JP5993068B1 - 選択装置、選択方法、選択プログラム、端末装置、及び表示プログラム - Google Patents

選択装置、選択方法、選択プログラム、端末装置、及び表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5993068B1
JP5993068B1 JP2015142105A JP2015142105A JP5993068B1 JP 5993068 B1 JP5993068 B1 JP 5993068B1 JP 2015142105 A JP2015142105 A JP 2015142105A JP 2015142105 A JP2015142105 A JP 2015142105A JP 5993068 B1 JP5993068 B1 JP 5993068B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
advertisement
content
terminal device
selection
distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015142105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017027140A (ja
Inventor
野村 拓也
拓也 野村
征良 中村
征良 中村
弘樹 下羅
弘樹 下羅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2015142105A priority Critical patent/JP5993068B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5993068B1 publication Critical patent/JP5993068B1/ja
Publication of JP2017027140A publication Critical patent/JP2017027140A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】適切な広告を選択すること。【解決手段】本願に係る選択装置は、取得部と、選択部とを有する。取得部は、動的に変動するコンテンツであって端末装置へ配信されたコンテンツに関する履歴情報を取得する。選択部は、取得部により取得されたコンテンツに関する履歴情報に関連する広告を、端末装置へ配信する広告として選択する。例えば、取得部は、端末装置へ直前に配信されたコンテンツに関する履歴情報を取得する。例えば、選択部は、端末装置へ直前に配信されたコンテンツに関する履歴情報に基づいて広告を選択する。【選択図】図2

Description

本発明は、選択装置、選択方法、選択プログラム、端末装置、及び表示プログラムに関する。
近年、ユーザに配信したコンテンツの内容に応じて適切な広告を選択する、いわゆるコンテンツマッチによる広告選択の技術が提供されている。例えば、コンテンツに表示する広告をコンテンツから抽出した特徴語に基づいて選択する技術が提供されている。
特開2014−075006号公報
しかしながら、上記の従来技術では適切な広告を選択することが難しい。例えば、広告が表示されるコンテンツの内容に基づいて選択される場合、表示されるコンテンツの内容に関連した広告が選択される可能性が高いが、その広告がユーザに対して適切な広告であるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、適切な広告を選択する選択装置、選択方法、選択プログラム、端末装置、及び表示プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る選択装置は、動的に変動するコンテンツであって端末装置へ配信されたコンテンツに関する履歴情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記コンテンツに関する履歴情報に関連する広告を、前記端末装置へ配信する広告として選択する選択部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、適切な広告を選択することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る配信処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る広告配信装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る配信ログ情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る広告情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る広告を選択する処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る広告を表示する処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、変形例に係る配信処理の一例を示す図である。 図9は、変形例に係る広告配信装置の構成例を示す図である。 図10は、変形例に係る配信ログ情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、変形例に係る広告を選択する処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、変形例に係る広告を表示する処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、変形例に係る端末装置における表示の一例を示す図である。 図14は、変形例に係る端末装置における表示の一例を示す図である。 図15は、変形例に係る端末装置におけるカテゴリに基づく表示の一例を示す図である。 図16は、広告配信装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る選択装置、選択方法、選択プログラム、端末装置、及び表示プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る選択装置、選択方法、選択プログラム、端末装置、及び表示プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.配信処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る配信処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る配信処理の一例を示す図である。図1に示す広告配信装置100は、コンテンツ配信装置50が配信するコンテンツに表示される広告を配信する配信サービスを提供する。以下では、コンテンツ配信装置50が配信するコンテンツがウェブページである場合を例に説明する。また、図1に示す例において、コンテンツであるウェブページに含まれる記事等のコンテンツを部分コンテンツと称する場合がある。図1に示す例において、例えば部分コンテンツCT11のように、端末装置10に表示される記事に関連する画像とその記事のタイトルとを1つの部分コンテンツとして、以下説明する。
図1に示すように、配信システム1は、端末装置10と、コンテンツ配信装置50と、広告配信装置100とが含まれる。端末装置10と、コンテンツ配信装置50と、広告配信装置100とは図示しない所定の通信網を介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示した配信システム1には、複数台の端末装置10や、複数台のコンテンツ配信装置50や、複数台の広告配信装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がタッチパネル機能を有するスマートフォンである場合を示す。
また、端末装置10は、ユーザによる操作を受け付ける。図1に示す例において、端末装置10は、所定のブラウザアプリ(以下、単に「ブラウザ」とする場合がある)を起動する。そして、端末装置10は、ブラウザに表示するコンテンツをコンテンツ配信装置50へ要求する。また、端末装置10は、表示するコンテンツに広告を表示する領域が含まれる場合、広告を広告配信装置100へ要求する。なお、端末装置10は、ブラウザに限らず、コンテンツ配信装置50が配信するコンテンツを表示するためのアプリケーションによりコンテンツを表示してもよい。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。
広告配信装置100は、端末装置10に配信されたコンテンツに関する履歴情報に関連する広告を、端末装置10へ配信する広告として選択する選択装置である。また、広告配信装置100は、広告要求に応じて広告を配信する広告配信サービスを提供する。
コンテンツ配信装置50は、コンテンツを配信する情報処理装置である。図1に示す例において、コンテンツ配信装置50は、一例として、端末装置10からの要求に応じて、端末装置10において起動されたブラウザに表示されるウェブページであるコンテンツを配信する。また、図1に示す例において、コンテンツ配信装置50が配信するコンテンツは動的コンテンツ(動的ウェブページ)である。図1に示す例において、コンテンツ配信装置50は、コンテンツを要求する端末装置10に応じて動的に変動するコンテンツを端末装置10へ配信する。
以下、図1を用いて、配信処理の一例を説明する。図1に示す例においては、ユーザがユーザID「U1」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU1」とする場合がある)である場合を示す。
図1に示すように、ユーザU1の操作によりブラウザが起動された端末装置10は、コンテンツ配信装置50にコンテンツの配信要求を送信する(ステップS11)。例えば、図1においては図示を省略するが、ユーザU1がブラウザのアドレスバーにコンテンツ配信装置50のURL(Uniform Resource Locator)を入力することにより、端末装置10は、コンテンツ配信装置50にコンテンツの配信を要求する。
端末装置10から配信要求を受け付けたコンテンツ配信装置50は、端末装置10にコンテンツを配信する(ステップS12)。図1に示す例においては、コンテンツ配信装置50は、端末装置10にコンテンツW11の一部を配信する。そして、コンテンツ配信装置50は、端末装置10へ配信したコンテンツに関する履歴情報(以下、「配信ログ」とする場合がある)を広告配信装置100へ送信する(ステップS13)。また、端末装置10は、コンテンツ配信装置50から受信したコンテンツを表示する(ステップS14)。図1に示す例において、端末装置10は、受信したコンテンツW11の一部に含まれる部分コンテンツCT11〜CT14を一覧表示する。図1に示す例においては、端末装置10中のコンテンツW11には、部分コンテンツCT11、部分コンテンツCT12、部分コンテンツCT13、部分コンテンツCT14の順に上下方向に並んで一覧表示される。このように、端末装置10において、コンテンツに含まれる部分コンテンツは所定の方向に並べて一覧表示される。
