JP5456088B2 - エンジン自動停止再始動装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させ、その後、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させるエンジン自動停止再始動装置に関するものである。
昨今、自動車などの車両の燃費の改善や環境負荷の低減などを目的として、運転者の操作によりエンジンを停止するための所定の条件(たとえば、車両が所定車速以下で、ブレーキペダルの踏み込み操作が行われること)が満たされると、自動で燃料をカットしてエンジンを自動的に停止させ、その後、運転者の操作によりエンジンを再始動するための所定の条件(たとえば、ブレーキペダルの解除操作、およびアクセルペダルの踏み込み操作など)が満たされると、燃料噴射を再開してエンジンを自動的に再始動させるようにした、エンジン自動停止再始動装置が開発されている。
従来、このようなエンジン自働停止再始動装置として、エンジン自動停止後にエンジンのクランクシャフトが逆回転したか否かを検出可能なクランク角度センサを設け、エンジンのクランクシャフト逆回転中に燃料噴射および点火を抑制することにより、エンジンのクランクシャフトが逆回転することを阻止する装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、燃料噴射が行われた後にスタータスイッチがオフ状態にされた場合には、点火指令の発生を禁止して、燃料噴射された特定気筒が排気行程を少なくとも1回迎えるまでスタータモータを正転方向に駆動させることにより、特定気筒内の混合気を排出して次回のエンジン始動が困難になるのを防ぐ装置も提案されている(たとえば、特許文献2)。
特開2006−105143号公報 特許第4682966号公報
特許文献1に開示された従来装置においては、エンジンのクランクシャフトの逆回転を検出可能なセンサによりクランクシャフトが逆回転していることを検出すると、逆回転中の燃料噴射や点火を抑制しているが、点火装置への通電が開始された後に逆回転を検出して点火が抑制された状態のままスタータ駆動が中断されると、クランクシャフトが逆回転から正回転に復帰、またはクランクシャフトの回転速度が低下して停止した場合に、圧縮行程の気筒に点火されることになり、爆発エネルギーがクランクシャフトの逆回転方向に作用して逆回転が助長される可能性があるうえ、次回の始動時に気筒内に燃焼済みガスが残ることになって始動が困難になるという課題があった。
また、特許文献2に開示された従来装置においては、始動途中にスタータスイッチがオフ状態にされると、噴射済み燃料が排出されるまでは点火指令の発生を禁止したままスタータモータの駆動を継続することになるので、未燃焼の混合気が排出されてしまい、排気パイプ内での異常燃焼や環境負荷を増大させてしまうという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エンジンのクランクシャフト逆回転を助長する点火の発生を防止するとともに、環境負荷を増大させずに良好な始動性を確保したエンジン自動停止再始動装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエンジン自動停止再始動装置は、車両走行中に自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させ、その後、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させるエンジン自動停止再始動装置であって、エンジンに燃料を噴射する燃料噴射装置と、通電されることによりエネルギーを蓄積して通電遮断によりエンジンへの点火を行う点火装置と、通電されることによりエンジンを回転させる始動装置と、エンジンのクランク角度および回転方向を検出するクランク角度センサと、エンジンの運転状態を検出する各種センサと、燃料噴射装置を制御する燃料噴射制御手段と、始動装置を制御する始動装置制御手段と、点火装置を制御する点火制御手段と、各種センサからの検出情報に基づきエンジンの自動停止条件および再始動条件を判定し、自動停止条件の成立時にエンジンを自動停止させ、再始動条件の成立時に、燃料噴射制御手段、始動装置制御手段および点火制御手段を動作させてエンジンを再始動させるエンジン停止再始動判定手段と、を備え、エンジン停止再始動判定手段は、燃料噴射装置による燃料噴射済みの特定気筒に対して点火装置への通電中に、エンジンのクランクシャフトの逆回転または停止を検出した状態で再始動条件が不成立の場合には、特定気筒の点火が行われるまで始動装置への通電を行うものである。
この発明に係るエンジン自動停止再始動装置によれば、燃料噴射済みの特定気筒に対して点火装置への通電中にエンジン始動が中断された場合でも、始動装置で燃焼行程まで駆動して点火を行うことにより、エンジンの逆回転を助長する点火を防止するとともに、未燃焼の混合気を排出させることもないので、排気パイプ内での異常燃焼などを防止することができる。また、燃焼済みガスをエンジン内に残すこともないので、次回始動を困難にすることを防止することができる。
この発明の実施の形態1に係るエンジン自動停止再始動装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るエンジン自動停止再始動装置の制御機能構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1によるエンジン自動停止処理ルーチンを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるエンジン停止再始動判定処理ルーチンを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるエンジン再始動制御処理ルーチンを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による燃料噴射制御処理ルーチンを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるエンジン再始動時の燃料噴射シーケンスを示す説明図である。 この発明の実施の形態1による点火制御処理ルーチンを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による着火エネルギー蓄積判定処理ルーチンを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による始動装置制御処理ルーチンを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるエンジン再始動時の動作を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1によるエンジン再始動時の他の動作を示すタイミングチャートである。 特許文献1に記載の従来のエンジン自動停止再始動装置の動作を示すタイミングチャートである。 特許文献2に記載の従来のエンジン自動停止再始動装置の動作を示すタイミングチャートである。
実施の形態1.
