JP5461866B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5461866B2
JP5461866B2 JP2009081103A JP2009081103A JP5461866B2 JP 5461866 B2 JP5461866 B2 JP 5461866B2 JP 2009081103 A JP2009081103 A JP 2009081103A JP 2009081103 A JP2009081103 A JP 2009081103A JP 5461866 B2 JP5461866 B2 JP 5461866B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
liquid level
supply device
level gauge
fuel supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009081103A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010228697A (ja
Inventor
隆一 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009081103A priority Critical patent/JP5461866B2/ja
Publication of JP2010228697A publication Critical patent/JP2010228697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5461866B2 publication Critical patent/JP5461866B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

本発明は、燃料タンク内に設けられ燃料ポンプにより内燃機関に燃料を供給する燃料供給装置に関する。
このような燃料供給装置に、燃料タンク内の燃料量を液面の高さで検出する液面計が取り付けられる例が従来から一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された燃料供給装置は、燃料タンクの上壁に燃料ポンプ組立体が固定されて垂設されており、同燃料ポンプ組立体の側壁にセンサハウジング(液面計本体)が取り付けられている。
先端にフロートを取り付けたフロート支持アームが、センサハウジングから揺動自在に延出している。
同特許文献1に開示された燃料供給ユニットにおける燃料ポンプ組立体は、1個の燃料ポンプが上下方向に長尺の円筒形状をなして設けられている。
燃料ポンプ組立体も上下方向に長尺であり、その側壁に取り付けられるセンサハウジングも上下方向に長尺となる姿勢とすることで、センサハウジングが側方に突出するのを避けて燃料供給ユニットをコンパクトに構成していた。
一方で、複数の燃料ポンプを組み合わせて必要な吐出量を得るようにした例がある(例えば、特許文献2参照)。
既存の安価な燃料ポンプを併用して、高性能な燃料ポンプを簡単かつ低コストで得ることができる。
特許文献2は燃料流量制御装置に係る発明であり、実施例において、燃料タンク内の燃料を汲み上げる3個の燃料ポンプの各吐出量を制御するものである。
したがって、3個の燃料ポンプの配置構造については開示されておらず、ましてや液面計の取付構造については全く開示がない。
特許第4138516号公報 特開2007−321583号公報
燃料タンク内に複数の燃料ポンプを配置して、かつ液面計ユニットを燃料ポンプに取り付ける場合、燃料タンクの内空間は限られているので、液面計ユニットを複数の燃料ポンプに取り付けても全体として燃料供給装置をコンパクトに構成することが要求される。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、複数の燃料ポンプに液面計ユニットをコンパクトに取り付けて燃料供給装置の大型化を回避することができる燃料供給装置を供する点にある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、内燃機関に燃料を供給する複数の燃料ポンプが燃料タンク内で隣接して配列され、液面計本体に揺動中心軸を揺動自在に軸支された支持アームの先端にフロートを取り付けた液面計ユニットが取り付けられる燃料供給装置において、
前記液面計本体は、直方体形状をなし、その一側面が前記燃料ポンプの配列方向に平行になるように取り付けられ
前記各燃料ポンプの上方に突出する吐出通路を互いに連通するジョイント管に沿って前記液面計本体が配設され、
