JP5457320B2 - 放射線画像検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被写体を透過した放射線の照射を受けて放射線画像を検出する放射線画像検出装置に関する。
医療分野において、画像診断を行うために、放射線、例えば、X線を利用したX線撮影システムが知られている。X線撮影システムは、X線を発生するX線源と、被写体を透過したX線の照射を受けて、X線画像を検出するX線画像検出装置とからなる。X線画像検出装置としては、X線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する画素が配列されたTFT(Thin film transistor)アクティブマトリクス基板を用いて、信号電荷を画素毎に蓄積することで、被写体の画像情報を表すX線画像を検出し、これをデジタルな画像データとして出力するFPD(flat panel detector)を利用したものが実用化されている。
FPDを利用したX線画像検出装置は、フイルムやIP(イメージングプレート)を利用したものと異なり、X線源がX線を照射させる照射期間に合わせて、FPDが信号電荷を蓄積する蓄積動作を実行するようにX線源との同期制御を行う必要がある。X線画像検出装置を制御するコンソール等の制御装置は、X線源に接続された照射スイッチが操作されてX線の照射が開始されるタイミングとFPDが信号電荷の蓄積動作を開始するタイミングとを同期させるために、照射スイッチが発生する照射開始信号を受信し、これを同期信号としてX線画像検出装置に対して出力する。X線画像検出装置は、同期信号を受信すると、蓄積動作へ移行して撮影を開始する。
しかし、X線画像検出装置とX線源とでメーカが異なる撮影システムを構成する場合には、X線画像検出装置やその制御装置に標準で装備されている同期制御用のインターフェース(ケーブルやコネクタの規格、同期信号の形式等)が、X線源のインターフェースと適合しない場合もある。このため、同期信号を用いることなく、X線画像検出装置でX線の照射開始を自己検出してX線源との同期を取る自己検出技術が各種提案されている(特許文献1〜4)。
特許文献1に記載のX線画像検出装置は、X線の照射を検出するための検出素子を画素が配列された撮像領域の外に画素とは別に設け、検出素子の出力を監視することによって、X線の照射開始を検出する。
特許文献2に記載のX線画像検出装置は、FPD内において、X線源から照射されたX線が被検者を透過することなく入射する領域(いわゆる素抜け領域)にX線の照射開始を検出するための照射検出用素子を配置し、照射検出素子の出力の立ち上がりを判定することによってX線の照射開始を検出している。
特許文献3に記載のX線画像検出装置は、FPDの画素から出力される暗電流を想定した閾値を予め設定し、X線の照射がない場合でも暗電流による信号電荷と閾値とを比較して、信号電荷が閾値を超えたか否かを判定することによってX線の照射開始を検出する。
特許文献4に記載のX線画像検出装置は、X線照射の開始を検出する前から、所定のフレームレートで画像の読み出し動作を周期的に行ない、連続する2フレームの画像の画素値の差分を調べて、差分が閾値以上であるか否かを判定することによってX線の照射開始を検出する。
特開2002−181942号公報 特開2003−126072号公報 特表2002−543684号公報 特開2008−507796号公報
しかしながら、特許文献1の検出方法では、画素が配列された撮像領域の外に検出素子を設けるため、X線の照射範囲が撮像領域内に収まるように絞られている場合にはX線の照射範囲から検出素子がはずれてしまうということも起こり得る。こうした場合には、X線を照射したにも関わらず、X線の照射開始が検出されないので、FPDは信号電荷の蓄積動作を開始せず、X線画像を検出できない。このため、被検者は無用なX線を被爆することになる。
また、特許文献2〜4に記載の検出方法では、撮像領域内の画素を照射検出に利用するため、特許文献1のように、X線を照射したにも関わらず、照射範囲から検出素子がはずれてX線画像が検出されないということは起こり難い。しかしながら、特許文献2〜4に記載の検出方法では、X線の照射開始を検出するために、X線の照射によって画素に蓄積した信号電荷を読み出さなければならない。そのため、X線照射期間のうち、照射開始初期のX線は、照射開始を検出するためだけに用いられ、X線画像には寄与しない無駄なX線となってしまう。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、照射されたX線を無駄にすることなく、放射線の照射開始を自己検出することが可能な放射線画像検出装置を提供することを目的とする。
本発明の放射線画像検出装置は、放射線源から照射され被写体を透過した放射線を撮像し、被写体の放射線画像を検出するための撮像手段であり、放射線の入射量に応じた信号電荷が蓄積される画素がマトリクスに配列されるとともに、前記画素を駆動するための走査線が行単位に、前記画素から前記信号電荷を読み出すための信号線が列単位にそれぞれ配設された撮像領域を有する撮像手段と、前記走査線に駆動信号を送出して前記画素が有するスイッチング素子をオンオフさせる駆動手段であり、前記スイッチング素子をオンすることにより、放射線の照射の有無に関わらず前記画素に発生する暗電荷を、前記信号線を通じて読み出して前記画素をリセットする画素リセット動作と、前記スイッチング素子をオフすることにより、前記画素に前記信号電荷を蓄積させる蓄積動作と、前記蓄積動作を終了後、前記スイッチング素子をオンすることにより、前記信号電荷を、前記信号線を通じて読み出す信号電荷読み出し動作の3つの動作を行わせるための駆動手段と、前記スイッチング素子がオフされた状態において、前記暗電荷及び前記信号電荷の蓄積量に応じて前記画素から前記信号線にリークするリーク電荷の量を監視して前記放射線の照射開始を検出する照射検出手段と、前記蓄積動作を開始する前に前記画素リセット動作を実行させるとともに、前記画素リセット動作を停止して前記照射検出手段による照射検出動作を開始させ、前記放射線の照射開始が検出された後、前記スイッチング素子がオフされた状態のまま前記蓄積動作を開始させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
前記制御手段は、撮影準備開始指示が入力されたときに、前記照射検出動作を開始させることが好ましい。
