JP5461605B2 - ウエブロール製造方法およびウエブロール巻き取り方法および内部応力計算方法 - Google Patents
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Description
本発明のロール状に巻かれたウエブの内部応力の計算方法について図面を参照して説明する。
ロール状に巻かれたウエブ(以下、単にロールと称する)の内部応力をシミュレーションによって求める場合、細かくメッシュを切った3次元モデルを作成することよって、高精度な結果が得られることが期待できる。しかしながら、単純に3次元モデルを作成した場合、まして細かくメッシュを切った3次元モデルを作成した場合は、計算が非常に複雑になり、ロールの内部応力を求めるための方程式である巻き取り方程式を構成する非線形常微分方程式が簡単には解けない場合があり、解けたとしても時間がかかりすぎる場合がある。
(1)3次元モデルの概要
本発明においては、従来の2次元モデルの不正確さを改善するために3次元モデルを作成した。3次元モデルは、図1に示すようにウエブ(帯状可撓性支持体)を巻き取ったロール10を幅方向に複数個輪切りに分割して離散化することにより作成した。ここで、ロールは、本来は、その輪切り断面は渦巻き状であるが、本発明の3次元モデルにおいては同心円状のモデルを作成した。図1は、ロールの3次元モデルの概念図である。
次に、フィルムを巻き取ってロールを形成してゆく過程において、フィルムとフィルムとの間に巻き込まれる空気がフィルム間で形成する空気層の厚みの計算方法について図面を参照して説明する。図5は、フィルム間に空気を巻き込む状況を示す説明図である。図5は、フィルム31を巻き取っているロール10の断面の概略を示している。フィルム間に巻き込まれた空気の厚みは、以下に示すようにフォイル軸受け理論を用いて算出する。
R: ロール10の半径
η: 空気の粘性係数
Vr: ロールの回転速度(ロール外側の線速度)
Vw: 巻き付けられるフィルムの搬送速度
T: フィルムの張力
次に、算出したhoを用いて、エアプレス装置50によって押さえつけられた後の巻き込み始めの空気層の厚みhaを以下の式2により求める。
L:エアプレス装置50から噴出する空気によってロール10に巻き付けられるフィルムをロール10に押しつける力
W:ウェブの幅
t:時間
(3)巻き込み空気層のモデルへの適用
次に、巻き込み後(巻取り内部)の空気層の厚みhのモデルへの適用について図6、図18(A)、(B)、図19(A)、(B)を参照して説明する。図6は、中心軸に平行な方向のロール断面の一部の概略図である。図18(A)は、ローレット部分のフィルムを含んだ全体厚みより大きい「フィルム厚み+空気膜厚み」を有する他のフィルムが存在しない場合の3次元モデルの断面の一部の概略図である。図18(B)は、図18(A)において、ローレット部分が下のフィルムに近接したときの概略図である。図19(A)は、ローレット部分のフィルムを含んだ全体厚みより大きい「フィルム厚み+空気膜厚み」を有する他のフィルムが存在する場合の3次元モデルの断面の一部の概略図である。図19(B)は、図19(A)において、最大の「フィルム厚み+空気膜厚み」を有する部分が下のフィルムに近接したときの3次元モデルの断面の一部の概略図である。
σ0:初期半径方向応力(Hakielで第i-1層まで巻いた時の計算結果)
Pap:大気圧
ha:エアプレスで半径方向にLの力で押さえつけた後の空気層の厚み。巻き込み後はHakielで第i-1層まで巻いた時の巻き込んだ空気層厚みh。
上記のように、幅方向の膜厚大小比較をして計算することが精度が良く望ましいが、膜厚比較をすることなく幅方向全体に渡って式3Aまたは式3Bで一律に巻き込みスクイズ計算を行いhを算出し、空気膜の厚みとしてもよい(ローレットがない場合や低く影響が少ない場合など)。