前記燃料ポンプから吐出された燃圧が所定以上になったときに開口して燃料の一部を前記燃料タンク内に戻すプレッシャレギュレータが、前記ジョイント管の端部に結合され、前記プレッシャレギュレータが結合される前記ジョイント管の端部は、前記液面計本体から延出するハーネスの突出方向と同方向にある燃料供給装置とした。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の燃料供給装置において、前記液面計本体は、その長尺方向が前記燃料ポンプの配列方向と同方向になるように取り付けられる燃料供給装置である。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の燃料供給装置において、前記液面計本体は、前記燃料ポンプの配列方向の最大幅内に配設されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1に記載の燃料供給装置において、前記燃料供給装置の燃料タンクに固定する取付座は、平面視で前記ジョイント管を中央に位置させて前記複数の燃料ポンプを囲繞するとともに、平面視で前記液面計本体とも重なることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1に記載の燃料供給装置において、前記液面計ユニットの先端にフロートを取り付けた前記支持アームは、揺動中心基端から前記プレッシャレギュレータの先端出口がある側と反対側に延びていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の燃料供給装置において、前記液面計本体は、前記ジョイント管の側壁にブラケットを介して一体に取り付けられることを特徴とする。
請求項1記載の燃料供給装置によれば、液面計本体は、直方体形状をなし、その一側面が前記燃料ポンプの配列方向に平行になるように取り付けられるので、液面計本体が燃料供給装置の外周囲から一部突出するようなことを避けてコンパクトに取り付けられ、燃料供給装置の大型化を回避することができる。
各燃料ポンプの上方に突出する吐出通路を互いに連通するジョイント管に沿って液面計本体を配設することで、燃料ポンプの上方のジョイント管側方のスペースに液面計本体を配設して液面計本体の上方への突出を防止して燃料供給装置の大型化を回避することができる。
プレッシャレギュレータが結合されるジョイント管の端部が、液面計本体から延出するハーネスの突出方向と同方向にあるので、プレッシャレギュレータおよびハーネスの組付けが同一方向から行え、組立性が良い。
請求項2記載の燃料供給装置によれば、液面計ユニットの液面計本体は、その長尺方向が燃料ポンプの配列方向と同方向になるように取り付けられるので、燃料ポンプの配列方向の大きくなった幅を液面計本体の長尺方向として液面計本体を取り付けることで、液面計本体の燃料ポンプ近傍からの大きな突出を抑えて燃料供給装置の大型化を回避することができる。
請求項3記載の燃料供給装置によれば、液面計本体を燃料ポンプの配列方向の最大幅内に配設することで、液面計本体の燃料ポンプ近傍からの突出をなくして燃料供給装置の大型化を回避することができる。
請求項4記載の燃料供給装置によれば、燃料供給装置の燃料タンクに固定する取付座は、平面視で前記ジョイント管を中央に位置させて複数の燃料ポンプを囲繞するとともに、平面視で液面計本体とも重なるので、燃料供給装置は平面視で殆ど取付座内に収まってコンパクトに構成される。
請求項5記載の燃料供給装置によれば、液面計ユニットの先端にフロートを取り付けた支持アームは、プレッシャレギュレータの先端出口がある側と反対側に基端から延出しているので、プレッシャレギュレータの先端出口からの燃料の戻りが支持アームに影響することがなく、所要の検出精度を維持することができる。
請求項6記載の燃料供給装置によれば、液面計本体がジョイント管の側壁にブラケットを介して一体に取り付けられるので、より強固に液面計本体を取り付け、確固として液面計本体を保持することができる。
第1の実施の形態における自動二輪車のシートレールに支持される燃料タンク内に配設された燃料供給装置を示す一部省略した側面図である。 同燃料供給装置の一部断面とした側面図である。 同燃料供給装置の上面図である。 同燃料供給装置の上部蓋部材を省略した上断面図である。 同燃料供給装置の第2燃料フィルタおよび一部を省略し主に第1燃料フィルタを示した下面図である。 第2燃料フィルタの下面図である。 第2の実施の形態における自動二輪車のシートレールに支持される燃料タンク内に配設された燃料供給装置を示す一部省略した側面図である。 同燃料供給装置の一部断面とした側面図である。 同燃料供給装置の上面図である。 同燃料供給装置の第2燃料フィルタおよび一部を省略した下面図である。 第2燃料フィルタの下面図である。
以下、本発明に係る第1の実施の形態について図1ないし図6に基づいて説明する。
本第1の実施の形態に係る燃料供給装置10は、自動二輪車に搭載される燃料タンク2内に配設される。
なお、本明細書中では、自動二輪車の車体を基準に前後左右を決めておくこととする。
自動二輪車の後部のシート下方を左右一対のシートレール1,1が前後方向に延びており、この両シートレール1,1間に架設されて燃料タンク2が支持されている(図1参照)。
