JP5462017B2 - 帳票処理システム、エントリ端末および帳票データ処理方法 - Google Patents

帳票処理システム、エントリ端末および帳票データ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、帳票処理システム、エントリ端末および帳票データ処理方法に関する。
一般に、金融機関の営業店に顧客が振り込み依頼に来店した場合、まず、顧客が所定の振込依頼書に必要事項を記入して営業店の窓口に提出する。この振込依頼書は、営業店に設定されているスキャナから読み取られ、集中センタのサーバ装置に送信される。そして、集中センタの入力端末にてデータの補正操作等が行われる。特に、金融機関名を誤って、他の金融機関へ振り込んでしまうという重大事故を未然に防ぐため、振込み先の金融機関名の検証は重要である。そこで、金融機関名の検証作業を容易にするために、金融機関毎に色を替えて表示させる方法が開示されている(例えば、特許文献1)。
振込依頼書の金融機関名記入フィールドには振込先金融機関名が漢字で記入され、金融機関種別フィールドには振込先金融機関に該当する金融機関種別にマークが付けられる。振込先金融機関名を漢字で記入する場合には、銀行以外の金融機関は接尾語を付けても付けなくても、マークが付された金融機関種別から文字認識が可能である。通常、記入文字数が少ないほうが記入が楽であるため、接尾語を付けないことが多い。
例えば、「沖農協」に振込をする場合、振込依頼書の記載は以下の2通りが考えられる。
(1)漢字フィールドに「沖」と記入し、金融機関種別は「農協」にマークする。
(2)漢字フィールドに「沖農協」と記入し、金融機関種別は「農協」にマークする。
上記の場合、「農協」の接尾語を付けずに漢字フィールドに「沖」と記入する場合が多い。
特開平9−54806号公報
例えば、金融機関名の漢字をOCRで文字認識できなかった場合には、集中センタのオペレータが振込依頼書の帳票イメージを目視しながら補正入力を行っている。ここで、上記(1)の場合に、正しくは「オキノウキヨウ」と入力すべきところ、集中センタのオペレータが金融機関種別の「農協」に付されているマークを見落として誤って「オキ」と入力してしまう場合が考えられる。
一般銀行の場合には、全国銀行協会の規定で金融機関名のカナ名称の接尾語は付けないこととなっているため、「オキ」と入力された場合には「沖銀行」宛ての振込依頼として集中センタに誤発信されてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、OCRにより文字認識されなかった金融機関名称等の文字データを正しく補正入力することが可能な、新規かつ改良された帳票処理システム、エントリ端末および帳票データ処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、帳票に関するデータを格納しているサーバ装置と、オペレータによる前記帳票に関するデータの補正データを入力するエントリ端末とがネットワークを介して接続された帳票処理システムであって、前記サーバ装置は、少なくとも1つの端末装置から送信される前記帳票の画像イメージと、前記画像イメージデータを基に認識された文字データとを格納する格納部を備え、前記エントリ端末は、前記画像イメージデータから所定の種別を示す文字列を検出する検出部と、前記オペレータにより入力された前記補正データに含まれる文字列の接尾語が、前記検出された前記所定の種別に対応するか否かを判定する判定部と、を備えることを特徴とする、帳票処理システムが提供される。
また、前記少なくとも1つの端末装置は、前記帳票の画像イメージデータを取得し、前記画像イメージデータを基に文字データを認識する認識部と、前記取得された前記画像イメージデータおよび前記認識された前記文字データを前記サーバ装置に送信してもよい。
また、前記サーバ装置は、前記エントリ端末の要求に応じて前記画像イメージデータおよび前記文字データを配信してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、少なくとも1つの端末装置から送信される帳票の画像イメージと、前記画像イメージを基に認識された文字データを格納しているサーバ装置とネットワークを介して接続されるエントリ端末であって、前記画像イメージデータと前記文字データを要求する要求部と、前記画像イメージデータから所定の種別を示す文字列を検出する検出部と、オペレータにより入力された前記所定の種別に関連する前記文字データの補正データを取得する取得部と、前記補正データに含まれる文字列の接尾語が、前記検出された前記所定の種別に対応するか否かを判定する判定部と、を備えることを特徴とする、エントリ端末が提供する。
また、前記所定の種別と、前記所定の種別に関連する文字列の接尾語と、前記文字列の接尾語の文字数とを関連付けて記憶している接尾語記憶部を備えてもよい。
また、前記取得部により取得された補正データに含まれる文字列から、前記所定の種別に関連付けられた前記文字列の接尾語の文字数分の文字列を抽出する抽出部を備えてもよい。