前記制御手段は、前記撮影準備開始指示が入力されるまでの間、前記画素リセット動作を実行させ、前記撮影準備開始指示が入力されたときに、前記画素リセット動作を停止して、前記照射検出動作を開始させることが好ましい。
前記制御手段は、前記照射検出手段によって検出された前記放射線の照射開始の時点から、前記蓄積動作を継続する蓄積時間の計測を開始し、所定の蓄積時間が経過した後前記読み出し動作に移行させることが好ましい。
前記所定の蓄積時間は、予め設定され前記放射線源が連続して前記放射線を照射可能な上限値である最大照射時間であることが好ましい。
複数の前記信号線の少なくとも1つには、前記リーク電荷を蓄積し蓄積したリーク電荷の量に応じた電圧を出力する積分アンプが接続されており、前記照射検出手段は、前記積分アンプの出力と、予め設定された参照電圧とを比較して前記積分アンプの出力が前記参照電圧以上になったときに前記照射開始を検出することが好ましい。
前記積分アンプは、撮像領域のほぼ中央の信号線に接続されていることが好ましい。
前記制御手段は、前記照射検出動作中、前記積分アンプに蓄積される前記リーク電荷を定期的にリセットすることが好ましい。
前記積分アンプは、前記読み出し動作において前記信号電荷の量に応じた電圧を出力する積分アンプが兼用されることが好ましい。
前記照射検出手段は、さらに、前記リーク電荷に基づいて、前記放射線の照射終了を検出することが好ましい。
前記制御手段は、前記照射検出手段によって前記放射線の照射終了が検出されたときに、前記蓄積動作から前記読み出し動作に移行させることが好ましい。
本発明によれば、画素のスイッチング素子がオフされた状態で画素からリークするリーク電荷に基づいて照射開始を検出し、照射開始を検出後、スイッチング素子をオフした状態のまま、放射線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する蓄積動作へ移行するので、照射された放射線を無駄にすることなく、放射線の照射開始を自己検出することができる。
X線撮影システムの構成を示す概略図である。 FPDの構成を示す分解斜視図である。 FPDの構成を示す模式図である。 TFTアレイの構成を示す斜視図である。 撮像パネル,信号処理回路及び照射検出部の構成を示す説明図である。 電子カセッテ及びFPDの動作を示すタイミングチャートである。 リセットパルス及び積分アンプの出力値を示すタイミングチャートである。 電子カセッテ及びFPDの動作を示すタイミングチャートである。 リセットパルス及び積分アンプの出力値を示すタイミングチャートである。 リセットパルス及び積分アンプの出力値を示すタイミングチャートである。
[第1実施形態]
図1において、X線撮影システム10は、被写体Hを載置する天板11を有する撮影台と、被写体Hに向けてX線焦点12aからX線を照射するX線源12と、被写体Hを透過したX線の照射を受けて、被写体HのX線画像を検出する電子カセッテ13(放射線画像検出装置)とを備える。X線源12は、X線を発生するX線管とX線の照射野を限定する照射野限定器(コリメータ)とからなる。
また、X線撮影システム10は、高電圧発生部14、X線源制御部15、コンソール16、モニタ17を備えている。X線源制御部15には、図示しない操作パネルなどから、管電圧、管電流、照射時間といった撮影条件が入力される。X線源制御部15は、入力された撮影条件を高電圧発生部14に送る。また、X線源制御部15には、照射開始信号を入力する照射スイッチ18が接続されており、X線源制御部15は、照射スイッチ18から入力された照射開始信号を、高電圧発生部14を通じてX線源12に与える。
高電圧発生部14は、X線源制御部15から入力された撮影条件に応じた管電圧や管電流を発生し、発生した管電圧や管電流をX線源12に与える。X線源12は、照射開始信号を受けると、与えられた管電圧や管電流に応じたX線の照射を開始し、照射時間が経過した時点で照射を停止する。
コンソール16は、電子カセッテ13を制御する制御装置である。コンソール16に対しては、照射スイッチ18からの照射開始信号は入力されない。コンソール16は、通信部19を介して電子カセッテ13に対して制御信号を送信し、電子カセッテ13が検出したX線画像のデータを受信する。モニタ17は、コンソール16が受信したX線画像を表示する他、コンソール16を操作するための操作画面の表示を行う。
電子カセッテ13は、扁平なほぼ直方体形状の筐体内に、X線画像を検出するFPD21と、FPD21が出力するX線画像のデータを一時的に記憶するメモリ22と、コンソール16との間でメモリ22内のデータや制御信号の通信を行う通信部23とが内蔵されている。通信部23は、例えば、電波や赤外線などの光によって無線通信を行う無線通信部であり、電子カセッテ13は、FPD21などの各部に給電を行うバッテリ(図示しない)を内蔵したワイヤレスタイプである。通信部23は、ケーブルを通じて通信を行う有線通信部であってもよいし、電子カセッテ13は、バッテリの代わりに商用電源から電源ケーブルを通じて給電を受けるものでも良い。
図2に示すように、FPD21は、X線を直接電気信号に変換するX線変換層35を有する直接変換型のフラットパネルディテクタであり、X線の入射量に応じた信号電荷を蓄積する画素39がマトリクスに配列された撮像領域を有する。FPD21は、ガラス基板33上に、画素39毎に設けられるTFT42(図3参照)が配列されたTFTアレイ34が形成されたアクティブマトリックス基板を有し、TFTアレイ34の上層にX線変換層35、その上層に共通電極36が順に配設されている。
図3及び4に示すように、X線変換層35は、アモルファスセレン等の光導電膜からなり、X線が入射した時に、電荷(電子とホールの対)を生じさせる。画素39は、画素電極44、TFT42、キャパシタ41で構成される。共通電極36は、画素39に対して直流のバイアス電圧を印加する。バイアス電圧の印加により、共通電極36と、X線変換層35の下面に設けられた画素電極44との間に電界が生じ、X線変換層35で発生した電荷(電子とホールの対)は、極性に応じて共通電極36と画素電極44のそれぞれに移動する。これにより画素電極44に電荷が収集される。収集された電荷はキャパシタ41に蓄積される。
X線変換層35は、X線が入射したときに入射量に応じた信号電荷を発生する他、X線の入射の有無に関わらず暗電荷を発生する。電子カセッテ21が起動している間、バイアス電圧は印加されるため、X線変換層35で発生する暗電荷も、信号電荷と同様にキャパシタ41に蓄積される。