燃料供給装置10は、この燃料タンク2の略水平な上壁2aに形成された円孔に上端部を嵌着して、燃料タンク内に垂設され、最下端は、燃料タンク2の略水平な底壁2bに近接している。
図2に示すように、燃料供給装置10は、2個の円柱状をした既存の安価な燃料ポンプ(第1燃料ポンプ11,第2燃料ポンプ12)を前後に隣接して配列したものを、円筒状をしたポンプケース15が囲繞するようにして収容している。
第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12は、互いに上下方向にオフセットしており、前側の第2燃料ポンプ12が下方にオフセットし、後側の第1燃料ポンプ11が上方にオフセットしている。
互いに上下方向にオフセットして前後に並設された第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12は、若干右寄りにシフトしてポンプケース15に収容される。
ポンプケース15の下端開口を塞いだ底壁16に第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12は支持されている。
第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12からは、下方にそれぞれ第1吸入管11iと第2吸入管12iが延出し、底壁16を貫通している。
底壁16に下には、扁平袋状をした第1燃料フィルタ21と第2燃料フィルタ22が上下に互いに大部分重なって設けられている。
この第1燃料フィルタ21と第2燃料フィルタ22は、内部フレームにより不織布を扁平袋状に形成したものである。
上側の第1燃料フィルタ21は、図5に示すように、下面視で概ね円盤形状をして、前側外周部に略U字状に切り欠いた切欠き21cが形成されている。
第1燃料ポンプ11から下方に延出する第1吸入管11iが第1燃料フィルタ21の上側部に嵌入し内部フレームに結合されており、第2燃料ポンプ12から下方に延出する第2吸入管12iは、第1燃料フィルタ21の前側の切欠き21cを貫通している。
下側の第2燃料フィルタ22は、図6に示すように、下面視で第1燃料フィルタ21と同径の円盤形状をしており、前記第1燃料フィルタ21の切欠き21cを貫通した第2吸入管12iが第2燃料フィルタ22の上側部に嵌入し内部フレームに結合されている。
下側で燃料タンク2の底壁2bに近接する第2燃料フィルタ22の方が、第1燃料フィルタ21より、切欠き21cの分だけフィルタ面積が大きい。
一方、第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12からは、上方にそれぞれ第1吐出管11eと第2吐出管12eが延出し、その上方に前後方向に指向して配設されたジョイント管25に第1吐出管11eと第2吐出管12eの各上端が嵌入している。
したがって、第1吐出管11eと第2吐出管12eは、ジョイント管25によって内部が連通している。
そして、ジョイント管25の前端の開口には、プレッシャレギュレータ30が基端を嵌入して装着されている。
プレッシャレギュレータ30は、第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12から吐出されジョイント管25内で合流した燃料の燃圧が所定以上になったときに開口して燃料の一部を前方に噴出して燃料タンク2内に戻す調圧装置である。
ジョイント管25の略中央位置から分岐して上方に導出管26が延出しており、導出管26の上端部から左方に導出接続管27が突設されている。
この導出接続管27に燃料パイプ(図示せず)が接続され、燃料パイプに導かれて内燃機関の吸気系に燃料が供給される。
略鉛直に延びる導出管26を中心支軸として有底円筒状をした上部蓋部材28が形成されている。
有底円筒状をした上部蓋部材28は、底壁28aを上側にして円筒部28bの開口を下側に向けており、導出管26が円筒部28bの中心軸に同軸に上方に延びて上部蓋部材28の底壁28aを貫通して導出接続管27が突設される上端部を底壁28aより上方に突出して一体に形成されている。
この上部蓋部材28の円筒部28bの底壁28a寄りの外周にフランジ状に環状取付座29が突出して形成されている。
上部蓋部材28の円筒部28bは、同軸のポンプケース15より外径が幾らか大きく、平面視でポンプケース15は上部蓋部材28に包含される(図3,図4参照)。
図1に示すように、本燃料供給装置10は、燃料タンク2の上壁2aに形成された円孔に上部蓋部材28の円筒部28bが上方から嵌入して環状取付座29が上壁2aの円孔の開口縁部に当接して固着されることで、燃料タンク2の上壁2aの円孔が閉塞されて、燃料タンク2内に第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12を含む殆どが垂設され、燃料タンク2の外部には環状取付座29とそれより上の導出接続管27だけが露出する。
そして、燃料供給装置10の最下端の下側の第2燃料フィルタは、燃料タンク2の底壁2bに近接している。