また、前記判定部は、前記抽出部により抽出された前記補正データに含まれる文字列の接尾語と、前記所定の種別に関連付けられた前記文字列の接尾語とを比較してもよい。
また、前記所定の種別は、金融機関の種別を示してもよい。
また、前記補正データに含まれる文字列は、金融機関名を示してもよい。
また、前記判定部は、前記金融機関の種別が銀行以外の種別である場合に、前記補正データに含まれる金融機関名の接尾語が、前記検出された金融機関の種別に対応するか否かを判定してもよい。
また、前記判定部は、前記金融機関の種別が農協、信金、信組の種別を示す場合に、前記補正データに含まれる金融機関名の接尾語が、それぞれ、ノウキヨウ、シンキン、シンクミであるか否かを判定してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、帳票に関するデータを格納しているサーバ装置と、オペレータによる前記帳票に関するデータの補正データを入力するエントリ端末を用いた帳票データ処理方法であって、少なくとも1つの端末装置が前記帳票の画像イメージと、前記画像イメージデータを基に認識された文字データとを前記サーバ装置へ送信するステップと、前記サーバ装置が前記送信された前記帳票の画像イメージと前記文字データを格納するステップと、前記エントリ端末による要求に応じて前記サーバ装置が前記帳票の画像イメージと前記文字データを配信するステップと、前記エントリ端末が前記画像イメージデータから所定の種別を示す文字列を検出するステップと、前記エントリ端末が前記オペレータにより入力された前記補正データに含まれる文字列の接尾語が、前記検出された前記所定の種別に対応するか否かを判定するステップと、を含むことを特徴とする、帳票データ処理方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、OCRにより文字認識されなかった金融機関名称等の文字データを正しく補正入力することができる。
本発明の実施形態にかかる帳票処理システムの構成例を示した説明図である。 第1実施形態にかかる振込依頼書のレイアウト例を説明する説明図である。 同実施形態にかかるエントリ画面のレイアウト例を説明する説明図である。 同実施形態にかかる振込依頼書の記載例を説明する説明図である。 同実施形態にかかる帳票処理システムの各端末の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかるエントリ端末におけるエントリ処理の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかるエントリ端末の表示画面の表示例である。 同実施形態にかかる表示されるエラーメッセージの一例である。 同実施形態にかかる接尾語チェック方法の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる接尾語チェックテーブルの内容を示す説明図である。 第2実施形態にかかる接尾語チェックテーブルの内容を示す説明図である。 従来技術を説明する説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下に示す順序に従って当該「発明を実施するための最良の形態」を説明する。
〔1〕本実施形態の目的
〔2〕第1実施形態
〔2−2〕帳票処理システムの全体構成および各装置の概要
〔2−3〕各端末の機能構成
〔2−4〕帳票データ処理方法の詳細
〔3〕第2実施形態
〔1〕本実施形態の目的
まず、本実施形態の目的について説明する。一般に、金融機関の営業店に顧客が振り込み依頼に来店した場合、まず、顧客が所定の振込依頼書に必要事項を記入して営業店の窓口に提出する。この振込依頼書は、営業店に設定されているスキャナから読み取られ、集中センタのサーバ装置に送信される。そして、集中センタの入力端末にてデータの補正操作等が行われる。
振込依頼書には、振込先金融機関が記入されるが、金融機関名記入フィールドには振込先金融機関名が漢字で記入され、金融機関種別フィールドには振込先金融機関に該当する金融機関種別にマークが付けられる。振込先金融機関名を漢字で記入する場合には、銀行以外の金融機関は接尾語を付けても付けなくても文字認識可能であるが、通常、記入文字数が少ないほうが記入が楽であるため、接尾語を付けないことが多い。
例えば、「沖農協」に振込をする場合、振込依頼書の記載は以下の2通りが考えられる。
(1)漢字フィールドに「沖」と記入し、金融機関種別は「農協」にマークする。
(2)漢字フィールドに「沖農協」と記入し、金融機関種別は「農協」にマークする。
上記の場合、「農協」の接尾語を付けずに漢字フィールドに「沖」と記入する場合が多い。
例えば、金融機関名の漢字をOCRで文字認識できなかった場合には、集中センタのオペレータが振込依頼書の帳票イメージを目視しながら補正入力を行っている。ここで、図12を参照して、従来の金融機関名入力における問題点について説明する。図12の画面650には、OCRにより文字認識された振込依頼書のイメージデータおよび文字認識結果が表示されている。
