JP5462983B1 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

ページを管理する管理者の意図に沿った広告を、当該Webサイトから提供されるページに表示させる広告として決定することが可能な情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供する。
情報処理装置は、広告をするための広告表示領域が設けられるページから特定されるキーワードを取得し、且つ当該ページを管理する管理者の履歴情報を取得する。そして、情報処理装置は、当該取得されたキーワードに対応する広告を選定し、上記取得された履歴情報に基づいて、上記選定された広告の中から、上記ページにおける広告表示領域に表示させる広告を決定する。

Description

本発明は、Webサイトに登録される記事の内容に連動した広告をユーザへ提供可能なシステム等の技術分野に関する。
従来から、Webサイトに登録される記事(コンテンツ)の内容に連動した広告を提供可能な広告配信システムが知られている(例えば、特許文献1)。このシステムでは、広告掲載Webサイトの広告掲載対象コンテンツの内容からキーワードやトピックを抽出しておき、閲覧者が端末から広告掲載対象コンテンツへのアクセス要求をした場合に、上記抽出されたキーワードやトピックにより広告を検索し、広告付きのコンテンツを閲覧者の端末に提供するようになっている。これにより、閲覧者にとっては、アクセスしたコンテンツの内容に関連する広告を入手することができる。
特開2007−286833号公報
ところで、例えば記事が登録(投稿)されるWebサイトが複数のユーザごとに割り当てられる場合に、それぞれのユーザは自身に割り当てられたWebサイトから提供されるページを管理する管理者となる。しかしながら、上述したような従来の技術では、このようなページを管理する管理者の意図に沿った広告が必ずしも選択されていない。そのため、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を閲覧者に閲覧させることは困難であった。
本発明は、以上の点等に鑑みてなされたものであり、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を、当該Webサイトから提供されるページに表示させる広告として決定することが可能な情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、端末装置の表示画面に表示可能であり、広告を表示するための広告表示領域が設けられるページであって、前記ページから特定されるキーワードを取得する第1取得手段と、前記ページを管理する管理者の履歴情報を取得する第2取得手段と、複数の広告それぞれの情報を記憶する記憶手段から、前記第1取得手段により取得されるキーワードと前記第2取得手段により取得される履歴情報に基づいて、前記ページにおける前記広告表示領域に表示させる広告を決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を当該ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記第1取得手段により取得されるキーワードが、商品のカテゴリを示す場合に、当該キーワードに対応する広告を決定することを特徴とする。
この発明によれば、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を決定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードに対する前記管理者による評価がポジティブの場合に、当該キーワードに対応する広告を決定する。
この発明によれば、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を決定することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中で、前記キーワードに基づいて算出されるスコアが所定の条件を満たす広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定する。
この発明によれば、スコアに基づく表示順位において、スコアの順位が高い広告から順位又はスコアが離れすぎている広告を優先して広告表示領域に表示させる広告として決定することを防ぐことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中で、前記広告表示領域に広告を表示させるために広告主により指定された入札金額が所定の条件を満たす広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、入力金額に基づく表示順位において、入札金額の順位が高い広告から順位又は入札金額が離れすぎている広告を優先して広告表示領域に表示させる広告として決定することを防ぐことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中から、前記管理者が購入した商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を当該ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードを含む記事の登録日時より前の所定期間内に購入された商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、ページを管理する管理者の最近の意図に沿った広告を、当該ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードを含む記事の登録日時より前に購入された商品のうち、購入日時が前記登録日時に最も近い商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、ページを管理する管理者の最近の意図に沿った広告を、当該ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中から、前記管理者が閲覧した商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を当該ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードを含む記事の登録日時より前の所定期間内に閲覧された商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、ページを管理する管理者の最近の意図に沿った広告を、当該ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項9に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードを含む記事の登録日時より前に閲覧された商品のうち、閲覧日時が前記登録日時に最も近い商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、ページを管理する管理者の最近の意図に沿った広告を、当該ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項12に記載の発明は、請求項9に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードを含む記事の登録日時より前に閲覧された商品のうち、閲覧回数が多い上位の商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、より一層、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