以下、図1〜図10を参照しながら、この発明の実施の形態1について説明する。なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図1はこの発明の実施の形態1に係るエンジン自動停止再始動装置の全体概略構成を示すブロック図である。
図1において、エンジン自動停止再始動装置は、エンジン10と、始動装置20と、エンジン制御装置50(ECU:Electric Control Unit)と、エンジン10の運転状態を検出する各種センサ(車速センサ2、アクセル開度センサ3、ブレーキペダル4、イグニッションスイッチ5)と、エンジン10、始動装置20およびエンジン制御装置50に給電を行う電源(図示しない車載バッテリ)と、を備えている。
エンジン10には、燃料噴射装置11(インジェクタ)と、点火装置12(点火コイルおよび点火プラグ)と、エンジン10のクランクシャフトに設けられたリングギア13と、リングギア13に対向してクランクシャフトのクランク角度を検出するクランク角度センサ1と、が設けられている。
燃料噴射装置11は、エンジン10への燃料の供給を行い、点火装置12は、エンジン10に噴射された燃料への点火を行う。
始動装置20には、電源から通電されることにより回転してエンジン10を回転させるスタータモータ23と、スタータモータ23の回転軸に設けられたピニオンギア24と、ピニオンギア24を回転軸方向に押し出してリングギア13と噛み合わせるためのプランジャ22と、電源から通電されることによりプランジャ22を回転軸方向に移動させるソレノイド21と、が設けられている。
エンジン制御装置50には、クランク角度信号を出力するクランク角度センサ1と、車両の速度を検出して車速信号を出力する車速センサ2と、アクセル開度を検出してアクセル開度信号を出力するアクセル開度センサ3と、ペダルの動作状態を示すブレーキ信号を出力するブレーキペダル4と、車両のユーザのキー操作状態を示すイグニッションスイッチ5と、が接続されている。
エンジン制御装置50は、クランク角度センサ1および各種センサ(車速センサ2、アクセル開度センサ3、ブレーキペダル4、イグニッションスイッチ5)の検出情報に基づいて、エンジン10および始動装置20を駆動制御し、自動停止条件の成立時に自動停止を行うとともに、再始動条件の成立時に電源と始動装置20とを接続する。
エンジン制御装置50から始動装置20に対して通電が指示されると、まず、ソレノイド21への通電が行われ、プランジャ22が押し出された後、所定時間後にスタータモータ23への通電が開始されるように構成されている。
エンジン制御装置50は、具体的には図示しないが、各種のI/F回路と、マイクロコンピュータとにより構成されている。
また、エンジン制御装置50内のマイクロコンピュータ(以下、単に「エンジン制御装置50」という)は、具体的には図示しないが、アナログ信号(各種センサの検出信号など)をデジタル信号に変換するA/D変換器と、各種制御プログラム(エンジン自動停止再始動制御プログラムなど)を実行するCPUと、エンジン自動停止再始動制御プログラムおよび各種データテーブル(制御定数など)を記憶するROMと、各種制御プログラムを実行した際の変数などを記憶するRAMとにより構成されている。
図2はこの発明の実施の形態1に係るエンジン自動停止再始動装置の制御機能構成(各種処理ルーチン)を示すブロック図である。
図2において、エンジン制御装置50は、エンジン自動停止手段101を備えている。
エンジン自動停止手段101は、クランク角度センサ1および各種センサの検出情報に基づき、自動停止条件の成立/不成立および再始動条件の成立/不成立を判定し、燃料噴射装置11、点火装置12および始動装置20を制御して、エンジン10の自動停止および再始動を行う。
エンジン自動停止手段101は、エンジン停止再始動判定手段102と、エンジン再始動制御手段103と、燃料噴射制御手段104と、点火制御手段105と、着火エネルギー蓄積判定手段106と、始動装置制御手段107と、を備えている。
エンジン停止再始動判定手段102は、各種センサの検出信号を入力情報としてエンジン10の自動停止および再始動を判定する。
エンジン再始動制御手段103は、エンジン停止再始動判定手段102の判定結果およびクランク角度センサ1からのクランク角度信号を入力情報として、エンジン10の再始動制御を行う。
燃料噴射制御手段104は、エンジン停止再始動判定手段102の判定結果、エンジン再始動制御手段103の判定結果およびクランク角度信号を入力情報として、燃料噴射装置11を駆動制御する。
点火制御手段105は、始動装置制御手段107の制御状態、着火エネルギー蓄積判定手段106の判定結果およびクランク角度信号を入力情報として、点火装置12を駆動制御する。
着火エネルギー蓄積判定手段106は、点火制御手段105の制御状態を入力情報として、着火エネルギーの蓄積状態を判定する。
始動装置制御手段107は、エンジン再始動制御手段103の判定結果を入力情報として、始動装置20を駆動制御する。
次に、図1および図2を参照しながら、エンジン制御装置50内のエンジン自動停止手段101の概略動作について説明する。
まず、エンジン停止再始動判定手段102は、各種センサ(車速センサ2、アクセル開度センサ3、ブレーキペダル4、イグニッションスイッチ5など)からの入力情報を用いて、エンジン10の自動停止条件の成否を判定する。
燃料噴射制御手段104は、エンジン停止再始動判定手段102による自動停止条件の成立を示す判定結果を受けて、燃料噴射装置11の駆動を停止させてエンジン10を停止させる。
続いて、エンジン停止再始動判定手段102は、各種センサからの入力情報を用いて、エンジン10の再始動条件の成否を判定する。
エンジン再始動制御手段103は、エンジン停止再始動判定手段102による再始動条件の成立を示す判定結果を受けて、始動装置制御手段107への始動装置駆動要求を生成するとともに、燃料噴射制御手段104への燃料噴射許可指令を生成する。
始動装置制御手段107は、エンジン再始動制御手段103からの始動装置駆動要求に応じて、始動装置20への通電および制御を行う。
また、始動装置制御手段107は、始動装置20の制御状態に応じて、点火制御手段105による点火装置12の駆動時期(点火コイルの通電遮断タイミングの対応したクランク角度)を変更する。
始動装置20への通電が行われると、始動装置20(図1参照)においては、まず、ソレノイド21への通電が行われ、ソレノイド21は、プランジャ22を回転軸方向に駆動し、ピニオンギア24とリングギア13とを噛み合わせる。
その後、一定時間の経過後に、スタータモータ23への通電が行われ、スタータモータ23は、ピニオンギア24を回転させて、ピニオンギア24に噛み合わされたリングギア13を回転させる。
一方、燃料噴射制御手段104は、エンジン再始動制御手段103からの燃料噴射許可指令に応じて、所定の燃料噴射時期(燃料噴射タイミングの対応したクランク角度)で燃料噴射装置11を駆動して燃料噴射を行い、エンジン10を再始動させる。
点火制御手段105は、着火エネルギー蓄積判定手段106による着火エネルギー蓄積判定結果(図9とともに後述する)およびクランク角度信号に応じて、点火装置12への通電および通電遮断(点火)を制御する。