本燃料供給装置10は、第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12を駆動すると、燃料タンク2内の燃料を底の方からそれぞれ第1燃料フィルタ21と第2燃料フィルタ22を介してろ過して、第1吸入管11iと第2吸入管12iを通して吸入し、上方の第1吐出管11eと第2吐出管12eにそれぞれ吐出する。
そして、第1吐出管11eと第2吐出管12eに吐出された燃料は、ジョイント管25内で合流し、中央の導出管26に導かれて上昇し、導出管26の上端に突出され外部に露出した導出接続管27から燃料パイプに導出して内燃機関の吸気系に供給される。
第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12から吐出されジョイント管25内で合流した燃料の燃圧が所定以上になると、プレッシャレギュレータ30が燃料の一部を前方に噴出して燃料タンク2内に戻し、調圧制御する。
本燃料供給装置10には、燃料タンク2内の燃料量を液面の高さで検出する液面計ユニット40が取り付けられている。
ジョイント管25の左側面から矩形枠状に膨出してブラケット25bが形成されており、同ブラケット25bの前後に長尺矩形の左側面に液面計ユニット40の液面計本体41が取り付けられる。
液面計本体41は、前後に長尺の直方体形状をなしており、第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12の配列方向である前後方向が長尺方向になるようにブラケット25bに取り付けられる。
この液面計本体41の左側面に突出した揺動中心軸42cを基端とした支持アーム42が径方向に屈曲し、さらに斜め左方に屈曲して延び、先端にフロート43が取り付けられている。
支持アーム42の先端のフロート43は、常に液面計本体41より後方にあって、燃料タンク2内を上下に揺動し、燃料タンク2内の燃料の液面に浮くことにより支持アーム42が示す揺動角度を液面計本体41において計測することで液面の高さを検出する。
液面計本体41の前端の接続端子部44aからハーネス44が延出している。
以上のように、本燃料供給装置10は、ジョイント管25の側壁に形成されたブラケット25bに、液面計ユニット40の液面計本体41が、第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12の配列方向の大きくなった幅を液面計本体41の長尺方向として、図4に示すように、第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12の配列方向の最大幅W内に配設して取り付けられるので、液面計本体41が第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12の近傍から大きく突出するのを抑えて燃料供給装置10の大型化を回避することができる。
また、第1燃料ポンプ11と第2燃料ポンプ12の上方のジョイント管25の側方のスペースに液面計本体41を配設して、液面計本体41の上方への突出を防止して燃料供給装置の大型化を回避することができる。
プレッシャレギュレータ30が結合されるジョイント管25の端部が、液面計本体41から接続端子部44aを介して延出するハーネス44の突出方向と同方向(前方)にあるので、プレッシャレギュレータ30およびハーネス44の組付けが同一方向から行え、組立性が良い。
液面計ユニット40の先端にフロート43を取り付けた支持アーム42は、揺動中心軸42cからプレッシャレギュレータ30の先端出口がある前側と反対側の後側に延出しているので、プレッシャレギュレータ30の先端出口から噴出される燃料の戻りが後側に延びる支持アーム42に影響することがなく、所要の検出精度を維持することができる。
液面計本体41がジョイント管25の側壁にブラケット25bを介して一体に取り付けられるので、より強固に液面計本体41を取り付け、確固として液面計本体を保持することができる。
次に、第2の実施の形態について、図7ないし図11に基づいて説明する。
本第2の実施の形態に係る燃料供給装置60は、自動二輪車の後部でシート下方の左右一対のシートレール51,51間に架設される燃料タンク52内に配設されるものであり、この燃料タンク52の略水平な底壁52bに形成された円孔に下端部を嵌着して、燃料タンク52内に立設される。
図8に示すように、燃料供給装置60は、2個の円柱状をした既存の安価な第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62を後側と前側に隣接して配列し互いに上下方向にオフセットしたものが、円筒状をしたポンプケース65に収容され、ポンプケース65の下端開口を塞いだ底壁66により支持されている。
第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62からは、下方にそれぞれ第1吸入管61iと第2吸入管62iが延出して底壁66を貫通しており、底壁66を貫通した第1吸入管61iと第2吸入管62iの下端は、底壁66の下方に上下に互いに部分的に重なって設けられた扁平袋状をした第1燃料フィルタ71と第2燃料フィルタ72にそれぞれ嵌入し内部フレームに結合される。
