JP5455666B2 - 点検口のロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、天井や床下、側壁などの壁面に設けられる点検口のロック装置に関する。
本出願人は、特許文献1および特許文献2において、点検口のロック装置を提案している。特許文献1では、爪片を有するロック軸の下端部を、内枠の水平板部に形成した穴部に回動自在に嵌合するとともに、上端部を立上板の切起こし部に形成された凹部に外側から係合している。そして、両端が立上板に係止された線形ばねを、ロック軸の溝部に外側から係合して押さえることにより、ロック軸の上端部を切起こし部に保持している。そして、ロック軸の下端部を回動して爪片を出退させ、外枠の水平板部に係脱させることにより、爪片により内枠を外枠にロック、解除することができる。
また特許文献2では、爪片を有するロック軸の下端部を、内枠の水平板部の穴部に嵌合させ、凹部を有する板状の支持部材を内枠に嵌め込むことで、このロック軸の胴部を回動自在に保持している。
特許第3929343号 特開2008−95379号
しかしながら、上記特許文献1および2では、内枠の加工とロック軸以外に、線形ばねや板状の支持部材を必要とし、複数の部品が必要であるという問題があった。
本発明は上記問題点を解決して、部品点数を削減して組立が容易に行え、製造コストを削減できる点検口のロック装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、壁面の開口部に取り付けられた外枠と、当該外枠に開閉自在に設けられて蓋板で閉鎖された内枠とを具備した点検口のロック装置であって、
内枠の所定位置に、前記壁面に垂直な軸心周りに回動自在に支持されたロック軸を設け、
当該ロック軸に、外枠に係合可能なロック爪を突設し、
内枠に、ロック軸の外端軸部が嵌合される軸支持穴と、内枠から切り起こされてロック軸の内端軸部が保持される軸保持部を形成し、
ロック軸に、当該ロック軸を軸心方向に収縮自在な装着用収縮機構と、離脱規制用凸部とを設け、
内枠に、前記離脱規制用凸部が係合されてロック軸の軸心方向の移動を規制する離脱規制部を形成し、
前記装着用収縮機構により前記ロック軸を収縮させて、前記外端軸部と前記内端軸部を前記軸支持穴と前記軸保持部にそれぞれ嵌合させてロック軸を内枠に装着するとともに、前記離脱規制用凸部を離脱規制部に係合したものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、
装着用収縮機構は、ロック軸の軸心側から空間部が半径方向に沿って伸び、軸心方向に縮幅可能なU字溝を弾性部材により形成した板ばね構造としたものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の構成において、
弾性を有する樹脂によりロック軸を一体成形し、
外端軸部と内端軸部の間の軸本体からロック爪を軸心方向に沿って突出させ、
前記ロック爪の内端部にU字溝の辺部を一体成形したものである。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の構成において、
内枠は、壁面に平行で支持穴が形成された平面板と、当該平面板に垂設されて軸保持部が形成された立面板とを具備し、
前記立面板に離脱規制部を形成したものである。
請求項1記載の発明によれば、装着用収縮機構によりロック軸を軸心方向に収縮させて、両端軸部をそれぞれ軸支持穴と軸保持部に容易に装着することができる。また装着することにより、ロック軸の離脱規制凸部が内枠の離脱規制部に係合されて、ロック軸の軸心方向の移動が規制される。これにより、ロック軸の収縮が防止されてロック軸の離脱が防止できるとともに、またロック爪の軸心方向の位置を適正に保持することができ、外枠の部材へのスムーズな乗り上げとロックを行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、装着用収縮機構を、弾性部材により形成したU字形の板ばね構造とすることにより、簡単な構造でロック軸に容易に設けることができる。
請求項3記載の発明によれば、装着用収縮機構の弾性部材を含むロック軸全体を、弾性を有する樹脂で一体成形することにより、製造コストを大幅に低減することができる。
