JP7061916B2 - 丸鋸 - Google Patents

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Description

本発明は、丸鋸に関し、具体的には、切り粉を溜めるためのダストボックスを装着できる丸鋸に関する。
下記特許文献1の丸鋸は、回転刃を備えている。回転刃が被切断材を切断する際に、切り粉が発生する。ハウジングには切り粉が通る通路が形成されている。切り粉は、通路の出口から排出される。通路の出口の近傍には、アタッチメントが配置されている。アタッチメントは、通路の出口から排出される切り粉の排出方向を変えるためのものである。アタッチメントは、通路の出口の近傍の装着位置と、装着位置とは異なる収容位置とに移動できる。ハウジングの上面には、アタッチメントを収容するための収容部が形成されている。収容部が、アタッチメントの収容位置となる。アタッチメントを使用する場合、アタッチメントを装着位置に位置させる。アタッチメントを使用しない場合、アタッチメントを収容位置に位置させる。アタッチメントが装着位置に位置する状態と、アタッチメントが収容位置に位置する状態とで、切り粉の排出方向が異なる。丸鋸は、切り粉を溜めるためのダストボックスを備えている。アタッチメントを収容位置に移動させると、ダストボックスを通路の出口の近傍に装着させることができる。
特開2017-200709号公報
本発明は、ハウジングの機能向上を課題とする。
本発明の丸鋸は、回転刃と、前記回転刃の外周部を覆うソーカバー部を有するハウジングと、切り粉を溜めるためのダストボックスと、を備え、前記ソーカバー部は、前記切り粉が通る通路と、前記切り粉を前記通路から排出するための排出口と、を有し、前記ダストボックスは、前記排出口に着脱可能に接続され、前記ハウジングは、前記排出口を覆うための蓋を備え、前記蓋は、前記排出口を閉じる第一の位置と、前記排出口を開く第二の位置との間を移動できるように、前記ソーカバー部に取り付けられており、前記第二の位置において、前記蓋は、前記排出口に接続された前記ダストボックスに当接することにより、前記排出口と前記ダストボックスとの接続を補助する。
本発明の丸鋸によれば、ダストボックスを排出口に接続したときに、蓋を有効に活用することができる。
本発明の第一の実施形態における丸鋸を上側から見た図であって、蓋が第一の位置に位置する状態を示す図。 同実施形態における丸鋸を右側から見た図であって、蓋が第一の位置に位置する状態を示す図。 図2のQ-Q線の断面図。 図1のP-P線の断面図。 同実施形態における丸鋸を右側から見た図であって、蓋が第三の位置に位置する状態を示す図。 図1のP-P線の断面図であって、蓋が第三の位置に位置する状態を示す図。 同実施形態における丸鋸を右側から見た図であって、ダストボックスを取り付けた状態且つ蓋が第三の位置に位置する状態を示す図。 図1のP-P線の断面図であって、ダストボックスを取り付けた状態且つ蓋が第三の位置に位置する状態を示す図。 同実施形態における丸鋸を上側から見た図であって、ダストボックスを取り付けた状態且つ蓋が第二の位置に位置する状態を示す図。 同実施形態における丸鋸を右側から見た図であって、ダストボックスを取り付けた状態且つ蓋が第二の位置に位置する状態を示す図。 図1のP-P線の断面図であって、ダストボックスを取り付けた状態且つ蓋が第二の位置に位置する状態を示す図。 図10のR-R線の要部拡大断面図。 図10のS-S線の要部拡大断面図。 同実施形態における丸鋸のダストボックスを右側から見た図。 同実施形態における丸鋸のダストボックスを上側から見た図。 図15のT-T線の断面図。 同実施形態における丸鋸のダストボックスの要部を右側から見た図であって、後蓋を開けた状態を示す図。 本発明の第二の実施形態における丸鋸を右側から見た図であって、蓋が第一の位置に位置する状態を示す図。 同実施形態における丸鋸を右側から見た図であって、蓋が第一の位置に位置する状態且つノズルを取り付けた状態を示す図。 同実施形態における丸鋸を右側から見た図であって、ダストボックスを取り付けた状態且つ蓋が第二の位置に位置する状態を示す図。 本発明の第三の実施形態における丸鋸を右側から見た図であって、蓋が第一の位置に位置する状態を示す図。 同実施形態における丸鋸を右側から見た図であって、ダストボックスを取り付けた状態且つ蓋が第二の位置に位置する状態を示す図。 図22のU-U線の要部拡大断面図。
<第一の実施形態>
以下、本発明の第一の実施形態にかかる丸鋸を説明する。図1~図17に本実施形態の丸鋸を示している。本実施形態の丸鋸は、携帯用の丸鋸である。丸鋸は、図示しない被切断物を切断するための工具である。丸鋸は、回転刃10によって、被切断物を切断する。丸鋸が被切断物を切断する際に、ユーザは、丸鋸を手で押す。以下、丸鋸を被切断物の上面に当てる場合について説明する。
回転刃10が被切断物を切断していく方向を切断進行方向の前側とし、切断進行方向の前側とは反対側を切断進行方向の後側とする。以下、切断進行方向を単に前後方向といい、切断進行方向の前側を単に前側といい、切断進行方向の後側を単に後側という。平面視において、前後方向と直交する方向を左右方向とする。左右方向の第一方向と第二方向のうち、第一方向を左方向とし、第二方向を右方向とする。左方向と右方向は、丸鋸を後側から見たときを基準として定める。以下、右方向を単に右側といい、左方向を単に左側という。図1及び図2に、前側を矢印Y1、後側を矢印Y2、左側を矢印X1、右側を矢印X2、上側を矢印Z1、下側を矢印Z2で示している。