を、ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項13に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中から、前記管理者によりリンクされた商品であって当該リンクを介して購入者により購入された商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、より一層、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を、ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記管理者によりリンクされた商品であって当該リンクを介して購入者により購入された商品のうち、購入件数が多い上位の商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、より一層、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を、ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項15に記載の発明は、請求項13に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記管理者によりリンクされた商品であって当該リンクを介して購入者により購入された商品のうち、直近の過去所定期間内における購入件数の増加率が大きい上位の商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、より一層、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を、ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項16に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中から、前記管理者により購入された商品に対する当該管理者による評価に基づいて、前記広告表示領域に表示させる広告を決定することを特徴とする。
この発明によれば、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を、ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記管理者による評価がされた商品のうち、評価が高い上位の商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする。
この発明によれば、より一層、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を、ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項18に記載の発明は、請求項16に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記管理者による評価がされた商品のうち、評価が低い下位の商品を決定対象から除外することを特徴とする。
この発明によれば、より一層、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を、ページに表示させる広告として決定することができる。
請求項19に記載の発明は、請求項1乃至18の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、商品区分毎に設定された参照範囲の前記履歴情報に基づいて、前記広告表示領域に表示させる広告を決定することを特徴とする。
この発明によれば、商品区分毎に適切な範囲の商品の広告を広告表示領域に表示させる広告として決定することができる。
請求項20に記載の発明は、請求項19に記載の情報処理装置において、前記参照範囲は、前記商品区分ごとに設定された耐用年数に対応する範囲であることを特徴とする。
この発明によれば、耐用年数を超えている商品の広告を広告表示領域に表示させる広告として決定することができる。
請求項21に記載の発明は、請求項19に記載の情報処理装置において、前記参照範囲は、前記商品区分ごとに設定された季節情報に対応する範囲であることを特徴とする。
この発明によれば、現在日時が含まれる季節に見合った商品の広告を広告表示領域に表示させる広告として決定することができる。
請求項22に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報処理方法であって、端末装置の表示画面に表示可能であり、広告を表示するための広告表示領域が設けられるページであって、前記ページから特定されるキーワードを取得する第1取得ステップと、前記ページを管理する管理者の履歴情報を取得する第2取得ステップと、複数の広告それぞれの情報を記憶する記憶手段から、前記第1取得ステップにより取得されるキーワードと前記第2取得ステップにより取得される履歴情報に基づいて、前記ページにおける前記広告表示領域に表示させる広告を決定する決定ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項23に記載の情報処理プログラムの発明は、コンピュータを、端末装置の表示画面に表示可能であり、広告を表示するための広告表示領域が設けられるページであって、前記ページから特定されるキーワードを取得する第1取得手段、前記ページを管理する管理者の履歴情報を取得する第2取得手段、及び、複数の広告それぞれの情報を記憶する記憶手段から、前記第1取得手段により取得されるキーワードと前記第2取得手段により取得される履歴情報に基づいて、前記ページにおける前記広告表示領域に表示させる広告を決定する決定手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ページを管理する管理者の意図に沿った広告を当該ページに表示させる広告として決定することができる。
本実施形態に係る情報提供システムSの概要構成例を示す図である。 記事表示領域と広告表示領域が設けられたWebページの一例を示す図である。 (A)は、本実施形態に係る広告処理サーバ2の概要構成例を示すブロック図であり、(B)は、システム制御部54における機能ブロックの一例を示す図である。 広告処理サーバ2のシステム制御部24における広告提供処理の一例を示すフローチャートである。 履歴データベース222から、ページ管理者の履歴情報が取得される様子を示す図である。 広告データベース221から選定された表示対象候補のリストの一例を示す図である。 表示対象候補の表示順位が並べ替えられる様子を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報提供システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.情報提供システムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係る情報提供システムSの構成及び概要機能について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る情報提供システムSの概要構成例を示す図である。図1に示すように、情報提供システムSは、情報提供サーバ1及び広告処理サーバ2等を含んで構成される。広告処理サーバ2は、本発明の情報処理装置の一例である。情報提供サーバ1及び広告処理サーバ2は、ネットワークNWに接続されている。ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築される。また、情報提供サーバ1及び広告処理サーバ2には、ネットワークNWを介して、端末Tn(n=1,2,3・・・k)が接続可能になっている。なお、端末Tnとしては、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話機、携帯情報端末 (PDA:Personal Digital Assistant)、携帯電話と携帯情報端末を融合させた携帯端末(Smartphone)、又は携帯ゲーム機等の端末装置が適用可能である。また、端末Tnのユーザとして、後述するページ管理者、閲覧者、広告主等が挙げられる。
