弧状ではなく傾斜状となっているので、ソーカバー6の内周面と回転刃1との間の径方向の隙間は、ソーカバー6の円弧状の前端部において広く、スイッチ95に対向する部分において狭くなっている。尚、ソーカバー6はアルミニウムダイカストやマグネシウムダイカスト等の金属製である。従って、グリップ部93と対向するソーカバー6の部分の外面は樹脂からなる保護部材62で覆われており、本実施形態においては、保護部材62は、ハンドル9の上腕部91の下端部と下腕部92の下端部を互いに連結するように、ハンドル9の外壁を構成する部材と共に樹脂から成形により一体的に形成されている。但し、該保護部材62をハンドル9とは別体に形成しても構わない。何れにしても、保護部材62がソーカバー6の傾斜状部61に沿って設けられているので、該保護部材62の外面も傾斜面となっている。
一方、集塵カバー3は、ソーカバー6の開口を塞ぐようにしてソーカバー6に取り付けられ、該取付状態において回転刃1の片面側(即ち軸線方向の一端側)を覆う。従って、ソーカバー6と集塵カバー3との間に回転刃収容室が形成される。また、集塵カバー3は、図4及び図5に示すように、集塵室を有するケース状である。具体的には、集塵カバー3は、内面側(回転刃1側)が凹状となるように形成されたカバー本体31と、該カバー本体31の下部領域を閉塞し且つ上部に切断粉が入る開口32を形成するようにカバー本体31の内面側に取り付けられてカバー本体31との間に集塵室を形成する内壁体33と、カバー本体31の外面側に取り付けられた外壁体34とを備えている。
カバー本体31は、例えばアルミニウムダイカストやマグネシウムダイカスト等の金属製であって、内壁体33も薄板状の金属製であり、内壁体33は図4に示す二カ所のネジ35によってカバー本体31に内面側からネジ止めされている。また、外壁体34は樹脂から構成されていて、図5に示す三カ所のネジ36によってその下部領域が外面側からカバー本体31にネジ止めされていると共にその上部領域が図4に示す二カ所のネジ37によって内面側からカバー本体31にネジ止めされている。また、外壁体34は、カバー本体31の後側の大部分の領域を覆うと共に、カバー本体31の上部の領域も覆っている。更に、外壁体34には、集塵カバー3の後端部から上部に向けて斜め上方に延びる把持部38が形成されていて、該把持部38を把持しながら集塵カバー3を着脱操作することができる。図5及び図16に示すように、把持部38は外壁体34の後端部に位置していて、その前側には開口する連通孔39が形成され、その連通孔39の前側の開口から指を入れるようにして把持部38を把持することができる。尚、把持部38の全周を把持できるように、把持部38の前側から後側へと連通する連通孔39を形成しているが、連通孔39ではなく、例えば、把持部38の前側に凹部を形成して後側を開口しない構成としてもよい。把持部38の後側を開口させない構成の場合には、後側にも開口する連通孔39を設ける構成に比して、強度が大きくなるという利点がある。
次に、集塵カバー3を切断機本体2のソーカバー6に着脱自在に取り付けるための構成について説明する。まず、図4及び図5に示すように、集塵カバー3の下端部の前部と後部には被係止部が設けられている。具体的には、集塵カバー3の下端部には係止用突条10が突設されており、該係止用突条10の後端部10aが後側の被係止部を構成している。また、集塵カバー3の前端部下面には可動部材としてのピン11が下方に向けて突出している。該ピン11は、前側の被係止部であって、図9に示すように付勢手段としての圧縮コイルバネ12によって下方に付勢されて集塵カバー3から下方に出退自在である。尚、図4、図5及び図7に示すように、係止用突条10はカバー本体31に形成されており、従って、後側の被係止部は集塵カバー3に対して不動の構成となっている。また、ピン11は、図4及び図9に示すように、ピンケース13を介してカバー本体31に取り付けられている。