TFTアレイ34は、画素39の行単位で配設された複数本の走査線37と、列単位で配設された複数本の信号線38とを備えている。各行の走査線37には、各行のTFT42のゲート端子が接続され、各列の信号線38には、各列のTFT42のソース電極が接続される。TFT42のドレイン電極には、キャパシタ41が接続される。TFT42は、走査線37からゲートパルスが入力されたときにオンし、キャパシタ41内の電荷を信号線38に読み出すためのスイッチング素子である。
図5に示すように、FPD21は、複数の画素39が配列された撮像領域を有する撮像パネル21aと、画素39のTFT42を駆動して電荷の読み出しを制御するゲートドライバ51と、画素39から読み出された電荷をデジタルデータに変換して出力する信号処理回路52と、FPD21の各部を制御する制御部53と、X線源12の照射状態、具体的には、X線源12によるX線の照射が開始されたことを検出する照射検出部59とを備えている。
画素39は、二次元にn行(x方向)×m列(y方向)のマトリクスに配列されている。画素39の配列ピッチは、例えば、約150μmである。走査線37は、撮像領域内の画素39の行数分(n行分)、信号線38は画素39の列数分(m列分)それぞれ配線されている。走査線37は、ゲートドライバ51に接続され、信号線38は信号処理回路52に接続される。
ゲートドライバ51は、TFT42を駆動する駆動用パルスであるゲートパルスG1〜Gnを走査線37に送出して、TFT42をオンオフする駆動手段である。TFT42がオフされている状態では、キャパシタ41から信号線38へ接続する経路が閉じられるため、画素39のキャパシタ41にX線変換層35が発生する電荷が蓄積される。TFT43がオンされると、キャパシタ41から信号線38へ接続する経路が開かれるため、画素39のキャパシタ41に蓄積された電荷が信号線38に読み出される。
信号処理回路52は、積分アンプ54、マルチプレクサ(MUX)56、及びA/D変換器57を備える。積分アンプ54は、各信号線38に対して個別に接続される。積分アンプ54は、オペアンプとオペアンプの入出力端子間に接続されたキャパシタとからなり、信号線38はオペアンプの一方の入力端子に接続される。もう一方の入力端子にはグラウンド(GND)に接続される。積分アンプ54は、信号線38から入力される電荷を積算し、電圧信号D1〜Dmに変換して出力する。全ての積分アンプ54の出力端子には、共通にMUX56が接続される。MUX56の出力側には、A/D変換器57が接続される。
MUX56は、パラレルに接続される複数の積分アンプ54から順に1つの積分アンプ54を選択し、選択した積分アンプ54から出力される電圧信号D1〜DmをシリアルにA/D変換器57に入力する。A/D変換器57は、入力された電圧信号D1〜Dmをデジタルデータに変換して、メモリ22に出力する。
また、積分アンプ54には、積分した電荷をリセットするリセットスイッチ58が設けられている。リセットスイッチ58は、制御部53から出力されるリセットパルス(リセット信号)RSTによってオンになり、積分アンプ54のキャパシタがリセットされる。
X線源12からX線が照射されX線がX線変換層35に入射している間、X線変換層35は、X線の入射量に応じた信号電荷を発生する。制御部53は、ゲートドライバ51と信号処理部52を制御することにより、X線の入射量に応じた信号電荷を画素39に蓄積させる蓄積動作と、蓄積動作終了後、画素39から信号電荷を読み出す読み出し動作とを行わせる。
蓄積動作は、X線の照射期間に同期して実行され、蓄積動作中は、全画素39のTFT42がオフされる。これにより全画素39にはX線の入射量に応じた信号電荷が蓄積される。制御部53は、蓄積動作を開始したときに、タイマにより蓄積時間の計時を開始し、予め設定された蓄積時間が経過すると、蓄積動作を停止し、TFT42をオンすることにより、読み出し動作に移行させる。
読み出し動作では、ゲートドライバ51がゲートパルスG1〜Gnを順次走査線37に送出して、走査線37を1行ずつ順に活性化し、1本の走査線37に接続されたTFT42を1行分ずつオンする。画素39に蓄積された信号電荷は、TFT42がオンされると、行単位で信号線38に読み出されて、信号処理回路52に入力される。
具体的には、1行目の走査線37にゲートパルスG1が入力されると、1行目の画素39のTFT42がオンして、1行目の画素39に蓄積された信号電荷が信号線38に読み出される。信号処理回路52は、積分アンプ54において入力された信号電荷に応じた電圧信号D1〜Dmを出力し、これをA/D変換してメモリ22に出力する。これにより、1行目の画像データがメモリ22に記録される。
2行目の画素39の信号電荷を読み出す前に、積分アンプ54にはリセットパルスRSTが入力されて積分アンプ54がリセットされる。積分アンプ54をリセットした後、2行目の走査線37にゲートパルスG2が入力されて、2行目の画素39に蓄積された信号電荷が信号線38に読み出される。信号処理回路52は、1行目と同様に、入力された2行目の信号電荷をA/D変換してメモリ22に出力する。これにより、2行目の画像データがメモリ22に記録される。読み出し動作では、こうした手順をn行目まで繰り返して、1画面分のX線画像のデータがメモリ22に記録される。
FPD21は、蓄積動作と読み出し動作の他に、蓄積動作を開始する前に画素リセット動作を行う。上述のとおり、X線変換層35は、X線の入射量に応じた信号電荷を発生する他に、X線の入射の有無に関わらず暗電荷を発生する。暗電荷は、信号電荷に基づいて生成されるX線画像に対してはノイズとなる。画素リセット動作は、画素39に蓄積される暗電荷を、信号線38を通じて読み出すことにより、画素39をリセットする動作である。
画素リセット動作は、例えば、画素39を1行ずつ順にリセットする順次リセット方式で行われる。順次リセット方式では、読み出し動作と同様に、ゲートドライバ51がゲートパルスG1〜Gnを順次走査線37に送出して、走査線37を1行ずつ順に活性化し、1本の走査線37に接続されたTFT42を1行分ずつオンすることにより、1行ずつ画素39をリセットする。画素39に蓄積された暗電荷は、TFT42がオンされると、行単位で信号線38に読み出されて、信号処理回路52に入力される。
暗電荷は、信号電荷と同様に積分アンプ54のキャパシタに蓄積されるが、MUX56による電圧信号の読み出しは行われずに、リセットパルスRSTの入力により積分アンプ54に蓄積された暗電荷はリセットされる。これにより、1行分の画素39の暗電荷がリセットされる。こうした手順がn行分繰り返されて、1画面分の画素39の暗電荷がリセットされる。