情報提供サーバ1は、ブログサイトやSNS(Social Networking Service)サイト等のWebサイトを提供するサーバである。Webサイトは、複数のユーザごとに割り当てられ、固有のURL(Uniform Resource Locator)が付与されている。Webサイトには、端末Tnへ提供されるWebページに表示可能な記事が登録される。記事は、例えばテキストデータにより構成される。Webサイトが割り当てられたユーザは、当該Webサイトから提供されるWebページを管理する管理者(以下、「ページ管理者」という)となる。このページ管理者には、例えば、端末Tnを通じて所定の手続きを行うことでWebサイトを開設した開設者(ユーザ)が該当する。また、Webサイトの開設者の他にも、例えばブログサイトの運営者から提供されるブログサービスの利用者もページ管理者に該当する。ただし、例えば掲示板のように多数のユーザにより登録された記事を含むWebページを提供するWebサイトは、本発明の適用対象外である。
上記Webサイトから提供されるWebページは、HTML(Hyper Text Markup Language)文書やXHTML文書等の構造化文書、及び画像データ等により構成される。Webページの中には、該Webページで取り扱われる情報の分類や検索のために付与されたタグがWebページ中に埋め込まれている(HTML文書中に記述されている)ものも存在する。このタグは、例えば商品などのカテゴリを示す。端末Tnは、WebブラウザによりWebサイトのURLを指定することで、該Webサイトから提供されたWebページをディスプレイ上に表れた表示画面(ウインドウ画面)に表示する。これにより、当該Webサイトのページ管理者、または当該Webサイトのページ管理者以外の閲覧者は、Webページ上に表示された情報を閲覧することができる。このようなWebページには、少なくとも、Webサイトのページ管理者より登録された記事を表示(記述)するための記事表示領域と、商品の広告を表示するための広告表示領域とが設けられる。ここで、商品とは取引対象となるものをいい、物品ばかりでなくサービス等も含まれる。サービスには、施設の宿泊サービス、利用サービス等様々なものが含まれる。広告表示領域には、広告処理サーバ2に対して広告配信要求を行い、広告処理サーバ2から広告(広告データ)を取得して該広告表示領域に埋め込むスクリプトが設定されている。このスクリプトは、所定のスクリプト言語(例えば、JavaScript(登録商標))により構成されており、Webページを構成する構造化文書内に記述されている。広告処理サーバ2から提供される広告は、例えばテキストデータや画像データ等により構成される。また、広告には、商品の情報を提供するWebサイトや商品の注文手続を行うWebサイトへのリンク(ハイパーリンク)が設定されている。
図2は、記事表示領域と広告表示領域が設けられたWebページの一例を示す図である。図2の例では、Webページには、複数の記事表示領域51〜53、及び複数の広告表示領域61〜63が設けられている。記事表示領域51〜53には、それぞれ、該記事表示領域に表示される記事の登録日時が対応付けられている。登録日時が新しい記事ほどWebページのより上部(最初に表示される位置)に設けられた記事表示領域に表示される。具体的には、図2のWebページに含まれる記事a〜cのうち、登録日時が1番新しい記事aがWebページの1番上部の記事表示領域51に表示される。また、登録日時が2番目に新しい記事bがWebページの2番目に上部の記事表示領域52に表示され、登録日時が3番目に新しい記事cがWebページの3番目に上部の記事表示領域53に表示される。図2の例では、広告表示領域61〜63が隣接して設けられているが、各広告表示領域61〜63は任意の表示位置に設けられてもよい。また、図2に示すように、端末Tnの表示画面D内に収まりきれないWebページの領域は、記事の登録者(ページ管理者)や閲覧者などによるスクロール操作に応じてスクロールすることで表示画面Dに表示される。これにより、記事表示領域51〜53及び広告表示領域61〜63は、それぞれ、表示画面D上でアクティブ状態と非アクティブ状態とを切り替え可能になっている。ここで、アクティブ状態とは、表示画面Dに表示されている状態をいう。アクティブ状態にある記事表示領域は、記事の登録者(ページ管理者)により入力される記事を受付可能になっている。そして、記事の登録者(ページ管理者)により入力された記事は、当該Webページを提供したWebサイトに登録され、記事表示領域に表示されることになる。また、アクティブ状態にある広告表示領域は、閲覧者による広告の選択を受付可能になっている。閲覧者により広告が選択された場合、選択された広告に設定されたリンクにより例えば商品の情報が掲載されるWebページが表示されることになる。なお、端末Tnの表示画面D内に収まりきれないWebページの領域は、例えばAjaxの技術を用いることにより、スクロールに応じて情報提供サーバ1からその都度取得されるように構成してもよい。
図3(A)は、本実施形態に係る広告処理サーバ2の概要構成例を示すブロック図である。図3(A)に示すように、広告処理サーバ2は、通信部21、記憶部22(記憶手段の一例)、入出力インターフェース部23、及びシステム制御部24等を備えている。システム制御部24と入出力インターフェース部23とは、システムバス25を介して接続されている。通信部21は、ネットワークNWに接続され、通信状態の制御を行う。
記憶部22は、例えば、ハードディスクドライブなどにより構成されており、オペレーティングシステム及び広告提供処理プログラム(本発明の情報処理プログラムを含む)などの各種プログラムを記憶する。なお、広告提供処理プログラムは、例えば、所定のサーバなどからネットワークNWを介してダウンロードされるようにしても良いし、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記録(コンピュータにより読み取り可能に記録)されて読み込まれるようにしてもよい。また、記憶部22には、例えば、広告主から提供された広告(広告データ)が、広告を識別する広告ID(広告の広告ID)に対応付けられて記憶されている。
また、記憶部22には、広告データベース(DB)221、及び履歴データベース(DB)222などが設けられる。なお、これらのデータベースは、記憶部22に設けられるのではなく、広告処理サーバ2とは異なる他のサーバに設けられるように構成してもよい。広告データベース221には、広告の広告ID、広告主を識別する広告主ID(広告主の広告主ID)、広告の入札金額、及び広告対象となる商品の商品情報が対応付けられて登録されている。これらの情報は、広告の情報の一例である。ここで、広告の入札金額とは、広告表示領域に広告を表示させるために広告主により指定された金額をいう。広告主からの広告依頼数が広告表示領域の数より多い場合、入札金額が高い広告ほど広告表示領域に表示させる広告として決定され易くなる。また、広告対象となる商品の商品情報には、商品を識別する商品ID(商品の商品ID)、及び商品の商品区分等が対応付けられて含まれる。