なお、点火装置12への通電とは、具体的には図示しないが、点火装置12内の点火コイルの1次側コイル(図示せず)の下流側に配置されたトランジスタ(図示せず)をONし、点火装置12内の1次側コイルの上流側に接続されている電源から電流を流すことを指す。このとき、トランジスタのON駆動は、エンジン制御装置50からの駆動信号により制御される。
点火装置12内の1次側コイルに電流を流した後に、トランジスタをOFFして電流を遮断すると、点火コイルの2次側コイルに高電圧が誘起され、この高電圧により点火プラグの電極間に高電圧スパークが誘発されて点火が行われる。
以下の説明においては、エンジン制御装置50からの駆動信号によって点火装置12のトランジスタがONされている状態を、点火装置12への通電中とする。
着火エネルギー蓄積判定手段106は、点火制御手段105による点火装置12への通電状態および電源電圧(バッテリ電圧)を監視し、点火装置12への着火に必要なエネルギーの蓄積状態を判定する。
次に、図1および図2とともに、図3〜図10を参照しながら、この発明の実施の形態1に係るエンジン自動停止再始動装置の動作について、さらに具体的に説明する。
図3はエンジン自動停止手段101によるエンジン自動停止処理ルーチンを示すフローチャートであり、図4はエンジン停止再始動判定手段102によるエンジン停止再始動判定処理ルーチンを示すフローチャートである。
また、図5はエンジン再始動制御手段103によるエンジン再始動制御処理ルーチンを示すフローチャートであり、図6は燃料噴射制御手段104による燃料噴射制御処理ルーチンを示すフローチャートである。
図7は燃料噴射制御手段104によるエンジン再始動時の燃料噴射シーケンスを示す説明図であり、エンジン10が4気筒(#1〜#4気筒)の場合の燃料噴射タイミング(ハッチングブロック)を、気筒ごとの各行程(吸気、圧縮、燃焼、排気)に対応させて示している。
図8は点火制御手段105による点火制御処理ルーチンを示すフローチャートであり、図9は着火エネルギー蓄積判定手段106による着火エネルギー蓄積判定処理ルーチンを示すフローチャートである。
さらに、図10は始動装置制御手段107による始動装置制御処理ルーチンを示すフローチャートである。
図3〜図10において、図3〜図5および図10の処理ルーチンは、一定周期(たとえば、5[m秒])ごとに実行され、図6、図8および図9の処理ルーチンは、クランク角度信号の入力(たとえば、10[deg])ごとに実行される。
図3〜図10の処理ルーチンは、エンジン制御装置50のROM内に格納されているエンジン自動停止再始動制御プログラムによって実行される。
エンジン制御装置50は、車両のイグニッションスイッチ5がONされると、電源(車載バッテリ)から給電されて動作を開始し、エンジン制御装置50内に設けられたCPU(エンジン自動停止手段101)が、ROM内に格納されているエンジン自動停止再始動制御プログラムを、図3〜図10のように実行する。
図3において、エンジン制御装置50内のエンジン自動停止手段101は、まず、エンジン停止再始動判定処理ルーチンを実行し(ステップS101)、自動停止要求フラグF1および再始動要求フラグF2を設定する。なお、ステップS101の詳細については、図4とともに後述する。
続いて、エンジン自動停止手段101は、自動停止要求フラグF1が「1」であるか否かを判定し(ステップS012)、F1=0(すなわち、NO)と判定されれば、後述の判定処理(ステップS107)に進む。
一方、ステップS102において、F1=1(すなわち、YES)と判定されれば、エンジン自動停止を実行して燃料噴射を停止するために、燃料噴射許可フラグF4を「0」にリセットし(ステップS103)、自動停止中フラグF3を「1」にセットする(ステップS104)。
続いて、再始動要求フラグF2が「1」であるか否かを判定し(ステップS105)、F2=0(すなわち、NO)と判定されれば、再始動要求が生成されていないので、図3の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS105において、F2=1(すなわち、YES)と判定されれば、エンジン10を再始動するために、エンジン再始動制御処理ルーチンを実行し(ステップS106)、図3の処理ルーチンを終了する。なお、ステップS106の詳細については、図5とともに後述する。
なお、ステップS107においては、自動停止中フラグF3が「1」であるか否かを判定し、F3=0(すなわち、NO)と判定されれば、エンジン10が自動停止中ではないと見なされるので、図3の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS107において、F3=1(すなわち、YES)と判定されれば、エンジン10が自動停止中なので、再始動要求フラグF2の判定処理(ステップS105)に進む。
次に、エンジン自動停止手段101内のエンジン停止再始動判定手段102によるエンジン停止再始動判定処理(図3内のステップS101)について、詳細に説明する。
図4において、エンジン停止再始動判定手段102は、まず、イグニッションスイッチ5がONであるか否かを判定し(ステップS201)、イグニッションスイッチ5がOFFである(すなわち、NO)と判定されれば、後述の判定処理(ステップS210)に進む。
一方、ステップS201において、イグニッションスイッチ5がONである(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、ブレーキペダル4が踏込み状態であるか開放状態であるかを判定し(ステップS202)、ブレーキペダル4が開放状態である(すなわち、NO)と判定されれば、後述の判定処理(ステップS207)に進む。
一方、ステップS202において、ブレーキペダル4が踏込み状態である(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、アクセル開度センサ3からのアクセル開度信号が「アクセル開度=0」を示しているか否かを判定し(ステップS203)、アクセル開度>0(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS207に進む。
一方、ステップS203において、アクセル開度=0(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、車速センサ2からの車速信号が「車速≦所定車速(たとえば、10[km/h])」を示しているか否かを判定し(ステップS204)、車速>所定車速(すなわち、NO)と判定されれば、車両が通常走行中と見なされるので、図4の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS204において、車速≦所定車速(すなわち、YES)と判定されれば、自動停止処理を実行するために、自動停止要求フラグF1を「1」にセットし(ステップS205)、再始動要求フラグF2を「0」にリセットして(ステップS206)、図4の処理ルーチンを終了する。