<ベース12>
丸鋸は、ベース12を備えている。ベース12は、被切断物の上面に当てられる。ベース12は、平面視矩形状の板状である。ベース12は、平面視において長方形状である。ベース12の長辺の方向は、前後方向に沿っている。ベース12は、平坦な下面を有している。丸鋸が被切断物を切断する際に、ベース12の下面は、被切断物の上面を摺動する。ベース12の下面は、丸鋸を被切断物の上面に沿って案内するための案内面である。回転刃10の下部はベース12の下面から下方に突出している。
<本体14>
丸鋸は、本体14を備えている。本体14は、ベース12の上側に取り付けられている。本体14は、前後方向に延びる図示しない縦ピンを中心として、ベース12に対して左右に回動可能である。本体14は、左右方向に延びる横ピン16を中心として、ベース12に対して上下に回動可能である。横ピン16は、本体14の前端部を支持している。
<回転刃10>
本体14は、回転刃10を備えている。回転刃10は、平面視において、ベース12の左右方向の中心よりも右側に位置している。回転刃10は、本体14に回転可能に支持されている。回転刃10は、左右方向に沿った回転軸線10Aを有している。回転刃10の回転軸線10Aは、平面視において、ベース12の前後方向の中心の近傍に位置している。回転刃10の第一の面は左側を向き、第一の面とは反対側の第二の面は右側を向いている。回転刃10の第一の面は左面であり、回転刃10の第二の面は右面である。図2のように回転刃10を右側から見たとき、回転刃10は反時計回りに回転する。以下、回転刃の回転方向の上流側を単に上流側といい、回転刃の回転方向の下流側を単に下流側という。回転刃10の下側には保護カバー18が設けられている。
回転刃10の回転軸線10Aが水平である状態を、丸鋸の基準状態とする。図面では、丸鋸の基準状態を図示している。基準状態において、回転刃10は、ベース12の下面に対して垂直であり、回転刃10は、被切断物をベース12の下面に対して直角に切断する。その場合、被切断物の切断面は被切断物の上面に対して直角の面となる。縦ピンを中心として、本体14をベース12に対して右側に傾けることにより、回転刃10の回転軸線10Aを水平面に対して傾斜させることができる。その場合、被切断物の切断面は被切断物の上面に対して傾斜した傾斜面となる。
回転刃10が被切断物を切断する深さを切り込み深さという。本体14を横ピン16を支点として上下に回動させると、ベース12の下面に対する回転刃10の突出量が増減し、切り込み深さを増減できる。図面には切り込み深さが最も深い状態を示している。
<モータ20>
本体14は、回転刃10を駆動するためのモータ20を備えている。モータ20は、ブラシレスモータである。モータ20は、ステータとロータとを備えている。ステータはコイルであり、ロータは永久磁石である。モータ20は、左右方向に沿った回転軸線20Aを有している。モータ20の回転軸線20Aは、回転刃10の回転軸線10Aよりも前側に位置し、且つ、回転刃10の回転軸線10Aよりも上側に位置している。モータ20は、回転刃10に対して左側に位置している。モータ20の第一端部である左端部は、回転刃10から遠い。モータ20の第二端部である右端部は、回転刃10に近い。モータ20の左側の略半分は、ベース12よりも左側にはみ出している。モータ20は、回転軸線20A上にモータシャフト22を備えている。ロータは、モータシャフト22と一体に回転する。
<ギヤ24>
本体14は、モータ20の回転を回転刃10に伝達するための伝達機構であるギヤ24を備えている。ギヤ24の個数は、一つであっても複数であってもよい。ギヤ24は、モータシャフト22の右端部の近傍に位置する。モータシャフト22の右端部には、図示しないピニオンギヤが形成されている。ギヤ24は、ピニオンギヤと噛み合っている。
<回路基板26>
本体14は、モータ20を駆動制御するための回路基板26を備えている。回路基板26は、薄い板状である。回路基板26の厚さ方向は、左右方向に沿っている。回路基板26の厚さ方向は、回路基板26の実装面の法線方向である。回路基板26は、長方形状である。回路基板26の長辺の方向は、前後方向に沿っている。回路基板26は、モータ20の後側に位置している。回路基板26は、モータ20の左端部の近傍に位置する。回路基板26の前端部はモータ20に近く、回路基板26の後端部はモータ20から遠い。
<バッテリパック28>
丸鋸は、コードレスである。丸鋸は、バッテリパック28を備えている。バッテリパック28は、直方体である。バッテリパック28は、長方形状の上面を有している。バッテリパック28の上面に、図示しない端子が設けられている。バッテリパック28は、本体14に前側に向けて取り付けられ、本体14から後側に向けて取り外される。バッテリパック28は本体14に対して水平面と平行にスライド可能である。バッテリパック28は、上面が上側を向いた状態で本体14に取り付けられる。バッテリパック28の上面の左右両側には、各々、図示しないスライドレールが形成されている。バッテリパック28のスライドレールは、バッテリパック28の上面の長辺の方向に沿って延びている。バッテリパック28は、本体14に、吊り下げられた状態で保持される。バッテリパック28は、モータ20の後側に位置している。バッテリパック28は、回路基板26と回転刃10との間に位置している。バッテリパック28は、モータ20の後側の近傍に位置し、且つ、回路基板26の右側の近傍に位置している。