ここで、商品IDは、商品を一意に特定する商品特定情報の一例である。商品を一意に特定できるものであれば、商品ID以外の情報であってもよい(例えば、商品コード等)。商品の商品区分は、例えば、商品のカテゴリを示す。商品区分の例として、「カメラ」、「テレビ」、「洗濯機」、「冷蔵庫」等が挙げられる。商品区分は、上位階層(上位レベル)から下位階層(下位レベル)までの複数階層に区分されるように構成してもよい。例えば、商品区分は、レベル1(最上位レベル)が「家電」、レベル2が「カメラ」、レベル3が「コンパクトカメラ」、レベル4(最下位レベル)が「メーカ」、という階層に区分される。或いは、商品区分は、レベル1(最上位レベル)が「家電」、レベル2が「生活家電」、レベル3が「洗濯機」、レベル4(最下位レベル)が「メーカ」、という階層に区分される。或いは、商品区分は、レベル1(最上位レベル)が「ファッション」、レベル2が「メンズファッション」、レベル3が「トップス」、レベル4が「カーディガン」、レベル5(最下位レベル)が「メーカ」という階層に区分される。また、商品情報には、商品区分毎に設定された耐用年数、又は季節情報が含まれてもよい。例えば、「カメラ」には耐用年数として「15年」が設定され、「洗濯機」には耐用年数として「20年」が設定される。季節情報は、特に、下位レベル(例えばレベル4)の商品区分に対して設定される。例えば、「カーディガン」には季節情報として「冬(11月〜3月)」が設定される。
履歴データベース222には、ページ管理者の履歴情報がページ管理者ごとに登録される。ページ管理者の履歴情報には、例えば、購入履歴、閲覧履歴、レビュー投稿履歴、及びアフィリエイト履歴の少なくとも何れか1つの履歴が含まれる。ここで、購入履歴には、例えば、ページ管理者を識別するユーザID(ページ管理者のユーザID)、当該ページ管理者により購入された商品の商品ID、当該商品の商品区分、及び当該商品の購入日時等の情報が含まれる。閲覧履歴には、例えば、ページ管理者のユーザID、当該ページ管理者によりWebサイトを通じて閲覧された商品の商品ID、当該商品の商品区分、及び当該商品の閲覧日時等の情報が含まれる。なお、閲覧履歴には、ページ管理者により例えばウォッチリストに登録された商品の登録履歴も含まれる。レビュー投稿履歴には、例えば、ページ管理者のユーザID、当該ページ管理者によるレビューされた商品の商品ID、当該レビューの内容、当該商品の商品区分、及び当該商品のレビュー日時等の情報が含まれる。なお、レビューには、ページ管理者により購入された商品に対するページ管理者による評価が含まれる。この評価は、例えばレビュースコアで表され、レビュースコアが高いほど商品に対する評価が高い。アフィリエイト履歴(送客実績)には、例えば、ページ管理者のユーザID、ページ管理者以外の購入者によりアフィリエイト購入された商品の商品ID、当該商品の商品区分、及び当該商品の購入日時等の情報が含まれる。アフィリエイト購入とは、例えばページ管理者によりアフィリエイトリンクがなされた商品であって当該リンクを介して購入者により当該商品が購入されることなどをいう。アフィリエイト購入が成立した場合、ページ管理者にはアフィリエイトの成果報酬が支払われる。
以上説明した履歴情報は、例えばページ管理者のユーザID又はページ管理者を特定可能な情報をキーとして、ショッピングサイト、オークションサイト、サービス予約サイト、ブログサイト等の様々なWebサイトから所定のタイミングで取得され、履歴データベース222に蓄積される。
システム制御部24は、CPU(Central Processing Unit)24a、ROM(Read Only Memory)24b、RAM(Random Access Memory)24c等により構成される。図3(B)は、システム制御部54における機能ブロックの一例を示す図である。コンピュータとしてのシステム制御部24は、記憶部22に記憶された広告提供処理プログラムにしたがって、広告提供処理を実行する。この広告提供処理において、システム制御部24は、図3(B)に示すように、キーワード取得部241、履歴情報取得部242、表示対象候補選定部243、表示対象広告決定部244、及び広告表示制御部245等として機能する。なお、キーワード取得部241は、本発明における第1取得手段の一例である。履歴情報取得部242は、本発明における第2取得手段の一例である。表示対象候補選定部243は、本発明における選定手段の一例である。表示対象広告決定部244は、本発明における決定手段の一例である。
キーワード取得部241は、上述した広告表示領域が設けられたWebページから特定されるキーワードを取得する。ここで、キーワードは、例えば、商品のカテゴリを示すワードである。
履歴情報取得部242は、キーワード取得部241により取得されたキーワードの取得元であるWebページのページ管理者の履歴情報を履歴データベース222から取得する。ページ管理者の履歴情報は、例えば、当該ページ管理者のユーザIDをキーとして取得することができる。
表示対象候補選定部243は、広告データベース221から、キーワード取得部241により取得されたキーワードに対応する広告を表示対象候補として選定する。例えば、当該キーワードを含む商品区分に属する商品ついての広告が広告データベース221から選定される。
表示対象広告決定部244は、履歴情報取得部242により取得された履歴情報に基づいて、表示対象候補選定部243により選定された広告の中から、上記Webページにおける広告表示領域に表示させる広告を決定する(履歴に基づく広告決定処理)。例えば、表示対象広告決定部244は、当該Webページに設けられた広告表示領域の数分の広告を決定する。なお、表示対象候補選定部243により広告表示領域の数より多い数の表示対象候補が選定された場合、表示対象広告決定部244は、例えば広告の入札金額、又は広告のスコアの高い上位の表示対象候補を、広告表示領域に表示させる広告として決定する。ここで、広告のスコアは、キーワード取得部241により取得されたキーワードに基づき算出される。例えば、当該キーワードを多く含む広告ほどスコアが高くなる。なお、広告のスコアは、一般的な検索エンジンで検索結果をソートして表示させる際に用いられる手法で算出されるものであってもよい。また、本実施形態では、表示対象広告決定部244は、表示対象候補選定部243により選定された広告の中から、上記Webページにおける広告表示領域に表示させる広告を決定するように構成しているが、表示対象広告決定部244は、広告データベース221から、キーワード取得部241により取得されたキーワードと履歴情報取得部242により取得された履歴情報に基づいて、上記Webページにおける広告表示領域に表示させる広告を決定するように構成してもよい。この場合、表示対象候補選定部243を設けなくともよい。
広告表示制御部245は、表示対象広告決定部244により決定された商品の広告を端末TnのWebブラウザに提供(送信)することでWebページにおける広告表示領域に表示させる。
なお、システム制御部24は、上述した機能の他にも、広告主の端末Tnを介して広告入札を受け付け、入札された広告に関する情報を広告データベース221に登録する機能を有する。
[2.情報提供システムSの動作]
次に、本実施形態に係る情報提供システムSの動作例について、図4を用いて説明する。図4は、広告処理サーバ2のシステム制御部24における広告提供処理の一例を示すフローチャートである。図4に示す処理は、例えば、広告処理サーバ2が端末TnからネットワークNWを介して送信された広告配信要求を受信した場合に開始される。