なお、ステップS202、S203の判定結果が「NO」の場合に実行されるステップS207においては、自動停止要求フラグF1が「1」であるか否かを判定し、F1=0(すなわち、NO)と判定されれば、自動停止されていないと見なされるので、図4の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS207において、F1=1(すなわち、YES)と判定されれば、再始動を実行するために、自動停止要求フラグF1を「0」にリセットし(ステップS208)、再始動要求フラグF2を「1」にセットして(ステップS209)、図4の処理ルーチンを終了する。
また、ステップS201の判定結果が「NO」の場合に実行されるステップS210においては、イグニッションスイッチ5がOFF時の処理として、始動装置駆動要求フラグF5を「0」にリセットし(ステップS210)、自動停止中フラグF3を「0」にリセットし(ステップS211)、自動停止要求フラグF1を「0」にリセットし(ステップS212)、再始動要求フラグF2を「0」にリセットして(ステップS213)、図4の処理ルーチンを終了する。
次に、エンジン自動停止手段101内のエンジン再始動制御手段103によるエンジン再始動制御処理(図3内のステップS106)について、詳細に説明する。
図5において、エンジン再始動制御手段103は、まず、エンジン再始動を実行するために、燃料噴射許可フラグF4を「1」にセットし(ステップS301)、クランク角度信号に基づくエンジン回転速度Neが所定回転速度(たとえば、600[rpm])未満であるか否かにより、エンジン10の始動が未完了であるか否かを判定する(ステップS302)。
ステップS302において、Ne<所定回転速度(すなわち、YES)と判定されれば、エンジン10が始動完了していないので、始動装置20を駆動するために、始動装置駆動要求フラグF5を「1」にセットして(ステップS303)、図5の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS302において、Ne≧所定回転速度(すなわち、NO)と判定されれば、エンジン10が燃焼により始動完了したと見なされるので、始動装置20を停止するために、始動装置駆動要求フラグF5を「0」にリセットし(ステップS304)、再始動要求フラグF2を「0」にリセットし(ステップS305)、自動停止中フラグF3を「0」にリセットして(ステップS306)、図5の処理ルーチンを終了する。
次に、エンジン自動停止手段101内の燃料噴射制御手段104による燃料噴射制御処理について、詳細に説明する。
図6において、燃料噴射制御手段104は、まず、燃料噴射許可フラグF4が「1」であるか否かを判定し(ステップS401)、F4=0(すなわち、NO)と判定されれば、燃料噴射許可指令が生成されていないので、図6の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS401において、F4=1(すなわち、YES)と判定されれば、所定の燃料噴射開始時期であるか否かを判定するために、クランク角度信号が燃料噴射開始クランク角度を示しているか否かを判定する(ステップS402)。
ステップS402において、クランク角度信号が燃料噴射開始クランク角度でない(すなわち、NO)と判定されれば、燃料噴射を実行せずに図6の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS402において、クランク角度信号が燃料噴射開始クランク角度である(すなわち、YES)と判定されれば、燃料噴射制御手段104は、燃料噴射装置11を駆動して、エンジン10に始動用燃料を噴射する(ステップS403)。
最後に、燃料噴射制御手段104は、燃料噴射済みフラグF6を「1」にセットし(ステップS404)、エンジン10に燃料が噴射されたこと(エンジン10内に未燃焼の燃料が残っていること)を明示して、図6の処理ルーチンを終了する。
図7は燃料噴射制御手段104によるエンジン再始動時の燃料噴射シーケンスを示しており、ハッチングブロックは燃料噴射タイミングに対応している。
図7において、再始動要求(破線タイミング)が生成される前の自動停止中は、燃料噴射が中断されている。
その後、再始動要求の生成に応じた再始動開始後は、再始動開始(破線タイミング)とほぼ同時に、所定の複数気筒で燃料噴射が再開される。
具体的には、図7内の再始動要求(破線タイミング)の生成直後に、吸気行程にある♯1気筒と、排気行程にある♯3気筒とで、燃料噴射(ハッチングブロック参照)が再開される。
その後は、所定タイミングで、すなわち、燃焼下死点前(BBDC)の5[deg]ごとに、各気筒に燃料が噴射される。
次に、エンジン自動停止手段101内の点火制御手段105による点火制御処理について、詳細に説明する。
図8において、点火制御手段105は、まず、クランク角度信号に基づきエンジン10のクランクシャフトが回転している(Ne>0)か否かを判定し(ステップS501)、クランクシャフトが停止中(Ne=0)(すなわち、NO)と判定されれば、後述の判定処理(ステップS508)に進む。
一方、ステップS501において、クランクシャフトが回転中(Ne>0)(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、クランク角度信号に基づきクランクシャフトが正回転しているか否(逆回転している)かを判定する(ステップS502)。
なお、クランクシャフトの回転方向は、たとえばクランク角度信号の電圧レベルにより判定することができる。
たとえば、クランク角度信号の電圧レベルが0Vおよび5Vの場合は、クランクシャフトの回転方向が正回転であると判定され、クランク角度信号の電圧レベルが2.5Vおよび5Vの場合は、クランクシャフトの回転方向が逆回転であると判定される。
ステップS502において、クランクシャフトの回転方向が逆回転である(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS508に進む。
一方、ステップS502において、クランクシャフトの回転方向が正回転である(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、点火装置12への通電制御を実行すべき時期であるか否かを判定するために、クランク角度信号が点火装置12への通電開始クランク角度(たとえば、圧縮上死点前(BTDC)の75[deg])を示しているか否かを判定する(ステップS503)。
ステップS503において、クランク角度信号が通電開始クランク角度を示している(すなわち、YES)と判定されれば、点火装置12への通電を開始し(ステップS504)、続いて、クランク角度信号が点火時期に対応した通電遮断クランク角度(たとえば、圧縮上死点前(BTDC)の5[deg])を示しているか否かを判定する(ステップS505)。
一方、ステップS503において、クランク角度信号が通電開始クランク角度でない(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS504を実行せずにステップS505の判定処理に進む。
