JP2016094129A - 管理機のハンドルグリップ - Google Patents

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浩次 猪飼
Hiroji Inokai
浩次 猪飼
秀司 西村
Hideji Nishimura
秀司 西村
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【課題】自然体の姿勢でハンドルのグリップを握ることができ、長く作業をしても疲れにくくグリップ力を高められ、フィット感の高いハンドルグリップを提供しようとする。【解決手段】ミッションケース11の下部に走行装置または耕耘装置を備え、該ミッションケース11の上部から左右斜め後方に突出される左右一対のハンドル6・6を備え、該ハンドル6の後端部にハンドルグリップ7が取り付けられる管理機1のハンドルグリップ7であって、該ハンドルグリップ7は中心軸線L1に対して直交方向の断面が楕円状に形成され、該断面楕円状のハンドルグリップの長軸線L2が略上下方向を向くように配置される。【選択図】図5

Description

本発明は、歩行型の管理機のハンドルに取り付けるハンドルグリップに関する。特に、機体から左右両後方に突出する角型のハンドルに取り付けるハンドルグリップの構成に関する。
従来から、管理機の機体の両側から上斜め後方にハンドルを突出し、該ハンドルの後端を作業者が握って作業を行うようにしている。そして、耕耘後の圃場を踏まないように、ハンドルの側部に補助ハンドルを設けた技術が公知となっている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−183917号公報
しかし従来、作業者が握るハンドルの部分の軸心は、前後方向または左右方向に向けられていたので、管理機の後方を歩いてグリップを握って作業及び操作をするが、持ち上げて旋回したり、押し下げて耕耘深さを調節したりするのに、少なからず労力を要し。長時間作業をすると、とりわけ慣れない作業者には負担が大きかった。
すなわち、従来のハンドル部には人間工学的な工夫が為されておらず、適正でないハンドルの取扱いをも許容してしまう欠点があった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、自然体の姿勢でハンドルのグリップを握ることができ、長く作業をしても疲れにくくグリップ力を高められ、フィット感の高いハンドルグリップを提供しようとする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ミッションケースの下部に走行装置または耕耘装置を備え、該ミッションケースの上部から左右斜め後方に突出される左右一対のハンドルを備え、該ハンドルの後端部にハンドルグリップが取り付けられる管理機のハンドルグリップであって、該ハンドルグリップは中心軸線に対して直交方向の断面が楕円状に形成され、該断面楕円状のハンドルグリップの長軸線が略上下方向を向くように配置されるものである。
請求項2においては、前記左右のハンドルグリップの長軸線が後面視で上側が内方向に傾斜するように配置されるものである。
請求項3においては、前記ハンドルグリップは、前側が太く、後側が細く、後端にフランジ部が形成されるものである。
本発明は上記構成とすることにより、作業者が管理機のハンドルグリップを握って作業を行ったときに、安定して握ることができ、力を入れて操作しやすくなり、疲労を軽減することができる。
管理機の側面図。 管理機の平面図。 管理機の後面図。 ハンドルグリップの側面図。 ハンドルグリップの斜視図。 ハンドルグリップの断面図。 ハンドルグリップを握った状態を示す断面図。
以下では、本発明に係るハンドルグリップ7を備える管理機1の一実施形態について説明する。なお、以下では図中の矢印Fの方向を前方向と定義して説明を行う。
図1、図2、図3に示す管理機1は、本機前後中央に配置されるミッションケース11、本機前部上に配置されるエンジン20、ミッションケース11下部に支持される走行装置と耕耘装置を兼ねる車軸型のロータリ30、ミッションケース11の上部から上斜め後方に突設される左右一対のハンドル6・6の後部上に配設される操縦部60等を具備する。