なお、端末装置10中に表示された部分コンテンツCT11〜CT14は、コンテンツW11に含まれる部分コンテンツの一部であり、ユーザは端末装置10の表示画面にタッチした指F1を下から上へ移動させる操作(以下、「スクロール操作」とする場合がある)をすることにより、表示を下へスクロールさせて、下に続く残りの部分コンテンツを表示させることができる。
ここで、ユーザU1は、指F1を下から上へスクロール操作を行う(ステップS15−1)。これにより、端末装置10中のコンテンツW11は、表示する部分を下に変更される(ステップS15−2)。図1に示す例において、コンテンツW11の部分コンテンツCT14より下の部分コンテンツは配信されていないため、端末装置10は、コンテンツ配信装置50にコンテンツの配信要求を送信する(ステップS15−3)。このとき、図1に示す例において、端末装置10に表示中のコンテンツW11の下部には、コンテンツW11の部分コンテンツCT14より下の部分コンテンツが配信された表示されるまでの間、読込中を示すマークMK11が表示される。
端末装置10から配信要求を受け付けたコンテンツ配信装置50は、端末装置10にコンテンツを配信する(ステップS16)。図1に示す例において、コンテンツ配信装置50は、端末装置10にコンテンツW11の一部を配信する。ここで、図1中のステップS16において、配信されるコンテンツW11の一部には、先頭の位置に広告を配置する広告表示領域AR11が含まれる。具体的には、図1中のステップS16において、配信されるコンテンツW11の一部には、上から広告AC11、部分コンテンツCT15、部分コンテンツCT16、部分コンテンツCT17の順に上下方向に並んで配置される。
広告表示領域AR11を含むコンテンツW11の一部を受信した端末装置10は、受信したコンテンツW11の一部に含まれる広告表示領域AR11に表示する広告を要求する広告要求を広告配信装置100に送信する(ステップS17)。
端末装置10から広告要求を取得した広告配信装置100は、端末装置10に配信する広告を選択する(ステップS18)。ここで、広告配信装置100は、ステップS13においてコンテンツ配信装置50から取得した端末装置10への配信ログに基づいて、端末装置10に配信する広告を選択する。
図1に示す例において、広告配信装置100は、端末装置10へ直前に配信されたコンテンツに関する配信ログに関連する広告を選択する。なお、ここでいう、直前に配信されたコンテンツに関する配信ログとは、最新の配信ログを含む所定の期間における配信ログを意味する。例えば、直前に配信されたコンテンツに関する配信ログは、最新の配信ログのみであってもよい。ここで、図1に示す例においては、広告表示領域AR11を含むコンテンツW11の一部の直前に配信されたコンテンツは、ステップS12において配信された部分コンテンツCT11〜CT14を含むコンテンツW11の一部である。そこで、広告配信装置100は、部分コンテンツCT11〜CT14の内容に基づいて、端末装置10に配信する広告を選択する。図1に示す例において、ステップS12において配信されたコンテンツW11の一部には、経済に関する部分コンテンツCT11、CT13や金銭問題の法律に関する部分コンテンツCT14等が含まれる。そのため、広告配信装置100は、広告表示領域AR11に表示する広告として、FX(Foreign eXchange:外国為替保証金取引)に関する広告AC11を選択する。なお、上述した配信ログに関連する広告の選択は、コンテンツに含まれる特徴語の抽出等の処理により行うが、詳細は後述する。
その後、広告配信装置100は、ステップS18において選択した広告を端末装置10に配信する(ステップS19)。図1に示す例においては、広告配信装置100は、広告表示領域AR11に表示する広告として、FXに関する広告AC11を端末装置10に配信する。
そして、端末装置10は、コンテンツ配信装置50から受信した部分コンテンツCT15〜CT17とともに広告を表示する(ステップS20)。図1に示す例において、端末装置10は、ステップS16において配信されたコンテンツW11の一部の先頭に位置する広告表示領域AR11に広告AC11を表示し、その下に続けて部分コンテンツCT15〜CT17を順番にする。すなわち、ステップS20後の端末装置10中のコンテンツW11には、広告AC11、部分コンテンツCT15、部分コンテンツCT16、部分コンテンツCT17の順に上下方向に並んで一覧表示される。
上述したように、広告配信装置100は、コンテンツに関する配信ログに関連する広告を、端末装置10へ配信する広告として選択する。これにより、広告配信装置100は、広告を配信する以前に閲覧したコンテンツの内容に基づいて、広告を選択することができる。これにより、広告配信装置100は、適切な広告を選択することができる。例えば、広告配信装置100は、広告を配信する直前にユーザが閲覧していたコンテンツの内容に関連する広告を選択することにより、ユーザが広告配信時点において最も記憶に残っている内容に関連する広告を選択することができる。そのため、広告配信装置100は、適切な広告を選択することができる。図1に示すように、広告配信装置100は、経済や金銭に関する内容のコンテンツを閲覧したユーザに配信する広告として、金融に関する広告である広告AC11を選択する。このように、広告配信装置100は、訴求効果の高い広告を選択することができる。したがって、広告配信装置100は、広告効果を高めることができる。例えば、ニュースアプリのように複数のコンテンツを組み合わせて配信する場合、従来手法のように一つのコンテンツの特徴語を予め抽出(インデックス)しておくような処理では、広告効果を高めることは難しい。そのため、ユーザの各々に個別化(パーソナライズ)されたコンテンツが提供される場合、従来手法では広告効果を高めることは難しい。一方、広告配信装置100は、ユーザの各々にパーソナライズされたコンテンツが提供される場合であっても、訴求効果の高い広告を選択することができ、広告効果を高めることができる。
また、図1に示す例においては、広告配信装置100から配信された広告は、端末装置10において、表示するコンテンツにおける部分コンテンツの先頭に表示される。具体的には、広告配信装置100から配信された広告AC11は、次に表示する部分コンテンツの先頭に表示される。このように表示された広告AC11は、コンテンツW11の表示する部分を下に変更された際に、ユーザに最初に視認される可能性が極めて高い。つまり、ユーザは、広告AC11を閲覧する際に、部分コンテンツCT11〜CT14の内容が最も印象に残っている状態で広告AC11を閲覧する可能性が高い。言い換えると、広告AC11は、広告AC11の下に表示される部分コンテンツCT15〜CT17の内容ではなく、部分コンテンツCT11〜CT14の内容に基づいて選択されることが望ましい広告であると考えられる。そのため、広告配信装置100は、広告AC11が表示される直前に配信された部分コンテンツCT11〜CT14の内容に基づいて広告AC11を選択することにより、ユーザに対する訴求効果がより高い広告を選択することが可能となる。
また、広告配信装置100は、配信する広告が表示されるコンテンツの内容ではなく、以前に端末装置10に配信したコンテンツに関する配信ログに基づいて広告を選択することにより、広告要求を取得してから広告を配信するまでの時間をより短縮することができる。具体的には、広告配信装置100は、端末装置10から広告要求を取得する前に、端末装置10への配信ログを用いて特徴語の抽出等を予め行うことにより、広告要求を取得してから広告を配信するまでの時間をより短縮することができる。また、広告配信装置100は、ステップS18における広告選択の処理を、ステップS17で端末装置10から広告要求を取得する前に行ってもよい。例えば、広告配信装置100は、ステップS18における広告選択の処理を、ステップS13において配信ログをコンテンツ配信装置50から取得する度に行ってもよい。この場合、広告配信装置100は、広告要求を取得してから広告を配信するまでの時間をさらに短縮することができる。
ここで、図1に示す例において、広告配信装置100が配信するコンテンツは動的コンテンツである。つまり、コンテンツ配信装置50から端末装置10へ配信されるコンテンツは、コンテンツ配信装置50が配信要求を受け付けるまで確定しない。そのため、広告配信装置100は、広告が表示されるコンテンツの内容に基づいて広告を選択する場合、コンテンツ配信装置50が配信要求を受け付け端末装置10へ配信するコンテンツを決定した後、その決定したコンテンツに基づいて広告の選択を行う必要がある。この場合、広告配信装置100は、広告要求を取得してから広告を配信するまでに時間を要する。一方で、広告配信装置100は、端末装置10へ以前に配信されたコンテンツの配信ログの内容に基づいて広告を選択するため、コンテンツ配信装置50によるコンテンツの決定の前に、そのコンテンツに表示する広告を選択することができる。そのため、広告配信装置100は、広告要求を取得してから広告を配信するまでの時間をさらに短縮することができる。
また、広告表示領域AR11がステップS15−1よりも前に端末装置10に配信されている場合、端末装置10は、広告表示領域AR11をコンテンツ配信装置50から取得した際に、広告要求を広告配信装置100へ送信してもよい。また、端末装置10は、広告表示領域AR11を表示させる際に、広告要求を広告配信装置100へ送信してもよい。
また、図1に示す例においては、コンテンツW11の表示する部分を変更する場合において、先頭に広告を表示する例を示したが、具体的には、コンテンツW11中の部分コンテンツCT11〜CT14と、コンテンツW11中の広告表示領域AR11及び部分コンテンツCT15〜CT17とが異なるコンテンツであってもよい。この場合、端末装置10は、ステップS14において、部分コンテンツCT11〜CT14を含むコンテンツを表示した後、ステップS20において、広告表示領域AR11及び部分コンテンツCT15〜CT17を含むコンテンツを表示する際に広告配信装置100に広告要求を送信する。そして、端末装置10は、広告配信装置100から受信した広告を広告表示領域AR11に表示する。
なお、広告配信装置100は、配信ログを端末装置10から取得してもよい。例えば、図1に示す例において、広告配信装置100は、ステップS12においてコンテンツが配信された端末装置10から配信ログを取得してもよい。また、上記の例においては、広告配信装置100とコンテンツ配信装置50とは、別装置である場合を示したが、広告配信装置100とコンテンツ配信装置50とが一体であってもよい。例えば、広告配信装置100は、コンテンツ配信装置50の機能を有し、コンテンツの配信、及び広告の配信の両方を行ってもよい。この場合、広告配信装置100は、広告表示領域に広告を配置したコンテンツを配信してもよい。なお、上記の例においては、インフィード面に差し込む以外にオーバーレイ(固定の広告枠)で表示する場合であってもよい。また、図1に示す例においては、URLを指定することによりブラウザに表示されるウェブページがコンテンツである例を示したが、コンテンツは上記に限らず、例えば所定のアプリにおいて表示されるコンテンツであってもよい。この場合、例えば、端末装置10が所定のアプリを起動した場合、コンテンツ配信装置50から端末装置10の所定のアプリにおいて表示される部分コンテンツを含むコンテンツが、端末装置10に配信される。また、所定のアプリを起動した端末装置10は、広告配信装置100から取得した広告を所定のアプリ中の所定の広告表示領域に表示する。また、広告配信装置100は、コンテンツに関する履歴情報(配信ログ)に基づくコンテンツマッチにより、 端末装置10へ配信する広告を選択してもよい。