画面650では、イメージデータ欄651には「沖」と表示されているが、文字認識結果欄653は「?」となっており、金融機関名称が正しく文字認識できなかったことがわかる。この場合、集中センタのオペレータは、金融機関種別フィールド652の「農協」にマークがなされており、イメージデータ欄651に「沖」と表示されているため、文字認識結果欄653に「オキノウキヨウ」と入力する必要がある。
しかし、オペレータが金融機関種別のマークをよく確認せず、金融機関名の漢字イメージだけを見て、文字認識結果欄653に「オキ」と入力してしまう可能性がある。一般銀行の場合には、全銀の規定で金融機関名のカナ名称の接尾語は付けないこととなっている。このため、「オキ」と入力された場合には「沖銀行」宛ての振込依頼として集中センタに誤発信されてしまうという問題があった。
そこで、上記のような事情を一着眼点として、本発明の実施形態にかかる帳票処理システムが提供されるに至った。本実施形態にかかる帳票処理システムによれば、OCRにより文字認識されなかった金融機関名称等の文字データを正しく補正入力させることが可能となる。
〔2〕第1実施形態
次に、第1実施形態について説明する。本実施形態にかかる帳票処理システムは、金融機関における為替振込処理の効率化を目的とし、営業店に設置されているスキャナから振込依頼書を読取後センタに送信し、センタにて集中処理するシステムである。また、帳票処理システムでは、帳票に記載された文字をOCRで読み取り、文字認識されなかった文字データを正しく補正入力するシステムである。以下では、特に、文字データを為替データとして発信する金融機関名称として説明する。また、本実施形態では、銀行以外の金融機関種別が「農協」である場合に、金融機関名称の接尾語を正しく補正入力させる場合について説明する。
〔2−2〕帳票処理システムの全体構成および各装置の概要
図1に基づいて、本実施形態にかかる帳票処理システム1の全体構成について説明する。図1は、本実施形態にかかる帳票処理システム1の構成例を示した説明図である。図1に示したように、本実施形態にかかる帳票処理システム1は、営業店100と、センタ装置200と、処理ホスト400などを含んで構成される。
営業店100には少なくとも1台の受付端末10が設置されている。受付端末10は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)等を例示できる。受付端末10は、スキャナ11により読み取られた振込依頼書50等の帳票に関するデータをセンタ装置200に送信する機能を有する。本実施形態では、受付端末10は、スキャナ11と別体の装置としたが、かかる例に限定されず、受付端末10とスキャナ11とが一体の装置であってもよい。
受付端末10は、後述するセンタ装置200とネットワークを介して接続されている。図1では、1つの受付端末10がセンタ装置200と接続されている場合を例示したが、複数の受付端末10がセンタ装置200と接続されていてもよい。また、受付端末10およびスキャナ11を有する複数の営業店100がセンタ装置200と接続されていてもよい。
センタ装置200は、受付端末10とネットワークを介して接続され、Webサーバ21、為替サーバ22、共通クライアント31、32、33、通信ゲートウェイ(通信GW)35などを有して構成される。センタ装置200は、受付端末10から送信された振込依頼データ等を受信して、振込依頼データ等の帳票に関するデータに基づいて、為替決済データ等の処理電文データを生成する機能を有する。センタ装置200により生成される処理電文データは、処理ホスト400によりデータ処理される。
共通クライアント31、32、33は、それぞれエントリ端末31、ベリファイ端末32、承認端末33である。帳票データの処理ミスを確実に防止することを前提としたシステムでは、典型的にはデータ入力(エントリ)、検証(ベリファイ)、承認といった多段階の確認プロセスが採用される。エントリ端末31、ベリファイ端末32、承認端末33は、そうした確認プロセスを実現するために備えられ、これらの端末に処理されて処理電文データが生成される。また、本発明の技術的範囲から外れることなく、エントリ端末31、ベリファイ端末32、承認端末33のうち1つ以上の端末装置を省略して構成してもよい。また、これら端末装置を1つのハードウェアに集約して構成するようにしてもよい。
処理ホスト400は、センタ装置200により生成される処理電文データの発信先であり、処理電文データを元に一般勘定等の処理を実行するデータ処理装置である。
以上、帳票処理システム1の全体構成について説明した。次に、図1を参照して、帳票処理システム1における帳票処理の概要を説明する。帳票処理の概要を説明するにあたり、適宜図2及び図3を参照する。まず、営業店窓口にて営業店の行員が顧客から振込依頼書等の帳票50を受け取る。営業店の行員が帳票50の内容をチェックした後に、受付端末10に接続されているスキャナ11に帳票50をセットする。
帳票50は、例えば図2に示した振込依頼書50を例示できる。図2は、振込依頼書50のレイアウト例を説明する説明図である。図2に示したように、振込依頼書50には振込依頼日、振込先、口座番号等が記載されている。特に、振込先として、振込先の金融機関名フィールドと金融機関種別フィールドが記載されている。振込先の金融機関名フィールドには、振込先の金融機関名が漢字で記載される。また、金融機関種別フィールドには、記載された金融機関種別に「○」などのマークが記載される。