かかる集塵カバー3の被係止部を係止する係止部は、切断機本体2のソーカバー6に設けられている。即ち、図3に示すように、ソーカバー6の前端部と後端部には、それぞれ係止部材20,21がネジにより取り付けられている。後側の係止部材20は、図6及び図7に示すように、定盤4の直ぐ上に位置していて、後側の被係止部である係止用突条10の後端部10aを外側(回転刃1の軸線方向の一端側)から係止すべく略垂直に起立した立ち壁部20a(係止部)と、該立ち壁部20aの上端から外側に向けて斜め上方に延設されて、係止用突条10の後端部10aを立ち壁部20aの内側へ案内するガイド部20bとを有している。また、前側の係止部材21は、図8及び図9のように、前側の被係止部であるピン11を外側から係止すべく略垂直に起立した立ち壁部21a(係止部)と、該立ち壁部21aの上端から外側に延設されて、ピン11を立ち壁部20aの内側へ案内するガイド部とを有している。該ガイド部は、内側に向けて上昇する傾斜面を有する傾斜部21bと、立ち壁部21aの上端から外側に略水平に延びて傾斜部21bまで達する平坦部21cとから構成され、集塵カバー3の取付時にピン11が傾斜部21bの傾斜面及び平坦部21cの上面を滑動する。
次に、集塵カバー3の切断機本体2への取付状態をロック及びロック解除するロック機構について説明する。切断機本体2には、集塵カバー3の切断機本体2への取付状態をロック及びロック解除するためのロック部材としてのロックレバー50が設けられている。具体的には、図3、図10、及び図11に示すように、ソーカバー6の上部には支持用突部63が形成され、該支持用突部63に回転刃1の軸線方向に伸びる支持軸51が挿入されている。そして、該支持軸51を支点としてロックレバー50の基端部が回動可能に支持されて、ロックレバー50は前後方向に所定角度範囲において往復回動する。ロックレバー50の主として基端部は下方に開口する二股状に形成されていて、内側の板状部52と外側の板状部53で支持用突部63を回転刃1の軸線方向に挟む構成となっている。
一方、集塵カバー3の上部には、図4のように板状のロック用突部70が上方に向けて突設されている。該ロック用突部70はカバー本体31に形成されている。そして、図10のように、ロックレバー50の外側の板状部53と支持用突部63との間に集塵カバー3のロック用突部70が挟み込まれることによって、集塵カバー3の取付状態がロックされることになる。尚、支持軸51の内側の端部にはフランジ51aが形成され、且つ、外側の端部には抜け止め部材54が設けられている。そして、内側の板状部52(回転刃1の軸線方向の他端側の板状部)と支持用突部63との間には、付勢手段としての皿バネ55が介在されている。該皿バネ55がロックレバー50の内側の板状部52を内側に付勢することによって同時に外側の板状部53も内側に付勢されることになる。従って、ロックレバー50の外側の板状部53と支持用突部63との間に位置する集塵カバー3のロック用突部70は、内外方向にがたつくことがなく、ロックレバー50の外側の板状部53と支持用突部63で狭持される。尚、集塵カバー3のロック用突部70の外側には、図1、図4及び図10のように、集塵カバー3の取付状態において、支持軸51の外側を覆い隠すためのカバー壁71が上方に向けて突設されている。該カバー壁71も板状であってカバー本体31に形成されており、該カバー壁71の外側には外壁体34がカバー壁71の外面を覆うように位置している。
また、ロックレバー50は、所定角度範囲において前後に回動する構成であるが、図1及び図13に示す位置がロック位置であって、図3及び図11に示す位置がロック解除位置である。即ち、ロック解除位置が前側、ロック位置が後側である。図12及び図13において二点鎖線にて示している部位が集塵カバー3のロック用突部70であって、ロック用突部70が支持用突部63の外側に重なり合う状態となり、更にロックレバー50をロック位置にすると、ロック用突部70の外側にロックレバー50の外側の板状部53が位置する。