上側の第1燃料フィルタ71は、図10に示すように、下面視で円形の斜め左前と右の一部が大きく欠損した形状をしており、第1燃料ポンプ61から下方に延出する第1吸入管61iが第1燃料フィルタ71の上側部に嵌入し内部フレームに結合されており、第2燃料ポンプ62から下方に延出する第2吸入管62iは、第1燃料フィルタ71の斜め左前の欠損部71cを貫通している。
また、上方から下方に延びている後記する導出管76が、欠損部71cを貫通する。
下側の第2燃料フィルタ72は、図11に示すように、下面視で円形の左側部分がU字状に切り欠かれた欠損部72cと右の一部が欠損した形状をしており、前記第1燃料フィルタ21の欠損部21cを貫通した第2吸入管12iが第2燃料フィルタ22の上側部に嵌入し内部フレームに結合されている。
そして、前記導出管76が、欠損部72cを貫通する。
一方、第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62からは、上方にそれぞれ第1吐出管61eと第2吐出管62eが延出し、その上方に前後方向に指向して配設されたジョイント管75に第1吐出管61eと第2吐出管62eの各上端が嵌入している。
ジョイント管75の前端の開口には、プレッシャレギュレータ80が基端を嵌入して装着されている。
ジョイント管75の略中央の左寄り位置から下方に分岐した導出管76が下方に長尺に延びており、この導出管76が前記第1燃料フィルタ71の欠損部71cおよび第2燃料フィルタ72の欠損部72cを貫通して下端に達しており、同下端部から左方に導出接続管77が突設されている。
この導出接続管77に燃料パイプ(図示せず)が接続され、燃料パイプに導かれて内燃機関の吸気系に燃料が供給される。
第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62の下方の第1燃料フィルタ71と第2燃料フィルタ72を下方から有底円筒状をした下部蓋部材78が被せられ、底壁78aの中央部分が導出管76の下部に一体に結合され、底壁78aより下方に突出した下端部には前記導出接続管77が突設されている。
下部蓋部材78の円筒部78bの外周にはフランジ状に環状取付座79が突出して形成されている。
下部蓋部材78の円筒部78bは、内径が同軸のポンプケース65の外径より大きく、ポンプケース65の下端部に下部蓋部材78の円筒部78bの上端が上下方向で重なり、両者間に環状の空隙68が形成され、同空隙68から下部蓋部材78内に燃料が入るようになっている。
図7に示すように、本燃料供給装置60は、燃料タンク52の底壁52bに形成された円孔に下部蓋部材78の円筒部78bの環状取付座79より上の部分が下方から嵌入して環状取付座79が底壁52bの円孔の開口縁部に当接して固着されることで、燃料タンク52の底壁52bの円孔が閉塞されて、燃料タンク52内に第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62を含む殆どが立設され、燃料タンク52の外部には環状取付座79とそれより下の導出接続管77だけが露出する。
本燃料供給装置60は、第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62を駆動すると、燃料タンク52内の燃料を底部の下部蓋部材78の底からそれぞれ第1燃料フィルタ71と第2燃料フィルタ72を介してろ過して、第1吸入管61iと第2吸入管62iを通して吸入し、上方の第1吐出管61eと第2吐出管62eにそれぞれ吐出する。
そして、第1吐出管61eと第2吐出管62eに吐出された燃料は、ジョイント管75内で合流し、中央の導出管76に導かれて下降し、導出管76の下端に突出され外部に露出した導出接続管77から燃料パイプに導出して内燃機関の吸気系に供給される。
第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62から吐出されジョイント管75内で合流した燃料の燃圧が所定以上になると、プレッシャレギュレータ80が燃料の一部を前方に噴出して燃料タンク52内に戻し、調圧制御する。
本燃料供給装置60には、燃料タンク52内の燃料量を液面の高さで検出する液面計ユニット90が取り付けられている。
ジョイント管75の左側面から矩形枠状に膨出してブラケット75bが形成されており、同ブラケット75bの前後に長尺矩形の左側面に液面計ユニット90の液面計本体91が取り付けられる。
液面計本体91は、前後に長尺の直方体形状をなしており、第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62の配列方向である前後方向が長尺方向になるようにブラケット75bに取り付けられる。
この液面計本体91の左側面に突出した揺動中心軸92cを基端とした支持アーム92が径方向に屈曲し、さらに斜め左方に屈曲して延び、先端にフロート93が取り付けられている。