ステップS505において、クランク角度信号が通電遮断クランク角度でない(すなわち、NO)と判定されれば、図8の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS505において、クランク角度信号が通電遮断クランク角度である(すなわち、YES)と判定されれば、点火制御手段105は、燃料噴射済みフラグF6を「0」にリセットして(ステップS506)、エンジン10に噴射された燃料が燃焼したことを明示し、点火装置12への通電を遮断してエンジン10の点火を行い(ステップS507)、図8の処理ルーチンを終了する。
なお、ステップS501、S502の判定結果が「NO」の場合に実行されるステップS508においては、点火装置12への通電中であるか否かを判定し、点火装置12への通電中でない(すなわち、NO)と判定されれば、図8の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS508において、点火装置12への通電中である(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、再始動要求フラグF2が「0」であるか否かを判定し(ステップS509)、F2=0(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、エンジン10内に未燃焼の燃料が存在するか否かを判定するために、燃料噴射済みフラグF6が「1」であるか否かを判定する(ステップS510)。
一方、ステップS509において、F2=1(すなわち、NO)と判定されれば、その後に始動装置20が駆動され、クランク角度センサ1による信号よりクランクシャフトの回転方向が正回転となり、クランク角度センサ1によるクランク角度が通電遮断クランク角度に到達するものと見なし、点火装置12への通電を維持したまま、図8の処理ルーチンを終了する。
ステップS510において、F6=0(すなわち、NO)と判定されれば、点火しても燃焼が起こらないものと見なし、点火装置12への通電を遮断(点火)するためのステップS507に進む。
一方、ステップS510において、F6=1(すなわち、YES)と判定されれば、点火装置12への通電を遮断した場合に、燃料を着火するのに必要なエネルギーが蓄積されているか否かを判定するために、点火制御手段105は、着火エネルギー蓄積判定手段106からの着火エネルギー蓄積フラグF7(図9とともに後述する)が「1」であるか否かを判定する(ステップS511)。
ステップS511において、F7=0(すなわち、NO)と判定されれば、点火装置12への通電を遮断(点火)しても、エンジン10内の燃料には着火しないものと見なし、点火装置12への通電を遮断するためのステップS507に進む。
一方、ステップS511において、F7=1(すなわち、YES)と判定されれば、点火装置12への通電を遮断すると、エンジン10内の燃料に着火して燃焼が起こるものと見なし、点火装置12への通電を維持したまま、図8の処理ルーチンを終了する。
次に、エンジン自動停止手段101内の着火エネルギー蓄積判定手段106による着火エネルギー蓄積判定処理について、詳細に説明する。
図9において、着火エネルギー蓄積判定手段106は、まず、点火装置12への通電中であるか否かを判定し(ステップS601)、点火装置12への通電中でない(すなわち、NO)と判定されれば、後述のステップS604に進む。
一方、ステップS601において、点火装置12への通電中である(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、着火エネルギーの蓄積状態を判定するために、点火装置12への通電時間が所定時間(燃料への着火が可能な着火エネルギーに対応)以上であるか否かを判定する(ステップS602)。
なお、燃料への着火が可能な着火エネルギーが点火装置12に蓄積されたことの判定基準となる所定時間は、電源電圧と通電時間とのマップ演算により設定され、たとえば、電源電圧14[V]において800[マイクロ秒]程度となる。
ここで、点火装置12への通電時間は、点火装置12に対して非通電状態から通電状態に設定した後の通電継続時間を、エンジン制御装置50内でカウントすることにより計測することができる。
ステップS602において、点火用の通電時間≧所定時間(すなわち、YES)と判定されれば、燃料への着火が可能な着火エネルギーが点火装置12に蓄積されているので、着火エネルギー蓄積フラグF7を「1」にセットして(ステップS603)、図9の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS602において、点火用の通電時間<所定時間(すなわち、NO)と判定されれば、燃料への着火が可能な着火エネルギーが点火装置12に蓄積されていないので、着火エネルギー蓄積フラグF7を「0」にリセットして(ステップS604)、図9の処理ルーチンを終了する。
次に、エンジン自動停止手段101内の始動装置制御手段107による始動装置制御処理について、詳細に説明する。
図10において、始動装置制御手段107は、まず、始動装置駆動要求フラグF5が「1」であるか否かを判定し(ステップS701)、F5=0(すなわち、NO)と判定されれば、後述の判定処理(ステップS705)に進む。
一方、ステップS701において、F5=1(すなわち、YES)と判定されれば、燃焼用駆動フラグF8を「0」にリセットして(ステップS702)、エンジン回転速度Neが逆回転閾値NeM(たとえば、−40[rpm])よりも大きく、かつ、正回転閾値NeP(たとえば、50[rpm])未満であるか否かを判定する(ステップS703)。
ステップS703において、NeM<Ne<NeP(すなわち、YES)と判定されれば、始動装置20への通電をONして(ステップS704)、図10の処理ルーチンを終了する。
始動装置20への通電が開始されると、ソレノイド21への通電が行われ、ピニオンギア24がリングギア13に押し付けられる。その後、一定時間の経過後に噛み合うので、スタータモータ23への通電が開始され、リングギア13が駆動される。
ここで、一定時間とは、ソレノイド21への通電開始後に、ピニオンギア24がリングギア13に当接するのに要する時間(たとえば、50[m秒])である。
一方、ステップS703において、Ne≦NeM、または、Ne≧NeP(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS704を実行せずに、図10の処理ルーチンを終了する。
なお、ステップS701の判定結果が「NO」の場合に実行されるステップS705においては、燃焼用駆動フラグF8が「1」であるか否かを判定し、F8=1(すなわち、YES)と判定されれば、後述の判定処理(ステップS707)に進む。
一方、ステップS705において、F8=0(すなわち、NO)と判定されれば、続いて、クランク角度信号に基づき、クランクシャフトの回転方向が正回転であるか否(逆回転)かを判定し(ステップS706)、逆回転である(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS707に進む。