<ハウジング30>
本体14は、中空状のハウジング30を備えている。ハウジング30は、モータ収容部32と、ギヤ収容部34と、ソーカバー部36と、バッテリ装着部38と、基板収容部40と、ハンドル部42とを有している。モータ収容部32は、モータ20を収容している。ギヤ収容部34は、モータ収容部32の右側に位置している。ギヤ収容部34は、ギヤ24を収容している。ソーカバー部36は、ギヤ収容部34の右側に位置している。ソーカバー部36は、回転刃10の外周部の全周のうちの上部を覆っている。
<バッテリ装着部38>
バッテリ装着部38にバッテリパック28が装着される。バッテリ装着部38は、モータ収容部32の後側に位置している。バッテリ装着部38は、モータ収容部32の上部から後側に向けて延びている。バッテリ装着部38の下面にバッテリパック28が吊り下げられる。バッテリ装着部38の下面に図示しない本体14側の端子が設けられている。バッテリ装着部38の端子にバッテリパック28の端子が接続される。バッテリ装着部38の下面に、図示しないスライドレールが形成されている。バッテリ装着部38のスライドレールは、前後方向に延びている。バッテリ装着部38のスライドレールにバッテリパック28のスライドレールが係合する。バッテリ装着部38のスライドレールは左右一対形成されている。
<基板収容部40>
基板収容部40は、回路基板26を収容している。基板収容部40は、モータ収容部32の後側に位置している。基板収容部40は、バッテリ装着部38の左側に位置し、バッテリ装着部38の左端部から下方に向けて延びている。基板収容部40の右側面は、バッテリパック28の左側面と対向する。
<ハンドル部42>
ハンドル部42は、ユーザーが把持する部分である。図2,4,5,6,7,8,10,11においては、ハンドル部42の概略を二点鎖線で示している。切断作業時に、ユーザーは、ハンドル部42を把持して丸鋸を前進させる。ハンドル部42は、筒状である。ハンドル部42は、回転刃10から左側に離れて位置し、ソーカバー部36から左側に離れて位置している。平面視において、ハンドル部42は、前後方向に延びていて、ソーカバー部36及び回転刃10と平行である。ハンドル部42は、モータ収容部32の上面の右端部とバッテリ装着部38の上面の後端部との間をつないでいる。ハンドル部42は前端部と後端部を有している。ハンドル部42の前端部は、モータ収容部32の上面の右端部につながっている。ハンドル部42の後端部は、バッテリ装着部38の上面の後端部につながっている。
<排出口>
回転刃10が被切断物を切断することにより、切り粉が発生する。回転刃10は被切断物を下側から上側に向けて切断する。回転刃10は、切り粉を上側に移動させ、ソーカバー部36の内側に送り込む。ソーカバー部36の内側には、切り粉が通る通路50が形成されている。ソーカバー部36の内面と回転刃10の外周部との間には空間があいている。この空間が、切り粉が通る通路50となる。切り粉は、通路50を回転刃10の回転方向に沿って上流側から下流側に向けて移動する。ソーカバー部36の内面が通路50の壁面となる。図4に、通路50を移動する切り粉の流れを矢印で示している。
ソーカバー部36は、切り粉を排出するための第一の排出口52と第二の排出口54とを有している。第一の排出口52は、下流側であって後側に位置し、第二の排出口54は、上流側であって前側に位置している。通路50の前端部は切り粉の入口である。通路50の後端部が第一の排出口52である。ソーカバー部36は、通路50の後端部にパイプ56を備えている。パイプ56の前端部がソーカバー部36に接続されている。パイプ56の後端部が第一の排出口52である。パイプ56は、パイプ56の前端部の中心線を中心として回転できる。パイプ56は、前端部と後端部との間の途中の位置で曲がっている。パイプ56を回転させることで、第一の排出口52から排出される切り粉の排出方向を変えることができる。パイプ56の後端部には、図示しない集塵機のホースを接続することができる。
第二の排出口54は、通路50の途中に位置している。第二の排出口54は、通路50の前端部と第一の排出口52との間に位置している。第二の排出口54は、回転刃10の回転軸線10Aの真上の近傍に位置している。ソーカバー部36は、ベース12から上側に最も離れた部分である最上部を有している。最上部は、ソーカバー部36のうち最も高い位置に位置している。第二の排出口54は、ソーカバー部36の最上部の近傍に位置している。第二の排出口54は、上側と左右両側に開口している。第二の排出口54は、三方に開口している。