〔2.広告配信装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る広告配信装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る広告配信装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、広告配信装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、広告配信装置100は、広告配信装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図2に示すように、配信ログ情報記憶部121と、広告情報記憶部122とを有する。
(配信ログ情報記憶部121)
実施形態に係る配信ログ情報記憶部121は、コンテンツに関する各種情報を記憶する。図3に、実施形態に係る配信ログ情報記憶部121の一例を示す。図3に示す配信ログ情報記憶部121は、「ログID」、「取得日時」、「コンテンツID」、「部分コンテンツID」、「カテゴリ」、「リンク先」といった項目を有する。
「ログID」は、配信ログを識別するための識別情報を示す。「取得日時」は、配信ログを取得した日時を示す。「コンテンツID」は、コンテンツを識別するための識別情報を示す。「部分コンテンツID」は、部分コンテンツを識別するための識別情報を示す。「カテゴリ」は、部分コンテンツの内容に基づく分類情報を示す。「リンク先」は、部分コンテンツのリンク先のURLを示す。
例えば、図3に示す例において、ログID「L11」により識別される配信ログは、「2015年6月15日17時35分40秒」に取得されたことを示す。ログID「L11」により識別される配信ログには、コンテンツID「W11」により識別されるコンテンツの配信ログが含まれる。また、コンテンツID「W11」により識別されるコンテンツには、部分コンテンツID「CT11」により識別される部分コンテンツが含まれることを示す。また、部分コンテンツID「CT11」により識別される部分コンテンツは、カテゴリ「経済」に分類され、リンク先が「www.econ・・・」であることを示す。
また、配信ログ情報記憶部121は、ログIDに紐付けて端末装置10を識別する情報を記憶する。例えば、配信ログ情報記憶部121は、ログIDに紐付けて端末装置10を利用するユーザのユーザIDを記憶する。なお、配信ログ情報記憶部121は、端末装置10から送信される広告要求との紐付けが可能であれば、どのような端末装置10を識別する情報を記憶してもよい。配信ログ情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、配信ログ情報記憶部121は、各コンテンツが配信された日時に関する情報を記憶してもよい。
(広告情報記憶部122)
実施形態に係る広告情報記憶部122は、広告に関する各種情報を記憶する。図4に、実施形態に係る広告情報記憶部122の一例を示す。図4に示す広告情報記憶部122は、「広告ID」、「広告」、「広告主ID」、「商品名」といった項目を有する。
「広告ID」は、広告を識別するための識別情報を示す。「広告」は、広告主から入稿された広告を示す。図4では「広告」に「AC11」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、静止画像や動画像やテキストデータやURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。「広告主ID」は、広告主を識別するための識別情報を示す。なお、広告主は、入稿作業等を代理店に依頼する場合もある。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であるものとする。「商品名」は、広告の対象となる商品名やサービス名を示す。なお、各商品を識別する情報としては「商品名」に限らず、商品を識別するための「商品ID」等の情報を記憶してもよい。
例えば、図4に示す例において、広告ID「A11」により識別される広告AC11は、広告主ID「AP1」により識別される広告主から取得した広告であり、その広告の対象となる商品は「外為取引A」であることを示す。
なお、広告情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、広告情報記憶部122は、入札価格に関する情報等を記憶してもよい。
(制御部130)
図2の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、広告配信装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(選択プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131と、選択部132と、配信部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、端末装置10へ配信されたコンテンツに関する配信ログを取得する。例えば、取得部131は、端末装置10へ直前に配信されたコンテンツに関する履歴情報を取得し取得部131は、コンテンツを要求する端末装置10に応じて動的に変動するコンテンツであって、端末装置10へ配信されたコンテンツに関する配信ログを取得する。例えば、取得部131は、コンテンツ配信装置50から端末装置10へ配信されたコンテンツに関する配信ログを取得する。また、取得部131は、端末装置10へ配信されたコンテンツに関する配信ログを、端末装置10から取得してもよい。また、取得部131は、端末装置10から広告要求を取得する。
また、取得部131は、広告主から広告の入稿を取得してもよい。なお、取得部131は、広告主から広告の入稿を依頼された代理店から広告の入稿を取得してもよい。この場合、例えば、取得部131は、広告主や代理店が利用する情報処理装置から広告の入稿を取得する。また、例えば、取得部131は、取得した広告を広告情報記憶部122に記憶する。
(選択部132)
選択部132は、取得部131により取得されたコンテンツに関する配信ログに関連する広告を、端末装置10へ配信する広告として選択する。例えば、選択部132は、端末装置10へ直前に配信されたコンテンツに関する配信ログに基づいて広告を選択する。また、例えば、選択部132は、表示するコンテンツにおける先頭に広告を表示する端末装置10へ配信する広告を選択する。また、例えば、選択部132は、広告が配信された後、最初に表示する広告表示領域に配信された広告を表示する端末装置10へ配信する広告を選択する。例えば、図1に示す例において、選択部132は、配信されたコンテンツW11の一部の先頭に位置する広告表示領域AR11に広告AC11を表示する端末装置10へ配信する広告AC11を選択する。
また、選択部132は、配信ログに含まれる各コンテンツから抽出された特徴量に基づいて広告を選択する。例えば、特徴量は、コンテンツに含まれる文字情報から抽出された特徴量(特徴語)やコンテンツに含まれる画像情報から抽出された特徴量など、目的に応じて種々の特徴量が用いられてもよい。例えば、選択部132は、配信ログに含まれる各コンテンツから抽出された特徴語に基づいて広告を選択する。なお、選択部132は、種々の従来技術を用いて、配信ログに含まれる各コンテンツから特徴語を抽出する。また、選択部132は、配信ログに含まれる部分コンテンツのリンク先から特徴語を抽出してもよい。また、選択部132は、特徴語の出現頻度や出現するコンテンツ数等に基づいて、各特徴語の重みを算出する。この場合、選択部132は、特徴語とその重みに基づいて広告を選択する。また、選択部132は、コンテンツに表示された部分コンテンツのカテゴリに基づいて広告を選択する。図1に示す例において、例えば、選択部132は、経済に関する部分コンテンツCT11、CT13や金銭問題の法律に関する部分コンテンツCT14のカテゴリに基づいて、広告表示領域AR11に表示する広告として、FXに関する広告AC11を選択する。
(配信部133)
配信部133は、選択部132により選択された端末装置10に広告を配信する。例えば、配信部133は、取得部131が端末装置10から広告要求を取得した場合、選択部132により予め選択された広告を端末装置10へ配信してもよい。
〔3.端末装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図5は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図5に示すように、端末装置10は、通信部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14と、制御部15とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定の通信網と有線または無線で接続され、広告配信装置100との間で情報の送受信を行う。
(記憶部12)
記憶部12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部12は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーションに関する情報、例えばプログラム等を記憶する。
(入力部13)
入力部13は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部13は、タッチパネル機能により表示面(例えば表示部153)を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部13は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部14)
出力部14は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
(制御部15)
制御部15は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶部12などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、インストールされているアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部15は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部15は、要求部151と、受信部152と、表示部153とを有し、以下に説明する配信処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する配信処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部151は、入力部13により受け付けたユーザ操作に従って、コンテンツ配信装置50へ配信要求を送信する。例えば、要求部151は、起動したブラウザ等のアプリからの配信要求をコンテンツ配信装置50へ送信する。また、要求部151は、入力部13により受け付けたユーザ操作に従って、広告配信装置100へ広告要求を送信する。例えば、要求部151は、コンテンツ配信装置50から取得したコンテンツに広告表示領域が含まれる場合、広告配信装置100へ広告要求を送信する。例えば、要求部151は、広告配信装置100へ広告要求として端末装置10を識別する情報を送信する。