ミッションケース11内には、種々のギヤや伝達軸等よりなる変速装置を収納し、エンジン20からの動力を変速してロータリ30に伝達する。ミッションケース11は、管理機1の左右略中央に上下方向に配置される。
エンジン20は、駆動源となるものである。エンジン20は、ミッションケース11の前部に固定されたエンジンフレーム21上に載置固定される。該エンジン20は後部右側にエアクリーナ22が配置され、左側上にマフラが配置されマフラカバー23により覆われる。エンジン20のクランク軸の一端(右端)にリコイルスタータ24が設けられ、クランク軸の他端(左端)にベルト伝動機構が配置されている。前記エンジン20はボンネット25により覆われる。エンジン20からの動力は、ベルト伝動機構を介してミッションケース11に伝達される。
前記ミッションケース11の下部に車軸を兼用する耕耘軸31が軸架され、該耕耘軸31上に耕耘爪32・32・・・が適宜間隔をあけて固定される。該耕耘爪32・32・・・の回転軌跡の上方は耕耘カバー33により覆われる。前記ミッションケース11の後部にはヒッチ35が設けられ、該ヒッチ35に抵抗棒34が取り付けられる。
前記ミッションケース11の上部にはハンドル台12が設けられ、該ハンドル台12から左右上斜め後方に左右一対のハンドル6・6が突設される。該ハンドル6は上下調節可能、かつ、左右回動可能にハンドル台2に取り付けられる。該ハンドル6の後部には操縦部60が設けられ、該操縦部60は、管理機1を走行及び作業させるための種々の操作を行うためのものが配置される。操縦部60は、ハンドル6後端に取り付けたハンドルグリップ7や主クラッチレバー61や後進レバー62やアクセルレバー63やエンジンストップスイッチ63等で構成される。
前記ハンドル6は左右のパイプにより平面視略V字状に形成され、このハンドル6後部がハンドルグリップ7の取付部6aとされる。取付部6aは、図2に示すように、平面視で略前後方向を向くように左右中央側に傾斜するように折り曲げられ、側面視で略水平方向を向くように折り曲げられる。こうして、作業者がハンドルグリップ7を握った状態において、平面視で前腕(肘と手の間)の長手方向中心軸線W1と取付部6aの中心軸線L1が略平行となるようにしている。このような構成とすることで、作業者が無理に手首を捻ることなく楽な状態、つまり、自然体の姿勢でハンドルグリップ7・7を握れ、ハンドル6の操作を容易にできるようにしている。
次に、本発明のハンドルグリップ7について説明する。
ハンドルグリップ7は、前記ハンドル6後部の取付部6aに取り付けられる。前記ハンドルグリップ7は、弾性を有し表面が滑り難いゴムや合成樹脂等で有底円筒状に構成される。ハンドルグリップ7は図3乃至図6に示すように、中心軸線L1に対して直交する断面形状が略楕円状に構成され、ハンドル断面の円周方向のどの位置から握るかによって握った感覚が異なるように形成されている。
このように、ハンドルグリップ7を断面視楕円形に構成し、後面視において、長軸線L2が略上下方向を向くように配設されることによって、図7(a)に示すように、手首がハンドルグリップ7の上側に置く形で、ハンドルが握られることになる。そうすると、図3、図6に示すように、腕を伸ばした状態で自分の体重を使ってハンドル6を押えた、疲れ難い自然体の姿勢となる。それとは異なって、従来では、図7(b)に示すように、ハンドルグリップが断面視円形に構成されていたために、手首がどの角度であっても握ることができ、無理な姿勢で握りながら作業を進めることがあった。従って、疲労が蓄積したり、体の一部を傷めたりすることがあった。本実施形態のように、ハンドルグリップ7を断面視楕円形に形成することによって、どのような状態でハンドルグリップ7を握っても、自然と握り易い位置に収まるように握り替え、安定した作業ができて疲労も軽減されることになる。
そして、前側が太く後側が細く、後端にフランジ部71が形成される。つまり、ハンドルグリップ7は前部の長径R1及び短径R2を長くして太くし、前部から徐々に長径R1及び短径R2が短くなるように構成して細くなるように構成している。言い換えれば、前側は肉厚が厚く、後方にいくに従い肉厚を徐々に薄くなるように構成している。