ハウジング30は、第二の排出口54を閉じるための蓋60を備えている。蓋60は、ソーカバー部36に取り付けられている。蓋60は、ソーカバー部36の外側を覆う。蓋60は、左側の側壁部と、右側の側壁部と、天井部とを有している。蓋60の天井部は、左側の側壁部の上端部と右側の側壁部の上端部とを左右方向に連結している。蓋60は、前側と後側と下側の、三方に開口している。蓋60の天井部は、蓋60の前端部の近傍には形成されていない。
蓋60の前端部がソーカバー部36に回動可能に取り付けられている。蓋60は、左右方向に沿った回動軸線60Aを有している。蓋60は、蓋60の前端部を支点として、前後に回動する。蓋60の回動軸線60Aは、第二の排出口54よりも前側であって上流側に位置している。蓋60の左右の側壁部の前端部の内面に、各々、支軸部62が形成されている。支軸部62は、ソーカバー部36の内側に向けて突出している。支軸部62は、左右方向に沿った中心線を有している。支軸部62は、円柱状の外周面を有している。ソーカバー部36は、左側の側壁部と、右側の側壁部と、左右の側壁部の上端部同士を左右方向に連結する天井部とを有している。ソーカバー部36の左側の側壁部の外面と右側の側壁部の外面には、各々、円形状の支持凹部64が形成されている。左右の支持凹部64に左右の支軸部62がそれぞれ係合している。左右の支軸部62及び左右の支持凹部64が、蓋60の回動支点となる。
蓋60は、第一の位置と、第二の位置と、第三の位置とに、各々位置することができる。第一の位置は、蓋60が最も後側に回動した位置である。第二の位置は、蓋60が第一の位置よりも前側に回動した位置である。第三の位置は、蓋60が第二の位置よりも前側に回動した位置であって、蓋60が最も前側に回動した位置である。蓋60は、第一の位置から第三の位置までの間を回動できる。第一の位置において、蓋60は、第二の排出口54を閉じている。第二の位置及び第三の位置において、蓋60は、第二の排出口54を開いている。第二の位置において、蓋60は、第二の排出口54に接続されたダストボックス74に当接して、第二の排出口54とダストボックス74との間の接続を補助している。第三の位置において、蓋60は、ダストボックス74から前側に離れている。
蓋60は、係止爪66を備えている。係止爪66が第一係止部である。係止爪66は、蓋60の天井部の後端部に位置している。係止爪66は、前後方向に沿ってスライドできる。係止爪66は、蓋60の後端部から後側に突出している。係止爪66が前側に移動すると、係止爪66の突出量は減少し、係止爪66が後側に移動すると、係止爪66の突出量は増加する。係止爪66の先端部の下側には斜面66Aが形成されている。蓋60は、バネ68を内蔵している。バネ68は、係止爪66を突出方向に付勢している。バネ68は、コイルバネである。バネ68が係止爪66を押しているので、係止爪66は、常時は、蓋60の後端部から後側に突出している。蓋60は、係止爪66を前側に移動させるための操作具70を備えている。操作具70と係止爪66は互いに連結されていて、操作具70と係止爪66は一体となって前後に移動する。操作具70と係止爪66は、一つの部材として一体的に形成されている。操作具70は、蓋60の天井部の外面に位置している。ユーザが操作具70を前側に移動させると、係止爪66の突出量は減少する。ユーザが操作具70から手を離すと、バネ68が係止爪66を後側に押して、係止爪66の突出量が増加する。
ソーカバー部36の第二の排出口54の後側の縁部には、係止凹部72が形成されている。係止凹部72が第二係止部である。係止凹部72が係止爪66を係止する。係止凹部72は、前側に開口していて、後側に向けて延びている。係止爪66は、係止凹部72に前側から後側に向けて入り込む。蓋60が第一の位置に位置すると、係止爪66が係止凹部72に係止される。係止爪66が係止凹部72に係止されることにより、蓋60はソーカバー部36によって第一の位置に保持される。
蓋60の内面は、通路50の壁面の一部である。蓋60が閉じた状態において、蓋60の内面は、通路50の壁面の一部となる。蓋60が閉じた状態において、蓋60の内面は、ソーカバー部36の内面と略面一である。蓋60が閉じた状態において、蓋60の外面60Bは、ソーカバー部36の外面36Bと略面一である。特に、蓋60の外面60Bの上面は、ソーカバー部36の外面36Bの上面と略面一である。
<ダストボックス74>
丸鋸は、切り粉を溜めるためのダストボックス74を備えている。ダストボックス74は、本体14に取り付けられる。具体的には、ダストボックス74は、ハウジング30に取り付けられる。ユーザは、本体14にダストボックス74を取り付けた状態で丸鋸を使用することができ、本体14からダストボックス74を外した状態でも丸鋸を使用することができる。
ダストボックス74は、ダストボックス74の内部に切り粉を取り込むための導入口76を有している。ダストボックス74は、前後方向に延びる形状である。導入口76は、ダストボックス74の前端部に形成されている。ダストボックス74は、切り粉を溜めるための貯留部78を有している。貯留部78は、ダストボックス74の後部に形成されている。貯留部78は、導入口76に対して、右側に位置ずれしている。ダストボックス74は、導入口76と貯留部78との間を結ぶ内部通路80を有している。内部通路80は、導入口76から貯留部78の上端部まで徐々に上昇している。