更に、ロックレバー50は、図11及び図12のように、ロック解除位置においてその先端部が上方を向く起立姿勢となり、図1及び図13のようにロック位置においてはその先端部が斜め後方を向く後方傾斜姿勢となる。そして、ロックレバー50を各位置に保持するために、図14のように、ロックレバー50の内面(回転刃1の軸線方向の他端部側の面)には半球状の凹部56、57が二カ所形成され、該凹部56、57に係合するスチールボール58がハンドル9の上腕部91の根元部91aに設けられている。図14(a)のようにロックレバー50がロック解除位置になるとスチールボール58が後側の凹部56に係合してロックレバー50をロック解除位置に保持し、図14(b)のようにロックレバー50がロック位置になるとスチールボール58は前側の凹部57に係合してロックレバー50をロック位置に保持する。ロックレバー50が各位置に位置する際にはスチールボール58が凹部56,57に係合することで音を発し、また操作にクリック感も得られる。
一方、ハンドル9の上腕部91の根元部91aには、ロックレバー50の少なくとも基端部を収容する収容凹部80が形成されている。該収容凹部80は、上腕部91の前側に位置していて上方と集塵カバー3側の側方の二方向に開口し、図11及び図12に示すように、ロック解除位置においてはロックレバー50の基端部が収容凹部80に収容される。また、ロック位置においては、ロックレバー50は、図1及び図13のように、上腕部91に沿った状態となってその略全体が収容凹部80に収容される。従って、ロック位置においては、ロックレバー50の前面が上腕部91の表面と略面一となる。このように、ロックレバー50は、ロック位置においては収容凹部80への収容領域が相対的に増加して上腕部91からの上方突出量が相対的に小さくなり、ロック解除位置においては収容凹部80への収容領域が相対的に減少して上腕部91からの上方突出量が相対的に大きくなる。
尚、図2に示すように、収容凹部80及びロックレバー50は、ハンドル9の中心線よりも集塵カバー3側に位置している。そして、収容凹部80が側方にも開口していることから、側方からも操作可能であって、その操作性のために、ロックレバー50の側面(外面)には指を引っかけるための引っかけ部が形成されている。具体的には、図3、図10及び図13のように、ロックレバー50の側面には、基端部から先端部に向けて延びる突条59が形成されていて、該突条59を引っかけ部としてそこに指を下側から引っかけることができる。このロックレバー50の突条59には、集塵カバー3の把持部38を把持した手の例えば親指を引っかけることができる。
以上のように構成された切断機において集塵カバー3の着脱操作について説明する。ある程度の切断粉が溜まって集塵カバー3を取り外す場合には、集塵カバー3の把持部38を把持しながらその手の例えば親指をロックレバー50の突条59に引っかけてロックレバー50を上方ないし前側に回動させてロック解除位置にする。ロックレバー50がロック解除位置になると図12のように集塵カバー3のロック用突部70がロックレバー50から解放され、集塵カバー3がロック解除される。これにより、集塵カバー3の下端部を支点として集塵カバー3の上部を外側即ち切断機本体2から離間させる方向に向けて回動させることができる。集塵カバー3の把持部38を把持した状態のままで図16のように集塵カバー3を側方に傾倒させ、その後、集塵カバー3を図16の矢印Aのように斜め上方に向けて離反させると、ソーカバー6の両立ち壁部20a,21aから集塵カバー3の係止用突条10の後端部10aとピン11がほぼ同時に外れ、集塵カバー3を切断機本体2から取り外すことができる。
逆に、集塵カバー3を取り付ける際には、図16の矢印Bのように斜め上方から集塵カバー3の下端部をソーカバー6の内側へと差し込んでいく。これにより、集塵カバー3の係止用突条10の後端部10aとピン11をソーカバー6の両立ち壁部20a,21aの内側に差し込むことができ、集塵カバー3の係止状態が得られる。そして、図16の状態から集塵カバー3の下端部を支点として集塵カバー3の上部を切断機本体2に向けて回動させ、ロックレバー50を後側に回動してロック位置にすることで取付状態をロックできて集塵カバー3の取付作業が終了する。