一方、ステップS706において、クランクシャフトの回転方向が正回転である(すなわち、YES)と判定されれば、燃焼用駆動フラグF8を「0」にリセットし(ステップS711)、始動装置20への通電をOFFして(ステップS712)、図10の処理ルーチンを終了する。
なお、ステップS705の判定結果が「YES」、またはステップS706の判定結果が「NO」の場合に実行されるステップS707においては、点火装置12への通電中であるか否かを判定し、通電中でない場合(NO)には、始動装置20への通電をOFFするために、ステップS711に進む。
一方、ステップS707において、点火装置12への通電中である(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、エンジン10内に未燃焼の燃料が存在するかを判定するために、燃料噴射済みフラグF6が「1」であるか否かを判定し(ステップS708)、F6=0(すなわち、NO)と判定されれば、始動装置20への通電をOFFするために、ステップS711に進む。
一方、ステップS708において、F6=1(すなわち、YES)と判定されれば、始動装置20への通電をONするために、点火装置12の通電遮断クランク角度を遅角側に設定する(ステップS709)。
ここで、クランク角度の遅角設定値は、たとえば、圧縮上死点後(ATDC)の105[deg]である。
また、ステップS709に続いて、燃焼用駆動フラグF8を「1」にセットし(ステップS710)、エンジン10内に噴射済みの燃料を燃焼させるまで始動装置20を駆動することを明示して、始動装置20をONするためのステップS704に進む。
次に、図11を参照しながら、この発明の実施の形態1による動作について説明する。
図11はこの発明の実施の形態1による再始動時のエンジン10の動作を示すタイミングチャートであり、車両走行状態(Ne≧NeP)でエンジン自動停止処理が実行された際の動作を示している。
図11においては、エンジン10の惰性回転中に、ドライバ操作に基づき再始動条件が成立すると、燃料噴射を再開し、エンジン回転中にエンジン回転速度Neが所定回転速度(たとえば、600[rpm])を下回ると、始動装置20への通電を開始することによりピニオンギア24とリングギア13を噛み合わせ、その後、スタータモータ23のクランキングによりエンジン10が再始動を開始した時点で、点火装置12への通電時間が着火に必要な所定時間(たとえば、800[マイクロ秒])だけ継続された後に、イグニッションスイッチ5をOFFした場合の動作を示している。
図11において、(a)はエンジン回転速度Ne[rpm]であり、(b)は4気筒のエンジン10に対してクランク角度センサ1で計測したエンジン10のクランク角度[deg]である。
(b)のクランク角度においては、上死点=0[deg]として、180[deg]ごとに繰り返すクランク角度の時間的推移が示されている。
(c)はイグニッションスイッチ5の状態を示し、(d)は自動停止要求フラグF1の状態を示している。
(d)の自動停止要求フラグF1は、自動停止条件が成立した場合には「1」にセットされ、再始動条件が成立した場合、またはイグニッションスイッチ5がOFFの場合には「0」にリセットされる。
(e)は再始動要求フラグF2の状態を示しており、再始動要求フラグF2は、再始動条件が成立した場合には「1」にセットされ、エンジン10が始動完了した場合、またはイグニッションスイッチ5がOFFの場合には「0」にリセットされる。
(f)は自動停止中フラグF3の状態を示しており、自動停止中フラグF3は、エンジン10が自動停止中である場合には「1」にセットされ、エンジン10が始動完了した場合、またはイグニッションスイッチ5がOFFの場合には「0」にリセットされる。
(g)は燃料噴射許可フラグF4の状態を示しており、燃料噴射許可フラグF4は、再始動処理が実行されている場合には「1」にセットされ、自動停止処理が実行されている場合には「0」にリセットされる。
(h)は始動装置駆動要求フラグF5の状態を示しており、始動装置駆動要求フラグF5は、再始動処理が実行されている場合には「1」にセットされ、エンジン10が始動完了した場合、またはイグニッションスイッチ5がOFFの場合には「0」にリセットされる。
(i)は燃料噴射済みフラグF6の状態を示しており、燃料噴射済みフラグF6は、燃料噴射装置11がエンジン10内に燃料を噴射した場合には「1」にセットされ、点火装置12がエンジン10内の燃料に点火した場合には「0」にリセットされる。
(j)は着火エネルギー蓄積フラグF7の状態を示しており、着火エネルギー蓄積フラグF7は、点火装置12への通電が行われて着火に必要なエネルギーが点火装置12に蓄積されたと判定した場合には「1」にセットされ、着火に必要なエネルギーが点火装置12に蓄積されていないと判定した場合には「0」にリセットされる。
(k)は燃焼用駆動フラグF8の状態を示しており、燃焼用駆動フラグF8は、始動装置20への駆動要求がない状態で、点火装置12への通電中の気筒に未燃焼の燃料が存在する場合には「1」にセットされ、始動装置20への駆動要求がある場合、または、点火装置12へ通電されていない場合、または、エンジン10内に未燃焼の燃料が存在しない場合には「0」にリセットされる。
(l)は始動装置20への通電状態およびソレノイド21への通電状態(ピニオンギア24の駆動状態)の時間的推移を示している。
(m)はスタータモータ23への通電状態の時間的推移を示している。なお、スタータモータ23への通電状態は、電流センサを用いて実験的に求めたものである。
(n)は燃料噴射装置11の駆動状態(噴射状態)を示しており、燃料噴射装置11がエンジン10に燃料を噴射している場合には「1」がセットされ、燃料噴射装置11がエンジン10に燃料を噴射していない場合には「0」にリセットされる。
(o)は点火装置12への通電状態を示しており、点火装置12に通電されている場合には「1」がセットされ、点火装置12に通電されていない場合には「0」にリセットされる。
図11において、車両走行中の時刻t11に自動停止条件が成立すると、(d)の自動停止要求フラグF1に「1」がセットされ(図4内のステップS205)、(f)の自動停止中フラグF3に「1」がセットされると同時に、(g)の燃料噴射許可フラグF4が「0」にリセットされ(図3内のステップS103〜S104)、「F4=0」を受けて、(n)の燃料噴射装置11の噴射駆動が停止される(図6内のステップS401)。
次に、ドライバ操作により、時刻t12に再始動条件が成立すると、(d)の自動停止要求フラグF1が「0」にリセットされると同時に、(e)の再始動要求フラグF2に「1」がセットされ(図4内のステップS208〜S209)、(g)の燃料噴射許可フラグF4に「1」がセットされると同時に、(h)の始動装置駆動要求フラグF5に「1」がセットされる(図5内のステップS301〜S303)。
(g)に示す燃料噴射許可フラグF4が「1」を受け、(n)に示す燃料噴射装置11の噴射が再開され、(i)に示す燃料噴射済みフラグF6に「1」がセットされる。(図6のS401〜404)