なお、端末TnのWebブラウザは、情報提供サーバ1から取得したWebページを表示する際に、当該Webページの広告表示領域に埋め込まれたスクリプトを実行することで、所定の記事表示領域に記述された記事を取得する。そして、Webブラウザは、広告処理サーバ2のアドレス情報に従ってネットワークNWを介して広告処理サーバ2へアクセスし、広告配信要求を広告処理サーバ2へ送信する。この広告配信要求には、例えば、Webブラウザにより取得された記事(ページ管理者により登録された記事)、当該記事の登録日時、当該Webページのページ管理者のユーザID、及び当該Webページに設けられた広告表示領域の数(以下、「広告表示領域数」という)が含まれる。ここで、ページ管理者のユーザIDは、端末TnのWebブラウザにより、例えば、ページ管理者のログイン時に取得されるものである。また、Webページに複数の記事表示領域が設けられている場合、全ての記事表示領域に記述された記事及び記事の登録日時が広告配信要求に含まれるように構成してもよい。或いは、この場合、最新の登録日時が対応付けられた記事表示領域に記述された記事(つまり、最新の記事)、またはアクティブ状態にある記事表示領域に記述された記事が広告配信要求に含まれるように構成してもよい。
図4に示す処理が開始されると、システム制御部24のキーワード取得部241は、受信された広告配信要求からキーワードを取得する(ステップS1)。このとき、ページ管理者のユーザID、広告表示領域数、及び記事の登録日時も取得される。キーワード取得部241は、例えば、予め用意された商品区分リストに登録された商品区分と一致するキーワードを広告配信要求に含まれる記事から取得する。この記事には、キーワードに対するページ管理者による評価(例えば、「・・・カメラは、画質が悪い」など)が含まれる場合がある。また、この記事は、例えば、最新の記事、またはアクティブ状態にある記事表示領域に記述された記事である。また、広告配信要求に複数の記事が含まれている場合、例えば、複数の記事の中で、最新の登録日時が対応付けられた記事からキーワードが取得される。或いは、この場合、複数の記事の中で、例えば当該複数の記事においてより多く出現する商品IDがより多く含まれる記事からキーワードが取得されるように構成してもよい。
なお、キーワード取得部241は、端末TnのWebブラウザにより上記記事から抽出されたキーワードを当該端末Tnから取得するように構成してもよい。或いは、キーワード取得部241は、端末TnのWebブラウザによりWebページから抽出されたタグをキーワードとして当該端末Tnから取得するように構成してもよい。或いは、キーワード取得部241は、端末TnのWebブラウザによりWebページから取得された当該WebページのURLを当該端末Tnから取得し、予め用意されたURL−キーワード対応付けリストに登録されたURLと一致するURLに対応付けられたキーワードを取得するように構成してもよい。
次いで、システム制御部24は、ステップS1で取得されたキーワードが、ページ管理者の履歴に基づく広告決定処理の発動条件を満たすか否かを判定する(ステップS2)。例えば、ステップS1で取得されたキーワードが、商品のカテゴリ(つまり、商品の上位概念)を示す場合、履歴に基づく広告決定処理の発動条件を満たすと判定される。つまり、この場合、当該キーワードが、具体的な商品名又は商品IDではなく商品のカテゴリを示す場合に、ページ管理者の履歴に基づく広告決定処理が発動され、表示対象候補選定部243により当該キーワードに対応する広告の選定が行われる。これは、当該キーワードが具体的な商品名又は商品IDではなく商品のカテゴリを示す場合、当該カテゴリのみに基づいて広告を選定すると、当該カテゴリに属する広い範囲の商品が選定されてしまい、その結果、ページ管理者の意図に沿った広告を選定できない可能性があるためである。そのため、キーワードが商品のカテゴリを示す場合、ページ管理者の履歴に基づく広告決定処理の発動させることで、ページ管理者の意図に沿った広告を選定することが可能となる。或いは、ステップS1で取得されたキーワードに対するページ管理者による評価がポジティブの場合に、履歴に基づく広告決定処理の発動条件を満たすと判定される。つまり、この場合、当該キーワードに対するページ管理者による評価がネガティブの場合には、表示対象候補選定部243により当該キーワードに対応する広告の選定が行われない。これは、当該キーワードに対するページ管理者による評価がネガティブの場合に、ページ管理者の履歴情報に基づいて当該キーワードに対応する広告を表示対象候補として選定しても、ページ管理者の意図に沿った広告を選定できない可能性があるためである。なお、ページ管理者による評価がポジティブであるか否かの判定は、例えば、予め用意された評価ワードリストに登録された評価ワードが参照されることにより行われる。ここで、評価ワードには、「良い」や「軽い」等のポジティブワードと、「悪い」や「重い」等のネガティブワードが含まれる。上記キーワードに対応付けられて記事に含まれるワードがポジティブワードであれば、ページ管理者による評価はポジティブであると判定される。
そして、キーワードが上記履歴に基づく広告決定処理の発動条件を満たさないと判定された場合(ステップS2:NO)、ステップS3へ進む。一方、キーワードが上記履歴に基づく広告決定処理の発動条件を満たすと判定された場合(ステップS2:YES)、ステップS4へ進む。つまり、ステップS1で取得されたキーワードが、商品のカテゴリを示す場合、または当該キーワードに対するページ管理者による評価がポジティブの場合に、ステップS4以降の処理で当該キーワードに対応する広告が決定されることになる。ステップS3では、システム制御部24は、履歴に基づかない通常の広告決定処理を実行する。この広告決定処理では、例えば入札金額が高い上位の広告を、広告表示領域に表示させる広告として決定し、ステップS7へ進む。
ステップS4では、システム制御部24の履歴情報取得部242は、例えば、ステップS1で取得されたユーザIDをキーとして、当該ユーザID(ページ管理者のユーザID)が含まれる履歴情報を、上記ページ管理者の履歴情報として履歴データベース222から取得する。図5は、履歴データベース222から、ページ管理者の履歴情報が取得される様子を示す図である。図5の例では、ユーザID「U111」が含まれる4つのレコードに対応する履歴情報が取得されている。
次いで、システム制御部24の表示対象候補選定部243は、広告データベース221から、ステップS1で取得されたキーワードに対応する広告を表示対象候補として選定する(ステップS5)。図6は、広告データベース221から選定された表示対象候補のリストの一例を示す図である。図6の例では、選定された表示対象候補は、上記取得されたキーワードを含む商品区分に属する商品ついての広告である。また、図6に示すリストには、広告ID、広告主ID、商品ID、商品区分、及び広告の入札金額に加えて、広告のスコア、及び広告の表示順位が示されている。図6の例では、広告の表示順位は、広告のスコアの高い順になっているが、広告の入札金額の高い順になっていてもよい。
次いで、システム制御部24の表示対象広告決定部244は、履歴に基づく広告決定処理を実行する(ステップS6)。履歴に基づく広告決定処理には、以下の(a)〜(d)に示す例がある。
(a)ページ管理者の購入履歴に基づく広告決定処理
この場合、表示対象広告決定部244は、ステップS4で取得された履歴情報に含まれる購入履歴に基づいて、ステップS5で選定された表示対象候補(つまり、キーワードに対応する広告)の中から、ページ管理者が購入した商品の広告を優先して広告表示領域に表示させる広告として決定する。例えば、表示対象広告決定部244は、取得した購入履歴に含まれる商品IDが対応付けられた広告IDに対応する表示対象候補の表示順位が上位にくるように並べ替えた上で、当該表示順位が高い上位の広告を決定(ステップS1で取得された広告表示領域数分)する。図7は、表示対象候補の表示順位が並べ替えられる様子を示す図である。このうち、図7(A)の例では、ページ管理者が購入した3つの商品(商品ID:「N01」、「C01」、「P01」)の広告が優先され、その表示順位が上位に変更されている。この構成によれば、ページ管理者の意図に沿った広告を、当該Webページに表示させる広告として決定することができる。