請求項4記載の発明によれば、平面板に軸支持穴を形成し、立面板にプレスなどで軸保持部を切り起こすとともに、離脱規制部を形成することにより、ロック軸を装着することができ、従来のようにロック軸を取り付けるための部材も不要で、容易にロック軸を装着することができる。
(a)〜(c)は本発明に係る天井点検口のロック装置の実施例を示し、(a)〜(c)はそれぞれロック軸の装着手順を説明する縦断面図である。 (a)〜(c)はロック装置の詳細図で、(a)はロック装置、内枠および外枠を示す一部切り欠き部分断面図、(b)は(a)に示すA−A断面図、(c)は(a)に示すB−B断面図、(d)は(a)に示すC−C断面図、(e)は(a)に示すD−D断面図である。 (a)〜(c)はそれぞれロック軸を示す斜視図である。 外枠と内枠の離脱状態におけるロック装置の縦断面図である。 外枠と内枠を示す分解状態の全体斜視図である。 開閉支持部を説明する側面視の断面図である。 (a)および(b)は装着用収縮機構の変形例を示す側面図で、(a)はロック爪とU字部材とを別々に設けたもの、(b)はU字部材を金属製にしたものである。 (a)および(b)は装着用収縮機構の他の実施例を示し、(a)は側面視の部分断面図、(b)は装着状態の縦断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図5に示すように、この点検口は、たとえば仕上面である天井壁面(壁面)12に設けられる天井点検口11で、この天井点検口11は、天井壁面12に形成された開口部の四辺に取り付けられる矩形(または正方形)の外枠13と、この外枠13に開閉支持部14を中心に開閉自在に設けられ蓋板15で閉鎖された矩形(または正方形)の内枠16と、この内枠16の前辺部16Fの中央部に設けられたロック装置17とを具備している。
(外枠)
外枠13は、押し出し成形された軽合金(アルミニウム合金)製で、同一断面のいわゆる型材を4本、四辺に配置し、四隅をL字形のコーナ連結板23で連結したもので、前後辺部13F,13Bと左右辺部13L,13Rからなる矩形(または正方形)に形成されている。
外枠13は、図2に示すように、天井壁面12に平行に取り付けられる平面板21と、この平面板21の上面に垂設された立面板22とで逆T字形断面に形成されている。
前記平面板21の外縁部に、底面側に突出する山形凸状の外エッジ部21aが形成されるとともに、内縁部に、底面側に突出する山形凸状の内エッジ部21bが形成され、さらに内エッジ部21bの上部に、内枠16の侵入を規制する規制段部24が形成されている。また平面板21の上面には、立面板22に接近して突設され外下溝25aを形成する突条部25が形成されている。一方、立面板22の上縁部に外枠フランジ26が成形され、外枠フランジ26の内縁部と外縁部がそれぞれ下方に折り曲げられて、外下溝25aに対向する外上溝26aと、内上溝26bとがそれぞれ形成されている。そしてこれら外下溝25aと外上溝26aにそれぞれコーナ連結板23が係合される。
(内枠)
内枠16は、図5に示すように、押し出し成形された軽合金(アルミニウム合金)製で、同一断面のいわゆる型材を4本、四辺に配置し、四隅がL字形のコーナ連結板33で連結したもので、前後辺部16F,16Bと左右辺部16L,16Rとからなり、外枠13よりひとまわり小さい矩形(または正方形)に形成されている。
内枠16は、図1,図2に示すように、天井壁面12に平行に配置される平面板31と、この平面板31の上面に垂設された立面板32とで逆T字形断面に形成されている。
前記平面板31の外縁部に、底面側に突出する山形凸状の外エッジ部31aが形成されるとともに、内縁部に、底面側に突出する山形凸状の内エッジ部31bが形成されている。また平面板31の上面には、立面板32に接近して突設され外下溝35aを形成する突条部35が形成されている。一方、立面板32の上縁部に外側に折り曲げられた内枠フランジ36が成形され、内枠フランジ36の外縁部が下方に折り曲げられて、外下溝35aに対向する外上溝36aが形成されている。そしてこれら外下溝35aと外上溝36aにそれぞれコーナ連結板33が係合される。
(開閉支持部)