営業店の行員は、スキャナ11にて振込依頼書50の読み取りを実行する。スキャナ11により振込依頼書50の画像イメージと文字認識結果(文字データ)がネットワークを介してセンタ装置200に送信される。受付端末10により送信された振込依頼書400の画像イメージと文字認識結果は、センタ装置200の為替サーバ22のデータベースに格納される。
そして、為替サーバ22のデータベースに格納されたデータは、エントリPC31に配信される。エントリPC31のエントリ画面は、例えば図3に示したエントリ画面301を例示できる。図3は、エントリ画面301のレイアウト例を説明する説明図である。図3に示したように、図3のエントリ画面301には、振込依頼書の画像イメージ601と、画像イメージ601を基に認識された文字データ602とが並べて表示される。例えば、画像イメージ601には、振込依頼書50に記載された金融機関名の漢字と、金融機関種別にマークが付されている画像イメージが表示される。また、文字データ602には、金融機関名の漢字と金融機関種別の文字列の文字認識結果が表示される。
センタ装置200のオペレータは、エントリPC31に配信された振込依頼書のイメージデータを目視しながら、文字認識にて誤読、不読となったデータの補正操作を行う。そして、エントリPC31によりエントリ完了したデータは、ベリファイPC32に配信されて、エントリデータの確認や重要項目の再入力が行われる。
エントリ/ベリファイ結果が不一致となった場合や、高額取引の場合には、承認PC33にデータが配信されて承認操作が行われる。そして、ベリファイ操作または承認操作終了後に、通信ゲートウェイ装置35を介して処理ホスト400に為替決済データ(処理電文データ)が発信される。以上の一連の流れにより、一件分の為替取引が完結する。以上、帳票処理システム1における帳票処理の概要を説明した。
本実施形態にかかる帳票処理システム1は、特に、金融機関名称を正しく補正入力させる機能を有するため、金融機関名称の補正入力処理について詳細に説明する。図2に示した振込依頼書には、振込先金融機関が記入される。顧客は、金融機関名記入フィールド501に振込先金融機関名を漢字で記入し、金融機関種別フィールド502には振込先金融機関に該当する金融機関種別にマークする。
ここで、図4を参照して、振込先金融機関名の漢字と金融機関種別の記載例について説明する。図4は、振込依頼書の記載例を説明する説明図である。図4に示したように、振込先金融機関名漢字の記載においては、銀行以外の金融機関の場合、金融機関名漢字フィールドに「沖」と記入しても、「沖農協」と記入しても、金融機関種別フィールドの「農協」にマークされていれば、「オキノウキヨウ」と文字認識される。すなわち、銀行以外の金融機関については、「農協」という接尾語を付けて記入しなくても、「沖」だけ記入すれば、「ノウキヨウ」の接尾語が付されて文字認識がなされる。したがって、通常は、記入を楽にするため、接尾語を付けずに記入することが多い。
上記したように、振込依頼書の金融機関名漢字に「沖」と記入し、金融機関種別は「農協」をマークしたが、金融機関名がOCRで文字認識できなかった場合には、エントリ端末31を操作するオペレータが画像イメージを目視しながら補正入力を行う。この場合、オペレータは「オキノウキヨウ」と入力しなければならない。しかし、エントリ端末31のオペレータが、金融機関種別のマークをよく確認せず、金融機関名漢字イメージだけを見て誤って「オキ」と入力した場合には、「沖銀行」宛ての振込依頼として処理ホストに発信されてしまう。
本実施形態では、上記のような誤発信の事故を防止して、より堅確性を向上させるために、エントリ画面でオペレータにより補正入力された金融機関名の接尾語のチェックを行っている。以上、帳票処理システム1における帳票処理の概要を説明した。
〔2−3〕各端末の機能構成
次に、図5を参照して、帳票処理システム1の各端末の機能構成について説明する。図5は、帳票処理システム1の各端末の機能構成を示すブロック図である。以下では、Webサーバ21と為替サーバ22をサーバ装置20として説明する。また、共通クライアント端末のうち、本実施形態の特徴的な機能を構成するエントリ端末31について特に詳細に説明する。
図5に示したように、受付端末10は、主に、認識部102および送信部104などを備える。認識部102は、帳票50の画像イメージを取得し、当該画像イメージデータを基に文字データを認識する機能を有する。上記したように、受付端末10にスキャナ11が接続されている場合には、スキャナ11が認識部102の機能を有してもよい。この場合、スキャナ11により帳票50の画像イメージおよび文字データが認識される。当該認識結果が認識部102に提供される。
送信部104は、例えば、通信デバイス等で構成された通信インタフェースであって、認識部102により認識された画像イメージおよび文字データなどをサーバ装置20に送信する機能を有する。以上、受付端末10の機能構成について説明した。