ここで、ページ管理者が購入した商品とは、上記キーワードを含む記事の登録日時より前に購入された商品であることが望ましい。この場合の記事には、ページ管理者が購入した商品に対する当該ページ管理者の意図が反映されていると考えられるからである。上記キーワードを含む記事の登録日時より前に購入された商品であるか否かは、ステップS4で取得された購入履歴に含まれる商品の購入日時と、ステップS1で取得された登録日時とが比較されることで判定される。なお、広告を表示するWebページの閲覧者の閲覧タイミングによっては、ページ管理者により購入された商品の広告が記事の登録後に表示される場合、言い換えれば、購入された商品の情報が記事の登録後に履歴データベース222に反映される場合があるので、ページ管理者が購入した商品とは、上記キーワードを含む記事の登録日時より後に購入された商品の場合もある。
また、表示対象広告決定部244は、ステップS1で取得されたキーワードを含む記事のWebサイトへの登録日時より前の所定期間内(例えば、1ヶ月以内)に購入された商品の広告を特定し、当該特定した広告を優先して決定するように構成してもよい。図7(B)の例では、記事の登録日時を「2013/2/2 10:00」とした場合に、当該登録日時より前の1ヶ月以内にページ管理者が購入した1つの商品(商品ID:「C01」)の広告が優先され、その表示順位が上位に変更されている。この構成によれば、ページ管理者の最近の意図(嗜好等)に沿った広告を、当該Webページに表示させる広告として決定することができる。或いは、表示対象広告決定部244は、ステップS1で取得されたキーワードを含む記事のWebサイトへの登録日時より前に購入された商品のうち、購入日時が登録日時に最も近い商品の広告を優先して決定するように構成してもよい。この構成によっても、ページ管理者の最近の意図に沿った広告を、当該Webページに表示させる広告として決定することができる。
(b)ページ管理者の閲覧履歴に基づく広告決定処理
この場合、表示対象広告決定部244は、ステップS4で取得された履歴情報に含まれる閲覧履歴に基づいて、ステップS5で選定された表示対象候補(つまり、キーワードに対応する広告)の中から、ページ管理者が閲覧した商品の広告を優先して広告表示領域に表示させる広告として決定する。例えば、表示対象広告決定部244は、取得した閲覧履歴に含まれる商品IDが対応付けられた広告IDに対応する表示対象候補の表示順位が上位にくるように並べ替えた上で、当該表示順位が高い上位の広告を決定(ステップS1で取得された広告表示領域数分)する。この構成によっても、ページ管理者の意図に沿った広告を、当該Webページに表示させる広告として決定することができる。
ここで、ページ管理者が閲覧した商品とは、上記キーワードを含む記事の登録日時より前に閲覧された商品であることが望ましい。これは、ページ管理者が購入した商品と同様の理由による。上記キーワードを含む記事の登録日時より前に閲覧された商品であるか否かは、ステップS4で取得された閲覧履歴に含まれる商品の閲覧日時と、ステップS1で取得された登録日時とが比較されることで判定される。ページ管理者が購入した商品と同様の理由から、ページ管理者が閲覧した商品とは、上記キーワードを含む記事の登録日時より後に閲覧された商品の場合もある。
また、表示対象広告決定部244は、ステップS1で取得されたキーワードを含む記事のWebサイトへの登録日時より前の所定期間内(例えば、1週間以内)に閲覧された商品の広告を特定し、当該特定した広告を優先して決定するように構成してもよい。この構成によれば、ページ管理者の最近の意図(嗜好等)に沿った広告を、当該Webページに表示させる広告として決定することができる。或いは、表示対象広告決定部244は、ステップS1で取得されたキーワードを含む記事のWebサイトへの登録日時より前に閲覧された商品のうち、閲覧日時が登録日時に最も近い商品の広告を優先して決定するように構成してもよい。この構成によっても、ページ管理者の最近の意図に沿った広告を、当該Webページに表示させる広告として決定することができる。或いは、表示対象広告決定部244は、ステップS1で取得されたキーワードを含む記事のWebサイトへの登録日時より前に閲覧された商品のうち、閲覧回数が多い上位の商品の広告を優先して決定するように構成してもよい。このような商品は、ページ管理者により注目される商品ということができるので、より一層、ページ管理者の意図に沿った広告を、当該Webページに表示させる広告として決定することができる。なお、商品の閲覧回数は、例えば、登録日時より前に閲覧された商品の閲覧履歴を示すレコードにおいて、同一の商品IDを含むレコードの数を合計することで得られる。或いは、表示対象広告決定部244は、ステップS1で取得されたキーワードを含む記事のWebサイトへの登録日時より前に閲覧された商品のうち、閲覧時間が多い上位の商品の広告を優先して決定するように構成してもよい。このような商品も、ページ管理者により注目される商品ということができる。なお、商品の閲覧時間は、例えば、Webページ上に掲載された商品の表示時間の合計である。この表示時間は、例えばWebブラウザにより計測される。計測された表示時間は、例えば商品ID等と共に任意のタイミングで広告処理サーバ2に送信され、閲覧履歴として履歴データベース222に登録される。
(c)ページ管理者のレビュー投稿履歴に基づく広告決定処理
この場合、表示対象広告決定部244は、ステップS4で取得された履歴情報に含まれるレビュー投稿履歴に基づいて、ステップS5で選定された表示対象候補(つまり、キーワードに対応する広告)の中から、広告表示領域に表示させる広告を決定する。例えば、表示対象広告決定部244は、取得したレビュー投稿履歴に含まれるレビューから、上記ページ管理者により購入された商品に対する当該管理者による評価(レビュースコア)を取得する。そして、表示対象広告決定部244は、取得した評価がされた商品のうち、評価が高い上位の商品の表示対象候補(つまり、当該商品の商品IDが対応付けられた広告IDに対応する表示対象候補)の表示順位が上位にくるように並べ替えた上で、当該表示順位が高い上位の商品の広告を決定(ステップS1で取得された広告表示領域数分)する。つまり、ページ管理者による評価がされた商品のうち、評価が高い上位の商品の広告が優先されて決定される。例えば、1〜5の5段階の評価である場合、4以上の評価が高く、2以下の評価が低いというように予め設定される。この構成によっても、ページ管理者の意図に沿った広告を、当該Webページに表示させる広告として決定することができる。なお、表示対象広告決定部244は、ページ管理者による評価がされた商品のうち、評価が低い下位の商品を決定対象から除外(例えば、図6に示すような表示対象候補のリストから評価が低い下位の商品を外す)するように構成してもよい。
(d)ページ管理者のアフィリエイト履歴に基づく広告決定処理
この場合、表示対象広告決定部244は、ステップS4で取得された履歴情報に含まれるアフィリエイト履歴に基づいて、ステップS5で選定された表示対象候補(つまり、キーワードに対応する広告)の中から、広告表示領域に表示させる広告を決定する。例えば、表示対象広告決定部244は、取得したアフィリエイト履歴から、ページ管理者によりアフィリエイトリンクされた商品であって当該リンクを介して購入者によりアフィリエイト購入された商品の表示対象候補(つまり、当該商品の商品IDが対応付けられた広告IDに対応する表示対象候補)の表示順位が上位にくるように並べ替えた上で、当該表示順位が高い上位の商品の広告を決定(ステップS1で取得された広告表示領域数分)する。つまり、ページ管理者によりアフィリエイトリンクされアフィリエイト購入された商品の広告が優先されて決定される。