尚、集塵カバー3を取り付ける別の手順についても説明する。図17のように、まず集塵カバー3の係止用突条10の後端部10aを斜め前方あるいは斜め上方から差し込んで後側の立ち壁部20aの内側に位置させる。そして、集塵カバー3の係止用突条10の後端部10aを支点として集塵カバー3の前側を回転刃1側(軸線方向の他端部側)に回動させると、集塵カバー3のピン11は、前側の係止部材21における傾斜部21bの傾斜面上を上昇するように滑動し、続けて、平坦部21cの上面を内側に向けて滑動し、その後、圧縮コイルバネ12の付勢力によって立ち壁部21aの内側に自動的に位置する。しかる後は、図16に示した場合と同様に、集塵カバー3の上部を回動させてロックレバー50をロック位置とする。
このように、本実施形態にかかる切断機にあっては、ハンドル9の上腕部91の根元部91aに収容凹部80を設けて該収容凹部80にロックレバー50の少なくとも基端部を収容する構成としているので、ハンドル9の上腕部91の根元部91aのスペースを有効的に活用してロックレバー50を配置することができる。ハンドル9の上腕部91の根元部91aは強度等の面から先端部に比して相対的に太く形成されることが多い一方、その内部を通る配線の専有領域はそれほど大きくない。従って、そのハンドル9の上腕部91の根元部91aを有効的に活用することで、ロックレバー50の切断機本体2からの突出量を抑制することができる。このように突出量を抑制することができるので、ハンドル9を把持する手を入れる孔94が、ロックレバー50の配置によって小さくなるということが抑制され、ハンドル9の操作性が向上する。特に、収容凹部80を上腕部91の後側ではなく前側に形成しているので、手を入れる孔94への影響がなく、操作性に優れている。それに加えて更にソーカバー6には傾斜状部61を設けて、ソーカバー6の内周面と回転刃1との間の径方向の隙間をソーカバー6の前端部において広く、スイッチ95に対向する部分において狭くしているので、手を入れる孔94を十分に確保でき、特にスイッチ95の操作性に優れている。
しかも、切断作業を行う場合のロック位置においてはロックレバー50の略全体が収容凹部80に収容されるので、ロックレバー50が切断作業の邪魔にならない。また、ロック位置においてロックレバー50が上腕部91に沿った姿勢となって、上腕部91の外面と略面一の状態となるので、不用意にロックレバー50が引っかかって外れるということも防止される。逆に、ロック解除位置においては上腕部91から上方に突出した状態となって非常に目立つので、集塵カバー3の装着ミスも防止できる。また、ロックレバー50を押し込むようにしてロック位置に回動させればよいので、その操作も楽に行うことができる。
一方、ロック解除する場合には、収容凹部80が側方にも開口しているので、例えば上方のみに開口している構成に比して、容易にロックレバー50を前側に回動させてロック解除位置に位置させることができる。しかも、ロックレバー50の側面に引っかけ部としての突条59が形成されていて、集塵カバー3の把持部38を把持した手の例えば親指を突条59に引っかけるようにすれば、片手でロックレバー50のロック解除と集塵カバー3の取り外し動作を行うことができ、且つ、一連の作業として集塵カバー3を素早く取り外すことができる。また、集塵カバー3を取り付ける際にも集塵カバー3を把持する手でロックレバー50を操作できる。
また、集塵カバー3の下端部の前部と後部にそれぞれ被係止部としてピン11と係止用突条10の後端部10aとを設け、集塵カバー3の上部をロックレバー50でロックするという、三点固定構造であるので、集塵カバー3を切断機本体2にしっかりと固定することができる。
更に、集塵カバー3のピン11と係止用突条10の後端部10aを、ソーカバー6に両係止部材20,21の取付により形成した両立ち壁部20a、21aが外側から係止する構造であって、集塵カバー3の取付時に両立ち壁部20a,21aの内側にピン11と係止用突条10の後端部10aを上方から差し込む構成であるので、作業者が上方からソーカバー6を視認しながら容易に取付作業を行うことができる。しかも、上方から差し込むという作業であるので、その作業も楽に行うことができる。また、その取付方法に加えて図17のような回動させる取付方法でも取り付けることができるので、作業者の好みや作業場所等に応じて適宜取付方法を選択して取り付けることができる。