照射検出部51は、TFT42がオフされた状態において画素39から信号線38にリークするリーク電荷に基づいてX線源12によるX線の照射開始を検出する。理想的には、TFT42がオフされている場合には、キャパシタ41と信号線38を接続する経路は閉じられるため、キャパシタ41に蓄積される電荷は信号線38には流出しない。しかし、実際には、TFT42がオフされている状態でも、キャパシタ41に電荷が蓄積されると、その蓄積量のうち僅かな電荷が信号線38にリークする。リーク電荷の量は、画素39の電荷蓄積量に応じて大きくなる。もちろん、リーク電荷は、TFT42が正常であれば、信号電荷と比べると極僅かであり、FPD21の動作不良の原因となったり、検出したX線画像に対して補正が必要なノイズとなるといったFPD21に対する悪影響はない。
X線変換層35へのX線の入射が無い状態では、画素39には暗電荷のみが蓄積される。一方、X線源12からX線が照射されてX線変換層35へX線が入射している状態では、画素39に信号電荷が蓄積される。より正確にはX線が入射している状態でも、暗電荷は発生するので、信号電荷には暗電荷も含まれる。当然ながら、信号電荷は暗電荷と比べるとはるかに量が多いため、画素39に信号電荷が蓄積されている場合に信号線38に流出するリーク電荷の量は、画素39に暗電荷のみが蓄積されている場合に信号線38に流出するリーク電荷の量と比べると、はるかに大きい。照射検出部59は、X線の照射開始前後におけるリーク電荷の量の変化を監視して、X線の照射開始を検出する。
照射検出部59は、コンパレータ61と照射判定部62とからなる。コンパレータ61は、2つの入力端子を有し、一方には積分アンプ54の出力Voutが入力され、他方には参照電圧Vrefが入力される。コンパレータ61は、積分アンプ54の出力Voutと参照電圧Vrefとを比較し、積分アンプ54の出力Voutが参照電圧Vrefを下回っている場合に第1電圧値を出力し、積分アンプ54の出力Voutが参照電圧Vref以上の値になったときに第2電圧値を出力する。
照射判定部62は、コンパレータ61からの出力値を監視して、第1電圧値から第2電圧値に変化したときに、X線源12からX線の照射が開始されたと判定する。照射判定部62は、X線の照射開始を判定したときに、制御部53に対して、X線の照射が開始されたことを表す照射開始検出信号を出力する。照射検出部59は、制御部53からの開始指令に基づいて照射検出動作を開始し、制御部53は、照射開始検出信号を受信すると照射検出部59の照射検出動作を停止する。
照射検出部59には、例えば、撮像領域に配設される複数の信号線38のうちの1本の信号線38にリークするリーク電荷に応じた電圧Voutが入力される。図5においては、図面の煩雑化を防ぐため、撮像領域内の端にあるm列目の信号線38にリークするリーク電荷に応じた電圧Voutが入力されるようになっている。信号線38は、複数の信号線38のどれを選択してもよいが、撮像領域の中央付近の信号線38にリークするリーク電荷に応じた電圧Voutが入力されるのが好ましい。というのは、撮像領域の中央付近であれば、X線の照射範囲が撮影部位の大きさに応じて撮像領域よりも小さく設定された場合でも、照射範囲から外れることはない。そのため、X線の照射範囲の大きさに関わらず、信号電荷に応じたリーク電荷が照射検出部59に入力されて、照射開始の検出が確実に行われるからである。
また、コンパレータ61に接続する積分アンプ54は、信号処理回路52を構成するものが兼用される。そのため、信号処理回路52とは別に照射検出部59専用の積分アンプを設けなくても済む。
X線源12及び電子カセッテ13を用いて撮影を行うに当たっては、X線源制御部15と電子カセッテ13のそれぞれに対して撮影条件が設定される。撮影条件は、X線源12が照射するX線のエネルギースペクトルを決める管電圧、X線の単位時間当たりの照射量を決める管電流、X線を照射する照射時間である。撮影条件は、撮影部位、被写体Hの年齢などによって変わる。
電子カセッテ13に対しては、コンソール16を通じて撮影条件が設定される。電子カセッテ13は、設定された撮影条件に応じて積分アンプ54のゲインなどを設定する。コンソール16には、撮影条件が異なる複数の撮影メニューが用意されており、これらの撮影メニューが操作画面に選択可能に表示される。操作画面において撮影メニューが選択されると、それに応じた撮影条件が電子カセッテ13に設定される。コンソール16から撮影条件が入力されると、電子カセッテ13は、制御部53は、その入力を撮影準備開始指示として受け取る。制御部53は、撮影準備開始指示が入力されると、照射検出部51に照射検出動作を開始させる。
FPD21の動作タイミングを示す図6及び図7において、まず、電子カセッテ13が起動すると、FPD21は、撮影準備開始指示の入力を待機する待機状態に入る。待機状態は、ゲートドライバ51、信号処理回路52、照射検出部59が制御部53からの指令により動作可能な状態である。待機状態においては共通電極36にバイアス電圧が印加される他、本例においては、順次リセット方式による画素リセット動作が繰り返し実行される。
ゲートドライバ51は、1行目からn行目までの走査線37に対してゲートパルスG1〜Gnを順次出力して、画素39のTFT42を行単位でオンする。図6において、画素39の蓄積電荷Cpは、暗電荷に応じて増加するが、ゲートパルスG1〜Gnの入力によりTFT42がオンすると、蓄積電荷Cpはリセットされる。また、図7に示すように、各ゲートパルスG1〜Gnによって順次1行分の画素39から暗電荷が積分アンプ54に入力されるが、積分アンプ54は、各ゲートパルスG1〜Gnに同期してリセットパルスRSTが入力されてリセットされる。
待機状態においては、照射検出動作は開始されていないため、積分アンプ54から照射検出部59に入力される電圧Voutが、参照電圧Vref以上になっても、照射開始と判定されることはない。
コンソール16において撮影メニューが選択されると、電子カセッテ13に撮影条件が入力される。制御部53は、撮影条件の入力を撮影準備開始指示の入力として受け取り、照射検出部59を作動させて照射検出動作を開始させる。