また、表示対象広告決定部244は、ページ管理者によりアフィリエイトリンクされアフィリエイト購入された商品のうち、アフィリエイト購入件数が多い上位の商品の広告を優先して決定するように構成してもよい。このような商品は、ページ管理者による記事での推奨努力により購入された商品ということができるので、より一層、ページ管理者の意図に沿った広告を、当該Webページに表示させる広告として決定することができる。なお、商品のアフィリエイト購入件数は、例えば、アフィリエイト履歴を示すレコードにおいて、同一の商品IDを含むレコードの数を合計することで得られる。或いは、表示対象広告決定部244は、ページ管理者によりアフィリエイトリンクされアフィリエイト購入された商品のうち、直近の過去所定期間内(例えば、1ヶ月以内)における上記購入件数の増加率が大きい上位の商品の広告を優先して決定するように構成してもよい。この構成によっても、より一層、ページ管理者の意図に沿った広告を、当該Webページに表示させる広告として決定することができる。
以上の(a)〜(d)に示す履歴に基づく広告決定処理のうち、何れか1つの広告決定処理が実行されるように構成してもよいし、何れか2つ以上の広告決定処理がそれぞれ実行(例えば、OR条件で実行)されるように構成してもよい。
更に、表示対象広告決定部244は、ステップS5で選定された表示対象候補の中で、広告のスコアが所定の条件を満たす広告を優先して広告表示領域に表示させる広告として決定するように構成してもよい。例えば、表示対象広告決定部244は、広告のスコアが所定の条件を満たす広告で、且つ上述した履歴に基づく広告決定処理により優先して決定される広告を、最終的に広告表示領域に表示させる広告として決定する。ここで、広告のスコアが所定の条件を満たす広告には、例えば、(1)ステップS5で選定された表示対象候補のうち、最高スコアとの差が閾値以下の広告、(2)ステップS5で選定された表示対象候補のうち、広告のスコアの順位が高い表示対象候補から広告枠(広告表示領域)の数までの広告のスコアの平均スコアとの差が閾値以下の広告、(3)ステップS5で選定された表示対象候補の中で、広告のスコアの順位が高い表示対象候補から広告枠の数の広告のうち、一番低いスコア(例えば、3つの広告枠のうち、広告のスコアが3位の広告)との差が閾値(例えば、20)以下の広告、などが挙げられる。図7(C)の例では、上記(3)の場合の並べ替えを示しており、この場合、広告のスコアの順位が高い表示対象候補から広告枠の数の広告のうち、一番低いスコア「91」(商品ID「K01」)との差が閾値(例えば、20)より大きい商品(商品ID「P01」)の広告は優先されず、その表示順位が上位に変更されていない。このような構成によれば、ステップS5で選定された表示対象候補の広告のスコアに基づく表示順位において、広告のスコアの順位が高い表示対象候補から順位又はスコアが離れすぎている表示対象候補を優先して広告表示領域に表示させる広告として決定することを防ぐことができる。
更に、表示対象広告決定部244は、ステップS5で選定された表示対象候補の中で、広告の入札金額が所定の条件を満たす広告を優先して広告表示領域に表示させる広告として決定するように構成してもよい。例えば、表示対象広告決定部244は、広告の入札金額が所定の条件を満たす広告で、且つ上述した履歴に基づく広告決定処理により優先して決定される広告を、最終的に広告表示領域に表示させる広告として決定する。ここで、広告の入札金額が所定の条件を満たす広告には、例えば、(1)ステップS5で選定された表示対象候補のうち、最高入札金額との差が閾値以下の広告、(2)ステップS5で選定された表示対象候補のうち、広告の入札金額の順位が高い表示対象候補から広告枠(広告表示領域)の数までの広告の入札金額の平均入札金額との差が閾値以下の広告、(3)ステップS5で選定された表示対象候補のうち、広告の入札金額の順位が高い表示対象候補から広告枠の数の広告のうち、一番低い入札金額(例えば、3つの広告枠のうち、入札金額が3位の広告)との差が閾値以下の広告、などが挙げられる。このような構成によれば、ステップS5で選定された表示対象候補の広告の入札金額に基づく表示順位において、広告の入札金額の順位が高い表示対象候補から順位又は入札金額が離れすぎている表示対象候補を優先して広告表示領域に表示させる広告として決定することを防ぐことができる。
なお、履歴に基づく広告決定処理において、表示対象広告決定部244は、ステップS4で取得された履歴情報に基づいて、Webページにおける広告表示領域に表示させる広告を決定するように構成したが、表示対象広告決定部244は、当該履歴情報の参照範囲を限定するように構成してもよい。この場合、表示対象広告決定部244は、商品区分毎に設定された参照範囲の履歴情報に基づいて、広告表示領域に表示させる広告を決定することになる。この参照範囲は、例えば、商品区分ごとに設定された耐用年数に対応する範囲である。この場合、表示対象広告決定部244は、例えば商品の購入日時から現在日時(つまり、当該処理を行なっているときの日時)までの期間が、ステップS1で取得されたキーワードに対応する商品区分に設定された耐用年数を超えている商品に対応する履歴情報に基づいて、Webページにおける広告表示領域に表示させる広告が決定される。これにより、当該耐用年数を超えている商品(言い換えれば、交換の必要がある商品)の広告を広告表示領域に表示させる広告として決定することができる。或いは、上記参照範囲は、例えば、商品区分(特に、下位レベル)ごとに設定された季節情報に対応する範囲である。この場合、表示対象広告決定部244は、現在日時(つまり、当該処理を行なっているときの日時)が、ステップS1で取得されたキーワードに対応する商品区分に設定された季節情報に示される範囲(例えば、11月〜3月)に含まれる商品(商品区分)に対応する履歴情報に基づいて、Webページにおける広告表示領域に表示させる広告が決定される。これにより、現在日時が含まれる季節に見合った商品の広告を広告表示領域に表示させる広告として決定することができる。
また、商品区分の属性によって履歴情報の参照範囲を限定するように構成してもよい。例えば、ステップS1で取得されたキーワードに対応する商品区分が、ユーザにより複数保持する可能性がある属性の商品区分(例えば服など)であれば、当該商品区分に属する異なる複数の商品(商品IDが異なる商品)それぞれの履歴情報が参照され、当該履歴情報に基づいて、Webページにおける広告表示領域に表示させる広告が決定される。一方、例えば、ステップS1で取得されたキーワードに対応する商品区分が、ユーザにより複数保持する可能性が少ない属性の商品区分(例えば洗濯機など)であれば、当該商品区分に属する商品の中で例えば直近の商品だけの履歴情報が参照され、当該履歴情報に基づいて、Webページにおける広告表示領域に表示させる広告が決定される。
そして、ステップS7では、システム制御部24の広告表示制御部245は、ステップS3又はステップS6で決定された広告(広告データ)を端末TnのWebブラウザへ応答(送信)して広告表示領域へ表示させる。なお、ステップS3又はステップS6で決定された広告が複数である場合、各広告及び広告の表示順位を示す情報が端末TnのWebブラウザへ送信されるように構成してもよい。こうして、端末TnのWebブラウザは広告を取得すると、Webページの広告表示領域に当該広告を表示する。なお、端末TnのWebブラウザは、複数の広告及び広告の表示順位を示す情報を取得した場合、当該表示順位にしたがって各広告表示領域に各広告を表示する。例えば表示順位が高い広告ほど、Webページの上部に設けられた広告表示領域(図2の例では、広告表示領域61)に表示する。
以上説明したように、上記実施形態によれば、広告処理サーバ2は、端末Tnから広告配信要求を受信した場合に、当該端末Tnに表示されるWebページから特定されるキーワードを取得し、且つWebページのページ管理者の履歴情報を取得する。そして、広告処理サーバ2は、広告データベース221から、上記キーワードに対応する広告を表示対象候補として選定し、上記ページ管理者の履歴情報に基づいて、上記選定された広告の中から、上記Webページにおける広告表示領域に表示させる広告を決定するように構成したので、ページ管理者の意図に沿った広告を上記Webページに表示させる広告として決定することができる。