受信部152は、広告配信装置100から配信されたコンテンツを受信する。例えば、受信部152は、広告配信装置100から広告表示領域や部分コンテンツを含むコンテンツの一部を受信する。また、受信部152は、動的に変動するコンテンツであって端末装置10へ配信されたコンテンツに関する履歴情報に関連する広告を受信する。また、受信部152は、受信したコンテンツや広告を記憶部12に格納してもよい。
表示部153は、受信部152により受信された部分コンテンツや広告を表示する。例えば、表示部153は、受信部152により受信された広告を、コンテンツにおける部分コンテンツとともに所定の方向に並べて表示する。具体的には、表示部153は、広告や部分コンテンツを所定の方向に並べて一覧表示する。また、表示部153は、端末装置10を利用するユーザの視認性に関する情報に基づく位置に広告を表示する。例えば、表示部153は、表示するコンテンツにおける部分コンテンツの先頭に広告を表示する。例えば、表示部153は、コンテンツにおける一の部分コンテンツが選択されることにより遷移した遷移先からコンテンツに戻る場合、一の部分コンテンツに隣接する位置に広告を表示する。例えば、端末装置10が部分コンテンツを上下方向に並べて一覧表示する場合、ユーザは部分コンテンツを上から下へと順に見ていく可能性が高いため、最上部に位置する部分コンテンツが一番視認されやすい部分コンテンツとなる。また、表示された部分コンテンツを閲覧した後、ユーザが次の部分コンテンツを表示させる場合、次に表示される部分コンテンツのうち最上部に位置する部分コンテンツが一番視認されやすい部分コンテンツとなる。表示部153は、上述したようなユーザの視認性に関する情報に基づく位置に広告を表示する。なお、端末装置10を利用するユーザの視認性に関する情報には、目的に応じて種々の情報が用いられてもよい。また、表示部153は、受信部152により広告が受信された後、最初に表示する広告表示領域に受信部152により受信された広告を表示する。例えば、図1に示す例において、表示部153は、受信部152により広告AC11が受信された後、最初に表示する広告表示領域AR11に広告AC11を表示する。
図1に示す例においては、表示部153は、部分コンテンツCT11〜CT14の順に上下方向に並べて一覧表示する。また、表示部153は、ユーザのスクロール操作等により、表示を下へスクロールさせる操作がされた場合、下に続く残りのコンテンツを表示する。図1に示す例においてユーザのスクロール操作がされた後、表示部153は、広告AC11、部分コンテンツCT15〜CT17を表示する。
なお、上述した制御部15による表示処理等の処理は、例えば、JavaScript(登録商標)などにより実現されてもよい。また、上述した表示処理が所定のアプリケーションにより行われる場合や表示処理が専用アプリにより行われる場合、制御部15は、例えば、所定のアプリや専用アプリを制御するアプリ制御部を有してもよい。
〔4.配信処理のフロー〕
次に、図6及び図7を用いて、実施形態に係る配信システム1による配信処理の手順について説明する。まず、図6を用いて広告配信装置100における広告の選択までの処理の流れを示す。図6は、実施形態に係る広告を選択する処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、広告配信装置100の取得部131は、コンテンツ配信装置50から配信ログを取得する(ステップS101)。なお、取得部131は、端末装置10から配信ログを取得してもよい。その後、広告配信装置100の選択部132は、配信ログのコンテンツから特徴語を抽出する(ステップS102)。また、選択部132は、配信ログに含まれる部分コンテンツのリンク先から特徴語を抽出する(ステップS103)。
その後、取得部131は、端末装置10から広告要求を取得する(ステップS104)。そして、選択部132は、ステップS102〜S103で抽出した特徴語と重みに基づいて広告を選択する(ステップS105)。その後、配信部133は、選択部132により選択された広告を端末装置10へ配信する(ステップS106)。なお、ステップS105における広告の選択は、ステップS104よりも前に行われてもよい。
次に、図7を用いて端末装置10における広告の表示までの処理の流れを示す。図7は、実施形態に係る広告を表示する処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、端末装置10の要求部151は、コンテンツ配信装置50へ配信要求を送信する(ステップS201)。例えば、図1に示す例において、要求部151は、端末装置10において起動されたブラウザによる配信要求をコンテンツ配信装置50へ送信する。その後、端末装置10の受信部152は、コンテンツ配信装置50からコンテンツを受信する(ステップS202)。例えば、受信部152は、コンテンツ配信装置50からコンテンツの一部を受信する。
ステップS202において受信したコンテンツに広告表示領域が無い場合(ステップS203:No)、端末装置10の表示部153は、コンテンツを表示する(ステップS204)。図1に示す例において、例えば、表示部153は、受信したコンテンツW11の一部である部分コンテンツCT11〜CT14を表示する。
一方、ステップS202において受信したコンテンツに広告表示領域が有る場合(ステップS203:Yes)、要求部151は、広告配信装置100へ広告要求を送信する(ステップS205)。例えば、図1に示す例において、要求部151は、端末装置10を識別する情報を広告要求として、広告配信装置100へ送信する。その後、受信部152は、広告配信装置100から広告を受信する(ステップS206)。そして、表示部153は、広告を視認されやすい位置に配置してコンテンツを表示する(ステップS207)。図1に示す例において、例えば、表示部153は、受信したコンテンツW11の一部の先頭に位置する広告表示領域AR11に広告AC11を表示する。
〔5.変形例〕
上述した実施形態に係る配信システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、配信システム1の他の実施形態について説明する。
〔5−1.変形例:表示に関する情報に基づいた広告選択〕
上述した実施形態においてはコンテンツの配信に関する情報に基づいて広告を選択する場合を例に説明したが、コンテンツの表示に関する情報に基づいた広告を選択してもよい。この点について、図8〜図12を用いて説明する。図8は、変形例に係る配信処理の一例を示す図である。なお、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
〔5−1−1.配信処理〕
まず、図8を用いて、変形例に係る配信処理の一例について説明する。図8に示すように、配信システム2は、端末装置10と、コンテンツ配信装置50と、広告配信装置200とが含まれる。端末装置10と、コンテンツ配信装置50と、広告配信装置200とは図示しない所定の通信網を介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図8に示した配信システム2には、複数台の端末装置10や、複数台のコンテンツ配信装置50や、複数台の広告配信装置200が含まれてもよい。
広告配信装置200は、広告要求に応じて広告を配信する広告配信サービスを提供する配信装置である。また、広告配信装置200は、端末装置10に配信されたコンテンツに関する履歴情報に関連する広告を、端末装置10へ配信する広告として選択するが、詳細は後述する。
図8に示す例においては、ユーザがユーザU1である場合を示す。図8に示すように、ユーザU1は端末装置10で起動されたブラウザを操作し、コンテンツ配信装置50にコンテンツの配信要求を送信する(ステップS21)。
端末装置10から配信要求を受け付けたコンテンツ配信装置50は、端末装置10にコンテンツを配信する(ステップS22)。図8に示す例において、コンテンツ配信装置50は、ステップS22で端末装置10にコンテンツW21全体を配信する。つまり、図8に示す例では、ステップS22において、コンテンツ配信装置50は、部分コンテンツCT11〜CT14の下に続く、広告表示領域AR11や部分コンテンツCT15〜CT17も端末装置10に配信する。
その後、端末装置10は、コンテンツ配信装置50から受信したコンテンツを表示する(ステップS23)。図8に示す例において、端末装置10は、受信したコンテンツW21に含まれる部分コンテンツCT11〜CT14を一覧表示する。図8に示す例においては、端末装置10中のコンテンツW21には、部分コンテンツCT11、部分コンテンツCT12、部分コンテンツCT13、部分コンテンツCT14の順に上下方向に並んで一覧表示される。
そして、端末装置10は、コンテンツ配信装置50へコンテンツの表示に関する情報を送信する(ステップS24)。例えば、端末装置10は、所定の期間(例えば、1分や5分など)おきにコンテンツ配信装置50へコンテンツの表示に関する情報を送信する。図8に示す例において、端末装置10は、部分コンテンツCT11〜CT14を表示したこと示す情報や部分コンテンツCT11〜CT14を表示した時間に関する情報などをコンテンツの表示に関する情報としてコンテンツ配信装置50へ送信する。
コンテンツの表示に関する情報を受信したコンテンツ配信装置50は、コンテンツの表示に関する情報を含む配信ログを広告配信装置200へ送信する(ステップS25)。なお、端末装置10は、ステップS24において広告配信装置200へコンテンツの表示に関する情報を配信ログとして送信してもよい。この場合、コンテンツ配信装置50は、ステップS25の処理を行わなくてもよい。
その後、ユーザU1は、指F1を下から上へスクロール操作を行う(ステップS26)。これにより、端末装置10中のコンテンツW21は、表示する部分を下に変更される。このとき、例えば下に続き部分をレンダリングする場合、端末装置10には、図8に示す例と同様に読込中の表示がされる。
ここで、図8に示す例において、表示されている部分コンテンツCT14の下、つまり、未表示部分の先頭の位置に広告を配置する広告表示領域AR21が含まれる。具体的には、図8に示す例においては、コンテンツW21の未表示部分の上から広告、部分コンテンツ、部分コンテンツ、部分コンテンツの順に上下方向に並んで配置される。
ステップS26においてユーザU1により広告表示領域AR21を表示する操作が行われた端末装置10は、広告表示領域AR21に表示する広告を要求する広告要求を広告配信装置200に送信する(ステップS27)。
端末装置10から広告要求を取得した広告配信装置200は、端末装置10に配信する広告を選択する(ステップS28)。ここで、広告配信装置200は、ステップS25においてコンテンツ配信装置50から取得した端末装置10への配信ログに基づいて、端末装置10に配信する広告を選択する。
図8に示す例において、広告配信装置200は、端末装置10におけるコンテンツの表示に関する配信ログに関連する広告を選択する。ここで、図8に示す例においては、ステップS26においてユーザU1により広告表示領域AR21を表示する操作が行われる前において、端末装置10には、部分コンテンツCT11〜CT14が表示されている。そこで、広告配信装置200は、部分コンテンツCT11〜CT14の内容に基づいて、端末装置10に配信する広告を選択する。図8中のステップS26においてユーザU1により広告表示領域AR21を表示する操作が行われる前において、表示されているコンテンツW21には、経済に関する部分コンテンツCT11、CT13や金銭問題の法律に関する部分コンテンツCT14等が含まれる。そのため、広告配信装置200は、広告表示領域AR21に表示する広告として、FXに関する広告AC11を選択する。