開閉支持部14は、図5,図6に示すように、外枠13と内枠16の左右辺部13R,13L,16R,16Lで固定端側に設けられており、外枠13の立面板22に取り付けられた支持ブロック41と、内枠16のコーナ連結板33に突設されて支持ブロック41に挿脱可能に係合される円弧形の板状軸部42とを具備している。前記支持ブロック41は、板状軸部42遊端側に開口して板状軸部42が挿脱可能な挿脱溝43と、この挿脱溝43に連続する収容凹部44とを具備し、この収容凹部44に、内枠16の閉鎖姿勢時に板状軸部42を安定して保持させる閉鎖用凹嵌部44aと、内枠16の開放姿勢時に板状軸部42を安定して保持させる開放用凹嵌部44bとが設けられている。また挿脱溝43は、内枠16が垂直となる開放姿勢時にのみ板状軸部42が通過可能に形成される。
(ロック装置)
ロック装置17は、図1〜図3に示すように、内枠16の前辺部16Fの中央部に、天井壁面12に垂直な軸心O周りに回動自在に支持されたロック軸51を有し、外枠13内に内枠16を閉じて規制段部24に内枠16の外エッジ部31aを当て付けた後、ロック軸51を回動して、ロック軸51から突設されたロック爪54を、規制段部24に乗り上げさせて立面板32に垂直なロック姿勢とすることにより、外エッジ部31aとロック爪54とで外枠13の規制段部24を挟持させて、内枠16を外枠13内にロックすることができる。またロック軸51を90°反転させ、ロック爪54を規制段部24から離脱させて立面板32に平行な開放姿勢とすることにより、内枠16を外枠13から開放することができる。
このロック軸51は、弾性を有する樹脂により一体成形されたもので、図3に示すように、作動端となる外端軸部52と、ロック爪54を有する軸本体53と、U字溝56aを有する装着用収縮機構55と、この装着用収縮機構55により軸心Oに沿って収縮方向の変位される内端軸部57とを具備し、軸本体53のU字溝56aの下部に、ロック軸51の軸心O方向の位置を規制する規制鍔部(離脱規制凸部)58と、開放姿勢とロック姿勢でそれぞれロック軸51を係止する位置決め部59とが順次形成されている。
一方、内枠16には、平面板31に形成されて外端軸部52が回転自在で挿脱可能に嵌合される軸支持穴61が形成されている。また、この軸支持穴61の上方で、内枠16の立面板32には、外面側に水平方向に沿ってV形に切り起こされ、その中央部に形成された湾曲部62aの内面でロック軸51の内端軸部57を回動自在に保持する軸保持部62が形成されている。さらに、軸保持部62の下部の立面板32に、規制鍔部58の一部を係合してロック軸51の軸心O方向の移動を規制し、ロック軸51の離脱を防止する矩形状の離脱規制穴(離脱規制部)63が形成されている。
外端軸部52には、マイナスドライバなどの作動具の先端が嵌合される入力溝52aが半径方向に形成されている。
ロック爪54は、軸本体53から軸心O方向に沿って装着用収縮機構55までの間に全長にわたって半径方向に突設されている。またロック爪54の下辺係止部54aには、規制段部24への乗り上げをスムーズに行うための傾斜ガイド面54bが、ロックする回動方向の前部に形成されている。
(装着用収縮機構)
装着用収縮機構55は、軸本体53の上部に、空間部(U字溝56a)が軸心Oに垂直な方向に形成されたU字部材(弾性部材)56を設けた板ばね構造により構成される。このU字部材56は、下辺部がロック爪54の上辺部と一体に形成されて軸本体53から半径方向にロック爪54の遊端側に伸びるU字溝56aを形成している。したがって、図1に示すように、U字部材56の弾性を利用してU字溝56aの開口端を縮幅することにより、内端軸部57を後退させてロック軸51の軸心O方向の全長を収縮させることができる。これにより、ロック軸51の両端軸部52,57を内枠16の軸支持穴61と軸保持部62にそれぞれ嵌合させることができる。
また内端軸部57の端面には、軸保持部62の嵌入をスムーズに行うためのテーパガイド面57aが、ロック爪54の反対側に向かって下方に傾斜するように形成されている。
(離脱防止部)