照射検出動作においては、画素リセット動作が停止されて、全画素39のTFT42がオフされる。図6に示すように、TFT42がオフされると、画素39の蓄積電荷Cpが暗電荷により増加しはじめる。照射検出動作中は、TFT42がオンされることはないので、蓄積電荷Cpは継続的に増加する。
各列の信号線38には、蓄積電荷Cpの量に応じたリーク電荷が流出する。このため、図7に示すように、積分アンプ54の出力Voutも増加するが、照射検出動作においては、定期的にリセットパルスRSTが入力されて、積分アンプ54に蓄積されるリーク電荷が定期的にリセットされる。照射検出部59が暗電荷由来の出力Voutによって誤検出が生じないように、照射検出部59の参照電圧Vrefは、リセットパルスRSTの入力周期の間に発生する暗電荷由来のリーク電荷に応じた出力Voutよりも高い値に設定されている。逆に言えば、出力Voutが参照電圧Vref以上にならないように、照射検出動作中のリセットパルスRSTの間隔が決められている。
図6において、X線源12によるX線の照射が開始されると、X線変換層35にX線が入射して、画素39に信号電荷が蓄積される。これにより、蓄積電荷Cpが増加し、それに応じてリーク電荷も増加する。信号電荷は暗電荷と比べてはるかに多いため、X線の照射が開始されると、蓄積電荷Cpの量は急激に上昇する。そのためリーク電荷の量も急激に上昇し、図7に示すように、積分アンプ54の出力Voutも増加して、参照電圧Vref以上になる。これにより、コンパレータ61の出力が第2電圧値に変化し、照射判定部62は、照射開始を判定し、照射開始検出信号を制御部53に送る。
制御部53は、照射検出部59から照射開始検出信号を受信すると、照射検出動作を停止させ、蓄積動作を開始させる。照射検出動作においても、TFT42はオフされた状態にあるので、その状態のまま蓄積動作を開始させる。制御部53は、蓄積動作を開始すると、その開始時点(照射開始検出信号が入力された時点)から、蓄積時間T1の計時を開始する。
蓄積時間T1は、X線の照射が終了する前に、蓄積動作が終了することがないように、X線の照射時間よりも長く設定されている。具体的には、X線源12によるX線の照射時間には、撮影条件で設定可能な上限値である最大照射時間があり、蓄積時間T1は、最大照射時間よりも長く設定される。より正確には、X線源12によるX線の照射開始時点と、照射検出部52が照射開始を検出する時点Aの間には、僅かなタイムラグtがあるので、蓄積時間T1は、最大照射時間にタイムラグtを考慮した時間に設定される。
本発明においては、照射検出動作は、TFT42をオフした状態で行うため、TFT42の状態は、照射検出動作開始から蓄積動作が終了するまでの間、同じであり、照射検出動作と蓄積動作の違いは、蓄積時間T1を計時するか否かが主要な違いである。
また、蓄積動作中も、リセットパルスRSTは定期的に入力される。このため、出力Voutが参照電圧Vref以上になった後、リセットパルスRSTの入力によりいったん出力Voutが0になり、再び参照電圧Vrefに到達する。しかし、出力Voutが参照電圧Vrefに1回到達した後は、照射検出動作は停止するので、出力電圧Voutの監視は行われず、再び照射開始が検出されることはない。
制御部53は、蓄積時間T1が経過すると、読み出し動作へ移行する。読み出し動作では、ゲートパルスG1〜Gnが順次入力されることにより、画素39に蓄積された信号電荷が行単位で読み出されて、メモリ22に1画面分のX線画像のデータが記録される。読み出し動作が終了すると、再び待機状態に復帰して、画素リセット動作を開始する。
以上のとおり、本発明の電子カセッテ13は、画素39からリークするリーク電荷に基づいてX線の照射開始を検出するので、X線源12及びX線源制御装置15からなるX線発生装置との間で同期信号の通信を行うことなく、X線の照射開始を電子カセッテ13において自己検出することができる。
また、画素39のTFT42がオフされた状態で信号線38にリークするリーク電荷を利用して照射検出を行うため、照射開始検出後においてもTFT42をオフした状態のまま蓄積動作を開始することができる。このため、実際のX線照射期間T2に照射されたX線の入射量に応じた信号電荷(タイムラグtの分も含む)がすべて蓄積されるので、X線の無駄がない。X線の無駄がないということは、言い換えれば、被写体HにX線画像に寄与しない無用な被曝を与えずに済むということである。
なお、上述の第1実施形態では、待機動作から照射検出動作に移行したときに、すべての画素39のTFT42をオフ状態にして、これを維持する例を説明したが、待機動作から照射検出動作に移行したときには、例えば照射検出動作に移行するのと同時に、全ての画素39を一度リセットすることが好ましい。こうすると、待機動作中に行われる画素39の順次リセットが中断されてリセットが行われなかった画素39やリセットされてから長時間が経過してしまった画素39等に蓄積された暗電荷が破棄されるので、X線画像に重畳されるノイズを低減することができる。この照射検出動作に移行すると同時に行うリセットは、全信号線37にゲートパルスG1〜Gnを同時入力することによって全ての画素39を同時にリセットする同時リセットであることが好ましい。同時リセットは、短時間に全ての画素39をリセットすることができるので、照射検出動作に移行後すぐにX線が照射される場合であっても、リセット途中にX線の照射が開始される可能性が低く、照射検出動作に影響を及ぼし難いからである。
[第2実施形態]
上述の第1実施形態では、照射検出動作中、TFT42を常にオフ状態にすることによって、画素39に信号電荷を常時蓄積し得る状態とする例を説明した。コンソール16に対する撮影条件の設定入力後に直ちにX線の照射が開始されれば問題ないが、コンソール16に対する撮影条件の設定入力からX線の照射開始までに相当の時間が経過すると、これに応じて画素39に蓄積される暗電荷が大きくなる。暗電荷は信号電荷に対してノイズでしかないので、照射検出動作が長く行われる程、X線画像データに暗電荷由来のノイズが増大することになる。
一方、コンソール16では、X線を照射しない状態で検出した画像データ(以下、オフセット画像データという)を予め記憶しておき、検出したX線画像データからオフセット画像を差し引くことで暗電荷によるノイズを除去する画像処理が行われる。オフセット画像データは、X線の照射中に信号電荷とともに蓄積される暗電荷を除去する目的で取得されるので、例えば、最大照射時間で蓄積される暗電荷によるノイズを表す画像データである。したがって、照射検出動作開始後、X線の照射開始までに蓄積される分の暗電荷はオフセット画像データには反映されていないので、照射検出動作開始後、X線の照射開始までの時間が長いと、オフセット画像データでは暗電荷によるノイズを除去しきれない。このため、以下、第2実施形態として説明するように、照射検出動作中にも画素39を定期的にリセットし、暗電荷を破棄させることが好ましい。