こうして、握った時に人差し指が当たる部分から中指が当たる部分までは太くなるようにし、中指の当たる部分から徐々に細くして薬指、小指が握り易い太さとし、各指の長さとハンドルグリップ7の太さがほぼ比例するようにして、指とハンドルグリップ7との間で隙間ができることなくフィットして握ることができるようにしている。よって、ハンドルグリップ7を握って作業をするとき、力を入れ易く操作性が向上されるのである。そして、後端のフランジ部71の長径R1及び短径R2は前記細い部分よりも長くして出っ張るように構成し、ハンドルグリップ7の長手方向後側に手が滑ってもフランジ部71で止められるようにしている。
また、ハンドルグリップ7の外周の左右側面には滑り止め部72が構成される。滑り止め部72は本実施形態では、側面視ひょうたん形の外周溝を形成している。但し、滑り止め部72の形状は限定するものではない。なお、この滑り止め部72の溝は表面が凹む構成であっても膨らむ構成であってもよく。また、滑り止め部72を摩擦抵抗が大きい異なる材質で構成してもよい。
そして、図3、図6に示すように、作業者がハンドルグリップ7を握って作業するとき、ハンドルグリップ7の長軸線L2は、鉛直に対して機体左右方向内側に角度θ傾斜して配置される。詳しくは、ハンドルグリップ7の長軸線L2は、作業者がハンドルグリップ7を握った状態で後面視において、作業者の前腕H(肘と手の間)の長手方向中心軸線W1と略平行となるように配置される。具体的には、角度θは3〜8度程度としている。
上記のように、ハンドルグリップ7を角度θ傾斜して配置することにより、ハンドルグリップ7がハンドル6の取付部6aに取り付けた状態において、作業者が左右のハンドルグリップ7・7を握ると、手首やひじや肩を捻ったり大きく曲げたりすることなく、略両手を軽く左右に広げた楽な姿勢で握ることができ、作業時に、力を入れて耕耘作業や旋回させるときに、余計な力を掛ける必要がなく、腕や手首等を傷めたり疲労を蓄積することがなく作業ができるようになる。
以上のように、ミッションケース11の下部に走行装置または耕耘装置を備え、該ミッションケース11の上部から左右斜め後方に突出される左右一対のハンドル6・6を備え、該ハンドル6の後端部にハンドルグリップ7が取り付けられる管理機1のハンドルグリップ7であって、該ハンドルグリップ7は中心軸線L1に対して直交方向の断面が楕円状に形成され、該断面楕円状のハンドルグリップの長軸線L2が略上下方向を向くように配置されるので、作業者が管理機1のハンドルグリップ7・7を握って作業を行ったときに、自然体の姿勢で安定して握ることができ、余計な力を入れる必要がなくなり、長く作業を行っても疲労を軽減することができる。
また、前記左右のハンドルグリップ7の長軸線L1が後面視で上側が内方向に傾斜するように配置されるので、作業時に、作業者がハンドルグリップ7を握って、ハンドル6を持ち上げたり押し下げたりするときに、力を入れ易く、疲労を軽減できる。
また、前記ハンドルグリップは、前側が太く、後側が細く、後端にフランジ部が形成されるので、手のひら及び指の長さに合わせた握り形状となって、ハンドルグリップ7と手の間に隙間がなく効率よく力伝えることができ、ハンドル6の操作が楽に行えるようになる。また、フランジ部71によって手がハンドルグリップ7より滑り抜けることを防止でき、フィットさせた状態を安定して持続させることができる。
1 管理機
6 ハンドル
7 ハンドルグリップ
11 ミッションケース
71 フランジ部

Claims (3)

  1. ミッションケースの下部に走行装置または耕耘装置を備え、該ミッションケースの上部から左右斜め後方に突出される左右一対のハンドルを備え、該ハンドルの後端部にハンドルグリップが取り付けられる管理機のハンドルグリップであって、該ハンドルグリップは中心軸線に対して直交方向の断面が楕円状に形成され、該断面楕円状のハンドルグリップの長軸線が略上下方向を向くように配置されることを特徴とする管理機のハンドルグリップ。
  2. 前記左右のハンドルグリップの長軸線が後面視で上側が内方向に傾斜するように配置されることを特徴とする請求項1に記載の管理機のハンドルグリップ。
  3. 前記ハンドルグリップは、前側が太く、後側が細く、後端にフランジ部が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の管理機のハンドルグリップ。
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