次に、サーバ装置20の機能構成について説明する。サーバ装置20は、上記したように、Webサーバ21および為替サーバ22などから構成される。サーバ装置20は、受信部202、格納部206、送信部208などを備える。
受信部202は、例えば、通信デバイス等で構成された通信インタフェースであって、受付端末10から送信される各種データを受信する機能を有する。本実施形態において、受付端末10から送信されるデータは、例えば、帳票の画像イメージデータや画像イメージデータを基に認識された文字データなどである。
格納部206は、例えば、ハードディスクおよび円盤型磁性体ディスクなどの磁気ディスクなどの記憶媒体を例示できる。格納部206は、受付端末10から送信される帳票の画像イメージと画像イメージデータを基に認識された文字データなどを格納する機能を有する。帳票の画像イメージと文字データとは、対応付けて格納されている。格納部206は、為替サーバ22に備えるようにしてもよい。
送信部208は、例えば、通信デバイス等で構成された通信インタフェースであって、エントリ端末31の要求に応じて、格納部206に格納されている帳票の画像イメージデータおよび文字データをエントリ端末31に送信する機能を有する。以上、サーバ装置20の機能構成について説明した。
次に、エントリ端末31の機能構成について説明する。図5に示したように、エントリ端末31は、要求部302、取得部304、検出部306、判定部308、接尾語記憶部310、抽出部312などを備える。
要求部302は、サーバ装置20の格納部206に格納されている帳票の画像イメージデータおよび文字データを要求する機能を有する。上記したように、要求部302による要求に応じて、サーバ装置20から帳票の画像イメージデータおよび該画像イメージデータに対応する文字データがエントリ端末31に配信される。
取得部304は、エントリ端末31を操作するオペレータにより入力された所定の種別に関連する文字データの補正データを取得する機能を有する。所定の種別とは、例えば、金融機関種別である。オペレータは、金融機関種別に関連する金融機関名称等の漢字が文字認識されていなかった場合に、画像イメージの金融機関名称およびマークが付された金融機関種別を参照して金融機関名称の漢字を補正入力する。取得部304は、オペレータにより入力された金融機関名称の漢字の補正データを取得する。取得部304は、取得した補正データを判定部308に提供する。
検出部306は、画像イメージデータから所定の種別を示す文字列を検出する機能を有する。上記したように、所定の種別とは、例えば、金融機関種別であって、「銀行」、「農協」、「信金」、「信組」、「信託」などのいずれかである。画像イメージデータでは、金融機関種別のいずれかに「○」がマークされている。したがって、検出部306は、マークが付された金融機関種別の文字列を検出する。検出部306は、検出した結果を判定部308に提供する。
抽出部312は、取得部304により取得された補正データに含まれる文字列から、検出部306により検出された金融機関種別に関連付けられた文字列の接尾語の文字数分の文字列を抽出する機能を有する。接尾語記憶部310には、金融機関種別と金融機関種別に対応する金融機関名称の接尾語文字数とが対応づけて記憶されている。したがって、抽出部312は、マークされた金融機関種別に対応する金融機関名称の接尾語文字数を接尾語記憶部310から取得して、接尾語文字数で指定された文字数分の文字列を抽出する。
例えば、接尾語記憶部310に、金融機関種別「農協」と接尾語文字数「5」とが関連付けて記憶されているとする。この場合、取得部304により金融機関名称である「オキノウキヨウ」の文字列が取得され、金融機関種別が「農協」である場合には、接尾語文字数は「5」であるため、「オキノウキヨウ」の接尾語5文字「ノウキヨウ」が抽出される。抽出部312により抽出された接尾語は、判定部308に提供される。
判定部308は、取得部304により提供された補正データに含まれる文字列の接尾語が、検出部306により検出された所定の種別に対応するか否かを判定する機能を有する。補正データに含まれる文字列の接尾語とは、例えば、金融機関名称の接尾語であって、「沖農協」の「農協(ノウキヨウ)」が接尾語にあたる。また、所定のマークとは上記したように、金融機関種別である。判定部308は、抽出部312により抽出された補正データの接尾語(例えば、ノウキヨウ)と、マークが付されている金融機関種別(例えば、ノウキヨウ)に対応する接尾語が一致しているか否かを判定する。
接尾語記憶部310には、金融機関種別と、金融機関種別に対応する接尾語も関連付けて記憶されている。例えば、金融機関種別が「農協」である場合には、接尾語「ノウキヨウ」が関連付けて記憶されている。したがって、補正データの文字列が「オキノウキヨウ」であり、金融機関種別が「農協」である場合に、判定部308は、抽出部312により抽出された補正データに含まれる文字列の接尾語「ノウキヨウ」と、接尾語記憶部310から取得した接尾語「ノウキヨウ」とを比較する。