ダストボックス74は、貯留部78に溜まった切り粉を外部に排出するための廃棄口82を有している。廃棄口82は、ダストボックス74の後端部に形成されている。ダストボックス74は、廃棄口82を覆うための後蓋84を備えている。後蓋84は、後蓋84の上端部を支点として上下に回動する。図17のように後蓋84を開けると廃棄口82が開口し、貯留部78に溜まった切り粉を廃棄口82から排出できる。後蓋84は、後蓋84が閉じた状態を維持するための係止爪84Bを備えている。廃棄口82の近傍には図示しない係止部が設けられている。係止爪84Bが廃棄口82の近傍の係止部に係合することにより、後蓋84は閉じた状態に維持される。
尚、廃棄口82を、図示しない集塵機のホースを接続できるような形状としてもよい。その場合には、後蓋84を開けることで、図示しない集塵機のホースを廃棄口82に取り付けることができる。後蓋84に、集塵機のホースを接続するための図示しないホース接続部を設けてもよい。ホース接続部には図示しないキャップを備えておくことができる。キャップを外してホース接続部を開口させ、そのホース接続部に集塵機のホースを接続する。後蓋84にホース接続部を設けると、後蓋84を開けることなく集塵機のホースをダストボックス74に接続することができる。
後蓋84は、延長部84Aを有している。延長部84Aは、廃棄口82よりも下側に延びている。後蓋84の回動支点から延長部84Aまでの長さは、後蓋84の回動支点から廃棄口82までの長さよりも長い。延長部84Aは、後蓋84の先端部であって下端部に形成されている。後蓋84の延長部84Aは、ソーカバー部36の第一の排出口52を後側から覆う。
ダストボックス74は、前端部に、係止部としての係止凹部86を有している。係止凹部86は、導入口76の周縁部に形成されており、具体的には、導入口76の上側の縁部に形成されている。係止凹部86は前側に開口している。ソーカバー部36は、ダストボックス74の係止凹部86を係止するための係止部としての係止凸部88を有している。係止凸部88は、第二の排出口54の周縁部に形成されており、具体的には、第二の排出口54の前側の縁部に形成されている。係止凸部88は、第二の排出口54の前側の縁部から後側に向けて突出している。ソーカバー部36の係止凸部88がダストボックス74の係止凹部86に入り込むことにより、ダストボックス74の係止凹部86がソーカバー部36の係止凸部88によって係止される。ダストボックス74の係止凹部86がソーカバー部36の係止凸部88に係止されることにより、ダストボックス74の前端部の上下方向の移動が規制され、導入口76の位置が安定する。ソーカバー部36の係止凸部88がダストボックス74の係止凹部86に入り込んだ状態で、ダストボックス74は、ソーカバー部36の係止凸部88を支点として上下に僅かに回動できる。
ダストボックス74は、係止凹部86よりも後側に、フック90を備えている。フック90は、貯留部78の近傍であって前側に位置している。フック90は、左右方向に沿ってスライド可能である。フック90は、軸部92と腕部94とを有している。軸部92は、左右方向に沿って延びていて、ダストボックス74を左右方向に貫通している。軸部92の右端部には、筒状のキャップ96が被せられている。キャップ96は、ダストボックス74の右側面に露出している。軸部92は、左右方向中間位置にフランジ部98を有している。フランジ部98とダストボックス74の内面との間にはバネ100が設けられている。バネ100は、コイルバネである。バネ100は、フランジ部98を介してフック90を右側に付勢している。
腕部94は、軸部92の左端部から延びている。腕部94は、軸部92に対して直交する方向に向けて延びており、具体的には、腕部94は、下側に向けて延びている。腕部94は、ダストボックス74の左側面の外側に位置している。腕部94の先端部の右側面に、係止部102が形成されている。係止部102は、右側に向けて突出している。係止部102の下側には斜面104が形成されている。ソーカバー部36の左側面には、フック90の係止部102と係止する係止部106が形成されている。ソーカバー部36の係止部106は、ソーカバー部36の左側の側壁部の外面に形成されている。ソーカバー部36の係止部106は、第二の排出口54よりも後側に位置し、第一の排出口52よりも前側に位置している。ソーカバー部36の係止部106の上側には斜面108が形成されている。フック90の係止部102は、ソーカバー部36の係止部106の下側に係止する。
ダストボックス74は、蓋60の後部が入る凹部110を有している。凹部110は、ダストボックス74の前部の上面に形成されている。凹部110は、ダストボックス74の前端部まで延びている。凹部110は、上側に開口すると共に左右両側にも開口している。凹部110の後側の縁部に、蓋60の係止爪66を係止するための第三係止部である係止凹部112が形成されている。係止凹部112は前側に開口している。ダストボックス74の係止凹部112には、蓋60の係止爪66が前側から入り込むことができる。
<ダストボックス74の装着>