なお、上記実施形態において、情報提供サーバ1と広告処理サーバ2とは、ハードウェアが独立した構成としているが、情報提供サーバ1の機能が広告処理サーバ2に組み込まれるように構成してもよい。この場合、広告処理サーバ2は、端末TnからWebページの要求があった場合に、図4に示す処理を行うことで決定した広告を広告表示領域に組み込み、当該広告が組み込まれたWebページを端末Tnへ送信することになる。
1 情報提供サーバ
2 広告処理サーバ
21 通信部
22 記憶部
23 入出力インターフェース部
24 システム制御部
Tn 端末
NW ネットワーク
S 情報提供システム

Claims (23)

  1. 端末装置の表示画面に表示可能であり、広告を表示するための広告表示領域が設けられるページであって、前記ページから特定されるキーワードを取得する第1取得手段と、
    前記ページを管理する管理者の履歴情報を取得する第2取得手段と、
    複数の広告それぞれの情報を記憶する記憶手段から、前記第1取得手段により取得されるキーワードと前記第2取得手段により取得される履歴情報に基づいて、前記ページにおける前記広告表示領域に表示させる広告を決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記第1取得手段により取得されるキーワードが、商品のカテゴリを示す場合に、当該キーワードに対応する広告を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定手段は、前記キーワードに対する前記管理者による評価がポジティブの場合に、当該キーワードに対応する広告を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中で、前記キーワードに基づいて算出されるスコアが所定の条件を満たす広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中で、前記広告表示領域に広告を表示させるために広告主により指定された入札金額が所定の条件を満たす広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中から、前記管理者が購入した商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記決定手段は、前記キーワードを含む記事の登録日時より前の所定期間内に購入された商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記決定手段は、前記キーワードを含む記事の登録日時より前に購入された商品のうち、購入日時が前記登録日時に最も近い商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中から、前記管理者が閲覧した商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記決定手段は、前記キーワードを含む記事の登録日時より前の所定期間内に閲覧された商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記決定手段は、前記キーワードを含む記事の登録日時より前に閲覧された商品のうち、閲覧日時が前記登録日時に最も近い商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記決定手段は、前記キーワードを含む記事の登録日時より前に閲覧された商品のうち、閲覧回数が多い上位の商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  13. 前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中から、前記管理者によりリンクされた商品であって当該リンクを介して購入者により購入された商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  14. 前記決定手段は、前記管理者によりリンクされた商品であって当該リンクを介して購入者により購入された商品のうち、購入件数が多い上位の商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記決定手段は、前記管理者によりリンクされた商品であって当該リンクを介して購入者により購入された商品のうち、直近の過去所定期間内における購入件数の増加率が大きい上位の商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  16. 前記決定手段は、前記キーワードに対応する広告の中から、前記管理者により購入された商品に対する当該管理者による評価に基づいて、前記広告表示領域に表示させる広告を決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  17. 前記決定手段は、前記管理者による評価がされた商品のうち、評価が高い上位の商品の広告を優先して前記広告表示領域に表示させる広告として決定することを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 前記決定手段は、前記管理者による評価がされた商品のうち、評価が低い下位の商品を決定対象から除外することを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
  19. 前記決定手段は、商品区分毎に設定された参照範囲の前記履歴情報に基づいて、前記広告表示領域に表示させる広告を決定することを特徴とする請求項1乃至18の何れか一項に記載の情報処理装置。
  20. 前記参照範囲は、前記商品区分ごとに設定された耐用年数に対応する範囲であることを特徴とする請求項19に記載の情報処理装置。
  21. 前記参照範囲は、前記商品区分ごとに設定された季節情報に対応する範囲であることを特徴とする請求項19に記載の情報処理装置。
  22. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    端末装置の表示画面に表示可能であり、広告を表示するための広告表示領域が設けられるページであって、前記ページから特定されるキーワードを取得する第1取得ステップと、
    前記ページを管理する管理者の履歴情報を取得する第2取得ステップと、
    複数の広告それぞれの情報を記憶する記憶手段から、前記第1取得ステップにより取得されるキーワードと前記第2取得ステップにより取得される履歴情報に基づいて、前記ページにおける前記広告表示領域に表示させる広告を決定する決定ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  23. コンピュータを、
    端末装置の表示画面に表示可能であり、広告を表示するための広告表示領域が設けられるページであって、前記ページから特定されるキーワードを取得する第1取得手段、
    前記ページを管理する管理者の履歴情報を取得する第2取得手段、及び、
    複数の広告それぞれの情報を記憶する記憶手段から、前記第1取得手段により取得されるキーワードと前記第2取得手段により取得される履歴情報に基づいて、前記ページにおける前記広告表示領域に表示させる広告を決定する決定手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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