接尾語記憶部310は、例えば、ハードディスクおよび円盤型磁性体ディスクなどの磁気ディスクなどの記憶媒体を例示できる。接尾語記憶部310には、金融機関種別と金融機関種別に対応する金融機関名称の接尾語文字数と、金融機関種別に対応する接尾語とが対応づけて記憶されている。例えば、金融機関種別が「農協」である場合には、接尾語文字数「5」、金融機関種別に対応する接尾語「ノウキヨウ」が関連付けて記憶されている。以上、エントリ端末31の機能構成について説明した。
〔2−4〕帳票データ処理方法の詳細
次に、図6〜図10を参照して、本実施形態にかかる帳票データ処理方法の詳細について説明する。図6は、エントリ端末31におけるエントリ処理の詳細を示すフローチャートである。上記したように、エントリ端末31に配信された振込依頼書の画像イメージと画像イメージを基に認識された文字データは、図7に示したように、エントリ端末31の表示画面に表示される。オペレータは、振込依頼書のイメージを目視しながら、文字認識により誤読や不読となった文字データについて補正入力を行う。
図6は、オペレータにより補正入力が行われる際の処理の流れを示している。以下では、サーバ装置20(為替サーバ22)から配信されるデータを為替データとし、振込依頼書の金融機関名を補正入力する場合について説明する。まず、エントリ端末31は、為替サーバ22に為替データのリード要求を行う(S102)。為替サーバ22にエントリ前の為替データが存在する場合には、為替サーバ22からエントリ端末31に為替データが配信される。
そして、エントリ端末31の表示画面に、為替サーバ22から配信された補正処理前の為替データが表示される(S104)。ステップS104において、OCRで文字認識できなかったフィールドについては、「?」が表示される。図7では、画像イメージ611に表示されている金融機関名「沖」を文字認識できなかったため、文字データ602に「?」が表示されている。
そして、オペレータは、エントリ画面に表示されている画像イメージを目視しながら、文字認識で誤読または不読となったデータの補正入力を行う(S106)。例えば、図7に示したエントリ画面が表示されている場合には、画像イメージ611に「沖」と表示されており、金融機関種別は「農協」にマークが付されているため、文字データ612に「オキノウキヨウ」と入力する。また、ステップS106において、オペレータが金融機関種別を確認せずに文字データ612に「オキ」と入力してしまう場合もある。本実施形態では、文字データ612に「オキ」と入力された場合にエラー処理する。当該エラー処理については後で詳細に説明する。
ステップS106において、データの補正入力が終了し、オペレータにより「終了キー」が押下された場合には、金融機関名フィールドの接尾語チェックを実行する(S108)。ステップS108における接尾語チェックについては、あとで詳細に説明する。
そして、ステップS108において実行された接尾語チェックの結果、チェックOKかNGかの判定を行う(S110)。ステップS110において、接尾語チェックの結果がOKであると判定された場合には、ステップS106において行ったデータ補正の入力結果を為替サーバ22に送信する(S114)。
ステップS110において、接尾語チェックの結果がNGであると判定された場合には、エントリ端末31の表示画面にエラーメッセージを表示する(S112)。ステップS112において表示されるエラーメッセージは、例えば、図8に示したエラーメッセージ620を例示できる。エラーメッセージ620には、ステップS106において入力された金融機関名の接尾語がマークされた金融機関種別に対応していない場合に、「指定した金融機関名は存在しません」などのエラーメッセージを表示する。ステップS112において、エラーメッセージを表示された場合には、オペレータはエラーメッセージを確認して、再度ステップS106のデータ補正操作を行う。
ステップS114において、為替サーバ22にデータ補正の入力結果を送信した後に、ステップS102の処理に戻る。以上、エントリ端末31におけるエントリ処理について説明した。次に、図9を参照して、接尾語チェック方法の詳細について説明する。図9は、接尾語チェック方法の詳細を示すフローチャートである。
図9に示したように、まず、画像イメージデータから、振込依頼書のマークが付された金融機関種別の文字列を検出する(S202)。ステップS202においては、例えば、金融機関種別のうち、「農協」にマークされていたとする。
そして、金融機関名フィールドに補正入力された文字データを取り出す(S204)。ステップS204においては、例えば、図7の文字データ612の「?」に代えて補正入力された「オキノウキヨウ」を取り出す。
接尾語記憶部310に記憶されている接尾語チェックテーブルを読み出す(S206)。ステップS206において読み出される接尾語チェックテーブルには、上記したように、金融機関種別と接尾語文字数と接尾語とが関連付けて記憶されている。図10に示したように、例えば、金融機関種別「農協」と、接尾語文字数「5」と、接尾語「ノウキヨウ」とが関連付けて記憶されている。