規制鍔部58は、図2(d)に示すように、U字溝56aの下部で軸本体53より大径に形成され、軸本体53の軸心Oを中心としてロック軸51が回動する範囲で離脱規制穴63に係合する略180°の範囲に形成されている。そして、規制鍔部58の一部が離脱規制穴63に係合されることで、軸本体53の軸心O方向の移動を規制している。これは、たとえば外端軸部52の操作時に、軸本体53が押し上げられると、U字溝56aが縮幅状態になり、内枠16に振動が生じたり、U字部材56の復帰が遅れると、内端軸部57が軸保持部62から抜け出てロック軸51が離脱する恐れがあるが、規制鍔部58の一部を離脱規制穴63に係合させることで、U字溝56aの縮幅を防止してロック軸51の離脱を未然に防止することができる。また内枠16が閉鎖された状態で、ロック軸51のロック方向の回動時に、ロック爪54の下辺係止部54aを規制段部24に乗り上げて回動させる必要があるが、規制鍔部58の一部を離脱規制穴63に係合させることで、ロック爪54の下辺係止部54aの位置を、平面板31から規制段部24の厚み分上方に配置することができ、ロック爪54を規制段部24にスムーズに乗り上げさせて、ロック軸51をスムーズに操作することができる。
(ロック軸の位置決め)
位置決め部59は、図2(e)に示すように、軸本体53の規制鍔部58の下部にそれぞれ形成され、ロック爪54の反対面に形成されてロック姿勢で立面板32に面接触されるロック平面59aと、ロック爪59の左側面に形成されて開放姿勢で立面板32に面接触される開放平面59bと、これらロック平面59aと開放平面59bとを45°傾斜して接続する中間傾斜面59cとで構成されている。そして、ロック時には、開放平面59b→中間傾斜面59c→ロック平面59aの順に立面板32に当接されることで、ロック軸51が開放姿勢→中間姿勢→ロック姿勢の順に3段階で回動され、手動操作した感触でロック爪54の姿勢を正確に把握することができるとともに、ロック爪59を開放姿勢とロック姿勢とで保持することができる。
(ロック軸の装着)
ロック軸51の装着手順は、図1に示すように、ロック軸51の外端軸部52を内枠16の平面板31の上方から軸支持穴61に嵌め込む。次に内端軸部57を上方から加圧してU字溝56aの開口側を縮幅し、内端軸部57を後退させて軸保持部62の湾曲部62aに嵌め込む。そして、U字部材56の弾性でU字溝56aが元の開口幅に復帰されることにより、外端軸部52が軸支持穴61に支持されるとともに、内端軸部57が軸保持部62の湾曲部62aに保持されてロック軸51が内枠16に装着される。この時、ロック軸51の規制鍔部58が離脱規制穴63に嵌合されることにより、軸本体53の軸心O方向への移動が規制されて、ロック軸51が離脱されるのが防止される。また規制鍔部58が離脱規制穴63に嵌合されることにより、ロック爪54の下辺係止部54aが平面板31より規制段部24の厚み分だけ上方に位置決めされることで、ロック爪54が規制段部24に衝突することなくスムーズに乗り上げられて、ロック軸51を開放姿勢からロック姿勢に回動させることができる。
(実施例の効果)
上記実施例によれば、ロック装置17において、装着用収縮機構55によりロック軸51の全長を収縮させて、両端軸部52,57を軸支持穴61と軸保持部62にそれぞれ容易に装着することができるとともに、装着した状態で、ロック軸51の規制鍔部58を内枠16の離脱規制穴63に係合することにより、ロック軸51が軸心O方向に移動するのを規制して、ロック軸51の離脱を防止することができる。また規制鍔部58と離脱規制穴63とにより、ロック爪54の軸心O方向の位置を適正に保持することができるので、ロック軸51をスムーズに回動させてロック爪24を規制段部24に乗り上げさせ、内枠16を外枠13内にロックすることができる。
また装着用収縮機構55を、U字溝56aを形成するU字部材56からなる板ばね構造とすることにより、ロック軸51に容易に設けることができる。
さらに、U字部材56を含むロック軸51の全体を、弾性を有する樹脂で一体成形することにより、製造コストを大幅に低減することができる。
さらにまた、平面板31に軸支持穴61を形成し、立面板32にプレスなどで軸保持部62を切り起こすとともに、離脱規制穴63を形成することにより、ロック軸51を容易に装着して離脱を防止することができ、従来のようにロック軸を取り付けるための部材も不要となる。
(ロック軸の変形例)