ダストボックス74をソーカバー部36に装着する際には、蓋60を第三の位置まで回動させて蓋60を全開の状態とする。ダストボックス74の前端部を第二の排出口54に差し込むようにして導入口76を第二の排出口54に接続する。ダストボックス74の前端部の係止凹部86とソーカバー部36の係止凸部88とを互いに係合させる。ソーカバー部36の係止凸部88を支点としてダストボックス74を下側に若干回動させる。フックの90の斜面104がソーカバー部36の斜面108に上側から当接することにより、フック90はバネ100の付勢力に抗して左側に移動する。フック90の係止部102は、ソーカバー部36の係止部106を乗り越えて下側に移動して、ソーカバー部36の下側に係止する。バネ100がフック90を右側に付勢しているので、フック90の係止部102とソーカバー部36の係止部106との間の係止状態が維持される。
ダストボックス74を第二の排出口54に接続した後、蓋60を後側に回動させて、蓋60をダストボックス74の凹部110に入れて蓋60をダストボックス74に当接させる。蓋60の係止爪66の先端部の下側には斜面66Aが形成されているので、蓋60をダストボックス74の凹部110に向けて押すことにより、係止爪66がスライドして凹部110の係止凹部112に入り込む。バネ100が係止爪66を押しているので、係止爪66とダストボックス74の係止凹部112との間の係止状態が維持される。ダストボックス74は、ソーカバー部36の係止凸部88と、ソーカバー部36の係止部106と、蓋60の係止爪66の合計三つの部分で係止される。蓋60の係止爪66がダストボックス74の係止凹部112に係止されることにより、蓋60は第二の位置に保持される。蓋60の外面60Bは、凹部110から後側に延びるダストボックス74の外面74Bと略面一となる。特に、蓋60の外面60Bの上面は、凹部110から後側に延びるダストボックス74の外面74Bの上面と略面一となる。蓋60は、ダストボックス74の前端部を前後に跨ぐようにしてダストボックス74の前端部の上側を覆う。蓋60は、ダストボックス74の係止凹部86とソーカバー部36の係止凸部88とを上側から覆う。
ダストボックス74が装着されると、ダストボックス74の導入口76は、第二の排出口54から通路50の内側に入り込んだ状態となる。導入口76は、通路50の上流側を向いた状態となる。導入口76の上側の縁部は、通路50の壁面の上部の後側の近傍に位置し、且つ、通路50の壁面の上部と略面一となる。切り粉は、通路50を下流側に向けて流れる。特に、切り粉は、通路50の壁面の上部に当たりながら、その上部に沿うようにして下流側に流れる。切り粉は、導入口76からダストボックス74に入り、内部通路80を通って貯留部78に溜まる。図11に、切り粉の流れを矢印で示している。
ダストボックス74の貯留部78は、パイプ56の上側に位置する。ダストボックス74の後蓋84の延長部84Aは、第一の排出口52の後側に対向して位置して、第一の排出口52を隙間をあけた状態で後側から覆う。貯留部78が導入口76に対して右側に位置ずれしているので、貯留部78は回転刃10に対して右側にオフセットした状態となる。そのため、ダストボックス74の後部がハンドル部42から右側に離れる。ダストボックス74の後部とハンドル部42との間のスペースが拡大されて、ハンドル部42を把持しやすくなる。
ダストボックス74を取り外す場合には、まず、操作具70を前側にスライドさせて係止爪66を前側に移動させる。係止爪66が前側に移動することにより、係止爪66とダストボックス74の係止凹部112との間の係止状態が解除される。蓋60を前側に回動させて第三の位置に位置させる。次に、ダストボックス74の右側面に露出するキャップ96を押す。キャップ96を押すと、フック90が左側にスライドして、フック90の係止部102とソーカバー部36の係止部106との間の係止状態が解除される。キャップ96を指で押しながらダストボックス74を把持し、ソーカバー部36の係止凸部88を支点としてダストボックス74を若干上側に回動させ、ダストボックス74を斜め後方に引き抜く。
以上のように、第一の実施形態における丸鋸は、ダストボックス74を装着した状態において、蓋60は、ダストボックス74に当接して、ダストボックス74と第二の排出口54との接続を補助する。そのため、ダストボックス74と第二の排出口54との接続を安定させることができる。特に、蓋60の係止爪66とダストボックス74の係止凹部112とが互いに係止するので、ダストボックス74の装着状態が安定すると共に、蓋60が第二の位置に保持される。蓋60がダストボックス74の凹部110に係合するので、ダストボックス74と蓋60とが一体的に見え、デザインが良好になる。蓋60をダストボックス74の凹部110に係合させることができるので、ダストボックス74を装着したときに蓋60をハウジング30に収容する必要がなくなる。そのため、第二の排出口54とは異なるハウジング30の位置に、蓋60を収容するための収容凹部を別途設ける必要がなくなる。第二の位置において蓋60の外面60Bとダストボックス74の外面74Bとが略面一になるので、デザインが良好になる。ダストボックス74の導入口76を、第一の排出口52よりも上流側の第二の排出口54に接続できるので、切り粉を効率良くダストボックス74に取り込むことができる。