図8及び図9に示すように、電子カセッテ13が待機動作から照射検出動作に移行すると同時に、制御部53は、全ての信号線38に同時にゲートパルスG1〜Gnを入力し、全ての画素39のTFT42をオン状態にすることにより、全画素39を同時にリセットする(同時リセットR1)。これにより、例えば、ゲートパルスG1が入力される画素39は、待機動作中に蓄積された暗電荷を信号線38に読み出させ、リセットされる。他の行の画素39もこれと同時に暗電荷を信号線38に読み出させ、リセットされる。その後、制御部53は、一定の時間間隔毎に全画素39の同時リセットR1,R2,・・・を繰り返し行う。ここでは、全画素39の同時リセットの合間にTFT42がオフ状態に維持され、電荷を蓄積し得る状態の期間Goff1,Goff2,・・・は、所定時間T3であるとする。
照射検出動作中に画素39のリセットを行わない場合には、二点鎖線で示すように、時間経過にしたがって画素39に蓄積される暗電荷は増大するが、上述のように同時リセットR1,R2,R3,・・・を行うことによって、照射検出動作中であっても、各画素39に蓄積される暗電荷は、常に所定時間T3の間に蓄積される電荷量δに抑えられる。
照射スイッチ18が押圧され、X線源12からX線の照射が開始されると、第1実施形態と同様に照射検出部59によってX線の照射開始が検出され、制御部53には照射開始検出信号が入力される。制御部53は、照射開始検出信号を撮影準備開始指示として受け取ると、X線の照射開始時点Aから最大照射時間T1を計時するとともに、検出されたX線の照射開始時点A以降に行う全画素39の同時リセットを全て中止する。例えば、全画素39の同時リセットR3後、TFT42がオフ状態の期間Goff3にX線の照射が開始されたとすると、制御部53はリセットR3から所定時間T3の経過後に行うリセットR4以降の画素39のリセットを全て中止する。このため、X線の照射開始が検出された時点Aを含むTFT42がオフ状態の期間Goff3は、蓄積動作の終了時まで延長される。
実際のX線の照射期間T2は、期間Goff3に含まれるので、信号電荷とともに画素39に蓄積される暗電荷の量は、概ね期間Goff3の長さに応じて定まる。例えば、期間Goff3にはいると、ゲートパルスG1が入力される画素39に蓄積される電荷量Cp(G1)は、リセットR3から実際のX線の照射開始時までに蓄積される暗電荷と、X線の照射期間中に蓄積される暗電荷と、X線の照射終了時から読み出し動作に移行される時点までに蓄積される暗電荷とが信号電荷に対して余分である。
しかし、図8に示すように、照射検出動作中にリセットR1,R2,R3を行わなかった場合(二点鎖線)と比較して、ΔCp(G1)だけ、重畳される暗電荷は低減される。また、後にコンソール16でオフセット画像を差し引くことにより、X線の照射期間中に蓄積される暗電荷によるノイズは概ね除去されるので、モニタ17に表示されるX線画像に重畳されるノイズは、リセットR3から実際のX線の照射開始時までに蓄積される暗電荷と、X線の照射終了時から読み出し動作に移行される時点までに蓄積される暗電荷によるものに低減される。
また、例えば、ゲートパルスGnが入力される画素39については、リセットR3の後、読み出し用のゲートパルスGnが入力されるまでの期間T4(Gn)が、ゲートパルスG1が入力される画素39に読み出し用のゲートパルスG1が入力されるまでの期間T4(G1)と比べて長くなる。このため、ゲートパルスGnが入力される画素では、読み出し期間中に蓄積される暗電荷がさらに余分に蓄積される。しかし、これはオフセット画像データの取得時も同条件であるため、読み出し期間中に蓄積される暗電荷によるノイズはオフセット画像データに反映されており、検出したX線画像データからオフセット画像データを差し引くことで概ね除去される。したがって、モニタ17に表示されるX線画像に重畳されるノイズは、ゲートパルスGnが入力される画素39についても、リセットR3から実際のX線の照射開始時までに蓄積される暗電荷と、X線の照射終了時から読み出し動作に移行される時点までに蓄積される暗電荷によるものに低減される。
図9に示すように、リセットパルスRSTは、照射検出動作に移行すると、全画素39の同時リセットR1,R2,R3,・・・に同期して、全画素39に同時に入力されるゲートパルスG1〜Gnの直後に積分アンプ54に入力される。これにより、照射検出動作中も、矢印aに示すように、X線の照射開始を検出するまで積分アンプ54はリセットされ、所定時間T3に画素39で蓄積された暗電荷を破棄する。
一方、その後ゲートパルスG1〜Gnは読み出し動作に移行するまで入力されなくなる。このため、照射検出部59がX線の照射開始を検出すると、制御部53は、ゲートパルスG1〜Gnの入力に関係なく、矢印bに示すように、一定の間隔でリセットパルスRSTを積分アンプ54に入力する。これにより、照射検出動作中、X線の照射開始が検出された後も積分アンプ54は定期的にリセットされる。
上述の第2実施形態のように、照射検出動作中に一定の間隔で画素39をリセットすることにより、照射検出動作中に蓄積される暗電荷を一定値(δ)以下に抑えることができる。これにより、電子カセッテ13で検出したX線画像データは、オフセット画像データを減算することによって、暗電荷に由来するノイズを効率良く除去することができる。
また、照射検出動作中に行う画素39のリセットは、待機動作中に行うような順次リセットと異なり、全画素39の同時リセットであるから、短時間のうちに全画素39をリセットすることができる。このため、照射検出動作中に画素39をリセットするにも関わらず、照射検出動作中の殆どすべての期間でTFT42がオフ状態であり、信号電荷を蓄積し得る期間Goff1,Goff2,・・・とすることができる。
なお、X線の照射開始前に、TFT42がオフ状態になっている期間Goff1,Goff2の長さは所定時間T3であるが、所定時間T3は、最大照射時間T1以下の長さであることが好ましい。オフセット画像データは、最大照射時間で蓄積される暗電荷に基づいた画像データであるので、所定時間T3が最大照射時間よりも長いと、オフセット画像データの減算により除去し切れない暗電荷由来のノイズが増加するからである。