次に、ステップS204において取り出した金融機関名フィールドの入力値の文字列の接尾語を抽出する(S208)。ステップS208においては、例えば、金融機関名フィールドの入力値の文字列が「オキノウキヨウ」で、金融機関種別の「農協」にマークされていた場合には、接尾語チェックテーブルを参照して、5文字の接尾語「ノウキヨウ」を抽出する。
そして、ステップS208において抽出された文字列の接尾語「ノウキヨウ」と、接尾語チェックテーブルの接尾語「ノウキヨウ」とを比較する(S210)。
例えば、図6のステップS106において、金融機関種別が「農協」であるにも関わらず、文字データに「オキ」が補正入力された場合には、ステップS210の接尾語比較において不一致となる。具体的には、金融機関種別が「農協」である場合には、接尾語チェックテーブル320を参照すると、接尾語は「ノウキヨウ」である。しかし、補正入力された文字列は「オキ」であるため、接尾語文字数の5文字を取得できない。したがって、接尾語チェックテーブル320の接尾語と補正入力された文字列の接尾語が不一致となる。
このように、オペレータが、金融機関名の補正データを入力する際に、金融機関種別を確認せずに、マークが付された金融機関種別に対応しない金融機関名を入力してしまった場合には、エラーとして処理することができる。これにより、OCRにより文字認識されなかった金融機関名称等の文字データを正しく補正入力させて、誤発信の事故を防止し、堅確性向上を実現させることが可能となる。
上記では、「農協」宛ての振込依頼の場合を例示して説明したが、金融機関種別「農協」に「農林中金」や「××信連」が含まれる場合もある。この場合、接尾語「ノウキヨウ」のみでチェックすると正しく金融機関名のカナ文字を入力しているにもかかわらず、エラーメッセージが表示されてしまうこととなる。
そこで、金融機関種別「農協」にマークが付された場合には、接尾語チェックテーブル320の接尾語に「ノウキヨウ」だけでなく、「ノウリンチユウキン」(接尾語文字数9)、「シンレン」(接尾語文字数4)などを追加することにより、正しく接尾語チェックを行うことが可能となる。
以上、第1実施形態について説明した。従来、エントリ端末31におけるデータの補正入力において、金融機関名については接尾語チェックを行っておらず、センタのオペレータが入力したデータがそのまま処理ホスト400に送信され処理されていた。このため、オペレータが入力ミスした場合には、誤発信の事故が発生し、運用上満足できるシステムとはなっていなかった。しかし、本実施形態によれば、エントリ端末31に入力された金融機関名の接尾語をチェックすることができ、誤発信を未然に防止し、堅確性の優れたシステムを提供することが可能となる。
〔3〕第2実施形態
第1の実施形態では、金融機関種別が「農協」の場合を例示して説明したが、「農協」以外の金融機関種別においても接尾語チェックを行うことにより、さらに、堅確性の向上を実現することが可能となる。以下では、第1実施形態と異なる構成について特に詳細に説明し、第1実施形態と同様の構成については詳細な説明は省略する。
本実施形態では、接尾語記憶部310に記憶されている接尾語チェックテーブルの構成が異なるため、図11を参照して、接尾語チェックテーブルについて特に詳細に説明する。図11の接尾語チェックテーブル330に示したように、接尾語チェックテーブル330には、金融機関種別「農協」だけでなく、「信金」や「信組」などを追加することにより、接尾語のチェック範囲を拡大することが可能となる。
例えば、振込依頼書の金融機関種別の「信金」にマークが付されている場合、エントリ画面に入力された金融機関名の接尾語が「シンキン」であるか否かを判定することができる。また、振込依頼書の金融機関種別の「信組」にマークが付されている場合、エントリ画面に入力された金融機関名の接尾語が「シンクミ」であるか否かを判定することができる。また、金融機関種別の「銀行」にマークが付されている場合には、接尾語チェックをしないようにしてもよい。
以上、第2実施形態について説明した。本実施形態によれば、接尾語チェックテーブルに「信金」や「信組」を追加して、振込依頼書の金融機関種別にマークされた種別に応じて、接尾語のチェック範囲を拡大することができる。これにより、さらに、堅確性の優れた帳票処理システムを提供することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記では、帳票処理システムを、金融機関名を入力する為替集中処理システムに適用して説明したが、かかる例に限定されない。金融機関名に限らず、接尾語を付して文字列を入力したり、該文字列をチェックしたりするシステムに本実施形態を適用することができる。
例えば、本明細書の帳票処理システムの処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。すなわち、帳票処理システムの処理における各ステップは、異なる処理であっても並列的に実行されてもよい。
また、帳票処理システムに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した帳票処理システムの各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
100 営業店
10 受付端末
102 認識部