蓋60の回動軸線60Aが第二の排出口54よりも上流側に位置しているので、ダストボックス74を後側から前側に向けて容易に装着することができる。蓋60を、第二の位置よりも前側の位置である第三の位置に位置させることができるので、ダストボックス74の着脱作業が容易である。蓋60が第二の位置において第二の排出口54の前側の縁部を覆うので、ダストボックス74の係止凹部86とソーカバー部36の係止凸部88とが蓋60によって保護される。
ダストボックス74を装着しない場合、蓋60によって第二の排出口54を閉じることができる。蓋60によって第二の排出口54が閉じられた状態においても、第一の排出口52から切り粉を外部に排出することができる。第一の位置において蓋60の外面60Bはソーカバー部36の外面36Bと略面一となるので、通路50の途中に蓋60を備えていても、良好なデザインとなる。第一の位置において蓋60の内面はソーカバー部36の内面と略面一となるので、通路50の途中に蓋60を備えていても、切り粉はスムーズに第一の排出口52へ流れていく。蓋60の係止爪66がソーカバー部36の係止凹部72に係止されるので、蓋60が第一の位置に保持される。蓋60の係止爪66は、ダストボックス74の係止凹部112に係合できるものであると共にソーカバー部36の係止凹部72にも係合できるものである。そのため、蓋60に、ダストボックス74の係止凹部112に係合するための専用の係止部と、ソーカバー部36の係止凹部72に係合するための専用の係止部とを、各々設けなくて済む。
<第二の実施形態>
次に、本発明の第二の実施形態にかかる丸鋸について説明する。但し、第一の実施形態と同様の構成についてはその詳細な説明を省略する。第二の実施形態の丸鋸を図18から図20に示している。図18と図19は、蓋60が第一の位置に位置した状態であって、第二の排出口54が閉じている状態を示している。図20は、蓋60が第二の位置に位置した状態であって、第二の排出口54にダストボックス74が接続された状態を示している。蓋60は、第一の位置と第二の位置との間を移動できる。本実施形態の丸鋸は、バッテリパック28を備えていない。
第一の排出口52は、ソーカバー部36の右側面に形成されている。図18のように、蓋60が第二の排出口54を閉じた状態では、切り粉は、第一の排出口52から右側に向けて排出される。図19のように、第一の排出口52には、筒状のノズル120を取り付けることができる。第一の排出口52のノズル120を取り付けると、切り粉の排出方向は後側となる。ノズル120の後端部には、図示しない集塵機のホースを接続することができる。
蓋60は、前側のリンク122と後側のリンク124とを介してソーカバー部36に取り付けられている。前側のリンク122の第一の端部である下端部と後側のリンク124の第一の端部である下端部は、各々、ソーカバー部36に回動可能に取り付けられている。前側のリンク122の第二の端部である上端部と後側のリンク124の第二の端部である上端部は、各々、蓋60に回動可能に取り付けられている。
図18及び図19のように、蓋60が閉じた状態では、蓋60の外面60Bとソーカバー部36の外面36Bとは略面一となる。図20のように、蓋60を前側且つ上側に移動させると、第二の排出口54が開き、第二の排出口54にダストボックス74を接続することができる。第二の排出口54に接続されたダストボックス74の凹部110には、蓋60の後部が入り込む。ダストボックス74の凹部110に蓋60の後部が入り込むと、蓋60の外面60Bとダストボックス74の外面74Bとは略面一になる。蓋60は、第二の位置においてダストボックス74に当接し、ダストボックス74と第二の排出口54との間の接続を補助する。
<第三の実施形態>
次に、本発明の第三の実施形態にかかる丸鋸について説明する。但し、上記実施形態と同様の構成についてはその詳細な説明を省略する。第三の実施形態の丸鋸を図21から図23に示している。図21は、蓋60が第一の位置に位置した状態であって、第二の排出口54が閉じた状態を示している。図22及び図23は、蓋60が第二の位置に位置した状態であって、第二の排出口54が開いた状態を示している。蓋60は、第一の位置と第二の位置との間を移動できる。図21はダストボックス74が取り付けられていない状態を示しており、図22及び図23はダストボックス74が取り付けられた状態を示している。
蓋60は、蓋60の後端部を支点として上下に回動する。蓋60は、左右方向に沿った回動軸線60Aを有している。蓋60の回動軸線60Aは、蓋60の後端部に位置し、且つ、第二の排出口54の後側の縁部に位置している。第一の位置において、蓋60の前端部は第二の排出口54の前側の縁部に内側から当接している。蓋60は、第一の位置からソーカバー部36の内側に向けて回動して第二の位置となる。蓋60が第一の位置から第二の位置に回動すると、蓋60の前端部は第二の排出口54の前側の縁部から内側に離れる。第二の位置において蓋60は、通路50内に突出した状態となる。通路50内の切り粉は、蓋60によって第二の排出口54へ誘導される。