次に、(a)のエンジン回転速度Neが正回転閾値NeP未満に低下した時刻t13において、(h)の「F5=1」を受け、(a)の「Ne<NeP(50[rpm])」により、(l)の始動装置への通電をONする(図10内のステップS701〜S704)。
続いて、時刻t14において、時刻t12で噴射された燃料が吸入された気筒に対する点火に備え、(o)の点火装置12への通電を開始する(図8内のステップS504)。
続いて、時刻t15において、クランク角度センサ1からのクランク角度信号により、クランクシャフトの逆回転が検出されると、(o)の「点火装置12への通電中」および(e)の「F2=1」により、(o)の点火装置12への通電は継続される(図8内のステップS508〜S509)。
続いて、時刻t16において、(c)のイグニッションスイッチ5がOFFされ、(e)の再始動要求フラグF2が「0」にリセットされ、(f)の自動停止中フラグF3が「0」にリセットされ、(h)の始動装置駆動要求フラグF5が「0」にリセットされる(図4内のステップS210〜S213)。
このとき、(a)の「逆回転」、(o)の「点火装置12への通電中」、(i)の「F6=1」、(e)の「F2=0」、および、(j)の「F7=1」から、点火装置12への通電を遮断(点火)すると、逆回転を助長する燃焼が発生すると見なされるので、(o)の「点火装置12への通電」が継続される(図8内のステップS508〜S511)。
また、(a)の「逆回転」、(o)の「点火装置12への通電中」、および、(i)の「F6=1」から、通電遮断クランク角度が遅角設定されるとともに、(k)の燃焼用駆動フラグF8に「1」がセットされ、(l)の「始動装置20への通電ON」が継続される(図10内のステップS705〜S710)。
次に、時刻t17において、(b)のクランク角度が通電遮断クランク角度(遅角設定されたATDC−105[deg])に達すると、(o)の点火装置12への通電を遮断(点火)し、(i)の燃料噴射済みフラグF6が「0」にリセットされる(図8内のS505〜S507)。
このとき、(k)の「F8=1」の状態で、点火装置12への通電が遮断されたことより、(k)の燃焼用駆動フラグF8は「0」にリセットされ、(l)の始動装置20への通電がOFFされ、(m)のスタータモータ23への通電がOFFされる(図10内のステップS705、S707、S711〜S712)。
図12はこの発明の実施の形態1による再始動時のエンジン10の他の動作を示すタイミングチャートである。
図12においては、車両走行状態からエンジン自動停止を実行し、エンジン惰性回転中にドライバ操作に基づき再始動条件が成立すると燃料噴射を再開し、エンジン回転中にエンジン回転速度Neが所定回転速度を下回ると、始動装置20への通電を開始することによりピニオンギア24とリングギア13を噛み合わせ、その後、スタータモータ23のクランキングによりエンジン10が再始動を開始したときに、点火装置12への通電が着火に必要な所定時間だけ継続される前に、イグニッションスイッチ5がOFFされた場合の動作を示している。
図12において、時刻t21〜t25の動作については、前述(図11)の時刻t11〜時刻t15の動作と同様なので説明を省略する。
時刻t25(時刻t15)に続く時刻t26において、(c)のイグニッションスイッチ5がOFFされ、(e)の再始動要求フラグF2が「0」にリセットされ、(f)の自動停止中フラグF3が「0」にリセットされ、(h)の始動装置駆動要求フラグF5が「0」にリセットされる(図4内のステップS210〜S213)。
このとき、(a)の「逆回転」、(o)の「点火装置12への通電中」、(i)の「F6=1」、(e)の「F2=0」、および、(j)の「F7=0」により、点火装置12への通電を遮断(点火)しても、エンジン10内の燃料には着火しないと見なされるので、点火装置12への通電が遮断(点火)される(図8内のステップS508〜S511、S507)。
続いて、(a)の「逆回転」、および、(o)の「点火装置12への通電OFF」により、(l)の始動装置20への通電がOFFされる(図10内のステップS706〜S707、S712)。
次に、この発明の実施の形態1(図11)による効果を強調するために、従来装置の動作について説明する。
図13は従来(前述の特許文献1)のエンジン自動停止再始動装置の動作を示すタイミングチャートであり、この発明の実施の形態1(図11)の動作に対比させた場合を示している。
図13において、時刻t31〜t35の動作については、前述(図11)の時刻t11〜t15の動作と同様なので説明を省略する。
図13の場合、エンジンのクランクシャフトが逆回転したか否かを検出可能なクランク角度センサにより、時刻t35においてエンジンの逆回転を検出すると、逆回転中は燃料噴射および点火を抑制するものの、エンジンが正回転に復帰すると点火の抑制が解除される。
この結果、エンジンが逆回転するような状態で再始動条件が不成立となった場合(時刻t36)には、逆回転から正回転への移行時(時刻t37)に、圧縮行程で正回転を検出して点火の抑制が解除されて即座に点火が行われると、図13(a)のエンジン回転速度Neで示すように逆回転が助長されて、エンジン内に燃焼済みガスが残り、次回の始動が困難になる。
これに対して、この発明の実施の形態1(図11)によれば、上記の場合に点火が行われることがないので、図11(a)のエンジン回転速度Neで示すように逆回転が助長されることはなく、上記課題は解消される。
同様に、この発明の実施の形態1(図11)による効果を強調するために、別の従来装置の動作について説明する。
図14は従来(前述の特許文献2)のエンジン自動停止再始動装置の動作を示すタイミングチャートであり、この発明の実施の形態1(図11)の動作に対比させた場合を示している。
図14において、時刻t41〜t45の動作については、前述(図11)の時刻t11〜時刻t15の動作と同様なので説明を省略する。
図14の場合、初回の燃料噴射が行われた後に、始動装置の駆動要求が無くなった場合(時刻t46)には、点火を抑制しつつ、燃料が供給された特定気筒が排気行程を少なくとも1回迎えるまで始動装置の駆動を継続するので、噴射済み燃料が未燃焼のまま排気され、三元触媒の損傷および環境汚染を招くという課題があった。
これに対して、この発明の実施の形態1(図11)によれば、燃料が供給された特定気筒に対して点火制御が行われるまで始動装置20への通電が行われるので、噴射済み燃料が未燃焼のまま排気されることはなく、上記課題は解消される。
以上のように、第1の発明の実施の形態1(図1〜図12)に係るエンジン自動停止再始動装置は、車両走行中に自動停止条件が成立するとエンジン10を自動停止させ、その後、再始動条件が成立するとエンジン10を再始動させるエンジン自動停止再始動装置であって、エンジン10に燃料を噴射する燃料噴射装置11と、通電されることによりエネルギーを蓄積して通電遮断によりエンジン10への点火を行う点火装置12と、通電されることによりエンジン10を回転させる始動装置20と、エンジン10のクランク角度および回転方向を検出するクランク角度センサ1と、エンジン10の運転状態を検出する各種センサ(車速センサ2、アクセル開度センサ3、ブレーキペダル4、イグニッションスイッチ5)と、燃料噴射装置11を制御する燃料噴射制御手段104と、始動装置20を制御する始動装置制御手段107と、点火装置12を制御する点火制御手段105と、各種センサからの検出情報に基づきエンジン10の自動停止条件および再始動条件を判定し、自動停止条件の成立時にエンジン10を自動停止させ、再始動条件の成立時に、燃料噴射制御手段104、始動装置制御手段107および点火制御手段105を動作させてエンジン10を再始動させるエンジン停止再始動判定手段102と、を備えている。