その後、広告配信装置200は、ステップS28において選択した広告を端末装置10に配信する(ステップS29)。図8に示す例においては、広告配信装置200は、広告表示領域AR21に表示する広告として、FXに関する広告AC11を端末装置10に配信する。
そして、端末装置10は、コンテンツ配信装置50から受信した部分コンテンツCT15〜CT17とともに広告を表示する(ステップS30)。図8に示す例において、端末装置10は、表示されていた部分コンテンツCT14に続く先頭に位置する広告表示領域AR21に広告AC11を表示し、その下に続けて部分コンテンツCT15〜CT17を順番にする。すなわち、ステップS30後の端末装置10中のコンテンツW21には、広告AC11、部分コンテンツCT15、部分コンテンツCT16、部分コンテンツCT17の順に上下方向に並んで一覧表示される。
〔5−1−2.広告配信装置の構成〕
次に、図9を用いて、変形例に係る広告配信装置200の構成について説明する。図9は、変形例に係る広告配信装置の構成例を示す図である。図9に示すように、広告配信装置200は、通信部110と、記憶部220と、制御部230とを有する。なお、広告配信装置200は、広告配信装置200の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(記憶部220)
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。変形例に係る記憶部220は、図10に示すように、配信ログ情報記憶部221と、広告情報記憶部122とを有する。
(配信ログ情報記憶部221)
変形例に係る配信ログ情報記憶部221は、コンテンツに関する各種情報を記憶する。図10に、変形例に係る配信ログ情報記憶部221の一例を示す。図10に示す配信ログ情報記憶部221は、「ログID」、「取得日時」、「コンテンツID」、「部分コンテンツID」、「カテゴリ」、「表示時間」、「リンク先」、「表示」といった項目を有する。
「表示時間」は、各部分コンテンツが表示された時間を示す。例えば、図10に示す例において、部分コンテンツCT11は、「10秒」間表示されたことを示す。また、「表示」は、各部分コンテンツのリンク先の表示有無を示す。例えば、図10に示す例において、部分コンテンツCT11のリンク先である「www.econ・・・」は、部分コンテンツCT11が選択されることにより、表示されたことを示す。なお、「表示」は、リンク先が表示された時間を記憶してもよい。
また、配信ログ情報記憶部221は、ログIDに紐付けて端末装置10を識別する情報を記憶する。例えば、配信ログ情報記憶部221は、ログIDに紐付けて端末装置10を利用するユーザのユーザIDを記憶する。なお、配信ログ情報記憶部221は、端末装置10から送信される広告要求との紐付けが可能であれば、どのような端末装置10を識別する情報を記憶してもよい。配信ログ情報記憶部221は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、配信ログ情報記憶部221は、各コンテンツが配信された日時に関する情報を記憶してもよい。
(制御部230)
制御部230は、例えば、CPUやMPU等によって、広告配信装置200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(選択プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図9に示すように、制御部230は、取得部131と、選択部232と、配信部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図9に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部230が有する各処理部の接続関係は、図9に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(選択部232)
選択部232は、配信ログに含まれる各コンテンツから抽出した特徴語と、配信ログに含まれる各コンテンツの表示に関する情報に応じて変更される特徴語の重みとに基づいて広告を選択する。また、選択部232は、記各コンテンツの端末装置10における表示態様、または各コンテンツに対するユーザ操作に応じて変更される特徴語の重みに基づいて広告を選択する。例えば、選択部232は、各コンテンツが端末装置10に表示された時間に応じて変更される特徴語の重みに基づいて広告を選択する。この場合、選択部232は、表示時間の長いコンテンツに含まれる特徴語ほど重みが重くなるように、各特徴語の重みを算出してもよい。そして、選択部232は、特徴語とその重みに基づいて広告を選択する。また、例えば、選択部232は、端末装置10に表示された各コンテンツに対するユーザ操作であるスクロールスピード等に応じて変更される特徴語の重みに基づいて広告を選択してもよい。この場合、選択部232は、スクロールスピードが所定の閾値よりも遅いコンテンツから抽出された特徴語の重みが重くなるように、各特徴語の重みを算出してもよい。また、例えば、選択部232は、端末装置10に表示された各コンテンツに対するユーザ操作であるタップ(選択)の有無に応じて変更される特徴語の重みに基づいて広告を選択してもよい。この場合、選択部232は、ユーザにタップされたコンテンツから抽出された特徴語の重みが重くなるように、各特徴語の重みを算出してもよい。また、選択部232は、各コンテンツのリンク先のコンテンツから抽出された特徴語に基づいて、広告を選択する。例えば、選択部232は、各コンテンツのリンク先のコンテンツが表示された場合、そのリンク先のコンテンツから抽出された特徴語の重みが大きくなるように、各特徴語の重みを算出してもよい。そして、選択部232は、特徴語とその重みに基づいて広告を選択する。
〔5−1−3.配信処理のフロー〕
次に、図11及び図12を用いて、変形例に係る配信システム2による配信処理の手順について説明する。まず、図11を用いて広告配信装置200における広告の選択までの処理の流れを示す。図11は、変形例に係る広告を選択する処理の一例を示すフローチャートである。
図11に示すように、広告配信装置200の取得部131は、コンテンツ配信装置50から配信ログを取得する(ステップS301)。なお、取得部131は、端末装置10から配信ログを取得してもよい。その後、広告配信装置200の選択部232は、配信ログのコンテンツから特徴語を抽出する(ステップS302)。また、選択部232は、配信ログに含まれる部分コンテンツのリンク先から特徴語を抽出する(ステップS303)。そして、選択部232は、配信ログに含まれる各コンテンツの表示時間に関する情報に基づいて、特徴語を重みづける(ステップS304)。
その後、取得部131は、端末装置10から広告要求を取得する(ステップS305)。そして、選択部232は、ステップS302〜S303で抽出した特徴語とステップS304で算出した重みに基づいて広告を選択する(ステップS306)。その後、配信部133は、選択部232により選択された広告を端末装置10へ配信する(ステップS307)。なお、ステップS306における広告の選択は、ステップS305よりも前に行われてもよい。
次に、図12を用いて端末装置10における広告の表示までの処理の流れを示す。図12は、変形例に係る広告を表示する処理の一例を示すフローチャートである。
図12に示すように、端末装置10の表示部153は、表示を変更する場合(ステップS401:Yes)、表示の変更後において端末装置10に表示する部分に広告表示領域が含まれるかどうかを判定する(ステップS402)。なお、表示部153は、表示を変更しない場合(ステップS401:No)、ステップS401の判定を繰り返す。
表示の変更後において端末装置10に表示する部分に広告表示領域が無い場合(ステップS402:No)、端末装置10の表示部153は、コンテンツを表示する(ステップS403)。図8に示す例において、例えば、表示部153は、受信したコンテンツW21の一部である部分コンテンツCT11〜CT14を表示する。
一方、表示の変更後において端末装置10に表示する部分に広告表示領域が有る場合(ステップS402:Yes)、要求部151は、広告配信装置200へ広告要求を送信する(ステップS404)。例えば、図8に示す例において、要求部151は、端末装置10を識別する情報を広告要求として、広告配信装置200へ送信する。その後、受信部152は、広告配信装置200から広告を受信する(ステップS405)。そして、表示部153は、広告を視認されやすい位置に配置してコンテンツを表示する(ステップS406)。図8に示す例において、例えば、表示部153は、表示変更前の最後部に表示されていた部分コンテンツCT14に続く先頭に位置する広告表示領域AR21に広告AC11を表示する。
〔5−2.その他の広告表示〕
なお、端末装置10において、上述した実施形態及び変形例における広告表示以外にも、目的に応じて種々のタイミングや位置に広告を表示してもよい。例えば、端末装置10の表示部153は、端末装置10を利用するユーザの視認性に関する情報に基づいて、表示するコンテンツにおける部分コンテンツの先頭以外の位置に広告を表示してもよい。この点に関する一例を、図13及び図14を用いて説明する。図13及び図14は、変形例に係る端末装置における表示の一例を示す図である。
〔5−2−1.上側の部分コンテンツ表示〕
まず、図13を用いて、ユーザが端末装置10の表示画面にタッチした指F1を上から下へスクロール操作をした場合の広告表示について説明する。図13に示す例においては、ステップS31のスクロール操作を行う前の端末装置10には、部分コンテンツCT15〜CT17と広告AC11とが表示される。ここで、ステップS31のスクロール操作を行う前の端末装置10には、部分コンテンツCT15〜CT17は、スポーツに関する部分コンテンツである。そのため、図13に示す例においては、スポーツジムAに関する広告AC13が部分コンテンツCT15〜CT17の次に表示される広告となる。
まず、ユーザU1は、指F1を上から下へスクロール操作を行う(ステップS31)。これにより、端末装置10には、コンテンツW21の表示する部分が上に変更され、前の部分コンテンツ等が表示される(ステップS32)。図13に示す例においては、端末装置10には、ステップS31のスクロール操作により部分コンテンツCT12〜CT14が表示される。ここで、ステップS31における指F1を上から下へスクロール操作により端末装置10に前の部分コンテンツ等が表示される場合、ユーザは最下部の部分コンテンツから視認する可能性が高い。そのため、図13に示す例においては、端末装置10は、部分コンテンツCT12〜CT14の下側に広告AC13を表示する。すなわち、図13に示す例においては、端末装置10の表示部153は、端末装置10を利用するユーザの視認性に関する情報に基づいて、表示するコンテンツにおける部分コンテンツの最下部に広告を表示する。これにより、端末装置10は、ユーザに視認される可能性がより高い位置に広告AC13を表示することができる。
〔5−2−2.リンク先から戻った際のコンテンツ表示〕