104 送信部
11 スキャナ
200 センタ装置
20 サーバ装置
21 Webサーバ
202 受信部
206 格納部
208 送信部
22 為替サーバ
31 エントリ端末
302 要求部
304 取得部
306 検出部
308 判定部
310 接尾語記憶部
312 抽出部
32 ベリファイ端末
33 承認端末


Claims (12)

  1. 帳票に関するデータを格納しているサーバ装置と、オペレータによる前記帳票に関するデータの補正データを入力するエントリ端末とがネットワークを介して接続された帳票処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    少なくとも1つの端末装置から送信される前記帳票の画像イメージと、前記画像イメージデータを基に認識された文字データとを格納する格納部を備え、
    前記エントリ端末は、
    前記画像イメージデータから所定の種別を示す文字列を検出する検出部と、
    前記オペレータにより入力された前記補正データに含まれる文字列の接尾語が、前記検出された前記所定の種別に対応するか否かを判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする、帳票処理システム。
  2. 前記少なくとも1つの端末装置は、
    前記帳票の画像イメージデータを取得し、前記画像イメージデータを基に文字データを認識する認識部と、
    前記取得された前記画像イメージデータおよび前記認識された前記文字データを前記サーバ装置に送信することを特徴とする、請求項1に記載の帳票処理システム。
  3. 前記サーバ装置は、
    前記エントリ端末の要求に応じて前記画像イメージデータおよび前記文字データを配信することを特徴とする、請求項1に記載の帳票処理システム。
  4. 少なくとも1つの端末装置から送信される帳票の画像イメージと、前記画像イメージを基に認識された文字データを格納しているサーバ装置とネットワークを介して接続されるエントリ端末であって、
    前記画像イメージデータと前記文字データを要求する要求部と、
    前記画像イメージデータから所定の種別を示す文字列を検出する検出部と、
    オペレータにより入力された前記所定の種別に関連する前記文字データの補正データを取得する取得部と、
    前記補正データに含まれる文字列の接尾語が、前記検出された前記所定の種別に対応するか否かを判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする、エントリ端末。
  5. 前記所定の種別と、前記所定の種別に対応する文字列の接尾語と、前記文字列の接尾語の文字数とを関連付けて記憶している接尾語記憶部を備えることを特徴とする、請求項4に記載のエントリ端末。
  6. 前記取得部により取得された補正データに含まれる文字列から、前記所定の種別に関連付けられた前記文字列の接尾語の文字数分の文字列を抽出する抽出部を備えることを特徴とする、請求項5に記載のエントリ端末。
  7. 前記判定部は、前記抽出部により抽出された前記補正データに含まれる文字列の接尾語と、前記所定の種別に関連付けられた前記文字列の接尾語とを比較することを特徴とする、請求項6に記載のエントリ端末。
  8. 前記所定の種別は、金融機関の種別を示すことを特徴とする、請求項4に記載のエントリ端末。
  9. 前記補正データに含まれる文字列は、金融機関名を示すことを特徴とする、請求項4に記載のエントリ端末。
  10. 前記判定部は、前記金融機関の種別が銀行以外の種別である場合に、前記補正データに含まれる金融機関名の接尾語が、前記検出された金融機関の種別に対応するか否かを判定することを特徴とする、請求項9に記載のエントリ端末。
  11. 前記判定部は、前記金融機関の種別が農協、信金、信組の種別を示す場合に、前記補正データに含まれる金融機関名の接尾語が、それぞれ、ノウキヨウ、シンキン、シンクミであるか否かを判定することを特徴とする、請求項10に記載のエントリ端末。
  12. 帳票に関するデータを格納しているサーバ装置と、オペレータによる前記帳票に関するデータの補正データを入力するエントリ端末を用いた帳票データ処理方法であって、
    少なくとも1つの端末装置が前記帳票の画像イメージと、前記画像イメージデータを基に認識された文字データとを前記サーバ装置へ送信するステップと、
    前記サーバ装置が前記送信された前記帳票の画像イメージと前記文字データを格納するステップと、
    前記エントリ端末による要求に応じて、前記サーバ装置が前記帳票の画像イメージと前記文字データを配信するステップと、
    前記エントリ端末が前記画像イメージデータから所定の種別を示す文字列を検出するステップと、
    前記エントリ端末が前記オペレータにより入力された前記補正データに含まれる文字列の接尾語が、前記検出された前記所定の種別に対応するか否かを判定するステップと、
    を含むことを特徴とする、帳票データ処理方法。

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