特に、図17のような回動による取付方法で行う場合、係止用突条10の後端部10aが不動の構成であるので、それを支点とした回動動作がスムーズ且つ確実である。そして、ピン11は上下に可動する構成であって且つ前側のガイド部に傾斜面を設けているので、集塵カバー3の回動動作に伴ってピン11が傾斜面上を滑動し、スムースに立ち壁部21aにピン11を係止させることができる。このように、後側を支点として回動させる方法においては、まず後側を係止させるようにしているが、後側は作業者にとっては手前側になるので見やすく、従って、係止させる作業が行いやすいのである。また、後側の係止部材20に、外側に向けて斜め上方に延びるガイド部20bを延設しているので、係止用突条10の後端部10aを立ち壁部20aの内側へ容易に位置させることができる。一方、前側は後側に比べて作業者からは離れていて死角になりやすいが、ピン11が上下に可動する構造であって傾斜面を滑動する構成としたことにより、ピン11を容易に係止させることができる。
但し、集塵カバー3の後部を支点として回動させて係止させる取付方法を行わずに、集塵カバー3を上方から差し込むようにする取付方法のみを行うようにしてもよい。その場合、ピン11を不動の構成としたり、係止用突条10を前側に延設してその前端部をピン11に代えて被係止部として構成したりしてもよく、不動の構成は任意である。同様に、被係止部の構成についても適宜設計変更可能である。
また、係止部の構成についても種々の構成を採用でき、別途の係止部材20,21をソーカバー6にネジ止めする構成としたが、ソーカバー6に一体に係止部を形成するようにしてもよい。更に、両係止部材20,21にガイド部20bや傾斜部21b、平坦部21cを設けたが、該ガイド部20b等を省略して立ち壁部20a,21aのみとしてもよい。
尚、ソーカバー6の後部に傾斜状部61を設けたが、傾斜状部61に代えて、例えば、スイッチ95に対向した部分のみを一段前側に凹ませるように形成して、スイッチ95を操作するための前後の空間を広げるようにしてもよい。
また、集塵カバー3の把持部38の形状や位置も任意であって、集塵カバー3の後端部ではなく上部に設けてもよい。何れにしても、把持部38を把持しながらその手でロックレバー50を操作できる位置に設けることが好ましい。また、ロックレバー50の側面に引っかけ部として突条59を形成したが、側面に引っかけ部を設けずに、例えば、ロック位置においてロックレバー50と収容凹部80の底面等の壁面との間に側方に開口する凹部を形成し、その凹部に指先を入れるようにしてロックレバー50を上方あるいは前方に回動させるようにしてもよい。
更に、収容凹部80が側方に全面的に開口している構成について説明したが、収容凹部80の側方が一部のみ開口している構成であってもよい。例えば、収容凹部80に側壁を設けてその側壁の一部を切り欠くようにして該切欠部からロックレバー50を操作できるようにしてもよい。
また、ロック位置においてロックレバー50の前面が上腕部91の外面と略面一になるようにしているが、ロックレバー50が収容凹部80から部分的に前方あるいは上方に突出していてもよい。
更に、ロックレバー50のロック位置が前側でロック解除位置が後側である構成とするのではなく、ロック位置を後側に配置することにより上腕部91の根元部91aのスペースをより一層効率良く活用できる。
また更に、ロックレバー50を、前後方向の軸線回りに回動させたり、垂直方向の軸線回りに回動させたりするのではなく、前後方向の回動としてロックレバー50が集塵カバー3側の側方に突出しないようにすれば、集塵カバー3の着脱操作の際にそれが邪魔になることがない。
尚、ロックレバー50をソーカバー6に設けたが、ソーカバー6以外の部位に設けてもよい。
また、収容凹部80の形状や位置についても任意であって、上腕部91の根元部91aの後方寄りの箇所に設けることもできる。但し、収容凹部80を上述したように前側に位置させてスイッチ95から離れた構成とすることが好ましく、手を入れる孔94をより一層拡大することが容易となる。