エンジン停止再始動判定手段102は、燃料噴射装置11による燃料噴射済みの特定気筒に対して点火装置12への通電中に、エンジン10のクランクシャフトの逆回転または停止を検出した状態で再始動条件が不成立の場合には、特定気筒の点火が行われるまで始動装置への通電を行う。
また、点火制御手段105は、エンジン停止再始動判定手段102により再始動条件の不成立が判定された場合に、通電遮断クランク角度を遅角させて、点火装置12の点火タイミングを遅らせる。
このように、エンジン10のクランクシャフトの逆回転を検出したときに、燃料噴射済みの特定気筒に対して点火装置12への通電が開始された通電状態で再始動が中断された場合でも、圧縮行程で未点火のまま点火装置12への通電を遮断するか、または、始動装置20(スタータモータ23)でエンジン10を回転させ、始動装置20の駆動を燃焼行程まで継続して、燃焼行程で点火を行う。
これにより、燃料噴射済みの特定気筒に対して点火装置12への通電中にエンジン10の始動が中断された場合でも、エンジン10のクランクシャフト逆回転を助長する点火の発生を防止すると同時に、未燃焼の燃料の排出や排気パイプ内での異常燃焼を防止することができる。
また、エンジン10内に燃焼済みガスが留まることがないので、次回の始動が困難になることも防止することができる。
さらに、再始動条件不成立と判定した後に、始動装置20で燃焼行程まで駆動して点火を行う際に、点火時期を遅角させることにより、余計なクランクシャフトの正回転駆動を抑制して、迅速にエンジン10を停止させることができる。
また、この発明の実施の形態1に係るエンジン自動停止再始動装置は、点火装置12に蓄積された着火エネルギー量を判定する着火エネルギー蓄積判定手段106を備えており、点火制御手段105は、エンジン10のクランクシャフトの逆回転が検出されたときに、エンジン停止再始動判定手段102により再始動条件の不成立が判定された状態で、かつ、着火エネルギー蓄積判定手段106により着火エネルギー量が小さいと判定された場合には、直ちに点火装置12への通電を遮断する。具体的には、着火エネルギー蓄積判定手段106は、電源電圧と点火装置12への通電時間とを監視し、判定基準の所定時間を電源電圧と通電時間とのマップ演算で設定することにより着火エネルギー量を判定する。
このように、着火エネルギー蓄積判定手段106を設け、逆回転検出時に燃料噴射済みの特定気筒に対して点火装置12への通電開始状態で再始動が中断された場合でも、点火装置12の蓄積エネルギーが小さい場合には、直ちに点火装置12への通電を遮断することにより、噴射済み燃料に着火することなくエンジン10を停止させるとともに、エンジン10のクランクシャフト逆回転を助長する圧縮行程での点火を防止することができる。
1 クランク角度センサ、2 車速センサ、3 アクセル開度センサ、4 ブレーキペダル、5 イグニッションスイッチ、10 エンジン、11 燃料噴射装置、12 点火装置、13 リングギア、20 始動装置、21 ソレノイド、22 プランジャ、23 スタータモータ、24 ピニオンギア、50 エンジン制御装置、101 エンジン自動停止手段、102 エンジン停止再始動判定手段、103 エンジン再始動制御手段、104 燃料噴射制御手段、105 点火制御手段、106 着火エネルギー蓄積判定手段、107 始動装置制御手段、F1 自動停止要求フラグ、F2 再始動要求フラグ、F3 自動停止中フラグ、F4 燃料噴射許可フラグ、F5 始動装置駆動要求フラグ、F6 燃料噴射済みフラグ、F7 着火エネルギー蓄積フラグ、F8 燃焼用駆動フラグ、Ne エンジン回転速度。

Claims (4)

  1. 車両走行中に自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させ、その後、再始動条件が成立すると前記エンジンを再始動させるエンジン自動停止再始動装置であって、
    前記エンジンに燃料を噴射する燃料噴射装置と、
    通電されることによりエネルギーを蓄積して通電遮断により前記エンジンへの点火を行う点火装置と、
    通電されることにより前記エンジンを回転させる始動装置と、
    前記エンジンのクランク角度および回転方向を検出するクランク角度センサと、
    前記エンジンの運転状態を検出する各種センサと、
    前記燃料噴射装置を制御する燃料噴射制御手段と、
    前記始動装置を制御する始動装置制御手段と、
    前記点火装置を制御する点火制御手段と、
    前記各種センサからの検出情報に基づき前記エンジンの自動停止条件および再始動条件を判定し、前記自動停止条件の成立時に前記エンジンを自動停止させ、前記再始動条件の成立時に、前記燃料噴射制御手段、前記始動装置制御手段および前記点火制御手段を動作させて前記エンジンを再始動させるエンジン停止再始動判定手段と、を備え、
    前記エンジン停止再始動判定手段は、
    前記燃料噴射装置による燃料噴射済みの特定気筒に対して前記点火装置への通電中に、前記エンジンのクランクシャフトの逆回転または停止を検出した状態で前記再始動条件が不成立の場合には、前記特定気筒の点火が行われるまで前記始動装置への通電を行うことを特徴とするエンジン自動停止再始動装置。
  2. 前記点火制御手段は、前記エンジン停止再始動判定手段により前記再始動条件の不成立が判定された場合に、前記点火装置の点火タイミングを遅らせることを特徴とする請求項1に記載のエンジン自動停止再始動装置。
  3. 前記点火装置に蓄積された着火エネルギー量を判定する着火エネルギー蓄積判定手段を備え、
    前記点火制御手段は、前記エンジンのクランクシャフトの逆回転が検出されたときに、前記エンジン停止再始動判定手段により前記再始動条件の不成立が判定された状態で、かつ、前記着火エネルギー蓄積判定手段により前記着火エネルギー量が小さいと判定された場合には、直ちに前記点火装置への通電を遮断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジン自動停止再始動装置。
  4. 前記着火エネルギー蓄積判定手段は、電源電圧と前記点火装置への通電時間とを監視することにより、前記着火エネルギー量を判定することを特徴とする請求項3に記載のエンジン自動停止再始動装置。
JP2012038896A 2012-02-24 2012-02-24 エンジン自動停止再始動装置 Active JP5456088B2 (ja)

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