幅方向オシレート(以下、単にオシレートと称する)とは、フィルムを巻いてロールを形成するとき、フィルム巻き取り中に、巻き取られるフィルムをロールに対して相対的にフィルムの幅方向に往復移動させることである。
これまで説明したモデルに従って、下記巻込まれるフィルム間の空気膜を考慮した修正ハキールの式(非特許得文献1参照)を解くことにより半径方向応力σrおよび円周方向応力σtを求める。
r: 巻き取り径
Et:円周方向ヤング率
Er:半径方向ヤング率
また、半径方向ヤング率Erは、以下の式6によって求められる。
h:空気層厚み
E1:ウエブの半径方向ヤング率
E2:空気層の半径方向ヤング率
ここで、Etは、一般的な引張り試験方法で求められる物性値である。ウエブを円周方向(接線方向)に引張り、ひずみと応力を測定する。ひずみ−円周方向応力の傾きがEtとなる。
次に、上記の本発明に掛かるウエブの半径方向応力の計算方法による計算値と実測値との評価について図面を参照して説明する。図8A、図8B、図8Cは、応力計算結果と実測値とを表したグラフである。なお、これ以降、図8A、図8B、図8Cは、まとめて総称として図8と称する。
・条件1:オシレート振幅5mm、張力580N、ローレット部厚み8μm、幅方向79.0〜81.5μmのフィルム厚み分布
・条件2:オシレート振幅10mm、張力580N、ローレット部厚み8μm、幅方向79.0〜81.5μmのフィルム厚み分布
・条件3:オシレート振幅0mm(オシレート無し)、張力580N(、ローレット部厚み8μm、幅方向79.0〜81.5μmのフィルム厚み分布
条件1〜3の時の応力計算結果は、図8のそれぞれ(A)、(B)、(C)である。また、条件1〜3の時の実測値は、図8のそれぞれ(a)、(b)、(c)である。
次に、上述した方法により求めたロール内ウエブの半径方向応力、円周方向応力を用いてウエブを巻き取る方法について図面を参照して説明する。図9は、ウエブの巻き取り方法の手順を示したフロー図である。
巻きズレ不良とは、ウエブを巻いたロールの両側端の位置が、巻き終わった後の状態である初期状態の位置から一部ずれた状態になる不良のことである。この不良対策は、半径方向応力σrを高く調整することが必要である。
切り口写りとは、図8に示すように、巻き芯にフィルム31を巻き始めたときに生じる巻き始めの段差部分80の上にフィルムを上巻きしてゆくと、上巻きしたフィルムにも発生する段差のこと。この不良対策は、半径方向応力σrを低く調整することが必要である。図10は、切り口写りを説明するためのロールの輪切り方向断面概略図である。巻き初めの部分には必ず段差が生じ、この段差の影響で発生する段差は、フィルムを巻いて行くに従って小さくなり、ついには製品状問題の無いレベル以下になる。このように製品状問題のなるレベル以下になるまでのフィルムの巻き取り長さがなるべく短い方が、良品が多くとれるので望ましい。
円周方向に圧縮が掛かることによりフィルムに座屈が生じてフィルムが波打った状態になる不良のこと。この不良は、ロールの端面側から見ると菊模様のように見える。この不良対策は、円周方向応力σtが圧縮(マイナス)にならないように、万一マイナスになった場合はなるべく正の値に近づけるように調整することが必要である。
ベコ・陥没変形とは、ロベコ・陥没変形ロールの表面でウエブが落ち込み陥没変形する不良のことである。この不良対策は、巻き込み空気膜厚が小さくなるように調整することが必要である。
フィルムを巻き取ってゆくとき、フィルムの凸部が同じ位置で重なる場合がある。この場合、何重にも巻いて行くに従って、凸部の部分には圧力が強く掛かり、この部分が付着してしまったり、圧力のために延びが発生したりして製品の品質が落ちることになる。また、この部分を外から見ると黒い帯のように見える。これが黒帯不良である。この不良対策は、オシレートの振幅が大きくなるように調整すること、または、半径方向応力σrを低く調整することが必要である。