蓋60は、バネ130によって第一の位置側に付勢されている。バネ130は、蓋60を外側に付勢している。バネ130は、ねじりコイルバネである。蓋60は、バネ130によって付勢されることにより、常時は、第一の位置に位置している。ダストボックス74は、蓋60を内側に押すための押圧部132を有している。押圧部132は、導入口76の縁部に形成されている。ダストボックス74をソーカバー部36に取り付ける際に、ダストボックス74の押圧部132が蓋60を上側から押して蓋60を内側に回動させる。ダストボックス74をソーカバー部36に取り付けることにより、蓋60を自動的に第二の位置に回動させて第二の排出口54を開くことができる。ダストボックス74をソーカバー部36から取り外すと、蓋60はバネ130によって自動的に元の第一の位置に戻り、第二の排出口54は閉じた状態となる。
図示しないが、第一の実施形態と同様に、ダストボックス74は、係止部102を有するフック90を備えている。ダストボックス74の装着状態においては、バネ130は、蓋60を外側に向けて付勢し、蓋60は、ダストボックス74の押圧部132を上側に付勢している。ダストボックス74がバネ130によって上側に付勢されることにより、フック90の係止部102とソーカバー部36の係止部106との間の係止状態が安定する。
上記実施形態では、ソーカバー部36に二つの排出口が設けられていたが、一つの排出口のみが設けられていてもよい。排出口が一つである場合には、その排出口に蓋60が設けられ、その排出口にダストボックス74が接続される。
10 回転刃
10A 回転軸線
12 ベース
14 本体
16 横ピン
18 保護カバー
20 モータ
20A 回転軸線
22 モータシャフト
24 ギヤ
26 回路基板
28 バッテリパック
30 ハウジング
32 モータ収容部
34 ギヤ収容部
36 ソーカバー部
36B 外面
38 バッテリ装着部
40 基板収容部
42 ハンドル部
50 通路
52 第一の排出口
54 第二の排出口
56 パイプ
60 蓋
60A 回動軸線
60B 外面
62 支軸部
64 支持凹部
66 係止爪(第一係止部)
66A 斜面
68 バネ
70 操作具
72 係止凹部(第二係止部)
74 ダストボックス
74B 外面
76 導入口
78 貯留部
80 内部通路
82 廃棄口
84 後蓋
84A 延長部
84B 係止爪
86 係止凹部
88 係止凸部
90 フック
92 軸部
94 腕部
96 キャップ
98 フランジ部
100 バネ
102 フックの係止部
104 斜面
106 ソーカバー部の係止部
108 斜面
110 凹部
112 係止凹部(第三係止部)
120 ノズル
122 前側のリンク
124 後側のリンク
130 バネ
132 押圧部

Claims (4)

  1. 回転刃と、前記回転刃の外周部を覆うソーカバー部を有するハウジングと、切り粉を溜めるためのダストボックスと、を備え、
    前記ソーカバー部は、前記切り粉が上流側から下流側に向けて移動する通路と、前記切り粉を前記通路から排出するための第一の排出口及び第二の排出口と、を有し、
    前記通路に沿って、前記第二の排出口は前記第一の排出口よりも上流側に位置し、
    前記ダストボックスは、前記第二の排出口に着脱可能に接続され、
    前記ハウジングは、前記第二の排出口を覆うための蓋を備え、
    前記蓋は、前記第二の排出口を閉じる第一の位置と、前記第二の排出口を開く第二の位置との間を移動できるように、前記ソーカバー部に取り付けられており、
    前記第二の位置において、前記蓋は、前記第二の排出口に接続された前記ダストボックスに当接することにより、前記第二の排出口と前記ダストボックスとの接続を補助する、丸鋸。
  2. 前記第一の排出口は、前記回転刃の切断進行方向の後ろ側に向かって開口している、請求項1記載の丸鋸。
  3. 前記回転刃は、回転軸線を有し、
    前記蓋は、前記回転刃の前記回転軸線に沿った回動軸線を中心として回動し、
    前記蓋の前記回動軸線は、前記第二の排出口よりも、前記回転刃の回転方向の上流側に位置している、請求項1記載の丸鋸。
  4. 回転刃と、前記回転刃の外周部を覆うソーカバー部を有するハウジングと、切り粉を溜めるためのダストボックスと、を備え、
    前記ソーカバー部は、前記切り粉が通る通路と、前記切り粉を前記通路から排出するための排出口と、を有し、
    前記ダストボックスは、前記排出口に着脱可能に接続され、
    前記ハウジングは、前記排出口を覆うための蓋を備え、
    前記蓋は、前記排出口を閉じる第一の位置と、前記排出口を開く第二の位置との間を移動できるように、前記ソーカバー部に取り付けられており、
    前記第二の位置において、前記蓋は、前記排出口に接続された前記ダストボックスに当接することにより、前記排出口と前記ダストボックスとの接続を補助し、
    前記ソーカバー部は、外面を有しており、
    前記蓋は、外面を有しており、前記蓋の前記外面は、前記第一の位置において前記ソーカバー部の前記外面と略面一となり、
    前記ダストボックスは、外面を有しており、前記ダストボックスは、前記ダストボックスの前記外面に、前記第二の位置において前記蓋が入り込む凹部を有しており、
    前記蓋の前記外面は、前記第二の位置において、前記凹部の近傍における前記ダストボックスの前記外面と略面一となる、丸鋸。
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