また、全画素39の同時リセット中にX線の照射開始が検出されると、実際のX線の照射期間T2を含む期間Goff3は、最大で所定時間T3の2倍になる。したがって、暗電荷によるノイズを低減するには、所定時間T3はできるだけ短いことが好ましく、少なくとも最大照射時間以下であることが好ましい。所定時間T3が最大照射時間よりも長いと、期間Goff3に蓄積される暗電荷の量が、最大照射時間の長さで蓄積される暗電荷の量よりも常に多くなり、所定時間T3が最大照射時間よりも長い分だけノイズが増大してしまうからである。
しかし、全画素39の同時リセットの回数を多くすると、画素39のリセット中(ゲートパルスG1〜Gnの入力中)にX線の照射開始を検出する確率が高まる。X線の照射開始が画素39のリセットと重なると、リセット動作中に発生した信号電荷は破棄されてしまう。このため、所定時間T3は、最大照射時間T1の1/2以上の長さであることが好ましい。こうすると、暗電荷によるノイズが抑えられ、かつ、X線の照射開始が画素39のリセットに重ならない可能性が高まる。
ここでは、オフセット画像データが最大照射時間に合わせた画像データである例を説明したが、オフセット画像データとして、オフセット画像として予め測定しておく暗電荷由来のノイズを計測する時間は任意である。例えば、使用頻度の高いX線の照射時間に合わせてオフセット画像データを用意しておいても良い。
なお、上述の第2実施形態では、待機動作から照射検出動作に移行した際に、照射検出動作の最初に全画素39の同時リセットを行う例を説明したが、これに限らない。照射検出動作中に行う全画素39の同時リセットを開始するタイミングは任意である。但し、上述の第2実施形態のように、照射検出動作に移行すると同時に全画素39の同時リセットを開始することが好ましい。照射検出動作に移行すると同時に全画素39の同時リセットを開始すると、コンソール16への撮影条件の入力後すぐにX線の照射が開始された場合でも、全画素39のリセット後に信号電荷が蓄積されることにより、照射検出動作前に蓄積された暗電荷によるノイズを低減することができる。
上述の第2実施形態では、X線の照射開始を検出した後も、積分アンプ54をリセットする(図11矢印b)例を説明したが、X線の照射開始後は積分アンプ54をリセットしなくても良い。但し、X線の照射開始を検出したあとも積分アンプ54をリセットすることによって、積分アンプ54に蓄積されるリーク電荷をリセットすることができる。このとき破棄されるリーク電荷は、同一の信号線38に接続される1列分の画素39からのリーク電荷なので、読み出し動作に移行して1個目に信号電荷を読み出される画素39(ゲートパルスG1が入力される画素39)の信号電荷に重畳されるとノイズとなる。こうしたことから、上述の第2実施形態のようにX線の照射開始を検出した後も積分アンプ54をリセットすることが好ましい。
また、上述の第2実施形態では、X線の照射開始を検出した後、所定のタイミングで積分アンプ54をリセットする例を説明した。X線の照射開始後の積分アンプ54のリセットは、その周期や回数については任意であるが、少なくとも読み出し動作に移行する直前に1回はリセットを行うことが好ましい。こうすることで、読み出し動作に移行した時点で積分アンプ54に蓄積されたリーク電荷を破棄し、信号電荷に重畳されるリーク電荷由来のノイズを低減することができる。
[第3実施形態]
なお、上述の第1及び第2実施形態では、照射検出部59によってX線の照射開始を検出する例を説明したが、X線の照射終了を検出しても良い。この例を以下に第3実施形態として説明する。
図10に示すように、X線の照射終了を検出する場合、待機動作から照射検出動作に移行後、制御部53は、上述の第1実施形態または第2実施形態のように一定の間隔でリセットパルスRSTを入力し、積分アンプ54をリセットする。但し、照射検出部59がX線の照射開始時点Aを検出すると、制御部53は、矢印c1及びc2に示すように、これ以降のリセットパルスRSTの入力を中止し、積分アンプ54に蓄積されるリーク電荷が破棄されないようにする。
X線の照射開始時点Aの検知後、リセットパルスRSTが入力されなくなると、積分アンプ54の出力値Voutは主に信号電荷に由来するリーク電荷の蓄積によってさらに上昇を続ける。しかし、X線の照射が終了すると、信号電荷はそれ以上増加しないので、積分アンプ54に蓄積されるリーク電荷の増加量は緩やかになる。このようにして起こるX線の照射中と照射終了後の積分アンプ54の出力値Voutの変化は、連続的な変化であるが、滑らかな変化ではない。
そこで、コンパレータ61の代わりに、オペアンプ等からなる比較回路を設け、この比較回路が積分アンプ54の出力値Voutと参照電圧Vrefの大小関係によって、コンパレータ61と同様、第1電圧値、第2電圧値を出力するようにし、かつ、積分アンプ54の出力値Voutが参照電圧Vrefよりも大きく、かつ、傾きの変化にギャップが生じる等の滑らかではない変化をしたときに第3電圧値を出力するようにしておく。また、照射判定部62は比較回路から第2電圧値が入力された後、第3電圧値が入力されたときに照射終了検出信号を制御部53に入力するようにしておく。
こうすると、矢印Bに示すように、照射検出部59は、X線の終了時点Bを検出して照射終了検出信号を制御部53に入力する。制御部53は、照射終了検出信号を受けると、矢印dに示すように、直ちに積分アンプ54にリセットパルスRSTを入力して積分アンプ54をリセットするとともに、電子カセッテ13の動作を読み出し動作に移行させる。
上述の第3実施形態のように、X線の照射終了時点Bを検出し、その後直ちに読み出し動作に移行させると、X線の照射終了後、読み出し動作に移行させるまでの時間T5を、最大照射時間T1よりも短くすることができる。このため、上述の第1及び第2実施形態の場合よりも、X線の照射終了後から読み出し動作の開始時点までに画素39に蓄積される暗電荷の量を低減し、X線画像データに重畳されるノイズを低減させることができる。
なお、上述の第1〜第3実施形態で、照射検出部59は少なくとも1つの信号線38に接続して設けられていれば良く、全ての信号線38に各々照射検出部59を設ける等、照射検出部59を複数設けても良い。但し、X線の照射範囲を撮像領域の中央近傍の狭い領域に絞ってX線撮影を行うこともあるので、1又は少数の照射検出部59を設ける場合には、少なくとも撮像領域の中央近傍を通る信号線38に設けられていることが好ましい。また、複数の照射検出部59を設ける場合、X線源12と電子カセッテ13のポジショニングが悪く、X線の照射位置と撮像領域のズレが大きいような場合や、被検体の部位によって透過率が変化する場合等にも、X線の照射開始を検出することができる。
なお、上述の第1〜第3実施形態では、FPD21として直接変換型のパネルを例に説明したが、シンチレータ等用いてX線を光に変換して検出する間接変換型のパネルを用いても良い。但し、リーク電荷は、直接変換型のパネルの方が多く検出されるので、FPD21としては直接変換型のパネルを用いることがより好ましい。
なお、上述の第1〜第3実施形態では、放射線としてX線を例に説明したが、本発明は、γ線など、X線以外の放射線を使用するものでもよい。
なお、上述の第1〜第3実施形態では、待機動作中に画素39を順次リセットする例を説明したがこれに限らない。待機動作中は、画素39のリセットを行わなくても良く、また、画素39を同時リセットしても良い。撮影準備開始指示までは画素39のリセットを行わず、撮影準備開始指示が入力されたときに、画素39のリセットを所定回数実行してから照射検出動作に移行しても良い。
なお、上述の第1〜第3実施形態では、可搬型の電子カセッテ13に本発明を適用する例を説明したが、FPD21が天板11等に固定された据え置き型のX線撮影システム10に本発明を適用しても良い。本発明によるX線の自己検出機能は、ともに使用されるX線源12との組み合わせが変わる可搬型の電子カセッテ13に必要性が高い。
10 X線撮影システム
11 天板
12 X線源
13 電子カセッテ
14 高電圧発生部
15 X線源制御部
16 コンソール
17 モニタ
18 照射スイッチ
19,23 通信部
21 FPD
22 メモリ
31 X線検出面
32 X線入射面
33 ガラス基板
34 TFTアレイ
35 X線変換層
36 共通電極
37 走査線
38 信号線
39 画素
40 画素電極
41 キャパシタ
42 TFT
51 ゲートドライバ
52 信号処理回路
53 制御部
54 積分アンプ
56 MUX
57 A/D変換器
58 リセットスイッチ
59 照射検出部
61 コンパレータ
62 照射判定部

Claims (11)

  1. 放射線源から照射され被写体を透過した放射線を撮像し、被写体の放射線画像を検出するための撮像手段であり、放射線の入射量に応じた信号電荷が蓄積される画素がマトリクスに配列されるとともに、前記画素を駆動するための走査線が行単位に、前記画素から前記信号電荷を読み出すための信号線が列単位にそれぞれ配設された撮像領域を有する撮像手段と、
    前記走査線に駆動信号を送出して前記画素が有するスイッチング素子をオンオフさせる駆動手段であり、前記スイッチング素子をオンすることにより、放射線の照射の有無に関わらず前記画素に発生する暗電荷を、前記信号線を通じて読み出して前記画素をリセットする画素リセット動作と、前記スイッチング素子をオフすることにより、前記画素に前記信号電荷を蓄積させる蓄積動作と、前記蓄積動作を終了後、前記スイッチング素子をオンすることにより、前記信号電荷を、前記信号線を通じて読み出す信号電荷読み出し動作の3つの動作を行わせるための駆動手段と、
    前記スイッチング素子がオフされた状態において、前記暗電荷及び前記信号電荷の蓄積量に応じて前記画素から前記信号線にリークするリーク電荷の量を監視して前記放射線の照射開始を検出する照射検出手段と、
    前記蓄積動作を開始する前に前記画素リセット動作を実行させるとともに、前記画素リセット動作を停止して前記照射検出手段による照射検出動作を開始させ、前記放射線の照射開始が検出された後、前記スイッチング素子がオフされた状態のまま前記蓄積動作を開始させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする放射線画像検出装置。
  2. 前記制御手段は、撮影準備開始指示が入力されたときに、前記照射検出動作を開始させることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像検出装置。
  3. 前記制御手段は、前記撮影準備開始指示が入力されるまでの間、前記画素リセット動作を実行させ、前記撮影準備開始指示が入力されたときに、前記画素リセット動作を停止して、前記照射検出動作を開始させることを特徴とする請求項2に記載の放射線画像検出装置。
  4. 前記制御手段は、前記照射検出手段によって検出された前記放射線の照射開始の時点から、前記蓄積動作を継続する蓄積時間の計測を開始し、所定の蓄積時間が経過した後前記読み出し動作に移行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  5. 前記所定の蓄積時間は、予め設定され前記放射線源が連続して前記放射線を照射可能な上限値である最大照射時間であることを特徴とする請求項4に記載の放射線画像検出装置。
  6. 複数の前記信号線の少なくとも1つには、前記リーク電荷を蓄積し蓄積したリーク電荷の量に応じた電圧を出力する積分アンプが接続されており、
    前記照射検出手段は、前記積分アンプの出力と、予め設定された参照電圧とを比較して前記積分アンプの出力が前記参照電圧以上になったときに前記照射開始を検出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  7. 前記積分アンプは、撮像領域のほぼ中央の信号線に接続されていることを特徴とする請求項6に記載の放射線画像検出装置。
  8. 前記制御手段は、前記照射検出動作中、前記積分アンプに蓄積される前記リーク電荷を定期的にリセットすることを特徴とする請求項7に記載の放射線画像検出装置。
  9. 前記積分アンプは、前記読み出し動作において前記信号電荷の量に応じた電圧を出力する積分アンプが兼用されることを特徴とする請求項7または8に記載の放射線画像検出装置。
  10. 前記照射検出手段は、さらに、前記リーク電荷に基づいて、前記放射線の照射終了を検出することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の放射線画像検出装置。
  11. 前記制御手段は、前記照射検出手段によって前記放射線の照射終了が検出されたときに、前記蓄積動作から前記読み出し動作に移行させることを特徴とする請求項10に記載の放射線画像検出装置。
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