尚、ロック部材としてレバー状のロックレバー50を設けたが、円盤状や板状など、ロック部材の形状や構造も任意である。
1 回転刃
2 切断機本体
3 集塵カバー
4 定盤
5 本体ハウジング
6 ソーカバー
7 モーターケース
8 補助ハンドル
9 ハンドル
10 係止用突条
10a 後端部(後側の被係止部)
11 ピン(可動部材、前側の被係止部)
12 圧縮コイルバネ(付勢手段)
13 ピンケース
20 後側の係止部材
20a 後側の立ち壁部(後側の係止部)
20b ガイド部
21 前側の係止部材
21a 後側の立ち壁部(前側の係止部)
21b 傾斜部(ガイド部)
21c 平坦部(ガイド部)
31 カバー本体
32 開口
33 内壁体
34 外壁体
35 ネジ
36 ネジ
37 ネジ
38 把持部
39 連通孔
41 定盤本体
42 補強板
43 ボス部
44 突設部
50 ロックレバー
51 支持軸
51a フランジ
52 内側の板状部
53 外側の板状部
54 抜け止め部材
55 皿バネ
56 後側の凹部
57 前側の凹部
58 スチールボール
59 突条
61 傾斜状部
62 保護部材
63 支持用突部
70 ロック用突部
71 カバー壁
80 収容凹部
91 上腕部
91a 根元部
92 下腕部
93 グリップ部
94 孔
95 スイッチ
96 電源コード
97 コードカバー
98 保護カバー

Claims (6)

  1. 回転刃の径方向外側を覆うソーカバーとソーカバーの上部から上腕部が延びるハンドルとを備えた切断機本体と、回転刃の片面側を覆うように切断機本体に着脱可能に取り付けられて切断粉を集塵する集塵カバーとを備えた切断機において、
    集塵カバーに被係止部が設けられ、切断機本体には集塵カバーの被係止部を係止する係止部が設けられ、集塵カバーの切断機本体への取付状態をロック及びロック解除するロック部材が切断機本体に設けられ、
    ハンドルの上腕部の根元部に、上方又は前方に開口する収容凹部が形成され、該収容凹部にロック部材の少なくとも一部が収容され、
    ロック部材は、その基端部が切断機本体に回動可能に支持されて、ロック位置を後側としロック解除位置を前側として前後方向に往復回動可能に構成されていて、ロック位置においては、ハンドルの上腕部に沿った姿勢となって、収容凹部への収容領域が相対的に増加して切断機本体から外方への突出量が相対的に小さくなり、ロック解除位置においては収容凹部への収容領域が相対的に減少して切断機本体から外方への突出量が相対的に大きくなることを特徴とする切断機。
  2. ロック位置においてロック部材の前面は上腕部の表面と略面一となる請求項1記載の切断機。
  3. 容凹部は集塵カバー側の側方にも開口している請求項1又は2記載の切断機。
  4. ハンドルのグリップ部の上端部内側にスイッチが設けられ、該スイッチと対向するソーカバーの部分における回転刃との間の隙間が、ソーカバーの前端部における隙間よりも狭くなるように構成されている請求項1乃至3の何れかに記載の切断機。
  5. 被係止部は、集塵カバーの下端部の前部と後部にそれぞれ設けられ、係止部は、被係止部に対して回転刃の軸線方向の外側に位置して被係止部を外側から係止する構成であり、集塵カバーを切断機本体に取り付ける際に被係止部を係止部の内側に上方から差し込み可能に構成されている請求項1乃至4の何れかに記載の切断機。
  6. 前側の被係止部は集塵カバーから下方に出退自在な可動部材であって且つ付勢手段によって下方に付勢され、後側の被係止部は集塵カバーに対して不動の構成とされ、しかも、前側の係止部の外側には該前側の係止部に前側の被係止部を案内するためのガイド部が設けられ、該ガイド部は内側に向けて上昇する傾斜面を有し、前後の被係止部のうち後部の被係止部のみを後部の係止部に係止させた状態において集塵カバーの後部を支点としてその前部を切断機本体側に回動させると、ガイド部の傾斜面上を前側の被係止部が滑動するように構成されている請求項5記載の切断機。
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