巻きシワ不良とは、フィルムを巻いているときシワが発生する不良のことである。この不良対策は、円周方向応力σtを低く調整することが必要。
・巻きズレ不良の場合は、不良発生半径方向応力以下の応力範囲が不良発生応力範囲である。
・切り口写り不良の場合は、不良発生半径方向応力以上の応力範囲が不良発生応力範囲である。
・菊模様不良の場合は、不良発生円周方向応力以下の応力範囲が不良発生応力範囲である。
・べこ不良の場合は、不良発生巻き込み空気膜厚以上の膜厚範囲が不良発生空気膜厚範囲である。
・黒帯不良の場合は、不良発生半径方向応力以上の応力範囲が不良発生応力範囲である。
・巻きシワ不良の場合は、不良発生円周方向応力以下以上の応力範囲が、不良発生応力範囲である。
次に、本発明に係る巻き取り方法について、品種Aと品種Bの2種類の光学フィルムについて評価を行った。
先ず、品種Aのダミーロールを作製したところ、品種Aのダミーロールは巻き取り長100mまで切り口写りが発生し、ロール径φ520mmの箇所で巻きズレが発生した。この時の巻き取り条件は、以下の通りである。
・巻き始め張力 650N、巻き終わり張力が580Nで巻き始めから巻き終わりまで張力をリニアに変化させた。
・ローレット高さ 6μm(ローレット部の厚みは、フィルムの厚みにローレットの高さ6μmを加えたものになる)
・オシレート振幅 10mm
そこで、ダミーロールの作製条件に基づいて、本発明に係る応力計算方法によりフィルムの巻き取り長と巻き取り径とを変化させたときの半径方向応力の変化を求めた。その結果を図12、図13に示す。
次に、品種Bの評価について説明する。品種Bも品種Aと同様にダミーロールを作製し、切り口不良が発生しているロール径範囲と、巻きズレ不良が発生するロール径とを評価した。次に、シミュレーション(本発明に係る応力計算)を繰り返して不良が良化する巻き取り条件を導出した。
優: 幅方向のズレ無くきれいに巻かれている。(ズレ量3mm以内)
良: 幅方向のズレが見られる。(3mm〜10mm)
不可:幅方向に大きくずれている箇所がある。
優: 切り口写りが巻き芯から15m以上はほとんど見られない。
良: 切り口写りが巻き芯から15m以上で弱く見られる。
不可:切り口写りが巻き芯から15m以上で強く見られる。
優: 黒帯が見られない。
良: 黒帯が若干見られる。
不可:巻き表面のほとんどに黒帯が発生している。
優: 巻きシワが見られない。
良: 弱い巻きシワが見られる。
不可:折れてウエブが変形した強いシワが見られる。
優: 巻き表面に角巻き変形が見られない。
良: 巻き表面に弱い各巻き変形が見られる。
不可:巻き表面に広範囲に強い角巻き変形が見られる。
Claims (12)
- ウエブを巻き芯に巻き取ったウエブロールを製造するウエブロールの製造方法であって、
前記ウエブロールに用いられるのと同じウエブを用いて、前記巻き芯に前記ウエブを巻き取ることにより評価用のダミーロールを実作製するダミーロール作製工程と、
前記ウエブロールを幅方向に輪切りに複数分割した複数の分割モデルを作成する計算モデル作成工程と、
前記分割モデルごとに、かつ、巻き取り径ごとに、円周方向ヤング率と、半径方向ヤング率と、巻き取り張力プロファイルと、に基づいて、円周方向応力と半径方向応力とのうち少なくともいずれか一方の応力を求める計算工程と、
前記ダミーロール作製工程でダミーロールに発生した不良の不良発生巻き取り径と、前記計算工程で求めた巻き取り径ごとの前記応力と、から前記不良が発生しうる不良発生応力範囲を求める不良発生応力範囲決定工程と、
所定の巻き取り径の範囲の応力が、前記不良発生応力範囲に含まれなくなるまで、巻き取り条件である、巻き取り張力パターン、エアプレス押し付け力パターン、フィルムの幅方向厚み分布、ローレット部分の高さ、オシレートの振幅と周期 のうち少なくとも一つを変化させて前記計算工程をやり直す応力再計算工程と、