支持アーム92の先端のフロート93は、常に液面計本体91より後方にあって、燃料タンク52内を上下に揺動し、燃料タンク52内の燃料の液面に浮くことにより支持アーム92が示す揺動角度を液面計本体91において計測することで液面の高さを検出する。
液面計本体91の前端の接続端子部94aからハーネス94が延出している。
燃料供給装置60は、ジョイント管75の側壁に形成されたブラケット75bに、液面計ユニット90の液面計本体91が、第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62の配列方向の大きくなった幅を液面計本体91の長尺方向として、図9に示すように、第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62の配列方向の最大幅W内に配設して取り付けられるので、液面計本体91が第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62の近傍から大きく突出するのを抑えて燃料供給装置60の大型化を回避することができる。
また、第1燃料ポンプ61と第2燃料ポンプ62の上方のジョイント管75の側方のスペースに液面計本体91を配設して、液面計本体91の上方への突出を防止して燃料供給装置の大型化を回避することができる。
プレッシャレギュレータ80が結合されるジョイント管75の端部が、液面計本体91から接続端子部94aを介して延出するハーネス94の突出方向と同方向(前方)にあるので、プレッシャレギュレータ80およびハーネス94の組付けが同一方向から行え、組立性が良い。
液面計ユニット90の先端にフロート43を取り付けた支持アーム92は、揺動中心軸92cからプレッシャレギュレータ80の先端出口がある前側と反対側の後側に延出しているので、プレッシャレギュレータ80の先端出口から噴出される燃料の戻りが後側に延びる支持アーム92に影響することがなく、所要の検出精度を維持することができる。
液面計本体91がジョイント管25の側壁にブラケット75bを介して一体に取り付けられるので、より強固に液面計本体91を取り付け、確固として保持することができる。
10…燃料供給装置、11…第1燃料ポンプ、12…第2燃料ポンプ、21…第1燃料フィルタ、22…第2燃料フィルタ、25…ジョイント管、28…上部蓋部材、29…環状取付座、30…プレッシャレギュレータ、40…液面計ユニット、41…液面計本体、42…支持アーム、43…フロート、44…ハーネス、
60…燃料供給装置、61…第1燃料ポンプ、62…第2燃料ポンプ、71…第1燃料フィルタ、72…第2燃料フィルタ、75…ジョイント管、78…下部蓋部材、79…環状取付座、80…プレッシャレギュレータ、90…液面計ユニット、91…液面計本体、92…支持アーム、93…フロート、94…ハーネス。

Claims (6)

  1. 内燃機関に燃料を供給する複数の燃料ポンプが燃料タンク内で隣接して配列され、液面計本体に揺動中心軸を揺動自在に軸支された支持アームの先端にフロートを取り付けた液面計ユニットが取り付けられる燃料供給装置において、
    前記液面計本体は、直方体形状をなし、その一側面が前記燃料ポンプの配列方向に平行になるように取り付けられ
    前記各燃料ポンプの上方に突出する吐出通路を互いに連通するジョイント管に沿って前記液面計本体が配設され、
    前記燃料ポンプから吐出された燃圧が所定以上になったときに開口して燃料の一部を前記燃料タンク内に戻すプレッシャレギュレータが、前記ジョイント管の端部に結合され、前記プレッシャレギュレータが結合される前記ジョイント管の端部は、前記液面計本体から延出するハーネスの突出方向と同方向にあることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記液面計本体は、その長尺方向が前記燃料ポンプの配列方向と同方向になるように取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記液面計本体は、前記燃料ポンプの配列方向の最大幅内に配設されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記燃料供給装置の燃料タンクに固定する取付座は、平面視で前記ジョイント管を中央に位置させて前記複数の燃料ポンプを囲繞するとともに、平面視で前記液面計本体とも重なることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  5. 前記液面計ユニットの先端にフロートを取り付けた前記支持アームは、揺動中心基端から前記プレッシャレギュレータの先端出口がある側と反対側に延びていることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  6. 前記液面計本体は、前記ジョイント管の側壁にブラケットを介して一体に取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の燃料供給装置。