次に、図14を用いて、ユーザが部分コンテンツを選択しリンク先を表示させた後、コンテンツの表示に戻った場合の広告表示について説明する。この場合、端末装置10の表示部153は、コンテンツにおける一の部分コンテンツが選択されることにより遷移した遷移先からコンテンツに戻る場合、一の部分コンテンツに隣接する位置に広告を表示する。以下、図14に基づいて説明する。
まず、ユーザU1は、端末装置10に表示されたコンテンツW21の部分コンテンツCT15を指F1でタッチすることにより、部分コンテンツCT15のリンク先を表示させる(ステップS41)。図14に示す例においては、部分コンテンツCT15のリンク先であるコンテンツCT150には、部分コンテンツCT15の詳細な記事などが表示される。
コンテンツCT150を閲覧した後、ユーザU1は、端末装置10に表示された戻るボタンを指F1でタッチするなどして、コンテンツW21に戻る、すなわちコンテンツW21を再表示させる(ステップS42)。ここで、図14に示す例においては、端末装置10は、部分コンテンツCT15の下に広告AC13を表示する。具体的には、端末装置10は、部分コンテンツCT15と部分コンテンツCT16との間に広告AC13を表示する。ステップS42により、コンテンツW21を再表示させたユーザU1は、部分コンテンツCT15の詳細のリンク先のコンテンツCT150を閲覧しており、次に部分コンテンツCT16を見る可能性が高い。そのため、端末装置10は、広告AC13を部分コンテンツCT15と部分コンテンツCT16との間に表示することより、広告AC13がユーザに視認される可能性を高めることができる。
〔5−2−3.カテゴリ毎の部分コンテンツ表示〕
なお、コンテンツは、カテゴリ毎に分類されて表示されてもよい。この点について、図15を用いて説明する。図15は、変形例に係る端末装置におけるカテゴリに基づく表示の一例を示す図である。
図15に示す例においては、コンテンツW31には「すべて」のカテゴリCL11や「経済・IT」のカテゴリCL12や「スポーツ」のカテゴリCL13が含まれる。そして、ユーザは端末装置10に表示されたカテゴリCL11〜CL13等を選択することにより、選択したカテゴリに分類される部分コンテンツを表示させる。
まず、図15に示す例における左側の端末装置10では、「経済・IT」のカテゴリCL12が選択されており、端末装置10には、コンテンツW31に含まれるカテゴリ「経済・IT」に分類される部分コンテンツCT11〜CT14が表示される。
そして、ユーザは、端末装置10に表示された「スポーツ」のカテゴリCL13を選択する(ステップS51)。これにより、端末装置10には、コンテンツW31に含まれるカテゴリ「スポーツ」に分類される部分コンテンツCT15〜CT17が表示される。ここで、「スポーツ」のカテゴリCL13が選択された場合におけるコンテンツW31の表示部分には広告表示領域AR31が含まれる。そのため、端末装置10は、広告表示領域AR31に表示する広告を要求する広告要求を広告配信装置100に送信する。
具体的には、端末装置10は、カテゴリ「経済・IT」に分類される部分コンテンツCT11〜CT14が表示された状態から、ユーザにより「スポーツ」のカテゴリCL13が選択された場合、「スポーツ」のカテゴリCL13が選択された場合におけるコンテンツW31の表示部分に含まれる広告表示領域AR31に表示する広告を要求する広告要求を広告配信装置100に送信する。
そして、端末装置10から広告要求を受信した広告配信装置100は、図1におけるステップS18と同様にコンテンツ配信装置50から取得した端末装置10への配信ログに基づいて、端末装置10に配信する広告を選択する。その後、広告配信装置100は、選択した広告を端末装置10に配信する。例えば、広告配信装置100は、広告表示領域AR31に表示する広告として、広告表示領域AR31が表示される直前に表示されていた部分コンテンツCT11〜CT14が分類されるカテゴリ「経済・IT」に関連する広告を端末装置10に配信する。図15に示す例においては、広告配信装置100は、FXに関する広告AC11を端末装置10に配信する。
そして、端末装置10は、カテゴリ「スポーツ」に分類される部分コンテンツCT15〜CT17とともに広告表示領域AR31にカテゴリ「経済・IT」に関連する広告を表示する。図15に示す例において、端末装置10は、カテゴリ「スポーツ」に分類される部分コンテンツCT15〜CT17とともに広告表示領域AR31に広告AC11を表示する。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、取得部131と、選択部132、232とを有する。取得部131は、動的に変動するコンテンツであって端末装置10へ配信されたコンテンツに関する履歴情報を取得する。選択部132、232は、取得部131により取得されたコンテンツに関する履歴情報に関連する広告を、端末装置10へ配信する広告として選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、コンテンツに関する配信ログに関連する広告を、端末装置10へ配信する広告として選択する。これにより、広告配信装置100、200は、広告を配信する以前に閲覧したコンテンツの内容に基づいて、広告を選択することができる。これにより、広告配信装置100、200は、適切な広告を選択することができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200において、選択部132、232は、コンテンツを要求する端末装置10に応じて変動するコンテンツに関する履歴情報に基づいて広告を選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、コンテンツが端末装置10に応じて変動する場合であっても、広告を配信する以前に閲覧したコンテンツの内容に基づいて、広告を選択することができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200において、取得部131は、端末装置10へ直前に配信されたコンテンツに関する履歴情報を取得する。選択部132、232は、端末装置10へ直前に配信されたコンテンツに関する履歴情報に基づいて広告を選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、広告を配信する直前にユーザが閲覧していたコンテンツの内容に関連する広告を選択することにより、ユーザが広告配信時点において最も記憶に残っている内容に関連する広告を選択することができる。そのため、広告配信装置100、200は、適切な広告を選択することができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200において、取得部131は、端末装置10において直前に表示されたコンテンツに関する履歴情報を取得する。選択部132、232は、端末装置10において直前に表示されたコンテンツに関する履歴情報に基づいて広告を選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、広告を配信する直前にユーザが閲覧していたコンテンツの内容に関連する広告を選択することにより、ユーザが広告配信時点において最も記憶に残っている内容に関連する広告を選択することができる。そのため、広告配信装置100、200は、適切な広告を選択することができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200において、選択部132、232は、履歴情報に含まれる各コンテンツから抽出された特徴量に基づいて広告を選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、広告を配信する以前にユーザが閲覧していたコンテンツに含まれる特徴量に基づく広告を選択することにより、ユーザが広告配信時点において閲覧していたコンテンツに関連する広告を選択することができる。そのため、広告配信装置100、200は、適切な広告を選択することができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200において、選択部132、232は、特徴量と、履歴情報に含まれる各コンテンツの表示に関する情報に応じて変更される特徴量の重みとに基づいて広告を選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、広告を配信する以前にユーザが閲覧していたコンテンツに含まれる特徴量と重みに基づいて広告を選択することにより、ユーザが広告配信時点において閲覧していたコンテンツに関連する広告を選択することができる。そのため、広告配信装置100、200は、適切な広告を選択することができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200において、選択部132、232は、各コンテンツの端末装置10における表示態様、または各コンテンツに対するユーザ操作に応じて変更される特徴量の重みに基づいて広告を選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、広告を配信する以前にユーザが閲覧していたコンテンツに含まれる特徴量とその表示態様やユーザ操作に基づく重みにより広告を選択することにより、ユーザが広告配信時点において閲覧していたコンテンツに関連する広告を選択することができる。そのため、広告配信装置100、200は、適切な広告を選択することができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200において、選択部132、232は、各コンテンツのリンク先のコンテンツから抽出された特徴量に基づいて、広告を選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、広告を配信する以前にユーザが閲覧していたコンテンツのリンク先に含まれる特徴量とその表示時間に基づく重みにより広告を選択することにより、ユーザが広告配信時点において閲覧していたコンテンツに関連する広告を選択することができる。そのため、広告配信装置100、200は、適切な広告を選択することができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200において、選択部132、232は、コンテンツに表示された部分コンテンツのカテゴリに基づいて広告を選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、広告を配信する以前にユーザが閲覧していた部分コンテンツのカテゴリに基づいて広告を選択することにより、ユーザが広告配信時点において閲覧していたコンテンツに関連する広告を選択することができる。そのため、広告配信装置100、200は、適切な広告を選択することができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、配信部133を有する。配信部133は、端末装置10に広告を配信する。取得部131は、端末装置10から広告要求を取得する。また、配信部133は、取得部131が端末装置10から広告要求を取得した場合、選択部132、232により予め選択された広告を端末装置10へ配信する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、端末装置10から広告要求を受け付けてから、端末装置10に広告を配信するまでの時間を短くすることができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200において、取得部131は、端末装置10へ配信された動的に変動するウェブページに関する履歴情報を取得する。また、選択部132、232は、取得部131により取得されたウェブページに関する履歴情報に基づいて、端末装置10へ配信する広告を選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、ウェブページに関する配信ログに関連する広告を、端末装置10へ配信する広告として選択する。これにより、広告配信装置100、200は、広告を配信する以前に閲覧したウェブページの内容に基づいて、広告を選択することができる。これにより、広告配信装置100、200は、適切な広告を選択することができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200において、選択部132、232は、表示するコンテンツにおける先頭に広告を表示する端末装置10へ配信する広告を選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、広告を配信する以前にユーザが閲覧していたコンテンツに関連する広告がユーザに視認されやすい位置に表示される端末装置10へ配信することができる。そのため、広告配信装置100、200は、適切な広告を選択することができる。
また、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200において、選択部132、232は、広告が配信された後、最初に表示する広告表示領域に広告を表示する端末装置10へ配信する広告を選択する。
これにより、実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、広告を配信する以前にユーザが閲覧していたコンテンツに関連する広告がユーザに視認されやすい位置に表示される端末装置10へ配信することができる。そのため、広告配信装置100、200は、適切な広告を選択することができる。
また、実施形態及び変形例に係る端末装置10は、受信部152と、表示部153とを有する。受信部152は、動的に変動するコンテンツであって端末装置10へ配信されたコンテンツに関する履歴情報に関連する広告を受信する。表示部153は、受信部152により受信された広告を表示する。
これにより、実施形態及び変形例に係る端末装置10は、コンテンツに関する配信ログに関連する広告を表示する。これにより、端末装置10は、広告が配信される以前に閲覧したコンテンツの内容に基づいて、広告を表示することができる。これにより、端末装置10は、適切な広告を表示することができる。
また、実施形態及び変形例に係る端末装置10において、表示部153は、受信部152により受信された広告を、コンテンツにおける部分コンテンツとともに所定の方向に並べて表示する。
これにより、実施形態及び変形例に係る端末装置10は、部分コンテンツとともに所定の方向に並べて表示することにより、適切に広告を表示することができる。
また、実施形態及び変形例に係る端末装置10において、表示部153は、端末装置10を利用するユーザの視認性に関する情報に基づく位置に広告を表示する。
これにより、実施形態及び変形例に係る端末装置10は、端末装置10を利用するユーザが認識しやすい位置に広告を表示することにより、適切に広告を表示することができる。
また、実施形態及び変形例に係る端末装置10において、表示部153は、表示するコンテンツにおける部分コンテンツの先頭に広告を表示する。
これにより、実施形態及び変形例に係る端末装置10は、表示するコンテンツにおける部分コンテンツの先頭に広告を表示することにより、広告をユーザに最初に視認される可能性が極めて高い位置に広告を表示させることができる。したがって、端末装置10は、適切に広告を表示することができる。
また、実施形態及び変形例に係る端末装置10において、表示部153は、コンテンツにおける一の部分コンテンツが選択されることにより遷移した遷移先からコンテンツに戻る場合、一の部分コンテンツに隣接する位置に広告を表示する。
これにより、実施形態及び変形例に係る端末装置10は、一の部分コンテンツに隣接する位置に広告を表示することにより、広告をユーザに最初に視認される可能性が極めて高い位置に広告を表示させることができる。したがって、端末装置10は、適切に広告を表示することができる。
また、実施形態及び変形例に係る端末装置10において、表示部153は、受信部152により広告が受信された後、最初に表示する広告表示領域に広告を表示する。
これにより、実施形態及び変形例に係る端末装置10は、広告を配信する以前にユーザが閲覧していたコンテンツに関連する広告をユーザに視認されやすい位置に表示させることができる。したがって、端末装置10は、適切に広告を表示することができる。
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200は、例えば図16に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図16は、広告配信装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る広告配信装置100及び変形例に係る広告配信装置200として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態及び変形例のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔8.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 配信システム
100 広告配信装置
121 配信ログ情報記憶部
122 広告情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 選択部
133 配信部
10 端末装置
151 要求部
152 受信部
153 表示部
50 コンテンツ配信装置
N ネットワーク

Claims (14)

  1. 複数の記事を含むコンテンツを要求するリクエストの送信元である端末装置に応じて前記複数の記事が動的に変動するコンテンツであって、前記端末装置へ配信されたコンテンツに関する履歴情報を取得する取得部と、
    コンテンツの一部を表示している前記端末装置がユーザ操作に応じて当該コンテンツの広告表示領域を含む他の部分を表示する際に、当該端末装置に表示されていた当該コンテンツの一部から抽出される特徴語であって、前記他の部分を表示する度に抽出される特徴語に関連する広告を、前記端末装置へ配信する広告として選択する選択部と、
    を備えたことを特徴とする選択装置。
  2. 前記取得部は、
    前記端末装置へ直前に配信された前記コンテンツに関する履歴情報を取得し、
    前記選択部は、
    前記端末装置へ直前に配信された前記コンテンツに関する履歴情報に基づいて前記広告を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の選択装置。
  3. 前記取得部は、
    前記端末装置において直前に表示された前記コンテンツに関する履歴情報を取得し、
    前記選択部は、
    前記端末装置において直前に表示された前記コンテンツに関する履歴情報に基づいて前記広告を選択する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の選択装置。
  4. 前記選択部は、
    前記履歴情報に含まれる各コンテンツから抽出された特徴量に基づいて前記広告を選択する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の選択装置。
  5. 前記選択部は、
    前記特徴量と、前記履歴情報に含まれる各コンテンツの表示に関する情報に応じて変更される前記特徴量の重みとに基づいて前記広告を選択する
    ことを特徴とする請求項に記載の選択装置。
  6. 前記選択部は、
    前記各コンテンツの前記端末装置における表示態様、または前記各コンテンツに対するユーザ操作に応じて変更される前記特徴量の重みに基づいて前記広告を選択する
    ことを特徴とする請求項に記載の選択装置。
  7. 前記選択部は、
    前記各コンテンツのリンク先のコンテンツから抽出された特徴量に基づいて、前記広告を選択する
    ことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の選択装置。
  8. 前記選択部は、
    前記コンテンツに表示された部分コンテンツのカテゴリに基づいて前記広告を選択する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の選択装置。
  9. 前記端末装置に前記広告を配信する配信部、
    をさらに備え、
    前記取得部は、
    前記端末装置から広告要求を取得し、
    前記配信部は、
    前記取得部が前記端末装置から広告要求を取得した場合、前記選択部により予め選択された前記広告を前記端末装置へ配信する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の選択装置。
  10. 前記取得部は、
    前記端末装置へ配信された動的に変動するウェブページに関する履歴情報を取得し、
    前記選択部は、
    前記取得部により取得された前記ウェブページに関する履歴情報に基づいて、前記端末装置へ配信する広告を選択する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の選択装置。
  11. 前記選択部は、
    表示するコンテンツにおける先頭に広告を表示する前記端末装置へ配信する広告を選択する、
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の選択装置。
  12. 前記選択部は、
    広告が配信された後、最初に表示する広告表示領域に前記広告を表示する前記端末装置へ配信する広告を選択する、
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の選択装置。
  13. コンピュータが実行する選択方法であって、
    複数の記事を含むコンテンツを要求するリクエストの送信元である端末装置に応じて前記複数の記事が動的に変動するコンテンツであって、前記端末装置へ配信されたコンテンツに関する履歴情報を取得する取得工程と、
    コンテンツの一部を表示している前記端末装置がユーザ操作に応じて当該コンテンツの広告表示領域を含む他の部分を表示する際に、当該端末装置に表示されていた当該コンテンツの一部から抽出される特徴語であって、前記他の部分を表示する度に抽出される特徴語に関連する広告を、前記端末装置へ配信する広告として選択する選択工程と、
    を含むことを特徴とする選択方法。
  14. 複数の記事を含むコンテンツを要求するリクエストの送信元である端末装置に応じて前記複数の記事が動的に変動するコンテンツであって、前記端末装置へ配信されたコンテンツに関する履歴情報を取得する取得手順と、
    コンテンツの一部を表示している前記端末装置がユーザ操作に応じて当該コンテンツの広告表示領域を含む他の部分を表示する際に、当該端末装置に表示されていた当該コンテンツの一部から抽出される特徴語であって、前記他の部分を表示する度に抽出される特徴語に関連する広告を、前記端末装置へ配信する広告として選択する選択手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする選択プログラム。
JP2015142105A 2015-07-16 2015-07-16 選択装置、選択方法、選択プログラム、端末装置、及び表示プログラム Active JP5993068B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015142105A JP5993068B1 (ja) 2015-07-16 2015-07-16 選択装置、選択方法、選択プログラム、端末装置、及び表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015142105A JP5993068B1 (ja) 2015-07-16 2015-07-16 選択装置、選択方法、選択プログラム、端末装置、及び表示プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5993068B1 true JP5993068B1 (ja) 2016-09-14
JP2017027140A JP2017027140A (ja) 2017-02-02

Family

ID=56921034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015142105A Active JP5993068B1 (ja) 2015-07-16 2015-07-16 選択装置、選択方法、選択プログラム、端末装置、及び表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5993068B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018097605A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 ヤフー株式会社 配信装置、配信方法、および配信プログラム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09134371A (ja) * 1995-09-07 1997-05-20 Fujitsu Ltd 情報検索装置及びこれを用いた情報検索システム
JP2002083216A (ja) * 2000-06-30 2002-03-22 System Keikaku Kk メッセージ情報通知システム
JP2005032272A (ja) * 2000-06-08 2005-02-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広告提供方法、広告提供装置およびコンピュータプログラム
JP2010067023A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Access Co Ltd ユーザ情報提供方法、ユーザ情報提供プログラム、クライアント装置、サーバ装置、およびユーザ情報提供システム
JP2011002866A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Yahoo Japan Corp 広告枠を活用し負荷も分散する広告配信システム及び方法
JP2012068950A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Yahoo Japan Corp ユーザ端末にコンテンツマッチ広告を配信する広告配信装置及び方法
JP5462983B1 (ja) * 2013-03-29 2014-04-02 楽天株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2014075006A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Yahoo Japan Corp 広告配信装置および広告配信方法
JP2015508542A (ja) * 2012-01-11 2015-03-19 フェイスブック,インク. ユーザ活動に基づく広告ユニットのグループ化および順位付け
JP2015084178A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社Nttドコモ 広告生成装置および広告生成方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09134371A (ja) * 1995-09-07 1997-05-20 Fujitsu Ltd 情報検索装置及びこれを用いた情報検索システム
JP2005032272A (ja) * 2000-06-08 2005-02-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広告提供方法、広告提供装置およびコンピュータプログラム
JP2002083216A (ja) * 2000-06-30 2002-03-22 System Keikaku Kk メッセージ情報通知システム
JP2010067023A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Access Co Ltd ユーザ情報提供方法、ユーザ情報提供プログラム、クライアント装置、サーバ装置、およびユーザ情報提供システム
JP2011002866A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Yahoo Japan Corp 広告枠を活用し負荷も分散する広告配信システム及び方法
JP2012068950A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Yahoo Japan Corp ユーザ端末にコンテンツマッチ広告を配信する広告配信装置及び方法
JP2015508542A (ja) * 2012-01-11 2015-03-19 フェイスブック,インク. ユーザ活動に基づく広告ユニットのグループ化および順位付け
JP2014075006A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Yahoo Japan Corp 広告配信装置および広告配信方法
JP5462983B1 (ja) * 2013-03-29 2014-04-02 楽天株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2015084178A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社Nttドコモ 広告生成装置および広告生成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018097605A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 ヤフー株式会社 配信装置、配信方法、および配信プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017027140A (ja) 2017-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6039613B2 (ja) 表示プログラム、端末装置、表示方法及び配信装置
JP2015049692A (ja) 配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラム
JP5663705B1 (ja) 表示制御装置、表示制御装置の制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体
JP5918427B2 (ja) 配信装置、表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム
JP2015049694A (ja) 配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラム
JP5814422B1 (ja) 配信装置、表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム
US11294982B2 (en) Method, apparatus and computer program for displaying search information
JP5993068B1 (ja) 選択装置、選択方法、選択プログラム、端末装置、及び表示プログラム
JP6162773B2 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム、端末プログラム及び制御プログラム
JP5616503B1 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラム
JP6321862B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP5774661B2 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラム
JP5364220B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2015099557A (ja) 配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラム
JP6133372B2 (ja) 情報表示装置、情報表示方法および情報表示プログラム
JP6262798B2 (ja) 表示プログラム、表示方法、配信装置、配信方法及び配信プログラム
JP6813272B2 (ja) 評価装置、評価方法、および評価プログラム
JP5931134B2 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及びサーバ装置
JP6042947B1 (ja) 配信装置、配信方法、配信プログラム、端末装置、及び表示プログラム
JP2015103819A (ja) 配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラム
JP5839764B1 (ja) 表示制御装置、表示制御装置の制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体
JP6166231B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP6396394B2 (ja) 表示プログラム、端末装置、表示方法及び配信装置
JP6346250B2 (ja) コンテンツ配信装置およびコンテンツ配信システム
JP5923141B2 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及びサーバ装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5993068

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250