前記応力再計算工程において求めた、所定の巻き取り径の範囲の応力が前記不良発生応力範囲に含まれない巻き取り条件でウエブの巻き取りを行う巻き取り工程と、
を備えたウエブロール製造方法。 - 前記計算工程において、前記半径方向応力であるσrが、巻き込み空気膜を考慮した修正ハキールによって導出された次式、
r: 巻き取り径
Et:円周方向ヤング率
Er:半径方向ヤング率
によって求められ、
円周方向応力であるσtが、巻き込み空気膜を考慮した修正ハキールによって導出された次式、
によって求められる請求項1に記載のウエブロール製造方法。 - 前記巻き込み空気膜の厚みを求める際、前記ロールの一番外側の空気層の厚みhoを次式1で求め、
R: ロール10の半径
η: 空気の粘性係数
Vr: ロールの回転速度(ロール外側の線速度)
Vw: 巻き取られるフィルムの搬送速度
T: フィルム全体の張力を前記分割モデルのフィルム厚みに比例して前記分割モデルごとに分配した張力の値
前記式1で求められたhoを用いて、前記一番外側の空気厚みを小さくするために、一番外側のウエブの一部を幅方向全体に渡って半径方向にLの力で押さえつけた後の空気層の厚みhaを次式2で求め、
L:フィルムをロールに押しつける力
W:ロールの幅
前記ローレットもフィルムの一部と考えたときの前記分割モデルのフィルムのうち最大膜厚を有するフィルムの膜厚よりも大きい「フィルム膜厚+空気膜厚ha」の値を有する他の分割ロールのフィルムが存在しない場合は、前記最大膜厚を有するフィルムの下の空気膜厚hは、下記式3Aまたは式3Bにより求められ、前記最大膜厚を有するフィルム以外のフィルムの下の空気膜厚は、フィルムを剛体として考え、フィルム厚み分布によって生じる、そのフィルム表面と、その下のフィルムの裏面との間隔を前記巻き込み空気膜の厚みとし、
σ:半径方向応力(Hakielで第i層まで巻いた時の計算結果)
σ0:初期半径方向応力(Hakielで第i-1層まで巻いた時の計算結果)
Pap:大気圧
ha:エアプレスで半径方向にLの力で押さえつけた後の空気層の厚み。巻き込み後はHakielで第i-1層まで巻いた時の巻き込んだ空気層厚みh。
前記ローレットもフィルムの一部と考えたときの前記分割モデルのフィルムのうち最大膜厚を有するフィルムの膜厚よりも大きい「フィルム膜厚+空気膜厚ha」の値を有する他の分割ロールのフィルムが存在する場合は、フィルムを剛体として考えて、前記ローレット部分以外の部分の「フィルム膜厚+空気膜厚ha」の大きさが最大の分割フィルムとその下のフィルムとが空気膜厚haの間隔で配置されたとき、各上フィルムの表面と下フィルムの裏面との距離を前記巻き込み空気膜の厚みとし、または、各分割モデルでの巻き込み空気の断面積の合計と、上フィルムの表面と下フィルムの裏面との隙間の断面積とが同じになるような上フィルム表面と下フィルム表面の間隔を求め、そのときの各上フィルムの表面と下フィルムの裏面との距離を前記巻き込み空気膜の厚みとする、請求項2に記載のウエブロール製造方法。 - 前記巻き込み空気膜の厚みと、前記フィルム膜厚とを求める際、オシレートにより、ある分割モデルの範囲に隣接する他の分割モデルのフィルムおよび空気層が侵入してくる場合は、他の分割モデルから侵入してきた部分の長さと、前記ある分割モデルのフィルムおよび空気層の長さを比例配分して等価フィルム膜厚および等価空気膜厚みとする、請求項3に記載のウエブロール製造方法。
- 巻き芯にウエブを巻き取ったウエブロールを形成するためのウエブロール巻き取り方法であって、
前記ウエブロールに用いられるのと同じウエブを用いて、前記巻き芯に前記ウエブを巻き取ることにより評価用のダミーロールを実作製するダミーロール作製工程と、
前記ウエブロールを幅方向に輪切りに複数分割した複数の分割モデルを作成する計算モデル作成工程と、
前記分割モデルごとに、かつ、巻き取り径ごとに、円周方向ヤング率と、半径方向ヤング率と、巻き取り張力プロファイルと、に基づいて、円周方向応力と半径方向応力とのうち少なくともいずれか一方の応力を求める計算工程と、
前記ダミーロール作製工程でダミーロールに発生した不良の不良発生巻き取り径と、前記計算工程で求めた巻き取り径ごとの前記応力と、から前記不良が発生しうる不良発生応力範囲を求める不良発生応力範囲決定工程と、
所定の巻き取り径の範囲の応力が、不良発生応力範囲に含まれなくなるまで、巻き取り条件である、巻き取り張力パターン、エアプレス押し付け力パターン、フィルムの幅方向厚み分布、ローレット部分の高さ、オシレートの振幅と周期のうち少なくとも一つを変化させて前記計算工程をやり直す応力再計算工程と、
前記応力再計算工程において発見した、所定の巻き取り径の範囲の応力が不良発生応力範囲に含まれない巻き取り条件でウエブの巻き取りを行う巻き取り工程と、
を備えたウエブロール巻き取り方法。 - 前記計算工程において、前記半径方向応力であるσrが、巻き込み空気膜を考慮した修正ハキールによって導出された次式、
r: 巻き取り径
Et:円周方向ヤング率
Er:半径方向ヤング率
によって求められ、
円周方向応力であるσtが、巻き込み空気膜を考慮した修正ハキールによって導出された次式、
によって求められる請求項5に記載のウエブロール巻き取り方法。 - 前記巻き込み空気膜の厚みを求める際、前記ロールの一番外側の空気層の厚みhoを次式1で求め、
R: ロール10の半径
η: 空気の粘性係数
Vr: ロールの回転速度(ロール外側の線速度)
Vw: 巻き取られるフィルムの搬送速度
T: フィルム全体の張力を前記分割モデルのフィルム厚みに比例して前記分割モデルごとに分配した張力の値
前記式1で求められたhoを用いて、前記一番外側の空気厚みを小さくするために、一番外側のウエブの一部を幅方向全体に渡って半径方向にLの力で押さえつけた後の空気層の厚みhaを次式2で求め、
L:フィルムをロールに押しつける力
W:ウェブロールの幅
前記ローレットもフィルムの一部と考えたときの前記分割モデルのフィルムのうち最大膜厚を有するフィルムの膜厚よりも大きい「フィルム膜厚+空気膜厚ha」の値を有する他の分割ロールのフィルムが存在しない場合は、前記最大膜厚を有するフィルムの下の空気膜厚hは、下記式3Aまたは式3Bにより求められ、前記最大膜厚を有するフィルム以外のフィルムの下の空気膜厚は、フィルムを剛体として考え、フィルム厚み分布によって生じる、そのフィルム表面と、その下のフィルムの裏面との間隔を前記巻き込み空気膜の厚みとし、
σ:半径方向応力(Hakielで第i層まで巻いた時の計算結果)
σ0:初期半径方向応力(Hakielで第i-1層まで巻いた時の計算結果)
Pap:大気圧
ha:エアプレスで半径方向にLの力で押さえつけた後の空気層の厚み。巻き込み後はHakielで第i-1層まで巻いた時の巻き込んだ空気層厚みh。
前記ローレットもフィルムの一部と考えたときの前記分割モデルのフィルムのうち最大膜厚を有するフィルムの膜厚よりも大きい「フィルム膜厚+空気膜厚ha」の値を有する他の分割ロールのフィルムが存在する場合は、フィルムを剛体として考えて、前記ローレット部分以外の部分の「フィルム膜厚+空気膜厚ha」の大きさが最大の分割フィルムとその下のフィルムとが空気膜厚haの間隔で配置されたとき、各上フィルムの表面と下フィルムの裏面との距離を前記巻き込み空気膜の厚みとし、または、各分割モデルでの巻き込み空気の断面積の合計と、上フィルムの表面と下フィルムの裏面との隙間の断面積とが同じになるような上フィルム表面と下フィルム表面の間隔を求め、そのときの各上フィルムの表面と下フィルムの裏面との距離を前記巻き込み空気膜の厚みとする、請求項6に記載のウエブロール巻き取り方法。 - 前記巻き込み空気膜の厚みと、前記フィルム膜厚とを求める際、オシレートにより、ある分割モデルの範囲に隣接する他の分割モデルのフィルムおよび空気層が侵入してくる場合は、他の分割モデルから侵入してきた部分の長さと、前記ある分割モデルのフィルムおよび空気層の長さを比例配分して等価フィルム膜厚および等価空気膜厚みとする、請求項7に記載のウエブロール巻き取り方法。
- 巻き芯にウエブを巻き取ったウエブロールの内部応力計算方法であって、
前記ウエブロールを幅方向に輪切りに複数分割した複数の分割モデルを作成する計算モデル作成工程と、
前記分割モデルごとに、かつ、巻き取り径ごとに、円周方向ヤング率と、半径方向ヤング率と、巻き取り張力プロファイルと、に基づいて、円周方向応力と半径方向応力とのうち少なくともいずれか一方の応力を求める計算工程と、
を備えた内部応力計算方法。 - 前記計算工程において、前記半径方向応力であるσrが、巻き込み空気膜を考慮した修正ハキールによって導出された次式、
r: 巻き取り径
Et:円周方向ヤング率
Er:半径方向ヤング率
によって求められ、
円周方向応力であるσtが、巻き込み空気膜を考慮した修正ハキールによって導出された次式、
によって求められる請求項9に記載の内部応力計算方法。 - 前記巻き込み空気膜の厚みを求める際、前記ロールの一番外側の空気層の厚みhoを次式1で求め、
R: ロール10の半径
η: 空気の粘性係数
Vr: ロールの回転速度(ロール外側の線速度)
Vw: 巻き取られるフィルムの搬送速度
T: フィルム全体の張力を前記分割モデルのフィルム厚みに比例して前記分割モデルごとに分配した張力の値
前記式1で求められたhoを用いて、前記一番外側の空気厚みを小さくするために、一番外側のウエブの一部を幅方向全体に渡って半径方向にLの力で押さえつけた後の空気層の厚みhaを次式2で求め、
L:フィルムをロールに押しつける力
W:ウェブロールの幅
前記ローレットもフィルムの一部と考えたときの前記分割モデルのフィルムのうち最大膜厚を有するフィルムの膜厚よりも大きい「フィルム膜厚+空気膜厚ha」の値を有する他の分割ロールのフィルムが存在しない場合は、前記最大膜厚を有するフィルムの下の空気膜厚hは、下記式3Aまたは式3Bにより求められ、前記最大膜厚を有するフィルム以外のフィルムの下の空気膜厚は、フィルムを剛体として考え、フィルム厚み分布によって生じる、そのフィルム表面と、その下のフィルムの裏面との間隔を前記巻き込み空気膜の厚みとし、
σ:半径方向応力(Hakielで第i層まで巻いた時の計算結果)
σ0:初期半径方向応力(Hakielで第i-1層まで巻いた時の計算結果)
Pap:大気圧
ha:エアプレスで半径方向にLの力で押さえつけた後の空気層の厚み。巻き込み後はHakielで第i-1層まで巻いた時の巻き込んだ空気層厚みh。
前記ローレットもフィルムの一部と考えたときの前記分割モデルのフィルムのうち最大膜厚を有するフィルムの膜厚よりも大きい「フィルム膜厚+空気膜厚ha」の値を有する他の分割ロールのフィルムが存在する場合は、フィルムを剛体として考えて、前記ローレット部分以外の部分の「フィルム膜厚+空気膜厚ha」の大きさが最大の分割フィルムとその下のフィルムとが空気膜厚haの間隔で配置されたとき、各上フィルムの表面と下フィルムの裏面との距離を前記巻き込み空気膜の厚みとし、または、各分割モデルでの巻き込み空気の断面積の合計と、上フィルムの表面と下フィルムの裏面との隙間の断面積とが同じになるような上フィルム表面と下フィルム表面の間隔を求め、そのときの各上フィルムの表面と下フィルムの裏面との距離を前記巻き込み空気膜の厚みとする、請求項10に記載の内部応力計算方法。 - 前記巻き込み空気膜の厚みと、前記フィルム膜厚とを求める際、オシレートにより、ある分割モデルの範囲に隣接する他の分割モデルのフィルムおよび空気層が侵入してくる場合は、他の分割モデルから侵入してきた部分の長さと、前記ある分割モデルのフィルムおよび空気層の長さを比例配分して等価フィルム膜厚および等価空気膜厚みとする、請求項11に記載の内部応力計算方法。
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