JP2009081103A 2009-03-30 2009-03-30 燃料供給装置 Expired - Fee Related JP5461866B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009081103A JP5461866B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 燃料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009081103A JP5461866B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 燃料供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010228697A JP2010228697A (ja) 2010-10-14
JP5461866B2 true JP5461866B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=43044930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009081103A Expired - Fee Related JP5461866B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 燃料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5461866B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5647963B2 (ja) * 2011-09-29 2015-01-07 本田技研工業株式会社 自動二輪車用燃料タンクの残量計測装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01170023U (ja) * 1988-05-11 1989-11-30
JP2005335422A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Hitachi Ltd インタンクモジュール
JP2007085251A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Honda Motor Co Ltd エンジンの燃料供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010228697A (ja) 2010-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2006526B1 (en) Filter device
US10443552B2 (en) Fuel supply device
JP2006257935A (ja) キャニスタユニット
JP5284160B2 (ja) 燃料供給装置
JP5461866B2 (ja) 燃料供給装置
JP2005226524A (ja) 燃料供給装置
JP2012136966A (ja) 車両用燃料供給装置
JP5284159B2 (ja) 燃料供給装置
JP4888419B2 (ja) 車両用燃料供給装置
JP2009185691A (ja) ポンプモジュール
JP3908941B2 (ja) 燃料供給ユニット
US8656765B2 (en) Fuel property detection device for construction machine and construction machine provided therewith
JP5290930B2 (ja) 燃料供給装置
JP4512104B2 (ja) 揺動式パワーユニットを備えた小型車両
JP4293439B2 (ja) 車両用燃料供給装置
EP1980478B1 (en) Motorcycle
JP2008155890A (ja) 燃料タンク構造
JP5691911B2 (ja) サクションフィルタ
CN106014723A (zh) 燃料供给装置
JP6640261B2 (ja) 燃料ポンプモジュール
JP4069370B2 (ja) ポンプモジュール
US11286894B2 (en) Fuel pump module
JP2000301958A (ja) 燃料供給装置
JP4673870B2 (ja) バックボーン型自動二輪車における燃料噴射装置
JP7378919B2 (ja) 燃料供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110616

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5461866

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees