JP5456306B2 - 置き台、及び浴室構造 - Google Patents
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Description
まず、第1実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の置き台は、略直方体状の第1板材100(第1部材の一例)、及び浴室12の洗い場14の壁面16(壁部の一例)に固定され第1板材100を水平方向に回動可能に支持する第1ヒンジ部材110からなる第1置き台10と、略直方体状の第2板材120(第2部材の一例)、及び壁面16に固定され第2板材120を水平方向に回動可能に支持する第2ヒンジ部材130からなる第2置き台11と、によって構成されている。また、第1置き台10と第2置き台11が横隣に配置されている。
以下、本実施形態の作用、効果について説明する。
第1置き台10及び第2置き台11を第1状態としたときには、図3に示すように、上部の広さが2倍となるため、洗面器Vなどを載置するのに十分な大きさが確保される。また、洗面器Vなどを載置する必要がない場合(図4では、床に洗面器Vを載置)には、第1置き台10及び第2置き台11を第2状態にする、つまり、第1板材100及び第2板材120を離間させ水平方向に回動させて、さらに第1板材100及び第2板材120をそれぞれ壁面16に当接させて第2状態にすることで、第1板材100及び第2板材120が第1状態のときの位置からそれぞれ退避しているため、退避した部分のスペースを有効に利用できる。また、本実施形態では、第1状態の第1板材100及び第2板材120の上方に水栓が位置するため、第1板材100及び第2板材120の位置を第2状態の位置へと移行することで、第1板材100及び第2板材120が水栓の下方から退避される。また、第1板材100及び第2板材120を水栓の下方から退避する際には、第1板材100及び第2板材120をそれぞれ水平方向に回動させるため、第1板材100及び第2板材120が水栓と干渉することがない。さらに、第2状態の第1板材100及び第2板材120の上部にはそれぞれ石鹸や、ボトル(容器)などを載置することができる。
次に、第2実施形態について説明する。図6(A)、図6(B)に示すように、本実施形態の第1置き台140及び第2置き台141は引掛け部としてのフック及び被引掛け部としてのピンを備えている。
なお、本実施形態では、第2置き台141の第2板材160の下面にフック162を設け、第1置き台140の第1板材150の下面にピン152を設ける構成としたが、本発明はこの構成に限定される必要はなく、第1板材150の下面にフック162を設け、第2板材160の下面にピン152を設ける構成としてもよい。
次に、第3実施形態について説明する。図7(A)、図7(B)に示すように、本実施形態の第1置き台170及び第2置き台171は係合凸部としての突起及び係合凹部としての凹部を備えている。
なお、本実施形態では、第1置き台170の第1板材180の側面182に突起184を複数設け、第2置き台171の第2板材190の側面192に凹部194を複数設ける構成としたが、本発明はこの構成に限定される必要はなく、側面182に凹部194を複数設け、側面192に突起184を複数設ける構成としてもよく、さらに第1板材180の側面182に突起184と凹部194を交互に設け、第2板材190の側面192に凹部194と突起184を交互に設ける構成としてもよい。
次に、第4実施形態について説明する。図8(A)〜(C)に示すように、本実施形態の第1置き台200及び第2置き台201は係合凸部としての突起及び係合凹部としての凹部を備えている。
上述の実施形態では、第1板材が第1ヒンジ部材110によって水平方向に回動可能に支持され、第2板材が第2ヒンジ部材130によって水平方向に回動可能に支持される構成としたが、本発明はこの構成に限定される必要はなく、図9に示されるように、第1ヒンジ部材110と第1板材との間に鉛直方向(水平方向と直交する方向)に第1板材を回動可能に支持する第1縦ヒンジ部材230を設け、第2ヒンジ部材130と第2板材との間に鉛直方向(水平方向と直交する方向)に第2板材を回動可能に支持する第2縦ヒンジ部材240を設ける構成としてもよい。このような構成とすることで、第2状態の第1板材及び第2板材をさらに、鉛直方向にそれぞれ回動(図では下方向に回動)できるため、第1置き台及び第2置き台の壁面16からの張り出しが抑制されて、洗い場14を広く使用することができる。
また、第2実施形態以下の実施形態では、特に記載がない限り第1実施形態と同様の効果を奏する。
なお、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
11 第2置き台
12 浴室
16 壁面(壁部)
100 第1板材(第1部材)
102 側面
110 第1ヒンジ部材
120 第2板材(第2部材)
122 側面
130 第2ヒンジ部材
140 第1置き台
141 第2置き台
150 第1板材(第1部材)
152 ピン(被引掛け部)
160 第2板材(第2部材)
162 フック(引掛け部)
170 第1置き台
171 第2置き台
180 第1板材(第1部材)
182 側面
184 突起(係合凸部)
190 第2板材(第2部材)
192 側面
194 凹部(係合凹部)
200 第1置き台
201 第2置き台
210 第1板材(第1部材)
214 凹部(係合凸部)
220 第2板材(第2部材)
224 凸部(係合凹部)
V 洗面器
Claims (6)
- 水廻りに設けられる置き台であって、
上部に容器を載置可能で且つ、前記水廻りの壁部に水平方向に回動可能に支持される第1部材と、
上部に容器を載置可能で且つ、前記壁部に水平方向に回動可能に支持される第2部材と、
を有し、
前記第1部材及び前記第2部材は、前記第1部材の側面と前記第2部材の側面とが合わせられた第1状態と、前記第1部材と前記第2部材とが離間し且つ、前記第1部材及び前記第2部材の前記壁部からの張出しが前記第1状態よりも減少するように、前記第1部材と前記第2部材とがそれぞれ前記壁部に当接された第2状態と、を選択可能なように配置されている置き台。 - 前記第1状態を保持する第1保持手段を有する請求項1に記載の置き台。
- 前記第1保持手段は、前記第1部材及び前記第2部材の何れか一方に設けられた係合凹部と、前記第1部材及び前記第2部材の何れか他方に設けられ前記係合凹部に嵌合する係合凸部と、を有する請求項2に記載の置き台。
- 前記第1保持手段は、前記第1部材及び前記第2部材の何れか一方の下部に設けられた引掛け部と、前記第1部材及び前記第2部材の何れか他方の下部に設けられ前記引掛け部が引掛けられる被引掛け部と、を有する請求項2に記載の置き台。
- 前記第2状態を保持する第2保持手段を有する請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の置き台。
- 請求項1〜5の何れか1項に記載の置き台が設けられた浴室構造。
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