図7(a)は、装着用収縮機構の変形例を示し、軸本体53から突設されるロック爪54と、U字部材56とを別々に配置したもので、上記実施例と同様の作用効果を奏することができる。また図7(b)は、ロック軸51の他の変形例を示し、ばね鋼からなるU字部材60を軸本体53に介在させてU字溝56aを形成したもので、上記実施例と同様の作用効果を奏することができる。
(ロック軸の他の実施例)
図8は、先の実施例における板ばね構造の装着用収縮機構55から、伸縮軸構造からなる装着用収縮機構75に変更したものである。なお、先の実施例と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
すなわち、この装着用収縮機構75は、ロック軸71の軸本体72を、ロック爪54、規制鍔部58および位置決め部59を形成した固定筒73と、この固定筒73の軸穴74に出退自在に嵌合されて内端軸部57を有するスライド軸76とで構成し、軸穴74内に、スライド軸76を伸展方向に付勢する付勢手段であるコイルばね77と、スライド軸76に設けられてコイルばね77の付勢力を受ける受圧リング78aと、固定筒73にねじ機構(図示せず)を介して設けられてスライド軸76の抜け出しを防止するストッパ78bとを具備している。
上記構成によれば、装着用収縮機構75を構成する伸縮構造により、ロック軸71の部品点数が少し増加するものの、予め組み立てられたロック軸71を容易に装着することができる。
11 天井点検口
12 天井壁面(壁面)
13 外枠
13F 前辺部
14 開閉支持部
15 蓋板
16 内枠
16F 前辺部
17 ロック装置
21 平面板
22 立面板
23 コーナ連結板
24 規制段部
26 外枠フランジ
31 平面板
32 立面板
33 コーナ連結板
36 内枠フラン
41 支持ブロック
42 板状軸部
51 ロック軸
52 外端軸部
53 軸本体
54 ロック爪
54a 下辺係止部
55 装着用収縮機構
56 U字部材
56a U字溝
57 内端軸部
58 規制鍔部(離脱規制凸部)
59 位置決め部
60 U字部材
61 軸支持穴
62 軸保持部
62a 湾曲部
63 離脱規制穴(離脱規制部)
71 ロック軸
72 軸本体
73 固定筒
74 軸穴
75 装着用出縮機構
76 スライド筒
77 コイルばね
78a,78b ストッパ

Claims (4)

  1. 壁面の開口部に取り付けられた外枠と、当該外枠に開閉自在に設けられて蓋板で閉鎖された内枠とを具備した点検口のロック装置であって、
    内枠の所定位置に、前記壁面に垂直な軸心周りに回動自在に支持されたロック軸を設け、
    当該ロック軸に、外枠に係合可能なロック爪を突設し、
    内枠に、ロック軸の外端軸部が嵌合される軸支持穴と、内枠から切り起こされてロック軸の内端軸部が保持される軸保持部を形成し、
    ロック軸に、当該ロック軸を軸心方向に収縮自在な装着用収縮機構と、離脱規制用凸部とを設け、
    内枠に、前記離脱規制用凸部が係合されてロック軸の軸心方向の移動を規制する離脱規制部を形成し、
    前記装着用収縮機構により前記ロック軸を収縮させて、前記外端軸部と前記内端軸部を前記軸支持穴と前記軸保持部にそれぞれ嵌合させてロック軸を内枠に装着するとともに、前記離脱規制用凸部を離脱規制部に係合した
    ことを特徴とする点検口のロック装置。
  2. 装着用収縮機構は、ロック軸の軸心側から空間部が半径方向に沿って伸び、軸心方向に縮幅可能なU字溝を弾性部材により形成した板ばね構造とした
    ことを特徴とする請求項1記載の点検口のロック装置。
  3. 弾性を有する樹脂によりロック軸を一体成形し、
    外端軸部と内端軸部の間の軸本体からロック爪を軸心方向に沿って突出させ、
    前記ロック爪の内端部にU字溝の辺部を一体成形した
    ことを特徴とする請求項2記載の点検口のロック装置。
  4. 内枠は、壁面に平行で軸支持穴が形成された平面板と、当該平面板に垂設されて軸保持部が形成された立面板とを具備し、
    前記立面板に離脱規制部を形成した
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の点検口のロック装置。
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